JPH0640428Y2 - 架空ケーブルと屋外線との接続端子函 - Google Patents

架空ケーブルと屋外線との接続端子函

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JPH0640428Y2
JPH0640428Y2 JP8275889U JP8275889U JPH0640428Y2 JP H0640428 Y2 JPH0640428 Y2 JP H0640428Y2 JP 8275889 U JP8275889 U JP 8275889U JP 8275889 U JP8275889 U JP 8275889U JP H0640428 Y2 JPH0640428 Y2 JP H0640428Y2
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JP
Japan
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terminal box
connection terminal
outdoor
cable
wire
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Application number
JP8275889U
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JPH0321937U (ja
Inventor
尚之 仁宮
富章 太田
宏人 宮浦
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、通信ケーブルすなわち架空ケーブルのケー
ブル心線と家屋からの屋外線とを接続した接続点を保護
するための架空ケーブルと屋外線との接続端子函に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、家屋から屋外線と架空ケーブルのケーブル心線と
を接続する屋外線接続作業は、第3図に示すように、架
空ケーブルaに設置した架空接続端子函bを用い、家屋
cからの屋外線dの地上高を確保するため、一旦電柱e
の上部に設けた屋外線引留部fに屋外線dの鋼心gを引
留め、さらに、この屋外線dを架空接続端子函bの中の
接続端子を介して架空ケーブルaのケーブル心線に接続
していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
前記のような従来例においては、屋外線dと架空ケーブ
ルaのケーブル心線との接続作業が電柱eの上部におけ
る作業となり、安全性、作業性、保守性に問題があっ
た。
この考案は、このような課題に鑑みて創案したものであ
り、屋外線を架空ケーブルのケーブル心線に接続するた
めの接続端子函を電柱の下部に設置し、屋外線と架空ケ
ーブルのケーブル心線との接続作業を電柱の下部におい
て行うことができるようにして、安全性、作業性、保守
性を良くすることができるようにした架空ケーブルと屋
外線との接続端子函を提供することを目的としたもので
ある。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、前記のような課題を解決するための手段と
して、第1図および第2図に示すように、電柱の下部に
固定される接続端子函1と、この接続端子函1の上面1a
から内部に下端部2aを挿入して固定し、上方に所定の高
さを有し、上端2bから屋外線3を引込んで下端2cから引
出すように設けた屋外線引込パイプ2と、この屋外線引
込パイプ2の下端2cから引出された屋外線3の鋼心4を
固定するように接続端子函1の内部に設けた屋外線引留
部5と接続端子函1の内部に架空接続端子函15に接続さ
れたケーブル6を引込むように設けたケーブル引込口7
と、このケーブル引込口7から接続端子函1の内部に引
込まれたケーブル6のケーブル心線6aと前記のように接
続端子函1の内部に引込まれた屋外線3とを接続するよ
うに接続端子函1の内部に設けた接続部8と、接続端子
函1の下面1bに設けた水抜孔9とにより構成された架空
ケーブルと屋外線との接続端子函としたものである。
〔作用〕
この考案は、前記のような手段により、家屋13からの屋
外線3を屋外線引込パイプ2の上端部2bから引込み、こ
の屋外線引込パイプ2により屋外線3の地上高を確保し
つつ、その屋外線3を電柱10の下部に固定された接続端
子函1の内部に引込まれた屋外線3の鋼心4を屋外線引
留部5に引留めて固定する。また、架空ケーブル14に設
けた架空接続端子函15に接続したケーブル6をケーブル
引込口7から接続端子函1の内部に引込んで固定する。
そして、このケーブル6のケーブル心線6aと前記屋外線
3とを、電柱10の下部において接続端子函1の内部に設
けた接続部8を介して接続することができる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図および第2図にしたが
って詳細に説明する。
第1図はこの考案の架空ケーブルと屋外線との接続端子
函の実施例を示す図、第2図はその使用状態を示す図
で、1は電柱10の下部に固定する接続端子函、2はこの
接続端子函1の上面1aから内部にその下端部2aを挿入し
て固定金具11で固定し、上方に所定の高さを有し、上端
2bから屋外線3を引込んで下端2cから引出すように設け
た屋外線引込パイプ、5はこの屋外線引込パイプ2の下
端2cから引き出された屋外線3の鋼心4を固定するよう
に接続端子函1の内部に設けた屋外線引留部、7は接続
端子函1の上面1aから内部に架空接続端子函15に接続さ
れたケーブル6を引込むように設けたケーブル引込口、
8はこのケーブル引込口7から接続端子函1の内部に引
込まれ固定金具11で固定されたケーブル6のケーブル心
線6aと、前記のように接続端子函1の内部に引込まれた
屋外線3とを接続するよう接続端子函1の内部に設けた
接続部、9は接続端子函1の下面1bに設けた水抜孔であ
る。
なお、この実施例においては、接続端子函1の内部に仕
切板1cを設けて、その内部を上下二部屋に分け、上部屋
1dに接続部8を設けるとともに、この上部屋14を湿気な
どが侵入しないように密封可能にしてある。そして、前
記屋外線引込パイプ2は、その下端部2aをこの上部屋1d
に密封可能に通し、その下端2cを下部屋1eに位置させ、
前記屋外線引留部5をこの下部屋1eに設けてある。そし
て、屋外線引込パイプ2の下端2cから引き出した屋外線
3は、仕切板1cに設けた屋外線通部1fに密封可能に通し
て、ケーブル心線6aが接続された接続部8に接続する。
このようにした理由は、この接続部8に接続した屋外線
3とケーブル心線6aとの接続箇所が湿気で錆びないよう
にするためである。したがって、この接続部8が湿気が
侵入しないように密封可能であれば、前記のように接続
端子函1を二部屋にしなくてもよい。
また、この実施例においては、前記屋外線引込パイプ2
の上端2bを屋外線3が傷付かないようにラッパ状に曲げ
てある。
また、この実施例における、1gは接続端子函1の上面1a
に熔接などで形成した、前記屋外線引込パイプ2および
ケーブル引込口7の取付補強部である。
また、1hは接続端子函1の上方部に熔接などで形成し
た、接続端子函1を電柱10にステンレスバンドで固定す
るときの固定補強部である。
この考案の架空ケーブルと屋外線との接続端子函は以上
説明したように構成されており、これを使用して架空ケ
ーブルと屋外線とを接続する作業について説明する。
電柱10を立てる際にこの電柱10(あるいは既設の電柱1
0)の地面より1.2メートル付近にこの接続端子函1をス
テンレスバンド12などで固定する。そして、架空ケーブ
ル14に設けた架空接続端子函15に一端を接続したケーブ
ル6の他端をケーブル引込口7から接続端子函1の内部
に引込み、固定金具11で固定するとともに接続部8に接
続する。
このケーブル6および接続端子函1に固定した前記屋外
線引込パイプ2は、ステンレスバンド12で電柱10に沿っ
て適宜間隔を置いて固定する。
そして、屋外線引込パイプ2の下端2cより通線ワイヤ
(図示しない)を通し上端より引出して地上まで下ろ
す。次にこの通線ワイヤと家屋13からの屋外線3とを繋
ぎ、この通線ワイヤを下方に引張って屋外線3を屋外線
引込パイプ2の中に引き込む。また、屋外線3の鋼心4
を屋外線引留部5に固定する。そして、屋外線3は屋外
線通部1fを通し接続部8に接続する。最後にこの接続端
子函1を図示しない蓋で密閉する。
屋外線引込パイプ2の上端2bより浸入した雨水は、その
下端2cより出て、接続端子函1の下面1bに設けた水抜孔
9より接続端子函1の外へ排出される。
〔考案の効果〕
この考案は、以上説明したように、電柱の下部に固定さ
れる接続端子函と、この接続端子函の上面から内部に下
端部を挿入して固定し、上方に所定の高さを有し、上端
から屋外線を引込んで下端から引出すように設けた屋外
線引込パイプと、この屋外線引込パイプの下端から引出
された屋外線の鋼心を固定するように接続端子函の内部
に設けた屋外線引留部と、接続端子函の内部に架空接続
端子函に接続されたケーブルを引込むように設けたケー
ブル引込口と、このケーブル引込口から接続端子函の内
部に引込まれたケーブルのケーブル心線と前記のように
接続端子函の内部に引込まれた屋外線とを接続するよう
に接続端子函の内部に設けた接続部と、接続端子函の下
面に設けた水抜孔とにより構成された架空ケーブルと屋
外線との接続端子函としたので、家屋からの屋外線の地
上高を確保しつつ、屋外線を架空ケーブルのケーブル心
線に接続するため、屋外線を屋外線引込パイプを介して
電柱の下部に設置した接続端子函の中に引込み、この中
で屋外線の引留めができるので、屋外線と架空ケーブル
に接続したケーブルのケーブル心線との接続作業を電柱
の下部に設置した接続端子函において行うことができる
ようになり、屋外線の接続作業における転落事故がなく
なって安全性が良くなり、また、作業性、保守性を良く
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の架空ケーブルと屋外線との接続端子
函の実施例を示す図、第2図はその使用状態を示す図、
第3図は従来例を示す図である。 1…接続端子函、1a…上面、 1b…下面、1c仕切板、 1d…上部屋、1e…下部屋、 1f…屋外線通部、1g…取付補強部、 1h…固定補強部、 2…屋外線引込パイプ、2a…下端部、 2b…上端、2c…下端、 3…屋外線、4…鋼心、 5…屋外線引留部、6…ケーブル、 6a…ケーブル心線、7…ケーブル引込口、 8…接続部、9…水抜孔、 10…電柱、11…固定金具、 12…ステンレスバンド、13…家屋、 14…架空ケーブル、 15…架空接続端子函。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電柱の下部に固定される接続端子函と、こ
    の接続端子函の上面から内部に下端部を挿入して固定
    し、上方に所定の高さを有し、上端から屋外線を引込ん
    で下端から引出すように設けた屋外線引込パイプと、こ
    の屋外線引込パイプの下端から引出された屋外線の鋼心
    を固定するように接続端子函の内部に設けた屋外線引留
    部と、接続端子函の内部に架空接続端子函に接続された
    ケーブルを引込むように設けたケーブル引込口と、この
    ケーブル引込口から接続端子函の内部に引込まれたケー
    ブルのケーブル心線と前記のように接続端子函の内部に
    引込まれた屋外線とを接続するように接続端子函の内部
    に設けた接続部と、接続端子函の下面に設けた水抜孔と
    により構成された架空ケーブルと屋外線との接続端子
    函。
JP8275889U 1989-07-14 1989-07-14 架空ケーブルと屋外線との接続端子函 Expired - Lifetime JPH0640428Y2 (ja)

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JPH0321937U JPH0321937U (ja) 1991-03-06
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