JP2009131056A - 自立運転機能付き系統連系電源装置 - Google Patents

自立運転機能付き系統連系電源装置 Download PDF

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Abstract

【課題】災害等に対応できるような自立運転可能な自立運転機能付き系統連系電源装置を提供する。
【解決手段】電源装置は、発電要素10の電力を商用電源4の商用周波数をもつ電力に変換する電力制御部50と、補助電源53と、商用電源4の停電時において自立用電力を発生させる指令を出力する自立用電力発生指令部52と、発電要素10が発電した自立用電力を取り出すための自立用電力取出部55とをもつ。電力制御部50は、商用電源4の商用周波数をもつ電力の電圧波形に同期させた電力を発生させる連系用給電手段50Aと、自立用電力用の基準周波数および指示電圧を指令する周波数電圧指令部57と、周波数電圧指令部57から出力された基準周波数および指示電圧に基づき自立用電力の周波数、電圧を調整する自立用給電手段50Bと、連系用給電手段50Aと自立用給電手段50Bとを切り替えるスイッチング素子AS1〜AS4とをもつ。
【選択図】図2

Description

本発明は、商用電源に系統連系可能な自立運転機能付き系統連系電源装置に関する。
従来、特許文献1には、商用電源とは別の電力を発生させるための補助電源と、商用電源の停電時において補助電源を起動させて自立用電力を発生させる指令を出力するための自立用電力発生指令部とを具備する系統連系用交直変換装置が開示されている。また特許文献2には、発電機の出力を商用電源に系統連系させるコージェネレーション装置が開示されている。
特開2007−195348号公報 特開2006−217767号公報
ところで上記した技術によれば、災害等に対応できるような自立運転については必ずしも充分ではない。
本発明は上記した実情に鑑みてなされたものであり、災害等に対応できるような自立運転可能な自立運転機能付き系統連系電源装置を提供することを課題とする。
(1)本発明(請求項1)に係る自立運転機能付き系統連系電源装置は、電力を発生させる発電要素と、
発電要素の発電電力を商用電源の所定の商用周波数をもつ電力に変換して系統連系可能とする電力制御部と、
発電要素とは別に電力を発生させるための補助電源と、
商用電源の停電時において補助電源の電力に基づいて発電要素を起動させて自立用電力を発生させる自立モードとする指令を出力するための自立用電力発生指令部と
自立用電力発生指令部が自立用電力を発生させる自立モードとする指令を出力するとき、補助電源から発生する電力に基づいて発電要素を作動させて自立用電力を発生させる作動部と、
商用電源の停電時において発電要素が発電した自立用電力を取り出すための自立用電力取出部とを具備しており、
電力制御部は、
系統連系モードにおいて系統連系する商用電源の所定の商用周波数をもつ電力の電圧波形に同期させる電力を発生させる連系用給電手段と、
自立モードにおいて自立用電力用の基準周波数および/または指示電圧を指令する周波数電圧指令部と、
自立モードにおいて周波数電圧指令部から指示された基準周波数および/または指示電圧に基づいて自立用電力の周波数および/または電圧を調整する自立用給電手段と、
連系用給電手段と自立用給電手段とを切り替えるためのスイッチング素子とを具備することを特徴とする
系統連系時には、発電要素で発電された発電電力は、電力制御部により、商用電源の所定の商用周波数をもつ電力に変換され、商用電源に対して系統連系可能とされる。これに対して商用電源の停電時においては、自立用電力発生指令部から自立用電力発生指令が出力され、自立モードとなる。これにより作動部は、補助電源の電力に基づいて発電要素を作動させて自立用電力を発生させる。商用電源の停電時において発生された自立用電力は、自立用電力取出部から取り出される。
ここで、電力制御部は、系統連系モードにおいて系統連系する商用電源の電圧波形に同期させる電力を発生させる連系用給電手段と、自立モードにおいて自立用電力用の基準周波数の信号および/または指示電圧の信号を指示する周波数電圧指令部と、自立モードにおいて周波数電圧指令部から指示された基準周波数の信号および/または指示電圧の信号に基づいて自立用電力を調整し、且つ、周波数電圧指令部から指示された指示電圧に適合させる自立用給電手段と、連系用給電手段と自立用給電手段とを切り替えるスイッチング素子とを備えている。スイッチング素子は半導体スイッチ、リレースイッチ等が例示される。
通常モード(系統連系モード)では、スイッチング素子は連系用給電手段側に切り替えられる。これにより連系用給電手段は、系統連系する商用電源の電圧波形に同期させた電力(電流)を給電する。
これに対して、商用電源が停電している非常時(自立モード)では、ユーザまたは制御系等によりスイッチング素子は、連系用給電手段側から、自立用給電手段側に切り替えられる。この場合、周波数電圧指令部から基準周波数の信号および/または指示電圧の信号が指示される。周波数電圧指令部から指示された基準周波数の信号および/または指示電圧に基づいて、自立用電力の周波数および/または電圧が調整される。
本発明によれば、発電要素は、交流の電力を発生させる発電機と、燃料で駆動して発電機を駆動させると共に発電機で起動可能なエンジンとを備えていることが好ましい(請求項2)。エンジンは発電機を駆動させて電気エネルギを発生させると共に、エンジンの排熱を熱エネルギとして使用でき、コージェネレーションシステムを構成できる。
また、自立用電力取出部の出力電圧を絶縁するための変圧器が設けられており、周波数電圧指令部は、周波数電圧指令部で指示される指示電圧を時間経過と共に徐々に増加させ、変圧器への突入電流による過電流トリップを抑制することが好ましい(請求項3)。この場合、周波数電圧指令部から指示される指示電圧は、時間経過と共に徐々に増加する。このため、自立用電力取出部の出力電圧は時間経過と共に徐々に増加する。従って変圧器への突入電流による過電流トリップが抑えられる。このため変圧器を介して自立用電力取出部から自立用電力を効果的に取り出すことができる。
また、自立用電力取出部から取り出される電流を直接または間接的に検知する電流検知部と、電流検知部で検知された電流が設定値よりも高いとき、自立用電力取出部から取り出される電流を低下させるための電流抑制部とが設けられていることが好ましい(請求項4)。この場合、電流検知部で検知された電流が設定値よりも高いときには、自立用電力取出部から取り出される電流が電流抑制部により低下する。このため、商用電源の停電時において、自立モードにおいて、掃除機、遅れ負荷であっても運転可能となる。電流検知部は、自立用電力取出部から取り出される電流を直接または間接的に検知するものである。直接検知とは、自立用電力取出部から取り出される電流を直接検知することをいう。間接検知とは、自立用電力取出部から取り出される電流を他のパラメータを介して間接的に検知することをいう。なお、電流検知部としては自立用給電線に設けることができる。
また、自立用電力取出部は機器と電気的に接続可能な給電用コンセントであり、自立用電力発生指令部を備えていることが好ましい(請求項5)。給電用コンセントが自立用電力発生指令部を備えているため、商用電源の停電時において雰囲気が暗闇であっても、ユーザが自立用電力発生指令部を探すのに有利となる。従ってユーザは自立用電力発生指令部を操作させ易い。自立用電力発生指令部としては、ユーザの操作により指令する方式でも良いし、場合によっては、周波数電圧指令部等の制御部が自動的に指令する方式でも良い。
更にまた、作動部は、補助電源の電圧を昇圧させる昇圧部であり、自立用電力発生指令部が自立用電力を発生させる自立モードとする指令を出力するとき、昇圧部で昇圧された補助電源の電圧に基づいて発電要素の発電機をモータとして駆動させてエンジンを起動させることにより、発電機で自立用電力を発生させることが好ましい(請求項6)。この場合、自立用電力発生指令部が自立用電力を発生させる指令を出力するとき、昇圧部は、補助電源から発生する電力の電圧を昇圧させる。そして昇圧部で昇圧された電圧に基づいて、発電要素の発電機がモータとして駆動してエンジンを起動させる。これにより商用電源が停電しているときであっても、発電機で自立用電力を発生させることができる。この自立用電力は、自立用電力取出部から取り出される。
本発明によれば、商用電源の停電時において自立用電力発生指令部が自立用電力発生指令を出力すれば、補助電源の電力に基づいて発電要素を起動させて自立用電力を発生させる共に、スイッチング素子を連系用給電手段側から自立用給電手段側に切り替えることができる。従って、災害等に対応できるような自立運転可能な自立運転機能付き系統連系電源装置を提供することができる。
(実施形態1)
以下、本発明を具体的に適用した実施形態1を、図面を参照しつつ説明する。図1はエンジン駆動式の系統連系電源装置を示す。この装置は、図1に示すように、燃料で駆動されるガスエンジンで形成されたエンジン11と、エンジン11により駆動される発電機12と、発電機12で発生する三相の交流電圧を直流電圧に変換する第1電力変換器2と、商用電源で発生する三相の交流電圧を直流電圧に変換すると共に第1電力変換器2の出力側に電気的に繋がる第2電力変換器3と、第1電力変換器2の出力電力または第2電力変換器3の出力電力に基づいて駆動される補機(図示せず)と、補機を駆動させるための第3電力変換器(図示せず)とを備えている。
発電機12およびエンジン11は発電要素10を構成する。このようにエンジン11は発電機12を駆動させる駆動源となると共に、エンジン冷却水を熱エネルギとして使用できるため、コージェネシステムを構成する。エンジン11の燃料はガス燃料でも液体燃料でも固体燃料でも良い。発電機12は永久磁石を要するロータと、励磁巻線を有するステータとを有するものであり、発電機12を回転駆動させることにより発電機能を発揮する他に、停止中のエンジンを起動させるスタータモータとしての機能を併有する。ロータはエンジン11により回転駆動され、ステータの巻線の内部を回転し、発電を行う。エンジン11が停止しているとき、発電機12がモータとして機能すれば、発電機12はエンジン11を起動させるスタータモータとして機能できる。
図1に示すように、第2電力変換器3と商用電源4とを繋ぐ連系用給電線40が設けられている。連系用給電線40には、リアクトル41、直列に配置された複数の遮断スイッチRY1,RY2、ノイズフィルタ回路42、遮断器43(ELB回路)が設けられている。
図1において、発電機12側の第1電力変換器2は、発電機12で発生する三相の交流電圧を直流電圧に変換するため第1スイッチング素子20(例えばIGBT)と、環流用の第1ダイオード21との組を複数組(6組)を備えている。図1に示すように、商用電源4側の第2電力変換器3は、商用電源4で発生する交流電圧を整流して直流電圧に変換するためのものであり、第2スイッチング素子30(例えばIGBT)と、環流用の第2ダイオード31との組を複数組(4組)を備えている。
図1に示すように、第2電力変換器3は、連系用給電線40を介して商用電源4と接続されている。第1電力変換器2と第2電力変換器3とは、二本の直流電線23で接続されている。直流電線23間には平滑用のコンデンサ24が接続されている。ここで、第1電力変換器2と第2電力変換器3とを繋ぐ2本の直流電線23は、直流中間点P,Nをもつ。従って発電機12側の第1電力変換器2の出力側と商用電源4側の第2電力変換器3の出力側とは、直流中間点P,Nを介して直流電圧によって繋がっている。
系統連系モードにおいては、発電機12側の第1電力変換器2側の電圧が商用電源4側の第2電力変換器3側の電圧よりも高いとき、発電機12側の第1電力変換器2側の電圧に基づいて補機(図示せず)が駆動される。商用電源4側の第2電力変換器3の電圧が発電機12側の第1電力変換器2の電圧がよりも高いとき、商用電源4側の第2電力変換器3側の電圧に基づいて補機(図示せず)が駆動される。このようにエンジン11が駆動して発電機12が発電電力を発生させているとき、エンジン11を冷却する冷却通路11xを流れる冷却液の排熱が温水エネルギとして使用されるため、電気エネルギおよび温水エネルギを発生させるコージェネシステムが構成される。
図2は系統連系電源装置の主要部を示す。系統連系電源装置は、発電要素10のほかに、発電要素10である発電機12で発電した発電電力を商用電源4に系統連系可能とする電力制御部50と、発電機12の発電電力とは別に電力を発生させるための補助電源53と、商用電源4の停電時において補助電源53の補助電力に基づいて発電要素10の発電機12を駆動させて自立用電力を発生させる指令の信号C1を出力するための自立用電力発生指令部52と、自立用電力発生指令部52が自立用電力を発生させる自立モードとする指令の信号C1を昇圧部59(作動部)に出力するとき、補助電源53から発生する補助電力に基づいて発電要素10の発電機12を作動させて自立用電力を発生させる制御部54と、商用電源4の停電時において自立用電力を取り出すための自立用電力取出部55とを備えている。制御部54は、発電機12等を制御するシステム制御部56と、システム制御部56に繋がるMPU57とを含む。
発電要素10は、前述したように、回転駆動により三相交流の電力を発生させる発電機12と、燃料で駆動して発電機12を回転駆動させるエンジン11とを備えている。補助電源53は、発電要素10の発電機12とは別に電力を発生させるためのものであり、発電反応を発生させるバッチリー、および/または、電荷を蓄積するキャパシタで形成されている。
自立用電力取出部55は、商用電源4の停電時において自立用電力を取り出すための給電用コンセントであり、室内または室外等に配置されている。図2に示すように、第2電力変換器3と商用電源4とを繋ぐ連系用給電線40から、自立用給電線35が分岐されている。自立用給電線35においては、リレーRY3、絶縁用の変圧器T3、遮断器36を直列に介して自立用電力取出部55が接続されている。
図2に示すように、自立用電力発生指令部52は、商用電源4の停電時において補助電源53の電力に基づいて発電要素10を起動させて自立用電力を発生させる指令C1を昇圧部59、制御部54およびCPUに出力するための操作スイッチである。自立用電力発生指令部52は、暗闇環境等においてもユーザ等により操作され易いように、自立用電力取出部55を構成する給電用コンセントのパネル55pに設けられている。
図2に示すように、制御部54には、補助電源53から発生する電力の電圧を昇圧させる昇圧部59(作動部,双方向DC−DC変換器)が接続されている。昇圧部59は、補助電源53と直流中間点P,Nとの間に接続されている。そして、商用電源4が停電している自立モードにおいては、自立用電力発生指令部52から自立用電力を発生させる指令C1が昇圧部59に出力される。すると、昇圧部59は、補助電源53から発生する電力(直流)の電圧を時間経過につれて次第に昇圧させる。昇圧部59で昇圧された電圧(100ボルト以上)は、直流電線23の直流中間点P,Nに給電される。これに基づいて直流中間点P,Nの電圧は次第に増加する。
この結果、制御部54および発電機12等の作動に必要な電圧が制御部54等に給電される。故に、商用電源4が停電しているといえども、制御部54および発電機12等が作動可能となる。すると、制御部54のMPU57は、システム制御部56を介して、第1電力変換器2の複数の第1スイッチング素子20のオン時間をデューティ制御し、発電機12をスタータモータとして回転駆動させる信号C3を発電機12に出力する。このとき、エンジン11には燃料が供給されている。このため発電機12がスタータモータとして機能して回転駆動し、停止中のエンジン11は起動して回転駆動する。このようにエンジン11の回転が安定すれば、昇圧部59からの給電が停止されたとしても、発電機12の回転駆動は継続されるため、発電機12は三相交流の電力を継続的に発生させることができる。
図2に示すように、電力制御部50は、系統連系モードにおいて系統連系する商用電源4の電圧波形の周波数に同期させた電流を給電する連系用給電手段50Aと、自立モードにおいて自立用電力用の基準周波数の信号および指示電圧の信号を指示する周波数電圧指令部として機能するMPU57から出力された基準周波数の信号および指示電圧の信号に基づいて自立用電力を調整し、且つ、MPU57から指示された指示電圧に適合させる電圧制限型の自立用給電手段50Bと、連系用給電手段50Aと自立用給電手段50Bとを切り替えるスイッチング素子AS1,AS2,AS3,AS4とを具備する。
ここで、上記した連系用給電手段50Aは、系統連系モードにおいて、系統連系する商用電源4の電圧波形の周波数に同期させた電流を給電する電流制限型である。自立用給電手段50Bは、自立モードにおいて、発電機12で発電した発電電力の周波数および電圧を、MPU57から指示された指示周波数および指示電圧に適合させる電圧制限型である。
上記したスイッチング素子AS1,AS2,AS3は、自立用給電手段50Bおよび連系用給電手段50Aを切り替える機能をもつ。系統連系モード(図2参照)によれば、スイッチング素子AS1,AS2,AS3は、これらの連系位置cに切り替えられる。自立モード(図3参照)によれば、スイッチング素子AS1,AS2,AS3,AS4は、これらの自立位置aに切り替えられる。これにより図2に示す1台の電源装置で、電流制限型のインバータと、電圧制限型のインバータとを構成することができる。
更に説明を加える。連系用給電手段50Aは、商用電源4側に繋がれ商用電源4側の三相(R相、N相、S相)の電圧を一次側で検知する変圧器T1と、スイッチング素子AS2を介して変圧器T1の二次側に繋がれるAC−AC変換器95と、スイッチング素子AS2を介して変圧器T1の二次側の交流電圧を直流に変換する整流用のAC−DC変換器96と、商用電源4側の商用周波数を伝達すべくAC−AC変換器95にスイッチング素子AS1の連系位置cを介して繋がるPLL回路80と、PLL回路80で周波数がロック(固定)された正弦波信号A7を発生させる正弦波発振器81と、正弦波発振器81に繋がり正弦波発振器81から発振された正弦波信号A7の振幅の大きさを調整する振幅制御部82と、演算部83と、比較器84と、三角波発生器85とを備えている。そして比較器84を経た信号は第2電力変換器3の複数の第2スイッチング素子30にそれぞれ入力される。
自立用給電手段50Bは、自立用電力取出部55の自立用給電線35(R1相、S1相)に繋がり自立用給電線35の電圧(R1相、S1相)を一次側で検知する変圧器T2と、スイッチング素子AS2の自立位置aを介して変圧器T2の二次側に繋がれるAC−AC変換器95と、スイッチング素子AS2の自立位置aを介して変圧器T2の二次側に繋がれる整流用のAC−DC変換器96と、MPU57からの指示周波数を伝達すべくMPU57のポートにスイッチング素子AS1の自立位置aを介して繋がるPLL回路80と、PLL回路80で周波数がロックされた正弦波信号A7を発生させる正弦波発振器81と、正弦波発振器81に繋がり正弦波発振器81から発振された正弦波信号A7の振幅の大きさを調整する振幅制御部82と、演算部90と、比較器84とを備えている。このように自立用給電手段50Bおよび連系用給電手段50Aは、構成要素を共通としている。
更に説明を加える。商用電源4が停電していない系統連系モードによれば、前述したように、スイッチング素子AS1,AS2,AS3,AS4はそれぞれ連系位置c(図2参照)に切り替えられている。発電機12で発電される電力は商用電源4と系統連系可能とされる。従って、変圧器T1の二次側の電圧に係る商用周波数を規定する信号A2がAC−AC変換器95を経て信号A3として、スイッチング素子AS1の連系位置cを介してPLL回路80に入力され、商用周波数がロック(固定)される。これにより商用電源4の周波数と同期するように、系統連系用電力の周波数が固定される。
更に系統連系モードによれば、スイッチング素子AS3は連系位置cに切り替えられている。そして、MPU57からの指示電圧の信号A4が演算部92に入力される。更に、直流電線23の直流中間点P,Nの電圧の信号A4が絶縁アンプ(アンプ)94を介して演算部92に入力される。そして演算部92で演算され、その差分が解消するように、即ち、直流中間点P,Nの電圧がMPU57からの指示電圧に合致するように、差分が増幅器102で増幅された信号A11が、スイッチング素子AS3の連系位置cを介して振幅制御部82に入力される。これにより正弦波発振器81から発振された正弦波信号A7の振幅は増加するように調整され、信号A8となり、更に、演算部83を経て信号A9となる。
この信号A9は、三角波発生器85から出力された三角波信号A10と比較されてPWM制御された後、信号A11として第2電力変換器3の第2スイッチング素子30に入力される。これにより第2電力変換器3の第2スイッチング素子30のオン時間がディーティ制御される。ここで、正弦波信号A7の信号の振幅が大きいと、第2電力変換器3の第2スイッチング素子30のオン時間が長くなるように、信号A11が制御される。
上記した系統連系モードでは、商用電源4と第2電力変換器3とを繋ぐ連系給電線40におけるリレーRY1,リレーRY2はオンされており、商用電源4側に繋がる。更に、自立用電力取出部55と第2電力変換器3とを繋ぐ自立用給電線35に設けられている自立モード用のリレーRY3は、オフとされている。従って系統連系モードでは、変圧器T3および自立用電力取出部55には給電されていない。なお、上記したリレーRY1,リレーRY2,RY3は、スイッチング素子として機能することができる。
さて、エンジン11が停止しているときにおいて、系統連系モードが実施されているにも拘わらず、商用電源4が事情により停電が発生することがある。この場合、商用電源4の停電時においては、ユーザ等が発電電力を利用したい場合には、ユーザ等が自立用電力取出部55に装備されている自立用電力発生指令部52を自立用電力発生側に操作する。すると、自立用電力発生指令部52が系統連系モードから自立モードに切り替わる。図3は自立モードを示す。
上記した自立モードによれば、自立用電力発生指令部52から出力された信号C1に基づいて、昇圧部59は、補助電源53(電圧12V)の電圧を時間経過につれて次第に増加させる(100ボルト以上)。これにより直流中間点の電圧P,Nを次第に増加させる。従って商用電源4が停電しているため、システム制御部56およびMPU57は本来的には起動不能であるにも拘わらず、システム制御部56およびMPU57が起動可能となる。
このような自立モードによれば、システム制御部56は、発電機12をスタータ用モータとして回転させる指令の信号C3を第1電力変換器2を介して発電機12に出力すると共に、エンジン11に燃料を供給する指令の信号を出力する。この結果、停止していたエンジン11が起動する。ひいては発電機12が回転駆動し、発電機12が発電機能を発揮させる。この結果、発電機12の回転で発電された三相電力は、第1電力変換器2を経て交流から直流に変換され、更に、直流中間点P,Nを経て、第2電力変換器3から自立用給電線35に給電され、変圧器T3で変圧された後に自立用電力取出部55から自立用電力(非常用電力)として取り出される。このような自立モードによれば、仮に商用電源4の停電が発生したとしても、エンジン11に燃料が供給されて発電機12が回転駆動する限り、自立用電力取出部55から自立用電力が取り出される。
上記したような自立モードによれば、リレーRY3がオンとされ、自立用給電線35には自立用電力(非常用電力)が給電されているため、自立用給電線35の電圧(R1相,S1相)は、変圧器T2の一次側に給電されている。ここで、自立モードによれば、変圧器T2の二次側の電圧は、スイッチング素子AS2の自立位置aを介してAC−DC変換器96で直流として変換された後、信号A5として演算部90に入力される。
自立モードによれば、MPU57からの指令により、図3に示すように、スイッチング素子AS1,AS2,AS3,AS4は、連系位置cから自立位置a(図3参照)にそれぞれ切り替えられている。従って、MPU57からの基準周波数(50ヘルツまたは60ヘルツ)の信号E1が、指示周波数としてスイッチング素子AS1の自立位置aを介してPLL回路80に入力され、MPU57から指示された指示周波数が固定される。
更に、自立モードでは、MPU57からの指示電圧の信号A4が演算部90に入力される。更に、前述したように、変圧器T2の二次側の電圧がスイッチング素子AS2の自立位置aを介して、信号A2としてAC−DC変換器96に入力され、更に、AC−DC変換器96で整流化された信号A5が演算部90に入力される。演算部90では、変圧器T2の一次側の電圧、つまり、自立用給電線35の電圧がMPU57からの指示電圧に合致するように、増幅器100のゲインが調整される。従って自立モードによれば、自立用給電線35の実際の電圧がMPU57からの指示電圧に設定されるように、スイッチング素子AS3の自立位置aを介して、信号A6が振幅制御部82に入力される。
上記したように自立モードによれば、図3に示すように、スイッチング素子AS1、AS2、AS3、AS4は自立位置aに切り替えられる。停止していた発電機12はエンジン11により強制的に起動され、そして発電機12で発電された発電電力は自立用電力取出部55から取り出し可能となる。このように自立モードでは、リレーRY1,RY2はオフとされるものの、自立用電力取出部55と第2電力変換器3との間に設けられているリレーRY3はオンとされている。従って、変圧器T3および自立用電力取出部55に給電されている。
上記したように本実施形態によれば、系統連系モードにおいて給電する連系用給電手段50Aは、第2電力変換器3の第2スイッチング素子30の制御により、本実施形態の電源装置に系統連系する商用電源4の電圧波形の周波数および電圧に同期させて整合させた電流を生成し、電流波形を保証する電流制限型である。これに対して、商用電源4の停電時(自立モード)において、自立用給電手段50Bは、発電機12で発電した発電電力の周波数および電圧を、MPU57から指示された指示周波数および指示電圧に同期させて整合させ、電圧波形を保証する電圧制限型である。
このような本実施形態によれば、スイッチング素子AS1〜AS3により、1台の電源装置で、電流制限型のインバータと、電圧制限型のインバータとを構成することができる。
また、上記したように本実施形態によれば、図1に示すように、自立用電力取出部55の出力電圧を絶縁するための変圧器T3が、自立用電力取出部55と第2電力変換器3との間における自立用給電線35に設けられている。自立モードによれば、第2電力変換器3の電力が自立用給電線35およびオン状態のリレーRY3を介して変圧器T3に給電されるため、突入(励磁)電流が変圧器T3に発生し、本実施形態に係る電源装置の許容電流を超え、第2電力変換器3が過電流状態となるおそれがある。
そこで本実施形態によれば、商用電源4が停電している自立モードにおいては、MPU57は、MPU57で指示される信号A4で設定される指示電圧を、パルス的に急激に立ち上げないで、時間経過と共に徐々に増加させ、指示電圧にゆっくりと近づけるように制御する。即ち、MPU57で指示される信号A4で設定される指示電圧を傾斜的に増加させる傾斜制御を行う。
これにより変圧器T3への突入(励磁)電流による過電流トリップを抑制することができる。このため本実施形態に係る電源装置の許容電流範囲内において変圧器T3から所定の電圧を出力することができる。
また、家庭等では、電力負荷として、突入電流が発生し易いモータを有する掃除機等が使用されることが多い。この場合、自立モードに切り替えたとき、第2電力変換器3の許容電流を超え、発電停止状態となるおそれがあり、実用性に欠ける。この点について本実施形態によれば、図1に示すように、自立用電力取出部55から取り出される電流を直接または間接的に検知する電流検知部CTが、自立用給電線35側に設けられている。即ち、電流検知部CTが自立用電力取出部55側に設けられている。電流検知部CTで検知された電流信号は、増幅器100(電流抑制部に相当)に入力される。自立モードにおいては、スイッチング素子AS4が自立位置aに切り替えられている。このため、自立モードにおいて、電流検知部CTで検知された検知電流が設定値よりも高いときには、増幅器100は、三角波信号と比較される信号A8の電圧レベルを低下させる信号A20を演算部83に出力する。この結果、自立モードでは、演算部83は、振幅制御部82から出力された信号A8の振幅値を信号A20ぶん低下させる。このため自立用電力取出部55から取り出される電流波形をピーク値が低下する方向に歪ませることができる。
また本実施形態によれば、自立用電力取出部55は給電用コンセントで形成されており、給電用コンセントのパネル55pは、自立用電力発生指令部52を備えている。このように給電用コンセントが自立用電力発生指令部52を備えているため、商用電源4の停電時において、環境雰囲気が暗闇であっても、ユーザが自立用電力発生指令部52を探すのに有利となる。
更にまた本実施形態によれば、ユーザ等により自立用電力発生指令部52が自立モード側に操作されるとき、補助電源53から発生する電力の電圧を昇圧させる昇圧部59(作動部)が設けられている。そして、昇圧部59で昇圧された電圧に基づいて、発電機12をスタータモータとして駆動させてエンジン11を起動させ、これにより発電機12を回転駆動させて自立用電力を発生させる。この自立用電力は、第1電力変換器2および第2電力変換器3を介して自立用電力取出部55から取り出される。
図4はMPU57が実施する制御則の一例を表すフローチャートを示す。フローチャートはこれに限定されるものではなく、適宜変更できる。図4に示すように、初期設定(ステップS102)後に、自立用電力発生指令部52の操作状況を読み込む(ステップS104)。自立用電力発生指令部52が自立モード側に操作されていないと(ステップS106のNO)、読込を続ける。そして、自立用電力発生指令部52が自立側に操作されていると(ステップS106のYES)、昇圧部59を昇圧させる(ステップS108)。そして、昇圧された電圧(直流中間P,Nの電圧)が設定圧まで昇圧されたか否か判定する(ステップS110)。直流中間点P,Nの電圧が設定圧まで昇圧されていれば(ステップS110のYES)、発電機12をスタータモータとして機能させてエンジンを起動させると共に、エンジン11に燃料を供給する(ステップS112)。これによりエンジン11を起動させる。
エンジン11が起動してエンジン回転数が所定回転数になり安定すれば(ステップS114のYES)、連系用給電線40のリレーRY1,RY2をオフとすると共に、自立用給電線35のリレーRY3をオンとする。更にスイッチング素子AS1、AS2、AS3、AS4を連系位置cから自立位置aに切り替える(ステップS116)。更に、指示周波数の信号(50Hzまたは60Hz)を出力する(ステップS120)。この場合、時間経過につれて指示電圧を徐々に増加させる(ステップS122)。
自立条件が揃ったら(ステップS124のYES)、電流検知部CTで検知される電流を読み込む(ステップS126)。電流検知部CTで検知された電流が設定値以上であり、且つ、電流を低下させる必要があれば(ステップS130のYES)、増幅器100のゲインを増加させ、信号A20を増加させ、ひいては連系用給電線40および自立用給電線35の電流を低下させる(ステップS132)。その後、その他の処理を実施し(ステップS134)、メインルーチンにリターンする。電流を低下させる必要がなければ(ステップS130のNO)、その他の処理を実施し(ステップS134)、メインルーチンにリターンする。
なお、本実施形態に係る電源装置はエンジン駆動式空調装置に適用することができる。従って、電源装置に係るエンジン11は、空調回路におけるコンプレッサを回転駆動させることにより、空調回路の冷媒を圧縮させる圧縮工程、冷媒を吸い込む冷媒吸込工程を実施することができる。
(実施形態2)
本実施形態は上記した実施形態1と同様の構成および作用効果を有するため、図1〜図4を準用する。自立モードにおいて増幅器100のゲインを増加させれば、信号の電圧レベルを低下させる信号A20を大きくできる。結果として、自立用電力取出部55から取り出される電流波形をピーク値を低下させることができる。このように自立モードにおいては、電流検知部CTで検知された検知電流が設定値よりも高いときには、自立用電力取出部55から取り出される電流が増幅器100(電流抑制部)により低下される。このため、商用電源4の停電時において、掃除機、遅れ負荷であっても運転可能となる。自立モードの始期から終期にわたり、増幅器100のゲインを増加させ、信号の電圧レベルを低下させる信号A20を大きくできる。結果として、自立モードの始期から終期にわたり、自立用電力取出部55から取り出される電流波形をピーク値を低下させることができる。
(他の実施形態)
発電要素10は、交流の電力を発生させる発電機12と、燃料で駆動し且つ発電機で駆動されるエンジン11とされているが、これに限らず、燃料電池スタックとしても良い。その他、本発明は上記し且つ図面に示した実施形態のみに限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施可能である。
上記した記載から次の技術的思想も把握できる。
(付記項)電力を発生させる発電要素と、前記発電要素の発電電力を商用電源の所定の商用周波数をもつ電力に変換して系統連系可能とする電力制御部と、前記発電要素とは別に電力を発生させるための補助電源と、前記商用電源の停電時において前記補助電源の電力に基づいて前記発電要素を起動させて自立用電力を発生させる自立モードとする指令を出力するための自立用電力発生指令部と、前記自立用電力発生指令部が前記自立用電力を発生させる自立モードとする指令を出力するとき、前記補助電源から発生する電力に基づいて前記発電要素を作動させて前記自立用電力を発生させる作動部と、前記商用電源の停電時において前記発電要素が発電した前記自立用電力を取り出すための自立用電力取出部とを具備していることを特徴とする自立運転機能付き系統連系電源装置。
産業上の利用分野
本発明はコージェネシステムに利用することができる。
コージェネシステムに使用される電源装置を模式的に示す図である。 スイッチング素子が系統連系モードに設定されている電源装置を模式的に示すブロック図である。 スイッチング素子が自立モードに設定されている電源装置を模式的に示すブロック図である。 MPUが実施する自立モードの制御則の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10は発電要素、11はエンジン、12は発電機、2は第1電力変換器、20は第1スイッチング素子、3は第2電力変換器、30は第2スイッチング素子、35は自立用給電線、4は商用電源、40は連系用給電線、50は電力制御部、50Aは連系用給電手段、50Bは自立用給電手段、52は自立用電力発生指令部、53は補助電源、54は制御部、55は自立用電力取出部、56はシステム制御部、57はMPU(周波数電圧指令部)、59は昇圧部(作動部)、AS1,AS2,AS3,AS4はスイッチング素子、aはスイッチング素子の自立位置、cはスイッチング素子の連系位置を示す。

Claims (6)

  1. 電力を発生させる発電要素と、
    前記発電要素の発電電力を商用電源の所定の商用周波数をもつ電力に変換して系統連系可能とする電力制御部と、
    前記発電要素とは別に電力を発生させるための補助電源と、
    前記商用電源の停電時において前記補助電源の電力に基づいて前記発電要素を起動させて自立用電力を発生させる自立モードとする指令を出力するための自立用電力発生指令部と、
    前記自立用電力発生指令部が前記自立用電力を発生させる自立モードとする指令を出力するとき、前記補助電源から発生する電力に基づいて前記発電要素を作動させて前記自立用電力を発生させる作動部と、
    前記商用電源の停電時において前記発電要素が発電した前記自立用電力を取り出すための自立用電力取出部とを具備しており、
    前記電力制御部は、
    系統連系モードにおいて系統連系する前記商用電源の所定の商用周波数をもつ電力の電圧波形に同期させる電力を発生させる連系用給電手段と、
    前記自立モードにおいて前記自立用電力用の基準周波数および/または指示電圧を指令する周波数電圧指令部と、
    前記自立モードにおいて前記周波数電圧指令部から出力された前記基準周波数および/または前記指示電圧に基づいて前記自立用電力の周波数および/または電圧を調整する自立用給電手段と、
    前記連系用給電手段と前記自立用給電手段とを切り替えるためのスイッチング素子とを具備することを特徴とする自立運転機能付き系統連系電源装置。
  2. 請求項1において、前記発電要素は、交流の電力を発生させる発電機と、燃料で駆動し且つ前記発電機を駆動させると共に前記発電機で起動可能なエンジンとを備えていることを特徴とする自立運転機能付き系統連系電源装置。
  3. 請求項1または2において、前記自立用電力取出部の出力電圧を絶縁するための変圧器を有しており、前記周波数電圧指令部は、前記周波数電圧指令部で指示される指示電圧を時間経過と共に徐々に増加させ、前記変圧器への突入電流による過電流トリップを抑制することを特徴とする自立運転機能付き系統連系電源装置。
  4. 請求項1〜3のうちの一項において、前記自立用電力取出部から取り出される電流を直接または間接的に検知する電流検知部と、前記電流検知部で検知された電流が設定値よりも高いとき、前記自立用電力取出部から取り出される電流を低下させるための電流抑制部とが設けられていることを特徴とする自立運転機能付き系統連系電源装置。
  5. 請求項1〜4のうちの一項において、前記自立用電力取出部は、機器と電気接続可能な給電用コンセントであり、前記自立用電力発生指令部を備えていることを特徴とする自立運転機能付き系統連系電源装置。
  6. 請求項2〜5のうちの一項において、前記作動部は、前記補助電源の電圧を昇圧させる昇圧部であり、前記自立用電力発生指令部が前記自立用電力を発生させる自立モードとする指令を出力するとき、前記電力制御部は、前記昇圧部で昇圧された電圧に基づいて前記発電要素の前記発電機をモータとして駆動させて前記エンジンを起動させることにより、前記発電機で前記自立用電力を発生させることを特徴とする自立運転機能付き系統連系電源装置。
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