JP4594180B2 - マスク - Google Patents

マスク Download PDF

Info

Publication number
JP4594180B2
JP4594180B2 JP2005210441A JP2005210441A JP4594180B2 JP 4594180 B2 JP4594180 B2 JP 4594180B2 JP 2005210441 A JP2005210441 A JP 2005210441A JP 2005210441 A JP2005210441 A JP 2005210441A JP 4594180 B2 JP4594180 B2 JP 4594180B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
nonwoven fabric
face
mask
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005210441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007021025A (ja
JP2007021025A5 (ja
Inventor
雅也 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2005210441A priority Critical patent/JP4594180B2/ja
Priority to CN200680026239XA priority patent/CN101222952B/zh
Priority to PCT/JP2006/314351 priority patent/WO2007010967A1/ja
Priority to KR1020087004013A priority patent/KR101283518B1/ko
Publication of JP2007021025A publication Critical patent/JP2007021025A/ja
Publication of JP2007021025A5 publication Critical patent/JP2007021025A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4594180B2 publication Critical patent/JP4594180B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B18/00Breathing masks or helmets, e.g. affording protection against chemical agents or for use at high altitudes or incorporating a pump or compressor for reducing the inhalation effort
    • A62B18/02Masks
    • A62B18/025Halfmasks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B18/00Breathing masks or helmets, e.g. affording protection against chemical agents or for use at high altitudes or incorporating a pump or compressor for reducing the inhalation effort
    • A62B18/02Masks
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/05Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
    • A41D13/11Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D13/00Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
    • A41D13/05Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
    • A41D13/11Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres
    • A41D13/1107Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres characterised by their shape
    • A41D13/113Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres characterised by their shape with a vertical fold or weld
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A62LIFE-SAVING; FIRE-FIGHTING
    • A62BDEVICES, APPARATUS OR METHODS FOR LIFE-SAVING
    • A62B23/00Filters for breathing-protection purposes
    • A62B23/02Filters for breathing-protection purposes for respirators
    • A62B23/025Filters for breathing-protection purposes for respirators the filter having substantially the shape of a mask

Description

本発明は、鼻口を覆うマスクに関し、特に、花粉に代表されるアレルゲン等の進入防止や、唾液飛沫が周囲へ飛散することを防止すること等に用いられる使い捨てマスクに関する。
近年、花粉症対策、風邪の予防などに用いられる使い捨てマスクの需要が増加している。マスクは、綿、紙、不織布など種々の材料を用いたものが存在するが、安価に製造できかつ埃や花粉の除去性に優れるとともに通気性にも優れ、しかも使い捨てにしやすいことから、特に不織布を用いたものが広く普及している。
特開2004−313293号公報 実用新案登録第2533937号
しかしながら、従来の不織布を用いた使い捨てマスクは、使用時に肌とマスクとの摺れによってマスクの肌への当接面が徐々に毛羽立ち、この毛羽立ちによって不快感が生じたり、肌が傷つけられたりすることがあった。
特に、使い捨てマスクの使用頻度が高まる冬から春先は、湿度が低く乾燥するため、かかる毛羽立ちによる肌への刺激が高まる傾向にあり改善が求められている。
そこで、本発明の主たる課題は、肌との平滑性をあげ、こすれによる肌への刺激や、こすれにともなう毛羽立ちによる肌への刺激を防ぎ、長時間装着時の装着感じを向上させることにある。
上記課題を解決した本発明は次記の通りである。
<請求項1記載の発明>
鼻および口を含む顔面の対象部を覆う本体部と、この本体部の左右両側に設けられた耳に係止するための係止部と、を備えるマスクであって、
前記本体部が、二層以上の層構造を有し、顔面と当接する面を構成する層が紡糸されたメルトブローン不織布により形成され、
さらに本体部を構成する不織布の目付が15〜70g/m2とされ、
かつ、本体部の顔面と当接する面の周縁部及び左右方向の縦方向に延びる中心線の近傍部分の少なくとも一方部分に平滑剤が塗布され、
その塗布量が1〜15gsmであることを特徴とするマスク。
(作用効果)
本体部の顔面と当接する面の全部分または一部分に、平滑剤を含有させたので、肌への刺激の少ないものとなる。
また、本体部を多層構造とすれば、顔面と当接する層をメルトブローン不織布として肌への刺激を低下させつつ、他の層に埃の集塵性に優れる他の素材を使用することが可能となる。なお、メルトブローン不織布は、スパンボンド不織布等の他の不織布と比較して肌とすれたときの毛羽立ちが少なく肌への刺激か少ないことを本発明者らは知見している。本発明は、この知見に基づくものでもある。
さらに、平滑剤の塗布量は、1〜15gsmとする。1gsm未満では平滑剤の効果が発揮しづらく、15gsmを超えるとべたつきやすくなる。
また、マスクの本体部のうち特に、顔面と当接する面の周縁部分は花粉、埃などの進入を防止すべく肌と密着するように構成されることから、かかる周縁部分は特に肌と摺れやすい。従って、かかる周縁部分に平滑剤を塗布することにより、効果的に肌への刺激を少なくすることができる。
<請求項2記載の発明>
前記メルトブローン不織布が、親水化処理した繊維を用いたものである請求項1記載のマスク。
(作用効果)
不織布が親水性であると、平滑剤との親和性に優れて平滑剤の保持力に優れるものとなるほか、乾燥しづらいものとなり、より肌への刺激の少ないものとなる。
<請求項3記載の発明>
本体部の顔面と当接する面の周縁部分がメルトブローン不織布により形成されている請求項1又は2記載のマスク。
(作用効果)
上述のとおり本体部の顔面と当接する面の周縁部は肌と摺れやすいため毛羽立ちやすい。従って、特に当該部分にメルトブローン不織布を配置した本発明のマスクはより一層、肌への刺激が少ないものとなる。
以上のとおり、本発明によれば、上記の作用効果を奏するもので、これを要すれば、毛羽立ちがなく、皮膚に対する刺激がないマスクとなる。
次いで、本発明の実施の形態を図面を参照しながら以下に詳述する。
(第一の形状例)
図1は、ポケット型のマスク1を示している。このマスク1は、口許及び鼻腔を覆う本体部2と、この本体部2を身体に係止するための係止部3とを備えている。本体部2は、幅方向中央線に関して対称をなす左側部分2L及び右側部分2Rからなり、両部分2L,2Rは平坦な素材からなり、かつ幅方向中央側の縁部4で接合されている。また、この接合部分4は、上下両側よりも中間部が外側に膨出する湾曲状をなしている。
一方、係止部3は、耳に掛けるための開口5を有する環状の平坦部材であり、本体部2の左右両側縁2e,2eに接合されている。
本体部2及び係止部3は、左側部分2Lと右側部分2Rとを重ね合わせた非使用状態では平坦になる。これに対して、本体部2は、左側部分2Lと右側部分2Rとの間を広げた使用状態(図示状態)ではカップ状になる。この状態で着用者の口許や鼻腔を覆うようにあてがうと、口許や鼻腔のまわりに空間を残して被覆することができる。
(第二の形状例)
第一の形状例では、本体部2と係止部3とを別の部材として形成し、両者を接合しているが、図2に示すように本体部2と係止部3とを単一の部材として一体的に形成することもできる。
(第三の形状例)
また、図示しないが、ポケット型の形態において、接合線を上下方向に沿って形成する必要はなく、例えば幅方向に沿って形成することもできる。
(第四の形状例)
図3及び図4は、平坦型のマスク11を示している、このマスク11は、口許及び鼻腔を覆う本体部2と、この本体部2を身体に係止するための係止部3とを備えている。本体部2は、幅方向に沿うプリーツ6(ジグザグ状に折り重ねて形成した襞)を複数有しおり、その両側部には、係止部3としての耳掛け用ゴム紐が環状に取り付けられている。プリーツの数は2〜3本が好ましい。
本例では、本体部11の幅方向中間部において上端と下端とを離間させるように引っ張ると、中央部が外側に膨出すようにプリーツ6が拡開し、全体としてカップ状に変形する。よって、図5に示すように、この状態で着用者の口許や鼻腔を覆うようにあてがうと、口許や鼻腔のまわりに空間を残して被覆することができる。
本体部2の形状としては、図示のような矩形の他、楕円形、菱形等、適宜の形状を採用することができる。
(第五の形状例)
第五の形状例は図6に示すとおり、プリーツ6を有する第四の形状例に対して、プリーツを省略したものである。このような簡素な形態も採用することができる。
(第六の形状例)
図1〜図4に示す示形態の係止部3は、環状部材を耳に掛け止めるタイプであるが、本体部の両側部を帯状部材で繋ぎ、この帯状部材を頭部または首部に掛け回して係止するタイプも採用することができる(図示略)。このタイプの係止部は例えば特開平9−313631号公報に示されている。
(本体部の構造および素材)
本体部2は、一層構造であっても良いが、複数の層からなる構造とするのが好ましい。例えば、図2に示すように、外層2A及び内層2Bを有する2層構造としたり、図4や図6に示すように、外層2A、内層2Bおよびこれらの間に介在された中間層2Cを有する三層構造としたりすることができる。特に、図2に示すように、外層2A(内層でも良い)により、本体部2と係止部3とを単一の部材として一体的に形成し、その本体部相当部分の内面に、内層2Bを積層することにより、本体部2を二層構造とすることもできる。
複数層とする場合、少なくとも一層、例えば図2に示すような二層構造における内層2B、あるいは図4、図6に示すような三層構造における中間層2Cが、塵埃等の濾過機能、芳香機能、ウイルス・アレルゲン不活化機能、抗菌機能、形状保持機能等を有する機能層であるのが好ましい。
このような機能層は、本体部2に対して着脱自在に取り付けるのも好ましい形態である。例えば、図6に示すように、三層構造における中間層2Cを機能層とする場合、本体部2の端縁(あるいは外層2Aもしくは内層2Bに設けた開口でも良い)を介して機能層2Cを出し入れ自在とすることにより、機能層を着脱自在とするができる。また、このような複数の層からなる層構造は、係止部においても採用することができる。
ここで、本発明の特徴は、本体部が単層であるか多層構造であるかにかかかわらず、少なくとも本体部の顔面と当接する面を構成する層が不織布であり、かつ、本体部の顔面と当接する面の全部分または一部分に平滑剤が含有されていることを特徴とする。すなわち、顔面と当接する面を構成する不織布層の、顔面と当接する面の全部または一部に、平滑剤が含浸されたり塗布されたりして、平滑剤が含有されていることを特徴とする。なお、製造が容易であるのは、単層の不織布構造で当接面全面に平滑剤が塗布された形態であるが、肌と摺れやすい一部のみに平滑剤を含有させた形態であってもよい。
ここで肌と摺れやすい部分としては、図7に方形の本体部を例に示すように、埃、花粉等の進入を防止するために肌との密着性が求められる部分である本体部の肌に当接する面20の周縁部A、同様に図8に方形の本体部を例に示すように、鼻頭と接触しやすい部分である本体部の肌に当接する面20において左右方向中心で縦方向に延びる中心線の近傍部分Bが挙げられる。従って、当該周縁部Aあるいは中心線近傍Bのみに平滑剤を塗布等した形態であってもよい。もちろん、その双方部分A、Bに平滑剤を塗布した形態でもよい。なお、周縁部Aとは、概ね本体部周端縁Eからの距離L1が1〜5cm、好適には2〜3cm程度の範囲をいい、中心線近傍Bとは、中心線Cからの距離L2が左右(係止部方向)に向かって概ね1〜3cm、好適には1.5〜2cm程度の範囲をいう。なお、図示はしないが、もちろん、図1および2に示す立体形状の本体部を採用する場合においても同様に本体部の周縁部および中心線近傍のみに平滑剤を塗布した形態とすることができる。
ここで、平滑剤としては、ティシュペーパー等の衛生薄葉紙などに用いられている既知の平滑剤を用いることができる。具体例を挙げれば、ワックス、MPCポリマー、グリセリン、ジグリセリン、平均分子量200以上1000未満のポリエチレングリコール、ソルビット、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリシンベタイン、ピロリドンカルボン酸、ピロリドンカルボン酸塩、マルチトール、乳酸ナトリウム等のうち一種以上を含むものが挙げられる。好適には、ワックス、MPCポリマー、グリセリンである。
本体部の当該面に平滑剤が含有された形態のマスクを製造するには、本体部の大きさに裁断する前の不織布反に対して予め平滑剤を塗布あるいは含浸させればよい。不織布反への平滑剤の塗布等は、例えばスプレー方式、ロール転写等の既知の方法を取ることがきできる。不織布反への平滑剤の塗布形態としてインライン塗布を採用すれば、必要箇所に適宜塗布することができ、カットピッチをあわせる必要がなくなる。
このように、平滑剤を塗布等する場合には、顔面に当接する層を構成する不織布として、親水性のものを用いるのが望ましい。平滑剤との親和性が高く、平滑剤の保持力に優れるようになるとともに、乾燥しづらく肌への刺激をより低下させることができるからである。親水性不織布としては、親水化処理した繊維を用いたもの、レーヨン繊維を用いたもの、コットンを用いたもの等、あるいはパルプ混合不織布等が挙げられる。
平滑剤の塗布量は1〜15gsm、好適には3〜8gsm、特に好適には4〜6gsmであるのがよい。1gsm未満では、保湿効果が小さく、15gsmを越えるとベタツキが生じてかえって不快感のあるものとなる。
ここで、他方、肌への刺激がより少なくなることから、本体部の顔面に当接する面を構成する層の一部または全部をメルトブローン不織布で構成するのが望ましい。なお、製造が容易であるのは、単層構造で層全部をメルトブローン不織布で構成した形態であるが、肌と摺れやすい一部のみをメルトブローン不織布で構成した形態であってもよい。ここで、肌と摺れやすい部分とは、上述のとおりマスク本体部の周縁部Aおよび鼻と当接しやすい部分Bである。
メルトブローン不織布の製造は、従来公知の方法を採用することができ、たとえば結晶性プロピレン系などの原料重合体を溶融押出し、メルトブロー紡糸口金から紡糸された繊維を、高温高速の気体によって極細繊維流としてブロー紡糸し、金網やベルトなどの捕集装置上で極細繊維ウェブとし、接着工程を経て製造することができる。このメルトブローン不織布を形成する繊維の平均繊維径は、限定されるものではないが、通常1〜30μm程度であり、好ましくは2〜10μm程度である。
本体部を構成する不織布の目付量は、通常15〜70g/m2、好ましくは20〜60 g/m2である。15g/m2未満では必要な強度を担保するのが困難であり、70g/m2を越えると風合いが低下して望ましくない。
他方、本体部を二層構造とする場合には、顔面に当接する面を構成する層以外の層は、メルトブローン不織布以外の不織布としてもよい。従って、例えば、スパンボンド法によりウェブを形成したスパンボンド不織布(S)層と;メルトブローン法によりウェブを形成したメルトブローン不織布層(M)とを2層以上積層させた不織布積層体をマスク本体部の素材として使用することができる。このようにすると、顔面に当接する面の一部をメルトブローン不織布とした積層構造の本体部とすることができる。
すなわち、積層体を得るに際して、たとえばメルトブローン法によって形成される繊維をスパンボンド不織布の上の一部(もちろん全部でもよい)に直接堆積させてメルトブローン不織布を形成した後、スパンボンド不織布とメルトブローン不織布とを熱融着させる方法、スパンボンド不織布とメルトブローン不織布とを重ね合わせ、加熱加圧により両不織布を融着させる方法、スパンボンド不織布とメルトブローン不織布とを、ホットメルト接着剤、溶剤系接着剤等の接着剤によって接着する方法等を採用すれば、顔面に当接する面の一部をメルトブローン不織布とすることが容易となる。
ここで、スパンボンド不織布の上に、直接メルトブローン不織布を形成する方法は、熱可塑性樹脂の溶融物をスパンボンド不織布の表面の一部または全部に吹き付け、繊維を堆積させるメルトブローン法によって行うことができる。このとき、スパンボンド不織布に対して、溶融物が吹き付けられる側の面の反対側の面は負圧にして、メルトブローン法によって形成される繊維を吹き付け、堆積させると同時に、スパンボンド不織布とメルトブローン不織布を一体化させて、スパンボンド不織布層とメルトブローン不織布層とを有する柔軟性不織布積層体を得る。両不織布の一体化が不十分である場合は、加熱加圧エンボスロール等により十分に一体化させることができる。
熱融着により、スパンボンド不織布とメルトブローン不織布とを融着する方法としては、スパンボンド不織布とメルトブローン不織布との接触面の全面を熱融着する方法、スパンポンド不織布とメルトブローン不織布との接触面の一部を熱融着する方法がある。
(係止部の素材)
係止部3の素材としては、本体部2と同様の素材から選択することもできるが、好ましくは伸縮性や弾性に富み、肌への刺激が少ない素材を選択するのが好ましい。
例えば、ポケット型のマスク1の場合には、弾性伸縮性フィルムの表裏両側に不織布を貼り付け、必要に応じて針刺し加工等の伸縮性向上加工を施してなるラミネート不織布や、熱捲縮性の複合繊維からなるウェブを熱処理することによって得られる伸縮性不織布の他、一対の不織布を張り合わせるとともに、不織布間に糸ゴム等の弾性伸縮部材を挟んでなる伸縮性不織布等を好適に用いることができる。
また、例えば、平坦型のマスク11の場合には、ポケット型のマスク1の場合と同様の素材から選択する他、平ゴム、丸ゴム等を用いることができる。
さらに、これらの素材と、本体部2の項で述べた素材とを積層等により結合した素材を係止部3のとして用いることもできる。
もちろん、係止のための伸縮性を阻害しない範囲であれば、係止部の顔面と当接する面をメルトブローン不織布で形成した形態を採用することができるし、平滑剤を塗布したものとすることができる。
(本体部のサイズ)
本体部2のサイズは適宜定めることができ、特に限定されるものではないが、例えば、ポケット型の場合で縦90〜150mm、横60〜110mmとすることができ、また平坦型の場合(プリーツ6を有する場合はプリーツ6を拡げない状態で)、縦80〜110mm、横80〜180mmとすることができる。
(その他)
部材相互や層相互の接合は、ヒートシールやホットメルト接着、超音波溶着等、公知の接合手段により行うことができる。
本発明は、花粉症等におけるアレルゲンの遮断や、風邪等における感染防止を目的として、鼻や口を覆うマスクの他、広範な用途に適用できるものである。
第一の形状例を示す斜視図である。 第二の形状例を示す斜視図である。 第四の形状例を示す斜視図である。 図3のIV−IV断面図である。 第四の形状例を示す側面図である。 第五の形状例を示す斜視図である。 顔面に当接する面の一部にメルトブローン不織布を配した形態の本体部を示す正面図である。 顔面に当接する面の一部にメルトブローン不織布を配した他の形態の本体部を示す正面図である。
1…マスク、2…本体部、20…本体部の顔面に当接する面、3…係止部、4…接合部分、5…開口、6…プリーツ、A…周縁部、B…中心線近傍部分、C…中心線。

Claims (3)

  1. 鼻および口を含む顔面の対象部を覆う本体部と、この本体部の左右両側に設けられた耳に係止するための係止部と、を備えるマスクであって、
    前記本体部が、二層以上の層構造を有し、顔面と当接する面を構成する層が紡糸されたメルトブローン不織布により形成され、
    さらに本体部を構成する不織布の目付が15〜70g/m2とされ、
    かつ、本体部の顔面と当接する面の周縁部及び左右方向の縦方向に延びる中心線の近傍部分の少なくとも一方部分に平滑剤が塗布され、
    その塗布量が1〜15gsmであることを特徴とするマスク。
  2. 前記メルトブローン不織布が、親水化処理した繊維を用いたものである請求項1記載のマスク。
  3. 本体部の顔面と当接する面の周縁部分がメルトブローン不織布により形成されている請求項1又は2記載のマスク。
JP2005210441A 2005-07-20 2005-07-20 マスク Active JP4594180B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005210441A JP4594180B2 (ja) 2005-07-20 2005-07-20 マスク
CN200680026239XA CN101222952B (zh) 2005-07-20 2006-07-20 口罩
PCT/JP2006/314351 WO2007010967A1 (ja) 2005-07-20 2006-07-20 マスク
KR1020087004013A KR101283518B1 (ko) 2005-07-20 2006-07-20 마스크

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005210441A JP4594180B2 (ja) 2005-07-20 2005-07-20 マスク

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007021025A JP2007021025A (ja) 2007-02-01
JP2007021025A5 JP2007021025A5 (ja) 2008-08-21
JP4594180B2 true JP4594180B2 (ja) 2010-12-08

Family

ID=37668839

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005210441A Active JP4594180B2 (ja) 2005-07-20 2005-07-20 マスク

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP4594180B2 (ja)
KR (1) KR101283518B1 (ja)
CN (1) CN101222952B (ja)
WO (1) WO2007010967A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20130018732A (ko) * 2010-03-03 2013-02-25 쓰리엠 이노베이티브 프로퍼티즈 컴파니 분배가능한 안면 마스크 및 이를 제조하는 방법
JP5762802B2 (ja) * 2011-04-08 2015-08-12 ユニ・チャーム株式会社 マスク
CN103734939B (zh) * 2014-01-27 2014-12-31 山东爱地高分子材料有限公司 一种高导热、耐用的口罩
WO2017196236A1 (en) * 2016-05-10 2017-11-16 Caresumables Ab Disposable faceshield and proceeding for produce the same
JP6883956B2 (ja) * 2016-07-05 2021-06-09 王子ホールディングス株式会社 マスク
JP2019010377A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 小林製薬株式会社 マスク
JP6462793B1 (ja) * 2017-07-28 2019-01-30 ユニ・チャーム株式会社 マスク
JP7018284B2 (ja) * 2017-09-28 2022-02-10 大王製紙株式会社 マスク
JP6692009B1 (ja) * 2019-03-05 2020-05-13 温州京通環保科技有限公司 エコ使い捨てマスク
CN110122949B (zh) * 2019-04-10 2020-11-03 苏州乐天防护用品有限公司 一种滤芯可更换的防尘口罩
US10808338B1 (en) * 2020-04-10 2020-10-20 Finotex U.S.A. Corp. Woven personal respirator mask and methods of making same
TWM619320U (zh) * 2020-06-30 2021-11-11 日商優你 嬌美股份有限公司 用後即棄式口罩
KR102554157B1 (ko) 2022-06-27 2023-07-10 김일현 흘러내림방지 마스크

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0398649U (ja) * 1990-01-26 1991-10-14
JPH07148280A (ja) * 1993-10-04 1995-06-13 Koki Bussan Kk マスク
JP2533937Y2 (ja) * 1992-06-24 1997-04-30 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てフェイスマスク
JPH11128378A (ja) * 1997-10-24 1999-05-18 Uni Charm Corp 粘着剤を利用したマスク
WO2004028310A1 (en) * 2002-09-24 2004-04-08 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Apparatus containing face masks and a method for dispensing said face masks therefrom
JP2004313293A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Meisei Sansho Kk 衛生マスク
JP2005342419A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Nitto Denko Corp 粘着マスク積層体

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03117500U (ja) * 1990-03-14 1991-12-04
JP3098649U (ja) * 2003-06-18 2004-03-11 東洋ファイバー株式会社 マスク用ノーズピース
CN2638770Y (zh) * 2003-07-17 2004-09-08 杨红恩 纳米抗菌口罩

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0398649U (ja) * 1990-01-26 1991-10-14
JP2533937Y2 (ja) * 1992-06-24 1997-04-30 ユニ・チャーム株式会社 使い捨てフェイスマスク
JPH07148280A (ja) * 1993-10-04 1995-06-13 Koki Bussan Kk マスク
JPH11128378A (ja) * 1997-10-24 1999-05-18 Uni Charm Corp 粘着剤を利用したマスク
WO2004028310A1 (en) * 2002-09-24 2004-04-08 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Apparatus containing face masks and a method for dispensing said face masks therefrom
JP2004313293A (ja) * 2003-04-14 2004-11-11 Meisei Sansho Kk 衛生マスク
JP2005342419A (ja) * 2004-06-07 2005-12-15 Nitto Denko Corp 粘着マスク積層体

Also Published As

Publication number Publication date
CN101222952B (zh) 2011-10-05
JP2007021025A (ja) 2007-02-01
WO2007010967A1 (ja) 2007-01-25
KR20080038166A (ko) 2008-05-02
CN101222952A (zh) 2008-07-16
KR101283518B1 (ko) 2013-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4594180B2 (ja) マスク
JP2007021025A5 (ja)
JP4594182B2 (ja) 立体マスク
WO2018221381A1 (ja) マスク
JP3129053U (ja) 多層式マスク
WO2014003156A1 (ja) マスク
JP6068135B2 (ja) マスク
JPH0342901B2 (ja)
JP2007021031A5 (ja)
TWI769283B (zh) 口罩
JP2007021029A5 (ja)
JP4717538B2 (ja) マスク
JP3212967U (ja) マスク
JP4594181B2 (ja) マスク
JP2007021027A5 (ja)
JP2007000276A (ja) 衛生マスク
JP2007021028A (ja) マスク
JP2007021028A5 (ja)
JP2533937Y2 (ja) 使い捨てフェイスマスク
JP6862078B1 (ja) 使い捨てマスク
JP3165189U (ja) 衛生マスク
JP2007021026A5 (ja)
JP2007021026A (ja) マスク
JP2007021032A5 (ja)
JP2007021032A (ja) マスク

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080703

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080703

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100521

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100910

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100916

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4594180

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250