JP4602124B2 - ガス検出装置 - Google Patents

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本発明は、濃度出力特性の異なる少なくとも2つのガスセンサを備えるガス検出装置に関するものである。
近年、検出対象のガスを検出するガスセンサとして、種々のセンサが提案されている。例えば、特許文献1には、検出対象ガス(この場合は一酸化炭素ガス)の燃焼熱を利用する接触燃焼式ガスセンサについての技術が提案されている。
また、特許文献2には、主として酸化スズよりなる酸化物半導体を備えた低熱容量の熱線型半導体式ガスセンサについての技術が提案されている。
特開平8−75692号公報 特許第3146111号明細書
しかしながら、従来の技術においては、システムに設けるセンサとして同一方式のものを用いている。従って、用いられるセンサが備える固有の濃度出力特性によって、検出精度が限定されてしまう。そのため、検出対象領域によっては十分な検出精度を得ることができない虞があるという問題がある。
従って、本発明は、検出対象領域に応じて精度良く検出対象ガスの濃度を検出することができるガス検出装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、濃度出力特性の異なる接触燃焼式ガスセンサと半導体式ガスセンサとの少なくとも2つのガスセンサを備え、前記半導体式ガスセンサの起動完了判断の前に、前記接触燃焼式ガスセンサの出力が、前記接触燃焼式ガスセンサと前記半導体式ガスセンサとの濃度出力特性の変化率が略同等となる第1濃度よりも大きいか否かの判断を行い、前記接触燃焼式ガスセンサの出力が前記第1濃度よりも大きい場合は、前記接触燃焼式ガスセンサにより検出対象ガスの濃度を検出し、前記接触燃焼式ガスセンサの出力が前記第1濃度以下の場合は、前記半導体式ガスセンサの起動完了判断を行い、前記半導体式ガスセンサが起動完了している場合は、前記半導体式ガスセンサにより前記検出対象ガスの濃度を検出することを特徴とする。
この発明によれば、ガス濃度により出力特性の異なるガスセンサを用いることにより、検出対象領域に応じて精度の良い方のガスセンサを使用することができるため、検出対象領域全体に亘って検出対象ガスの検出精度を高くすることができる。ここで、検出対象領域とは、前記ガス検出装置が用いられるシステムにおいて、検出対象とする検出対象ガスの濃度範囲のことであり、システムの状況によって異なる。すなわち、検出対象ガスの低濃度領域が検出対象領域になる場合もあるし、高濃度領域が検出対象領域になる場合もある。
また、前記少なくとも2つのガスセンサとして、半導体ガスセンサを用いることで、ガス検出装置として長寿命化が可能となり、また、半導体式ガスセンサは他のガスセンサに比べて個々の検出可能なガス濃度領域が狭いため、濃度出力特性の異なる半導体式ガスセンサを用いることで、検出対象領域全体に亘って検出精度をさらに高くすることができる。
さらに、低濃度時にセンサ出力が大きい半導体式ガスセンサを用い、高濃度時にセンサ出力が大きい接触燃焼式ガスセンサを用いることで、ガス検出素子を多数にすることなく全領域で精度よく検出対象ガスの濃度を検出することができる。また、通常ガスセンサを用いる場所において、高濃度を示す場合は異常時であることから、通常は、他のセンサに比して長寿命の半導体式ガスセンサのみで検出できるため、ガス検出装置全体としての長寿命化を図ることができる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のものであって、前記半導体式ガスセンサの出力が前記第1濃度よりも大きくなったと判断したときに、前記接触燃焼式ガスセンサを起動するとともに、前記接触燃焼式ガスセンサにより前記検出対象ガスの濃度を検出することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2に記載のものであって、前記ガスセンサは、車両に搭載される燃料電池から排出される反応ガスが流通するオフガス流路に設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、検出対象領域全体に亘って検出対象ガスの検出精度を高くすることができる。
また、ガス検出装置として長寿命化が可能となり、検出対象領域全体に亘って検出精度をさらに高くすることができる。
また、ガス検出素子を多数にすることなく全領域で精度よく検出対象ガスの濃度を検出することができ、ガス検出装置全体としての長寿命化を図ることができる。
さらに、ガスセンサの起動直後から検出対象ガスの濃度の検出を行うことが可能となり、ガスセンサの信頼性を向上することができる。
以下、この発明の実施の形態におけるガス検出装置を図面と共に説明する。
図1は本発明の実施の形態における燃料電池車両の概略構成図である。
燃料電池5は、例えば固体ポリマーイオン交換膜等からなる固体高分子電解質膜をアノードとカソードとで両側から挟み込んで形成されたセルを複数積層して構成されたスタックからなり、アノードに燃料として水素を供給し、カソードに酸化剤として酸素を含む空気を供給すると、アノードで触媒反応により発生した水素イオンが、固体高分子電解質膜を通過してカソードまで移動して、カソードで酸素と電気化学反応を起こして発電し、水が生成される。カソード側で生じた生成水の一部は固体高分子電解質膜を介してアノード側に逆拡散するため、アノード側にも生成水が存在する。
空気はコンプレッサ12により所定圧力に加圧され、空気供給流路7を通って燃料電池5のカソードに供給される。燃料電池5に供給された空気は発電に供された後、燃料電池5からカソード側の生成水と共に空気排出流路9に排出され、パージ水素希釈装置13に導入される。
一方、水素タンク11から供給される水素は、水素供給流路6を通って燃料電池5のアノードに供給される。そして、燃料電池5から排出された水素は、水素排出流路8に排出される。水素排出流路8はパージ水素希釈装置13に接続されている。
燃料電池1から排出された水素は、水素排出流路8を介してパージ水素希釈装置13に導入される。そして、空気排出流路9を介してパージ水素希釈装置13に導入された空気によって水素は希釈され、希釈された水素が排出管14から排出ガスとして排出される。
図2は実施の形態におけるガス検出装置の要部断面図である。同図に示すように、排出管14にはガスセンサ1が設けられている。ガスセンサ1は、排出管14を流通する排出ガスの水素濃度を検出するためのものであり、このガスセンサ1の出力信号が制御装置2に入力される。
制御装置2は、例えば、ガスセンサ1から出力される検出信号と、所定の判定閾値との比較結果に応じて、燃料電池5の異常状態が発生しているか否かを判定し、異常状態であると判定した際には、警報装置(図示せず)によって警報等を出力する。
例えば図2に示すように、ガスセンサ1は水平方向に伸びる排出管14の長手方向、つまり水平方向に沿って長い直方形状のケース21を備えている。ケース21は、例えばポリフェニレンサルファイド製であって、長手方向両端部にフランジ部22を備えている。
また、ケース21の厚さ方向の端面には筒状部26が形成され、筒状部26の内部はガス検出部27として形成され、ガス検出部27の内部側面には、内側に向かってフランジ部28が形成され、フランジ部28の内周部分がガス導入部29として開口形成されている。
ケース21内には樹脂で封止された回路基板30が設けられ、筒状部26の内部に配置された検出素子31および温度補償素子32は、回路基板30に接続されている。そして、各素子31,32は回路基板30に接続された複数、例えば4個の通電用のステー33およびリード線である白金ワイヤ33aにより、ガス検出部27の底面側に配置されたベース34や金属母材38から、ガスセンサ1の厚さ方向に所定距離だけ離間した位置において、所定間隔を隔てて対をなすようにして配置されている。また、筒状部26の外周面にシール材35が取り付けられ、このシール材35が排出管14の貫通孔14aの内周壁に密接して気密性を確保している。
検出素子31は接触燃焼式の素子であって、電気抵抗に対する温度係数が高い白金等を含む金属線のコイルの表面が、検出対象ガスとされる水素に対して活性な貴金属等からなる触媒を坦持するアルミナ等の坦体で被覆されて形成されている。
温度補償素子32は、検出対象ガスに対して不活性とされ、例えば検出素子31と同等のコイルの表面がアルミナ等の坦体で被覆されて形成されている。
そして、検出対象ガスである水素が検出素子31の触媒に接触した際に生じる燃焼反応の発熱により高温となった検出素子31と、検出対象ガスによる燃焼反応が発生せず検出素子31よりも低温の温度補償素子32との間に電気抵抗値の差が生ずることを利用し、雰囲気温度による電気抵抗値の変化分を相殺して水素濃度を検出することができるようになっている。
また、検出素子39は半導体式の素子であって、一対の白金系金属の合金線コイルの間にプレス成型した酸化スズ等からなる金属酸化物半導体の焼結体を挟み、コイルの周囲と同じ半導体材料で覆った構造となっている。そして、半導体表面に検出対象ガスである水素が接触したときに生ずる半導体本体の電気抵抗の変化を利用して、水素濃度を検出することができるようになっている。
また、ガス検出部27内には略矩形板状のヒータ36が配置されている。このヒータ36は抵抗体等から構成され、回路基板30によって通電されることでガス検出部27内および各素子31,32,39を加熱するものである。
加えて、ガス検出部27内には、環境影響、例えば湿気や検出対象ガスの影響度を少なくする為に、撥水フィルタ40やフィルタ41が配設されている。
本実施の形態におけるガスセンサ1は、接触燃焼式ガスセンサ1aと半導体式ガスセンサ1bとを備えて構成されている。図5は接触燃焼式ガスセンサ1aと半導体式ガスセンサ1bのそれぞれの、検出対象ガスの濃度と出力との関係を示すグラフ図である。
同図に示すように、前記接触燃焼式ガスセンサ1aは、検出対象ガスである水素の濃度に対する出力がリニア(直線状)になっているため(ラインA参照)、比較的低濃度域から高濃度域までのセンシングを行うことが可能である。
これに対し、半導体式ガスセンサ1bは、低濃度領域における水素の濃度に対する出力が高いという特性を有するため(ラインB参照)、該低濃度領域におけるセンシングに適している。
このような特性を有するガスセンサ1a、1bを用いた検出処理について図4を用いて説明する。図4は図1に示すガスセンサ1a、1bを用いた検出処理を示すフローチャート図である。同図に示すように、ステップS10で、イグニッションスイッチをONにして、燃料電池車両10の始動を開始する。そして、接触燃焼式ガスセンサ1aと、半導体式ガスセンサ1bのそれぞれが通電される。ここで、ガスセンサの特性より、接触燃焼式ガスセンサ1aの方が半導体式ガスセンサ1bよりも早く起動され、検出対象ガスである水素の濃度を検出可能な状態となる。
ステップS14では、接触燃焼式ガスセンサ1aでの出力(検出濃度)が所定濃度N2以上(図5参照)か否かを判定する。この判定結果がYESの場合には、ステップS28に進んで燃料電池車両10の停止(システム停止)を行って、車両10の信頼性を確保する。
また、ステップS14の判定結果がNOの場合は、ステップS15に進み、接触燃焼式ガスセンサ1aでの出力(検出濃度)が、所定濃度(第1濃度)N1より大きいか否かを判定する。ここで、所定濃度N1は、接触燃焼式ガスセンサ1aの出力変化率と半導体式ガスセンサ1bの出力変化率とが略同一となる濃度である。この所定濃度N1よりも大きい濃度では、接触燃焼式ガスセンサ1aの出力変化率の方が半導体式ガスセンサ1bよりも大きくなる。一方、所定濃度N1よりも小さい濃度では、接触燃焼式ガスセンサ1aの出力変化率の方が半導体式ガスセンサ1bよりも小さくなる。
この判定結果がYESの場合にはステップS15の処理を繰り返し、この判定結果がNOの場合にはステップS16の処理に進む。このように、接触燃焼式ガスセンサ1aでの出力が、所定濃度N1よりも大きい場合には、出力特性上有利な接触燃焼式ガスセンサ1aによる検出処理が継続して行われる。
一方、ステップS16では、半導体式ガスセンサ1bが起動されたか否か、すなわち半導体式ガスセンサ1bにより水素の濃度を検出可能であるか否か、を判定する。この判定結果がYESであれば、ステップS18に進み、接触燃焼式ガスセンサ1aを停止する。また、この判定結果がNOであれば、再度ステップS16の処理を繰り返す。
ステップS18の処理を行った後、ステップS20の処理に進む。ステップS20では、半導体式ガスセンサ1bの出力(検出濃度)が、上述した所定濃度N1より大きいか否かを判定する。
このステップS20の判定結果がYESの場合には、ステップS22に進んで接触燃焼式センサ1aを起動して、接触燃焼式ガスセンサ1aによる検出を開始する。また、ステップS20の判定結果がNOの場合は、半導体式ガスセンサ1bによる検出を継続して、ステップS20の処理を再度行う。
ステップS22の処理の後には、ステップS24に進んで、半導体式ガスセンサ1bを停止して、接触燃焼式ガスセンサ1aによる検出に移行する。そして、ステップS26では、接触燃焼式ガスセンサ1aの出力(検出濃度)が所定濃度N2より大きいかどうかを判定し、判定結果がYESであればステップS28に進んでシステム(燃料電池車両10)を停止する。また、この判定結果がNOであれば、接触燃焼式ガスセンサ1aによる検出を継続しつつ、ステップS27に進む。ステップS27では、半導体式ガスセンサ1bの起動を行い、その後に、上述したステップS16の処理を再度行う。

本実施の形態では、前記接触燃焼式ガスセンサ1aの濃度出力特性の変化率が前記半導体式ガスセンサ1bの濃度出力特性の変化率より小さい濃度のとき(濃度0〜N1)には、半導体式ガスセンサ1bにより検出対象ガスの濃度を検出する。また、前記接触燃焼式ガスセンサ1aの濃度出力特性の変化率が前記半導体式ガスセンサ1bの濃度出力特性の変化率より大きい濃度のときには、前記接触燃焼式ガスセンサ1aにより検出対象ガスの濃度を検出する。
このように、本実施の形態においては、低濃度時にセンサ出力が大きい半導体式ガスセンサ1bを用い、高濃度時にセンサ出力が大きい接触燃焼式ガスセンサ1aを用いることで、ガス検出素子31、32、39を多数にすることなく全領域で精度よく検出対象ガス(この場合は水素)の濃度を検出することができる。また、通常ガスセンサ1を用いる場所において、高濃度を示す場合は異常時であることから、通常は、他のセンサに比して長寿命の半導体式ガスセンサ1bのみで検出できるため、ガス検出装置全体としての長寿命化を図ることができる。
なお、図2には接触燃焼式の検出素子31と半導体式の検出素子39とを同一のガス検出部27内に具備した場合を示したが、この構成に限らず、検出素子31、39を個別のガス検出部27内に設けるようにしてもよい(図6参照)。
また、図7に示すように、ガスセンサ1’を、2つの半導体式ガスセンサ1b、1b’とから構成するようにしてもよい。半導体式ガスセンサ1b、1b’は、それぞれ半導体式の検出素子39、39’を有している。
図8はガスセンサ1b、1b’それぞれの、検出対象ガスの濃度と出力との関係を示すグラフ図である。同図に示すように、ガスセンサ1bは低濃度(所定値N1’以下)において高い出力特性を有する低濃度域半導体式ガスセンサ1bであり(ラインB)、ガスセンサ1b’は高濃度(所定値N1’以上)において高い出力特性を有する高濃度域半導体式ガスセンサ1b’であり(ラインB’)である。
そして、検出対象領域が低濃度のときには低濃度域半導体式ガスセンサ1bを用いて検出を行い、検出対象領域が高濃度のときには高濃度域半導体式ガスセンサ1b’を用いて検出を行う。このように、半導体式ガスセンサ1b、1b’を用いることで、ガス検出装置として長寿命化が可能となる。また、半導体式ガスセンサ1b、1b’は他のガスセンサ(例えば接触燃焼式ガスセンサ1a)に比べて個々の検出可能なガス濃度領域が狭いため、濃度出力特性の異なる半導体式ガスセンサ1b、1b’を用いることで、検出対象領域全体に亘って検出精度をさらに高くすることができる。
なお、本発明の内容は上述の実施の形態のみに限られるものでないことはもちろんである。例えば、実施の形態においては、検出対象ガスが水素である場合について説明したが、これに限らず他のガス(メタノール、大気等)であってもよい。また、実施の形態においては、ガス検出装置を燃料電池システムに適用した場合について説明したが、他のシステムに適用することもできる。
本発明の実施の形態における燃料電池車両の全体構成図である。 図1に示すガスセンサの断面図である。 図2に示すガスセンサのA−A線に沿う概略断面図である。 図1に示すガスセンサを用いた検出対象ガスの検出処理を示すフローチャート図である。 接触燃焼式ガスセンサと半導体式ガスセンサのそれぞれの、検出対象ガスと出力との関係を示すグラフ図である。 図1に示すガスセンサの変形例を示す断面図である。 図1に示すガスセンサの変形例を示す断面図である。 低濃度域半導体式ガスセンサと高濃度域半導体式ガスセンサのそれぞれの、検出対象ガスの濃度と出力との関係を示すグラフ図である。
符号の説明
1、1’…ガスセンサ
1a…接触燃焼式ガスセンサ(ガスセンサ)
1b…半導体式ガスセンサ(ガスセンサ、低濃度域半導体式ガスセンサ)
1b’…半導体式ガスセンサ(ガスセンサ、高濃度域半導体式ガスセンサ)
2…制御装置
10…燃料電池車両(ガス検出装置)

Claims (3)

  1. 濃度出力特性の異なる接触燃焼式ガスセンサと半導体式ガスセンサとの少なくとも2つのガスセンサを備え、
    前記半導体式ガスセンサの起動完了判断の前に、前記接触燃焼式ガスセンサの出力が、前記接触燃焼式ガスセンサと前記半導体式ガスセンサとの濃度出力特性の変化率が略同等となる第1濃度よりも大きいか否かの判断を行い、
    前記接触燃焼式ガスセンサの出力が前記第1濃度よりも大きい場合は、前記接触燃焼式ガスセンサにより検出対象ガスの濃度を検出し、
    前記接触燃焼式ガスセンサの出力が前記第1濃度以下の場合は、前記半導体式ガスセンサの起動完了判断を行い、前記半導体式ガスセンサが起動完了している場合は、前記半導体式ガスセンサにより前記検出対象ガスの濃度を検出することを特徴とするガス検出装置。
  2. 前記半導体式ガスセンサの出力が前記第1濃度よりも大きくなったと判断したときに、前記接触燃焼式ガスセンサを起動するとともに、前記接触燃焼式ガスセンサにより前記検出対象ガスの濃度を検出することを特徴とする請求項1記載のガス検出装置。
  3. 前記ガスセンサは、車両に搭載される燃料電池から排出される反応ガスが流通するオフガス流路に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のガス検出装置。
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