JPH0342901B2 - - Google Patents
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- JPH0342901B2 JPH0342901B2 JP57216251A JP21625182A JPH0342901B2 JP H0342901 B2 JPH0342901 B2 JP H0342901B2 JP 57216251 A JP57216251 A JP 57216251A JP 21625182 A JP21625182 A JP 21625182A JP H0342901 B2 JPH0342901 B2 JP H0342901B2
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
- A41D13/05—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
- A41D13/11—Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres
- A41D13/1107—Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres characterised by their shape
- A41D13/1123—Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres characterised by their shape with a duckbill configuration
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規な外科用マスクに関する。
外科用マスクは手術にたずさわる室内職員によ
つて、それら職員の吐く液滴中に含まれるバクテ
リアによつて患者が感染する可能性を少なくする
ために一般に着用される。従来の外科用マスクは
典型的には、着用者が息を吐いた時、マスクを通
つて水滴が出るのを防ぐ働きをするフイルター部
材を有する。
つて、それら職員の吐く液滴中に含まれるバクテ
リアによつて患者が感染する可能性を少なくする
ために一般に着用される。従来の外科用マスクは
典型的には、着用者が息を吐いた時、マスクを通
つて水滴が出るのを防ぐ働きをするフイルター部
材を有する。
残念ながら、市販の外科用マスクの多くはそれ
をつけると職員がかけているめがねの曇りが起き
てくることがある。めがねの曇りは典型的には吐
く息が室内空気より温かく、一層湿つているため
に起きる。温かい吐息がめがねに沿つて上昇する
時、湿分がその上に凝縮するのである。手術に携
わる室内職員のめがね、特に外科医のめがねが曇
るのは望ましくない現象であることは明らかであ
る。
をつけると職員がかけているめがねの曇りが起き
てくることがある。めがねの曇りは典型的には吐
く息が室内空気より温かく、一層湿つているため
に起きる。温かい吐息がめがねに沿つて上昇する
時、湿分がその上に凝縮するのである。手術に携
わる室内職員のめがね、特に外科医のめがねが曇
るのは望ましくない現象であることは明らかであ
る。
曇り防止外科用マスクは当分野で知られてい
る。例えば米国特許第3888246号〔ラウアー
(Lauer)〕にはろ過媒体と空気不透過性材料(例
えばプラスチツク膜又は不織布)のシートとから
なる外科用マスクが記載されており、それは湿潤
息がマスクの上部を越えて上昇するのを防ぎ、マ
スク着用者のめがねの曇りを防ぐと言われてい
る。空気不透過性の材料はマスクの外側表面上に
あつてもよく、或はマスクの中、或はマスクの内
側表面上にあつてもよい。
る。例えば米国特許第3888246号〔ラウアー
(Lauer)〕にはろ過媒体と空気不透過性材料(例
えばプラスチツク膜又は不織布)のシートとから
なる外科用マスクが記載されており、それは湿潤
息がマスクの上部を越えて上昇するのを防ぎ、マ
スク着用者のめがねの曇りを防ぐと言われてい
る。空気不透過性の材料はマスクの外側表面上に
あつてもよく、或はマスクの中、或はマスクの内
側表面上にあつてもよい。
米国特許第3890966号〔アスペリン(Aspelin)
その他〕には上記米国特許第3888246号に記載さ
れているのと同様な外科用マスクが記載されてい
る。但し空気不透過性材料がここではスリツトを
有し、それらのスリツトがマスク着用者の目から
離れた方へ吐息を向けるフラツプ(flap)を定め
ている。
その他〕には上記米国特許第3888246号に記載さ
れているのと同様な外科用マスクが記載されてい
る。但し空気不透過性材料がここではスリツトを
有し、それらのスリツトがマスク着用者の目から
離れた方へ吐息を向けるフラツプ(flap)を定め
ている。
米国特許第4037593号には外科用マスクが記載
されており、それにはマスクの上縁に沿つて軟か
い閉じた細胞の発泡体材料からなる蒸気障壁が入
つている。
されており、それにはマスクの上縁に沿つて軟か
い閉じた細胞の発泡体材料からなる蒸気障壁が入
つている。
上記外科用マスクは一般的にめがねの曇りを起
す傾向を低くはしているが、残念ながらそれらの
マスクは着用者には不快な原因になつている。之
等のマスクの多くで経験されている不快さは、マ
スク面と着用者の皮膚との間にプラスチツク膜又
は発泡体障壁が介在すること及びマスクにかなり
の不透過性部分があることから来ている。
す傾向を低くはしているが、残念ながらそれらの
マスクは着用者には不快な原因になつている。之
等のマスクの多くで経験されている不快さは、マ
スク面と着用者の皮膚との間にプラスチツク膜又
は発泡体障壁が介在すること及びマスクにかなり
の不透過性部分があることから来ている。
本発明は着用者の少なくとも鼻、口及びあごの
一部を覆う新規な外科用マスクを与えるものであ
り、それは、 (a) 上縁と下縁を有し、それら上縁と下縁との間
にフイルター部分を有する本体部分で、該フイ
ルター部分はほぼ前記上縁の所から着用者のほ
ぼあごの所迄伸びているフイルター部材を有
し、該フイルター部材は上部領域と下部領域と
に分かれ、そのフイルター部材の上部領域はほ
ぼ前記上縁の所に位置して前記フイルター部材
の全面積の均25〜70%を与え、前記フイルター
部材の下部領域は前記フイルター部材の上部領
域に隣接し、前記フイルター部材の全面積の実
質的に残りの部分を与えるようになつており、 更に前記フイルター部材は、前記フイルター
部材の前記上部領域と、前記下部領域が実質的
に全体的に透過性であり、透過率を水柱1.27cm
の圧力差をフイルターにかけASTM D737−
75(1980年再承認)に従つて測定して、前記フ
イルター部材の前記上部領域の平均空気透過率
が少なくとも約1.83m3/m2/分で、前記フイル
ター部材の前記下部領域の平均空気透過率がな
くとも約6.78m3/m2/分であり、前記フイルタ
ー部材の前記上部領域の平均空気透過率より少
なくとも約0.68m3/m2/分大きくなつているこ
とを特徴としており、 上記の如きフイルター部材をもつフイルター
部分を有する本体部分と、 (b) 前記本体部分の前記上縁と着用者の鼻との間
に効果的な密封を与えるための前記上縁の所の
部材と、 (c) 前記本体部分に取りつけられ、着用者の口と
鼻の上に前記マスクを固定するための部材、 とからなり、然もめがねを曇らせる可能性を少な
くするために、マスク着用者の目から離れた方へ
吐く息を向ける機能をも果す実質的に可撓性のマ
スクである。
一部を覆う新規な外科用マスクを与えるものであ
り、それは、 (a) 上縁と下縁を有し、それら上縁と下縁との間
にフイルター部分を有する本体部分で、該フイ
ルター部分はほぼ前記上縁の所から着用者のほ
ぼあごの所迄伸びているフイルター部材を有
し、該フイルター部材は上部領域と下部領域と
に分かれ、そのフイルター部材の上部領域はほ
ぼ前記上縁の所に位置して前記フイルター部材
の全面積の均25〜70%を与え、前記フイルター
部材の下部領域は前記フイルター部材の上部領
域に隣接し、前記フイルター部材の全面積の実
質的に残りの部分を与えるようになつており、 更に前記フイルター部材は、前記フイルター
部材の前記上部領域と、前記下部領域が実質的
に全体的に透過性であり、透過率を水柱1.27cm
の圧力差をフイルターにかけASTM D737−
75(1980年再承認)に従つて測定して、前記フ
イルター部材の前記上部領域の平均空気透過率
が少なくとも約1.83m3/m2/分で、前記フイル
ター部材の前記下部領域の平均空気透過率がな
くとも約6.78m3/m2/分であり、前記フイルタ
ー部材の前記上部領域の平均空気透過率より少
なくとも約0.68m3/m2/分大きくなつているこ
とを特徴としており、 上記の如きフイルター部材をもつフイルター
部分を有する本体部分と、 (b) 前記本体部分の前記上縁と着用者の鼻との間
に効果的な密封を与えるための前記上縁の所の
部材と、 (c) 前記本体部分に取りつけられ、着用者の口と
鼻の上に前記マスクを固定するための部材、 とからなり、然もめがねを曇らせる可能性を少な
くするために、マスク着用者の目から離れた方へ
吐く息を向ける機能をも果す実質的に可撓性のマ
スクである。
本発明の外科用マスクは、バクテリアの通過に
対する効果的な障壁として働き、その中に、高い
フイルター効率を示し且つ異なつた空気透過率の
二つの領域をもつフイルター部材が存在するため
曇りを防ぐ。特に本発明による外科用マスクの一
具体例として、フイルター部材は異なつた空気透
過率をもつ二つの領域を与えるようなやり方で作
られた単一のフイルターからなる。別の具体例と
して、フイルター部材は異なつた空気透過率をも
の二つの明確に差のあるフイルターウエブからな
る。どちらの具体例でも、透過性の大きい領域は
マスクの下の部分に位置し、そこは吐いた空気の
ほとんどを着用者の目から離れた下方へ向ける働
きをし、それによつてめがねが曇る可能性を少な
くしている。従つて本発明の外科用マスクによつ
て示される曇り防止性は、それらのマスクにプラ
スチツクフイルム、成形プラスチツク部材、発泡
部材、紙部材、厚紙部材或は連続的樹脂被覆を存
在させる必要なく達成されている。本発明の外科
用マスクは曇り防止性であるから、めがねを着け
た室内の手術要員はそれらマスクを見ることが著
しく損われる点迄彼等のめがねが曇ることを心配
することなく着用することができる。
対する効果的な障壁として働き、その中に、高い
フイルター効率を示し且つ異なつた空気透過率の
二つの領域をもつフイルター部材が存在するため
曇りを防ぐ。特に本発明による外科用マスクの一
具体例として、フイルター部材は異なつた空気透
過率をもつ二つの領域を与えるようなやり方で作
られた単一のフイルターからなる。別の具体例と
して、フイルター部材は異なつた空気透過率をも
の二つの明確に差のあるフイルターウエブからな
る。どちらの具体例でも、透過性の大きい領域は
マスクの下の部分に位置し、そこは吐いた空気の
ほとんどを着用者の目から離れた下方へ向ける働
きをし、それによつてめがねが曇る可能性を少な
くしている。従つて本発明の外科用マスクによつ
て示される曇り防止性は、それらのマスクにプラ
スチツクフイルム、成形プラスチツク部材、発泡
部材、紙部材、厚紙部材或は連続的樹脂被覆を存
在させる必要なく達成されている。本発明の外科
用マスクは曇り防止性であるから、めがねを着け
た室内の手術要員はそれらマスクを見ることが著
しく損われる点迄彼等のめがねが曇ることを心配
することなく着用することができる。
本発明の外科用マスクは、マスク着用者の皮膚
に接触するプラスチツクフイルム或は発泡体が存
在する必要がないため気持よく着用することがで
きる。更に、本発明の外科用マスクは、フイルタ
ー部材がらくに呼吸できるように実質的にその全
面積に亘つて空気透過性であるため、特に気持よ
く着用することができる。更に好ましい具体例と
して、外科用マスクは着けた時、特に楽な顔にか
ぶさらない(off−the−face)或は「かものはし
(duckbill)」型の形状をとる。本発明のマスクは
実質的に可撓性である(即ち熱成形したカツプ状
のマスクの堅さを示さない)。
に接触するプラスチツクフイルム或は発泡体が存
在する必要がないため気持よく着用することがで
きる。更に、本発明の外科用マスクは、フイルタ
ー部材がらくに呼吸できるように実質的にその全
面積に亘つて空気透過性であるため、特に気持よ
く着用することができる。更に好ましい具体例と
して、外科用マスクは着けた時、特に楽な顔にか
ぶさらない(off−the−face)或は「かものはし
(duckbill)」型の形状をとる。本発明のマスクは
実質的に可撓性である(即ち熱成形したカツプ状
のマスクの堅さを示さない)。
本発明を付図に関連して以下に一層詳細に記述
する。いくつかの図面で同じ番号は同じ部材を指
す。
する。いくつかの図面で同じ番号は同じ部材を指
す。
本明細書中で用いられる「フイルター部材」は
鼻柱のあたたり(即ちマスクの上縁が位置する点
のあたり)とあごのあたりの場所との間の顔の領
域を覆うフイルターウエブ(単数又は複数)の部
分を指す。実質的に全ての空気はフイルターウエ
ブ(単数又は複数)のこの部分を通過する。あご
の下のマスク部分を空気のかなりの部分が通過す
ることはないと考えられる。従つて「フイルター
部材」はフイルターウエブが図に示されているよ
うにあごの下に伸びている場合でも上述の如く定
義される。亦、ここで用いる「フイルター部材」
は、単数又は複数のフイルターウエブを指す。本
発明では、単数又は複数のフイルターウエブに隣
接して、又はその上に覆うようにして、付加的な
織布又は不織ウエブ(例えばカバーウエブ)、ス
リツト付或はスリツトのないプラスチツクフイル
ム、成形プラスチツク部材、発泡部材、紙部材、
厚紙部材或は連続的被覆を含ませる必要なく、
種々の透過率がそのようなウエブを通して得られ
る。
鼻柱のあたたり(即ちマスクの上縁が位置する点
のあたり)とあごのあたりの場所との間の顔の領
域を覆うフイルターウエブ(単数又は複数)の部
分を指す。実質的に全ての空気はフイルターウエ
ブ(単数又は複数)のこの部分を通過する。あご
の下のマスク部分を空気のかなりの部分が通過す
ることはないと考えられる。従つて「フイルター
部材」はフイルターウエブが図に示されているよ
うにあごの下に伸びている場合でも上述の如く定
義される。亦、ここで用いる「フイルター部材」
は、単数又は複数のフイルターウエブを指す。本
発明では、単数又は複数のフイルターウエブに隣
接して、又はその上に覆うようにして、付加的な
織布又は不織ウエブ(例えばカバーウエブ)、ス
リツト付或はスリツトのないプラスチツクフイル
ム、成形プラスチツク部材、発泡部材、紙部材、
厚紙部材或は連続的被覆を含ませる必要なく、
種々の透過率がそのようなウエブを通して得られ
る。
本発明による外科用マスクの一具体例は、上縁
を有し、フイルター部分を含む本体部分を有する
(そのフイルター部分は吐いた空気中に連ばれる
バクテリアのいる液滴の通過を防ぐ)。フイルタ
ー部分は上部領域と下部領域とに分れた単一のフ
イルターウエブからなるフイルター部材を有す
る。フイルター部材の上部領域中のフイルターウ
エブの領域は、フイルター部材の下部領域中のフ
イルターウエブの領域より空気透過性が低い。外
科用マスクのこの具体例では、本体部分の上縁と
着用者の鼻との間の効果的な密封を与えるための
部材、着用者の口と鼻の上にマスクを止めるため
の部材及び本体部分に隣接した単数又は複数のカ
バーウエブが含まれている。之等の部材は例示し
た具体例に関連して以下に一層詳細に説明する。
を有し、フイルター部分を含む本体部分を有する
(そのフイルター部分は吐いた空気中に連ばれる
バクテリアのいる液滴の通過を防ぐ)。フイルタ
ー部分は上部領域と下部領域とに分れた単一のフ
イルターウエブからなるフイルター部材を有す
る。フイルター部材の上部領域中のフイルターウ
エブの領域は、フイルター部材の下部領域中のフ
イルターウエブの領域より空気透過性が低い。外
科用マスクのこの具体例では、本体部分の上縁と
着用者の鼻との間の効果的な密封を与えるための
部材、着用者の口と鼻の上にマスクを止めるため
の部材及び本体部分に隣接した単数又は複数のカ
バーウエブが含まれている。之等の部材は例示し
た具体例に関連して以下に一層詳細に説明する。
第1図及び第2図に関し、そこには本発明によ
る外科用マスク20の好ましい具体例が示されて
いる。外科用マスク20は上縁22と下縁23を
有する本体部分21を含んでいる。外科用マスク
20は本体部分21の上縁22に沿つた縁部2
4、本体部分21の下縁23に沿つた縁部25及
び本体部分21の側縁に沿つた縁部26を有す
る。第1図及び第2図に例示する如く、それらの
縁部26は外科用マスクの角迄伸び、結びひも2
7を与え、そのひもによつて第1図に示す如く着
用者の頭及び首の後で外科用マスク20を結びつ
けることができる。第1図に例示する如く、本体
部分21は顔にかぶさらない或は「かものはし」
型の形状をもつマスクを与えるように形作られて
いる。
る外科用マスク20の好ましい具体例が示されて
いる。外科用マスク20は上縁22と下縁23を
有する本体部分21を含んでいる。外科用マスク
20は本体部分21の上縁22に沿つた縁部2
4、本体部分21の下縁23に沿つた縁部25及
び本体部分21の側縁に沿つた縁部26を有す
る。第1図及び第2図に例示する如く、それらの
縁部26は外科用マスクの角迄伸び、結びひも2
7を与え、そのひもによつて第1図に示す如く着
用者の頭及び首の後で外科用マスク20を結びつ
けることができる。第1図に例示する如く、本体
部分21は顔にかぶさらない或は「かものはし」
型の形状をもつマスクを与えるように形作られて
いる。
外科用マスク20の構造は第3図及び第4図を
参照することにより容易に理解されるであろう。
之等の図に関し、本体部分21は上縁22と下縁
23との間に位置するフイルター部分28を有す
ることが分るであろう。フイルター部分28は上
部フイルターウエブ29と下部フイルターウエブ
30からなる。ほぼ上縁22の所から着用者のあ
ごの近辺の所迄伸びているフイルター部分28の
部分がフイルター部材31(第4図に例示してあ
る)である。この様にフイルター部材31は上部
フイルターウエブ29の全体と、下部フイルター
ウエブ30の上部とからなる。フイルター部材3
1の上部領域は上部フイルターウエブ29からな
り、フイルター部材31の下部領域は下部フイル
ターウエブ30の上部フイルターウエブ29から
着用者のあごのあたりに隣接した下部フイルター
ウエブ30内の所迄伸びている部分からなる。第
3図に例示してあるように、本体部分21はフイ
ルター部分28(とフイルター部材31)に隣接
して位置するカバーウエブ32,33,34及び
35を有し、カバーウエブ32と33はフイルタ
ー部分28の上部フイルターウエブ29の両側上
に隣接しており、カバーウエブ34と35はフイ
ルター部分28の下部フイルターウエブ30の両
側上に隣接していることも分るであろう。上部フ
イルターウエブ29の下端36と下部フイルター
ウエブ30の上端37は、カバーウエブ32,3
3,34及び35を結ぶ密封部38によつて結合
されている。密封部38は熱封着(例えば熱的又
は超音波の手段による)又は接着結合の如き従来
の手段により達成してよい。縁部24は本体部分
21の上縁と着用者の鼻との間に効果的な密封を
与えるために完全軟化アルミニウムの帯の如き包
み込むノーズクリツプ(noseclip)部材39とし
て示されている。密封は本体部分21の上縁22
と着用者の顔との間から吐いたた空気のかなりの
量のものが逃げるのを防ぐべきである。なぜなら
そのような逃げによつてめがね41の曇りが生ず
るからである。
参照することにより容易に理解されるであろう。
之等の図に関し、本体部分21は上縁22と下縁
23との間に位置するフイルター部分28を有す
ることが分るであろう。フイルター部分28は上
部フイルターウエブ29と下部フイルターウエブ
30からなる。ほぼ上縁22の所から着用者のあ
ごの近辺の所迄伸びているフイルター部分28の
部分がフイルター部材31(第4図に例示してあ
る)である。この様にフイルター部材31は上部
フイルターウエブ29の全体と、下部フイルター
ウエブ30の上部とからなる。フイルター部材3
1の上部領域は上部フイルターウエブ29からな
り、フイルター部材31の下部領域は下部フイル
ターウエブ30の上部フイルターウエブ29から
着用者のあごのあたりに隣接した下部フイルター
ウエブ30内の所迄伸びている部分からなる。第
3図に例示してあるように、本体部分21はフイ
ルター部分28(とフイルター部材31)に隣接
して位置するカバーウエブ32,33,34及び
35を有し、カバーウエブ32と33はフイルタ
ー部分28の上部フイルターウエブ29の両側上
に隣接しており、カバーウエブ34と35はフイ
ルター部分28の下部フイルターウエブ30の両
側上に隣接していることも分るであろう。上部フ
イルターウエブ29の下端36と下部フイルター
ウエブ30の上端37は、カバーウエブ32,3
3,34及び35を結ぶ密封部38によつて結合
されている。密封部38は熱封着(例えば熱的又
は超音波の手段による)又は接着結合の如き従来
の手段により達成してよい。縁部24は本体部分
21の上縁と着用者の鼻との間に効果的な密封を
与えるために完全軟化アルミニウムの帯の如き包
み込むノーズクリツプ(noseclip)部材39とし
て示されている。密封は本体部分21の上縁22
と着用者の顔との間から吐いたた空気のかなりの
量のものが逃げるのを防ぐべきである。なぜなら
そのような逃げによつてめがね41の曇りが生ず
るからである。
上部フイルターウエブ29とカバーウエブ32
と33の形は第2図と第3図とから最も明らかに
分るであろう。第2図からでは容易には分らない
が、下部フイルターウエブ30とカバーウエブ3
4及び35は、上部フイルターウエブ29とカバ
ーウエブ32及び33と同様な形をしており、互
に折り重ねられている。外科用マスク20の顔を
かくさない或は「かものはし」型の形状は、第2
図及び第3図に例示した如き形をした上部フイル
ターウエブ29、下部フイルターウエブ30及び
カバーウエブ32,33,34及び35を用いる
ことからきている。
と33の形は第2図と第3図とから最も明らかに
分るであろう。第2図からでは容易には分らない
が、下部フイルターウエブ30とカバーウエブ3
4及び35は、上部フイルターウエブ29とカバ
ーウエブ32及び33と同様な形をしており、互
に折り重ねられている。外科用マスク20の顔を
かくさない或は「かものはし」型の形状は、第2
図及び第3図に例示した如き形をした上部フイル
ターウエブ29、下部フイルターウエブ30及び
カバーウエブ32,33,34及び35を用いる
ことからきている。
第4図は外科用マスク20の顔をかくさない或
は「かものはし」型の形状を最も明白に例示して
いる。外科用マスク20は、外科用マスク20と
着用者の顔40との間に鼻の先の所から出発して
あごの附近の領域に伸びる空腔を形成しているの
が分る。外科用マスク20は上記範囲で顔から離
れているので(即ち顔の輪郭と一致していない)
外科用マスク20は気持よく着けることができ、
呼吸をし易くしている。
は「かものはし」型の形状を最も明白に例示して
いる。外科用マスク20は、外科用マスク20と
着用者の顔40との間に鼻の先の所から出発して
あごの附近の領域に伸びる空腔を形成しているの
が分る。外科用マスク20は上記範囲で顔から離
れているので(即ち顔の輪郭と一致していない)
外科用マスク20は気持よく着けることができ、
呼吸をし易くしている。
希望の性能を示す外科用マスクを与えるため、
フイルター部材は次の条件を満すことが重要であ
る。フイルター部材の上部領域の平均空気透過率
は少なくとも約1.83m3/m2/分であり、フイルタ
ー部材の下部領域の平均空気透過率は少なくとも
約6.78m3/m2/分で、フイルター部材の下部領域
の平均透過率は上部領域の平均透過率より少なく
とも約0.68m3/m2/分大きい。亦、フイルター部
材の上部領域と下部領域は実質的にそれらの全面
積に亘つて透過性である。上記透過率は水柱1.27
cmの圧力差をフイルター部材にかけて「織物の空
気透過率」と題する標準試験法〔ASTM D737
−75(1980年再承認)〕に従つて決定されており、
マスクを組み立てた後のフイルター部材の上部及
び下部領域の透過率を表している。本発明のマス
クの組立て方に依つて、単数又は複数のウエブの
いくらかの締まりが製造工程中に起きる。そのよ
うな締まりの結果、通常単数又は複数のフイルタ
ーウエブがそれをマスクに取り付ける前に最初に
示していた透過率の減少を起す。
フイルター部材は次の条件を満すことが重要であ
る。フイルター部材の上部領域の平均空気透過率
は少なくとも約1.83m3/m2/分であり、フイルタ
ー部材の下部領域の平均空気透過率は少なくとも
約6.78m3/m2/分で、フイルター部材の下部領域
の平均透過率は上部領域の平均透過率より少なく
とも約0.68m3/m2/分大きい。亦、フイルター部
材の上部領域と下部領域は実質的にそれらの全面
積に亘つて透過性である。上記透過率は水柱1.27
cmの圧力差をフイルター部材にかけて「織物の空
気透過率」と題する標準試験法〔ASTM D737
−75(1980年再承認)〕に従つて決定されており、
マスクを組み立てた後のフイルター部材の上部及
び下部領域の透過率を表している。本発明のマス
クの組立て方に依つて、単数又は複数のウエブの
いくらかの締まりが製造工程中に起きる。そのよ
うな締まりの結果、通常単数又は複数のフイルタ
ーウエブがそれをマスクに取り付ける前に最初に
示していた透過率の減少を起す。
ここで用いる「平均」透過率は、フイルター部
材の上部領域及び下部領域が各領域についてその
全体をとつて決定されなければならないことを意
味している。フイルター部材の上部領域又は下部
領域内の透過率は平均透過率が上記透過率条件を
満足する限り、その領域全体に亘つて均一である
必要はない。
材の上部領域及び下部領域が各領域についてその
全体をとつて決定されなければならないことを意
味している。フイルター部材の上部領域又は下部
領域内の透過率は平均透過率が上記透過率条件を
満足する限り、その領域全体に亘つて均一である
必要はない。
フイルター部材の上部領域と下部領域内の透過
率は不均一であつてもよいが、フイルター部材の
上部領域と下部領域の性質は、(めがねを曇らせ
る可能性を減少させるため)吐いた空気をマスク
着用者の目から離れた方へ向ける機能を果すマス
クを与えるようなものであることが重要である。
例えばフイルター部材の上部領域に、めがねの曇
りを容易に起すことができるほど空気透過性の帯
を、本体部分の上縁近くにとりつけるべきではな
い。
率は不均一であつてもよいが、フイルター部材の
上部領域と下部領域の性質は、(めがねを曇らせ
る可能性を減少させるため)吐いた空気をマスク
着用者の目から離れた方へ向ける機能を果すマス
クを与えるようなものであることが重要である。
例えばフイルター部材の上部領域に、めがねの曇
りを容易に起すことができるほど空気透過性の帯
を、本体部分の上縁近くにとりつけるべきではな
い。
フイルター部材中の空気透過率の異なつた領域
の量(面積)もマスクの曇り防止性能に影響を与
える。フイルター部材の上部領域はフイルター部
材の全面積の約25〜70%を与え、フイルター部材
の下部領域はフイルター部材の全面積の実質的に
残りを与える。
の量(面積)もマスクの曇り防止性能に影響を与
える。フイルター部材の上部領域はフイルター部
材の全面積の約25〜70%を与え、フイルター部材
の下部領域はフイルター部材の全面積の実質的に
残りを与える。
上記透過率及び面積条件に合うフイルター部材
を有する外科マスクは、吐いた息の実質的量のも
のをマスク着用者の目から離れた下方へ向けるの
で曇り防止性である。
を有する外科マスクは、吐いた息の実質的量のも
のをマスク着用者の目から離れた下方へ向けるの
で曇り防止性である。
本発明の好ましい外科用マスクは、次の透過率
条件に合うフイルター部材を有する。フイルター
部材の上部領域の平均空気透過率は6.09m3/m2/
分より大きく、フイルター部材の下部領域の平均
空気透過率はフイルター部材の上部領域の平均空
気透過率より少なくとも2.44m3/m2/分、好まし
くは少なくとも3.66m3/m2/分大きい。本発明の
好ましい外科用マスクも、フイルター部材の上部
領域がフイルター部材の全面積の約45〜55%を与
え、フイルター部材の下部領域がフイルター部材
の全面積の実質的に残りを与えるようになつてい
るフイルター部材を有する。更に本発明の好まし
い外科用マスクは、フイルター部材の上部領域と
下部領域の各々の中で実質的に均一であるフイル
ター部材を有する。
条件に合うフイルター部材を有する。フイルター
部材の上部領域の平均空気透過率は6.09m3/m2/
分より大きく、フイルター部材の下部領域の平均
空気透過率はフイルター部材の上部領域の平均空
気透過率より少なくとも2.44m3/m2/分、好まし
くは少なくとも3.66m3/m2/分大きい。本発明の
好ましい外科用マスクも、フイルター部材の上部
領域がフイルター部材の全面積の約45〜55%を与
え、フイルター部材の下部領域がフイルター部材
の全面積の実質的に残りを与えるようになつてい
るフイルター部材を有する。更に本発明の好まし
い外科用マスクは、フイルター部材の上部領域と
下部領域の各々の中で実質的に均一であるフイル
ター部材を有する。
上部フイルターウエブと下部フイルターウエブ
を有する本発明の好ましい外科用マスクで最適の
顔をかくさない或は「かものはし」型の形状をつ
くる際、上部フイルターウエブ(又はフイルター
部材の上部領域)がフイルター部材の全面の約50
%を与え、下部フイルターウエブ(又はフイルタ
ー部材の下部領域)がフイルター部材の全面積の
実質的に残を与えた時に望ましい結果が得られて
いる。之等の大きさの上部フイルターウエブ及び
下部フイルターウエブも、マスクの適切な曇り防
止性能を与える。
を有する本発明の好ましい外科用マスクで最適の
顔をかくさない或は「かものはし」型の形状をつ
くる際、上部フイルターウエブ(又はフイルター
部材の上部領域)がフイルター部材の全面の約50
%を与え、下部フイルターウエブ(又はフイルタ
ー部材の下部領域)がフイルター部材の全面積の
実質的に残を与えた時に望ましい結果が得られて
いる。之等の大きさの上部フイルターウエブ及び
下部フイルターウエブも、マスクの適切な曇り防
止性能を与える。
本発明のマスク中のフイルター部材として用い
るのに適したウエブは当分野ではよく知られてお
り、溶融吹成(melt−blown)ポリプロピレン、
溶融吹込ポリエステル、及びガラス繊維の如き材
料が含まれる。ポリプロピレン、ポリエステル
等々の適当な繊維ウエブを形成する一つの方法
は、米国特許第3613678号〔メイフユー
(Mayhew)〕に記載されている。特にその米国特
許第3613678号に記載された方法は、溶融重合体
材料の細い流れを加熱空気流中へ押し出し希望の
大きさの繊維を得ることを含んでいる。
るのに適したウエブは当分野ではよく知られてお
り、溶融吹成(melt−blown)ポリプロピレン、
溶融吹込ポリエステル、及びガラス繊維の如き材
料が含まれる。ポリプロピレン、ポリエステル
等々の適当な繊維ウエブを形成する一つの方法
は、米国特許第3613678号〔メイフユー
(Mayhew)〕に記載されている。特にその米国特
許第3613678号に記載された方法は、溶融重合体
材料の細い流れを加熱空気流中へ押し出し希望の
大きさの繊維を得ることを含んでいる。
本発明のマスクのフイルター部材として用いら
れる繊維ウエブは、希望の性質を得るために電気
的に荷重してもよい。適切に電気的に荷電したウ
エブの例には、米国特許第3998916号〔フアン・
ターンハウト(Van Turnhout)〕及び米国特許
第4215682号〔クビツク(Kubik)その他〕に記
載されたものがある。米国特許第3998916号に記
載された電気的に荷電した繊維ウエブは、高分子
量の非極性物質のフイルムから形成される。その
フイルムは延伸し、次にその延伸したウエブの少
なくとも一方の側を複数のコロナ荷電用素子で同
極荷電する。次に得られた荷電フイルムをフイブ
リル化し、収集し、繊維に加工する。上記米国特
許第4215682号記載の電気的に荷電した繊維ウエ
ブは、溶融吹成工程中溶融吹成した繊維へ持続性
のある電気的荷電を導入することによつて形成す
る。
れる繊維ウエブは、希望の性質を得るために電気
的に荷重してもよい。適切に電気的に荷電したウ
エブの例には、米国特許第3998916号〔フアン・
ターンハウト(Van Turnhout)〕及び米国特許
第4215682号〔クビツク(Kubik)その他〕に記
載されたものがある。米国特許第3998916号に記
載された電気的に荷電した繊維ウエブは、高分子
量の非極性物質のフイルムから形成される。その
フイルムは延伸し、次にその延伸したウエブの少
なくとも一方の側を複数のコロナ荷電用素子で同
極荷電する。次に得られた荷電フイルムをフイブ
リル化し、収集し、繊維に加工する。上記米国特
許第4215682号記載の電気的に荷電した繊維ウエ
ブは、溶融吹成工程中溶融吹成した繊維へ持続性
のある電気的荷電を導入することによつて形成す
る。
フイルター部材が単一のフイルターウエブから
なる具体例では、異なつた空気透過率の二つの領
域(即ちフイルター部材の上部領域及び下部領
域)は、例えば熱を加えるか又は熱を加えずに、
フイルターウエブの上部領域の物理的ち密化を含
む種種の方法によつて形成することができる。他
の方法はウエブの下部領域よりウエブの上部領域
の厚さを大きくしたフイルターウエブを形成する
ことである。
なる具体例では、異なつた空気透過率の二つの領
域(即ちフイルター部材の上部領域及び下部領
域)は、例えば熱を加えるか又は熱を加えずに、
フイルターウエブの上部領域の物理的ち密化を含
む種種の方法によつて形成することができる。他
の方法はウエブの下部領域よりウエブの上部領域
の厚さを大きくしたフイルターウエブを形成する
ことである。
本発明による好ましい外科用マスクは、フイル
ター部材として次に記述する上部フイルターウエ
ブと下部フイルターウエブを有する。好ましい上
部及び下部フイルターウエブについて以下に述べ
る透過率は、マスクの組立中に大きく減少しない
のが好ましい。
ター部材として次に記述する上部フイルターウエ
ブと下部フイルターウエブを有する。好ましい上
部及び下部フイルターウエブについて以下に述べ
る透過率は、マスクの組立中に大きく減少しない
のが好ましい。
好ましいマスクとして、上部フイルターウエブ
はフイルター部材の全面積の約50%を与え、下部
フイルターウエブはフイルター部材の実質的に残
りを与える。下部フイルターウエブは着用者のあ
ごの下の位置迄伸びている。
はフイルター部材の全面積の約50%を与え、下部
フイルターウエブはフイルター部材の実質的に残
りを与える。下部フイルターウエブは着用者のあ
ごの下の位置迄伸びている。
上部フイルターウエブのためのフイルターウエ
ブは、径が約0.4〜6.5ミクロンの範囲にあり、平
均径が約1.6ミクロンのポリプロピレン繊維から
調製される。ウエブは上記米国特許第3613678号
に記載の手順に従つて調製され、マスクに組み込
む前、約14.42m3/m2/分の空気透過率を有する。
ブは、径が約0.4〜6.5ミクロンの範囲にあり、平
均径が約1.6ミクロンのポリプロピレン繊維から
調製される。ウエブは上記米国特許第3613678号
に記載の手順に従つて調製され、マスクに組み込
む前、約14.42m3/m2/分の空気透過率を有する。
下部フイルターウエブのためのフイルターウエ
ブも、溶融吹成ポリプロピレンウエブからなる
が、この場合にはウエブは径が約0.25〜9.0ミク
ロンの範囲で、平均径が約2.2ミクロンのポリプ
ロピレン繊維から調製される。ウエブは上記米国
特許第421568号に記載の方法に従つて電気的に荷
電されて製造され、マスクに組み込む前に約
21.64m3/m2/分の空気透過率を有する。
ブも、溶融吹成ポリプロピレンウエブからなる
が、この場合にはウエブは径が約0.25〜9.0ミク
ロンの範囲で、平均径が約2.2ミクロンのポリプ
ロピレン繊維から調製される。ウエブは上記米国
特許第421568号に記載の方法に従つて電気的に荷
電されて製造され、マスクに組み込む前に約
21.64m3/m2/分の空気透過率を有する。
外科用マスクで用いられるカバーウエブは、適
切な強度と可撓性を示すべきであり、実質的に毛
ばだたないのが好ましい。特に選択したカバーウ
エブは、異なつた透過率を示す上部領域と下部領
域とからなるフイルター部材を用いることによつ
て達成される之等マスクの希望の曇り防止特性を
ひどく変えないことが重要である。
切な強度と可撓性を示すべきであり、実質的に毛
ばだたないのが好ましい。特に選択したカバーウ
エブは、異なつた透過率を示す上部領域と下部領
域とからなるフイルター部材を用いることによつ
て達成される之等マスクの希望の曇り防止特性を
ひどく変えないことが重要である。
カバーウエブとして用いるのに適した材料の例
は当業者にはよく知られており、レーヨン、ポリ
エステル及び他の適当な繊維からなる乾式調製及
び湿式調製不織布の如き材料が含まれる。カバー
ウエブとして用いるのに好ましい材料は、乾式調
製法によつて製造された不織ビスコースレーヨン
ウエブである。レーヨン繊維は1.5デニール×長
さ3.97cmで、パデイングロール(padding roll)
を用いて適用された「ロープレツクス
(Rhoplex)B−15」(ローム・アンド・ハース社
から市販されているアクリール系共重合体乳化
液)で結合させる。カバーウエブとして用いるの
に好ましい他の材料は、「エボリユーシヨン・フ
アブリツク(Evolution Fabric)」〔キンベルリ
ー・クラーク社(Kimbery−Clark Corp.)から
市販されているスパン結合ポリプロピレンウエ
ブ〕である。本発明の好ましいマスク(即ち第1
図〜第4図に例示したもの)は、カバーウエブ3
2,33及び35として上記不織ビスコースレー
ヨンウエブと、カバーウエブ34として上記エボ
リユーシヨン・フアブリツクとからなる。カバー
ウエブ34としてポリプロピレンを用いることに
より、超音波熱封着法による密封部38の迅速な
形成が促進される。
は当業者にはよく知られており、レーヨン、ポリ
エステル及び他の適当な繊維からなる乾式調製及
び湿式調製不織布の如き材料が含まれる。カバー
ウエブとして用いるのに好ましい材料は、乾式調
製法によつて製造された不織ビスコースレーヨン
ウエブである。レーヨン繊維は1.5デニール×長
さ3.97cmで、パデイングロール(padding roll)
を用いて適用された「ロープレツクス
(Rhoplex)B−15」(ローム・アンド・ハース社
から市販されているアクリール系共重合体乳化
液)で結合させる。カバーウエブとして用いるの
に好ましい他の材料は、「エボリユーシヨン・フ
アブリツク(Evolution Fabric)」〔キンベルリ
ー・クラーク社(Kimbery−Clark Corp.)から
市販されているスパン結合ポリプロピレンウエ
ブ〕である。本発明の好ましいマスク(即ち第1
図〜第4図に例示したもの)は、カバーウエブ3
2,33及び35として上記不織ビスコースレー
ヨンウエブと、カバーウエブ34として上記エボ
リユーシヨン・フアブリツクとからなる。カバー
ウエブ34としてポリプロピレンを用いることに
より、超音波熱封着法による密封部38の迅速な
形成が促進される。
縁部24,25及び26として用いるのに適し
た材料は当分野ではよく知られており、湿式調製
又は乾式調製法のいずれかによつて形成された不
織材料が含まれ、レーヨン、ポリエステル等々の
繊維、ポリプロピレン、ポリエチレン又はポリエ
ステルのカレンダーがけしたスパン結合ウエブ及
び補強紙からなる。縁部24,25及び26のた
めに好ましい材料は、熱及び圧力を用いて模様付
け(emboss)をしたスパン結合ポリプロピレン
ウエブである。
た材料は当分野ではよく知られており、湿式調製
又は乾式調製法のいずれかによつて形成された不
織材料が含まれ、レーヨン、ポリエステル等々の
繊維、ポリプロピレン、ポリエチレン又はポリエ
ステルのカレンダーがけしたスパン結合ウエブ及
び補強紙からなる。縁部24,25及び26のた
めに好ましい材料は、熱及び圧力を用いて模様付
け(emboss)をしたスパン結合ポリプロピレン
ウエブである。
本発明の外科用マスクは、従来の方法を用いて
都合よく作ることができる。
都合よく作ることができる。
他の変更及び修正を本発明の範囲から外れるこ
となく行えることは分るであろう。
となく行えることは分るであろう。
第1図は本発明に従う外科用マスクの好ましい
一具体例を横から見た図である。第2図は折つた
状態の外科用マスクを示す第1図の具体例の平面
図である。第3図は第2図の線3−3に沿つてと
つた拡大断面図である。第4図は第1図の具体例
の拡大断面図である。 20……マスク、21……本体部分、22……
上縁、23……下縁。
一具体例を横から見た図である。第2図は折つた
状態の外科用マスクを示す第1図の具体例の平面
図である。第3図は第2図の線3−3に沿つてと
つた拡大断面図である。第4図は第1図の具体例
の拡大断面図である。 20……マスク、21……本体部分、22……
上縁、23……下縁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 着用者の少なくとも鼻、口及びあごの一部を
覆うための曇り防止外科用マスクにおいて、 (a) 上縁と下縁を有し、それら上縁と下縁との間
にフイルター部分を有する本体部分で、該フイ
ルター部分は前記上縁あたりから着用者のあご
のあたりの所迄伸びているフイルター部材を有
し、該フイルター部材は上部領域と下部領域と
に分かれ、そのフイルター部材の上部領域はほ
ぼ前記上縁の所に位置して前記フイルター部材
の全面積の約25〜70%を与え、前記フイルター
部材の下部領域は前記フイルター部材の上部領
域に隣接し、前記フイルター部材の全面積の実
質的に残りの部分を与えるようになつており、 更に前記フイルター部材は、前記フイルター
部材の前記上部領域と、前記下部領域が実質的
に全体的に透過性であり、透過率を水柱1.27cm
の圧力差をフイルターにかけASTM D737−
75(1980年再承認)に従つて測定して、前記フ
イルター部材の前記上部領域の平均空気透過率
が少なくとも約1.83m3/m2/分で、前記フイル
ター部材の前記下部領域の平均空気透過率が少
なくとも約6.78m3/m2/分であり、前記フイル
ター部材の前記上部領域の平均空気透過率より
少なくとも約0.68m3/m2/分大きくなつている
ことを特徴としており、 上記の如きフイルター部材をもつフイルター
部分を有する本体部分と、 (b) 前記本体部分の前記上縁と着用者の鼻との間
に効果的な密封を与えるための前記上縁の所の
部材と、 (c) 前記本体部分に取りつけられ、着用者の口と
鼻の上に前記マスクを固定するための部材、 とからなり、然もめがねを曇らせる可能性を少な
くするために、マスク着用者の目から離れた方へ
吐く息を向ける機能を果す実質的に可撓性のマス
ク。 2 上部領域が上部フイルターウエブを有し、下
部領域が下部フイルターウエブを有し、前記上部
フイルターウエブが上縁あたりに位置し、下端を
有し、フイルター部材の全面積の約25〜70%を与
え、前記下部フイルターウエブは上端を有し、前
記フイルター部材の全面積の実質的に残りを与
え、前記上部フイルターウエブと前記下部フイル
ターウエブとは前記上部フイルターウエブの下端
と前記下部フイルターウエブの上端の所で接続さ
れており、前記フイルター部材の前記上部領域と
前記下部領域の透過率が前記上部領域と前記下部
領域の各々に亘つて実質的に均一である、特許請
求の範囲第1項に記載の曇り防止外科用マスク。 3 フイルター部材の上部領域の平均空気透過率
が少なくとも約6.09m3/m2/分で、フイルター部
材の下部領域の平均空気透過率が前記フイルター
部材の前記上部領域の平均空気透過率より少なく
とも約2.44m3/m2/分大きい、前記第2項に記載
の曇り防止外科用マスク。
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JPS5078182A (ja) * | 1973-11-01 | 1975-06-25 | ||
JPS5078181A (ja) * | 1973-11-01 | 1975-06-25 | ||
JPS50100893A (ja) * | 1974-01-09 | 1975-08-09 | ||
JPS5259991A (en) * | 1975-11-06 | 1977-05-17 | Dexter Corp | Filter medium for operational mask |
JPS5284896A (en) * | 1975-11-28 | 1977-07-14 | Tate George W Jr | Surgical mask |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0081943A1 (en) | 1983-06-22 |
EP0081943B1 (en) | 1986-05-28 |
BR8207112A (pt) | 1983-10-11 |
US4419993A (en) | 1983-12-13 |
DE3271460D1 (en) | 1986-07-03 |
JPS58105749A (ja) | 1983-06-23 |
CA1183651A (en) | 1985-03-12 |
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