JPS585386Y2 - コンクリ−ト電柱におけるア−ス線引出口の土砂侵入防止具 - Google Patents
コンクリ−ト電柱におけるア−ス線引出口の土砂侵入防止具Info
- Publication number
- JPS585386Y2 JPS585386Y2 JP1977016965U JP1696577U JPS585386Y2 JP S585386 Y2 JPS585386 Y2 JP S585386Y2 JP 1977016965 U JP1977016965 U JP 1977016965U JP 1696577 U JP1696577 U JP 1696577U JP S585386 Y2 JPS585386 Y2 JP S585386Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ground wire
- earth
- utility pole
- wire outlet
- prevention device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電柱製造時に形成したアース線引出口に建柱後
土中に埋設された状態で前記引出口より電柱内へ土砂、
地下水等が侵入しないように構成したコンクリート電柱
におけるアース線引出口の土砂侵入防止具に関するもの
である。
土中に埋設された状態で前記引出口より電柱内へ土砂、
地下水等が侵入しないように構成したコンクリート電柱
におけるアース線引出口の土砂侵入防止具に関するもの
である。
従来、コンクリート電柱におけるアース線引出口は電柱
上部の引入口から電柱内に引入れたアース線を引出し易
くするために引入口より大径に形成している。
上部の引入口から電柱内に引入れたアース線を引出し易
くするために引入口より大径に形成している。
そして建柱後にアース線を引出した後該引出口にはテー
プ等を貼着して塞ぎ土中に埋込んでいる。
プ等を貼着して塞ぎ土中に埋込んでいる。
そのため建柱後に雨水或は土圧等によって前記テープ等
が剥がされて引出口から電柱内に土砂が流入し、逆に該
土砂の流出によって電柱周辺に空洞部ができて電柱が傾
き、それにより架線された電柱が異常に展張し遂には断
線して大事故を招く原因となっている。
が剥がされて引出口から電柱内に土砂が流入し、逆に該
土砂の流出によって電柱周辺に空洞部ができて電柱が傾
き、それにより架線された電柱が異常に展張し遂には断
線して大事故を招く原因となっている。
本考案はかかる問題点を解消するべくなされたものであ
り、以下に本考案の実施例を図面と共に説明するに、図
において１は電柱Ａに埋込設置する筒体であり、電柱外
周側の端縁には内周縁に弧状面２を設けて鍔片３を周設
し、電柱肉厚と略同寸法かつ扁平状に形成すると共に、
両側壁４にはコンクリートによくなじませるための突条
５を突設する。
り、以下に本考案の実施例を図面と共に説明するに、図
において１は電柱Ａに埋込設置する筒体であり、電柱外
周側の端縁には内周縁に弧状面２を設けて鍔片３を周設
し、電柱肉厚と略同寸法かつ扁平状に形成すると共に、
両側壁４にはコンクリートによくなじませるための突条
５を突設する。
しかして６は筒体１の先端部に嵌着する合成樹脂製の土
砂侵入防止具であり、筒体１の内径に略一致する外径を
有する中空状の胴部８の一端に蓋部７を一体に形成する
。
砂侵入防止具であり、筒体１の内径に略一致する外径を
有する中空状の胴部８の一端に蓋部７を一体に形成する
。
そして蓋部７の周縁には胴部８の外側にはみ出す鍔部９
を形成し、また該蓋部７の適宜個所にはアース線を挿通
するための挿通孔１０を穿設する。
を形成し、また該蓋部７の適宜個所にはアース線を挿通
するための挿通孔１０を穿設する。
そしてコンクリート電柱Ａを製造するに際し筒体１をコ
ンクリート型枠の所定位置に固定してコンクリート中に
埋め込みアース線引出口Ｂを形成する。
ンクリート型枠の所定位置に固定してコンクリート中に
埋め込みアース線引出口Ｂを形成する。
このようにしてなるアース線引出口Ｂを備えて建柱した
電柱Ａ内に取入れられたアース線Ｃを配線するにはアー
ス線取入口（図示せず）から電柱Ａ内に取入れられたア
ース線Ｃを引出口Ｂから引出し、さらに該アース線Ｃを
土砂侵入防止具６の裏面側から挿通孔１０に挿通させて
引出した後、該防止具６の胴部８を引出口Ｂの側壁とな
した筒体１の内周面に嵌合させて、アース線Ｃが電柱Ａ
内にたるまないようによく引出してアース線先端に接地
棒りを接続して土中Ｅに埋設するが、アース線引出口Ｂ
もまた土中Ｅに埋没させるために防止具６は土砂の土圧
を受は或は雨水に影響させられるが、蓋部７に周設され
た鍔部９が筒体１の鍔片３上に合致して支承され、さら
に胴部８が材料の弾発性によって筒体１の内周面に密着
嵌合して雨水の侵入を阻止すると共に土圧に対しても防
止具６が筒体１内に押込まれていくこともなく、さらに
は高破断強度をもつ合成樹脂により一体成形により形成
したことと相俟って土庄に対して強い耐圧力を持ってい
る。
電柱Ａ内に取入れられたアース線Ｃを配線するにはアー
ス線取入口（図示せず）から電柱Ａ内に取入れられたア
ース線Ｃを引出口Ｂから引出し、さらに該アース線Ｃを
土砂侵入防止具６の裏面側から挿通孔１０に挿通させて
引出した後、該防止具６の胴部８を引出口Ｂの側壁とな
した筒体１の内周面に嵌合させて、アース線Ｃが電柱Ａ
内にたるまないようによく引出してアース線先端に接地
棒りを接続して土中Ｅに埋設するが、アース線引出口Ｂ
もまた土中Ｅに埋没させるために防止具６は土砂の土圧
を受は或は雨水に影響させられるが、蓋部７に周設され
た鍔部９が筒体１の鍔片３上に合致して支承され、さら
に胴部８が材料の弾発性によって筒体１の内周面に密着
嵌合して雨水の侵入を阻止すると共に土圧に対しても防
止具６が筒体１内に押込まれていくこともなく、さらに
は高破断強度をもつ合成樹脂により一体成形により形成
したことと相俟って土庄に対して強い耐圧力を持ってい
る。
以上に述べたように本考案の土砂侵入防止具は合成樹脂
の一体成形により形成したものであって、蓋部に形成さ
れた挿通孔にアース線を挿通させるようにすると共に蓋
部には胴部の外側にはみ出す鍔部を設けて鍔部が筒体の
鍔片上に密着するようにし、さらに胴部が材料の弾発性
によって筒体の内周面に密接嵌合するようにしたもので
あるから、建柱後に土砂、雨水等を電柱内へ侵入させる
ことはなく、電柱の傾き、あるいはそれに関連して惹き
起こされる断線事故等を防止することができる。
の一体成形により形成したものであって、蓋部に形成さ
れた挿通孔にアース線を挿通させるようにすると共に蓋
部には胴部の外側にはみ出す鍔部を設けて鍔部が筒体の
鍔片上に密着するようにし、さらに胴部が材料の弾発性
によって筒体の内周面に密接嵌合するようにしたもので
あるから、建柱後に土砂、雨水等を電柱内へ侵入させる
ことはなく、電柱の傾き、あるいはそれに関連して惹き
起こされる断線事故等を防止することができる。
また極めて簡単な構造であって、単に挿通孔にアース線
を挿通させた後に筒体に嵌め込むだけでよいから取付け
が簡単容易であり、さらに、合成樹脂の一体成形により
製造できるからコスト的にも安価であり、しかも腐食の
心配もなく長期間にわたり安定に使用できる等多くの利
点がある。
を挿通させた後に筒体に嵌め込むだけでよいから取付け
が簡単容易であり、さらに、合成樹脂の一体成形により
製造できるからコスト的にも安価であり、しかも腐食の
心配もなく長期間にわたり安定に使用できる等多くの利
点がある。
尚、本考案の土砂侵入防止具はアース線引出口と略同様
に構成したアース線引人口に使用できること勿論で、引
入口に使用した場合取付は容易で、特に雨水の侵入を阻
止しまたアース線を確実に保持して風雪等の圧力によく
耐えて脱落することなく長期間安定して使用できるもの
である。
に構成したアース線引人口に使用できること勿論で、引
入口に使用した場合取付は容易で、特に雨水の侵入を阻
止しまたアース線を確実に保持して風雪等の圧力によく
耐えて脱落することなく長期間安定して使用できるもの
である。
図は本考案に係るもので、第１図は斜視図、第２図は同
上断面図、第３図は電柱に埋設された筒体へ土砂侵入防
止具を嵌着した状態の一部を断面とした斜視図、第４図
は同上縦断側面図、第５図は使用状態の断面図である。 ６・・・・・・土砂侵入防止具、７・・・・・・蓋部、
８・・・・・・胴部、９・・・・・・鍔部、１０・・・
・・・挿通孔、Ａ・・・・・・電柱、Ｂ・・・・・・ア
ース線引出口、Ｃ・・・・・・アース線。
上断面図、第３図は電柱に埋設された筒体へ土砂侵入防
止具を嵌着した状態の一部を断面とした斜視図、第４図
は同上縦断側面図、第５図は使用状態の断面図である。 ６・・・・・・土砂侵入防止具、７・・・・・・蓋部、
８・・・・・・胴部、９・・・・・・鍔部、１０・・・
・・・挿通孔、Ａ・・・・・・電柱、Ｂ・・・・・・ア
ース線引出口、Ｃ・・・・・・アース線。
Claims (1)
- コンクリート電柱の所定個所に形成されたアース線引出
口の内径に略一致する外径を有する中空状の胴部を形成
し、該胴部の一端に蓋部を一体に形成してなる合成樹脂
製のものであって、蓋部の周縁には胴部の外側にはみ出
す鍔部を形成し、かつ蓋部の適宜個所にアース線の挿通
孔を穿設してなることを特徴とするコンクリート電柱に
おけるアース線引出口の土砂侵入防止具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977016965U JPS585386Y2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | コンクリ−ト電柱におけるア−ス線引出口の土砂侵入防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977016965U JPS585386Y2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | コンクリ−ト電柱におけるア−ス線引出口の土砂侵入防止具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53111392U JPS53111392U (ja) | 1978-09-05 |
| JPS585386Y2 true JPS585386Y2 (ja) | 1983-01-29 |
Family
ID=28841462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977016965U Expired JPS585386Y2 (ja) | 1977-02-15 | 1977-02-15 | コンクリ−ト電柱におけるア−ス線引出口の土砂侵入防止具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS585386Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-02-15 JP JP1977016965U patent/JPS585386Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53111392U (ja) | 1978-09-05 |
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