JP2006121888A - コジェネレーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 停電時にも非常用電源としてコジェネレーション装置の発電出力を取り出せるようにすること。
【解決手段】 発電機1の出力を系統9に連系させる。ATS7に連系スイッチ19と自立スイッチ20とを設ける。系統連系運転時はインバータ3−2から出力される発電機1の発電電力は連系スイッチ19および配電盤8のブレーカを介して系統9や電気負荷10に供給される。停電時等に発電機1を自立運転する時は、自立スイッチ20を介してインバータ3−2が自立出力端子15に接続され、発電出力は配電盤8を経由しないで自立出力端子15から取り出し可能である。連系スイッチ19と自立出力端子15との間に出力切り替えスイッチ21を設け、系統連系運転時は、系統9および発電機1の双方から発電電力を自立出力端子15に供給可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、都市ガスを燃料とするガスエンジン等のエンジンを動力源として発電および給湯を行うコジェネレーション装置に関し、特に、発電出力を連系させた商用電力系統の停電時等、非常時に自立運転することができるコジェネレーション装置に関する。
近年、地球環境保護の必要性が喧伝され、都市ガス等を燃料とするガスエンジン等のエンジンを動力源として発電および給湯等を行う自家発電設備としてのコジェネレーション装置が注目されている。この種のコジェネレーション装置では、発電に伴って発生する熱エネルギを電力と同時に消費できない場合も多いため、この熱エネルギを無駄なく使用する観点で、消費できない熱量を発生させないようにした熱需要優先型の装置が提案されている。例えば、特開2000−87801号公報に記載されているコジェネレーション装置では、発電出力を商用電力系統に連系させておき、熱負荷のないときにはこの系統から電力供給を受け、熱負荷があったときにだけ運転することによって運転効率を上げることが行われている。
特開2000−87801号公報
上述の特許文献に記載された従来のコジェネレーション装置は、家庭用として小型のものが近年使用されるようになってきた。そして、系統連系との兼ね合いから、系統の停電時には、コジェネレーション装置が単独で運転されることがないように、つまり自立運転させないようにコジェネレーション装置の運転を停止するのが一般的である。しかし、これでは、せっかく所有している発電設備としてのコジェネレーション装置を、停電という非常時に使用できない不便さが生じる。
本発明は、停電などの非常時に、自立運転して負荷に電力を供給することができるコジェネレーション装置を提供することを目的とする。
本発明は、発電装置の出力を系統に連系させる系統連系制御部と、前記発電装置による発電に伴って発生する排熱を回収する排熱回収部とを有するコジェネレーション装置において、前記発電装置の出力を系統と連系させて負荷へ接続する連系運転出力端子と、前記連系運転出力端子とは別に設けられる自立運転出力端子と、系統連系運転中にのみ前記発電装置の出力を前記連系運転出力端子へ接続する連系スイッチと、自立運転中にのみ前記発電装置の出力を前記自立運転出力端子へ接続する自立スイッチとを具備した点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記連系スイッチの系統側端子を前記自立運転出力端子へ接続する出力切り替えスイッチを設けるとともに、この出力切り替えスイッチが、系統連系運転中にのみオンに切り替えられるように構成されている点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記自立運転出力端子が、コジェネレーション装置本体に設けられている点に第3の特徴がある。
さらに本発明は、前記発電装置が、エンジン駆動発電機である点に第4の特徴があり、前記発電装置が、燃料電池である点に第5の特徴がある。
上記特徴を有する本発明によれば、コジェネレーション装置を系統から解列して自立運転するときの出力を連系運転出力端子とは別に独立して設けられて、屋内配線とは別系統となる自立運転出力端子から発電出力を取り出すことができる。したがって、停電時等に非常用電源として活用することが可能になる。
第2の特徴によれば、自立運転時だけでなく、系統連系運転時にも、自立運転出力端子から発電出力を取り出すことができる。したがって、自立運転出力端子に接続した負荷には、通常運転時および停電時共に電力供給することが可能になる。
第3の特徴によれば、自立運転出力端子の取り付け位置がコジェネレーション装置本体に特定されているので、停電等の非常時にあっても、電力を供給したい電気負荷を接続しておくべき位置に間違いがなくなる。
以下に図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。図2はエンジン発電機を商用電力系統に連系させたコジェネレーション装置の構成を示すブロック図である。同図において、発電機1は、例えば、エンジンEによってロータが駆動される3相の多極磁石式エンジン発電機であり、エンジン回転数に応じた交流電力を発生する。発電機1は、エンジン始動用電動機として動作することもできる電動機兼用発電機である。エンジンEは、例えば、都市ガスを燃料とするガスエンジンであり、回転数を目標回転数に収斂させる電子ガバナを備える。
整流回路2は、ブリッジ接続された整流素子(図示せず)を有し、発電機1の出力を全波整流する。整流素子には、FETなどのスイッチング素子(図示せず)が並列接続されている。これらのスイッチング素子は、エンジンEを始動する際には、発電機1をエンジン始動用電動機として駆動するように制御される。整流回路2のスイッチング素子のオン、オフにより、バッテリ5から双方向DC−DCコンバータ4を介して印加される直流電圧を3相のAC電圧に変換して発電機1に供給することができる。つまり、整流回路2は、電動機の駆動用インバータとしての機能を有する。
逆変換部3は、DCレギュレータ(スイッチング・コンバータ)3−1とインバータ3−2とを有し、整流回路2の出力を所定周波数の交流電力に変換して出力する。このスイッチング・コンバータ3−1は、発電機1やバッテリ5の出力変動がインバータ3−2の入力電圧に影響を及ばないようにする機能を有する。インバータ3−2は、発電機1の出力交流を系統9と同じ品質(電圧、周波数、ノイズ等に関して)の交流に変換し、系統9の位相と同期をとって連系させる機能を有する。系統連系機能を有する装置の一例は特公平4−10302号公報に開示されている。
インバータ3−2の出力は、切替装置(ATS)7および配電盤8を介して商用電力系統9に連系させるとともに電気負荷10に接続される。ATS7は、発電機1の出力を系統9と連系させるか、発電機1を系統と解列して自立運転させるか(自立運転モードか)によって切り替えられる。連系時および自立運転モード時の切り替えの具体例は図1に関して後述する。
バッテリ5は、発電機1の電力による直流電源に対して必要に応じて補助電力を供給する外部直流電源である。バッテリ5の電圧を昇圧して逆変換部3に供給するための手段として、整流回路2の出力側つまり逆変換部3の入力側に昇圧型の双方向DC−DCコンバータ4が接続される。双方向DC−DCコンバータ4は、発電機出力が十分であり、かつバッテリ5の残量が少ないときに、整流回路2の出力でバッテリ5を充電する機能を有する。以下では、双方向DC−DCコンバータ4のバッテリ5側を一次側、整流回路2側を二次側と呼ぶことがある。バッテリ5は、例えば、エンジン始動用電動機の電源として一般的に使用されている12Vのバッテリである。
エンジンEには、エンジンEの排熱を回収する排熱回収部としての水冷装置11が設けられ、この水冷装置11を循環する冷却水の管路12は貯湯タンク13内を経由するように配管される。エンジンEはその運転に伴って熱を発生し、この熱はエンジンEの水冷装置11で熱交換により回収されて貯湯タンク13に供給される。エンジンEからの熱回収はエンジンEのマフラー等の高温部分全てを対象とすることが好ましい。
上記コジェネレーション装置の動作を説明する。双方向DC−DCコンバータ4は、一次側と二次側とが完全同期するように同一の駆動信号で駆動する。この駆動形態により双方向DC−DCコンバータ4は、双方向で電力変換を行う。
エンジンの始動時、双方向DC−DCコンバータ4のトランスの巻線比による一次側と二次側との相対電圧差に基づいて、バッテリ5のDC電圧が双方向DC−DCコンバータ4で昇圧され、昇圧されたDC電圧が駆動用インバータ(整流回路)2に与えられる。駆動用インバータ2は、図示しない制御部からの始動指令によってスイッチング駆動され、このDC電圧を3相のAC電圧に変換して発電機1に与え、発電機1をエンジン始動用電動機として起動する。
エンジンEが始動されると、発電機1はエンジンにより駆動され、駆動用インバータ2のスイッチング動作は停止される。発電機1の出力は、整流回路(駆動用インバータ)2で整流され、逆変換部3のスイッチング・コンバータ3−1で電圧調整され、さらにインバータ3−2で所定周波数の交流電力に変換されて出力される。
バッテリ5の残量が少なければ、双方向DC−DCコンバータ4を通して整流回路2の出力によりバッテリ5は充電される。すなわち、バッテリ5の変換出力が整流回路2の出力電圧より低ければ、双方向DC−DCコンバータ4のトランスの巻線比による一次側と二次側の相対電圧差に基づいて、バッテリ5が整流回路2の出力で充電されるように電力変換が行われる。
このコジェネレーション装置は、例えば、系統9の停電などの場合に、非常用電源として自立運転モードで運転することができる。系統連系時と自立運転モード時のATS7の切り替え例を説明する。
図1は、コジェネレーション装置と系統および電気負荷との配線例を示す単線結線図である。同図において、コジェネレーション装置100のATS7は、第1の出力端子としての連系出力端子14と第2の出力端子としての自立出力端子15とを備える。自立出力端子15は、コジェネレーション装置100のフレームに設けるコンセントとすることができる。連系出力端子14は、電磁接点で構成される自立インタロックスイッチ37およびこのスイッチ37に直列接続された連系スイッチ19を介してインバータ3−2に接続される。自立出力端子15は電磁接点で構成される自立スイッチ20を介してインバータ3−2に接続される。
配電盤8は、メインブレーカ16、コジェネレーション装置専用のブレーカ17、および負荷専用のスイッチ18を有する。コジェネレーション装置100の連系出力端子14は、コジェネレーション装置専用のブレーカ17および負荷用スイッチ18を介して電気負荷10と接続されているとともに、コジェネレーション装置専用のブレーカ17およびメインブレーカ16を介して系統9に接続される。また、系統9は、メインブレーカ16と負荷用スイッチ18とを介して電気負荷10と接続される。
配電盤8のメインブレーカ16およびコジェネレーション装置100専用のブレーカ17は過電流を検出して系統9からコジェネレーション装置100を切り離すスイッチ手段である。
ATS7では、系統連系時、連系スイッチ19がオンに切り替えられ、自立スイッチ20はオフに切り替えられている。したがって、系統連系時において発電機1の出力電力は連系スイッチ19並びに配電盤8のブレーカ17および負荷用スイッチ18を介して電気負荷10に供給されるとともに、系統9からの電力は、メインブレーカ16および負荷用スイッチ18を介して電気負荷10に供給される。
自立運転モードでコジェネレーション装置100を運転するときは、自立スイッチ20がオンに切り替えられ、連系スイッチ19がオフに切り替えられる。したがって、自立運転モードでは、自立スイッチ20を介して自立出力端子15に発電機1による電圧が出力される。この自立運転モードでは、自立出力端子15に電気負荷10をつなぎ替えたり、電気負荷10とは別の電気負荷を自立出力端子15に接続したりして発電機1の発電出力を利用できる。
図3は、上記実施形態の変形例を示す単線結線図であり、図1と同符号は同一または同等部分を示す。この変形例では、ATS7の連系スイッチ19と自立出力端子15との間に出力切り替えスイッチ21を設け、出力切り替えスイッチ21の、自立出力端子15側で自立スイッチ20と接続する回路構成とする。この出力切り替えスイッチ21を設けることにより、系統連系時であっても自立運転モードの配線経路を使用せずに自立出力端子15から電力を取り出すことが可能になる。
出力切り替えスイッチ21を設けた場合、出力切り替えスイッチ21は系統連系時にのみオンに切り替えられ、自立運転モードではオフに切り替えられる。つまり系統連系時は、連系スイッチ19および出力切り替えスイッチ21の双方がオンに切り替えられるので、発電機1および系統9の双方からの電力を自立出力端子15から取り出すことができる。自立運転モードでは、連系スイッチ19および出力切り替えスイッチ21はオフに切り替えられるので、自立出力端子15のみから発電機1の電力を取り出すことができる。
次に、図4のタイミングチャートを参照して、図3の構成におけるスイッチ19〜21および37の動作タイミングを説明する。まず、系統9が正常であって発電機1が待機状態にある時、自立インタロックスイッチ37および出力切り替えイッチ21はオンであり、連系スイッチ19および自立スイッチ20はオフである。そして、発電機1を運転して系統連系させる時(タイミングt1)に連系スイッチ19をオンにする。
系統9に、所定値以上の電圧変動が発生するなどの停電以外の異常が発生したタイミングt2では、系統連系を解除するために、タイミングt2から所定の時間T1後に連系スイッチ19をオフにする。停電ではないので、電気負荷10には系統9から電力が供給される。また、自立インタロックスイッチ37はそのままオンに維持されるので、自立インタロックスイッチ37および出力切り替えスイッチ21を介して自立出力端子15に接続される図示しない他の電気負荷に電力供給可能である。
タイミングt3で系統9が正常に復帰すると、それから所定時間T2経過後に連系スイッチ19がオンになり、再び発電機1は連系出力端子14を介して系統9と連系して電気負荷10に対する電力供給が可能になる。
停電時の動作を説明する。タイミングt4で系統9の停電が発生すると、まず連系スイッチ19をオフにする。連系運転時には、自立スイッチ20はオフに切り替えられているので、この連系スイッチ19をオフへ切り替えることによって、系統9の停電検出時には、まず、インバータ3−2および連系出力端子14間のラインが遮断される。つまり、連系出力端子14に発電機1の出力電圧は生じない。
停電が所定時間T3が経過するまで続いていた場合、つまり系統電圧がゼロボルト(0V)になっていることにより、瞬間的な停電でないことを確認したならば、自立インタロックスイッチ37および出力切り替えスイッチ21をオフにする。自立インタロックスイッチ37および出力切り替えスイッチ21のオフから時間T4遅らせて、自立スイッチ20をオンにする。自立スイッチ20を時間遅れを設けてオンに切り替えることで、インバータ3−2から自立スイッチ20、出力切り替えスイッチ21および自立インタロックスイッチ37を介して連系出力端子14へ発電機1の出力電圧が生じるのを防止することができる。
タイミングt5で停電から復帰すると、つまり所定の系統電圧が検出されると、その系統電圧が時間T5の間維持された後に、自立スイッチ20をオフにする。
自立スイッチ20をオフにしたならば、時間T6経過後に自立インタロックスイッチ37および出力切り替えスイッチ21をオンにする。これにより、系統9との接続を復帰させる準備が完了する。
系統9との接続復帰準備が終了した後、連系スイッチ19をオンに切り替える。連系スイッチ19をオンに切り替えることで、発電機1の出力が系統9に連系される。こうして、系統9の電力供給が可能になってから発電機1が連系接続される。時間T7は復電後に再連系が阻止されている時間である。系統9からの電力供給を優先させることによって、電気負荷10や自立出力端子15に接続される負荷を発電機1で全て負担することになるのを防止できる。
自立出力端子15の出力電圧は、停電発生時、自立スイッチ20がオンになるまでの間、および、復電時、自立スイッチ20がオフになってから自立インタロックスイッチ37および出力切り替えスイッチ21がオンになるまでの間、100〜300ミリ秒間、所定電圧を維持できないが、瞬断であるので、通常は負荷に対しての影響はほとんどない。しかしながら、この自立出力端子15に接続する負荷の選定にあたっては、このような出力特性を配慮するのが好ましい。
上記実施形態および変形例のいずれにおいても、自立運転モードでの運転時には配電盤8を介さずに、自立出力端子15から発電機1の発電出力を取り出すことができる。したがって、停電時などにコジェネレーション装置をそのまま非常用電源として活用することが可能になる。
図5は、本実施形態に係るコジェネレーション装置の制御装置の要部機能を示すブロック図である。コイルRY19、RY20、RY21、RY37は、各リレー接点つまり連系スイッチ19、自立スイッチ20、出力切り替えスイッチ21、自立インタロックスイッチ37にそれぞれ対応するリレーコイルである。
運転モード判別部22は、コジェネレーション装置本体に設けられる選択スイッチ23から入力された選択信号によって運転モードを判別する。連系運転モードが選択されたときには、通常は連系運転を行い、停電発生時には運転を停止する。自立運転モードが選択されたときには、通常は連系運転を行い、停電発生時には発電機1の出力が自立出力端子15のみを接続する。
まず、連系運転モードと判別されたときには、コイルRY19、RY37に通電して連系スイッチ19および自立インタロックスイッチ37をオンにしてインバータ3−2を連系出力端子14に接続し、発電機1の発電電力を系統9と連系させて負荷10に供給可能にする。コイルRY20は通電を停止して自立スイッチ20をオフの状態にする。コイルRY21には通電して出力切り替えスイッチ21をオンの状態にする。こうして、連系出力端子14、および自立出力端子15の双方にインバータ3−2の出力が接続される。
停電検出器24で系統9の停電を検出したならば、コイルRY19、RY37、RY21への通電を停止して連系スイッチ19、自立インタロックスイッチ37、および出力切り替えスイッチ21をオフにする。こうして、停電時には連系出力端子14および自立出力端子15のいずれにも電力は出力されない。
一方、自立運転モードと判断した場合、通常は、連系運転モードと同様にコイルRY19、RY37、RY21に通電し、コイルRY20には通電を停止する。そして、停電検出器24で系統の停電を検出したならば、コイルRY19、RY37、およびRY21の通電を停止して、コイルRY20のみに通電する。これによって連系スイッチ19、自立インタロックスイッチ37、および出力切り替えスイッチ21はオフになり、自立出力端子15のみにインバータ3−2の出力が接続される。
自立運転モードの運転と系統連系モードでの運転は選択スイッチ23によって選択するのに限らず、外部からのリモコン信号で自立運転モードと系統連系とを選択できるようにしてもよい。また、停電検出器24で系統9の停電を検出した場合に、エンジンEが停止していれば、自動的にエンジンEを始動させて自立運転モードでの運転を可能にすることもできる。
停電検出器24は、周知のものを使用することができる。例えば、停電は系統9の位相の跳躍の有無によって判断できる。また、発電機1の出力電圧と出力周波数とを監視し、これらが所定値から外れているような異常時も停電時と同様に自立運転モードによる運転に切り替えてもよい。停電検出や異常検出、ならびに商用電力系統から解列に関しては、例えば、特開2002−70606号公報に記載した技術を使用することができる。
図6は、コジェネレーション装置の外観斜視図であり、図7は、コジェネレーション装置に設けられる操作盤の拡大図である。図6において、コジェネレーション装置100のケーシング100Aは、略直方体であり、内部に、図2に記載された構成要素のうち配電盤8と、ATS7から配電盤8までの配線と、配電盤8から電気負荷10および系統9までの配線などを除くコジェネレーション装置100の本体を収容する。ケーシング100Aの正面上部には操作盤25が設けられる。コジェネレーション装置100の正面下部は上部の面26から奥に後退した面27を有していて、面26と面27との間は傾斜面28になっていて、この傾斜面28に、コンセントつまり自立出力端子15が露出して設けられている。自立出力端子15は傾斜面28に下向きに露出しているので、ごみや水滴などがこの自立出力端子15に付着しにくい構造である。電気負荷に接続されるプラグ29は上向きで自立出力端子15に差し込まれる。
なお、コンセントつまり自立出力端子15は、屋外での使用を考慮して防滴カバーを有するものとしてもよいし、コジェネレーション装置100の正面は、必ずしも図6のような段付きの面にすることはなく、平面的に形成してあってもよい。
図7において、操作盤25には選択スイッチ23が設けられる。選択スイッチ23は、オフ位置(OFF)、自立運転モード位置(自立)、および系統連系位置(連系)を有するロータリスイッチで構成される。操作盤25には、選択スイッチ23の他に、表示画面30、ガス系列設定スイッチ31、LED表示灯32、故障リセットスイッチ33、運転条件設定スイッチ34,35、およびUSB端子36等が設けられるが、本発明の要部ではないので機能等の詳細な説明は省略する。
本発明を最良の実施形態に従って説明したが、本発明は種々変形可能である。例えば、発電機1はエンジンEで駆動されるものに限らず、燃料電池であってもよい。
本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の電気出力取り出し部の単線結線図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の電気出力取り出し部の変形例に係る単線結線図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の要部機能を示すブロック図である。 外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置に備える操作盤の拡大図である。
符号の説明
E…エンジン、 1…発電機、 3…逆変換部、 7…ATS、 8…配電盤、 9…系統、 10…電気負荷、 11…水冷装置、 14…連系出力端子、 15…自立出力端子、 16…メインブレーカ、 17…コジェネレーション装置専用のブレーカ、 18…負荷用スイッチ、 19…連系スイッチ、 20…自立スイッチ、 21…出力切り替えスイッチ

Claims (5)

  1. 発電装置の出力を系統に連系させる系統連系制御部と、前記発電装置による発電に伴って発生する排熱を回収する排熱回収部とを有するコジェネレーション装置において、
    前記発電装置の出力を系統と連系させて負荷へ接続する連系運転出力端子と、
    前記連系運転出力端子とは別に設けられる自立運転出力端子と、
    系統連系運転中にのみ前記発電装置の出力を前記連系運転出力端子へ接続する連系スイッチと、
    自立運転中にのみ前記発電装置の出力を前記自立運転出力端子へ接続する自立スイッチとを具備したことを特徴とするコジェネレーション装置。
  2. 前記連系スイッチの系統側端子を前記自立運転出力端子へ接続する出力切り替えスイッチを設けるとともに、
    前記出力切り替えスイッチが、系統連系運転中にのみオンに切り替えられるように構成されていることを特徴とする請求項1記載のコジェネレーション装置。
  3. 前記自立運転出力端子が、コジェネレーション装置本体に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のコジェネレーション装置。
  4. 前記発電装置が、エンジンと、このエンジンで駆動される発電機とで構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコジェネレーション装置。
  5. 前記発電装置が、燃料電池であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコジェネレーション装置。
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