JP2006217767A - コジェネレーション装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 停電時に屋内配線を経由させないでコジェネレーション装置の発電出力を取り出せるようにすること。
【解決手段】 発電機1の出力を系統9に連系させる。ATS7に連系スイッチ17と自立スイッチ18とを設ける。系統連系運転時、インバータ3−2を介した発電機1の出力は連系スイッチ17および自立インタロックスイッチ16を介して配電盤8で系統9からの電力と連系される。連系した電力は電気負荷10に供給される。停電等で系統から解列して自立運転する時は、まず、連系スイッチ17をオフにし、その後に自立スイッチ18をオンにする。自立運転時の発電機1の出力は自立スイッチ18を経由して自立出力端子15から取り出し可能である。連系スイッチ17と自立出力端子15との間に出力切替スイッチ19を設け、系統連系運転時は、このスイッチ19をオンにして、系統9および発電機1の双方から発電電力を自立出力端子15に供給可能にする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、都市ガスを燃料とするガスエンジン等のエンジンを動力源として発電および給湯を行うコジェネレーション装置に関し、特に、発電出力を連系させた商用電力系統の停電時等、非常時に自立運転することができるコジェネレーション装置に関する。
近年、地球環境保護の必要性が喧伝され、都市ガス等を燃料とするガスエンジン等のエンジンを動力源として発電および給湯等を行う自家発電設備としてのコジェネレーション装置が注目されている。この種のコジェネレーション装置では、発電に伴って発生する熱エネルギを電力と同時に消費できない場合も多いため、この熱エネルギを無駄なく使用する観点で、消費できない熱量を発生させないようにした熱需要優先型の装置が提案されている。例えば、特開2000−87801号公報に記載されているコジェネレーション装置では、発電出力を商用電力系統に連系させておき、熱負荷のないときにはこの系統から電力供給を受け、熱負荷があったときにだけ運転することによって運転効率を上げることが行われている。
特開2000−87801号公報
上述の特許文献に記載された従来のコジェネレーション装置は、家庭用として小型のものが近年使用されるようになってきたが、系統連系との兼ね合いから、系統の停電時には、コジェネレーション装置の運転を停止して、コジェネレーション装置が単独で運転されることがないように、つまり自立運転させないように構成されていた。しかし、これでは、せっかく所有している発電設備としてのコジェネレーション装置を、停電という非常時に使用できない不便さが生じる。
本発明は、停電などの非常時には系統に対する連系を解列して、自動的に自立運転に切替える切替機能を有するコジェネレーション装置を提供することを目的とする。
本発明は、発電装置の出力を系統に連系させる系統連系制御部と、前記発電機による発電に伴って発生する排熱を回収する排熱回収部とを有するコジェネレーション装置において、前記発電装置の出力を系統と連系させて負荷へ接続する連系出力端子と、前記連系出力端子とは別に発電出力を独立して取り出す自立出力端子と、系統連系運転中に前記発電装置の出力を前記連系出力端子へ接続する連系スイッチと、自立運転中に前記発電装置の出力を前記自立出力端子へ接続する自立スイッチと、前記連系スイッチの系統側および前記自立スイッチの系統側を接続する出力切替スイッチと、前記系統の異常発生毎に前記連系スイッチをオフにするとともに、停電の継続状態が確認されたときに前記出力切替スイッチをオフにし、その後に前記自立スイッチをオンにする切替制御手段とを具備した点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記切替制御手段が、前記自立スイッチがオン状態のときに前記系統に系統電圧が生じた場合には、該系統電圧が所定時間継続した後に前記自立スイッチをオフにし、その後に前記出力切替スイッチをオンにするように構成された点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記切替制御手段が、前記出力切替スイッチをオンにした後に、前記連系スイッチをオンにするように構成された点に第3の特徴がある。
第1の特徴を有する本発明によれば、系統連系運転および自立運転いずれの際においても、自立出力端子から電力を取り出すことができるので、停電時等に、電力を必要とする負荷を発電装置に接続して運転し、非常用電源として活用することが可能になる。
特に、系統停電時にコジェネレーション装置の発電出力は自立出力端子からのみとなり、自立出力端子にかかる電圧は系統側から分離される。
第2の特徴によれば、復電時に電圧が所定の系統電圧になり安定的に復電したことを確認して系統連系運転に復帰するので、復電時に不安定状態が発生しても、この不安定による悪影響を回避できるとともに、系統電圧が確保されることにより、発電装置からのみ連系システム内(例えば、家庭内)の全負荷へ電力供給されることを回避できる。
第3の特徴によれば、自立出力端子に接続されている負荷を含む連系システム内の全負荷に系統から電力供給されている状態で、連系運転を開始することができる。
以下に図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。図2はエンジン発電機を商用電力系統に連系させたコジェネレーション装置の構成を示すブロック図である。同図において、発電機1は、例えば、エンジンEによってロータが駆動される3相の多極磁石式エンジン発電機であり、エンジン回転数に応じた交流電力を発生する。発電機1は、エンジン始動用電動機として動作することもできる電動機兼用発電機である。エンジンEは、例えば、都市ガスを燃料とするガスエンジンであり、回転数を目標回転数に収斂させる電子ガバナを備える。
整流回路2は、ブリッジ接続された整流素子(図示せず)を有し、発電機1の出力を全波整流する。整流素子には、FETなどのスイッチング素子(図示せず)が並列接続されている。これらのスイッチング素子は、エンジンEを始動する際には、発電機1をエンジン始動用電動機として駆動するように制御される。整流回路2のスイッチング素子のオン、オフにより、バッテリ5から双方向DC−DCコンバータ4を介して印加される直流電圧を3相のAC電圧に変換して発電機1に供給することができる。つまり、整流回路2は、電動機の駆動用インバータとしての機能を有する。
逆変換部3は、DCレギュレータ(スイッチング・コンバータ)3−1とインバータ3−2とを有し、整流回路2の出力を所定周波数の交流電力に変換して出力する。このスイッチング・コンバータ3−1は、発電機1やバッテリ5の出力変動がインバータ3−2の入力電圧に影響を及ばないように機能する。インバータ3−2は、発電機1の出力交流を系統9と同じ品質(電圧、周波数、ノイズ等に関して)の交流に変換し、系統9の位相と同期をとって連系させる系統連系機能、つまり系統連系制御部を有する。系統連系機能を有する装置の一例は特公平4−10302号公報に開示されている。
インバータ3−2の出力は、切替装置(ATS)7および配電盤8を介して商用電力系統9に連系させるとともに電気負荷10に接続される。ATS7は、発電機1の出力を系統9と連系させるか、発電機1を系統と解列して自立運転させるか(自立運転モードか)によって切り替えられる。連系時および自立運転モード時の切り替えの具体例は図1等に関して後述する。
バッテリ5は、発電機1の電力による直流電源に対して必要に応じて補助電力を供給する外部直流電源である。バッテリ5の電圧を昇圧して逆変換部3に供給するための手段として、整流回路2の出力側つまり逆変換部3の入力側に昇圧型の双方向DC−DCコンバータ4が接続される。双方向DC−DCコンバータ4は、発電機出力が十分であり、かつバッテリ5の残量が少ないときに、整流回路2の出力でバッテリ5を充電する機能を有する。以下では、双方向DC−DCコンバータ4のバッテリ5側を一次側、整流回路2側を二次側と呼ぶことがある。バッテリ5は、例えば、エンジン始動用電動機の電源として一般的に使用されている12Vのバッテリである。
エンジンEには、エンジンEの排熱を回収する排熱回収部としての水冷装置(ラジエータ)11が設けられ、この水冷装置11を循環する冷却水の管路12は貯湯タンク13内を経由するように配管される。エンジンEはその運転に伴って熱を発生し、この熱はエンジンEの水冷装置11で熱交換により回収されて貯湯タンク13に供給される。エンジンEからの熱回収はエンジンEのマフラー等の高温部分全てを対象とすることが好ましい。
上記コジェネレーション装置の動作を説明する。双方向DC−DCコンバータ4は、一次側と二次側とが完全同期するように同一の駆動信号で駆動する。この駆動形態により双方向DC−DCコンバータ4は、双方向で電力変換を行う。
エンジンの始動時、双方向DC−DCコンバータ4のトランスの巻線比による一次側と二次側との相対電圧差に基づいて、バッテリ5のDC電圧が双方向DC−DCコンバータ4で昇圧され、昇圧されたDC電圧が駆動用インバータ(整流回路)2に与えられる。駆動用インバータ2は、図示しない制御部からの始動指令によってスイッチング駆動され、このDC電圧を3相のAC電圧に変換して発電機1に与え、発電機1をエンジン始動用電動機として起動する。
エンジンEが始動されると、発電機1はエンジンにより駆動され、駆動用インバータ2のスイッチング動作は停止される。発電機1の出力は、整流回路(駆動用インバータ)2で整流され、逆変換部3のスイッチング・コンバータ3−1で電圧調整され、さらにインバータ3−2で所定周波数の交流電力に変換されて出力される。
バッテリ5の残量が少なければ、双方向DC−DCコンバータ4を通して整流回路2の出力によりバッテリ5は充電される。すなわち、バッテリ5の変換出力が整流回路2の出力電圧より低ければ、双方向DC−DCコンバータ4のトランスの巻線比による一次側と二次側の相対電圧差に基づいて、バッテリ5が整流回路2の出力で充電されるように電力変換が行われる。
このコジェネレーション装置は、例えば、系統9の停電などの場合に、非常用電源としてこのコジェネレーション装置を自立運転することができる。系統連系時と自立運転時のATS7の切り替え例を説明する。
図1は、コジェネレーション装置と系統および電気負荷との配線例を示す単線結線図である。同図において、コジェネレーション装置100は、第1の出力端子としての連系出力端子14と第2の出力端子としての自立出力端子15とを備える。自立出力端子15は、コジェネレーション装置100のフレームに設けるコンセントとすることができる。連系出力端子14は、電磁接点で構成される自立インタロックスイッチ16およびこのスイッチ16に直列接続された連系スイッチ17を介してインバータ3−2に接続される。自立出力端子15は、電磁接点で構成される自立スイッチ18を介してインバータ3−2に接続される。さらに、自立インタロックスイッチ16および連系スイッチ17の間と自立端子15および自立スイッチ18の間とを結ぶラインには、出力切替スイッチ19が設けられる。
連系出力端子14はコジェネレーション装置100専用のブレーカ20およびメインブレーカ21を介して系統9に接続される。また、ブレーカ20と並列に子ブレーカ22が設けられる。電気負荷10は、子ブレーカ22およびコジェネレーション装置100専用のブレーカ20を介して連系出力端子14に接続されるとともに、子ブレーカ22およびメインブレーカ21を介して系統9に接続される。ブレーカ20、メインブレーカ21、および子ブレーカ22は、配電盤8に含まれる。連系出力端子14での電位を測定するための電圧検出器23が設けられる。
上記構成により、発電機1の発電電力は、連系出力端子14を介して系統9と連系されて電気負荷10に供給されるとともに、自立スイッチ18を介して自立出力端子15から外部に引き出すことができる。また、自立出力端子15には、出力切替スイッチ19および自立インタロックスイッチ16、並びにブレーカ20およびメインブレーカ21を介して系統9からの電力を引き出すことができる。
系統連系時、自立インタロックスイッチ16、連系スイッチ17および出力切替スイッチ19がオンに切り替えられ、自立スイッチ18はオフに切り替えられる。したがって、系統連系時においては、インバータ3−2は、連系スイッチ17、自立インタロックスイッチ16、並びに配電盤8のブレーカ20および子ブレーカ22を介して電気負荷10に接続され、発電機1の出力を電気負荷10へ供給可能になる。さらに、インバータ3−2は連系スイッチ17および出力切替スイッチ19を介して自立出力端子15に接続されるので、発電機1の出力は自立出力端子15に接続される図示しない電気負荷にも供給可能となる。
また同時に、系統9は、メインブレーカ21および子ブレーカ22を介して電気負荷10に接続されるとともに、メインブレーカ21およびブレーカ20、並びに自立インタロックスイッチ16および出力切替スイッチ19を介して自立出力端子15にも接続される。したがって、系統9からの電力は電気負荷10と自立出力端子15に接続される図示しない電気負荷とに供給可能となる。
系統9の停電が検出された時には、出力切替スイッチ19および連系スイッチ17がオフに切り替えられ、自立スイッチ18はオンに切り替えられる。したがって、系統9の停電が検出された時には、自立スイッチ18を介して自立出力端子15から発電機1による出力だけが取り出し可能になる。こうして停電時には、自立出力端子15に電気負荷10をつなぎ替えて使用したり、電気負荷10とは別の電気負荷を自立出力端子15に接続したりして発電機1の発電出力を活用することができる。
次に、図3のタイミングチャートを参照して、停電等、系統9が異常時におけるスイッチ16〜19の動作タイミングを説明する。まず、系統9が正常であって発電機1が待機状態にある時、自立インタロックスイッチ16および出力切替スイッチ19はオンであり、連系スイッチ17および自立スイッチ18はオフである。そして、発電機1を運転して系統連系させる時(タイミングt1)に連系スイッチ17をオンにする。
系統9に、所定値以上の電圧変動が発生するなどの停電以外の異常が発生したタイミングt2では、系統連系を解除するために、タイミングt2から所定の時間T1後に連系スイッチ17をオフにする。停電ではないので、電気負荷10には系統9から電力が供給される。また、自立インタロックスイッチ16はそのままオンに維持されるので、自立インタロックスイッチ16および出力切替スイッチ19を介して自立出力端子15に接続される図示しない電気負荷に電力供給が可能である。
タイミングt3で系統9が正常に復帰すると、それから所定時間T2経過後に連系スイッチ17がオンになり、再び発電機1は連系出力端子14を介して系統9と連系して電気負荷10に対する電力供給が可能になる。
停電時の動作を説明する。タイミングt4で系統9の停電が発生すると、まず連系スイッチ17をオフにする。連系運転時には、自立スイッチ18はオフに切り替えられているので、この連系スイッチ17をオフへ切り替えることによって、系統9の停電検出時には、まず、インバータ3−2および連系出力端子14間のラインが遮断される。つまり、連系出力端子14に発電機1の出力電圧は生じない。系統9の停電は、位相跳躍とか周波数監視による異常検知により、公知の手法を用いて行われる。
停電が所定時間T3が経過するまで続いていた場合、つまり電圧検出器23で系統電圧がゼロボルト(0V)になっていることにより、瞬間的な停電でないことを確認したならば、自立インタロックスイッチ16および出力切替スイッチ19をオフにする。自立インタロックスイッチ16および出力切替スイッチ19のオフから時間T4遅らせて、自立スイッチ18をオンにする。自立スイッチ18を時間遅れを設けてオンに切り替えることで、インバータ3−2から自立スイッチ18、出力切替スイッチ19および自立インタロックスイッチ16を介して連系出力端子14へ発電機1の出力電圧が生じるのを防止することができる。
タイミングt5で停電から復帰すると、つまり所定の系統電圧が電圧検出器23で検出されると、その系統電圧が時間T5の間維持された後に、自立スイッチ18をオフにする。
自立スイッチ18をオフにしたならば、時間T6経過後に自立インタロックスイッチ16および出力切替スイッチ19をオンにする。これにより、系統9との接続を復帰させる準備が完了する。
系統9との接続復帰準備が終了した後、連系スイッチ17をオンに切り替える。連系スイッチ17をオンに切り替えることで、発電機1の出力が系統9に連系される。こうして、系統9の電力供給が可能になってから発電機1が連系接続される。時間T7は復電後に再連系が阻止されている時間である。系統9からの電力供給を優先させることによって、電気負荷10や自立出力端子15に接続される負荷を全て発電機1で負担することになるのを防止できる。
自立出力端子15の出力電圧は、停電発生時、自立スイッチ18がオンになるまでの間、および、復電時、自立スイッチ18がオフになってから自立インタロックスイッチ16および出力切替スイッチ19がオンになるまでの間、例えば100〜300ミリ秒間、所定電圧を維持できないが、瞬断であるので、通常は負荷に対しての影響はほとんどない。しかしながら、この自立出力端子15に接続する負荷の選定にあたっては、この出力特性も配慮する必要がある。
上記実施形態によれば、系統連系可能なシステムにおいて、コジェネレーション装置内のスイッチの切り替えによって、自立出力端子19から発電機1の発電出力を取り出すことができる。したがって、コジェネレーション装置をそのまま停電時などに非常用電源として活用することが容易である。
上述の動作は、系統連系運転されている時の停電及び復電に対応した動作であるが、この動作は、予め系統9からコジェネレーション装置を切り離して自立運転モードで運転するときも同様である。
自立運転モードを選択した場合は、連系運転中の停電時と同様、まず、連系スイッチ17がオフに切り替えられ、かつ出力切替スイッチ19がオフに切り替えられる。そして、系統9とインバータ3−2との間に電圧がかかっていないことが検出された後、自立スイッチ18がオンに切り替えられる。自立スイッチ18をオンに切り替えることでインバータ3−2と自立出力端子15とが接続され、自立出力端子15には、系統9からではなく、発電機1からだけ電力供給が可能になる。
また、自立運転モードから連系運転モードに切り替えられた場合は、停電からの復電と同様、まず、自立スイッチ18をオフに切り替え、それから、連系スイッチ17および出力切替スイッチ19をオンに切り替える。これによって、連系出力端子14および自立出力端子15の双方にインバータ3−2の出力側が接続され、発電機1の出力が系統9に連系される。
上記自立インタロックスイッチ16、連系スイッチ17、自立スイッチ18、および出力切替スイッチ19の切り替えは、これら各スイッチを駆動するコイルによって行われる。そして、このコイルの制御は選択スイッチ(後述)によるモード指示や電圧検出器23で検出された電圧に基づく停電や復電に応じてマイクロコンピュータを使って行うことができる。
図4は、コジェネレーション装置の外観斜視図である。図4において、コジェネレーション装置100のケーシング100Aは、略直方体であり、内部に、図2に記載された構成要素のうち配電盤8と、ATS7から配電盤8まで、つまり連系出力端子14から配電盤8までの配線と、配電盤8から電気負荷10および系統9までの配線などを除くコジェネレーション装置100の本体を収容する。ケーシング100Aの正面上部には操作盤25が設けられる。ケーシング100Aの正面下部は上部の面26から奥に後退した面27を有していて、面26と面27との間は傾斜面28になっている。そして、この傾斜面28に、コンセントつまり自立出力端子15が露出して設けられている。自立出力端子15は傾斜面28に下向きに露出しているので、ごみや水滴などがこの自立出力端子15に付着しにくい構造である。電気負荷に接続されるプラグ29は上向きで自立出力端子15に差し込まれる。
自立出力端子15は、屋外での使用を考慮して防滴カバーを有するものとしてもよいし、ケーシング100Aの正面は、必ずしも図4のような段付きの面にすることはなく、平面的に形成してあってもよい。
図5はケーシング100A上の操作盤25の拡大図である。操作盤25には運転モードを選択する選択スイッチ24が設けられる。選択スイッチ24は、オフ(OFF)、自立運転モード(自立)、連系第1モード(連系1)および連系第2モード位置(連系2)を有するロータリスイッチで構成される。連系第1モードでは、系統の停電時には自立運転も同時に禁止される。連系第2モードでは、系統の停電時に自立運転が可能になる。自立運転モードでは、コジェネレーション装置は予め系統と切り離して自立運転可能である。
操作盤25には、選択スイッチ24の他に、表示画面30、ガス系列設定スイッチ31、LED表示灯32、故障リセットスイッチ33、運転条件設定スイッチ34,35、およびUSB端子36等が設けられるが、本発明の要部ではないので機能等の詳細な説明は省略する。
本発明を最良の実施形態に従って説明したが、本発明は種々変形可能である。例えば、発電機1はエンジンEで駆動されるものに限らず、燃料電池であってもよい。
本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の電気出力取り出し部の単線結線図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の外観斜視図である。 本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置に備えられる操作盤の拡大図である。
符号の説明
E…エンジン、 1…発電機、 3…逆変換部、 7…ATS、 8…配電盤、 9…系統、 10…電気負荷、 11…水冷装置、 14…連系出力端子、 15…自立出力端子、 16…自立インタロックスイッチ、 17…連系スイッチ、 18…自立スイッチ、 19…出力切替スイッチ、 21…メインブレーカ、 22…子ブレーカ

Claims (3)

  1. 発電装置の出力を系統に連系させる系統連系制御部と、前記発電機による発電に伴って発生する排熱を回収する排熱回収部とを有するコジェネレーション装置において、
    前記発電装置の出力を系統と連系させて負荷へ接続する連系出力端子と、
    前記連系出力端子とは別に発電出力を独立して取り出す自立出力端子と、
    系統連系運転中に前記発電装置の出力を前記連系出力端子へ接続する連系スイッチと、
    自立運転中に前記発電装置の出力を前記自立出力端子へ接続する自立スイッチと、
    前記連系スイッチの系統側および前記自立スイッチの系統側を接続する出力切替スイッチと、
    前記系統の異常発生毎に前記連系スイッチをオフにするとともに、停電の継続状態が確認されたときに前記出力切替スイッチをオフにし、その後に前記自立スイッチをオンにする切替制御手段とを具備したことを特徴とするコジェネレーション装置。
  2. 前記切替制御手段が、前記自立スイッチがオン状態のときに前記系統に系統電圧が生じた場合には、該系統電圧が所定時間継続した後に前記自立スイッチをオフにし、その後に前記出力切替スイッチをオンにするように構成されたことを特徴とする請求項1記載のコジェネレーション装置。
  3. 前記切替制御手段が、前記出力切替スイッチをオンにした後に、前記連系スイッチをオンにするように構成されたことを特徴とする請求項2記載のコジェネレーション装置。
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