JPH0541160Y2 - - Google Patents

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JPH0541160Y2
JPH0541160Y2 JP16453288U JP16453288U JPH0541160Y2 JP H0541160 Y2 JPH0541160 Y2 JP H0541160Y2 JP 16453288 U JP16453288 U JP 16453288U JP 16453288 U JP16453288 U JP 16453288U JP H0541160 Y2 JPH0541160 Y2 JP H0541160Y2
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JP
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opening
wall
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concrete pole
circumferential
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は各家庭の敷地内に建立されたコンクリ
ートポールの壁面に貫通状に埋設して、電話線を
引入れるのに使用される器具に関するものであ
る。
〔従来の技術〕 従来、電話線を家屋内に引込む場合、一般的に
電柱と電柱の間に支持線を張り渡して支えた架空
ケーブルから屋外線を分岐し、この屋外線の先端
を家屋の壁面外側に支持金具やフツクを取付けて
一旦係留させ、保安器を介して屋内線及びアース
線を接続し、これらを屋内壁面に通孔を貫通させ
て引込むようにしている。
このような従来の引込み手段では、支持金具や
フツクの取付け及び通孔の貫通によつて家屋の壁
面を損傷させ、さらに、屋外線が風で煽られた場
合の負荷が家屋の壁面に掛かるし、また、壁面に
設けた通孔から雨水が侵入して家屋の保全面で問
題があると共に、引入れる屋内線も湿気によつて
損傷させ、通信障害の一因になるといつた問題点
がある。
さらに屋外で宙吊り状を呈する屋外線が家屋周
辺の美観を著しく損なうため、各家庭の敷地内に
ポールを建立し、このポールを経由して屋外線を
係留し、屋内線を接続して屋内に引入れることが
知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来の電話線引入口は露出しており、ポールの
外観を損ね、また、この引入口から雨水等が侵入
すると、連結パイプや保安器用箱を腐触させたり
して、通信障害を起こすことがある。
それ故に本考案の目的は、湿気の侵入を許さな
い電話線の引入口を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案の電話線引入口は、中空状に形成される
コンクリートポールの、周壁を貫通する奥行きを
持つた周側壁の一端を開口し、かつ他端に底壁を
連設した有底体の前記周側壁に対向位置させ、か
つ底壁に近接する位置に内部通線管の接続部を連
設し、さらに周側壁の開口面に対向位置させてね
じ孔を設けて引入口本体を形成し、一方、前記開
口の下半部を閉塞させる立壁と該開口の上半部を
覆う庇片部との中間に通口を設け、さらに前記立
壁の開口に対向する側面に水抜溝を設けた蓋体を
形成し、該蓋体を前記開口に止着して構成され
る。
〔作用〕
本考案の電話線引入口は、蓋体を取外した引入
口本体をコンクリートポール成型型枠の内壁面の
上部所定個所に開口を対接させると共に、各接続
部が軸方向となるように位置固定し、さらに、上
部の接続部には盲蓋を冠着させ、下部の接続部に
は所要長さの内部通線管を接続させる。
そして、引入口本体の開口面に設けたねじ孔を
利用して蓋体を取付けて、引入口本体の開口面
を、通信ケーブルから分岐した屋外線が引入れ自
由に閉塞させる。
引入口本体からポール内に引入れられる屋外線
は、蓋体に設けた庇片部と立壁とにより水分が遮
ぎられて雨天にも雨水の侵入を防止する。雨水が
僅かでも侵入したときは、立壁に設けた水抜溝か
ら外部へ排出されて、ポール内へ侵入させること
はない。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。図において1は中空状のコンクリートポール
Aの成型時にコンクリート層に埋設させる引入口
本体でり、ポールAの側壁Bを貫通する奥行きの
周側壁2の一端で開口3し、他端に底壁4を連設
して縦長状の有底体を形成し、さらに周側壁2の
短手方向一側端で底壁4を膨出させるように、か
つ互いに長手方向外方へ突出する短筒状の接続部
5,5を周側壁2に連通させて突設する。これら
の接続部5,5は内部通線管16を接続させるた
めのもので、内径は夫々先端に向けて大径となる
テーパー面に形成している。また周側壁2の長手
方向両端の内側に開口3に面接する大小異径のね
じ孔6,7を形成している。
8は前記開口3に被着させる蓋体であり、開口
3の下半部を閉塞させる立壁9と、開口3の上半
部を覆う庇片部10との中間に通信ケーブルから
分岐した屋外線Cを挿通させる通口11を設けて
一体に形成され、上下両端の略中央でビス12,
12を前記ねじ孔7,7に螺合させて取付けられ
る。前記立壁9の下半部には第4,5図に示すよ
うに水抜溝13,13が設けられる。
前記引入口本体1は、コンクリートポールAの
成型に際し、型枠内壁面の上部所定位置に開口3
を対接させ、かつ、接続部5,5が軸方向となる
ように位置決めし、型枠の外側から各ねじ孔6,
6に対してボルト14を夫々螺締させる。さら
に、上部の接続部5には盲蓋15を冠着させ、下
部の接続部5には所定長さの内部通線管16を接
合させ、第8図に示す実施例ではこの内部通線管
16の先端に引入口本体1と同形状に形成した出
入口本体17を連結し、この出入口本体17の下
部の接続部5に所定の長さの内部通線管16′を
接合させ、この、内部通線管16′の下端に引入
口本体1と同形状に形成した引出口本体18を連
結し、この引出口本体18の下部の接続部5に盲
蓋15′を被着させ、出入口本体17及び引出口
本体18は夫々引入口本体1と同様に開口3を型
枠内壁面に対接させ、各ねじ孔6に対してボルト
を螺締させて固定した状態で型枠を回転させなが
らコンクリートを投入し、遠心力を与えてパイプ
を形成する。そして、引入口本体1の開口3に蓋
体8を当てがい、ビス12,12で締止させる。
このようにして形成したコンクリートポールA
に通信ケーブルから分岐した屋外線Cの引入れる
状態を説明するに、第6,7図に示すように、屋
外線Cは立壁9を越え、庇片部10の内方で通口
11に挿込まれて、下部の接続部5から内部通線
管16を下降し、第8図に示すように出入口本体
17からポールA外へ引出され、出入口本体17
の前面にねじ孔6または7を利用して取付けたボ
ツクスDに引入れて、保安器Eを介して屋内線F
及びアース線Gを接続させる。この屋内線F及び
アース線Gは出入口本体17に引入れて、内部通
線管16′を下降させ、引出口本体18から引出
し、屋内線Fは被覆管に被覆させた状態で地中に
埋没させたまま家屋内に引入れる。一方、アース
線Gはそのまま他中に埋設する。なお、引出口本
体18の開口には蓋体19を止着させて土砂の侵
入を防止させる。
このように本考案に引入口は、降雨に際して屋
外線Cを伝う水分は立壁9と庇片部10とで遮ぎ
り、よしんばこの立壁9を越えて引入口本体1内
へ水分が侵入しても立壁9に設けた水抜溝13,
13から排出させる。
従つて、湿気を嫌う電話線が吸湿によつて老化
したり、音声障害を起こしたりすることなく保持
させる。さらに、ポール内では接続部5,5及び
内部通線管16によつて保護され、しかもポール
の中空部で保護されるために、十分な防湿効果を
挙げさせることができる。
〔考案の効果〕
以上に述べたように本考案の電話線引入口はコ
ンクリートポールに埋設して使用する状態で蓋体
に設けた庇片部と立壁とで水分を遮ぎり、雨水を
内部へ侵入させない。よしんば少量でも雨水が侵
入した場合は、立壁に設けた水抜壁から外部へ排
出させることができて、結局外部の湿気は蓋部に
より遮蔽し、ポール内では接続部とこの接続部に
連結した内部通線管により保護されて、湿気を嫌
う電話線をできるだけよい状態に保たせることが
できる。
また、このように湿気の浸入を防止することで
内部通線管や、保安器収容ボツクスの腐触を防止
させ、さらに、出入口に蓋体を取付けたことによ
り、ボールの美観が良くなるといつたように多く
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例に係わるもので、第1図
は斜視図、第2図は分解斜視図、第3図は正面
図、第4図は第2図のA−A線断面図、第5図は
第2図のB−B線断面図、第6図は使用状態を示
す斜視図、第7図は同上拡大断面図、第8図は使
用状態の全体を説明するための概略図である。 1……引入口本体、2……周側壁、3……開
口、4……底壁、5,5……接続部、6,7……
ねじ孔、8……蓋体、9……立壁、10……庇片
部、11……通口、13,13……水抜溝、A…
…コンクリートポール、B……周壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 中空状に形成されるコンクリートポールの周
    壁を貫通する奥行きを持つた周側壁の一端で開
    口し、かつ他端に底壁を連設した有底体の周側
    壁に対向位置させ、かつ、底壁に近接する位置
    に内部通線管の接続部を連設し、さらに周側壁
    の開口面に対向位置させてねじ孔を設けて引入
    口本体を形成し、一方、前記開口の下半部を閉
    塞させる立壁と該開口の上半部を覆う庇片部と
    の中間に通口を設けた蓋体を形成し、該蓋体を
    前記開口に止着して構成されるコンクリートポ
    ールにおける電話線引入口。 (2) 立壁の前記開口に対向する側面に水抜溝を設
    けた請求項(2)記載のコンクリートポールにおけ
    る電話線引入口。
JP16453288U 1988-12-20 1988-12-20 Expired - Lifetime JPH0541160Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16453288U JPH0541160Y2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20

Applications Claiming Priority (1)

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JP16453288U JPH0541160Y2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0285759U JPH0285759U (ja) 1990-07-05
JPH0541160Y2 true JPH0541160Y2 (ja) 1993-10-19

Family

ID=31450222

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JP16453288U Expired - Lifetime JPH0541160Y2 (ja) 1988-12-20 1988-12-20

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JPH0285759U (ja) 1990-07-05

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