JPH0625562Y2 - 屋内へ電灯線，電話線等の電線類を引入れるコンクリートポール - Google Patents
屋内へ電灯線，電話線等の電線類を引入れるコンクリートポールInfo
- Publication number
- JPH0625562Y2 JPH0625562Y2 JP16453688U JP16453688U JPH0625562Y2 JP H0625562 Y2 JPH0625562 Y2 JP H0625562Y2 JP 16453688 U JP16453688 U JP 16453688U JP 16453688 U JP16453688 U JP 16453688U JP H0625562 Y2 JPH0625562 Y2 JP H0625562Y2
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- opening
- concrete
- telephone line
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、各家庭の敷地内に建立して電灯線や電話線等
の電線類を家屋内に引込むために使用する、コンクリー
トポールに関するものである。
の電線類を家屋内に引込むために使用する、コンクリー
トポールに関するものである。
従来、電灯線や電話線等の電線類を家屋内に引込む場合
は、一般的に家屋の壁面外側に支持金具やフツクを取付
けて一旦保留させ、さらに家屋壁面に通孔を貫通させて
引込むようにしている。
は、一般的に家屋の壁面外側に支持金具やフツクを取付
けて一旦保留させ、さらに家屋壁面に通孔を貫通させて
引込むようにしている。
このような従来の引込み手段では家屋の壁面を損傷し、
さらに、屋外で電線類が風に煽られたりした場合の負荷
を家屋の壁面に負担させたり、電線が庭木等に接触して
安全性を損ねることがある。また、壁面に設けた通孔か
ら雨水が侵入して家屋の保全面でも問題がある。
さらに、屋外で電線類が風に煽られたりした場合の負荷
を家屋の壁面に負担させたり、電線が庭木等に接触して
安全性を損ねることがある。また、壁面に設けた通孔か
ら雨水が侵入して家屋の保全面でも問題がある。
さらにまた、屋外に宙吊り状に存在する電線類は家屋の
美観を著るしく損なうものである。これらの問題点を解
決するべく、各家庭の敷地内に中空状に形成されたポー
ルを建立し、このポールの中空内部を経由して家屋内に
電線類を引入れることが鋼管ポールでは既に知られてい
る。
美観を著るしく損なうものである。これらの問題点を解
決するべく、各家庭の敷地内に中空状に形成されたポー
ルを建立し、このポールの中空内部を経由して家屋内に
電線類を引入れることが鋼管ポールでは既に知られてい
る。
しかしながら、コンクリートポールでは電灯線のみを引
入れ，引出すものはあったが、電灯線，電話線等の複数
の電線類を引入れ，引出させるものは、これまでなかっ
た。
入れ，引出すものはあったが、電灯線，電話線等の複数
の電線類を引入れ，引出させるものは、これまでなかっ
た。
前述したように従来見受けられた鋼管ポールではポール
が腐蝕する問題や、ポール自体のアース線を取付けねば
ならない課題があり、また、従来のコンクリートポール
では複数の電線類が一本のコンクリートポールで扱かえ
ない課題がある。
が腐蝕する問題や、ポール自体のアース線を取付けねば
ならない課題があり、また、従来のコンクリートポール
では複数の電線類が一本のコンクリートポールで扱かえ
ない課題がある。
それ故に本考案はこれらの課題をすべて解決して、ただ
一本のコンクリートポールにより、電灯線及び電話線が
互いに隔離された状態で安全に引入れ並びに引出し自在
に家屋内へ引入れることができるコンクリートポールを
提供することを目的とする。
一本のコンクリートポールにより、電灯線及び電話線が
互いに隔離された状態で安全に引入れ並びに引出し自在
に家屋内へ引入れることができるコンクリートポールを
提供することを目的とする。
本考案のコンクリートポールは以下のように構成され
る。即ち、電灯線の出入口及び引出口となす埋込み器具
Ａはポール周壁を貫通する奥行きを持ち、かつ両端面で
開口する周側壁の一方の開口に接する対向内側面にねじ
孔を設けた器具本体と、前記ねじ孔に螺締して一方開口
を閉塞させる蓋体とを組合わせて構成し、また、電話線
の引入口、出入口及び引出口となす埋込み器具Ｂは前記
埋込み器具Ａと同形状をなす器具本体の周側壁の他方の
開口に底壁を設けて閉塞すると共に該底壁に近接する位
置で周側壁に対向位置させて内部通線管の接続部を連設
して構成し、これらの埋込み器具Ａ及びＢは必要個数を
夫々所定個所に配置してコンクリート層を貫通するよう
に埋設し、さらに各埋込み器具Ｂは互いに対向する接続
部を内部通線管で連結させた状態にコンクリートポール
を成型し、また中空半球状をなすドーム部の頂部付近に
電線引入口を開設すると共に、該電線引入口の外側周り
に庇片を突設し、ドーム部の開口沿いにポール頂部の外
周壁への嵌合部を連設してキヤツプ体を形成して、該キ
ヤツプ体をポール頂部に冠装させて前記埋込み器具Ａに
対応させて構成される。
る。即ち、電灯線の出入口及び引出口となす埋込み器具
Ａはポール周壁を貫通する奥行きを持ち、かつ両端面で
開口する周側壁の一方の開口に接する対向内側面にねじ
孔を設けた器具本体と、前記ねじ孔に螺締して一方開口
を閉塞させる蓋体とを組合わせて構成し、また、電話線
の引入口、出入口及び引出口となす埋込み器具Ｂは前記
埋込み器具Ａと同形状をなす器具本体の周側壁の他方の
開口に底壁を設けて閉塞すると共に該底壁に近接する位
置で周側壁に対向位置させて内部通線管の接続部を連設
して構成し、これらの埋込み器具Ａ及びＢは必要個数を
夫々所定個所に配置してコンクリート層を貫通するよう
に埋設し、さらに各埋込み器具Ｂは互いに対向する接続
部を内部通線管で連結させた状態にコンクリートポール
を成型し、また中空半球状をなすドーム部の頂部付近に
電線引入口を開設すると共に、該電線引入口の外側周り
に庇片を突設し、ドーム部の開口沿いにポール頂部の外
周壁への嵌合部を連設してキヤツプ体を形成して、該キ
ヤツプ体をポール頂部に冠装させて前記埋込み器具Ａに
対応させて構成される。
家庭の敷地内に建立させた本考案のコンクリートポール
は、頂部に冠装させたキヤツブ体の電線引入口から電灯
線を引入れ、該電灯線はポールの中空部を下降してポー
ル側壁に埋設された埋込み器具Ａからなる出入口から一
旦引出され、該出入口の前面に取付けられたボツクス内
に引込まれて積算電力計に接続され、さらに分電盤や保
安器等を経由して再び出入口に引入れ、また、保安器か
らアース線を導出させ、このアース線も出入口に引入れ
る。これらの電灯線及びアース線はポール内を下降して
引出口から地中に引出して電灯線は被覆管に被覆させた
状態で家屋内に引入れ、アース線は地中に埋設させる。
は、頂部に冠装させたキヤツブ体の電線引入口から電灯
線を引入れ、該電灯線はポールの中空部を下降してポー
ル側壁に埋設された埋込み器具Ａからなる出入口から一
旦引出され、該出入口の前面に取付けられたボツクス内
に引込まれて積算電力計に接続され、さらに分電盤や保
安器等を経由して再び出入口に引入れ、また、保安器か
らアース線を導出させ、このアース線も出入口に引入れ
る。これらの電灯線及びアース線はポール内を下降して
引出口から地中に引出して電灯線は被覆管に被覆させた
状態で家屋内に引入れ、アース線は地中に埋設させる。
一方、電話線は引入口からポール内に引入れて内部通線
管を通して出入口から一旦引出され、該出入口の前面に
取付けられたボツクス内に引込まれて、保安器を介して
屋内線及びアース線を接続させる。これらの屋内線及び
アース線は再び出入口に引入れて内部通線管内を下降さ
せて引出口から地中へ引出して屋内線は被覆管に被覆さ
せた状態で家屋内に引入れ、アース線は地中に埋設させ
る。
管を通して出入口から一旦引出され、該出入口の前面に
取付けられたボツクス内に引込まれて、保安器を介して
屋内線及びアース線を接続させる。これらの屋内線及び
アース線は再び出入口に引入れて内部通線管内を下降さ
せて引出口から地中へ引出して屋内線は被覆管に被覆さ
せた状態で家屋内に引入れ、アース線は地中に埋設させ
る。
かくして本考案のコンクリートポールを使用することで
電灯線や電話線等の電線類を一本のポールにて体裁よく
家屋内に引入れさせる。
電灯線や電話線等の電線類を一本のポールにて体裁よく
家屋内に引入れさせる。
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明する。第１図
に示したものは電灯線Ｅを出入れ及び引出すのにコンク
リートポールＰの側壁Ｗの所定個所に貫通状に埋設々置
する埋込み器具Ａであって、器具本体１と蓋体２の組合
わせで構成する。器具本体１は側壁Ｗを貫通する奥行き
を持ち両端で開口する周側壁３を備えて平面長方形に形
成され、周側壁３の外周面にはコンクリートとの交絡を
強力ならしめるためのリブ４を周回突設し、さらに周側
壁３の長手方向両端の内側に一端開口５に面接する大小
異径のねじ孔６，７を形成する。大径のねじ孔６はポー
ルＰの成型に際して型枠に固定させるための固定ボルト
８を螺合させ、また小径のねじ孔７は蓋体２で開口５を
閉塞させる際のビス９を螺締させるのに使用する。
に示したものは電灯線Ｅを出入れ及び引出すのにコンク
リートポールＰの側壁Ｗの所定個所に貫通状に埋設々置
する埋込み器具Ａであって、器具本体１と蓋体２の組合
わせで構成する。器具本体１は側壁Ｗを貫通する奥行き
を持ち両端で開口する周側壁３を備えて平面長方形に形
成され、周側壁３の外周面にはコンクリートとの交絡を
強力ならしめるためのリブ４を周回突設し、さらに周側
壁３の長手方向両端の内側に一端開口５に面接する大小
異径のねじ孔６，７を形成する。大径のねじ孔６はポー
ルＰの成型に際して型枠に固定させるための固定ボルト
８を螺合させ、また小径のねじ孔７は蓋体２で開口５を
閉塞させる際のビス９を螺締させるのに使用する。
蓋体２は第４図に示すように開口５を閉塞させる大きさ
の平板の一側面の短手方向両側に開口５の内側に当接さ
せるリブ10,10を突設すると共に、中央部に円形状の肉
薄部11,11′を設け、これらの肉薄部11,11′は周縁に断
面Ｖ形の細溝12,12′を周設して破断し易い構造として
いる。さらに長手方向の両端に前記ビス９，９を挿通さ
せる通孔13,13′を穿設している。
の平板の一側面の短手方向両側に開口５の内側に当接さ
せるリブ10,10を突設すると共に、中央部に円形状の肉
薄部11,11′を設け、これらの肉薄部11,11′は周縁に断
面Ｖ形の細溝12,12′を周設して破断し易い構造として
いる。さらに長手方向の両端に前記ビス９，９を挿通さ
せる通孔13,13′を穿設している。
第11図に示したキヤツプ体Ｃは電灯線ＥをポールＰへ引
入れるに際しポールＰの頂部に冠装して使用される。こ
のキヤツプＣは中空半球状をなすドーム部14の頂部付近
の一側面に電線引入口15を開設し、この電線引入口15の
外側周りに庇片16を突設し、該庇片16の内側で電線引入
口15の下方に急傾斜した水切り壁17を形成している。さ
らに、ドーム部14の開口沿いにポールＰの頂部外周壁へ
の嵌合部18を連設し、さらにこの嵌合部18の開口沿いに
外側へ拡開する段部19を介して大径嵌合部18aを連設す
る。これらの嵌合部18,18aの内側壁に垂直方向のリブ20
を等間隔に四条ずつ突設し、さらに嵌合部18の奥端にス
トツパー21を四条突設している。また、前記段部19は第
12図に二点鎖線で示す外径のポールＰの頂部を嵌着した
場合にストツパーとしても機能させる。
入れるに際しポールＰの頂部に冠装して使用される。こ
のキヤツプＣは中空半球状をなすドーム部14の頂部付近
の一側面に電線引入口15を開設し、この電線引入口15の
外側周りに庇片16を突設し、該庇片16の内側で電線引入
口15の下方に急傾斜した水切り壁17を形成している。さ
らに、ドーム部14の開口沿いにポールＰの頂部外周壁へ
の嵌合部18を連設し、さらにこの嵌合部18の開口沿いに
外側へ拡開する段部19を介して大径嵌合部18aを連設す
る。これらの嵌合部18,18aの内側壁に垂直方向のリブ20
を等間隔に四条ずつ突設し、さらに嵌合部18の奥端にス
トツパー21を四条突設している。また、前記段部19は第
12図に二点鎖線で示す外径のポールＰの頂部を嵌着した
場合にストツパーとしても機能させる。
第６図に示した埋込み器具Ｂは電話線Ｔの引入口，出入
口及び引出口に共通的に使用される器具本体1aを周側壁
3aの一端で開口5aし、他端に底壁22を連設して縦長状の
有底体とし、さらに、長手方向両端で周側壁3aに連通す
る短筒テーパー状の接続部23,23を突設して形成する。
また、周側壁3aの長手方向両端の内側に前記埋込み器具
Ａと同様にねじ孔６，７を形成している。24は対向する
接続部23,23を連結させる内部通線管である。
口及び引出口に共通的に使用される器具本体1aを周側壁
3aの一端で開口5aし、他端に底壁22を連設して縦長状の
有底体とし、さらに、長手方向両端で周側壁3aに連通す
る短筒テーパー状の接続部23,23を突設して形成する。
また、周側壁3aの長手方向両端の内側に前記埋込み器具
Ａと同様にねじ孔６，７を形成している。24は対向する
接続部23,23を連結させる内部通線管である。
2aは埋込み器具Ｂを電話線引入口として使う場合開口5a
を閉塞させる蓋体である。該蓋体2aは開口5aの下半部を
閉塞させる立壁25と開口5aの上半部を覆う庇片部26との
中間に通信ケーブルから分岐した屋外線を挿通させる通
口27を設けて一体に形成され、立壁25の下半部には水抜
溝28を設ける。
を閉塞させる蓋体である。該蓋体2aは開口5aの下半部を
閉塞させる立壁25と開口5aの上半部を覆う庇片部26との
中間に通信ケーブルから分岐した屋外線を挿通させる通
口27を設けて一体に形成され、立壁25の下半部には水抜
溝28を設ける。
また、埋込み器具Ｂを電話線及びアース線の引出口とし
て使用する場合は、開口5aは第３図に示した蓋体２で閉
塞させる。
て使用する場合は、開口5aは第３図に示した蓋体２で閉
塞させる。
そしてコンクリートポールＰの成型に際して電灯線の出
入口Ａ１及びＡ２として埋込み器具Ａの器具本体１と、
電話線の引入口Ｂ１，出入口Ｂ２及び引出口Ｂ３として
埋込み器具Ｂの器具本体1aを成型型枠の内壁面の所定位
置に夫々開口５，5aを対接させて位置決めし、型枠の外
側から各ねじ孔６に対し固定ボルト８を夫々螺締させ固
定する。さらに、埋込み器具Ｂの引入口Ｂ１と出入口Ｂ
２並びに出入口Ｂ２と引出口Ｂ３の互いに対向する接続
部23,23を内部通線管24,24で連結させ、引入口Ｂ１の上
部の接続部23と引出口Ｂ３の下部の接続部23は夫々盲蓋
29を被着して閉塞させた状態で、成型型枠を回転させな
がらコンクリートを注入し、遠心力を与えてパイプを形
成する。形成されたポールＰの頂部にはキヤツプ体Ｃの
嵌合部18を嵌合させて冠装し、電話線の引入口Ｂ１の開
口5aには蓋体2aを、また、電灯線の引出口Ａ２及び電話
線の引出口Ｂ３の開口５，5aは夫々蓋体２を取付けて閉
塞させる。
入口Ａ１及びＡ２として埋込み器具Ａの器具本体１と、
電話線の引入口Ｂ１，出入口Ｂ２及び引出口Ｂ３として
埋込み器具Ｂの器具本体1aを成型型枠の内壁面の所定位
置に夫々開口５，5aを対接させて位置決めし、型枠の外
側から各ねじ孔６に対し固定ボルト８を夫々螺締させ固
定する。さらに、埋込み器具Ｂの引入口Ｂ１と出入口Ｂ
２並びに出入口Ｂ２と引出口Ｂ３の互いに対向する接続
部23,23を内部通線管24,24で連結させ、引入口Ｂ１の上
部の接続部23と引出口Ｂ３の下部の接続部23は夫々盲蓋
29を被着して閉塞させた状態で、成型型枠を回転させな
がらコンクリートを注入し、遠心力を与えてパイプを形
成する。形成されたポールＰの頂部にはキヤツプ体Ｃの
嵌合部18を嵌合させて冠装し、電話線の引入口Ｂ１の開
口5aには蓋体2aを、また、電灯線の引出口Ａ２及び電話
線の引出口Ｂ３の開口５，5aは夫々蓋体２を取付けて閉
塞させる。
このように構成した本考案のコンクリートポールＰは敷
地内の所定の個所に建立して使用される。
地内の所定の個所に建立して使用される。
次に使用例を説明する。先ず、電灯線Ｅを引入れる要領
は、電灯線ＥはポールＰに冠装したキヤツプ体Ｃの電線
引入口15から挿入して出入口Ａ１から引出し、該出入口
Ａ１の前面にねじ孔６または７を利用して取付けたボツ
クスＤ１に引入れて、積算電力計Ｆに接続してから分電
盤や保安器を経て再び肉薄部11を打抜いた開口からポー
ル外へ引出して被覆管に被覆させた状態で地中に埋設さ
せたまま家屋内に引入れる。Ｇは保安器から導出し、出
入口Ａ１を経由してポール内に引入れたアース線であ
り、該アース線Ｇは引出口Ａ２の蓋体２の下部の肉薄部
11′を打抜いた開口から地中に引出して埋設させる。
は、電灯線ＥはポールＰに冠装したキヤツプ体Ｃの電線
引入口15から挿入して出入口Ａ１から引出し、該出入口
Ａ１の前面にねじ孔６または７を利用して取付けたボツ
クスＤ１に引入れて、積算電力計Ｆに接続してから分電
盤や保安器を経て再び肉薄部11を打抜いた開口からポー
ル外へ引出して被覆管に被覆させた状態で地中に埋設さ
せたまま家屋内に引入れる。Ｇは保安器から導出し、出
入口Ａ１を経由してポール内に引入れたアース線であ
り、該アース線Ｇは引出口Ａ２の蓋体２の下部の肉薄部
11′を打抜いた開口から地中に引出して埋設させる。
また、電話線の引入れは通信ケーブルから分岐した屋外
線Ｔ１から蓋体2aの立壁25を越え、庇片部26の内方で通
口27に挿込み、引入口Ｂ１から内部通線管24を下降さ
せ、出入口Ｂ２からポールＰ外へ引出して、該出入口Ｂ
２の前面にねじ孔６または７を利用して取付けたボツク
スＤ２に引入れ、保安器Ｈを介して屋内線Ｔ２及びアー
ス線Ｇ′を接続させる。屋内線Ｔ２及びアース線Ｇ′は
出入口Ｂ２からポールＰ内へ引入れ、内部通線管24を下
降させ、引出口Ｂ３の肉薄部11,11′を打抜き開口させ
てポール外へ引出し、前記電灯線と同じ要領で処理され
る。
線Ｔ１から蓋体2aの立壁25を越え、庇片部26の内方で通
口27に挿込み、引入口Ｂ１から内部通線管24を下降さ
せ、出入口Ｂ２からポールＰ外へ引出して、該出入口Ｂ
２の前面にねじ孔６または７を利用して取付けたボツク
スＤ２に引入れ、保安器Ｈを介して屋内線Ｔ２及びアー
ス線Ｇ′を接続させる。屋内線Ｔ２及びアース線Ｇ′は
出入口Ｂ２からポールＰ内へ引入れ、内部通線管24を下
降させ、引出口Ｂ３の肉薄部11,11′を打抜き開口させ
てポール外へ引出し、前記電灯線と同じ要領で処理され
る。
このように本考案のコンクリートポールＰは電灯線及び
電話線を一本のポールにて引入れることができ、しかも
電灯線はキヤツプ体Ｃにより引入れ、また、電話線は蓋
体2aを介して水切りされた状態にて引入れ、またポール
外への引出しは地中に埋設した引出口Ａ２及びＢ３の開
口５，5aが夫々蓋体２で閉塞されていて、土砂をポール
内に侵入させることはない。さらに電話線はポール内で
内部通線管24に挿通されて二重管式に保護されると共
に、電灯線と隔離される。
電話線を一本のポールにて引入れることができ、しかも
電灯線はキヤツプ体Ｃにより引入れ、また、電話線は蓋
体2aを介して水切りされた状態にて引入れ、またポール
外への引出しは地中に埋設した引出口Ａ２及びＢ３の開
口５，5aが夫々蓋体２で閉塞されていて、土砂をポール
内に侵入させることはない。さらに電話線はポール内で
内部通線管24に挿通されて二重管式に保護されると共
に、電灯線と隔離される。
以上に述べたように本考案のコンクリートポールは一本
のポールで電灯線や電話線等の複数の電線類を整然と引
入れ、出し入れ、さらには引出すことができて、しか
も、雨水や土砂を侵入させることなく安全に保たせる。
のポールで電灯線や電話線等の複数の電線類を整然と引
入れ、出し入れ、さらには引出すことができて、しか
も、雨水や土砂を侵入させることなく安全に保たせる。
また、前記実施例で詳述したように本考案のコンクリー
トポールでは、埋込み器具が共通的に使用できるし、電
話線の場合はポール内でこれらの器具を連結させる配
管、即ち、内部通線管がポール製造時に設置され、従来
の鋼管ポールでは現場作業で行なわれ、現場作業を複雑
にしていた課題をも解決し、現場作業が著るしく簡略化
できる。そして特に、湿気に影響され易い電話線は内部
通線管に挿通して二重に保護されており、しかも電灯線
と隔離されるために電波障害を起こすことはない。
トポールでは、埋込み器具が共通的に使用できるし、電
話線の場合はポール内でこれらの器具を連結させる配
管、即ち、内部通線管がポール製造時に設置され、従来
の鋼管ポールでは現場作業で行なわれ、現場作業を複雑
にしていた課題をも解決し、現場作業が著るしく簡略化
できる。そして特に、湿気に影響され易い電話線は内部
通線管に挿通して二重に保護されており、しかも電灯線
と隔離されるために電波障害を起こすことはない。
そして、家のまわりには電線類が全く露出せず景観を向
上し、街並みの美化にも寄与することができる。
上し、街並みの美化にも寄与することができる。
図は本考案の一実施例に係わるもので第１図は埋込み器
具Ａの器具本体斜視図、第２図は同上縦断面図、第３図
は引出口に使用する蓋体の正面図、第４図は同上背面
図、第５図は第３図のＡ−Ａ線断面図、第６図は埋込み
器具Ｂの器具本体斜視図、第７図は同上縦断面図、第８
図は埋込み器具Ｂを電話線引入口として使用する斜視
図、第９図は同上縦断面図、第10図は同上引出口として
使用する斜視図、第11図は電灯線引入口を兼ねるキヤツ
プ体の斜視図、第12図は同上縦断面図、第13図は同上使
用状態の斜視図、第14図は電灯線出入口の使用例を示す
斜視図、第15図は電灯線及びアース線引出口の使用例を
示す斜視図、第16図は電話線引入口の使用状態を示す斜
視図、第17図は電話線出入口の使用例を示す斜視図、第
18図は電話線及びアース線引出口の使用例を示す斜視
図、第19図はコンクリートポール全体の概略縦断面図、
第20図は出入口付近の使用状態の斜視図、第21図は引出
口付近の使用状態の斜視図である。 １，1a……器具本体、２，2a……蓋体、３，3a……周側
壁、５，5a……一方の開口、６，７……ねじ孔、14……
ドーム部、15……電線引入口、16……庇片、18,18a……
嵌合部、22……底壁、23,23……接続部、24,24……内部
通線管、Ａ，Ｂ……埋込み器具、Ａ１……電灯線出入
口、Ａ２……電灯線引出口、Ｂ１……電話線引入口、Ｂ
２……電話線出入口、Ｂ３……電話線引出口、Ｃ……キ
ヤツプ体、Ｅ……電灯線、Ｐ……コンクリートポール、
Ｔ１，Ｔ２……電話線、Ｗ……側壁。
具Ａの器具本体斜視図、第２図は同上縦断面図、第３図
は引出口に使用する蓋体の正面図、第４図は同上背面
図、第５図は第３図のＡ−Ａ線断面図、第６図は埋込み
器具Ｂの器具本体斜視図、第７図は同上縦断面図、第８
図は埋込み器具Ｂを電話線引入口として使用する斜視
図、第９図は同上縦断面図、第10図は同上引出口として
使用する斜視図、第11図は電灯線引入口を兼ねるキヤツ
プ体の斜視図、第12図は同上縦断面図、第13図は同上使
用状態の斜視図、第14図は電灯線出入口の使用例を示す
斜視図、第15図は電灯線及びアース線引出口の使用例を
示す斜視図、第16図は電話線引入口の使用状態を示す斜
視図、第17図は電話線出入口の使用例を示す斜視図、第
18図は電話線及びアース線引出口の使用例を示す斜視
図、第19図はコンクリートポール全体の概略縦断面図、
第20図は出入口付近の使用状態の斜視図、第21図は引出
口付近の使用状態の斜視図である。 １，1a……器具本体、２，2a……蓋体、３，3a……周側
壁、５，5a……一方の開口、６，７……ねじ孔、14……
ドーム部、15……電線引入口、16……庇片、18,18a……
嵌合部、22……底壁、23,23……接続部、24,24……内部
通線管、Ａ，Ｂ……埋込み器具、Ａ１……電灯線出入
口、Ａ２……電灯線引出口、Ｂ１……電話線引入口、Ｂ
２……電話線出入口、Ｂ３……電話線引出口、Ｃ……キ
ヤツプ体、Ｅ……電灯線、Ｐ……コンクリートポール、
Ｔ１，Ｔ２……電話線、Ｗ……側壁。
Claims (1)
- 【請求項１】中空状に形成された内部に屋内へ引入れる
電線類を出し入れ自由に挿通させるコンクリートポール
において、電灯線の出入口及び引出口となす埋込み器具
Ａはポール周壁を貫通する奥行きを持ち、かつ両端面で
開口する周側壁の一方の開口に接する対向内側面にねじ
孔を設けた器具本体と、前記ねじ孔に螺締して一方開口
を閉塞させる蓋体とを組合わせて構成し、また、電話線
の引入口、出入口及び引出口となす埋込み器具Ｂは前記
埋込み器具Ａと同形状をなす器具本体の周側壁の他方の
開口に底壁を設けて閉塞すると共に該底壁に近接する位
置で周側壁に対向位置させて内部通線管の接続部を連設
して構成し、これらの埋込み器具Ａ及びＢは必要個数を
夫々所定個所に配置してコンクリート層を貫通するよう
に埋設し、さらに各埋込み器具Ｂは互いに対向する接続
部を内部通線管で連結させた状態にコンクリートポール
を成型し、また中空半球状をなすドーム部の頂部付近に
電線引入口を開設すると共に、該電線引入口の外側周り
に庇片を突設し、ドーム部の開口沿いにポール頂部の外
周壁への嵌合部を連設してキヤツプ体を形成して、該キ
ヤツプ体をポール頂部に冠装させて前記埋込み器具Ａに
対応させて構成した屋内へ電灯線，電話線等の電線類を
引入れるコンクリートポール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16453688U JPH0625562Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 屋内へ電灯線，電話線等の電線類を引入れるコンクリートポール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16453688U JPH0625562Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 屋内へ電灯線，電話線等の電線類を引入れるコンクリートポール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0285761U JPH0285761U (ja) | 1990-07-05 |
| JPH0625562Y2 true JPH0625562Y2 (ja) | 1994-07-06 |
Family
ID=31450230
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16453688U Expired - Lifetime JPH0625562Y2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | 屋内へ電灯線，電話線等の電線類を引入れるコンクリートポール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0625562Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007183166A (ja) * | 2006-01-06 | 2007-07-19 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 電柱応力評価装置、電柱応力評価システム、電柱応力評価方法及び電柱 |
| JP5328397B2 (ja) * | 2009-02-05 | 2013-10-30 | 中国電力株式会社 | 立ち上げ管およびケーブル入線方法 |
| KR100958613B1 (ko) * | 2009-11-24 | 2010-05-19 | (유) 이티산업 | 전선가이드를 갖는 전주 |
-
1988
- 1988-12-20 JP JP16453688U patent/JPH0625562Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0285761U (ja) | 1990-07-05 |
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