JP5309443B2 - ロッカーシステム - Google Patents

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Description

本発明は、貸しロッカーシステム、一時預かりボックスシステム等の各種ロッカーシステムに好適なロッカーシステムに関するものである。
ロッカーシステムは、例えば複数のロッカーユニットと管理装置とで構成されている。
各ロッカーユニットには、キャビネット部と扉部とで構成され、それらキャビネット部と扉部とによって画成された荷物収容空間(収容部)を有するロッカー装置が複数、配設されている。各ロッカー装置は、上記荷物収容空間に荷物をそれぞれ収容するものである。また、各ロッカー装置には、荷物検知手段等の状態検知手段が配設されている。荷物検知手段は、荷物収容空間に荷物を収容しているか否かを検知するものである。
各ロッカー装置において、キャビネット部と扉部との間には、扉ロック手段が配設されている。この扉ロック手段は、施錠状態と解錠状態とに変位可能に構成されており、施錠状態に変位させた場合、キャビネット部に対して扉部が閉状態に保持され、解錠状態に変位させた場合、キャビネット部に対して扉部を開くことが許容された状態となる。また、上記扉ロック手段には、例えばソレノイド等の駆動手段が配設されている。駆動手段は、駆動により扉ロック手段を施錠状態と解錠状態とに変位させるものである。
またロッカーユニットには、端末記憶手段を有する端末装置が配設されている。この端末記憶手段にはプログラムが格納してあり、各種指令が与えられた端末装置は、上記プログラムを実行することで、上記各種の指令に応じて任意のロッカー装置の個別制御を行うものである。例えば、ロッカー装置の扉ロック手段を施錠状態から解錠状態に変位させる旨の解錠指令(状態変位指令)が与えられた場合、端末装置は上記プログラムを実行することで、その解錠指令に応じて扉ロック手段を施錠状態から解錠状態に変位させる。
管理装置は、操作表示手段(入力手段)と主記憶手段と主制御手段とを備えている。操作表示手段は、例えばタッチパネル付き液晶表示器によって構成してあり、主制御手段からの指令に基づいて液晶表示器に映像を表示し、かつ利用者が映像内容に基づいてタッチパネルを押圧操作した場合には、その操作内容を主制御手段に入力するものである。主記憶手段にはプログラムが格納してあり、例えば操作入力手段を利用者が操作することによって、操作表示手段を通じて命令が与えられた場合、主制御手段は上記プログラムを実行することで、上記命令に応じた各種の指令を端末装置に送信するものである。すなわち、この管理装置は、各種指令を全ての端末装置に送信することが可能であり、全てのロッカー装置の集中制御を行うものである。例えば、あるロッカー装置を使用する旨の命令が操作表示手段を通じて与えられた場合、主制御手段は上記プログラムを実行することで、その命令に応じて扉ロック手段に対する解錠指令(状態変位指令)を端末装置に送信する。
上記構成を有するロッカーシステムにおいては、各ロッカー装置の扉ロック手段が、常に、施錠状態に成っている。そして、利用者が操作表示手段によってあるロッカー装置を選択した場合、管理装置は、その選択したロッカー装置のみを施錠状態から解錠状態に変位させる旨の解錠指令を、そのロッカー装置を備えるロッカーユニットの端末装置に送信する。
解錠指令を受信した端末装置は、対応するロッカー装置の扉ロック手段を施錠状態から解錠状態に変位させる。このように扉ロック手段が解錠状態に変位すれば、ロッカー装置に荷物を収容することが可能となる。その後、例えば利用者の操作によって管理装置に暗証番号が入力された場合、管理装置は、選択したロッカーのみを解錠状態から施錠状態に変位させる旨の施錠指令(状態変位指令)を、そのロッカー装置を備えるロッカーユニットの端末装置に送信する。
施錠指令を受信した端末装置は、対応するロッカー装置の扉ロック手段を解錠状態から施錠状態に変位させる。
ところで、このようなロッカーシステムにおいて、例えば駅構内の改装によって新たなスペースが発生した場合、上記管理装置に新たなロッカーユニットを増設する場合がある。また、既設のロッカーユニットが損傷した場合、その損傷したロッカーユニットを新たなロッカーユニットに交換する場合がある。
この新たなロッカーユニットを上記管理装置に組み合わせた場合には、新たなロッカーユニットが備える端末装置のプログラムのバージョンと、管理装置のプログラムのバージョンとが異なる場合がある。このような場合には、新たなロッカーユニットの扉ロック手段の状態を管理装置の状態変位指令に基づいて変位させることができない虞れがある。
こうした問題が発生することを防止するため、従来、ロッカーシステムの設置場所で、管理装置のプログラムのバージョンと、新たなロッカーユニットの端末装置のプログラムのバージョンとを作業者がそれぞれ調査していた。そして、その調査により両者のプログラムのバージョンが異なる場合、作業者は、両者が合致するようにプログラムの書き換えを行っていた。
しかしながら、上記プログラムの調査および書き換えには手間がかかり、また間違える可能性があった。
本発明の目的は、上記実情に鑑みて、新たなロッカーユニットを設置する際、新たなロッカーユニットを管理装置で制御することができないことを防止するとともに、煩雑な作業を必要としないロッカーシステムを提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、荷物を収容する収容部を有したロッカー装置、および前記ロッカー装置の個別制御を行う端末装置を備えたロッカーユニットと、前記端末装置を介して前記ロッカー装置の集中制御を行う管理装置とを備えて成るロッカーシステムにおいて、前記管理装置が集中制御を行うためのプログラムのバージョンと前記端末装置が個別制御を行うためのプログラムのバージョンとが異なる場合、前記管理装置のプログラムのバージョンに合致するように前記端末装置のプログラムを書き換えるバージョン管理部を前記管理装置が備え、前記バージョン管理部は、当該ロッカーシステムの起動時に前記管理装置のプログラムのバージョンと前記端末装置のプログラムのバージョンとを比較する比較処理を行い、この比較処理の結果、両者が異なる場合に前記端末装置のプログラムを書き換える処理を行い、このプログラムの書き換え処理の終了後に前記管理装置のプログラムのバージョンと前記端末装置のプログラムのバージョンとを再び比較することにより、前記管理装置のプログラムのバージョンと前記端末装置のプログラムのバージョンとが同一なものとなったか否かを確認する確認処理を実施することを特徴とする。
本発明に係るロッカーシステムによれば、管理装置が集中制御を行うためのプログラムのバージョンと端末装置が個別制御を行うためのプログラムのバージョンとが異なる場合、管理装置のプログラムのバージョンに合致するように端末装置のプログラムを書き換えるバージョン管理部を管理装置が備えるため、新たなロッカーユニットを設置する際、新たなロッカーユニットの端末装置のプログラムのバージョンと、管理装置のプログラムのバージョンとが異なることに起因して、新たなロッカーユニットのロッカー装置を管理装置で制御することができない事態を招くことがない。しかも、管理装置のプログラムのバージョンと端末装置のプログラムのバージョンとが異なることも無いため、ロッカーシステムの設置場所において、作業者がプログラムのバージョンを確認する必要もない。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るロッカーシステムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電子制御式多目的ロッカーシステム(ロッカーシステム)の正面図であり、図2は、そのロッカーシステムの構成を示す説明図である。
図1および図2に示すように、ロッカーシステムは、例えば複数(この実施形態では4つ)のロッカーユニット10と管理装置40とで構成してある。
ロッカーユニット10は、管理装置40の左右方向の両側に並設してある(この実施の形態では、図1中、管理装置40の左方向に1つ並設してあり、且つ管理装置40の右方向に3つ並設してある)。
各ロッカーユニット10には、図3に示すようにキャビネット部11と扉部12とで構成したロッカー装置13を上下方向に沿って複数並設してある。
キャビネット部11は、複数の板材を組み合わせることによって前面が開口した箱状に構成したものである。
扉部12は、キャビネット部11の開口11aを覆うものであり、自身の一側縁部を介してキャビネット部11の一側縁部にヒンジ結合してあり、キャビネット部11の開口11aを開閉することが可能である。これらキャビネット部11と扉部12とで、荷物を収容する荷物収容空間(収容部)13sが画成されている。
この実施の形態で示すロッカーシステムは、収容する荷物の大きさに応じて選択できるように大きさの異なる複数のロッカー装置13を有している。より具体的には、左右方向の大きさが同一であり、上下方向の大きさが異なる複数のロッカー装置13を有している。
各ロッカー装置13において、キャビネット部11と扉部12との間には、扉ロック手段15を配設してある。扉ロック手段15は、例えば扉部12に配設したストライカ16と、キャビネット部11に配設したラッチ17、不図示のラチェット、および図4に示すソレノイド等の駆動手段18とで構成してあり、キャビネット部11に対して扉部12を閉じた場合に、ラッチ17によってストライカ16を噛合し、かつラチェットによってラッチ17とストライカ16との噛合状態を保持することにより、キャビネット部11に対して扉部12を閉状態に保持(以下、「施錠状態」と略す)するものである。この扉ロック手段15において、後述する端末制御手段32の解錠指令(状態変位指令)に基づき、駆動手段18を駆動してラチェットを回動させた場合には、ラチェットによるラッチ17とストライカ16との噛合状態の保持を解除し、ラッチ17によるストライカ16の噛合を開放することによって、キャビネット部11に対する扉部12の閉状態の保持を解除し、キャビネット部11に対して扉部12を開くことが許容されること(以下、「解錠状態」と略す)となる。
また、各ロッカー装置13は、上記駆動手段18の他に、ロック検知手段20と、開閉検知手段21と、表示手段22と、荷物検知手段23とを備えている。
ロック検知手段20は、上記扉ロック手段15が施錠状態であるか解錠状態であるかを検知するものである。
開閉検知手段21は、図3に示すように、例えばキャビネット部11に配設してあり、キャビネット部11に対して扉部12が開いているのか閉じているのかを検知するものである。
表示手段22は、互いに発光色の異なる複数(この実施形態では2つ)の光源22a,22bによって構成してあり、光源22a,22bの発光色の相違によって上記扉ロック手段15の状態を表示するものである。より具体的には、緑の発光色の第1光源22aと、赤の発光色の第2光源22bとによって構成してあり、第1光源22aを発光させることで扉ロック手段15が解錠状態であることを表示し、かつ第2光源22bを発光させることで扉ロック手段15が施錠状態であることを表示するものである。なお、キャビネット部11に対して扉部12を閉めた場合でもロッカーユニット10の前面から上記表示手段22の表示内容が視認できるよう、扉部12において、上記表示手段22に対向する部位には光透過性樹脂で形成した光透過部22cが配設してある。
荷物検知手段23は、例えば重量センサ、または発光手段と受光手段とで構成させる光センサであって、荷物収容空間13sに荷物が収容されているか否かを検知するものである。
これら各ロッカー装置13にそれぞれ配設された駆動手段18、ロック検知手段20、開閉検知手段21、表示手段22、および荷物検知手段23は、ロッカーユニット10に唯一配設された図2に示す端末装置30によって個別制御されている。
端末装置30は、図に示すように、通信インターフェース31と、端末記憶手段33と、端末制御手段32とを備えている。
通信インターフェース31は、上記管理装置40から送信される各種指令を受信し、かつ管理装置40に送信する各種報告を送信するための機器である。
端末記憶手段33は、各種データ、および端末装置30を動作させるためのプログラムを格納するものである。この端末記憶手段33には、上記プログラムのバージョンを格納してある。また、この端末記憶手段33には、端末装置30が制御を行うロッカー装置13のID(identification)情報(識別情報)がそれぞれ格納されている。
端末制御手段32は、通信インターフェース31と、端末記憶手段33と、複数のロッカー装置13とを統括的に制御するものであって、通信インターフェース31を介して各種指令が与えられた場合、上記プログラムを実行することにより指令に応じてロッカー装置13の各手段18,20,21,22,23の個別制御を行うものである。具体的には、端末制御手段32は、通信インターフェース31を介して解錠指令が与えられた場合、上記プログラムを実行することにより解錠指令に応じて扉ロック手段15を施錠状態から解錠状態に変位させ、通信インターフェース31を介して施錠指令が与えられた場合、上記プログラムを実行することにより施錠指令に応じて扉ロック手段15を解錠状態から施錠状態に変位させるものである。また、端末制御手段32は、通信インターフェース31を介して各種検知指令が送信された場合、上記プログラムを実行することにより検知指令に応じて検知手段20,21,23で検知を行わせ、その検知報告を通信インターフェース31を介して管理装置40に送信させるものである。
管理装置40は、図1に示すように、硬貨処理装置41と、操作表示手段(入力手段)42とを備えており、且つ図2に示すように、通信インターフェース45と、主記憶手段46と、主制御手段47とを備えている。
硬貨処理装置41は、図1に示す管理装置40の前面側に形成された硬貨投入口41aおよび硬貨返却口41bを有しており、硬貨投入口41aに投入された硬貨が正規なものであるか否かを識別し、正規なものとして識別した硬貨を取り込む一方、損傷や偽造等の理由により正規なものとして識別できなかった硬貨を、硬貨返却口41bに返却するものである。
操作表示手段42は、例えばタッチパネル付き液晶表示器等のマンマシンインターフェースであって、利用可能なロッカー装置13の表示等、主制御手段47からの表示指令に応じて液晶表示器に表示を行い、かつその表示内容に基づいて利用者がタッチパネルを押圧操作した場合、その操作内容を主制御手段47に入力するものである。すなわち、この操作表示手段42を通じて、ロッカーシステムに対する命令が利用者から与えられた場合、その命令が管理装置40に与えられることとなる。
通信インターフェース45は、上記端末装置30に各種指令を送信し、かつ端末装置30から送信される各種報告を受信するための機器である。
主記憶手段46は、各種データ、および管理装置40を動作させるためのプログラムを格納するものである。この主記憶手段46には、上記プログラムのバージョンを格納してある。この主記憶手段46に格納してあるプログラムは、主制御手段47を動作させる部分と、端末制御手段32を動作させる部分とを含んでいる。
主制御手段47は、硬貨処理装置41と、操作表示手段42と、通信インターフェース45と、主記憶手段46とを統括的に制御するものであって、例えば操作表示手段42を通じて命令が与えられた場合、上記プログラムに従って動作し、その命令に応じた指令を端末装置30に送信するものである。より具体的には、主制御手段47は、操作表示手段42を通じてロッカー装置13を利用する旨の命令が与えられた場合、上記プログラムに従って動作し、その旨の命令に応じて荷物検知手段23に荷物検知指令を端末装置30に送信するものである。また、主制御手段47は、操作表示手段42を通じて利用するロッカー装置13を選択した旨の命令が与えられた場合、上記プログラムに従って動作し、その旨の命令に応じて扉ロック手段15に対する解錠指令を端末装置30に送信するものである。さらに、主制御手段47は、例えば後述するように利用者が携帯する携帯電話を介して管理装置40に電話が掛けられ、暗証番号を入力した旨の命令が与えられた場合、上記プログラムに従って動作し、その旨の命令に応じて扉ロック手段15に対する施錠指令を端末装置30に送信するものである。このような主制御手段47を備える管理装置40は、上記各種指令を全ての端末装置30に送信することが可能であり、全てのロッカー装置13の集中制御を行うものである。また、この主制御手段47は、バージョン管理部50を備えている。
バージョン管理部50は、後述するように、管理装置40が集中制御を行うためのプログラムのバージョンと、端末装置30が個別制御を行うためのプログラムのバージョンとが異なるか否かを判断し、両者のプログラムのバージョンが異なる場合、管理装置40のプログラムのバージョンに合致するように端末装置30のプログラムを書き換えるものである。バージョン管理部50が端末装置30のプログラムを書き換える場合には、管理装置40の主記憶手段46に格納してあるプログラムにおいて、端末制御手段32を動作させる部分を使用する。
次に、上記ロッカーシステムにおけるロッカーの利用方法の一例を説明する。なお、ここでは、荷物を収容しているロッカー装置13は、当該ロッカー装置13の扉ロック手段15によって施錠状態に成っており、かつ荷物を収容していないロッカー装置13は、不正な利用を防止するため、当該ロッカー装置13の扉ロック手段15によって施錠状態に成っているものとして説明する。
利用者は、先ず、ロッカー装置13を使用する旨を操作表示手段42によって入力する。その旨が操作表示手段42を介して主制御手段47に与えられた場合、主制御手段47は、荷物が収容されていないロッカー装置13を報告させるため、荷物検知指令を各端末装置30の端末制御手段32にそれぞれ送信する。
その荷物検知指令が与えられた端末制御手段32は、荷物検知手段23によって各ロッカー装置13の荷物収容空間13sに荷物が収容されているか否かを検知し、その検知報告と各ロッカー装置13のID情報とを関連付けて管理装置40に送信する。
それを受信した管理装置40は、荷物を収容していないロッカー装置、換言すれば利用可能なロッカー装置13を操作表示手段42に表示する。
利用者は、利用可能なロッカー装置13の中から選択した1つのロッカー装置13を、操作表示手段42によって入力する。操作表示手段42を介して1つのロッカー装置13を選択する旨の命令が与えられた主制御手段47は、当該ロッカー装置13の扉ロック手段15を施錠状態から解錠状態に成す旨の解錠指令(状態変位指令)を、当該ロッカー装置13を備える端末装置30に送信する。
解錠指令が与えられた端末装置30は、端末制御手段32によって当該ロッカー装置13の扉ロック手段15を施錠状態から解錠状態に成す。また、端末装置30は、当該ロッカー装置13のロック検知手段20によって解錠状態を検知した場合には、解錠状態に成っている旨を当該ロッカー装置13の表示手段22で表示する。
利用者は、当該ロッカー装置13において、扉部12の開操作を行い、荷物収容空間13sに荷物を載置してから扉部12の閉操作を行う。その後、例えば自身が所有する携帯電話を使用して管理装置40に電話をかけ、自身の携帯電話の番号を暗証番号として管理装置40に入力する。その入力によって選択したロッカー装置13の扉ロック手段15を施錠状態にする旨の命令が主制御手段47に与えられる。主制御手段47は、その命令に応じて当該ロッカー装置13の扉ロック手段15を解錠状態から施錠状態に成す旨の施錠指令(状態変位指令)を、当該ロッカー装置13を備える端末装置30に送信する。また、主制御手段47は、その暗証番号と当該ロッカー装置13のID情報とを関連付けて主記憶手段46に格納する。
施錠指令が与えられた端末装置30は、端末制御手段32によって当該ロッカー装置13の扉ロック手段15を解錠状態から施錠状態に成す。
その後、荷物を回収する場合、利用者は、自身が所有する携帯電話を使用して管理装置40に電話をかけ、自身の携帯電話の電話番号を暗証番号として管理装置40に入力する。暗証番号の入力によってロッカー装置13の扉ロック手段15を解錠状態にする旨の命令が主制御手段47に与えられる。主制御手段47は、その命令に応じて主記憶手段46から上記暗証番号に関連付けられているID情報を読み出し、読み出したID番号に対応するロッカー装置13を有する端末装置30に、当該ロッカー装置13の扉ロック手段を施錠状態から解錠状態に成す旨の解錠指令を送信する。
解錠指令が与えられた端末装置30は、端末制御手段32によって当該ロッカー装置13の扉ロック手段15を施錠状態から解錠状態に成す。また、解錠指令が与えられた端末装置30の端末制御手段32は、当該ロッカー装置13のロック検知手段20で解錠状態を検知した場合には、解錠状態に成っている旨を当該ロッカー装置13の表示手段22で表示する。
利用者は、当該ロッカー装置13において、扉部12の開操作を行い、荷物収容空間13sに載置してある荷物を取り出してから扉部12の閉操作を行う。
端末制御手段32は、開閉検知手段21によって扉部12の開成移動および閉成移動を検知した場合、その検知報告を管理装置40に送信し、かつ荷物検知手段23によって荷物を収容していない旨を検知した場合、その検知報告を管理装置40に送信する。それらの検知報告を受信した管理装置40は、そのID情報に対応するロッカー装置13を備える端末装置30に、当該ロッカー装置13を解錠状態から施錠状態に成す旨の施錠指令を送信する。その施錠指令を受信した端末装置は、ID情報に対応するロッカー装置13の扉ロック手段15を解錠状態から施錠状態に成す。
このように、管理装置40の主制御手段47から端末装置30の端末制御手段32に各種命令が送信され、かつ端末装置30の端末制御手段32から管理装置40の主制御手段47に各種報告が送信されている。
このロッカーシステムにおいて、例えば図1中、最も右側に配置したロッカーユニット10を既設のものから新しいロッカーユニット10に交換した際のバージョン管理処理を具体例として説明する。
図1中、最も右側に配置したロッカーユニット10を既設のものから新しいロッカーユニット10に交換した後、例えば最初にロッカーシステムを起動した場合、主制御手段47のバージョン管理部50は、通信インターフェース31,45を介して端末制御手段32にプログラムのバージョンを送信する旨のバージョン送信指令を送信する(S101)。その後、主制御手段47のバージョン管理部50は、各端末制御手段32からプログラムのバージョン報告がそれぞれ送信されるのを待機する(S102)。
バージョン送信指令が与えられた端末制御手段32は、自身の端末記憶手段33に格納してあるプログラムのバージョンを読み出し、通信インターフェース31,45を介して主制御手段47のバージョン管理部50にプログラムのバージョン報告を送信する。
端末制御手段32からプログラムのバージョン報告が送信された場合(S102;Yes)、主制御手段47のバージョン管理部50は、主記憶手段46に格納してあるプログラムのバージョンを読み出し、管理装置40のプログラムのバージョンと、報告された端末装置30のプログラムのバージョンとが異なるか否かを判断する(S103)。
管理装置40のプログラムのバージョンと、端末装置30のプログラムのバージョンとが一致した場合(S103;Yes)、バージョン管理部50は、バージョン管理処理を終了する。一方、管理装置40のプログラムのバージョンと、端末装置30のプログラムのバージョンとが異なる場合(S103;No)、管理装置40の主制御手段47は、端末装置30を動作させるためのプログラムであって自身のバージョンと同一のものを端末装置30に送信し、端末装置30が有する端末記憶手段33のプログラムの書き換えを行い(S104)、バージョン管理処理を終了する。
上記具体例では、管理装置40のプログラムのバージョンと、既設のロッカーユニット10の端末装置30のプログラムのバージョンとが同一であるので、これらの間では、何らの処理も行われない。一方、管理装置40のプログラムのバージョンと、新しいロッカーユニット10の端末装置30のプログラムのバージョンとが異なるので、バージョン管理部50は、この新たなロッカーユニット10の端末装置30を動作させるためのプログラムのみを書き換え、バージョン管理処理を終了する。
このロッカーシステムによれば、バージョン管理部50によってバージョン管理処理を行うため、管理装置40が端末装置30を制御できない事態を招くことがない。加えて、ロッカーシステムの起動時にバージョン管理処理を行うため、ロッカーユニット10を既設のものから新しいものに交換した場合、およびロッカーユニット10を増設した場合等、ロッカーシステムの設置場所において、作業者が管理装置40に格納してあるプログラムのバージョンを確認する必要もなく、端末装置30に格納してあるプログラムのバージョンを確認する必要もない。
なお、上述した例には、管理装置40のプログラムのバージョンと、ロッカーユニット10の端末装置30のプログラムのバージョンとが異なる場合、端末装置30が状態変位指令を受け付けないものを示したが両者のバージョンが異なる場合、管理装置40から送信される各種指令を端末装置30が受け付けない可能性がある。しかしながら、本発明によれば、上記事態を招くことがない。
また、上述した実施の形態には、プログラムの書き換えを行った後、バージョン管理処理を終了するもので説明した。しかし、この発明はそれに限られず、プログラムの書き換えを行った後、管理装置40のプログラムのバージョンと、端末装置30のプログラムのバージョンとが同一となったか否かを確認するため、S101に戻り、同様の処理を行っても良い。
さらに、上述した実施の形態には、複数のロッカー装置13を備えるロッカーユニット10で説明した。しかし、この発明はそれに限られず、1つのロッカー装置13を備えるロッカーユニット10でも、同様の作用・効果を奏する。
この発明に係るロッカーシステムの正面図である。 図1に示したロッカーシステムの構成を示す説明図である。 図1に示したロッカーシステムが備えるロッカー装置を示す斜視図である。 図3に示したロッカー装置において、そのロッカー装置が備える各手段を示す説明図である。 図1に示したロッカーシステムが備えるバージョン情報管理部が行うバージョン管理処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 ロッカーユニット
11 キャビネット部
12 扉部
13 ロッカー装置
13s 荷物収容空間(収容部)
15 扉ロック手段
32 端末制御手段
33 端末記憶手段
40 管理装置
42 操作表示手段(入力手段)
46 主記憶手段
47 主制御手段
50 バージョン情報管理部

Claims (1)

  1. 荷物を収容する収容部を有したロッカー装置、および前記ロッカー装置の個別制御を行う端末装置を備えたロッカーユニットと、
    前記端末装置を介して前記ロッカー装置の集中制御を行う管理装置と
    を備えて成るロッカーシステムにおいて、
    前記管理装置が集中制御を行うためのプログラムのバージョンと前記端末装置が個別制御を行うためのプログラムのバージョンとが異なる場合、前記管理装置のプログラムのバージョンに合致するように前記端末装置のプログラムを書き換えるバージョン管理部を前記管理装置が備え、
    前記バージョン管理部は、当該ロッカーシステムの起動時に前記管理装置のプログラムのバージョンと前記端末装置のプログラムのバージョンとを比較する比較処理を行い、
    この比較処理の結果、両者が異なる場合に前記端末装置のプログラムを書き換える処理を行い、
    このプログラムの書き換え処理の終了後に前記管理装置のプログラムのバージョンと前記端末装置のプログラムのバージョンとを再び比較することにより、前記管理装置のプログラムのバージョンと前記端末装置のプログラムのバージョンとが同一なものとなったか否かを確認する確認処理を実施することを特徴とするロッカーシステム。
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