JP4598691B2 - Pll回路及び半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明はPLL(Phase Locked Loop)回路及び半導体装置に係り、特に比較的低い電源電圧でも動作するPLL回路及びそのようなPLL回路を含む半導体集積回路及び半導体装置に関する。
図1は、従来のPLL回路の一例を示す図である。PLL回路101は、入力信号と後述するフィードバック信号が入力される位相比較器111、位相比較器111の出力で制御されるチャージポンプ112、ローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)113、電圧制御発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator)114及び分周器115からなる。LPF113は、抵抗R1及びコンデンサC1,C2からなる。VCO114から出力される出力信号は、分周器115により1/Nに分周されて上記フィードバック信号として位相比較器111にフィードバックされる。図1中、VDDは電源電圧を示す。
PLL回路101を設計する際には、PLL回路101の安定性が十分確保されるようにする。PLL回路101の安定性を解析するには、次の式(1)〜式(3)からPLLのオープン利得Gopの絶対値|Gop|とPLLの位相Φを用いる。尚、Icpはチャージポンプ112を流れる電流、SはS=jω(ωは周波数)、R1は抵抗R1の抵抗値、C1,C2はコンデンサC1,C2の容量値、KVCOはVCO114の利得を示す。
Figure 0004598691
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図2は、式(2)の利得対周波数特性を示す図であり、図3は、式(3)の位相対周波数特性を示す図である。図3において、オープン利得Gopが0になるクロスオーバー周波数での位相と−180°との差を、位相余裕と言う。PLL回路101の設計時には、この位相余裕が45°になるようにPLLのパラメータを決定する。
半導体集積回路の微細化に伴い、電源電圧が低くなる傾向にある。このため、半導体集積回路のPLL回路101内のVCO114の入力電圧範囲は、狭くなる傾向にある。同じ性能のVCO114を設計する場合、VCO114の入力電圧範囲が狭くなると、VCO114の利得KVCOが大きくなる傾向にある。
図4は、VCO114の出力周波数と入力電圧との関係を示す図である。図4中、VthはVCO114の入力電圧の閾値を示す。VCO発振範囲は、閾値電圧VthとVCO114の電源電圧VDDHで決まる。例えば、VCO114の電源電圧VDDHがVDDLへ下がると、同じVCO発振保証範囲でVCO114を設計する場合、利得KVCOが大きくなる。上記式(2)の分子には利得KVCOがあるので、図2におけるクロスオーバー周波数が高くなり、これに伴い図3における位相余裕が小さくなってしまう。従って、同じ性能のVCO114を設計しようとする場合、利得KVCOが大きくなった分、クロスオーバー周波数を下げるためには、コンデンサC1の容量値を大きくすることになり、コンデンサC1の占有面積が大きくなり半導体集積回路の微細化とは逆行する結果となる。
従来のPLL回路では、半導体集積回路の微細化に伴い電源電圧が低くなると、VCOの利得を大きくする必要が生じ、その分LPF内のコンデンサの容量及びその占有面積が大きくなり半導体集積回路の微細化を難しくするという問題があった。又、VCOの利得を大きくするために、PLL回路の消費電力が大きくなるという問題もあった。
そこで、本発明は、電源電圧が比較的低くても、半導体集積回路の微細化を難しくすることなく消費電力の増大を防止することのできるPLL回路、半導体集積回路及び半導体装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、入力信号とフィードバック信号とが入力される位相比較器と、該位相比較器の出力で制御されるチャージポンプと、該チャージポンプの出力が入力されるローパスフィルタ部と、該ローパスフィルタ部の出力により制御される電流制御発振器と、該電流制御発振器の出力を分周して該フィードバック信号を出力する分周器とを備え、該ローパスフィルタ部は、該チャージポンプの出力と基準電圧が入力される増幅器と、コンデンサ及び抵抗からなり該チャージポンプの出力と該増幅器の出力が入力される回路部分を含むことを特徴とするPLL回路によって達成できる。
上記の課題は、上記のPLL回路を備えた半導体集積回路によっても達成できる。
上記の課題は、上記の半導体集積回路を備えた半導体装置によっても達成できる。
本発明によれば、電源電圧が比較的低くても、半導体集積回路の微細化を難しくすることなく消費電力の増大を防止することのできるPLL回路、半導体集積回路及び半導体装置を実現することができる。
本発明では、従来のPLL回路を構成するLPFとVCOの代わりに、増幅器を含むLPF部と電流制御発振器(CCO:Current Controlled Oscillator)を用いる。これにより、見かけ上のVCOの利得、即ち、CCOの利得が従来のPLL回路のVCOの利得より小さくなり、半導体集積回路の微細化を難しくすることなく消費電力の増大を防止することが可能となる。
以下に、本発明になるPLL回路、半導体集積回路及び半導体装置の各実施例を、図5以降と共に説明する。
図5は、本発明になるPLL回路の一実施例を示す図である。PLL回路1は、入力信号と後述するフィードバック信号が入力される位相比較器11、位相比較器11の出力で制御されるチャージポンプ12、ローパスフィルタ(LPF:Low Pass Filter)部13、電流制御発振器(CCO:Current Controlled Oscillator)14及び分周器15からなる。LPF部13は、図示の如く接続された抵抗R1,R2とコンデンサC1,C2からなる回路部分と、増幅器21とからなる。チャージポンプ12とコンデンサC1,C2を接続するノードN1は、増幅器21の反転入力端子に接続されている。抵抗R2はノードN2と接地の間に接続されている。他方、増幅器21の非反転入力端子には、基準電圧Vsgが入力されている。つまり、本実施例では、増幅器21は差動増幅器からなる。CCO14から出力される出力信号は、分周器15により1/Nに分周されて上記フィードバック信号として位相比較器11にフィードバックされる。図1中、VDDは電源電圧を示す。
尚、PLL回路1は、例えば半導体集積回路(図示せず)内に設けられる。従って、PLL回路1は、半導体集積回路を内蔵する半導体装置又は半導体チップ内に全て収納可能である。
PLL回路1を設計する際には、PLL回路1の安定性が十分確保されるようにする。PLL回路1の安定性を解析するには、次の式(4)〜式(8)からPLLのオープン利得Gopを求め、このオープン利得Gopの絶対値|Gop|とPLLの位相Φを用いる。尚、Icpはチャージポンプ12を流れる電流、SはS=jω、R1,R2は抵抗R1,R2の抵抗値、C1,C2はコンデンサC1,C2の容量値、Ioutは増幅器21の出力電流、Voutは増幅器21と抵抗R2とを接続するノードN2における増幅器21の出力電圧、Isは抵抗R2を流れる電流、KCCOはCCO14の利得を示す。尚、PLLの位相Φの求め方は、本発明の要旨とは直接関係がないので、その説明は省略する。
Figure 0004598691
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従って、本実施例では、電流により発振周波数を制御することができる。このため、CCO14の入力電圧範囲が広くなり、CCO14の利得KCCOを小さくすることができるので、見かけ上の従来例におけるVCOの利得、即ち、CCO14の利得KCCOが図1に示す従来のPLL回路101のVCOの利得KVCOより小さくなり、PLL回路1が設けられる半導体集積回路の微細化を難しくすることなく消費電力の増大を防止することが可能となる。
図6は、LPF部13の構成の一例を示す回路図である。LPF部13は、図5に示す抵抗R1,R2及びコンデンサC1,C2に加え、図6に示す如く接続されたトランジスタTr1〜Tr11を有する。チャージポンプ12の出力は、ノードN1へ入力される。又、出力電圧Voutは、ノードN2から得られる。
図7は、LPF部13の構成の他の例を示す回路図である。図7中、図6と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図7では、図6の抵抗R2及びトランジスタTr8,Tr9の代わりに、抵抗R11が設けられている。この場合、上記式(4)〜式(8)の代わりに、次の式(9)〜式(13)が成立する。ここで、Ibは、トランジスタTr5,Tr6を流れる電流を示す。
Figure 0004598691
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従って、図7に示す構成のLPF部13を用いた場合でも、図6に示す構成のLPF部13を用いた場合と同様に、電流により発振周波数を制御することができる。このため、CCO14の入力電圧範囲が広くなり、CCO14の利得KCCOを小さくすることができるので、見かけ上の従来例におけるVCOの利得、即ち、CCO14の利得KCCOが図1に示す従来のPLL回路101のVCOの利得KVCOより小さくなり、PLL回路1が設けられる半導体集積回路の微細化を難しくすることなく消費電力の増大を防止することが可能となる。
図8は、図1に示す従来のPLL回路101のPLL出力段における利得を説明する図である。図8中、縦軸はVCO114の出力周波数を示し、横軸はVCO114の入力電圧(即ち、LPF113の出力電圧)Vout1を示す。又、図9は、図5に示すPLL回路1のPLL出力段における利得を説明する図である。図9中、縦軸はCCO14の出力周波数を示し、横軸はCCO14の入力電圧(即ち、ノードN2におけるLPF部13の出力電圧)Voutを示す。図8及び図9は、図1におけるコンデンサC1,C2の容量値と図5におけるコンデンサC1,C2の容量値が互いに略同じ場合についての数値の一例を示す。
尚、CCO14の入力電圧Voutは、次の式(14)から求めることができる。
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図8に示す従来例の場合、PLL出力段における利得、即ち、VCO114の利得KVCOは、KVCO=(2000−600)/(0.8−0.55)=5600MHz/V=5.6GHz/Vとなる。
これに対し、図9に示す実施例の場合、PLL出力段における利得、即ち、CCO14の利得KCCOは、KCCO=(2000−600)/(0.8−0.1)=2000MHz/V=2GHz/Vとなり、電圧対発振周波数に換算すると従来例に比べてPLL出力段における利得を約1/3に低減することができる。
図10は、図1に示す従来のPLL回路101と図5に示すPLL回路1のPLL出力段における利得を比較する図であり、実質的に図8及び図9を重ねたものである。図10において、破線Iは従来のPLL回路101の特性を示し、実線IIは実施例のPLL回路1の特性を示す。又、Vthは従来のPLL回路101のVCO114の入力電圧の閾値を示し、Vol,Vohは夫々実施例のPLL回路1のCCO14の入力電圧範囲の下限、上限を示す。VCO114の発振範囲とCCO14の発振範囲をいずれも便宜上VCO発振範囲と呼ぶものとすると、図10に示すように、従来例についてはVCO発振範囲が閾値電圧Vthと電源電圧VDDで決まり、本実施例についてはVCO発振範囲が増幅器21への最低入力電圧Volと電源電圧VDDとで決まる。
図10からもわかるように、本実施例によれば、従来例よりPで示すVol〜Vthまでの範囲だけ入力電圧範囲が広がるので、増幅器21への最低入力電圧Volは閾値電圧Vthより十分低くなり、見かけ上の従来例におけるVCOの利得、即ち、CCO14の利得KCCOが図1に示す従来のPLL回路101のVCOの利得KVCOより小さくなり、PLL回路1が設けられる半導体集積回路の微細化を難しくすることなく消費電力の増大を防止することが可能となる。
図11は、図1に示す従来のPLL回路101のチャージポンプ112における電流の流れを説明する図である。従来例では、チャージポンプ112からノードN11へ流れる電流Iup1とノードN11からチャージポンプ112へ流れる電流Idown1がアンバランスになることにより、定常位相誤差が発生してしまう。PLLは、理想状態では位相比較器111への入力とフィードバック入力のクロックエッジの遅延が0になるように動作するが、上記電流Iup1,Idown1がアンバランスになると上記遅延が0ではないタイミングでPLLがロックしてしまい、定常位相誤差とはこのように上記遅延が0ではないタイミングでPLLがロックしてしまうことを言う。
図12は、実施例のPLL回路1のチャージポンプ12における電流の流れを説明する図である。本実施例では、増幅器21の非反転入力端子に入力される基準電圧Vsgが一定であれば、増幅器21の反転入力端子に入力される電圧も一定に保たれる。このため、本実施例では、チャージポンプ12からノードN1へ流れる電流IupとノードN1からチャージポンプ12へ流れる電流Idownが等しく保たれるので、上記の如き定常位相誤差の発生を防止することができる。
図13は、実施例のPLL回路1のPLL出力段における利得が更に減少可能な理由を説明する図である。図13中、図10と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
図6に示すLPF部13のトランジスタTr9のサイズを変更すれば、LPF部13の出力電圧Voutが0になってもCCO14に0より大きな電流が流れるようにすることができる。この場合、図13において太線で示す特性IIIで示すように切片を持たせることができるので、CCO14の利得KCCOを更に小さくすることができる。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うまでもない。
従来のPLL回路の一例を示す図である。 式(2)の利得対周波数特性を示す図である。 式(3)の位相対周波数特性を示す図である。 VCOの出力周波数と入力電圧との関係を示す図である。 本発明になるPLL回路の一実施例を示す図である。 LPF部の構成の一例を示す回路図である。 LPF部の構成の他の例を示す回路図である。 従来例のPLL出力段における利得を説明する図である。 実施例のPLL出力段における利得を説明する図である。 従来例と実施例のPLL出力段における利得を比較する図である。 従来例のチャージポンプにおける電流の流れを説明する図である。 実施例のチャージポンプにおける電流の流れを説明する図である。 実施例のPLL出力段における利得が更に減少可能な理由を説明する図である。
符号の説明
1 PLL回路
11 位相増幅器
12 チャージポンプ
13 LPF部
14 CCO
15 分周器
21 増幅器

Claims (7)

  1. 入力信号とフィードバック信号とが入力される位相比較器と、
    該位相比較器の出力で制御されるチャージポンプと、
    該チャージポンプの出力が入力されるローパスフィルタ部と、
    該ローパスフィルタ部の出力により制御される電流制御発振器と、
    該電流制御発振器の出力を分周して該フィードバック信号を出力する分周器とを備え、
    該ローパスフィルタ部は、該チャージポンプの出力が反転入力端子に入力されると共に基準電圧が非反転入力端子に入力される増幅器と、コンデンサ及び抵抗からなり該チャージポンプの出力と該増幅器の出力が入力される回路部分を含み、
    該回路部分は、一端が該チャージポンプの出力と該増幅器の反転入力端子とを接続する第1のノードに接続された第1及び第2のコンデンサと、一端が該増幅器の出力と該電流制御発振器の入力とを接続する第2のノードに接続された第1の抵抗と第2の抵抗を有し、
    該第1の抵抗の他端は第1のコンデンサの他端に接続され、該第2のコンデンサの他端は該第2のノードに接続され、該第2の抵抗の他端は接地されており、
    該増幅器は、電源電圧と接地との間に該第2のノードを介して直列接続された第1及び第2のトランジスタと、該電源電圧と接地との間に第3のノードを介して直列接続されると共に該第1及び第2のトランジスタの直列接続に対して並列接続された第3及び第4のトランジスタと、ベース及びドレインが該第3のノードに共通接続されると共にソースが接地された第5のトランジスタと、ベースが該第3のノードに接続されソースが接地されると共にドレインが該電流制御発振器の入力に接続された第6のトランジスタを有することを特徴とする、PLL回路。
  2. 入力信号とフィードバック信号とが入力される位相比較器と、
    該位相比較器の出力で制御されるチャージポンプと、
    該チャージポンプの出力が入力されるローパスフィルタ部と、
    該ローパスフィルタ部の出力により制御される電流制御発振器と、
    該電流制御発振器の出力を分周して該フィードバック信号を出力する分周器とを備え、
    該ローパスフィルタ部は、該チャージポンプの出力が反転入力端子に入力されると共に基準電圧が非反転入力端子に入力される増幅器と、コンデンサ及び抵抗からなり該チャージポンプの出力と該増幅器の出力が入力される回路部分を含み、
    該回路部分は、一端が該チャージポンプの出力と増幅器の反転入力端子とを接続する第1のノードに接続された第1及び第2のコンデンサと、一端が該増幅器の出力と該電流制御発振器の入力とを接続する第2のノードに接続された第1の抵抗と第2の抵抗を有し、
    該第1の抵抗の他端は第1のコンデンサの他端に接続され、該第2のコンデンサの他端は該第2のノードに接続され、該第2の抵抗の他端は接地されており、
    該増幅器は、電源電圧と該第2のノードの間に接続された第1のトランジスタと、該電源電圧と該第2のノードの間に該第1のトランジスタに対して並列接続された第2のトランジスタと、ベース及びドレインが該第2のノードに共通接続されると共にソースが接地された第3のトランジスタと、ベースが該第2のノードに接続されソースが接地されると共にドレインが該電流制御発振器の入力に接続された第4のトランジスタを有することを特徴とする、PLL回路。
  3. 該基準電圧をVsg、該チャージポンプを流れる電流をIcp、該第1及び第2のコンデンサの容量値をC1,C2、該第1及び第2の抵抗の抵抗値をR1,R2、S=jω(ωは周波数)で示すと、該第2のノードにおける該増幅器の出力電圧Voutは、
    Figure 0004598691
    で表されることを特徴とする、請求項1又は2記載のPLL回路。
  4. 該回路部分は、該出力電圧Voutが0になっても該ローパスフィルタ部から該電流制御発振器へ0より大きな電流を流す手段を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載のPLL回路。
  5. 該チャージポンプから該第1のノードへ流れる電流と、該第1のノードから該チャージポンプへ流れる電流とが等しく保たれることを特徴とする、請求項〜4のいずれか1項記載のPLL回路。
  6. 該電流制御発振器の発振範囲が、該増幅器への最低入力電圧と電源電圧とで決まることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載のPLL回路。
  7. PLL回路を備えた半導体装置であって、
    入力信号とフィードバック信号とが入力される位相比較器と、
    該位相比較器の出力で制御されるチャージポンプと、
    該チャージポンプの出力が入力されるローパスフィルタ部と、
    該ローパスフィルタ部の出力により制御される電流制御発振器と、
    該電流制御発振器の出力を分周して該フィードバック信号を出力する分周器とを備え、
    該ローパスフィルタ部は、該チャージポンプの出力と基準電圧が入力される増幅器と、コンデンサ及び抵抗からなり該チャージポンプの出力と該増幅器の出力が入力される回路部分を含み、
    該回路部分は、一端が該チャージポンプの出力と増幅器の反転入力端子とを接続する第1のノードに接続された第1及び第2のコンデンサと、一端が該増幅器の出力と該電流制御発振器の入力とを接続する第2のノードに接続された第1の抵抗と第2の抵抗を有し、
    該第1の抵抗の他端は第1のコンデンサの他端に接続され、該第2のコンデンサの他端は該第2のノードに接続され、該第2の抵抗の他端は接地されており、
    該増幅器は、電源電圧と接地との間に該第2のノードを介して直列接続された第1及び第2のトランジスタと、該電源電圧と接地との間に第3のノードを介して直列接続されると共に該第1及び第2のトランジスタの直列接続に対して並列接続された第3及び第4のトランジスタと、ベース及びドレインが該第3のノードに共通接続されると共にソースが接地された第5のトランジスタと、ベースが該第3のノードに接続されソースが接地されると共にドレインが該電流制御発振器の入力に接続された第6のトランジスタを有することを特徴とする、半導体装置。
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