JP4599086B2 - 成形用金型 - Google Patents

成形用金型 Download PDF

Info

Publication number
JP4599086B2
JP4599086B2 JP2004127898A JP2004127898A JP4599086B2 JP 4599086 B2 JP4599086 B2 JP 4599086B2 JP 2004127898 A JP2004127898 A JP 2004127898A JP 2004127898 A JP2004127898 A JP 2004127898A JP 4599086 B2 JP4599086 B2 JP 4599086B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fine
mold
resin
pattern
convex pattern
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004127898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005305899A (ja
Inventor
克典 須藤
俊宏 金松
知広 原田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2004127898A priority Critical patent/JP4599086B2/ja
Publication of JP2005305899A publication Critical patent/JP2005305899A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4599086B2 publication Critical patent/JP4599086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、液晶パネルのバックライト用導光板や光ディスク基板など樹脂により表面に微細な凹凸形状を有する成形品を高い精度で成形するための成形用金型に関する。
従来では、キャビティ内のガスを真空吸引することで残留ガスの影響を無くし、通気性鋼材にてキャビティを形成し、離型時に金型外部から通気性鋼材に空気を送ることでキャビティ面と樹脂との間の密着を小さくし、または、キャビティ面と樹脂との接触面積を少なくすることで密着力を低減させる技術が提案されている(例えば特許文献1ないし3参照)。
特許文献1に開示された熱可塑性樹脂製精密成形品の製造方法では、成形品表面に凹状通路を形成するため、対応する金型の凸部の根本にガス抜き用の溝を形成する。
特許文献2に開示された射出成形装置では、通気性鋼材にてキャビティを形成し、成形過程に合わせてキャビティから吸引、キャビティに加圧する。
また、特許文献3に開示された金型、光学記録媒体および支持基板では、キャビティを構成する面を粗面とし、基板の密着性を低減させる。
特開2003−94495公報 特開平10−80937号公報 特開2003−67987公報
液晶パネルのバックライト用導光板のプリズム面の三角波面や、光ディスク基板の記録信号を読み書きするための案内溝のような微細な凹凸形状を精度良く転写するためには、金型温度を高くして、金型表面に接する樹脂の粘度を低い状態にして転写する方法が有効である。しかし、高い型温度の成形で微細な形状を転写しようとした場合、問題点が2点ある。1点目は、微細な形状を転写するために、金型の微細凹凸パターンの凹部分に樹脂を充填させるが、このとき、キャビティ内の空気、樹脂ガスが凹部分に充填している樹脂の先端に残り充填を妨げることによって高精度な転写ができなくなる。2点目は、高い型温度で成形するため、金型表面と樹脂の密着性が高くなり、成形品の金型からの離型性が悪くなる。1点目については、キャビティ内のガスを真空吸引することで残留ガスの影響を無くする、または、特許文献1のように転写パターンにもガス抜き用の溝を形成し、残留ガスをキャビティ外へ放出することで真空引きなしで高精度の転写を行うことが提案されている。これらの方法では、キャビティ内のガスによる影響は小さくなり、転写性は向上するが、逆に転写パターンに樹脂が密着することによる離型性の悪化については解決されていない。2点目の問題については、特許文献2の通気性鋼材にてキャビティを形成し、離型時に金型外部から通気性鋼材に空気を送ることによってキャビティ面と樹脂の間の密着を小さくする解決方法が提案されている。また、特許文献3では、キャビティ表面を粗面にすることによって、キャビティ面と樹脂との接触面積を少なくすることで密着力を低減させる方法が提案されている。しかし、特許文献2の場合、通気性鋼材にある空気孔の大きさは3〜7μmであり、その表面粗さは微細な凹凸形状の大きさと同じであるため通気性材料で微細な凹凸形状を作成することは難しい。また、特許文献3はキャビティ面が平面のため、粗面処理はラッピング、ドライエッチングで可能であるが、微細な凹凸形状の場合、この処理方法で微細凹凸表面に粗面加工を施すことは困難である。前記従来技術では、転写性が悪くなる要因は金型上の微細な凹凸パターンの凹部分に樹脂が充填するさい、微細な凹凸パターンの凹部分内に樹脂ガスなどが抜けきれず、樹脂と微細な凹凸パターンの間に封入される状態になるため微細な凹凸パターンが転写できない。前記従来技術では、転写性が悪くなる要因は金型上の微細な凹凸パターンの凹部分に樹脂が充填するさい、微細な凹凸パターンの凹部分内に樹脂ガスなどが抜けきれないためガス抜き用溝を設けるが、このガス抜き用溝に樹脂が充填するため微細凹凸パターンの表面が粗くなる。従来はこのような微細な凹凸パターンを有する成形品はホットエンボス法に代表される熱圧縮成形によるものが一般的である。しかし、熱圧縮成形は、圧縮時に金型温度を昇温させて樹脂表面を加熱し、その後、金型を加圧、冷却させて樹脂を固化させ、金型から取り出す。そのため、樹脂の加熱冷却の時間が長く、加熱冷却サイクルのためエネルギー利用も効率的ではない。本発明の目的は、上述した実情を考慮して、微細な凹凸形状の高い転写精度と、良好な離型性の両立が可能な成形用金型を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、少なくとも1つの面に微細な凹凸によるパターンを有する成形品を射出成形により製造するための成形用金型において、成形品の微細な凹凸パターンに対応する可動側金型面の微細凹凸パターンの凹部分の底面部を、固定側金型と可動側金型で形成されるキャビティのみに連通する気孔を有する気孔層とし、該気孔層を微小粒子の積層にて形成する成形用金型を特徴とする。
また、気孔層が凹部分ごとに独立している。更に、気孔層の気孔の幅が0.15μm以下である
本発明によれば、成形品の微細な凹凸パターンに対応する可動側金型面の微細凹凸パターンの凹部分の底面部を、固定側金型と可動側金型で形成されるキャビティのみに連通する気孔を有する気孔層とし、該気孔層を微小粒子の積層にて形成する。よって、微細凹凸パターンに残留するガスによる転写率の悪化を防ぐことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。図1は射出成形装置を示す概略図である。図1において、固定プラテン2に固定金型3を取り付けている。可動プラテン7は型開閉時に前後へ移動することができ、油圧、またはトグル機構で圧力を加えることができる型締め機構と結合している。
この可動プラテン7には可動金型6が取り付けてある。固定金型3と可動金型6を閉じることによって形成されるキャビティ4の一面に微細凹凸パターンを有する駒5を取り付ける。
射出成形方法であるが、可動プラテン7を前進させて、固定側金型3と可動側金型6を閉じることで形成するキャビティ4に、図1の右側に位置する可塑化装置(図示せず)により溶融された樹脂をノズル1から充填する。
キャビティ4に充填された樹脂は金型で冷却され固化する。その後、可動側プラテン7を後退させて、金型を開き、キャビティ4から成形品を取り出す。この動作を繰り返す。
図2は可動側プラテン7に取り付けられた可動側金型をキャビティ面から見た斜視図である。可動側金型6に設けられたキャビティ4の底面部に微細な凹凸パターン10を有する駒(またはスタンパ)5が組み込まれている。
図3はキャビティの一面(駒5)に設けられた微細な凹凸パターンの一例として、矩形に形成されたパターンを示す概略斜視図である。キャビティ4の一面に設けられた微細凹凸パターン10は矩形(テーパーを有した山、谷型)に形成されたパターンである。
微細な凹凸パターン10は、レーザ光や電子線によるリソグラフィ、電鋳による光ディスクのスタンパ作成工法やLIGAプロセスによって形成されることができる。
まず、基板上にポリメチルアクリレート(PMMA)を被覆した積層板にレーザ光を直接照射するか、または凹凸パターンの凸部が遮蔽されたパターンのマスクを介してX線を照射する。
次いで、レーザ光やX線が照射されて分解したPMMAを取り除くと、レーザが照射されなかった部分またはマスクで遮蔽された部分が凸となる凹凸パターンが形成される。
この凹凸パターンをマスタ型にして電鋳することで、Ni層を形成する。マスタ型から分離したNi層を金属ブロックに貼り付けることで微細な凹凸パターン10を有する駒5を作成する。
成形品の微細な凹凸パターンに対応する、金型キャビティ4(駒5)面の微細な凹凸パターン10の凹部分12の底面部が径φ0.15μm以下の気孔を有する気孔層17となっており、また、各凹部分12の底面部の気孔層17はそれぞれ他の凹部分12の底面部の気孔層17とは繋がらず独立した形状であり、キャビティ4の外へは繋がっていない成形用金型と射出成形機を用いる。
可動金型6のキャビティ4上の微細な凹凸パターン10を転写するために、樹脂13を微細な凹凸パターン10に充填するさい、微細な凹凸パターン10の凹部分12に充填している樹脂13先端部にキャビティ4内の空気、ガスが残存する。
しかし、樹脂13をさらに充填することによって微細な凹凸パターン10の底面部にある気孔層17に樹脂13先端部に残存したガスを追い出し、圧縮させることによって転写したい凹凸パターン形状を形成する。
気孔層17の気孔径は0.15μm以下と十分に小さいため、樹脂13は気孔層17内には充填できないので、微細な凹凸パターン10の表面は気孔の跡がない面が形成される。残存ガスが極微細凹部分へ押し込められるため、表面に残存ガスによるひけ状の跡が形成されずに微細な凹凸パターンを精度良く形成できる。
また、離型時には型開により型締め圧力が解放されるので、気孔層に圧縮された残存ガスがキャビティ4面と樹脂13の間に放出され、キャビティ4面から樹脂13を剥離させる作用を起こすため、離型が促進される。
図4は従来例に係る成形用金型(気孔層を有しない凹凸パターンを有する)で成形したときの微細な凹凸パターンの転写状態(断面)を示す断面図である。次に、上記成形用金型で成形したときの微細な凹凸パターン10の転写状態(断面)を図4によって説明する。
射出成形装置で射出された樹脂13は、この樹脂13から排出される樹脂ガスと固定側金型3および可動側金型6により形成されたキャビティ4にある空気を押し出しながら充填する。
このとき樹脂ガスおよび押し出される空気は固定側金型3および可動側金型6の間からこれらの金型の外に排出される。しかし、駒5の表面にある微細凹凸パターン10の凹部分12に、樹脂13充填のさいに排出されなかったガス14が僅かに残る。
このガス14が、微細な凹凸パターン10と樹脂13の間に介在するため、微細な凹凸パターン10の凹部分12内を樹脂13で充填することが不可能になり、転写率の低下を引き起こす。
図5は上記欠点を解決するためになされた本発明を説明する断面図である。微細な凹凸パターン10の凹部分12の底面部15を粒径0.5μm以下の微小粒子16の積層で形成する。ここで、粒径0.5μmの微小粒子16が密接に接触した場合、その粒子間の大きさは粒径の約1/3となる。
このため、微小粒子16間に形成させる気孔の幅は0.15μm以下となる。幅が0.15μmで有れば、樹脂13は気孔に充填することはない。ここで、底面部15の微小粒子15の積層の厚みは、微細な凹凸パターン10内に残留したガスを収容できる任意の形、深さに設定されてよい。
微小粒子16は、粒径が0.5μm以下で、樹脂13の成形温度以上の耐熱性があればその材質はとくに限定はされないが、微粒子化し易い金Auや銀Agと用いるととくに好都合である。
積層された銀は粒径が小さいため、その融点はバルクな銀(約960℃)より低くなり、約200℃で微小粒子16の表層が溶け始め、気孔を形成した状態で隣接する微小粒子16および微細な凹凸パターン10と一体化される。つまり、微小粒子16が焼結された状態で、微小な多孔質を形成した状態となる。
気孔を有する底面部15が形成された微細な凹凸パターン10に樹脂13が充填されると、まず、凸部の上面15に樹脂13が接する。次に、微細な凹凸パターン10の凹部分12に樹脂13が充填されるが、樹脂13と微細な凹凸パターン10の凹部分12の間にガスが残留する。
図6は微細な凹凸パターンの凹部分に残留ガスが介在しない状態を示す概略図である。図6に示すように、残留ガスが微細な凹凸パターン10の凹部分12の底面部15にある微小粒子16の層に追い込まれる。
それによって、樹脂13は微細凹凸パターン10の凹部分12に残留ガスが介在せずに充填される。この状態で樹脂13が冷却固化することで、微細な凹凸パターン10を精度良く転写することができる。
次に、成形品を取り出す段階で、可動側プラテン7が後退し型開き動作により成形中に金型に与えていた圧力が解放される。このとき、樹脂充填時に微細な凹凸パターンの底面部15にある微小粒子16の気孔層17に押し込まれて圧縮された残留ガスが放出される。
それによって、微細凹凸パターン10から樹脂13を押し出す動きになると共に、微細な凹凸パターン10と樹脂13の間に拡がることで、微細な凹凸パターン10への樹脂13の密着性を低くする。
そのため、微細な凹凸パターン10からの成形品の離型性が良くなり、離型時の抵抗により成形品の微細凹凸パターン10や、成形品形状を変形させる不具合が生じない。
また別の例として、微細な凹凸パターン10の凹部分12の底面部15を粒径0.2μm以下のポリスチレン製の微小粒子16を積層し、ポリスチレン製の微小粒子16の間に酸化チタンの粉末をゲル化させて充填する。
その後、高温に加熱することで、ポリスチレン製の微小球は蒸発し、酸化チタンは焼結されるので、気孔を有する底面部15が形成される。酸化チタンは焼結での収縮により、ポリスチレン製の微小粒子16の粒径より小さくなる。
幅が0.15μmであれば、樹脂13は気孔に充填することはない。ここで、底面部15の微小粒子16の積層の厚みは、微細凹凸パターン10内に残留したガスが収容できる任意の形、深さに設定されてよい。
焼結によって気孔を形成した底面部15は状微細凹凸パターン10と一体化される。ここで、微小粒子16間に充填する材料はセラミクスを作成する他の材料であってもよい。
図7は微細な凹凸パターンの積層形成の工程を示す概略断面図である。図8は微細な凹凸パターンの形成を示す概略断面図である。図9は微細凹凸パターンの電鋳工程を示す概略断面図である。図10はガラス基板とアクリル樹脂の剥離工程を示す概略断面図である。図11は剥離したアクリル樹脂およびNi層を高温で加熱する焼成の工程を示す概略断面図である。
さらに、粒径0.15μm以下の微小粒子16の層を形成してから微細凹凸パターン10を形成してもよい。この場合、積層形成(図7)、微細凹凸パターン形成(図8)、電鋳(図9)、剥離(図10)、焼成(図11)の工程を経る。
図7の積層形成の工程では、ガラス基板20の上にアクリル樹脂21をスピンコートで厚みを制御して塗布する。次にアクリル樹脂21上にポリスチレン製の微小粒子16を積層する。
図8の微細な凹凸パターン形成工程では、図7で作成した各層にFIB、レーザ光などで微細な凹凸パターン10を形成する。図9の電鋳工程では、図8で作成した微細な凹凸パターン10をマスタとして無電解電鋳でNi層23を形成する。このとき、微小粒子16の間をNiで埋めることができる。
図10の剥離工程では、ガラス基板20とアクリル樹脂21、微小粒子16層およびNi層23を剥離する。図11の焼成工程では、剥離したアクリル樹脂21およびNi層23を高温で加熱することでアクリル層21および微小粒子16層を蒸発させる。
以上のプロセスによりの底面部15に径0.15μmの気孔を有する微細凹凸パターン10を形成することができる。このNi層23を駒5に貼り付けて成形することで、微細凹凸パターン10を高精度に転写し、離型による変形がない成形品を得ることができる。
微細凹凸パターン10の底面部15の気孔が個々に独立していることにより、成形時に残留ガスを圧縮しておくことができ、微細な凹凸パターン10の凹部分内に樹脂ガスなどが抜けきれ無くても微細な凹凸パターン形状を高精度に転写できる。
極微細凹部分の形状の幅を0.15μm以下にすることによって、成形時の樹脂13が極微細凹部分に充填せず、表面性が良好で高精度の微細凹凸パターン10を得ることができる。
微細凹凸パターン10の凹部分12の底面部15に微小粒子16を積層することで、微細な凹凸パターン10の凹部分にガス抜き用の形状を簡易に、幅0.15μm以下の気孔を形成することができるので、微細な凹凸パターンの転写が高精度にできる成形用金型を安価に提供できる。
射出成形装置を示す概略図。 可動側プラテンに取り付けられた可動側金型をキャビティ面から見た斜視図。 キャビティの一面に設けられた微細な凹凸パターンの一例として、矩形に形成されたパターンを示す概略斜視図。 従来例による成形用金型で成形したときの微細な凹凸パターンの転写状態(断面)を示す断面図。 本発明を説明する断面図。 微細な凹凸パターンの凹部分に残留ガスが介在しない状態を示す概略図。 微細な凹凸パターンの積層形成の工程を示す概略断面図。 微細な凹凸パターンの形成を示す概略断面図。 微細な凹凸パターンの電鋳工程を示す概略断面図。 ガラス基板とアクリル樹脂の剥離工程を示す概略断面図。 剥離したアクリル樹脂およびNi層を高温で加熱する焼成の工程を示す概略断面図。
符号の説明
3 固定金型
4 キャビティ
5 駒
6 可動金型
10 微細な凹凸パターン
12 微細な凹凸パターンの凹部分
13 樹脂
15 気孔を有する底面部
16 微小粒子
17 気孔層

Claims (3)

  1. 少なくとも1つの面に微細な凹凸によるパターンを有する成形品を射出成形により製造するための成形用金型において、
    前記成形品の微細な凹凸パターンに対応する可動側金型面の微細凹凸パターンの凹部分の底面部を、固定側金型と可動側金型で形成されるキャビティのみに連通する気孔を有する気孔層とし、該気孔層を微小粒子の積層にて形成することを特徴とする成形用金型。
  2. 前記気孔層が凹部分ごとに独立していることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  3. 前記気孔層の気孔の幅が0.15μm以下であることを特徴とする請求項2記載の成形用金型
JP2004127898A 2004-04-23 2004-04-23 成形用金型 Expired - Fee Related JP4599086B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004127898A JP4599086B2 (ja) 2004-04-23 2004-04-23 成形用金型

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004127898A JP4599086B2 (ja) 2004-04-23 2004-04-23 成形用金型

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005305899A JP2005305899A (ja) 2005-11-04
JP4599086B2 true JP4599086B2 (ja) 2010-12-15

Family

ID=35435192

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004127898A Expired - Fee Related JP4599086B2 (ja) 2004-04-23 2004-04-23 成形用金型

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4599086B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220811U (ja) * 1985-07-24 1987-02-07
JPS63167732U (ja) * 1987-04-23 1988-11-01
JPH11105083A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Mitsubishi Motors Corp 樹脂の射出成形金型構造
JP2005528255A (ja) * 2002-05-31 2005-09-22 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 気体放出特徴を備えた微細複製工具

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6220811U (ja) * 1985-07-24 1987-02-07
JPS63167732U (ja) * 1987-04-23 1988-11-01
JPH11105083A (ja) * 1997-10-03 1999-04-20 Mitsubishi Motors Corp 樹脂の射出成形金型構造
JP2005528255A (ja) * 2002-05-31 2005-09-22 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 気体放出特徴を備えた微細複製工具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005305899A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3857703B2 (ja) 成形体の製造方法および製造装置
EP2119549A2 (en) Resin molding apparatus
JP4335225B2 (ja) 樹脂成形体の製造方法および装置
JP4184091B2 (ja) 射出成形方法
JP2010120316A (ja) 樹脂成形品の製造装置、樹脂成形品の製造方法及び光学素子
KR20130094844A (ko) 미세구조체의 제조방법
JP5672961B2 (ja) プラスチック成形品の成形方法
JP4851840B2 (ja) 構造複製方法及び装置
JP4599086B2 (ja) 成形用金型
JP2010194941A (ja) 樹脂成形用金型の製造方法及び金型
TWI326082B (ja)
CN106799830B (zh) 一种等离子体辅助的聚合物表面微结构热压印方法
KR100474787B1 (ko) 광 기록 매체의 제조 방법 및 제조 장치
JP2994580B2 (ja) 射出成形用金型、射出成形装置、および射出成形方法
JP4081962B2 (ja) 断熱金型製造方法と装置および断熱金型
JP2009277267A (ja) パターン転写方法
JP3909353B2 (ja) 接着方法
JP3654711B2 (ja) インサート成形品の成形方法及び成形装置
JPH08127032A (ja) プラスチック成形品の製造方法
JPS58107321A (ja) 樹脂成形用金型装置
JP4786085B2 (ja) 微小部品の成形用装置及び微小部品の成形方法
JP3979841B2 (ja) 光ディスクの製造方法及び金型
JP2962485B2 (ja) 複合型光学素子の離型方法
JP2009193655A (ja) 物品の製造方法
JPH11188761A (ja) カード基材の成形用金型、それを用いたカード基材製造方法、およびカード基材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070208

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090421

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090610

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091207

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100823

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100830

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100917

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees