JPH11128378A - 粘着剤を利用したマスク - Google Patents
粘着剤を利用したマスクInfo
- Publication number
- JPH11128378A JPH11128378A JP9292827A JP29282797A JPH11128378A JP H11128378 A JPH11128378 A JP H11128378A JP 9292827 A JP9292827 A JP 9292827A JP 29282797 A JP29282797 A JP 29282797A JP H11128378 A JPH11128378 A JP H11128378A
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- JP
- Japan
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- sensitive adhesive
- highly
- face
- adhesive
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A41—WEARING APPAREL
- A41D—OUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
- A41D13/00—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches
- A41D13/05—Professional, industrial or sporting protective garments, e.g. surgeons' gowns or garments protecting against blows or punches protecting only a particular body part
- A41D13/11—Protective face masks, e.g. for surgical use, or for use in foul atmospheres
- A41D13/1161—Means for fastening to the user's head
- A41D13/1169—Means for fastening to the user's head using adhesive
- A41D13/1176—Means for fastening to the user's head using adhesive forming a complete seal at the edges of the mask
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Physical Education & Sports Medicine (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のマスクは顔面に密着しにくく、花粉、
塵埃、ダニなど微小な物質が体内へ侵入しやすかった。
また、顔面に保持するため、マスクには紐やゴムが必ず
必要であった。 【解決手段】 マスクの基布1の周囲に高粘弾性の粘着
剤2を設置し、皮膚とマスクを密着させることによりマ
スクの側部から花粉等の小さな物質が入ることを防ぐ。
また、高粘弾性の粘着剤2を用いるので、紐やゴムがな
くても顔面に保持することもできる。さらに、高粘弾性
の粘着剤2に精油等を含有させれば、装着時の不快感を
緩和させることができる。
塵埃、ダニなど微小な物質が体内へ侵入しやすかった。
また、顔面に保持するため、マスクには紐やゴムが必ず
必要であった。 【解決手段】 マスクの基布1の周囲に高粘弾性の粘着
剤2を設置し、皮膚とマスクを密着させることによりマ
スクの側部から花粉等の小さな物質が入ることを防ぐ。
また、高粘弾性の粘着剤2を用いるので、紐やゴムがな
くても顔面に保持することもできる。さらに、高粘弾性
の粘着剤2に精油等を含有させれば、装着時の不快感を
緩和させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高粘弾性の粘着剤
を利用して肌に密着させるマスクに関する。さらに詳し
くは、肌に密着して微小な物質の侵入を阻止するマスク
に関する。
を利用して肌に密着させるマスクに関する。さらに詳し
くは、肌に密着して微小な物質の侵入を阻止するマスク
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】埃等が体内に侵入するのを
阻止するためにマスクが使用される。特に花粉症などの
アレルギー体質の人はマスクによって花粉やダニ等が侵
入するのを防いでいる。しかし、人の顔面は頬や鼻など
の凹凸があり、且つ人によって形が異なる。よって、マ
スクの基布と顔面との間にすき間ができ、そのすき間か
ら花粉やダニ等が侵入してしまう。それらの侵入を押さ
えるために形状記憶合金やゴムを入れたマスクも存在す
るが、マスクが皮膚に対して強固に押さえられるため、
装着感が悪かった。また眼鏡をかけている場合、鼻の両
側部分とマスクとの隙間から水蒸気が出ると、眼鏡が曇
ってしまう。
阻止するためにマスクが使用される。特に花粉症などの
アレルギー体質の人はマスクによって花粉やダニ等が侵
入するのを防いでいる。しかし、人の顔面は頬や鼻など
の凹凸があり、且つ人によって形が異なる。よって、マ
スクの基布と顔面との間にすき間ができ、そのすき間か
ら花粉やダニ等が侵入してしまう。それらの侵入を押さ
えるために形状記憶合金やゴムを入れたマスクも存在す
るが、マスクが皮膚に対して強固に押さえられるため、
装着感が悪かった。また眼鏡をかけている場合、鼻の両
側部分とマスクとの隙間から水蒸気が出ると、眼鏡が曇
ってしまう。
【0003】本発明の目的は、肌に密着するマスクを提
供することにある。本発明のさらなる目的は、花粉、塵
埃、ダニ等のアレルギーの原因となるアレルゲンを持つ
微小な物質の侵入を阻止するマスクを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、紐やゴムなどを使用しなくて
も顔面に保持することができるマスクを提供することに
ある。
供することにある。本発明のさらなる目的は、花粉、塵
埃、ダニ等のアレルギーの原因となるアレルゲンを持つ
微小な物質の侵入を阻止するマスクを提供することにあ
る。本発明の他の目的は、紐やゴムなどを使用しなくて
も顔面に保持することができるマスクを提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的及び利点
は、高粘弾性の粘着剤がマスクの基布の周辺部で顔に接
する部分に設けられていることを特徴とするマスクによ
り達成される。粘着剤によりマスクの基布が顔面に密着
される。
は、高粘弾性の粘着剤がマスクの基布の周辺部で顔に接
する部分に設けられていることを特徴とするマスクによ
り達成される。粘着剤によりマスクの基布が顔面に密着
される。
【0005】また、高粘弾性の粘着剤はマスクの基布の
全周にわたって設けられていることが好ましい。全周に
わたって設けられることにより、マスクの基布が皮膚に
密着し、マスクの基布の側部から微小物質を含有した外
気が侵入することを完全に防ぐことが可能である。ま
た、高粘弾性の粘着剤は肌に密着しやすく、顔の形状に
フィットしやすい。
全周にわたって設けられていることが好ましい。全周に
わたって設けられることにより、マスクの基布が皮膚に
密着し、マスクの基布の側部から微小物質を含有した外
気が侵入することを完全に防ぐことが可能である。ま
た、高粘弾性の粘着剤は肌に密着しやすく、顔の形状に
フィットしやすい。
【0006】また、上側の周辺部に設けられた高粘弾性
の粘着剤の中央に、鼻が入る凹部が形成されていること
が好ましい。この構造においては、鼻の両側部分とマス
クとの間の隙間が塞がれてマスク内の水蒸気が上方へ漏
れることがなく、眼鏡の曇りを防止できる。また、鼻の
両側から鼻腔への花粉などの微小な物質の侵入を防ぐこ
とができる。
の粘着剤の中央に、鼻が入る凹部が形成されていること
が好ましい。この構造においては、鼻の両側部分とマス
クとの間の隙間が塞がれてマスク内の水蒸気が上方へ漏
れることがなく、眼鏡の曇りを防止できる。また、鼻の
両側から鼻腔への花粉などの微小な物質の侵入を防ぐこ
とができる。
【0007】さらに、一般的にマスクを顔面に保持する
ため設けられている紐又はゴムが設けられず、高粘弾性
の粘着剤のみで顔面に保持されるマスクとすることが可
能である。マスクを高粘弾性の粘着剤で肌に密着させる
ことにより、紐やゴムを用いなくても顔面からの脱落を
防止できる。この場合、紐やゴムの耳へのこすれがな
く、装着感に優れる。但し、本発明の高粘弾性の粘着剤
を用いたマスクにおいては紐やゴムを併用してもよい。
ため設けられている紐又はゴムが設けられず、高粘弾性
の粘着剤のみで顔面に保持されるマスクとすることが可
能である。マスクを高粘弾性の粘着剤で肌に密着させる
ことにより、紐やゴムを用いなくても顔面からの脱落を
防止できる。この場合、紐やゴムの耳へのこすれがな
く、装着感に優れる。但し、本発明の高粘弾性の粘着剤
を用いたマスクにおいては紐やゴムを併用してもよい。
【0008】前記高粘弾性の粘着剤は、例えば高含水性
のジェルであることが好ましい。
のジェルであることが好ましい。
【0009】また、高粘弾性の粘着剤が精油を含有して
いること、さらに高粘弾性の粘着剤が吸湿材及び/又は
保湿剤を含有していることが好ましい。高粘弾性の粘着
剤に吸湿剤を含有させると、マスク内の水蒸気が粘着剤
に吸収されて、眼鏡の曇りを防止する効果を高くでき
る。また、高粘弾性の粘着剤に保湿剤が含まれている
と、粘着剤が肌に密着している状態で、その部分の肌の
乾燥を防止することができる。
いること、さらに高粘弾性の粘着剤が吸湿材及び/又は
保湿剤を含有していることが好ましい。高粘弾性の粘着
剤に吸湿剤を含有させると、マスク内の水蒸気が粘着剤
に吸収されて、眼鏡の曇りを防止する効果を高くでき
る。また、高粘弾性の粘着剤に保湿剤が含まれている
と、粘着剤が肌に密着している状態で、その部分の肌の
乾燥を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明のマスクの一例を示
しており、図1(A)はマスクを肌への装着側から見た
正面図、図1(B)は図1(A)のB−B線の断面図で
ある。図1(A)に示すようにマスクの基布1の肌との
対向面側の周辺部の全周に、高粘弾性の粘着剤2が設け
られている。図2は本発明のマスクを顔面上に装着した
状態図である。横から見たときの図が図2(A)、上か
ら見たときの図が図2(B)である。これらの図からわ
かるように、このマスクの基布1の周囲の全周に設けら
れた高粘弾性の粘着剤2が鼻や口の部分を取り囲む形で
顔面に密着するため、マスクと顔面との間にすき間が生
じない。従って、空気は主に基布を通して鼻腔に取り込
まれるようになり、マスク内に花粉、塵埃、ダニ等の微
小な物質が侵入しにくくなる。
しており、図1(A)はマスクを肌への装着側から見た
正面図、図1(B)は図1(A)のB−B線の断面図で
ある。図1(A)に示すようにマスクの基布1の肌との
対向面側の周辺部の全周に、高粘弾性の粘着剤2が設け
られている。図2は本発明のマスクを顔面上に装着した
状態図である。横から見たときの図が図2(A)、上か
ら見たときの図が図2(B)である。これらの図からわ
かるように、このマスクの基布1の周囲の全周に設けら
れた高粘弾性の粘着剤2が鼻や口の部分を取り囲む形で
顔面に密着するため、マスクと顔面との間にすき間が生
じない。従って、空気は主に基布を通して鼻腔に取り込
まれるようになり、マスク内に花粉、塵埃、ダニ等の微
小な物質が侵入しにくくなる。
【0011】高粘弾性の粘着剤は皮膚に密着できればよ
く、高粘弾性の粘着剤の量及び形態は適宜調節される。
例えば、図3に示すように、基布1の上側の周辺部に設
けられた高粘弾性の粘着剤2の中央に、鼻が入る凹部2
aを形成させたマスクとすることもできる。例えば、鼻
の両側部分に対向する領域において高粘弾性の粘着剤2
を厚めに設けることにより、鼻の両側から頬にかけて粘
着剤2を密着させることができる。高粘弾性の粘着剤2
をこのような形態にすることにより、顔面の皮膚とマス
クの基布とのすき間が空き易い部分を、確実に塞ぐこと
ができる。
く、高粘弾性の粘着剤の量及び形態は適宜調節される。
例えば、図3に示すように、基布1の上側の周辺部に設
けられた高粘弾性の粘着剤2の中央に、鼻が入る凹部2
aを形成させたマスクとすることもできる。例えば、鼻
の両側部分に対向する領域において高粘弾性の粘着剤2
を厚めに設けることにより、鼻の両側から頬にかけて粘
着剤2を密着させることができる。高粘弾性の粘着剤2
をこのような形態にすることにより、顔面の皮膚とマス
クの基布とのすき間が空き易い部分を、確実に塞ぐこと
ができる。
【0012】また、例えば図4に示すように、マスクの
基布1の両側部のみに高粘弾性の粘着剤2を設けたマス
クとすることもできる。基布1の両側部が肌に密着する
だけでも、マスクのずれや脱落を防止することができ、
また花粉等の微小な物質の侵入を防ぐことが可能であ
る。また、本発明のマスクにおいては、高粘弾性の粘着
剤2が肌以外の場所に付着することを防止できるよう
に、肌に対面する部分以外の高粘弾性の粘着剤2の面が
透湿フィルムや不織布等で覆われていること望ましい。
例えば、図5に示す例では、高粘弾性の粘着剤2の外側
面には透湿フィルム3が設けられている。
基布1の両側部のみに高粘弾性の粘着剤2を設けたマス
クとすることもできる。基布1の両側部が肌に密着する
だけでも、マスクのずれや脱落を防止することができ、
また花粉等の微小な物質の侵入を防ぐことが可能であ
る。また、本発明のマスクにおいては、高粘弾性の粘着
剤2が肌以外の場所に付着することを防止できるよう
に、肌に対面する部分以外の高粘弾性の粘着剤2の面が
透湿フィルムや不織布等で覆われていること望ましい。
例えば、図5に示す例では、高粘弾性の粘着剤2の外側
面には透湿フィルム3が設けられている。
【0013】以上の本発明のマスクには、マスクを顔面
に保持するのを補助するために、耳に掛ける紐を設ける
ことができる。耳に掛ける紐は弾性力を有するゴム紐又
は弾性を有しない紐である。但し、本発明のマスクは、
耳に掛ける紐又はゴムを設けなくてもよい。基布1に設
置された高粘弾性の粘着剤2が顔面に密着して、基布1
が顔面に充分に保持される。従って、紐やゴムを設ける
必要がないので耳等に対する負担がなく、紐やゴムを耳
にかける煩わしさがなく、見た目もすっきりとした形の
マスクとなる。
に保持するのを補助するために、耳に掛ける紐を設ける
ことができる。耳に掛ける紐は弾性力を有するゴム紐又
は弾性を有しない紐である。但し、本発明のマスクは、
耳に掛ける紐又はゴムを設けなくてもよい。基布1に設
置された高粘弾性の粘着剤2が顔面に密着して、基布1
が顔面に充分に保持される。従って、紐やゴムを設ける
必要がないので耳等に対する負担がなく、紐やゴムを耳
にかける煩わしさがなく、見た目もすっきりとした形の
マスクとなる。
【0014】本発明における高粘弾性の粘着剤は、皮膚
に密着し、且つ接着されて、マスクを顔面に保持できる
程度の粘着力を持ち、且つ肌に悪影響を与えないものが
好ましい。高粘弾性の粘着剤としては、特に高含水性の
ジェルを使用することが好ましい。
に密着し、且つ接着されて、マスクを顔面に保持できる
程度の粘着力を持ち、且つ肌に悪影響を与えないものが
好ましい。高粘弾性の粘着剤としては、特に高含水性の
ジェルを使用することが好ましい。
【0015】高含水性のジェルは、例えばアクリル酸化
合物やゼラチン等の水溶性高分子等がある。これらは一
価の金属塩であることが好ましい。さらに、高含水性の
ジェルには架橋剤が含有されることが好ましい。架橋剤
としては、水難溶性アルミニウム化合物や多官能性エポ
キシ化合物のほか、一般公知のものを使用することがで
きる。また、高含水性ジェルには粘着付与剤が含有され
ることが好ましい。粘着付与剤としてはカゼイン、デキ
ストラン、カルボキシデンプン、カルボキシメチルセル
ロースのほか、一般公知のものを使用することができ
る。
合物やゼラチン等の水溶性高分子等がある。これらは一
価の金属塩であることが好ましい。さらに、高含水性の
ジェルには架橋剤が含有されることが好ましい。架橋剤
としては、水難溶性アルミニウム化合物や多官能性エポ
キシ化合物のほか、一般公知のものを使用することがで
きる。また、高含水性ジェルには粘着付与剤が含有され
ることが好ましい。粘着付与剤としてはカゼイン、デキ
ストラン、カルボキシデンプン、カルボキシメチルセル
ロースのほか、一般公知のものを使用することができ
る。
【0016】また、高粘弾性の粘着剤2にはミントやユ
ーカリ等の精油を含有させることができる。その場合、
マスク装着時において精油が揮発し、装着する人に清涼
感を与えたり、鼻の通りを良くすることができる。従っ
て、マスク装着時の不快感を軽減できる。また、高粘弾
性の粘着剤2は、吸湿性のものを使用することができ
る。又は、高粘弾性の粘着剤2に吸湿剤を含有させるこ
とができる。その場合、マスク装着時のマスク内の水分
が吸収されるため、マスク装着時の不快感の原因となる
マスク内の高湿度状態を緩和できる。
ーカリ等の精油を含有させることができる。その場合、
マスク装着時において精油が揮発し、装着する人に清涼
感を与えたり、鼻の通りを良くすることができる。従っ
て、マスク装着時の不快感を軽減できる。また、高粘弾
性の粘着剤2は、吸湿性のものを使用することができ
る。又は、高粘弾性の粘着剤2に吸湿剤を含有させるこ
とができる。その場合、マスク装着時のマスク内の水分
が吸収されるため、マスク装着時の不快感の原因となる
マスク内の高湿度状態を緩和できる。
【0017】また、冬季において使用するマスクには、
高粘弾性の粘着剤が密着する部分の皮膚が乾燥しないよ
うに高粘弾性の粘着剤2に保湿剤を含有させることもで
きる。そのほか、高粘弾性の粘着剤2には色素、香料、
pH調整剤、酸化防止剤、美肌成分等を含有させること
もできる。但し、ジェルに含有させる物質は、皮膚に密
着するものなので、肌に悪影響を与えないものが好まし
い。
高粘弾性の粘着剤が密着する部分の皮膚が乾燥しないよ
うに高粘弾性の粘着剤2に保湿剤を含有させることもで
きる。そのほか、高粘弾性の粘着剤2には色素、香料、
pH調整剤、酸化防止剤、美肌成分等を含有させること
もできる。但し、ジェルに含有させる物質は、皮膚に密
着するものなので、肌に悪影響を与えないものが好まし
い。
【0018】本発明のマスクの基布1としては、顔面部
を覆うものとしてガーゼ、織布や不織布等の通気性の素
材で形成される。また、花粉、塵埃、ダニ等のアレルゲ
ンを持つ微小物質の侵入を防ぐマスクの場合、微小物質
を透過させないものが好ましい。また、基布1に吸着
剤、吸収剤、中和剤等を入れてもよい。また本発明のマ
スクにおいては、基布1に立体的な型をつけてもよい。
例えば、基布1の中に針金やプラスチック等を入れた
り、また基布1に押し型で成形して立体形状を持つマス
クとすることができる。この立体的な形状により口や鼻
周りに空間をつくることにより、マスク装着時に鼻腔の
周囲に空間が形成されて呼吸しやすいものとなる。
を覆うものとしてガーゼ、織布や不織布等の通気性の素
材で形成される。また、花粉、塵埃、ダニ等のアレルゲ
ンを持つ微小物質の侵入を防ぐマスクの場合、微小物質
を透過させないものが好ましい。また、基布1に吸着
剤、吸収剤、中和剤等を入れてもよい。また本発明のマ
スクにおいては、基布1に立体的な型をつけてもよい。
例えば、基布1の中に針金やプラスチック等を入れた
り、また基布1に押し型で成形して立体形状を持つマス
クとすることができる。この立体的な形状により口や鼻
周りに空間をつくることにより、マスク装着時に鼻腔の
周囲に空間が形成されて呼吸しやすいものとなる。
【0019】本発明の高含水性のジェルを利用したマス
クにおいては、ジェルが水分を含有しているので、マス
クは使用前までは密封して保存されることが望ましい。
その為には、マスクは水蒸気を通しにくいフィルムで形
成された袋内に密封された状態で市販されることが好ま
しい。
クにおいては、ジェルが水分を含有しているので、マス
クは使用前までは密封して保存されることが望ましい。
その為には、マスクは水蒸気を通しにくいフィルムで形
成された袋内に密封された状態で市販されることが好ま
しい。
【0020】
【発明の効果】本発明のマスクは、どのような形の顔面
にでも密着させることができるのでアレルゲンとなる微
小物質の侵入を阻止することができる。また、粘着剤で
顔面に保持できるため、耳に負担がかかる紐が不要であ
ると同時に、マスク装着時においては見た目にもすっき
りとしたマスクとすることができる。さらには、高粘弾
性の粘着剤に種々の物質を含有させて不快感を減らすこ
とができる。
にでも密着させることができるのでアレルゲンとなる微
小物質の侵入を阻止することができる。また、粘着剤で
顔面に保持できるため、耳に負担がかかる紐が不要であ
ると同時に、マスク装着時においては見た目にもすっき
りとしたマスクとすることができる。さらには、高粘弾
性の粘着剤に種々の物質を含有させて不快感を減らすこ
とができる。
【図1】(A)(B)は本発明のマスクの一例を示す平
面図及びB−B線の断面図
面図及びB−B線の断面図
【図2】(A)(B)は本発明のマスクの装着状態の一
例を示す断面図
例を示す断面図
【図3】本発明のマスクの他の例を示す断面図
【図4】本発明のマスクの一例を示す平面図
【図5】本発明のマスクの一例を示す断面図
1 マスクの基布 2 ジェル 2a 鼻が入る凹部 3 透湿性フィルム
Claims (8)
- 【請求項1】 高粘弾性の粘着剤がマスクの基布の周辺
部で顔に接する部分に設けられていることを特徴とする
マスク。 - 【請求項2】 高粘弾性の粘着剤がマスクの基布の全周
に設けられている請求項1記載のマスク。 - 【請求項3】 上側の周辺部に設けられた高粘弾性の粘
着剤の中央に、鼻が入る凹部が形成されている請求項1
又は2記載のマスク。 - 【請求項4】 紐又はゴムが設けられず、高粘弾性の粘
着剤のみで顔面に保持される請求項1、2又は3記載の
マスク。 - 【請求項5】 高粘弾性の粘着剤が高含水性のジェルで
ある請求項1、2、3又は4記載のマスク。 - 【請求項6】 高粘弾性の粘着剤が精油を含有している
請求項1、2、3、4又は5記載のマスク。 - 【請求項7】 高粘弾性の粘着剤が吸湿材を含有してい
る請求項1、2、3、4、5又は6記載のマスク。 - 【請求項8】 高粘弾性の粘着剤が保湿剤を含有してい
る請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のマスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9292827A JPH11128378A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 粘着剤を利用したマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9292827A JPH11128378A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 粘着剤を利用したマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11128378A true JPH11128378A (ja) | 1999-05-18 |
Family
ID=17786869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9292827A Pending JPH11128378A (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 粘着剤を利用したマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11128378A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-10-24 JP JP9292827A patent/JPH11128378A/ja active Pending
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