JP4595898B2 - ロッカー装置およびロッカーシステム - Google Patents

ロッカー装置およびロッカーシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4595898B2
JP4595898B2 JP2006202128A JP2006202128A JP4595898B2 JP 4595898 B2 JP4595898 B2 JP 4595898B2 JP 2006202128 A JP2006202128 A JP 2006202128A JP 2006202128 A JP2006202128 A JP 2006202128A JP 4595898 B2 JP4595898 B2 JP 4595898B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
locker
state
lock
operation state
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006202128A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008025307A (ja
Inventor
裕二 達知
健二 武藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2006202128A priority Critical patent/JP4595898B2/ja
Publication of JP2008025307A publication Critical patent/JP2008025307A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4595898B2 publication Critical patent/JP4595898B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Coin-Freed Apparatuses For Hiring Articles (AREA)

Description

本発明は、貸しロッカーシステム、一時預かりボックスシステム等の各種ロッカーシステムに用いられるロッカー装置およびロッカーシステムに関する。
駅構内、地下通路等の各所に設置されるロッカーシステムは、それぞれロック機構を有する複数個のロッカー装置を縦横に並設させることでシステム構成されている。各ロッカー装置は、基本的な構成として、荷物を収容する収容部と、この収容部前面の搬出入口を開閉自在に閉塞する扉とを備えている。
ここで、従来のロッカー装置にあっては、一旦開扉された扉が閉じられずに半開きの状態で放置されることを防止するために、例えば扉の回動支点周りに配設させたスプリング等によって扉を常時閉める方向に付勢する閉止機構を備えたものがある。このような閉止機構を備えることで、扉の閉め忘れが防止され、悪戯防止等に役立ち、また、半屋外に設置されるロッカーシステムの場合であれば、雨等が収容部内に入り込まないようにする防水対策となる。
また、最近のロッカーシステムでは、各ロッカー装置のロック機構にソレノイド駆動等による電子錠構造を採用するとともに、各ロッカー装置の選択、電子錠の開錠・施錠、利用者認証、精算(課金決済)等の処理を集中端末管理装置で一括して行うようにした集中端末管理方式のシステムも実用化されている。このような集中端末管理方式のロッカーシステムにあっては、利用済み後に扉が確実に閉められたことを検知することでロッカーが空き状態となって次の利用者の利用に供され、半開きのままでは利用途中と判断してしまうので、上述のような閉止機構を備えて扉の半開き状態での放置を防止することは重要である。
特開2003−296813号公報 特開平9−41750号公報 特開2005−163263号公報 特開2001−325660号公報
ところで、従来のロッカー装置およびロッカーシステムでは、ロッカー装置もしくは集中端末管理装置に設けられた制御部からの指示に基づき、電子錠等によるロック機構の開錠・施錠を行う場合、ロック機構を開錠状態とし、扉が開扉された後、再び扉が閉扉されたことを検知してからロック機構を施錠状態とするようにしている。
ところが、この手順では、ロッカー装置の搬出入口の周囲に防水効果を向上させるパッキン等の弾性部材が付設されていると、その弾力効果によって扉が十分に閉まりきらず、いつまでも扉が閉扉したことを検知できなくなり、ロック機構を施錠状態にすることができなくなる場合がある。この場合、例えば利用者が手で扉を押さえ込み、施錠が完了するまで扉を閉扉した状態に維持する必要があるなど、利便性が損なわれるという問題が生じる。また、閉止機構によって扉が自動的に閉扉される場合であっても、閉扉する過程でパッキン等の弾性部材の影響により扉が開閉方向に弾性振動を起こし、閉扉して停止するまでに余計な時間を費やすという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、開扉した扉を迅速かつ確実に自動で閉扉および施錠させることができるロッカー装置およびロッカーシステムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかるロッカー装置は、荷物を収容する収容部と、該収容部に前記荷物を搬出入する搬出入口を開閉自在に閉塞する扉とを備えるロッカー装置において、前記扉の開閉状態を検知する開閉検知手段と、前記扉を閉扉可能な状態に維持しつつ前記扉が閉扉された場合に該扉を開扉できない状態にさせる施錠動作と前記扉を開閉自在な状態にさせる開錠動作とを切換自在に行うロック機構と、前記扉を閉扉動作させる閉止機構と、前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であって前記開閉検知手段が前記扉の開扉状態を検知したタイミングで、前記ロック機構を前記開錠動作の状態から前記施錠動作の状態に切り換える制御をするロック制御手段と、を備えたこと特徴とする。
また、請求項2にかかるロッカー装置は、上記の発明において、前記扉の開錠を指示する開錠指示情報を取得する情報取得手段を備え、前記ロック制御手段は、前記情報取得手段が前記開錠指示情報を取得した場合、前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする。
また、請求項3にかかるロッカー装置は、上記の発明において、前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを検知するロック状態検知手段と、前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを識別可能に報知するロック状態報知手段と、を備え、前記ロック制御手段は、前記ロック状態検知手段の検知結果に応じて、前記ロック状態報知手段に前記開錠動作の状態または前記施錠動作の状態を報知させる制御をすることを特徴とする。
また、請求項4にかかるロッカー装置は、上記の発明において、前記収容部は、複数であり、前記扉、前記開閉検知手段および前記ロック機構は、前記収容部ごとに設けられ、前記開錠指示情報は、該開錠指示情報に応じて開錠させる前記扉を特定する扉特定情報を含み、前記ロック制御部は、前記情報取得手段が前記開錠指示情報を取得した場合、複数の前記扉のうち前記扉特定情報によって特定される特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換え、前記特定扉に対応する前記開閉検知手段が該特定扉の開扉状態を検知したタイミングで、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態から前記施錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする。
また、請求項5にかかるロッカー装置は、上記の発明において、前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを検知するロック状態検知手段と、前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを識別可能に報知するロック状態報知手段と、を前記収容部ごとに備え、前記ロック制御手段は、前記特定扉に対応する前記ロック状態検知手段の検知結果に応じて、前記特定扉に対応する前記ロック状態報知手段に前記開錠動作の状態または前記施錠動作の状態を報知させる制御をすることを特徴とする。
また、請求項6にかかるロッカーシステムは、上記のロッカー装置と、前記扉の開錠を指示する開錠指示情報を取得する情報取得手段および該情報取得手段が前記開錠指示情報を取得した場合に前記ロッカー装置に対して前記扉の開錠を指示する制御をする管理制御手段を有するロッカー管理装置と、を備え、前記ロック制御手段は、前記管理制御手段から前記扉の開錠を指示された場合、前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする。
また、請求項7にかかるロッカーシステムは、上記の発明において、前記収容部は、複数であり、前記扉、前記開閉検知手段および前記ロック機構は、前記収容部ごとに設けられ、前記開錠指示情報は、該開錠指示情報に応じて開錠させる前記扉を特定する扉特定情報を含み、前記管理制御手段は、前記ロッカー装置に対し、複数の前記扉のうち前記扉特定情報によって特定される特定扉の開錠を指示する制御を行い、前記ロック制御部は、前記管理制御手段から前記特定扉の開錠を指示された場合、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換え、前記特定扉に対応する前記開閉検知手段が該特定扉の開扉状態を検知したタイミングで、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態から前記施錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする。
また、請求項8にかかるロッカーシステムは、上記の発明において、前記ロッカー装置は、複数であり、前記開錠指示情報は、該開錠指示情報に応じて開錠させる前記扉を特定する扉特定情報を含み、前記管理制御手段は、複数の前記ロッカー装置に対し、複数の前記扉のうち前記扉特定情報によって特定される特定扉の開錠を指示する制御を一括して行い、複数の前記ロッカー装置のうち前記特定扉を備えた特定ロッカー装置の前記ロック制御部は、前記管理制御手段から前記特定扉の開錠を指示された場合、前記特定ロッカー装置の前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする。
また、請求項9にかかるロッカーシステムは、上記の発明において、前記ロッカー装置は、複数であり、前記開錠指示情報は、前記ロッカー装置を特定するロッカー特定情報を含み、前記管理制御手段は、複数の前記ロッカー装置に対し、複数の前記扉のうち前記扉特定情報によって特定される特定扉の開錠を指示する制御を一括して行い、複数の前記ロッカー装置のうち前記ロッカー特定情報によって特定される特定ロッカー装置の前記ロック制御部は、前記管理制御手段から前記特定扉の開錠を指示された場合、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換え、前記特定扉に対応する前記開閉検知手段が該特定扉の開扉状態を検知したタイミングで、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態から前記施錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする。
また、請求項10にかかるロッカーシステムは、上記の発明において、前記ロッカー装置は、前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを前記収容部ごとに検知するロック状態検知手段を備え、前記管理制御手段は、複数の前記ロッカー装置に対し、前記収容部ごとに前記ロック機構が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかの状態確認を指示する制御をポーリングによって行い、前記ロック制御部は、前記管理制御手段から前記状態確認を指示されるごとに、前記ロック状態検知手段によって前記収容部ごとの前記ロック機構が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを検知し、該収容部ごとの検知結果を前記管理制御手段に通知する制御をすることを特徴とする。
本発明にかかるロッカー装置およびロッカーシステムによれば、開扉した扉を迅速かつ確実に自動で閉扉および施錠させることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明にかかるロッカー装置およびロッカーシステムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、この実施の形態により本発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一符号を付している。
(実施の形態)
図1および図2は、本実施の形態にかかる電子制御式多目的ロッカーシステムとしてのロッカーシステム1の構成を示す図である。図1は、機能ブロック図であり、図2は、正面外観構成図である。これらの図に示すように、ロッカーシステム1は、センタ装置2と、このセンタ装置2の左右両側に配置された複数列のロッカーユニット3とを用いて構成されている。
センタ装置2は、各ロッカーユニット3の利用状態等の管理を一括して行うロッカー管理装置としての集中端末管理装置であり、その前面には、防犯用の監視カメラ等を用いた人体センサ11と、荷物預け入れ/取り出しモードの設定、ロッカー選択等の操作を行ったり各種表示を行ったりするためのタッチパネル付き液晶表示器(LCD)12と、クレジットカード等の読み取りを行うカードリーダ13と、100円硬貨や500円硬貨のコイン投入口を有するコインアクセプタ14と、荷物受け渡し時に利用するバーコードリーダ15とを備える。
また、センタ装置2は、スピーカー16、各ロッカーユニット3等との通信を行うための通信インターフェース17、各種情報を記憶する記憶部18、電力供給を行う電源部19、ロッカーシステム1全体の処理および動作を制御する制御部20等を備える。記憶部18は、特に、各ロッカーユニット3を識別するためのユニットID情報18aと、各ロッカーユニット3が有する個々のロッカーを識別するためのロッカーID情報18bとを記憶している。電源部19は、停電時等に電力供給を行う無停電電源装置(UPS)19aを備えている。制御部20は、特に各ロッカーユニット3に対する制御を行う管理制御手段としてのロッカー制御部20aを備えている。なお、通信インターフェース17は、利用者等が使用する携帯電話機との間での通信も可能とされている。
ロッカーユニット3は、荷物を収容する収容部を複数備えたロッカー装置であって、図1に示すように、センタ装置2との通信を行うための通信インターフェース21と、ロッカーユニット3における処理および動作を制御する制御部22と、各種情報を記憶する記憶部23と、個々の収容部を有したロッカー部24とを備える。記憶部23は、特に、ロッカーユニット3内に設けられた各ロッカー部24を識別するためのロッカーID情報23aを記憶している。
ここで、各ロッカーユニット3は、図2に示すように、縦一列を一体に形成する外箱31と、複数枚の棚板32とを用いて構成され、棚板32によって区切られた各画成部がロッカー部24として用いられる。図2に示す例では、各ロッカー部24は、各種形状およびサイズの荷物に対応するために複数種類のサイズに構成されている。また、各ロッカーユニット3は、ユニットごとにロッカー部24の画成数が設定されている。なお、この例ではロッカーユニット3は、複数のロッカー部24を備えるものとしたが、1つとすることもできる。
図3および図4は、1つのロッカー部24の構成を示す図である。図3は、ロッカー部24の一部を拡大して概略的に示す外観斜視図であり、図4は、機能ブロック図である。まず図3に示すように、ロッカー部24は、荷物を収容する収容部33を内部に形成する矩形状のロッカー筐体34と、ロッカー筐体34の全面に形成された搬出入口35を開閉自在に閉塞する扉36とを備えている。ロッカー筐体34は、外箱31と棚板32とを組み合わせて構成され、収容物としての荷物は、搬出入口35を介して収容部33に対し収容および取り出しされる。
扉36は、例えば左側辺に設けたヒンジ機構(図示せず)によってロッカー筐体34の搬出入口35に対して開閉回動自在に設けられるとともに、閉止機構(図示せず)によって自動的もしくは半自動的に閉扉可能とされている。また、ロッカー筐体34内の右側内壁には、ソレノイド駆動によって回動開閉される施錠用のカム41a等を用いて構成された電子錠構造のロック機構部41を内部に備えるロックユニット40が設けられ、扉36の右側内面にはカム41aに係入および係脱するロック板37が設けられている。
ロックユニット40の内部には、図4に示すように、ロック機構部41の他、ロック検知部42、開閉検知部43および表示部44が設けられている。また、ロッカー部24内には、ロックユニット40とは別に、収容部33内の荷物の収容状態、つまり収容部33に荷物が収容されているか否かを検知する荷物検知部45が設けられている。これらロックユニット40内の各部と荷物検知部45とにおける処理および動作は、制御部22によって制御される。
ここで、ロック機構部41は、扉36を閉扉可能な状態に維持しつつ扉36が扉された場合に扉36を開扉できない状態にさせる施錠動作と、扉36を開閉自在な状態にさせる開錠動作とを切換自在に行うことができる。より具体的には、ロック機構部41は、施錠状態では、ロック板37をカム41aに対して係入可能にするとともに、一旦係入された場合、係脱できないようにする。また、開錠状態では、ロック板37をカム41aに対して係入および係脱自在にする。
また、ロック検知部42は、ロック機構部41の動作状態が開錠動作状態であるか、施錠動作状態であるかを検知し、開閉検知部43は、扉36の開閉状態、つまりカム41aに対するロック板37の係合状態を検知する。開閉検知部43は、ロック板37がカム41aに係入された場合、扉36が閉扉状態にあるものと検知し、ロック板37がカム41aから係脱された場合、扉36が開扉状態にあるものと検知する。
表示部44は、例えば図3に示すように赤色光を発光するLED44aと緑色光を発光するLED44bとを前面に向けて備え、この各LEDを選択的に発光させることでロッカー部24の利用状況等を報知することができる。一例として、表示部44は、LED44aを発光させて赤色表示させることで、ロック機構部41が施錠動作状態であることを報知し、LED44bを発光させて緑色表示させることで、ロック機構部41が開錠動作状態であることを報知することができる。これによって、利用者は、目的とするロッカー部24が施錠されているか開錠されているかを容易に識別することができる。
なお、表示部44は、扉36が閉扉されている場合、扉36の前面部のLED44a,44bに対向する部分に取り付けられた取っ手38を介して外部に発光表示を行う。すなわち、取っ手38は、光透過性もしくは光半透過性を有する樹脂材料等によって形成されたものであって、その内部は中空とされ、この中空部に拡散板38aが装着されている。扉36には、閉扉させた状態で取っ手38(拡散板38a)とLED44a,44bとの間を光学的に連通させる光透過部が形成されている。これによって、LED44a,44bが発した光は、拡散板38aによって周囲に拡散され、利用者等は、その拡散された光によって利用状況等を視認することができる。
つぎに、ロッカーシステム1の利用手順について説明する。ロッカーシステム1におけるセンタ装置2を利用した電子制御は、種々多様であるが、例えば、荷物預け入れの際にはタッチパネル付きLCD12の画面上でロッカー部24を選択し、センタ装置2で指定された電話番号に携帯電話機で電話をかけることで当該携帯電話機の電話番号が開錠用の認証番号(ID番号)として登録され、コイン投入口から100円硬貨を投入し、荷物を収容部33に預け入れた後、ロック機構部41が施錠動作状態に制御される。そして、荷物の取り出し時には、再度センタ装置2で指定された電話番号に携帯電話機で電話をかけることで当該携帯電話機の電話番号が、開錠用の認証番号として登録された携帯電話機の電話番号に一致しているか否かを認証し、一致している場合にはロック機構部41が開錠制御され、当該ロッカー部24からの荷物の取り出しが可能となる。これにより、携帯電話機を鍵として利用するロック機構部41の施錠制御および開錠制御が可能となる。なお、課金に対する決済は、硬貨投入による現金決済に限らず、クレジットカードやICカードによる決済も可能とされている。
図5−1および図5−2は、上述した利用手順における施錠制御および開錠制御について、センタ装置2および各ロッカーユニット3が行う処理手順の要旨を説明するフローチャートである。ここに示す処理手順は、制御部20が記憶部18に記憶された所定の処理プログラムを実行することによって実現される。
図5−1に示すように、センタ装置2におけるロッカー制御部20aは、情報取得手段としてのタッチパネル付きLCD12から利用開始指示が入力されたか否かを適宜判断し(ステップS101)、利用開始指示が入力されていない場合(ステップS101:No)、この判断処理を繰り返す。利用開始指示が入力された場合(ステップS101:Yes)、ロッカー制御部20aは、ユニットIDが「1」番〜「M」番までの各ロッカーユニット3に対し、各ロッカー部24のロック状態を確認する指示をポーリング処理によって行う(ステップS102)。
各ロッカーユニット3における制御部22は、センタ装置2からの確認指示に基づき、自ユニット内の各ロッカー部24のロック状態を検知し(ステップS103)、その検知結果をもとにセンタ装置2に対してロック状態の確認通知を行う(ステップS104)。このステップS103では、制御部22は、ロック検知部42によって、各ロッカー部24におけるロック機構部41の動作状態が施錠動作状態であるか開錠動作状態であるかを検知することでロック状態を確認する。
各ロッカーユニット3から確認通知を取得して各ロッカー部24のロック状態を確認した後、ロッカー制御部20aは、タッチパネル付きLCD12から取得した利用開始指示に応じたロッカー部24の開錠指示を行う(ステップS105)。このステップS105では、ロッカー制御部20aは、例えば荷物の預け入れを指示された場合、未使用のロッカー部24の中から適当なロッカー部24を選択し、選択したロッカー部24を開錠させる開錠指示を各ロッカーユニット3に対して一括して行う。あるいは、荷物の取り出しを指示された場合、電話番号等によって指示されたID番号に対応するロッカー部24を開錠させる開錠指示を各ロッカーユニット3に対して一括して行う。
センタ装置2からの開錠指示に基づき、各ロッカーユニット3における制御部22は、自ユニット内に開錠指示に対応するロッカー部24があるか否かを判断し(ステップS106)、該当するロッカー部24がないと判定した場合(ステップS106:No)、そのロッカー部24がない旨の通知をセンタ装置2に対して行う(ステップS107)。開錠指示に対応するロッカー部24がないロッカーユニット3では、この通知を行うことで一連の処理が終了する。
一方、開錠指示に対応するロッカー部24を有するロッカーユニット3における制御部22は、該当するロッカー部24があると判断した後(ステップS106:Yes)、そのロッカー部24に設けられたロック機構部41を開錠させる(ステップS108)。これによって、このロック機構部41の動作状態は、施錠動作状態から開錠動作状態に切り換えられる。その後、この制御部22は、ロック検知部42によってロック機構部41のロック状態を検知し(ステップS109)、確かに開錠されているか否か、つまり動作状態が開錠動作状態であるか否かを確認する(ステップS110)。
ここで、ロック機構部41が開錠されていない場合(ステップS110:No)、制御部22は、ステップS108からの処理を繰り返してロック機構部41を確実に開錠させる。ロック機構部41が開錠されていることが確認された場合(ステップS110:Yes)、制御部22は、開錠指示に対応するロッカー部24を開錠した旨の通知をセンタ装置2に対して行うとともに(ステップS111)、このロッカー部24が開錠された旨、つまり利用可能な旨を表示部44に表示させる(ステップS112)。ステップS111による通知を受けたセンタ装置2では、ロッカー制御部20aは、開錠されたロッカー部24の位置を、利用可能なロッカー位置としてタッチパネル付きLCD12に表示させる(ステップS113)。
その後、図5−2に示すように、ロッカー部24を開錠したロッカーユニット3における制御部22は、このロッカー部24に対応する開閉検知部43によって扉36の開閉状態を検知し(ステップS114)、その検知結果をもとに扉36が開扉されたか否かを判断する(ステップS115)。扉36が開扉されていない場合(ステップS115:No)、制御部22は、再びステップS114からの処理を繰り返し、再び扉36が開扉されたか否かの判断を行い、扉36が開扉された場合には(ステップS115:Yes)、開扉した旨の通知をセンタ装置2に対して行う(ステップS116)。このステップS116による通知を受けたセンタ装置2では、ロッカー制御部20aは、利用可能なロッカー部24を開扉した旨をタッチパネル付きLCD12に表示させる(ステップS117)。
ステップS115において扉36の開扉を確認した制御部22は、その確認を行ったタイミング、好ましくは開扉を確認して即座のタイミングに、開扉されたロッカー部24の施錠を、対応するロック機構部41によって行う(ステップS118)。つまり、制御部22は、このロック機構部41の動作状態が開錠動作状態であって、開閉検知部43が扉36の開扉を検知したタイミングで、このロック機構部41の動作状態を開錠動作状態から施錠動作状態に切り換える制御を行っている。
そして、この制御部22は、ロック検知部42によって、そのロック機構部41のロック状態を検知し(ステップS119)、確かに施錠されているか否か、つまり動作状態が施錠動作状態であるか否かを確認する(ステップS120)。ここで、ロック機構部41が施錠されていない場合(ステップS120:No)、制御部22は、ステップS118からの処理を繰り返してロック機構部41を確実に施錠させる。一方、ロック機構部41が施錠されていることが確認された場合には(ステップS120:Yes)、制御部22は、開閉検知部43によって、そのロック機構部41に対応する扉36の開閉状態を検知し(ステップS121)、この検知結果をもとに、扉36が閉扉されたか否かを判断する(ステップS122)。
扉36が閉扉されていない場合(ステップS122:No)、制御部22は、再びステップS121からの処理を繰り返し、再び扉36が閉扉されたか否かの判断を行い、扉36が閉扉されたと判定した場合には(ステップS122:Yes)、閉扉した旨の通知をセンタ装置2に対して行うとともに(ステップS123)、ロッカー部24の施錠が完了した旨を表示部44に表示させる(ステップS124)。一方、ステップS123による通知を受けたセンタ装置2では、ロッカー制御部20aは、ロッカー部24の利用が終了した旨をタッチパネル付きLCD12に表示させる(ステップS125)。これによって、所望のロッカー部24を利用するための一連の処理手順が終了し、センタ装置2および各ロッカーユニット3は、再び利用開始指示を待ち受ける状態となる。
なお、各ロッカーユニット3の制御部22は、各ロッカー部24の荷物検知部45によって、当該ロッカー部24内の荷物の収容状態を検知し、その検知結果つまり荷物が収容されているか否かを利用状況として表示部44に適宜表示させることもできる。また、この検知結果をセンタ装置2に通知することで、センタ装置2のロッカー制御部20aは、各ロッカー部24の利用状況をタッチパネル付きLCD12に適宜表示させることができる。
以上説明したように、本実施の形態にかかるロッカーシステム1では、ロッカー装置としての各ロッカーユニット3は、制御部22と複数のロッカー部24とを備えるとともに、ロッカー部24ごとにロック機構部41および開閉検知部43を備え、制御部22は、センタ装置2から開錠指示を取得した場合、この開錠指示によって特定されるロッカー部24の扉36に対応するロック機構部41を開錠動作状態に切り換え、この扉36に対応する開閉検知部43が当該扉36の開扉状態を検知したタイミングで、当該ロック機構部41を開錠動作状態から施錠動作状態に切り換える制御を行っている。このため、各ロッカー部24では、開扉した扉36を迅速かく確実に自動で閉扉および施錠させることができる。
すなわち、扉36が開扉した際にロック機構部41を施錠動作状態としているため、扉36が閉扉してロック板37がカム41aに一旦係入した時点でロック板37は係脱することができなくなり、扉36は施錠されることとなる。これによって、扉36は、半開きの状態で放置されることがなく、施錠のために利用者の手を煩わせるなどの不都合も解消される。また、一旦ロック板37がカム41aに係入した時点で施錠が完了するため、扉36を閉扉して施錠させる過程で余計な時間を費やすこともなく、迅速かつ確実に閉扉および施錠を行うことができる。
また、このようにロック板37がカム41aに係入した時点で施錠が完了することによって、各ロッカー部24では、扉36とロックユニット40との取り付け調整を行う上で作業の簡素化ならびに工数の削減をはかることができる。具体的には、例えば従来技術にかかるロッカー部では、搬出入口35の周囲に防水用のパッキン等、弾性部材が付設されている場合、その厚みや弾力作用等の影響を補正し、扉36が閉扉されて停止した際にロック板37が確実にカム41aに係入するように扉36とロックユニット40との相互の位置を微調整する必要があった。しかしながら、本実施の形態にかかるロッカー部24では、閉止機構による閉扉動作によって確実に1度はロック板37がカム41aに係入され、その時点で扉36が閉扉および施錠されるため、扉36とロックユニット40との相互位置を微調整する必要がない。さらに、従来は、パッキン等の弾性部材の経年変化に応じて、その相互位置を再調整する必要があったが、本実施の形態にかかるロッカー部24では、その必要もない。
ここまで、本発明を実施する最良の形態を実施の形態として説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば、種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施の形態では、ロッカー装置としてのロッカーユニット3を複数用いてロッカーシステム1を構築するものとしたが、複数に限定されず、1つとすることもできる。また、図2に示した構成例では、センタ装置2の左右にロッカーユニット3を計6列配置するものとしたが、6列に限定して解釈する必要はない。また、センタ装置2を必ずしも中央部に配置する必要はなく、左右の端部に配置することもできる。さらに、ロッカーユニット3は、必ずしも横方向に配列する必要はなく、縦方向に重ねて配置してもよい。
また、上述した実施の形態では、ロッカー装置としてのロッカーユニット3が複数のロッカー部24つまり複数の収容部33を備えるものとしたが、複数に限定されず、1つとすることもできる。言い換えると、収容部33ごとにロッカー装置を構成し、縦横2次元的に配列してロッカーシステムを構築することもできる。この場合、センタ装置2は、収容部33ごとに設けられる制御部22に対して開錠指示等、各種制御を行うこととなる。
また、上述した実施の形態では、センタ装置2のロッカー制御部20aは開錠指示等の各種処理情報を各ロッカーユニット3に対して一括して通知し、この処理情報によって特定されるロッカー部24を有するロッカーユニット3に所望の処理を実行させるものとしたが、例えばユニットID情報18aを用いて処理情報中にロッカーユニット3を特定する特定情報を含め、この特定情報に対応するロッカーユニット3に所望の処理を実行させることもできる。これによってセンタ装置2では、ロッカーシステム1内の全ロッカー部24を固有のID情報によって管理する必要がなく、個々のロッカー部24の管理における柔軟性および融通性が向上する。より具体的には、例えばシステム構成の変更としてロッカーユニット3の配置数の増減や配置位置の変更を行う場合、変更を加えないロッカーユニット3におけるロッカー部24のID情報を逐一修正する必要がなく、容易にシステム構成の変更を行うことができる。
本発明の実施の形態にかかるロッカーシステムおよびロッカーユニットの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるロッカーシステムおよびロッカーユニットの構成を示す正面外観図である。 図2に示したロッカー部の一部構成を示す斜視外観図である。 図1に示したロッカー部の構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかるロッカーシステムが行う処理手順を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかるロッカーシステムが行う処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ロッカーシステム
2 センタ装置
3 ロッカーユニット
11 人体センサ
12 タッチパネル付きLCD
13 カードリーダ
14 コインアクセプタ
15 バーコードリーダ
16 スピーカー
17,21 通信インターフェース
18,23 記憶部
19 電源部
20,22 制御部
20a ロッカー制御部
24 ロッカー部
31 外箱
32 棚板
33 収容部
34 ロッカー筐体
35 搬出入口
36 扉
37 ロック板
38 取っ手
40 ロックユニット
41 ロック機構部
41a カム
42 ロック検知部
43 開閉検知部
44 表示部
45 荷物検知部

Claims (10)

  1. 荷物を収容する収容部と、該収容部に前記荷物を搬出入する搬出入口を開閉自在に閉塞する扉とを備えるロッカー装置において、
    前記扉の開閉状態を検知する開閉検知手段と、
    前記扉を閉扉可能な状態に維持しつつ前記扉が閉扉された場合に該扉を開扉できない状態にさせる施錠動作と前記扉を開閉自在な状態にさせる開錠動作とを切換自在に行うロック機構と、
    前記扉を閉扉動作させる閉止機構と、
    前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であって前記開閉検知手段が前記扉の開扉状態を検知したタイミングで、前記ロック機構を前記開錠動作の状態から前記施錠動作の状態に切り換える制御をするロック制御手段と、
    を備えたことを特徴とするロッカー装置。
  2. 前記扉の開錠を指示する開錠指示情報を取得する情報取得手段を備え、
    前記ロック制御手段は、前記情報取得手段が前記開錠指示情報を取得した場合、前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする請求項1に記載のロッカー装置。
  3. 前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを検知するロック状態検知手段と、
    前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを識別可能に報知するロック状態報知手段と、
    を備え、
    前記ロック制御手段は、前記ロック状態検知手段の検知結果に応じて、前記ロック状態報知手段に前記開錠動作の状態または前記施錠動作の状態を報知させる制御をすることを特徴とする請求項1または2に記載のロッカー装置。
  4. 前記収容部は、複数であり、
    前記扉、前記開閉検知手段および前記ロック機構は、前記収容部ごとに設けられ、
    前記開錠指示情報は、該開錠指示情報に応じて開錠させる前記扉を特定する扉特定情報を含み、
    前記ロック制御部は、前記情報取得手段が前記開錠指示情報を取得した場合、複数の前記扉のうち前記扉特定情報によって特定される特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換え、前記特定扉に対応する前記開閉検知手段が該特定扉の開扉状態を検知したタイミングで、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態から前記施錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする請求項2に記載のロッカー装置。
  5. 前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを検知するロック状態検知手段と、
    前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを識別可能に報知するロック状態報知手段と、
    を前記収容部ごとに備え、
    前記ロック制御手段は、前記特定扉に対応する前記ロック状態検知手段の検知結果に応じて、前記特定扉に対応する前記ロック状態報知手段に前記開錠動作の状態または前記施錠動作の状態を報知させる制御をすることを特徴とする請求項4に記載のロッカー装置。
  6. 請求項1に記載のロッカー装置と、
    前記扉の開錠を指示する開錠指示情報を取得する情報取得手段および該情報取得手段が前記開錠指示情報を取得した場合に前記ロッカー装置に対して前記扉の開錠を指示する制御をする管理制御手段を有するロッカー管理装置と、
    を備え、
    前記ロック制御手段は、前記管理制御手段から前記扉の開錠を指示された場合、前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とするロッカーシステム。
  7. 前記収容部は、複数であり、
    前記扉、前記開閉検知手段および前記ロック機構は、前記収容部ごとに設けられ、
    前記開錠指示情報は、該開錠指示情報に応じて開錠させる前記扉を特定する扉特定情報を含み、
    前記管理制御手段は、前記ロッカー装置に対し、複数の前記扉のうち前記扉特定情報によって特定される特定扉の開錠を指示する制御を行い、
    前記ロック制御部は、前記管理制御手段から前記特定扉の開錠を指示された場合、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換え、前記特定扉に対応する前記開閉検知手段が該特定扉の開扉状態を検知したタイミングで、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態から前記施錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする請求項6に記載のロッカーシステム。
  8. 前記ロッカー装置は、複数であり、
    前記開錠指示情報は、該開錠指示情報に応じて開錠させる前記扉を特定する扉特定情報を含み、
    前記管理制御手段は、複数の前記ロッカー装置に対し、複数の前記扉のうち前記扉特定情報によって特定される特定扉の開錠を指示する制御を一括して行い、
    複数の前記ロッカー装置のうち前記特定扉を備えた特定ロッカー装置の前記ロック制御部は、前記管理制御手段から前記特定扉の開錠を指示された場合、前記特定ロッカー装置の前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする請求項6に記載のロッカーシステム。
  9. 前記ロッカー装置は、複数であり、
    前記開錠指示情報は、前記ロッカー装置を特定するロッカー特定情報を含み、
    前記管理制御手段は、複数の前記ロッカー装置に対し、複数の前記扉のうち前記扉特定情報によって特定される特定扉の開錠を指示する制御を一括して行い、
    複数の前記ロッカー装置のうち前記ロッカー特定情報によって特定される特定ロッカー装置の前記ロック制御部は、前記管理制御手段から前記特定扉の開錠を指示された場合、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態に切り換え、前記特定扉に対応する前記開閉検知手段が該特定扉の開扉状態を検知したタイミングで、前記特定扉に対応する前記ロック機構を前記開錠動作の状態から前記施錠動作の状態に切り換える制御をすることを特徴とする請求項7に記載のロッカーシステム。
  10. 前記ロッカー装置は、前記ロック機構の動作状態が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを前記収容部ごとに検知するロック状態検知手段を備え、
    前記管理制御手段は、複数の前記ロッカー装置に対し、前記収容部ごとに前記ロック機構が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかの状態確認を指示する制御をポーリングによって行い、
    前記ロック制御部は、前記管理制御手段から前記状態確認を指示されるごとに、前記ロック状態検知手段によって前記収容部ごとの前記ロック機構が前記開錠動作の状態であるか前記施錠動作の状態であるかを検知し、該収容部ごとの検知結果を前記管理制御手段に通知する制御をすることを特徴とする請求項8または9に記載のロッカーシステム。
JP2006202128A 2006-07-25 2006-07-25 ロッカー装置およびロッカーシステム Expired - Fee Related JP4595898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202128A JP4595898B2 (ja) 2006-07-25 2006-07-25 ロッカー装置およびロッカーシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006202128A JP4595898B2 (ja) 2006-07-25 2006-07-25 ロッカー装置およびロッカーシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008025307A JP2008025307A (ja) 2008-02-07
JP4595898B2 true JP4595898B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=39116227

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006202128A Expired - Fee Related JP4595898B2 (ja) 2006-07-25 2006-07-25 ロッカー装置およびロッカーシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4595898B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009155933A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Alpha Corp ロッカー装置
JP5214496B2 (ja) * 2009-03-02 2013-06-19 有限会社パナシア 携帯電話電波遮断ロッカ
JP5879077B2 (ja) * 2011-09-14 2016-03-08 株式会社イトーキ 収納装置
KR200473868Y1 (ko) * 2012-02-20 2014-08-06 (주)에스엠씨코리아 대테러방지 및 안전성이 강화된 자동잠금장치를 구비한 물품보관함
JP6677066B2 (ja) * 2016-04-27 2020-04-08 アイシン精機株式会社 ドアロックシステム
CN111242440A (zh) * 2020-01-06 2020-06-05 深圳市沐腾科技有限公司 寄存柜储物格分配方法、装置、计算机设备和存储介质
CN113431436A (zh) * 2021-06-28 2021-09-24 深圳易马达科技有限公司 柜子以及换电柜

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0344941Y2 (ja) * 1986-05-29 1991-09-20
JPH09125765A (ja) * 1995-10-30 1997-05-13 Alpha Corp 暗証番号入力式ボックス
JPH10272054A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Cleanup Corp 荷物等自動管理ロッカー装置
JP2006183351A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Alpha Corp ロッカー装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0344941Y2 (ja) * 1986-05-29 1991-09-20
JPH09125765A (ja) * 1995-10-30 1997-05-13 Alpha Corp 暗証番号入力式ボックス
JPH10272054A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Cleanup Corp 荷物等自動管理ロッカー装置
JP2006183351A (ja) * 2004-12-28 2006-07-13 Alpha Corp ロッカー装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008025307A (ja) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4595898B2 (ja) ロッカー装置およびロッカーシステム
US6900720B2 (en) Vending machines with field-programmable locks
US7821395B2 (en) Vending machines with field-programmable locks
US20070096867A1 (en) Vending machines with field-programmable electronic locks
US20050212656A1 (en) Electronic access control device
JP4586792B2 (ja) ロッカー装置
US7946482B2 (en) Electronic money paying-in system
JP4855750B2 (ja) 貸しロッカーシステム
JP5628589B2 (ja) 物品保管装置
JP5309443B2 (ja) ロッカーシステム
JP2018142193A (ja) ロッカーシステム
JP4648791B2 (ja) 貸しロッカーシステム
US11544980B2 (en) Electronic key storage device
JP2007334607A (ja) ロッカ装置
JP5616040B2 (ja) 物品保管装置
JP2008052692A (ja) ロッカーシステム
JP2004360239A (ja) 金庫装置、金庫装置の制御方法、金庫システム及び金庫システムの制御方法
JP6111951B2 (ja) 貸ロッカー装置
JP5469441B2 (ja) ロッカー装置
JP2007332731A (ja) 非常解錠装置
JP4855751B2 (ja) 貸しロッカーシステム
KR102546283B1 (ko) 전자 키 보관장치
JP2007040092A (ja) 施錠補助システム、錠前補助装置
JP3645632B2 (ja) シューズロッカーシステム
JP4411630B2 (ja) 貸しロッカーシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100824

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4595898

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131001

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees