JP4602468B1 - 部品検出装置及び部品検出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 安全な作業現場を確保すると共に水滴や粉塵などの導電性異物に基づく誤動作を未然に防止する。
【解決手段】 一方の導電部材と他方の導電部材との間に介在する導電性部品に対して所定の作業が実行される部品処理手段に付設され、両導電部材間に介在する導電性部品と導電性異物とを、両導電部材間に電気的に接続された検出回路41により判別する部品検出装置であって、検出回路41は、入力電圧に基づいて基準電圧を生成する基準電圧発生回路部43と、検出端子から入力される検出電圧と基準電圧とを比較する電圧比較回路部44と、両導電部材間に導電性部品が介在する時の検出電圧を基準電圧以下とし、かつ、両導電部材間に導電性異物が介在する時の検出電圧を基準電圧よりも大きくするように、その検出電圧を調整する感度調整回路部45とを具備する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、自動車の車体溶接工程や、家庭電化製品の板金溶接工程などにおいて、一方の導電部材と他方の導電部材との間に介在する導電性部品に対して所定の作業が実行される部品処理手段に付設され、両導電部材間に介在する導電性部品と導電性異物とを判別する部品検出装置及び部品検出方法に関する。
なお、前述の部品処理手段としては、部品搬送や部品加工などの分野において種々なものがある。具体例としては、導電性部品であるプロジェクションボルトを相手部材に溶接する電気抵抗溶接機の電極部や、円形のボウルに振動を付与してプロジェクションナットを送出するパーツフィーダのストッパ部などが挙げられる。
例えば、プロジェクションボルトを相手部材に溶接する電気抵抗溶接機の電極部としては、特許文献1に開示されたものがある(例えば、特許文献1参照)。なお、鉄製のプロジェクションボルト1(以下、単にボルトと称す)は、図8に示すように、外周面に雄ねじが形成された軸部2と、その軸部2と一体的に形成されたフランジ部3と、軸部2とは反対側のフランジ面に形成された溶着用突起4とを備えた軸状部品である。また、相手部材は鋼板などの板状部品である。
図9は特許文献1に開示された電極部101の概略構造を示す。この電極部101は、同図に示すように、略円筒状を有する導電性の電極本体102内に絶縁材料製のガイド筒103が挿入され、そのガイド筒103内に連通した状態で電極本体102の端面に開口する受入孔104が形成されている。この受入孔104の開口先端側内周面は導電性の電極本体102で構成されている。
一方、受入孔104の開口先端側を除く内周面を構成するガイド筒103内には、磁石105を内蔵した導電性のロッド106が進出方向(図示下方)に位置規制された状態で収容され、その受入孔104の最奥部に配置された導電性の座金107とロッド106との間にコイルばね108が張設されることにより、ロッド106が受入孔104内で退入自在に配置されている。
この電極部101では、受入孔104にボルト1の軸部2が挿入されると、ロッド106に内蔵された磁石105によりボルト1の軸部2が吸引され、そのロッド106の先端部に軸部2が吸着される。この吸着後、電極部101が相手部材(図示せず)に加圧されると、フランジ部3が電極本体102の先端面に密着するので、座金107−コイルばね108−ロッド106−ボルト1のフランジ部3−電極本体102の先端面からなる通電経路が形成される。この通電経路による通電でもって、ボルト1が存在して受入孔104に軸部2が正常に挿入されていることを検出するようにしている。
以上のようにして、ボルト1が存在してその軸部2が電極部101の受入孔104に正常に挿入されていることを検出した後、その検出信号をトリガとして電極本体102を進出させることにより、ロッド106がコイルばね108の弾性力に抗して後退し、ボルト1のフランジ部3が電極本体102の端面に当接する。この状態で、溶接電流を通電することにより、フランジ部3の突起4を相手部材(図示せず)に溶接する。
なお、ボルト1が存在しなかったり、あるいは、ボルト1は存在するがその軸部2が受入孔104に正常に挿入されていなかったりした場合には、前述の通電経路が形成されないことから、非通電状態となってボルト1が存在しないか、あるいは、ボルト1は存在するがその軸部2が受入孔104に正常に挿入されていないことを検出することができる。この検出信号をトリガとして電極本体102を進出させることなく溶接動作を停止する。
特許第2789020号公報
ところで、電極本体102の進出によりボルト1のフランジ部3が電極本体102の先端面に密着して通電経路が形成されることで、ボルト1が存在してその軸部2が電極本体102の受入孔104に正常に挿入されているか否かを検出した上で、溶接電流を通電開始するかどうかを判定するためにリレーを使用することが考えられる。この場合、電極本体102と座金107との間にリレーを電気的に接続することになるが、このリレーを動作させるための電圧としては、通常24V程度の直流電圧を必要とする。
このように、リレー動作電圧として24V程度の直流電圧を使用した場合、ボルト1が存在してその軸部2が電極本体102の受入孔104に正常に挿入されていると、通電経路の一部を構成する電極本体102およびボルト1のフランジ部3が通電状態となっている。この時、作業者が電極本体102あるいはボルト1のフランジ部3に触れると、ビリッとした感覚により思わず手を引っ込めることで思わぬ二次災害を引き起こすことにもなり兼ねない。このような状況では、安全な作業現場を確保することが困難である。
一方、前述のような二次災害を避けるためにリレーを使用せず、市販の近接センサや静電容量型センサを使用することも考えられる。しかしながら、近接センサの場合、受入孔104の近傍に近接センサを埋設した構造となるため、溶接電流が通電される時に発生する磁界、溶接時の熱の影響や、溶接回数の増大により、その溶接後に近接センサの動作不良が発生してそれ以降で検出不能となる可能性がある。また、静電容量型センサは、図9に示す電極構造において座金107と電極本体102との間に配置されると共に静電容量に依存するものであることから、その検出精度が高感度過ぎるという問題がある。
静電容量型センサの場合、電極部101に付着した水滴や粉塵などの導電性異物によって誤検出が発生する可能性がある。例えば電気抵抗溶接機の電極部101では、溶接時の過熱を防止するために冷却水を使用するが、分解整備などの際にこの冷却水が飛散して電極部101の受入孔104内に侵入すると、特許文献1に開示された電極部101では、ボルト1が存在しないにもかかわらず、受入孔104内における開口先端側内周面の箇所とロッド106とが水滴により導通状態となってボルト1が存在するという誤検出が発生する。
また、溶接時に発生する粉塵が電極部101の受入孔104内に侵入することで、前述の場合と同様、ボルト1が存在しないにもかかわらず、受入孔104内で開口先端側内周面に位置する電極本体102とロッド106とが粉塵により導通状態となってボルト1が存在するという誤検出が発生する。
このような誤検出が発生すると、ボルト1が存在しない状態であるにもかかわらず、溶接動作を開始することによる空打ちが発生するという問題があった。前述の誤検出は、電気抵抗溶接機の電極部における問題であるが、実際には電気抵抗溶接以外の部品搬送などの電気的検出の分野においても発生する。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、安全な作業現場を確保すると共に水滴や粉塵などの導電性異物に基づく誤動作を未然に防止し得る部品検出装置及び部品検出方法を提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、請求項1記載の部品検出装置の発明は、一方の導電部材と他方の導電部材との間に介在する導電性部品に対して所定の作業が実行される部品処理手段に付設され、両導電部材間に介在する導電性部品と導電性異物とを、両導電部材間に電気的に接続された検出回路により判別する装置であって、検出回路は、入力電圧に基づいて基準電圧を生成する基準電圧発生回路部と、両導電部材間から入力される検出電圧と基準電圧とを比較する電圧比較回路部と、両導電部材間に導電性部品が介在する時の検出電圧を基準電圧以下とし、かつ、両導電部材間に導電性異物が介在する時の検出電圧を基準電圧よりも大きくするように、その検出電圧を調整する感度調整回路部とを具備したことを特徴とする。ここで、「感度調整」とは、導電性部品と導電性異物という異なる対象物を判別するために検出電圧を調整することを意味する。
本発明に係る部品検出装置では、部品処理手段により所定の作業が実行されるに先立って、一方の導電部材と他方の導電部材との間に導電性部品が介在すると、一方の導電部材、導電性部品および他方の導電部材からなる通電経路が形成される。本発明では、これら二つの導電部材に対して、基準電圧発生回路部、電圧比較回路部および感度調整回路部で構成された検出回路を電気的に接続する。
この検出回路では、例えば5Vの入力電圧に基づいて例えば2.5Vの基準電圧を基準電圧発生回路部で生成する。一方の導電部材と他方の導電部材との間に導電性部品が介在する時の検出電圧を基準電圧以下とし、かつ、二つの導電部材間に導電性部品以外の導電性異物が介在する時の検出電圧を基準電圧よりも大きくするように、その検出電圧を感度調整回路部で調整し、検出電圧と基準電圧とを電圧比較回路部で比較する。
この電圧比較回路部において検出電圧と基準電圧とを比較した結果、その検出電圧が基準電圧以下であれば、導電性部品が二つの導電部材間に存在することになり、その場合、部品処理手段による所定の作業を実行開始する。また、検出電圧が基準電圧よりも大きければ、二つの導電部材間に導電性部品以外の導電性異物が介在することになり、その場合、部品処理手段による所定の作業を停止する。
請求項2記載の発明は、感度調整回路部の検出電圧を、人体に影響のない安全な15V以下の電圧とした請求項1に記載の部品検出装置である。このように、感度調整回路部の検出電圧を、人体に影響のない安全な15V以下の電圧とすれば、作業者が導電部材あるいは導電性部品に触れても、感度調整回路部から導電部材あるいは導電性部品を介して大地へ流れる電流による人体への影響をなくし、ビリッとした感覚により思わず手を引っ込めることで思わぬ二次災害を引き起こすことも皆無となり、安全な作業現場を確保することが容易となる。
請求項3記載の発明は、部品処理手段が電気抵抗溶接機であり、導電部材が電気抵抗溶接機の電極部を構成する部品であり、導電性部品がプロジェクションボルトである請求項1又は2に記載の部品検出装置である。このように、部品処理手段が電気抵抗溶接機であり、導電部材が電気抵抗溶接機の電極部を構成する部品であり、導電性部品がボルトである用途に本発明を適用すれば、ボルトを相手部材に溶接するに先立って、電気抵抗溶接機の電極部にボルトがセッティングされているのか、あるいはボルトが存在せずに水滴や粉塵などの導電性異物が存在するのかを確実に検出することができる。
請求項4記載の部品検出方法の発明は、一方の導電部材と他方の導電部材との間に介在する導電性部品に対して所定の作業が実行される部品処理手段に付設され、両導電部材間に電気的に接続された検出回路により、両導電部材間に介在する導電性部品と導電性異物とを判別する方法であって、入力電圧に基づいて基準電圧を検出回路の基準電圧発生回路部により生成し、両導電部材間から入力される検出電圧と基準電圧とを検出回路の電圧比較回路部により比較するに際して、両導電部材間に導電性部品が介在する時の検出電圧を基準電圧以下とし、かつ、両導電部材間に導電性異物が介在する時の検出電圧を基準電圧よりも大きくするように検出回路の感度調整回路部により検出電圧を調整することを特徴とする。
本発明における部品検出装置及び部品検出方法によれば、基準電圧発生回路部、電圧比較回路部および感度調整回路部で構成された検出回路を二つの導電部材に対して電気的に接続したことにより、電圧比較回路部において、感度調整回路部で調整された検出電圧と基準電圧とを比較した結果、その検出電圧が基準電圧以下であれば、導電性部品が二つの導電部材間に存在することになり、また、検出電圧が基準電圧よりも大きければ、二つの導電部材間に導電性部品以外の導電性異物が介在することになり、二つの導電部材間に、導電性部品が存在するのか、あるいは導電性部品以外の導電性異物が存在するのかを判定でき、その導電性異物による誤検出を未然に防止することができる。その結果、導電性部品が存在せずに導電性異物が存在する状態で部品処理手段が動作することを防止でき、安全性に富んだ高信頼性の部品検出装置を提供できる。
本発明に係る部品検出装置の実施形態で、検出回路を示す回路構成図である。 図1の感度調整回路部、基準電圧発生回路部および電圧比較回路部の具体的回路例を示す回路構成図である。 図2の電圧比較回路部での動作状態を説明するためのもので、(A)はボルトが存在する場合を示す回路構成図、(B)はボルトが空の場合を示す回路構成図、(C)は導電性異物が存在する場合を示す回路構成図である。 電気抵抗溶接機の電極部で、(A)は電極部を進出させる前の状態を示す断面図、(B)は電極部を進出させた後の状態を示す断面図である。 電気抵抗溶接機の電極部で、導電性異物が付着した状態を示す断面図である。 本発明の他の実施形態で、パーツフィーダのストッパ部の概略構成を示す断面図である。 パーツフィーダのストッパ部に導電性異物が付着した状態を示す断面図である。 ボルトを示す図である。 従来における電気抵抗溶接機の電極部を示す断面図である。
本発明に係る部品検出装置および部品検出方法の実施形態を以下に詳述する。以下の実施形態では、ボルトを鋼板に溶接する電気抵抗溶接機の電極部に付設した部品検出装置および部品検出方法を例示する。
この実施形態における導電性部品である鉄製のプロジェクションボルト1は、図8に示すように、外周面に雄ねじが形成された軸部2と、その軸部2と同芯で一体的に形成された円形のフランジ部3と、軸部2とは反対側のフランジ面に形成された溶着用突起4とを備えた軸状部品である。各部の寸法は、軸部2の直径が6mm、軸部2の長さが27mm、フランジ部3の直径が14mmである。また、このボルト1を溶接する相手部材は、鋼板などの板状部品である。
図4(A)(B)は、前述したボルト1を鋼板31に溶接する電気抵抗溶接機の電極部5の概略構造を示すもので、この電極部5はエアシリンダや進退出力式の電動モータなどの駆動手段(図示せず)によって進退動作をする。
この電気抵抗溶接機における電極部5は電極本体6を有する。この電極本体6は、クロム銅などの銅合金材料で製作された導電性の円筒型部材である。この電極本体6は、取付け部材7に固定されている上部電極本体8と、この上部電極本体8にねじ部9を介して結合されている中間電極本体10と、この中間電極本体10の端部にねじ部11を介して結合されている下部電極本体12とで構成されている。下部電極本体12の端面は、ボルト1のフランジ部3に密着する平坦な電極端面13とされている。
前述の中間電極本体10の内側に、ウレタン樹脂やポリアミド樹脂などの合成樹脂で製作された絶縁性のガイド筒14が挿入され、そのガイド筒14の内側に大径孔15とこれに連通する小径孔16が形成されている。また、下部電極本体12にボルト1の軸部2が挿入される受入孔17が設けられている。この受入孔17は、一端がガイド筒14の小径孔16に連通し、他端が電極端面13に開口している。受入孔17の中心軸線は電極本体6の中心軸線と一致している。
受入孔17の内面は絶縁構造とされている。この絶縁構造は、下部電極本体12に嵌め込まれた絶縁筒18と空隙19とによって構成されている。絶縁筒18の内径はボルト1の軸部2の外径よりも僅かに大きく設定され、また、空隙19部位の内径はボルト1の軸部2の外径よりも十分に大きく設定されている。このような寸法関係に設定することで、ボルト1の軸部2が電極本体6の軸線に対して傾斜してもその傾斜角度は僅かなものとなり、軸部2が空隙19部位の内面に接触しないようにしている。なお、絶縁筒18の内径は、ガイド筒14の小径孔16の内径と同じ大きさとしている。
下部電極本体12の受入孔17内に挿入されたボルト1の軸部2を受け止める円柱状のストッパ部材21が、電極本体6の軸線に沿って進退可能な状態でガイド筒14内に配置されている。このストッパ部材21は、大径孔15の内周面に摺動自在に嵌合された大径部22と、小径孔16の内周面に摺動自在に嵌合され、ボルト1の軸部2の端部を受け止める小径部23とで構成されている。ストッパ部材21の大径部22には永久磁石24が埋設されており、そのため、大径部22は二分割構造をなして溶接などにより一体化されている。
上部電極本体8の内側に、ウレタン樹脂やポリアミド樹脂などの合成樹脂で製作された絶縁性のカップ部材26が下方に開放した状態で挿入され、その奥部(図示上部)に銅合金製の導電性端子板27が配置されている。この端子板27とストッパ部材21の間に圧縮コイルばね28が張設されており、その張力はガイド筒14の大径孔15と小径孔16の境界部分に形成されたストッパ面29に、ストッパ部材21の大径部22が弾圧接触することによって受け止められる。なお、この実施形態では圧縮コイルばね28を使用しているが、この圧縮コイルばね28の代わりに、圧縮空気の圧力をストッパ部材21の上面に作用させる空気ばねを利用することも可能である。
ストッパ部材21の大径部22がストッパ面29に弾圧接触している状態においては、永久磁石24の吸引力がボルト1の軸部2に作用しているので、軸部2の端部はストッパ部材21の小径部23の端面に吸着されている。図4(A)に示す状態において、下部電極本体12の電極端面13とボルト1のフランジ部3との間に微小隙間Lが付与されている。図示の場合、隙間Lは1mmである。この永久磁石24の吸引力によって、ボルト1が受入孔17から抜け落ちないようになっている。
図4(B)に示すように、電極部5が図示下方へ進出してボルト1のフランジ部3の溶着用突起4が鋼板31に押し付けられると、それに引き続いて隙間Lが縮まりながら圧縮コイルばね28がその弾性力に抗して圧縮され、下部電極本体12の電極端面13とボルト1のフランジ部3とが密着する。ボルト1の相手部材である鋼板31は、支持治具32上に位置決めされ、支持治具32から溶接電流が接地側へ流れるようになっている。この支持治具32の代わりに鋼板31の下側に固定電極(図示せず)を配置する構造であってもよい。図4(B)に示す状態において、電極部5に溶接電流を通電することにより、ボルト1のフランジ部3を鋼板31に溶接する。
この電極部5では、上部電極本体8、中間電極本体10および下部電極本体12が一方の導電部材を構成し、端子板27、圧縮コイルばね28およびストッパ部材21が他方の導電部材を構成する。図4(B)に示すように、受入孔17にボルト1が存在してその軸部2の端部がストッパ部材21の小径部23に当接すると共に、フランジ部3が下部電極本体12の電極端面13に当接した状態で、端子板27−圧縮コイルばね28−ストッパ部材21−ボルト1−下部電極本体12−中間電極本体10−上部電極本体8からなる通電経路mが形成される。この通電経路mの形成をトリガ信号として取り出すことで、ボルト1と鋼板31との溶接を開始する。
一方、図5に示すように、電極部5へのボルト1の供給ミスにより受入孔17にボルト1が存在せず、下部電極本体12の電極端面13および受入孔17に水滴や粉塵などの導電性異物pが付着した場合も同様である。つまり、水滴や粉塵などの導電性異物pが下部電極本体12の電極端面13および受入孔17に付着した状態でも、端子板27−圧縮コイルばね28−ストッパ部材21−導電性異物p−下部電極本体12−中間電極本体10−上部電極本体8からなる通電経路nが形成されることになる。なお、導電性異物pが水である場合には水滴や水膜の状態で存在するのであるが、理解し易くするために導電性異物pは丸い粒子を配列した状態で誇張して図示してある。
図4(B)に示すように受入孔17にボルト1が存在する場合には、前述した通電経路mの形成をトリガ信号として取り出すことで、電極部5に溶接電流を通電することにより、ボルト1のフランジ部3を鋼板31に溶接すればよいが、図5に示すように、受入孔17にボルト1が存在せず、下部電極本体12の電極端面13および受入孔17に水滴や粉塵などの導電性異物pが付着することにより、通電経路nが形成された場合には、ボルト1と鋼板31との溶接を停止する必要がある。
このように、ボルト1が存在する場合と導電性異物pが付着する場合とを判別する必要がある。そこで、下部電極本体12の電極端面13および受入孔17に水滴や粉塵などの導電性異物pが付着したことを検出し、ボルト1が存在する場合と導電性異物pが付着する場合とを判別し得る部品検出装置を電極部5に付設する。
この部品検出装置は、図1に示すように、電源回路部42、基準電圧発生回路部43、電圧比較回路部44および感度調整回路部45で主要部が構成され、その他、ノイズ防止回路部46、信号出力回路部47およびモニターランプ48を備えた検出回路41を具備する。電源回路部42の電源端子49,50には電極部5の入力電圧である24Vの直流電圧が印加される。また、二つの入力側端子51,52のうち、一方の入力側端子51には電極部5の上部電極本体8が接続され、他方の入力側端子52には電極部5の端子板27が接続されている。これにより、上部電極本体8と端子板27に対して検出回路41が接続されていることになる。また、出力側端子53,54は、溶接を開始するか否かを選択するための出力端子となっている。この部品検出装置では、前述のような回路構成とすることにより、溶接電流が通電される時に発生する磁界の影響を受けることがない。
前述の検出回路41における電源回路部42では、24Vの電源電圧を5Vの回路制御電圧に変換する。なお、5Vの回路制御電圧が基準電圧発生回路部43では、その電源回路部42から出力される5Vの回路制御電圧に基づいて2.5Vの基準電圧を生成する。電圧比較回路部44では、前述の通電経路m,nに電流が流れることにより端子板27と上部電極本体8との間に発生する検出電圧と基準電圧とを比較する。感度調整回路部45では、ボルト1が存在する時の通電状態により発生する検出電圧を基準電圧以下とし、かつ、ボルト1が存在しない時およびボルト1以外の水滴や粉塵などの導電性異物pが介在する時の通電状態により発生する検出電圧を基準電圧よりも大きくするように、その検出電圧を調整する。
なお、前述した電源回路部42および基準電圧発生回路部43から出力される各電圧は、確実な通電性を確保するためのもので、電源回路部42の入力電圧24Vは、例えば20V〜30V、その出力電圧5Vは、電圧比較回路部44の動作電圧として例えば15V以下、基準電圧発生回路部43の出力電圧2.5Vは、感度調整回路部45の検出電圧が人体に影響のない電圧レベルとなるように例えば15V以下の範囲で設定することが可能である。前述のように例示した各電圧は、本発明装置の適用箇所や電気的環境に応じて種々の値に変更される。
前述の感度調整回路部45および基準電圧発生回路部43は、図2に示すように、二つの分圧回路で基本的に構成されている。検出電圧xを発生させる一方の分圧回路は、0〜20kΩの可変抵抗a、10kΩの抵抗b、5kΩの抵抗cおよび30kΩの抵抗dからなる直列回路で構成され、抵抗bと抵抗cとの接続点が電圧比較回路部44(例えばコンパレータ)の一方の入力に接続されている。また、基準電圧yを発生させる他方の分圧回路は、5kΩの抵抗eおよび5kΩの抵抗fからなる直列回路で構成され、抵抗eと抵抗fとの接続点が電圧比較回路部44の他方の入力に接続されている。
このような回路構成において、基準電圧発生回路部43(他方の分圧回路)では、5kΩの抵抗eおよび5kΩの抵抗fにより5Vの回路制御電圧をe:f=1:1に分圧した2.5Vの基準電圧yを生成する。また、感度調整回路部45(一方の分圧回路)では、0〜20kΩの可変抵抗a、10kΩの抵抗b、5kΩの抵抗cおよび30kΩの抵抗dにより5Vの回路制御電圧を(a+b):(c+d)の比率で分圧した検出電圧xを生成する。なお、前述した寸法形状を有するボルト1に対して、前述の抵抗値(比率)で分圧電圧を発生させることが最適であるが、この抵抗値(比率)はこれに限定されるものではない。
この感度調整回路部45の可変抵抗aによる調整で検出電圧xを予め設定する。下部電極本体12および受入孔17にボルト1が空の状態あるいはボルト1が存在せずに水滴あるいは粉塵などの導電性異物pが付着している状態でその時に発生する検出電圧xが基準電圧yよりも大きくなるように可変抵抗aで調整する。図2の回路構成では、導電性異物pが存在する場合、最低でも15kΩ以上の抵抗値があるので抵抗dは15kΩとなり、可変抵抗aが0Ωであった場合でも抵抗b,c,dにより(a+b):(c+d)=1:2の比率で分圧された電圧が検出電圧xとなって基準電圧yよりも大きくなる。また、ボルト1が空の状態の場合、可変抵抗aが0Ωであった場合でも抵抗b,c,dにより(a+b):(c+d)=2:3以上の比率で分圧された電圧が検出電圧xとなって基準電圧yよりも大きくなる。この電圧設定は、電圧比較回路部44から出力されるOFF信号でもってモニターランプ48が点灯しないことで確認できる(図1参照)。
前述した可変抵抗aの調整により、ボルト1が存在する状態でその時に発生する検出電圧xが基準電圧y以下となる。つまり、図2の回路構成では、ボルト1が存在する場合、抵抗dが0Ωとなり、可変抵抗aが0Ωであった場合でも抵抗b,cにより(a+b):(c+d)=2:1の比率で分圧された電圧が検出電圧xとなって基準電圧y以下となる。この電圧設定は、電圧比較回路部44から出力されるON信号でもってモニターランプ48が点灯することで確認できる(図1参照)。
なお、ノイズ防止回路部46では、感度調整回路部45の検出電圧に重畳される電気的ノイズを検出電圧から除去する。また、信号出力回路部47では、電圧比較回路部44の出力に基づいて溶接機への指令信号を出力する。
ここで、前述の感度調整回路部45の検出電圧は、人体に影響のない安全な3V以下の電圧(最大で2.8V)としていることから、作業者が電極本体6あるいはボルト1に触れても、電源回路部42から感度調整回路部45、電極本体6あるいはボルト1を介して大地へ流れる電流による人体への影響をなくし、ビリッとした感覚により思わず手を引っ込めることで思わぬ二次災害を引き起こすことも皆無となり、安全な作業現場を確保することが容易となる。
この検出回路41では、24Vの入力電圧を電源回路部42で5Vの回路制御電圧に変換し、その電源回路部42から出力される回路制御電圧に基づいて2.5Vの基準電圧yを基準電圧発生回路部43で生成する。ボルト1が存在する時の通電状態により発生する検出電圧xを基準電圧y以下とし、かつ、ボルト1が存在しない時あるいはボルト以外の水滴や粉塵などの導電性異物pが介在する時の通電状態により発生する検出電圧xを基準電圧yよりも大きくするように調整した感度調整回路部45から出力される検出電圧xと基準電圧yとを電圧比較回路部44で比較する。
図2に示す基準電圧発生回路部43、電圧比較回路部44および感度調整回路部45では、電圧比較回路部44において検出電圧xと基準電圧yとを比較した結果、図3(A)に示すように、ボルト1が存在する場合、検出電圧x(1.1V)が基準電圧y(2.5V)以下となり、電圧比較回路部44から出力されるON信号によりモニターランプ48が点灯する。その電圧比較回路部44の出力電圧を信号出力回路部47で増幅して制御電圧を生成し、その制御電圧に基づいて電気抵抗溶接機による溶接を実行開始する。一方、図3(B)に示すように、ボルト1が空状態の場合、検出電圧x(3.3V)が基準電圧y(2.5V)よりも大きくなり、また同様に、図3(C)に示すように、ボルト1以外の水滴や粉塵などの導電性異物pが介在する場合、検出電圧x(2.8V〜3.3V)が基準電圧y(2.5V)よりも大きくなり、電圧比較回路部44から出力されるOFF信号によりモニターランプ48は点灯せず、信号出力回路部47も出力しないことで電気抵抗溶接機による溶接を停止する。
このようにして、電圧比較回路44では、ボルト1が存在するのか、あるいはボルト1が不存在の状態(ボルト1の空状態あるいはボルト1以外の水滴や粉塵などの導電性異物pの存在状態)であるのかを判定する。なお、ボルト1が不存在を告知する警報ランプを別に設け、前述のOFF信号で点灯させることも可能である。
なお、この検出回路41では、ノイズ防止回路部46を設けたことにより、感度調整回路部45の検出電圧に重畳される電気的ノイズを検出電圧から除去することができるので、電圧比較回路部44において検出電圧と基準電圧とをより一層高精度に比較することができ、ボルト1が存在するのか、あるいはボルト1が不存在の状態(ボルト1の空状態あるいはボルト1以外の水滴や粉塵などの導電性異物pの存在状態)であるのかを確実に判定できる。
以上の実施形態では、部品検出装置を電気抵抗溶接機の電極部5に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、他の部品処理手段、例えば、図6に示すように、円形のボウルに振動を付与してプロジェクションナット61を送出するパーツフィーダのストッパ部62にも適用可能である(特許第3309245号公報参照)。
図6はパーツフィーダのストッパ部62の概略構成を示す。このストッパ部62は絶縁材量で作られており、図中矢印方向から供給されるプロジェクションナット61(以下、単にナットと称す)を、埋設された永久磁石63によりストッパ面64で吸引して受け取り、そのストッパ面64で停止したナット61にガイドロッド65を串刺し状態に貫通させて目的箇所にナット61を供給するものである。
このストッパ部62において、ストッパ面64のナット停止位置に一対の導電部材66,67を露呈するように設け、図1に示す検出回路41における二つの入力側端子51,52のうち、一方の入力側端子51にストッパ部62の一方の導電部材66を接続し、他方の入力側端子52にストッパ部62の他方の導電部材67を接続する。これにより、二つの導電部材66,67に対して検出回路41が接続されることになる。
このような構成からなるストッパ部62において、前述した電気抵抗溶接機の電極部5の場合と同様、検出回路41では、電圧比較回路部44で検出電圧と基準電圧とを比較した結果、その検出電圧が基準電圧以下であれば、ナット61が存在することになり、その場合、ガイドロッド65の串刺し動作を実行開始する。また、検出電圧が基準電圧よりも大きければ、水滴や粉塵などの導電性異物qが介在することになり(図7参照)、その場合、ガイドロッドの串刺し動作を停止する。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
本発明は、例えば、自動車の車体溶接工程や、家庭電化製品の板金溶接工程などにおいて、一方の導電部材と他方の導電部材との間に介在する導電性部品に対して所定の作業が実行される部品処理手段に付設されて利用することが可能である。
1 導電性部品(ボルト)
5 電極部
12 一方の導電部材(下部電極本体)
22 他方の導電部材(ストッパ部材)
41 検出回路
42 電源回路部
43 基準電圧発生回路部
44 電圧比較回路部
45 感度調整回路部
46 ノイズ防止回路部
66 一方の導電部材
67 他方の導電部材
p 導電性異物
q 導電性異物

Claims (4)

  1. 一方の導電部材と他方の導電部材との間に介在する導電性部品に対して所定の作業が実行される部品処理手段に付設され、両導電部材間に介在する導電性部品と導電性異物とを、前記両導電部材間に電気的に接続された検出回路により判別する部品検出装置であって、
    前記検出回路は、入力電圧に基づいて基準電圧を生成する基準電圧発生回路部と、前記両導電部材間から入力される検出電圧と基準電圧とを比較する電圧比較回路部と、前記両導電部材間に導電性部品が介在する時の前記検出電圧を基準電圧以下とし、かつ、両導電部材間に導電性異物が介在する時の検出電圧を基準電圧よりも大きくするように、その検出電圧を調整する感度調整回路部とを具備したことを特徴とする部品検出装置。
  2. 前記感度調整回路部の検出電圧は、人体に影響のない安全な15V以下の電圧とした請求項1に記載の部品検出装置。
  3. 前記部品処理手段は電気抵抗溶接機であり、前記導電部材は電気抵抗溶接機の電極部を構成する部品であり、導電性部品がプロジェクションボルトである請求項1又は2に記載の部品検出装置。
  4. 一方の導電部材と他方の導電部材との間に介在する導電性部品に対して所定の作業が実行される部品処理手段に付設され、前記両導電部材間に電気的に接続された検出回路により、両導電部材間に介在する導電性部品と導電性異物とを判別する部品検出方法であって、
    入力電圧に基づいて基準電圧を前記検出回路の基準電圧発生回路部により生成し、前記両導電部材間から入力される検出電圧と基準電圧とを前記検出回路の電圧比較回路部により比較するに際して、前記両導電部材間に導電性部品が介在する時の前記検出電圧を基準電圧以下とし、かつ、両導電部材間に導電性異物が介在する時の検出電圧を基準電圧よりも大きくするように前記検出回路の感度調整回路部により前記検出電圧を調整することを特徴とする部品検出方法。
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