JP4596717B2 - タイヤの製造方法 - Google Patents
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Description
(技術分野)
本発明は、カーカス補強体を有しかつ該カーカス補強体の補強要素が側壁内では半径方向(ラジアル)に配置されかつクラウン補強体の領域内では周方向に対して傾斜して配置されたタイヤの製造方法および該方法により製造されるタイヤに関する。
【0002】
(背景技術)
ラジアル形式のタイヤ、より正確にはラジアルタイヤの非加硫円環状ブランクは、一般に、2つの異なるフェーズからなる方法により製造される。第1フェーズでは、カーカス補強体の円筒状ブランクは円筒状製造ドラム上で製造され、ブランクは、特に、カーカス補強体自体と、該カーカス補強体内のゴムおよび補強体とからなり、これらの要素は、ビードワイヤ、異形要素、ビードフィラー層およびビード補強アーマチャである。第2フェーズでは、カーカス補強体の円筒状ブランクが円環形状となるように膨張され、次に、クラウン補強体を構成する要素が前記円環形状の上に敷かれ、異形要素およびゴム層が、クラウン補強体をカーカス補強体およびトレッドから分離する。次に、円環状の非加硫タイヤブランクが加硫金型内に導入され、前記ブランクには、タイヤの最終寸法となるように僅かな付加成形が施される。
【0003】
ラジアルタイヤの2フェーズ製造方法は、クロスプライタイヤに使用される1フェーズ(1段階)方法と比較して、より複雑かつコストが嵩む付加設備およびより多くの労力を必要とし、従って必然的に価格がより高くなるという事実があるにもかかわらず、工業的に使用できる唯一の方法であると考えられてきた。
【0004】
これは、1段階方法によりかつクロスプライタイヤを製造する伝統的設備を使用してラジアルタイヤを製造できるようにすることが優れていると常に考えられてきたことによる。1段階方法は、タイヤブランクの全ての構成要素を1つの同じドラム上で事実上円筒状に組み立てることからなる。
【0005】
カーカス補強体の補強要素は全子午線方向長さに亘って半径方向の要素であること、およびクラウン補強体のクロス形補強要素がカーカス補強体の補強要素と協働して三角形を形成することから、例えば、粉末状または或る溶媒で溶解した溶液の形態のステアリン酸亜鉛を用いて種々の層および/またはプライを潤滑するか、またはカーカス補強体とクラウン補強体との間にゴム配合物の大きなパッドを敷く等の或る数のトリックを用いない限り、円筒状ブランクを円環状ブランクにする成形を行うことは事実上不可能であるが、これらのトリックは長所より欠点の方が大きい。
【0006】
フランス国特許第1 413 102号は、クラウン補強体の半径方向内方に配置されるラジアルカーカス補強体の部分は不要であることに留意しており、角度ビード内で非伸長性環状要素に係止されかつ独立補強要素で形成されたカーカス補強体を有するタイヤであって、前記独立補強要素が、第1にビードとクラウン補強体との間で半径方向または実質的に半径方向に配置されかつ第2に少なくともクラウン補強体が配置される領域の軸線方向部分で半径方向から実質的に移動した方向に配置されている構成のタイヤを開示している。カーカス補強体はクラウン補強体により仕上げられており、最も簡単な解決法は、補強要素で形成された単一クラウンからなるクラウン補強体を設け、周方向に対する前記補強要素の配向角度の符号がカーカス補強体の補強要素の傾斜部分により形成される配向角度の符号とは逆になるように前記補強要素を配置することである。このようなタイヤ構造は1段階製造方法により製造できる。製造ドラム上には、カーカスプライのラジアル補強要素が前記ドラムの母線に対して実質的に平行になるようにしてカーカスプライが配置される。次にビードワイヤが所定位置に配置され、かつカーカスプライの縁部がビードワイヤの回りに折返されて、ビードフィラーゴムがカーカスプライのターンアップを形成する。次にクラウンプライが敷かれる。クラウン補強要素の方向はカーカスプライの方向に対して適当な角度を形成し、2つのプライ、カーカスおよびクラウンが接着される。次に、このようにして得られた円筒状ブランクが、ビードワイヤと一体化しかつ製造ドラムの膜を膨張させることにより成形される。カーカスプライの補強要素およびクラウンプライの補強要素は、2つのプライが重畳されるゾーンでの出発角度および成形比に基いて新しい角度構造を採用するのに対して、カーカスプライ要素は側壁内でこれらのラジアル方向を実質的に保持する。
【0007】
上記方法は、複数のカーカス補強プライおよび複数のクラウン補強プライを備えたブランクを得ることを可能にするが、前記プライの補強要素は、クラウンで2つの角度方向(−β、+γ)または(+β、−γ)をもつことができるに過ぎない(前記方向は同一ではない(β≠γ))。従って、上記方法は、第1に、0°ドリフトでの過大な横方向スラストを受けない単一クラウンプライを備えたタイヤを得ることは不可能であり、第2に、あらゆる走行形態に有効なタイヤを得ることは不可能である。これは、種々のプライの要素の方向が、三角形補強体が存在する最小軸線方向ゾーンを形成しないという事実による。前掲の参考文献が、最後に述べた欠点の解決法を提案していることは確かである。すなわち、上記構造に他のクラウンプライを付加でき、該クラウンプライの補強要素は、第1プライの補強要素の符号とは逆の符号の方向を有する。しかしながら、円環状ブランクの最終直径の成形後の第2段階では、第2クラウンプライの敷設は、上記方法すなわち、真の三角形補強体をもつブランクの製造方法と同じ方法に従って行なわれるに過ぎない。
【0008】
(発明の開示)
本発明の目的は、上記欠点を解消すること、および1段階製造方法に非常に近い方法で製造されるタイヤを得ること、およびクラウンプライを有しかつ該クラウンプライの補強要素が、周方向に対して、半径方向下方のカーカスの要素の角度とは逆方向の角度を形成しているタイヤ、または1つのプライから隣接プライにかけて交差している補強要素からなるプライを備えたクラウン補強体を有するタイヤ、または部分的に三角形の形状をもつクラウン補強体を有するタイヤの製造を可能にすることにある。
【0009】
本発明によれば、側壁内で半径方向のカーカス補強体を有するタイヤの製造方法であって、カーカス補強体の補強要素が、幅Lに亘って、周方向に対して角度±γ2の角度を形成する補強要素からなる少なくとも1つの層を有するクラウン補強体の下で、周方向にβ2の角度を形成し、最初に、タイヤの全ての構成要素を含む円筒状ブランクを製造する段階を有するタイヤの製造方法において、少なくとも、
a)ラジアル補強要素で形成された少なくとも1つのカーカス補強プライが直径Dの円筒状製造ドラムの中央部上に敷かれ、
b)非伸長性を有しかつ内径D3を有する環状ビード要素と、異形要素およびビードフィラーゴムと、ビード補強アーマチャとが敷かれ、カーカスプライが折返されてカーカスターンアップを形成し、
c)前記プライの中央部は、前記ドラム上で予形成しかつ直径Dからより大きい直径D1に移行させることにより、前記ラジアル要素が傾斜して周方向に対し
、成形プライと呼ばれる幅L0の少なくとも1つの補助プライNにより行なわれ、補助プライNは、加硫ゴム配合物内にコーティングされかつ円筒状タイヤブランク用の製造ドラム上に敷かれるテクスタイル要素または金属要素で形成され、
d)異形要素およびゴム要素は、カーカス補強体とクラウン補強体との間に敷
す)の角度だけそれぞれ周方向に対して配向された補強要素で形成された少なくとも1つのクラウンプライの半径方向外方に敷かれ、
e)トレッドのゴム配合物を敷くことにより完成されかつ円筒状ブランクの内径D1を、加硫成形金型内のタイヤの円環状ブランクおよび加硫されたタイヤの内径D2に変えることにより成形されることを特徴とするタイヤの製造方法が提供される。
【0010】
前記直径D1は、第1に、製造ドラムの直径Dより大きく、第2に、環状ビード要素の内径D3の0.95〜1.3倍であり、幅Lに亘るカーカスプライの角度変化は幅L0の少なくとも1つの補助プライにより行なわれ、該補助プライの補強要素は周方向に対して±αの角度を形成している。
【0011】
ラジアルカーカス補強体の角度変化は、加硫されかつ2つの補助プライで形成された円筒状スリーブにより行なわれるのが好ましく、補助プライの補強要素は、周方向に対して、それぞれ、90°および±αまたは±αおよび90°に等しい角度を形成している。
【0012】
前記直径D1上に敷かれる単一または複数のクラウンプライは、前記直径に成形するプライNの幅L1より大きい単一または複数の幅L311、L322を有している。かくして、1段階方法と呼ぶことができる本発明の方法により製造されるタイヤは、側壁内では半径方向でかつクラウン補強体の半径方向下方では傾斜しているカーカス補強体を設けることができる長所を有し、カーカス補強体の縁部の下には、軸線方向幅L322−L1に亘って補強体の縁部に向って変化できかつ軸線方向に増大する傾斜を設けることができる。これにより、軸線方向幅に2つのプライを備えたクラウン補強体の場合には、走行中のタイヤの性能にとって有益な補強体の2つの縁部に三角形の形状を得ることが可能になる。
【0013】
幅L31、L32の2つのクラウンプライが、例えば、±γ1の角度で配向されかつ幅L11をもつ要素からなる単一プライであって、この縁部がこれ自体の上に折返されている単一プライで置換されるならば、性能が改善されるであろう。ターンアップの存在によって、クラウン補強体の縁部上に三角形を充分に形成でき、従って、このこと自体は既知であるが、前記縁部に付加剛性を付与できる。
【0014】
(発明を実施するための最良の形態)
本発明の特徴は、本発明の実施形態を非制限的態様で例示する添付図面を参照して述べる以下の詳細な説明からより良く理解されよう。
【0015】
図1のタイヤPは、ラジアルカーカス補強体1を備えた小寸法175/70 R 13のタイヤであり、ラジアルカーカス補強体1は、各ビード7内でビードワイヤ2に係止され、ターンアップ11を形成している。ターンアップ11は、ゴム配合物からなる慣用の異形要素8により、ターンアップ自体のカーカス補強体から軸線方向に分離されている。前記補強体1は、ここに説明する例ではポリエステル補強要素のプライ1を有し、該プライの上にはクラウン補強体3が載置されており、該クラウン補強体3は2つのプライ31、32からなる。該プライ31、32は、各プライ内で互いに平行でかつ一プライから隣接プライにかけて交差(クロス)している金属ケーブルで形成されており、それぞれ、幅L31、L32を有している。回転軸線に最も近いクラウンプライ31の曲率は、隣接するカーカスプライの部分の曲率と同じではないので、クラウンプライの縁部は、実質的に三角形の異形要素6を介してカーカスプライに結合されている。タイヤPはまた、トレッド4を、両ビード7と、ゴム内側コーティング層(単一または複数)の内側とに結合する両側壁5を有している。
【0016】
図2に示すように、カーカスプライ1の補強要素10は、第1に側壁5およびビード7内で半径方向、すなわちタイヤの周方向に対して実質的に90°に等しい角度β0で配向され(「半径方向」とは、半径方向に対して±15°だけ異なる方向を含むことを意味するものと理解すべきである)、第2に、クラウン補強体3の下で−β2の角度で半径方向に配向されている。この角度−β2は、カーカスプライ1と、該プライ1に半径方向に隣接するクラウンプライ31との間の平行ゾーンの幅Lの下で事実上一定である。この角度β2は、プライ31の端部での角度β0に等しくなるまで、赤道平面の両側(前記平行ゾーンの外側)で、或る幅(L31−L)に亘って増大している。
【0017】
クラウンプライ31、32の補強要素310、320について説明すると、該補強要素310、320は周方向に対して角度+γ2、−γ2を形成している(負号は逆方向であることを示す)。これらの角度+γ2、−γ2は前述の幅Lに亘って一定であり、かつ各クラウンプライの縁部に向って僅かに増大している。前記角度+γ2、−γ2は絶対値が互いに等しく、かつ3°の範囲内で角度β2に等しい。
【0018】
上記タイヤは、円筒状の製造ドラムT上で製造された円筒状タイヤブランクを成形することにより加硫金型内で得られる円環状タイヤブランクの加硫から得られる。本発明の製造方法の第1工程(図3)は、πDの周長を有するドラムT上に、成形プライと呼ばれる補助プライNを敷くことからなる。成形プライNは、加硫されており、周方向に対して図示の例では9°の角度α0(図3A)を形成する芳香族ポリアミドの補強要素で形成されており、かつ10%の相対伸びで測定して実質的に3MPaに等しい小さい割線伸び係数の加硫ゴム配合物が両面にコーティングされている。前記円筒状成形プライNは幅L0を有する。成形プライNの半径方向上方にはカーカスプライ1が敷かれ、該カーカスプライ1はラジアル要素10を有している。必要に応じて、2つのプライすなわち成形プライNとカーカスプライ1との間を幅L0に亘って接着する。加硫された2つの補助プライ(該プライの補強要素は周方向に対して90°および9°の角度を形成する)からなるスリーブの使用は、単一の成形プライの使用と比較して、スリーブとカーカスプライとの間のいかなる接着も不要になるという長所を有し、両プライ間の接触圧力は所望の角度変化をカーカスプライに付与するのに充分なものである。
【0019】
ドラムの中央部の直径は、値Dから、本発明の方法の第2工程を構成する値D1(1.1Dに等しい)に変えられる(図4および図4A)。ドラムの直径の増大により引き起こされた周方向の伸びの後に、カーカスプライ1を、そのラジアル補強要素と、幅が小さくかつ傾斜補強要素を備えたプライNとに接着させることにより、両プライが接着する部分では両プライの補強要素が周方向に対して形成する角度を変化させることができるのに対し、カーカスプライ1のみが存在する部分では前記角度は変化されない。この予形成時に、成形プライNの軸線方向幅L0はL1に減少されている。プライNの要素は同じ方向を保持するが、角度α0は角度α1へと減少される。一方、接着がなされている幅L1の主要部でのカーカスプライの要素は逆方向に配向されており、−β1の角度を形成している。角度α1および角度β1が出発値および伸び量τに基いて定められることは明白であり、前記値は次式により近似的に計算される。
【0020】
【数1】
本発明の方法のこの第3工程は、直径D1のドラム上に、第1に、クラウンプライ(31、32)の縁部とカーカスプライ1とを分離するための異形要素6を敷き、第2に、クラウンプライ自体を敷くことからなる。カーカスプライは、常に成形プライNに完全に接着される。一方のプライ31から隣接プライ32にかけて交差する両クラウンプライ(31、32)の補強要素(310、320)は、周方向に対してそれぞれ角度γ1および角度−γ1を形成し、これらの絶対値はβ1の値に等しい。両プライ31、32の軸線方向幅L311、L312は、成形プライNとカーカスプライ1との接着ゾーンの幅L1より、幅L1の80%より小さい量(図示の例では、幅L1の53%)だけ大きい。両幅L311、L312は、最大幅例えば幅L311の0〜10%の間で変化する量だけ互いに異なっている。
【0021】
タイヤ製造の仕上げに必要なゴムからなるトレッド4および全ての層の敷設後の第4工程は、製造ドラムTの直径をDにすることにより、製造されたばかりのタイヤブランクを成形プライNから取り外すことからなる。加硫プライNと非加硫カーカスプライとの間の接着は、所望の角度変更を行なうのには充分であるが、両プライの分離を防止するのに充分なほど強力ではない。
【0022】
次に、円筒状タイヤブランクが適当な加硫金型内に敷かれる。次にこのブランクは、加硫タイヤの赤道平面内で測定した内径である直径D2へと拡大される。カーカスプライ1およびクラウンプライ31、32は周方向の伸びを受け、これにより、それぞれの補強要素の角度が変化される。すなわち、角度−β1、+γ1、−γ1は、角度−β2、+γ2、−γ2となる。図示の例では、種々の角度の値は、次表に示すように要約される。
【0023】
【表1】
軸線方向幅L311、L322については、これらはそれぞれL31、L32となる。すなわち、接着幅L1は、カーカスプライ1とクラウン補強体3との間の平行ゾーンの幅Lに実質的に等しくなる。前記ゾーンの外側には、幅L311、L322が幅L1より大きくなるように選択されているという事実から、90°に非常に近い方向をもつカーカスプライ1の補強要素10との間に三角形部分が形成されている。一方、クラウンプライ31、32の縁部の補強要素は、周方向に対して、ほぼ0〜20°の間で変化できる、+γ2および−γ2より大きい角度を形成する。この三角形部分の軸線方向幅は適度の大きさであるので、最終段階でのタイヤの成形が妨げられることは全くない。
【0024】
図6Aおよび図6Bは、上記方法で製造できるタイヤの第2実施形態を示す、それぞれ、子午線方向断面図および平面図である。前の実施形態と同様に、このタイヤは、ビード7内で非伸長性環状要素2に係止されかつ独立補強要素10で形成されたカーカス補強体1を有している。独立補強要素10は、第1に、タイヤのビード7とクラウンとの間で半径方向または実質的に半径方向に配置されかつ第2に、カーカス補強体1とクラウン補強体3との間の平行ゾーンの少なくと
クラウン補強体3は、周方向に対して±γ2に等しい角度を形成する補強要素で形成された単一のクラウンプライ31からなる。クラウンプライ31の縁部は該クラウンプライ31自体の上に折返されており、ターンアップL31間の軸線方向距離は幅Lより大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 加硫金型内で加硫された、本発明の第1実施形態によるタイヤを示す子午線方向断面図である。
【図2】 タイヤの種々の補強要素を上から見た平面図である。
【図3】 補強体を順番にドラム上に敷く1つの段階を示す子午線方向断面図である。
【図3A】 図3の段階での種々の補強体を示す平面図である。
【図4】 補強体を順番にドラム上に敷く1つの段階を示す子午線方向断面図である。
【図4A】 図4の段階での種々の補強体を示す平面図である。
【図5】 補強体を順番にドラム上に敷く1つの段階を示す子午線方向断面図である。
【図5A】 図5の段階での種々の補強体を示す平面図である。
【図6A】 本発明の第2実施形態によるタイヤを示す子午線方向断面図である。
【図6B】 本発明の第2実施形態によるタイヤを示す平面図である。
Claims (3)
- 側壁内で少なくとも1つのカーカス補強プライ(1)で構成された半径方向のカーカス補強体(1)を有するタイヤの製造方法であって、カーカス補強体(1)の補強要素が、周方向に対して±γ2の角度を形成する補強要素(310、320)からなる少なくとも1つの層(31、32)を有するクラウン補強体(3)の下で、周方向に
の角度を形成し、最初に、タイヤの全ての構成要素を含む円筒状ブランクを製造する段階を有するタイヤの製造方法において、少なくとも、
a)ラジアル補強要素(10)で形成された少なくとも1つのカーカス補強プライ(1)が直径Dの円筒状製造ドラムの中央部上に敷かれ、
b)非伸長性を有しかつ内径D3を有する環状ビード要素(2)と、異形要素およびビードフィラーゴム(8)と、ビード補強アーマチャとが敷かれ、カーカス補強プライ(1)が折返されてカーカスターンアップ(11)を形成し、
c)前記カーカス補強プライ(1)の中央部は、前記ドラムT上で予形成しかつ直径Dからより大きい直径D1に移行させることにより、前記ラジアル補強要素(10)が傾斜して周方向に対して
の角度を形成する角度変化を受け、幅Lのカーカス補強プライ(1)の角度変化は、成形プライと呼ばれる幅L0の少なくとも1つの補助プライNからなるスリーブにより行なわれ、補助プライNは、傾斜補強要素を備え加硫ゴム配合物がコーティングされかつ円筒状タイヤブランク用の製造ドラムT上に敷かれるテクスタイル要素または金属要素で形成され、
d)クラウン補強体(3)の縁部とカーカスプライ(1)とを分離するための異形要素(6)およびゴム要素は、カーカス補強プライ(1)上に敷かれ、次に、
(ここで、γ1は、|γ1|−|β1|≦7を満たす)の角度だけそれぞれ周方向に対して配向された補強要素(310、320)で形成された少なくとも1つのクラウンプライ(31、32)が、タイヤの半径方向外方に敷かれ、
e)トレッド(4)の単一または複数のゴム配合物を敷くことにより完成されかつ円筒状ブランクの内径D1を、加硫成形金型内のタイヤの円環状ブランクおよび加硫されたタイヤの内径D2に変えることにより成形される、
段階を有し、
前記ラジアル補強要素(10)で形成されたカーカス補強プライ(1)の角度変化は、加硫されかつ2つの補助プライNで形成された円筒状スリーブにより行なわれ、2つの補助プライNの補強要素は、周方向に対して、それぞれ、90°および±αまたは±αおよび90°に等しい角度を形成することを特徴とするタイヤの製造方法。 - 前記直径D1は、第1に、製造ドラムの直径Dより大きく、第2に、環状ビード要素(2)の内径D3の0.95〜1.3倍であることを特徴とする請求項1記載の方法。
- 前記直径D1上に敷かれる単一または複数のクラウンプライ(31、32)が、成形プライNの幅L1より大きい単一または複数の幅L311、L322を有することを特徴とする請求項1記載の方法。
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