JP4592899B2 - 防蟻カプラおよび床下配管防蟻構造 - Google Patents
防蟻カプラおよび床下配管防蟻構造 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物の防蟻カプラおよび床下配管防蟻構造に関する。例えば、木造住宅の床下配管等に利用できる。
【0002】
【背景技術】
従来、住宅等の建築物、特に木造建築においては、基礎および1階床で防蟻処理を行っている。例えば、1階床面の下面には全面に亘って防蟻シートが貼られ、基礎に乗る土台は防蟻剤で処理されている。これによって、白蟻が基礎部分を登って屋内へ侵入できないようにしている。
【0003】
屋内への配管は、一般に、基礎内側の地中から立上がって、防蟻シートおよび1階床面を貫通して設置されている。したがって、白蟻は地中を通り抜けて基礎内側の地面に到達し、地面から立上がる配管を登って1階床を通り抜けて屋内に侵入する可能性がある。よって、防蟻シートの貫通孔の補修を確実に行う必要があった。
この場合、防蟻シートの貫通部の上側から補修を行うが、専用の粘着テープ等を使用しても、防蟻シートに柔軟性があるため施工が難しく、確実に防蟻処理を行うことが困難であった。
【0004】
以上のような課題を解決するために、本出願人は先に配管接続構造(実開平5-42362号公報)を提案した。これは、床の配管位置に予め貫通孔を設けて、この貫通孔に配管を挿通させるとともに、この貫通孔と配管との隙間を塞ぐために、防蟻剤が塗布された防蟻キャップを床下に設置する構成である。なお、この防蟻キャップは、中央に配管径と等しい大きさの孔が開いた環状の部材であって、配管がこの防蟻キャップの孔に密着して挿通されるとともに、防蟻キャップの端部で床下に設置された防蟻シートの端部を床材に押さえ込んで密着する構造になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した防蟻キャップは、貫通孔と配管との隙間を塞ぐ構造であるが、経年変化、振動等により床と防蟻キャップとの間に隙間が生じると、この隙間を白蟻が通り抜けて屋内に侵入する可能性が考えられる。
【0006】
本発明の目的は、床との間の隙間の有無に関係なく、白蟻が配管の表面を伝って屋内へ侵入するのを容易かつ確実に防止できる防蟻カプラおよび床下配管防蟻構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の防蟻カプラおよび床下配管防蟻構造は、次の構成を採用する。本発明を図面を参照して説明すると、請求項1に記載の防蟻カプラ30は、配管10の表面全周に装着される本体31と、この本体に設けられ前記配管と交差方向に広がるフランジ部32と、このフランジ部の周縁に形成されて前記フランジ部の一方の面側に突出した折り返し部33とを備え、前記本体の内周には前記配管に対する滑り止め手段が形成され、前記滑り止め手段は、前記本体の内周に沿って設けられた爪であることを特徴とする。
【0008】
この発明によれば、配管の表面全周に装着される本体と、配管と交差方向に広がるフランジ部と、フランジ部の一方の面側に突出した折り返し部とで防蟻カプラを構成したので、白蟻が配管の表面を伝って登ってきても、配管の表面全周に本体が装着されているから、配管と本体との間を通り抜けて屋内に到達することがない。また、白蟻がフランジ部および折り返し部を伝って通り抜けようとしても、フランジ部が配管と交差方向に広がっており、かつ折り返し部がフランジ部よりさらに突出しているから、白蟻が自らの体重を支持できずに落下するので、フランジ部および折り返し部を通り抜けて屋内に到達することがない。よって、床と防蟻カプラとの間の隙間の有無に関係なく、白蟻が屋内へ侵入するのを容易かつ確実に防止できる。
【0011】
また、前記防蟻カプラにおいて、前記本体の内周には前記配管に対する滑り止め手段34が形成されているので、防蟻カプラが配管から容易にずれることがなく、防蟻カプラを長期に亘って定位置に固定させることができる。
【0012】
さらに、前記防蟻カプラにおいて、前記滑り止め手段は、前記本体の内周に沿って設けられた爪34Aであるので、防蟻カプラを配管に対して挿入していくと、その挿入位置で防蟻カプラは爪によって配管に自動的に係止されるから、防蟻カプラを容易に取り付けることができる。
【0018】
請求項2に記載の床下配管防蟻構造は、配管の表面全周に装着される本体と、この本体に設けられ前記配管と交差方向に広がるフランジ部と、このフランジ部の周縁に形成されて前記フランジ部の一方の面側に突出した折り返し部とを備えた防蟻カプラを用いる床下配管防蟻構造において、建物の床に形成された屋内導入部と、この屋内導入部に挿通された前記配管と、この配管の前記屋内導入部の下方近傍に配置された前記防蟻カプラとを備え、前記配管は、配管本体とこの配管本体を覆う保温材とを備えるとともに、前記防蟻カプラは、前記配管本体の表面に装着されていることを特徴とする。
この発明によれば、防蟻カプラを配管本体の表面に装着したので、保温材と配管本体との隙間が塞がれるから、白蟻の屋内への侵入を容易かつ確実に防止できる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明にあたって、同一構成要件については同一符号を付し、その説明を省略もしくは簡略化する。
〔第1実施形態〕
図1には、本発明の第1実施形態における木造建物1が示されている。
木造建物1は、布基礎2と、この布基礎2の上に設置された床としての床構造3と、床構造3に形成された床下配管防蟻構造5と、床構造3の上に設置された壁等の躯体4とを備えている。
【0020】
床下配管防蟻構造5は、床構造3に形成された屋内導入部20と、屋内導入部20に挿通されて屋外から屋内へと繋がる配管10と、この配管10の屋内導入部20の下方近傍に配置された防蟻カプラ30とを備えている。配管10は、屋外から布基礎2を貫通して床構造3の直下を略水平に延び、直角に折れ曲がって屋内導入部20を貫通しており、布基礎2の内側では地面から離隔している。
ここで、屋内とは、壁等の躯体4と床構造3とで囲まれて形成された空間であって、例えば、キッチン、トイレ、洗面所等の配管を必要とする部屋であるが、部屋に限らず上階へのパイプスペース等でもよい。
【0021】
床構造3は、図2に示すように、床材17と、この床材17の下面に全面に亘って貼り付けられた防蟻シート19とを含んで構成されている。なお、床材17は、複数の芯材の上下に合板を設置したパネル工法の床パネル材であるが、床パネル材に限らず、在来工法の床材等でもよい。また、防蟻シート19に代えて、床材17に防蟻剤を塗布して防蟻処理をしてもよい。
【0022】
配管10は、配管本体11と、この配管本体11を全体に亘って覆い屋内導入部20内まで連続する保温材12とを備えている。なお、配管本体11は銅管であるが、銅管に限らず、鉄管、鉛管、鋳鉄管等でもよい。また、保温材12は、グラスウール製に限らず、その他の材料で形成してもよい。
【0023】
屋内導入部20は、床材17に形成された挿通孔20Aと、この挿通孔20Aに挿通される配管10の周囲に介装される保温筒20Bとを備えている。
保温筒20Bは、床材17の表面から防蟻シート19の表面までの長さ寸法、つまり床構造3の厚み寸法と等しい長さ寸法S1を有し、保温筒20Bの下端、つまり床構造3の下面には、防蟻カプラ30が当接している。
【0024】
防蟻カプラ30は、図3に示すように、全体がポリエチレン樹脂で一体成形され、配管10の表面、つまり保温材12の表面全周に装着される本体31と、この本体31の上端に設けられ配管10と交差方向に広がるフランジ部32と、フランジ部32の周縁に形成された折り返し部33とを備えている。
【0025】
本体31は円筒形状であって、その内周には、図4(a)に示すように、配管10に対する滑り止め手段34が形成されている。滑り止め手段34は、本体31の内周に沿って環状に3段設けられ、中心に向かうにしたがって下側、つまりフランジ部32から離れる側に突出した爪34Aである。なお、滑り止め手段34は、図4(b)に示すように、本体31を内側にくびれを設けて突起を形成してもよい。
また、本体31の内径は保温材12の外径より僅かに狭く形成され、本体31が保温材12を締め付けることにより、配管本体11と保温材12との隙間が封止されるようになっている。なお、図2では、便宜上、配管本体11と保温材12との間に隙間を設けて記載されている。
【0026】
フランジ部32は、環状であって、その上面は保温筒20Bと防蟻シート19に当接している。なお、フランジ部32の形状は、環状に限らず、四角形等その他の形状でもよい。
折り返し部33は、フランジ部32の一方の面側としての下側に突出して形成され、フランジ部32に直交している。
【0027】
したがって、本実施形態によれば以下の効果がある。
(1)配管10の表面全周に装着される本体31と、配管10と交差方向に広がるフランジ部32と、フランジ部32の一方の面側に突出した折り返し部33とで防蟻カプラ30を構成したので、白蟻が配管10の表面を伝って登ってきても、配管10の表面全周に本体31が装着されているから、配管10と本体31との間を通り抜けて屋内に到達することがない。また、白蟻がフランジ部32および折り返し部33を伝って通り抜けようとしても、フランジ部32が配管10と交差方向に広がっており、かつ折り返し部33がフランジ部32よりさらに突出しているから、白蟻が自らの体重を支持できずに落下するので、フランジ部32および折り返し部33を通り抜けて屋内に到達することがない。よって、床構造3と防蟻カプラ30との間の隙間の有無に関係なく、白蟻が屋内へ侵入するのを容易かつ確実に防止できる。
【0028】
(2)配管10の表面全周に装着される本体31と、配管10と交差方向に広がるフランジ部32とで防蟻カプラ30を構成し、全体を樹脂一体成形としたので、白蟻が配管10の表面を伝って登ってきても、配管10の表面全周に本体31が装着されているから、白蟻が配管10と本体31との間を通り抜けて屋内に到達することがない。また、白蟻がフランジ部32を伝って通り抜けようとしても、フランジ部32は、配管10と交差方向に広がっている上に樹脂で形成されて表面が平滑になっているから、白蟻が自らの体重を支持できずに落下するので、フランジ部32を通り抜けて屋内に到達することがない。よって、床構造3と防蟻カプラ30との間の隙間の有無に関係なく、白蟻が屋内へ侵入するのを容易かつ確実に防止できる。
【0029】
(3)本体31の内周に配管に対する滑り止め手段34を形成したので、防蟻カプラ30が配管から容易にずれることがなく、防蟻カプラ30を長期に亘って定位置に固定させることができる。
【0030】
(4)本体31の内周に沿って設けられた爪34Aを滑り止め手段34としたので、防蟻カプラ30を配管10に対して挿入していくと、その挿入位置で防蟻カプラ30は爪34Aによって配管10に自動的に係止されるから、防蟻カプラ30を容易に取り付けることができる。
【0031】
(5)配管10の屋内導入部20の下方近傍に防蟻カプラ30を設置したので、白蟻が配管10を伝って登ってきても、防蟻カプラ30によって白蟻が屋内導入部20に到達することができず、白蟻が屋内へ侵入するのを容易かつ確実に防止できる。
【0032】
(6)防蟻カプラ30を床構造3の下面、つまり防蟻シート19に当接させたので、防蟻シート19と防蟻カプラ30との間に白蟻が通り抜ける隙間が生じないから、白蟻が屋内へ侵入するのを容易かつ確実に防止できる。
【0033】
(7)屋内導入部20の配管10の周囲に保温筒20Bを介装し、防蟻カプラ30を保温筒20Bの下端に当接させるので、配管10を保温筒20Bで保温しつつ防蟻機能を発揮できる。
【0034】
(8)防蟻カプラ30を保温材12の表面に装着したので、保温材12で被覆された配管本体11に防蟻カプラ30を取り付けることができるから、配管本体11を保温材12で保温しつつ防蟻機能を発揮できる。
【0035】
(9)防蟻カプラ30の本体31で保温材12を締め付けて、保温材12と配管本体11との隙間を封止したので、白蟻が保温材12と配管本体11との隙間を通り抜けて屋内に到達することがなく、白蟻が屋内へ侵入するのを容易かつ確実に防止できる。
【0036】
(10)防蟻カプラ30を樹脂で形成したので、薬品を用いる場合に比べ、防蟻機能を長期的に発揮でき、かつ環境への影響を少なくできる。
【0037】
〔第2実施形態〕
本実施形態において、防蟻カプラ30は、図5に示すように、配管10の配管本体11の表面全周に装着され、保温材12は屋外から防蟻カプラ30のフランジ部32に当接するまで延びている。
したがって、本実施形態によれば、第1実施形態で述べた(1)〜(7)、(10)の効果に加え、次の効果がある。
(11)防蟻カプラ30を配管本体11の表面に装着したので、保温材12と配管本体11との隙間が生じないから、白蟻の屋内への侵入を容易かつ確実に防止できる。
【0038】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、第1実施形態では、保温筒20Bを床構造3の厚み寸法と等しい長さ寸法S1としたが、保温筒20Bを、図6(A)に示すように、床構造3の厚み寸法より長い長さ寸法S2として床構造3より下方に突出させ、その下端に防蟻カプラ30のフランジ部32を当接させてもよい。
このようにしても、第1実施形態で述べた(1)〜(5)、(7)〜(10)の効果がある。
【0039】
また、第2実施形態では、保温筒20Bを床構造3の厚み寸法と等しい長さ寸法S1としたが、保温筒20Bを、図6(B)に示すように、床構造3の厚み寸法より長い長さ寸法S2として床構造3より下方に突出させ、その下端に防蟻カプラ30のフランジ部32を当接させてもよい。
このようにしても、第1実施形態で述べた(1)〜(5)、(7)、(10)、(11)の効果がある。
【0040】
また、第1実施形態では、配管10の周囲に保温筒20Bを介装したが、図7(A)に示すように、配管10の周囲に保温筒20Bを介装せず、配管10を挿通孔20Aに対して隙間なく挿通させるようにしてもよい。
このようにしても、第1実施形態で述べた(1)〜(6)、(8)〜(10)の効果がある。
【0041】
また、第2実施形態では、配管10の周囲に保温筒20Bを介装したが、図7(B)に示すように、配管10の周囲に保温筒20Bを介装せず、配管10を挿通孔20Aに対して隙間なく挿通させるようにしてもよい。
このようにしても、第1実施形態で述べた(1)〜(6)、(10)、(11)の効果がある。
【0042】
また、第2実施形態では、配管10を配管本体11とこの配管本体11を覆う保温材12とで構成し、配管10の周囲に保温筒20Bを介装したが、図7(C)に示すように、配管10を配管本体11のみで構成し、配管10の周囲に保温筒20Bを介装せず、挿通孔20Aに当接させてもよい。
このようにしても、第1実施形態で述べた(1)〜(6)、(10)〜(11)の効果がある。
【0043】
また、各実施形態および図6(A)、(B)に示す変形例では、配管10の周囲に保温筒20Bを介装したが、図8(A)、(B)に示すように、保温筒20Bの代わりに仕口部材80を用いて配管10を床材17に固定してもよい。仕口部材80は、配管10に装着されて配管10を水平方向に固定するフランジ部81と、配管10に装着されて配管10を鉛直方向に固定する仕口部82とを備えている。フランジ部81は、配管10と交差方向に広がる環状であって、床材17に釘等で固定されている。仕口部82は、金属性の筒状であって、配管10に固定され、フランジ部81の上面に当接している。
なお、図8(A)、(B)中2点鎖線で示すように、防蟻カプラ30を床構造3の下面に当接させてもよい。
【0044】
【発明の効果】
本発明の防蟻カプラおよび床下配管防蟻構造によれば、次のような効果が得られる。
請求項1に記載の防蟻カプラによれば、配管の表面全周に装着される本体と、配管と交差方向に広がるフランジ部と、フランジ部の一方の面側に突出した折り返し部とで防蟻カプラを構成したので、白蟻が配管の表面を伝って登ってきても、配管の表面全周に本体が装着されているから、配管と本体との間を通り抜けて屋内に到達することがない。また、白蟻がフランジ部および折り返し部を伝って通り抜けようとしても、フランジ部が配管と交差方向に広がっており、かつ折り返し部がフランジ部よりさらに突出しているから、白蟻が自らの体重を支持できずに落下するので、フランジ部および折り返し部を通り抜けて屋内に到達することがない。よって、床と防蟻カプラとの間の隙間の有無に関係なく、白蟻が屋内へ侵入するのを容易かつ確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る床下配管防蟻構造を示す全体断面図である。
【図2】前記実施形態に係る床下配管防蟻構造の拡大断面図である。
【図3】前記実施形態に係る防蟻カプラの斜視図である。
【図4】前記実施形態に係る防蟻カプラの断面図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る床下配管防蟻構造の拡大断面図である。
【図6】本発明の変形例に係る床下配管防蟻構造の拡大断面図である。
【図7】本発明の別の変形例に係る床下配管防蟻構造の拡大断面図である。
【図8】本発明のさらに別の変形例に係る床下配管防蟻構造の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 建物としての木造建物
3 床としての床構造
5 床下配管防蟻構造
10 配管
11 配管本体
12 保温材
20 屋内導入部
20B 保温筒
30 防蟻カプラ
31 本体
32 フランジ部
33 折り返し部
34 滑り止め手段
34A 爪
Claims (2)
- 配管の表面全周に装着される本体と、この本体に設けられ前記配管と交差方向に広がるフランジ部と、このフランジ部の周縁に形成されて前記フランジ部の一方の面側に突出した折り返し部とを備え、
前記本体の内周には前記配管に対する滑り止め手段が形成され、
前記滑り止め手段は、前記本体の内周に沿って設けられた爪であることを特徴とする防蟻カプラ。 - 配管の表面全周に装着される本体と、この本体に設けられ前記配管と交差方向に広がるフランジ部と、このフランジ部の周縁に形成されて前記フランジ部の一方の面側に突出した折り返し部とを備えた防蟻カプラを用いる床下配管防蟻構造において、
建物の床に形成された屋内導入部と、この屋内導入部に挿通された前記配管と、この配管の前記屋内導入部の下方近傍に配置された前記防蟻カプラとを備え、
前記配管は、配管本体とこの配管本体を覆う保温材とを備えるとともに、前記防蟻カプラは、前記配管本体の表面に装着されていることを特徴とする床下配管防蟻構造。
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