JP4592025B2 - コジェネレーション装置 - Google Patents

コジェネレーション装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4592025B2
JP4592025B2 JP2006535096A JP2006535096A JP4592025B2 JP 4592025 B2 JP4592025 B2 JP 4592025B2 JP 2006535096 A JP2006535096 A JP 2006535096A JP 2006535096 A JP2006535096 A JP 2006535096A JP 4592025 B2 JP4592025 B2 JP 4592025B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
generator
self
output
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006535096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2006030603A1 (ja
Inventor
元寿 清水
敏充 ▲高▼石
博之 江口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JPWO2006030603A1 publication Critical patent/JPWO2006030603A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4592025B2 publication Critical patent/JP4592025B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D29/00Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto
    • F02D29/06Controlling engines, such controlling being peculiar to the devices driven thereby, the devices being other than parts or accessories essential to engine operation, e.g. controlling of engines by signals external thereto peculiar to engines driving electric generators
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01NGAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
    • F01N5/00Exhaust or silencing apparatus combined or associated with devices profiting by exhaust energy
    • F01N5/02Exhaust or silencing apparatus combined or associated with devices profiting by exhaust energy the devices using heat
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G5/00Profiting from waste heat of combustion engines, not otherwise provided for
    • F02G5/02Profiting from waste heat of exhaust gases
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J9/00Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting
    • H02J9/04Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source
    • H02J9/06Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems
    • H02J9/08Circuit arrangements for emergency or stand-by power supply, e.g. for emergency lighting in which the distribution system is disconnected from the normal source and connected to a standby source with automatic change-over, e.g. UPS systems requiring starting of a prime-mover
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2280/00Output delivery
    • F02G2280/20Rotary generators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E20/00Combustion technologies with mitigation potential
    • Y02E20/14Combined heat and power generation [CHP]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Emergency Management (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Eletrric Generators (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

本発明は、都市ガスを燃料とするガスエンジン等のエンジンを動力源として発電および給湯を行うコジェネレーション装置に関し、特に、発電出力を連系させた商用電力系統の停電時等、非常時に自立運転を行うことができるコジェネレーション装置に関する。
近年、地球環境保護の必要性が喧伝され、都市ガス等を燃料とするガスエンジン等のエンジンを動力源として発電および給湯等を行う自家発電設備としてのコジェネレーション装置が注目されている。この種のコジェネレーション装置では、発電に伴う熱出力を同時に消費できない場合も多いため、エネルギを無駄なく使用する観点で、消費できない熱量を発生させないようにした熱需要優先型の装置が提案されている。例えば、特開2000−87801号公報に記載されているコジェネレーション装置では、その発電出力を商用電力系統に連系させておき、熱負荷のないときにはこの系統から電力供給を受け、熱要求があったときにだけ運転することによって運転効率を上げるようにしている。また、特開2000−297963号公報には、熱需要優先型でありながら、さらに熱出力および熱需要の緩衝器としての給湯タンクを備え、熱出力と熱需要とが一致していないときに、給湯タンク内の温水として熱量を一旦蓄えるようにした装置が提案されている。この装置によれば、コジェネレーション装置の運転時以外でも熱需要に応じて温水を通じて熱量を利用できるようにして熱エネルギの無駄を生じないようにすることができる。
特開2000−87801号公報 特開2000−297963号公報
上述の特許文献に記載された従来のコジェネレーション装置は、家庭用として小型のものが近年使用されるようになってきた。そして、系統連系との兼ね合いから、系統の停電時にはコジェネレーション装置が単独で運転されないように、つまり自立運転させないように、運転を停止するのが一般的である。しかし、これでは、せっかく所有している発電設備としてのコジェネレーション装置を、停電という非常時に使用できない不便さが生じる。そこで、本発明者等は、停電時には系統に対する連系を解列してコジェネレーション装置を自立運転することも検討している。しかし、上述のように、家庭用等の小型コジェネレーション装置は系統との連系を前提として発電電力を余らせないように出力仕様が決定されているので、自立運転では家庭内負荷に対して出力不足となることが予想される。
本発明は、停電などの非常時に家庭内負荷に対して大きい発電エネルギを供給することができるコジェネレーション装置を提供することを目的とする。
本発明は、エンジンと、エンジンで駆動される発電機と、この発電機の発電出力を系統に連系させる系統連系制御部と、前記エンジンの排熱を回収する排熱回収部とを有するコジェネレーション装置において、前記系統から独立して運転する自立運転モードでは、前記エンジンの回転数の上限を系統連系時より上方に移動して前記発電機の最大出力点を高くして運転できるように構成した点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記系統の停電時に、前記自立運転モードに切り替えるとともに、前記系統連系を解列する点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記系統の停電発生時に前記エンジンが運転停止中である場合は、前記エンジンを始動させる点に第3の特徴がある。
上記特徴を有する本発明によれば、例えば、停電などで系統から解列して自立運転モードでコジェネレーション装置を運転する場合は、系統連系時よりもエンジンの回転数を高くして運転することを可能にしているので、家庭用の小型コジェネレーション装置においても、そのコジェネレーション装置の能力を一杯に引き出して高出力を得ることができる。したがって、系統側からの電力が一時的に供給されなくなっても、負荷分担の増加に対応することが可能であるし、停電から復帰後は、寿命や経済性を優先させた比較的低回転数/低負荷で行われる系統連系運転に戻ることができる。
また、エンジンが運転停止中の場合、系統停電発生時に直ちに自立運転モードでコジェネレーション装置の運転を開始することができるので、非常時に極めて有効にライフラインを確保することができる。
本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の要部機能を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の構成を示すブロック図である。 自立運転モードと系統連系時との最大出力点の上限を示す図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の電気出力取り出し部の単線結線図である。 コジェネレーション装置の外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置に備える操作盤の拡大図である。
符号の説明
E…エンジン、 1…発電機、 3…逆変換部、 6…モードスイッチ、 7…系統スイッチ、 8…ATS、 9…系統、 13…水冷装置、 15…貯湯タンク、 16…電子ガバナ、 19…運転モード判別部、 20…操作スイッチ
以下に図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。図2はエンジン発電機を商用電力系統に連系させたコジェネレーション装置の構成を示すブロック図である。同図において、発電機1は、例えば、エンジンEによってロータが駆動される3相の多極磁石式エンジン発電機であり、エンジン回転数に応じた交流電力を発生する。発電機1は、エンジン始動用電動機として動作することもできる電動機兼用発電機である。エンジンEは、例えば、都市ガスを燃料とするガスエンジンであり、回転数を目標回転数に収斂させる電子ガバナを備える。
整流回路2は、ブリッジ接続された整流素子(図示せず)を有し、発電機1の出力を全波整流する。整流素子には、FETなどのスイッチング素子(図示せず)が並列接続されている。これらのスイッチング素子は、エンジンEを始動する際には、発電機1を電動機として駆動するように制御される。整流回路2のスイッチング素子のオン、オフにより、バッテリ5から双方向DC−DCコンバータ4を介して印加される直流電圧を3相のAC電圧に変換して発電機1に供給することができる。つまり、整流回路2は、電動機の駆動用インバータとしての機能を有する。
逆変換部3は、DCレギュレータ(スイッチング・コンバータ)3−1とインバータ3−2とを有し、整流回路2の出力を所定周波数の交流電力に変換して出力する。このスイッチング・コンバータ3−1は、発電機1やバッテリ5の出力変動がインバータ3−2の入力電圧に影響を及ばないようにする機能を有する。インバータ3−2は、発電機1の出力交流を系統9と同じ品質(電圧、周波数、ノイズ等に関して)の交流に変換し、系統9の位相と同期をとって連系させる機能を有する。系統連系機能を有する電力変換装置の一例は特公平4−10302号公報に開示されている。
インバータ3−2の出力は、連系運転および自立運転の一方から他方への切り替えを行う切り替えスイッチ6,7からなる切替装置(ATS)8を介して商用電力系統9に連系されるとともに、電気負荷10に接続される。
切り替えスイッチ7は、発電機1を系統に連系させる場合は、ライン11側に切り替えられ、発電機1を系統から独立して自立運転モードで運転する場合は、ライン12側に切り替えられる。また、切り替えスイッチ6は、発電機1を系統9と連系して運転する場合、ライン11側に切り替えられ、発電機1が系統9から独立した自立運転モードで運転される場合、ライン12側に切り替えられる。
バッテリ5は、発電機1の電力による直流電源に対して必要に応じて補助電力を供給する外部直流電源である。バッテリ5の電圧を昇圧して逆変換部3に供給するための手段として、整流回路2の出力側つまり逆変換部3の入力側に昇圧型の双方向DC−DCコンバータ4が接続される。双方向DC−DCコンバータ4は、発電機出力が十分であり、かつバッテリ5の残量が少ないときに、整流回路2の出力でバッテリ5を充電する機能を有する。以下では、双方向DC−DCコンバータ4のバッテリ5側を一次側、整流回路2側を二次側と呼ぶことがある。バッテリ5は、例えば、エンジン始動用電動機の電源として一般的に使用されている12Vのバッテリである。
エンジンEには、エンジンEの排熱を回収する排熱回収部としての水冷装置(ラジエータ)13が設けられ、この水冷装置13を循環する冷却水の管路14は貯湯タンク15内を経由するように配管される。エンジンEはその運転に伴って熱を発生し、この熱はエンジンEの水冷装置13で熱交換により回収されて貯湯タンク15に供給される。エンジンEからの熱回収はエンジンEのマフラー等の高温部分全てを対象とすることが好ましい。
上記コジェネレーション装置の動作を説明する。双方向DC−DCコンバータ4は、一次側と二次側とが完全同期するように同一の駆動信号で駆動する。この駆動形態により双方向DC−DCコンバータ4は、双方向で電力変換を行う。
エンジンの始動時、双方向DC−DCコンバータ4のトランスの巻線比による一次側と二次側との相対電圧差に基づいて、バッテリ5のDC電圧が双方向DC−DCコンバータ4で昇圧され、昇圧されたDC電圧が駆動用インバータ(整流回路)2に与えられる。駆動用インバータ2は、図示しない制御部からの始動指令によってスイッチング駆動され、このDC電圧を3相のAC電圧に変換して発電機1に与え、発電機1をエンジン始動用電動機として起動する。
エンジンEが始動されると、発電機1はエンジンにより駆動され、駆動用インバータ2のスイッチング動作は停止される。発電機1の出力は、整流回路(駆動用インバータ)2で整流され、逆変換部3のスイッチング・コンバータ3−1で電圧調整され、さらにインバータ3−2で所定周波数の交流電力に変換されて出力される。
バッテリ5の残量が少なければ、双方向DC−DCコンバータ4を通して整流回路2の出力によりバッテリ5は充電される。すなわち、バッテリ5の変換出力が整流回路2の出力電圧より低ければ、双方向DC−DCコンバータ4のトランスの巻線比による一次側と二次側の相対電圧差に基づいて、バッテリ5が整流回路2の出力で充電されるように電力変換が行われる。
このコジェネレーション装置を、自立運転モードで非常用電源として運転することができる。自立運転モードの運転では、系統から電力供給を受けることができない。そこで、負荷に対してできるだけ出力不足を生じさせないように、自立運転モードで運転する場合には、エンジンEの回転数の上限を系統9との連系時より上方へ移動可能にして、発電機1の最大出力点を高くして運転できるようにしている。
図1は、本発明に係るコジェネレーション装置の一実施形態に係る機能の要部を示すブロック図である。同図において、電子ガバナ16は、発電機1の回転数つまりエンジンEの回転数Nを目標回転数Ntgtに収斂させるようにスロットル開度を制御する。電子ガバナ16はスロットルバルブ18を駆動するステッピングモータ17に回転数Nと目標回転数Ntgtとの差に対応するパルスを供給する。目標回転数Ntgtは、例えば、系統9との連系時は2000rpmに制限する。そして、電気負荷10に供給される電流が増大したときには、インバータ3−2の出力を調整して負荷に対応する。負荷がさらに増大したときには系統9によって不足分の電力が補われる。
これに対して、自立運転モードでは、系統9から電力供給を受けることができないので、インバータ3−2の出力調整のみでは、大きい電気負荷に対応できないことが想定される。そこで、目標回転数Ntgtの上限値を上方へ移動して系統連系時よりも高い値に設定する。そして、電気負荷が増大して系統連系時の設定上限回転数2000rpmで出力が不足するときには、負荷に応じて目標回転数Ntgtを上昇させる。例えば、回転目標値Ntgtを3000rpmまで上昇させることができるように上限値を設定する。なお、例えば、インバータ3−2を構成するスイッチング素子のデューティ比が所定値より大きくなったことによってインバータ3−2の制御が負荷に対応できなくなるおそれがあると判断することができる。
運転モード判別部19は、発電機1に設けられる操作スイッチ20から入力された選択信号によって運転モードを判別する。そして、自立運転モードが選択されたと判断した場合には、回転目標値Ntgtの上限値を自立運転モード用に切り替える。
また、運転モード判別部19は、系統9との連系時には、切り替えスイッチ6,7をともにライン11側に切り替え、自立運転モード時には切り替えスイッチ6,7をともにライン12側に切り替える。切り替えスイッチ6,7を切り替えて系統9から発電機1を解列する。
このように構成することにより、例えば、エンジン起動スイッチを設けて、このスイッチからエンジンEの始動が指示されれば、エンジンEは発電機1の最大出力点を高くした設定で運転することができる。
操作スイッチ20を設けて、自立運転モードと連系運転とを選択できるようにするのに限らず、外部からのリモコン信号で自立運転モードと連系運転とを選択できるようにしてもよい。また、停電検出器21を設けて、系統9の停電を検出した場合に、エンジンEが停止していれば自動的にエンジンEを始動させて自立運転モードでの運転を可能にすることもできる。
停電検出器21は、周知のものを使用することができる。例えば、停電は系統9の位相の跳躍の有無によって判断できる。また、発電機1の出力電圧と出力周波数とを監視し、これらが所定値から外れているような異常時も停電時と同様に自立運転モードによる運転に切り替えてもよい。停電検出や異常検出、ならびに商用電力系統から解列に関しては、例えば、特開2002−70606号公報に記載した技術を使用することができる。
図3は、自立運転モード時と連系時とのエンジン回転数可変域の例を示す図である。同図に示すように、連系時には、目標回転数Ntgtの上限を2000rpmに固定し、自立運転モードでは、目標回転数Ntgtの上限値を3000rpmまで変更できるようにする。したがって、自立運転モードでは目標回転数Ntgtは電気負荷に応じて3000rpmまで連続して変化させることができる。図示のように、連系時には、エンジン回転数Nの上限が固定されるので、出力の上限は1.2KVAに制限され、自立運転モードではエンジン回転数Nの目標回転数Ntgtの上昇につれてエンジン回転数Nは上昇可能であり、最大出力として2.0KVAまで使用可能である。
図4は、自立運転時には自立出力端子のみを介して負荷へ電力供給することができるように図2のATS8を変形した例に係るコジェネレーション装置と系統および電気負荷との単線結線図である。同図において、連系スイッチ25および自立スイッチ26は前記切り替えスイッチ6(図2)に対応する。コジェネレーション装置100のATS80は、第1の出力端子としての連系出力端子22と第2の出力端子としての自立出力端子23とを備える。自立出力端子23は、コジェネレーション装置100のフレームに設けるコンセントとすることができる。連系出力端子22は、電磁接点で構成される自立インタロックスイッチ24およびこのスイッチ24に直列接続された連系スイッチ25を介してインバータ3−2に接続される。自立出力端子23は電磁接点で構成される自立スイッチ26を介してインバータ3−2に接続される。
配電盤27は、メインブレーカ28、コジェネレーション装置専用のブレーカ29、および負荷専用のスイッチ30を有する。コジェネレーション装置100の連系出力端子22は、コジェネレーション装置専用のブレーカ29および負荷用スイッチ30を介して電気負荷10と接続されているとともに、コジェネレーション装置専用のブレーカ29およびメインブレーカ28を介して系統9に接続される。また、系統9は、メインブレーカ28と負荷用スイッチ30とを介して電気負荷10と接続される。
配電盤27のメインブレーカ28およびコジェネレーション装置100専用のブレーカ29は過電流を検出して系統9からコジェネレーション装置100を切り離すスイッチ手段である。
ATS80では、系統連系時、連系スイッチ25がオンに切り替えられ、自立スイッチ26はオフに切り替えられている。したがって、系統連系時において発電機1の出力電力は連系スイッチ25並びに配電盤27のブレーカ29および負荷用スイッチ30を介して電気負荷10に供給されるとともに、系統9からの電力は、メインブレーカ28および負荷用スイッチ30を介して電気負荷10に供給される。
自立運転モードでコジェネレーション装置100を運転するときは、自立スイッチ26がオンに切り替えられ、連系スイッチ25がオフに切り替えられる。したがって、自立運転モードでは、自立スイッチ26を介して自立出力端子23に発電機1による電圧が出力される。この自立運転モードでは、自立出力端子23に電気負荷10をつなぎ替えたり、電気負荷10とは別の電気負荷を自立出力端子23に接続したりして発電機1の発電出力を利用できる。
図5は、コジェネレーション装置の外観斜視図であり、図6は、コジェネレーション装置に設けられる操作盤の拡大図である。図5において、コジェネレーション装置100のケーシング100Aは、略直方体であり、内部には、図2に記載された構成要素のうち、配電盤27と、ATS8から配電盤27までの配線と、配電盤27から電気負荷10および系統9までの配線などを除くコジェネレーション装置100の本体を収容する。ケーシング100Aの正面上部には操作盤31が設けられる。コジェネレーション装置100の正面下部は上部の面32から奥に後退した面33を有していて、面32と面33との間は傾斜面34になっていて、この傾斜面34に、コンセントつまり自立出力端子23が露出して設けられている。自立出力端子23は傾斜面34に下向きに露出しているので、ごみや水滴などがこの自立出力端子23に付着しにくい構造である。電気負荷に接続されるプラグ35は上向きで自立出力端子23に差し込まれる。
コンセントつまり自立出力端子23は、屋外での使用を考慮して防滴カバーを有するものとしてもよいし、コジェネレーション装置100の正面は、必ずしも図5のような段付きの面にすることはなく、平面的に形成してあってもよい。
図6において、操作盤31には運転モードを選択するための操作スイッチ20が設けられる。操作スイッチ20は、オフ位置(OFF)、自立運転モード位置(自立)、および系統連系位置(連系)を有するロータリスイッチで構成される。操作スイッチ20が自立運転モード位置にあるときは、系統連系状態で運転しつつ、停電時などには停電検出等に応じて自動的に自立運転モードに切り替えを行うことが可能である。また、操作スイッチ20が系統連系位置にあるときは、系統連系状態での運転のみが可能であって、停電時等には運転は停止される。操作盤31には、選択スイッチ20Aの他に、表示画面36、ガス系列設定スイッチ37、LED表示灯38、故障リセットスイッチ39、運転条件設定スイッチ40,41、およびUSB端子42等が設けられる。
このように、エンジン回転数の上限を高くして系統連系時よりも最大出力点を高くできるのは次のような技術背景がある。つまり、コジェネレーション装置では、例えば10年以上という長期に亘って安定した運転を継続可能であること、および運転経済性を重視しなければならないという必要不可欠な要望がある。そこで、これを満足させるために、通常の系統連系運転時にはおいては低回転/低負荷率でエンジンEを使用するように設定している。
一方、自立運転は、停電時など非常用に使用される、ごく短時間の運転であることを前提としておけばよい。したがって、このような非常時には、高回転/高負荷で運転したり、多少効率の悪い運転をしたりしても、寿命等に大きな影響を与えることはない。
そして、本発明によれば、家庭用等の小型コジェネレーション装置を停電時等の非常用電源として有効活用することができる

Claims (3)

  1. エンジンと、このエンジンで駆動される発電機と、この発電機の発電出力を系統に連系させる系統連系制御部と、前記エンジンの排熱を回収する排熱回収部とを有するコジェネレーション装置において、
    前記系統から独立して運転する自立運転時には、前記発電機の最大出力点を高くして運転できるようにするため、前記エンジンの回転数の上限を系統連系時より上方に移動する手段を具備したことを特徴とするコジェネレーション装置。
  2. 前記系統の停電検出手段と、該停電検出手段による停電検出に応答して自立運転に切り替えるとともに前記系統連系を解列する制御手段を具備したことを特徴とする請求項1記載のコジェネレーション装置。
  3. 前記系統の停電発生時に前記エンジンが運転停止中である場合は、前記エンジンを始動させることを特徴とする請求項1または2記載のコジェネレーション装置。
JP2006535096A 2004-09-17 2005-08-19 コジェネレーション装置 Expired - Fee Related JP4592025B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004271878 2004-09-17
JP2004271878 2004-09-17
PCT/JP2005/015137 WO2006030603A1 (ja) 2004-09-17 2005-08-19 コジェネレーション装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006030603A1 JPWO2006030603A1 (ja) 2008-05-08
JP4592025B2 true JP4592025B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=36059861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006535096A Expired - Fee Related JP4592025B2 (ja) 2004-09-17 2005-08-19 コジェネレーション装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7615878B2 (ja)
JP (1) JP4592025B2 (ja)
TW (1) TWI350880B (ja)
WO (1) WO2006030603A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5144169B2 (ja) * 2007-08-17 2013-02-13 本田技研工業株式会社 コージェネレーション装置
TWI410559B (zh) * 2011-11-15 2013-10-01 Univ Chienkuo Technology Engine cooling circulating water heat generating mechanism
US9388766B2 (en) 2012-03-23 2016-07-12 Concentric Power, Inc. Networks of cogeneration systems
US11050249B2 (en) 2012-03-23 2021-06-29 Concentric Power, Inc. Systems and methods for power cogeneration
CN103065747B (zh) * 2012-12-29 2017-03-15 蚌埠市双环电子集团股份有限公司 高压电阻器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004080945A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Hokuei:Kk コジェネレーションシステムにおける制御方法
JP2005264850A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Osaka Gas Co Ltd コージェネレーション装置

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4024704A (en) * 1970-09-23 1977-05-24 Hudson Perry D Combustion products pressure generator continuous burner type and engines
US4604714A (en) * 1983-11-08 1986-08-05 Westinghouse Electric Corp. Steam optimization and cogeneration system and method
US4628462A (en) * 1984-09-11 1986-12-09 Westinghouse Electric Corp. Multiplane optimization method and apparatus for cogeneration of steam and power
US4578944A (en) * 1984-10-25 1986-04-01 Westinghouse Electric Corp. Heat recovery steam generator outlet temperature control system for a combined cycle power plant
US4802100A (en) * 1986-08-18 1989-01-31 Gas Research Institute Advanced cogeneration control system
US4752697A (en) * 1987-04-10 1988-06-21 International Cogeneration Corporation Cogeneration system and method
US5903060A (en) * 1988-07-14 1999-05-11 Norton; Peter Small heat and electricity generating plant
US5536976A (en) * 1994-03-03 1996-07-16 Gas Research Institute Multiple service load solid state switching for controlled cogeneration system
US5311062A (en) * 1991-04-04 1994-05-10 Otto Farkas Transient-free synchronous electrical power machine
JP4010302B2 (ja) 1995-07-20 2007-11-21 住友化学株式会社 4−t−ブチルシクロヘキサノールの製造方法
JP3890765B2 (ja) 1998-09-09 2007-03-07 本田技研工業株式会社 コジェネレーション装置
JP2000297963A (ja) 1999-04-14 2000-10-24 Honda Motor Co Ltd コジェネレーション装置
US7905813B2 (en) * 1999-09-28 2011-03-15 Borealis Technical Limited Electronically controlled engine generator set
US6825575B1 (en) * 1999-09-28 2004-11-30 Borealis Technical Limited Electronically controlled engine generator set
JP2001132539A (ja) * 1999-11-01 2001-05-15 Honda Motor Co Ltd エンジンの排熱回収装置
US6404075B1 (en) * 2000-01-18 2002-06-11 Chevron Energy Solutions, L.P. Uninterruptible power generation system
JP3804755B2 (ja) 2000-08-28 2006-08-02 本田技研工業株式会社 エンジン発電装置およびコジェネレーション装置
AU2003243627A1 (en) * 2002-06-18 2003-12-31 Ingersoll-Rand Energy Systems Corporation Microturbine engine system
JP2004257285A (ja) * 2003-02-25 2004-09-16 Honda Motor Co Ltd エンジン駆動式発電装置
WO2005089257A2 (en) * 2004-03-16 2005-09-29 Tecogen, Inc. Engine driven power inverter system with cogeneration
US20060266030A1 (en) * 2004-08-10 2006-11-30 Solomon Jason D Expansion motor
US20060071554A1 (en) * 2004-09-27 2006-04-06 Mcnamara James L Electrical power distribution system and method thereof
JP2006254537A (ja) * 2005-03-08 2006-09-21 Honda Motor Co Ltd 電源装置
KR100741710B1 (ko) * 2005-05-14 2007-07-23 엘지전자 주식회사 하이브리드 전력시스템 및 그의 제어방법
CN101213679B (zh) * 2005-06-28 2010-09-29 Bsst有限责任公司 用于可变热功率源的热电发电机
US8959769B2 (en) * 2007-07-26 2015-02-24 General Electric Company Method and apparatus for heat recovery within a syngas cooler
US7921640B2 (en) * 2007-12-14 2011-04-12 Gm Global Technology Operations, Llc Exhaust gas waste heat recovery

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004080945A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Hokuei:Kk コジェネレーションシステムにおける制御方法
JP2005264850A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Osaka Gas Co Ltd コージェネレーション装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7615878B2 (en) 2009-11-10
US20070251469A1 (en) 2007-11-01
WO2006030603A1 (ja) 2006-03-23
JPWO2006030603A1 (ja) 2008-05-08
TWI350880B (en) 2011-10-21
TW200624666A (en) 2006-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060202559A1 (en) Power unit
JP2006121888A (ja) コジェネレーション装置
JPH11178241A (ja) 停電時電力供給装置
JP4592025B2 (ja) コジェネレーション装置
EP1959537B1 (en) Cogeneration system
JP2010288387A (ja) 直流給電システム
EP1191659B1 (en) Generator apparatus
JP2006217767A (ja) コジェネレーション装置
JP4606895B2 (ja) コジェネレーション装置
JP5920017B2 (ja) コジェネレーションシステム
JP2009131056A (ja) 自立運転機能付き系統連系電源装置
JP2008283841A (ja) 住宅用直流電圧給電システム
JP6300785B2 (ja) インバータシステム
JP2013090511A (ja) 電力制御装置
JP6391473B2 (ja) 蓄電池システム
JP3928798B2 (ja) 電力給電システム
JP6519553B2 (ja) 太陽光発電システム
JP6755367B2 (ja) 空気調和機
JP5924040B2 (ja) 発電空気調和システム
JP6188742B2 (ja) 電力供給システム
JP2003244997A (ja) 発電装置及び発電システム
JP5721558B2 (ja) パワーコンディショナ
JP4761250B2 (ja) 発電設備
JP5790084B2 (ja) 発電システム
JP2022070199A (ja) 発電機制御システム及びその始動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100908

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100910

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4592025

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140924

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees