JP4702990B2 - 床下配管防蟻構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下配管防蟻構造に関する。例えば、木造住宅の床下配管等に利用できる。
【0002】
【背景技術】
従来、住宅等の建築物、特に木造建築においては、建物の基礎部分で防蟻処理が行われている。例えば、基礎に乗る土台は防蟻剤で処理され、1階床の下面には全面に亘って防蟻シートが貼られている。これによって、白蟻が基礎部分を登って屋内へ侵入できないようにしている。
【0003】
屋内への配管は、一般に、基礎内側の地中から立ち上がって1階床を貫通して設置されている。したがって、白蟻は地中を通り抜けて基礎内側の地面に到達し、地面から立上がる配管を登って屋内に侵入する可能性がある。よって、防蟻シートの貫通孔の補修を確実に行う必要があった。
この場合、防蟻シートの貫通部の上側から補修を行うが、専用の粘着テープ等を使用しても、防蟻シートに柔軟性があるため施工が難しく、確実に防蟻処理を行うことが困難であった。
【0004】
以上のような課題を解決するために、本出願人は先に配管接続構造(実開平5-42362号公報)を提案した。これは、床の配管位置に予め貫通孔を設けて、この貫通孔に配管を挿通させるとともに、この貫通孔と配管との隙間を塞ぐために、防蟻剤が塗布された防蟻キャップを床下に設置する構成である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、配管と床材との隙間から白蟻が侵入するのを防ぐには、上述した配管接続構造で対応できるが、配管が配管本体とこの配管本体を覆う保温材とで構成されている場合、配管を被覆している保温材を押し下げて配管を露出させ、この状態を保持しながら防蟻キャップを取り付けるという煩雑な作業が要求されるという問題が生じる。
【0006】
本発明の目的は、配管が配管本体と保温材とで構成される構造であっても、簡単な作業で白蟻の侵入を阻止できる床下配管防蟻構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、配管が配管本体と保温材とで構成される構造の場合、保温材を押し下げない状態、つまり配管本体が保温材に完全に被覆されている状態で、どのようにして白蟻が侵入するかを実験、調査した結果、配管本体と保温材との隙間を通り抜けて白蟻が屋内に侵入することを突き止めた。つまり、白蟻が保温材を食い破って配管本体と保温材との隙間に侵入し、この隙間を通って建物の床を通り抜け、屋内に侵入していたことが判明した。
そこで、本発明の床下配管防蟻構造は、上記目的を達成するため、次の構成を採用する。
本発明を図面を参照して説明すると、請求項1に記載の床下配管防蟻構造は、建物1の床3に形成された屋内導入部20と、この屋内導入部を貫通する配管10とを備えた床下配管防蟻構造であって、前記配管は、配管本体11とこの配管本体を覆う保温材12とで構成され、前記配管が貫通する前記屋内導入部の挿通孔20Aを塞ぐ防蟻カプラ50と、前記防蟻カプラよりも床から下側に離れた位置で前記配管に装着されて、前記保温材の表面全周を締付ける蟻返しバンド30とを備え、前記防蟻カプラは、前記保温材の表面全周に装着される本体51と、前記本体の屋内側に設けられ前記配管と交差方向に広がり前記挿通孔の屋外側を塞ぐフランジ部52と、前記フランジ部の周縁に屋外側に突出して形成された折り返し部53とを備えていることを特徴とする。
この発明によれば、保温材の表面全周を締付ける締付け部を含んで蟻返しバンドを構成したので、保温材の表面全周が配管本体に押し付けられ、保温材と配管本体との隙間を封止するから、簡単な作業で白蟻が屋内へ侵入を阻止できる。
また、バンド状であるから取付け容易であり、白蟻が屋内へ侵入するのを容易に防止できる。
【0008】
請求項2に記載の床下配管防蟻構造は、請求項1に記載の床下配管防蟻構造において、前記蟻返しバンドが前記保温材の表面全周を締付ける締付け部31と、前記締付け部を締付け状態で保持する保持部32を備えていることを特徴とする。この発明によれば、保温材の表面全周を締付ける締付け部と、締付け部を締付け状態で保持する保持部とを含んで蟻返しバンドを構成したので、請求項1に記載した効果に加え、保持部によって締付け状態が長期的に保持されるから、防蟻効果を長期的に発揮できる。つまり、針金等の弾性を利用して保温材を締付けた構造に比べ、防蟻効果を長期的に発揮できる。
【0009】
請求項3に記載の床下配管防蟻構造は、請求項2に記載の床下配管防蟻構造において、前記締付け部は可撓性を有することを特徴とする。この発明によれば、締付け部は可撓性を有しているから、保温材の形状が異なる場合でも、その形状に対応して保温材の表面全周を均等に締付けることができ、防蟻効果を確実に発揮できる。
【0010】
請求項4に記載の床下配管防蟻構造は、請求項2または3に記載の床下配管防蟻構造において、前記締付け部は帯状であって、その基端側に前記保持部が設けられ、前記締付け部の先端部分が前記保持部に保持されていることを特徴とする。
この発明によれば、締付け部の先端部分を保持部で保持したので、保温材外周の長さに合わせて締付け部の長さの調整ができるから、保温材の大きさが異なる場合でも、保温材に一定の締付け力を与えることができ、防蟻効果を確実に発揮できる。
また、締付け部を一定幅を有する帯状にしたので、帯の一定幅に亘って均等に保温材の表面全周を締付けるから、より一層確実に防蟻効果を発揮できる。
【0011】
請求項5に記載の床下配管防蟻構造は、請求項2から4のいずれかに記載の床下配管防蟻構造において、前記締付け部の先端部分には複数の溝31Aがその長手方向に一定間隔で設けられるとともに、前記保持部は筒状に形成され、その内部に前記溝に係止する爪32Aが設けられていることを特徴とする。
この発明によれば、締付け部の先端部分に複数の溝をその長手方向に一定間隔に設け、保持部を筒状に形成してその内部に溝に係止する爪を設けたので、締付け部の先端を保持部に対して挿入していくと、その挿入位置で締付け部の溝に保持部の爪が自動的に係止されて外れることがないから、蟻返しバンドを容易に取り付けることができる。
また、溝を一定間隔に設けたので、締付け力の微調整が可能であり、確実に防蟻効果を発揮できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1には、本実施形態における建物としての木造建物1が示されている。
木造建物1は、布基礎2と、この布基礎2の上に設置された床としての床構造3と、床構造3に形成された床下配管防蟻構造5と、床構造3の上に設置された壁等の躯体4とを備えている。
【0015】
床下配管防蟻構造5は、床構造3に形成された屋内導入部20と、屋内導入部20を貫通して屋外から屋内へと繋がる配管10と、この配管10と屋内導入部20との隙間を塞ぐ防蟻カプラ50と、この防蟻カプラ50より屋外側の配管10に装着された蟻返しバンド30を備えている。
ここで、屋内とは、壁等の躯体4と床構造3とで囲まれて形成された空間であって、例えば、キッチン、トイレ、洗面所等の配管を必要とする部屋であるが、部屋に限らず上階へのパイプスペース等でもよい。
【0016】
床構造3は、図2に示すように、床材17と、この床材17の下面に全面に亘って貼り付けられた防蟻シート19とを含んで構成されている。なお、床材17は、複数の芯材の上下に合板を設置したパネル工法の床パネル材であるが、床パネル材に限らず、在来工法の床材等でもよい。また、防蟻シート19に代えて、床材17に防蟻剤を塗布して防蟻処理をしてもよい。
【0017】
屋内導入部20は、床材17および防蟻シート19に形成されて配管10の外径より大きい内径を有する挿通孔20Aを備えている。
【0018】
配管10は、配管本体11とこの配管本体11を全体に亘って覆う保温材12とで構成され、布基礎2の内側の地中から立ち上がって屋内導入部20を貫通している。なお、配管本体11は銅管であるが、銅管に限らず、鉄管、鉛管、鋳鉄管等でもよい。また、保温材12は、グラスウール製に限らず、その他の材料で形成してもよい。
【0019】
防蟻カプラ50は、全体がポリエチレン樹脂で一体成形され、配管10保温材12の表面全周に装着される円筒形状の本体51と、この本体51の上端に設けられ配管10と交差方向に広がるフランジ部52と、フランジ部52の周縁にフランジ部52の下側に突出して形成された折り返し部53とを備えている。
フランジ部52は、環状であって、その上面は防蟻シート19に当接して挿通孔20Aを塞いでいる。
【0020】
蟻返しバンド30は、図3に示すように、防蟻カプラ50の下端近傍に設けられ、帯状の締付け部31と、この締付け部31の基端側に設けられた保持部32とを備えている。
締付け部31は、合成樹脂で形成されて可撓性を有し、その先端部分にはV字状の複数の溝31Aがその長手方向に一定間隔で設けられている。保持部32は、四角筒状に形成されて、その内部に爪32Aが設けられている。
そして、図4(A)および(B)に示すように、締付け部31は、配管10に装着され、配管本体11を覆う保温材12の表面全周を締付けており、締付け部31の溝31Aが保持部32の爪32Aに係止することによって、保持部32が締付け部31を締付け状態で保持している。
【0021】
本実施形態の施工方法は、以下のようになる。
先ず、鉄筋コンクリート造の布基礎2を施工し、この布基礎2の内側で配管本体11を鉛直方向に立ち上げる。
そして、配管本体11を保温材12で覆って配管10を形成し、防蟻カプラ50を配管10の保温材12外周に装着する。このとき、防蟻カプラ50が床構造3の屋内導入部20の下端に位置するように調整する。
その後、防蟻カプラ50の下端近傍の配管10に蟻返しバンド30を装着する。
具体的には、配管10の保温材12の外周に蟻返しバンド30の締付け部31を巻いて、締付け部31の先端を保持部32に挿入する。そして、締付け部31の先端を引っ張ると、締付け部31の内径が小さくなって行き、保温材12に所定の締付け力が得られる。そして、手を離すと、保持部32の爪32Aが、締付け部31の溝31Aに自動的に係止し、挿入位置から外れないようになる。
そして、この防蟻カプラ50が装着された配管10を床材17の挿通孔20Aに挿通するとともに、床材17を布基礎2上に設置する。
【0022】
このような構成であるから、白蟻が保温材12を食い破って配管本体11と保温材12との間に侵入し、この隙間を通って配管を登っても、保温材12は蟻返しバンド30によって締付けられているので、蟻返しバンド30が装着された部分で隙間が封止され、白蟻が配管本体11と保温材12との間を通り抜けて屋内に到達することない。
また、白蟻が保温材12の表面を伝って登ってきても、保温材12の表面全周に防蟻カプラ50の本体51が装着されているから、保温材12と本体51との間を通り抜けて屋内に到達することがない。また、白蟻がフランジ部52および折り返し部53を伝って通り抜けようとしても、フランジ部52が配管10と交差方向に広がっており、かつ折り返し部53がフランジ部52よりさらに突出しているから、白蟻が自らの体重を支持できずに落下するので、白蟻が保温材12の表面を伝って屋内に到達することがない。
【0023】
したがって、本実施形態によれば以下の効果がある。
(1)保温材12の表面全周を締付ける締付け部31と、締付け部31を締付け状態で保持する保持部32とを含んで蟻返しバンド30を構成したので、保温材12の表面全周が配管本体11に押し付けられ、保温材12と配管本体11との隙間を封止するから、簡単な作業で白蟻が屋内へ侵入を阻止できる。
また、バンド状であるから取付け容易であり、白蟻が屋内へ侵入するのを容易に防止できる。
また、保持部32によって締付け状態が長期的に保持されるから、防蟻効果を長期的に発揮できる。
【0024】
(2)締付け部31は可撓性を有しているから、保温材12の形状が異なる場合でも、その形状に対応して保温材12の表面全周を均等に締付けることができ、防蟻効果を確実に発揮できる。
【0025】
(3)締付け部31の先端部分を保持部32で保持したので、保温材12外周の長さに合わせて締付け部31の長さの調整ができるから、保温材12の大きさが異なる場合でも、保温材12に一定の締付け力を与えることができ、防蟻効果を確実に発揮できる。
また、締付け部31を一定幅を有する帯状にしたので、帯の一定幅に亘って均等に保温材12の表面全周を締付けるから、より一層確実に防蟻効果を発揮できる。
【0026】
(4)締付け部31の先端部分に複数の溝31Aをその長手方向に一定間隔に設け、保持部32を筒状に形成してその内部に溝31Aに係止する爪32Aを設けたので、締付け部31の先端を保持部32に対して挿入していくと、その挿入位置で締付け部31の溝31Aに保持部32の爪32Aが自動的に係止されて外れることがないから、蟻返しバンド30を容易に取り付けることができる。
また、溝31Aを一定間隔に設けたので、締付け力の微調整が可能であり、確実に防蟻効果を発揮できる。
【0027】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、前記実施形態では、配管10の防蟻カプラ50より屋外側に蟻返しバンド30を設置したが、床構造3より屋内に露出した配管10に蟻返しバンド30を設置してもよい。
このようにしても、前記実施形態で述べた効果に加え、以下のような効果がある。
(5)屋内に露出する保温材12に蟻返しバンド30を設けたので、木造建物1の床構造3の設置後にこの床構造3の上から蟻返しバンド30の施工ができるので施工容易であり、また、施工後の防蟻処理状況を確認できるので管理が容易になる。
【0028】
また、前記実施形態では、合成樹脂で蟻返しバンド30を形成したが、鉄、アルミ等その他の材料で形成してもよい。
【0029】
また、前記実施形態では、保温材12で配管本体11を全体に亘って覆ったが、防蟻カプラ50を配管本体11の表面全周に装着し、保温材12を屋外から防蟻カプラ50のフランジ部52に当接するまで延ばしてもよい。
【0030】
【発明の効果】
本発明の床下配管防蟻構造によれば、次のような効果が得られる。請求項1に記載の床下配管防蟻構造によれば、保温材の表面全周を締付ける締付け部を含んで蟻返しバンドを構成したので、保温材の表面全周が配管本体に押し付けられ、保温材と配管本体との隙間を封止するから、簡単な作業で白蟻が屋内へ侵入を阻止できる。
また、バンド状であるから取付け容易であり、白蟻が屋内へ侵入するのを容易に防止できる。
【0031】
請求項2に記載の床下配管防蟻構造によれば、保温材の表面全周を締付ける締付け部と、締付け部を締付け状態で保持する保持部とを含んで蟻返しバンドを構成したので、請求項1に記載した効果に加え、保持部によって締付け状態が長期的に保持されるから、防蟻効果を長期的に発揮できる。
【0032】
請求項3に記載の床下配管防蟻構造によれば、締付け部は可撓性を有しているから、保温材の形状が異なる場合でも、その形状に対応して保温材の表面全周を均等に締付けることができ、防蟻効果を確実に発揮できる。
【0033】
請求項4に記載の床下配管防蟻構造によれば、締付け部の先端部分を保持部で保持したので、保温材外周の長さに合わせて締付け部の長さの調整ができるから、保温材の大きさが異なる場合でも、保温材に一定の締付け力を与えることができ、防蟻効果を確実に発揮できる。
また、締付け部を一定幅を有する帯状にしたので、帯の一定幅に亘って均等に保温材の表面全周を締付けるから、より一層確実に防蟻効果を発揮できる。
【0034】
請求項5に記載の床下配管防蟻構造によれば、締付け部の先端部分に複数の溝をその長手方向に一定間隔に設け、保持部を筒状に形成してその内部に溝に係止する爪を設けたので、締付け部の先端を保持部に対して挿入していくと、その挿入位置で締付け部の溝に保持部の爪が自動的に係止されて外れることがないから、蟻返しバンドを容易に取り付けることができる。
また、溝を一定間隔に設けたので、締付け力の微調整が可能であり、確実に防蟻効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る床下配管防蟻構造を示す全体断面図である。
【図2】前記実施形態に係る床下配管防蟻構造の拡大断面図である。
【図3】前記実施形態に係る蟻返しバンドの全体斜視図である。
【図4】前記実施形態に係る蟻返しバンドの取り付け方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 建物としての木造建物
3 床としての床構造
5 床下配管防蟻構造
10 配管
11 配管本体
12 保温材
20 屋内導入部
30 蟻返しバンド
31 締付け部
31A 溝
32 保持部
32A 爪

Claims (5)

  1. 建物の床に形成された屋内導入部と、この屋内導入部を貫通する配管とを備えた床下配管防蟻構造であって、
    前記配管は、配管本体とこの配管本体を覆う保温材とで構成され、
    前記配管が貫通する前記屋内導入部の挿通孔を塞ぐ防蟻カプラと、
    前記防蟻カプラよりも床から下側に離れた位置で前記配管に装着されて、前記保温材の表面全周を締付ける蟻返しバンドとを備え、
    前記防蟻カプラは、前記保温材の表面全周に装着される本体と、前記本体の屋内側に設けられ前記配管と交差方向に広がり前記挿通孔の屋外側を塞ぐフランジ部と、前記フランジ部の周縁に屋外側に突出して形成された折り返し部とを備えていることを特徴とする床下配管防蟻構造。
  2. 請求項1に記載の床下配管防蟻構造において、前記蟻返しバンドは前記保温材の表面全周を締付ける締付け部と、前記締付け部を締付け状態で保持する保持部を備えていることを特徴とする床下配管防蟻構造
  3. 請求項2に記載の床下配管防蟻構造において、前記締付け部は可撓性を有することを特徴とする床下配管防蟻構造
  4. 請求項2または3に記載の床下配管防蟻構造において、前記締付け部は帯状であって、その基端側に前記保持部が設けられ、前記締付け部の先端部分が前記保持部に保持されていることを特徴とする床下配管防蟻構造
  5. 請求項2から4のいずれかに記載の床下配管防蟻構造において、前記締付け部の先端部分には複数の溝がその長手方向に一定間隔で設けられるとともに、前記保持部は筒状に形成され、その内部に前記溝に係止する爪が設けられていることを特徴とする床下配管防蟻構造
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