JP2002238160A - パワーコンディショナ及びこのパワーコンディショナを用いた太陽光発電システム - Google Patents

パワーコンディショナ及びこのパワーコンディショナを用いた太陽光発電システム

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JP2002238160A JP2001031128A JP2001031128A JP2002238160A JP 2002238160 A JP2002238160 A JP 2002238160A JP 2001031128 A JP2001031128 A JP 2001031128A JP 2001031128 A JP2001031128 A JP 2001031128A JP 2002238160 A JP2002238160 A JP 2002238160A
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勝隆 田邊
Nobuyuki Toyoura
信行 豊浦
Masao Mabuchi
雅夫 馬渕
Kenichi Inoue
健一 井上
Kotaro Nakamura
耕太郎 中村
Yasuaki Ookiba
康晋 大木場
Hironobu Hisashi
博信 久志
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/10Photovoltaic [PV]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが昼間に外出して夜間に帰宅後、その
日の発電量を確認したり、パワーコンディショナの設定
を変更するといった作業ができないために、作業の時間
的制約が問題になっていた。 【解決手段】 昼間の発電量や総積算発電電力などの内
部データを表示する内、外部表示器13、14と、イン
バータ7の出力電力の制御や系統連系保護装置など装置
の動作シーケンスを制御すると共に、内、外部表示器1
3、14を制御する制御装置10と、この制御装置10
に制御用電源を供給する制御用電源装置12とを有し、
制御用電源装置12が、太陽光発電装置3が発電をして
いる昼間では、この太陽光発電装置3からの電力供給
を、太陽光発電装置3が発電をしていない夜間などは商
用電力系統1側からの電力供給をそれぞれ受けるように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電装置が
発電した電力を商用電力系統に連系するパワーコンディ
ショナとこのパワーコンディショナを用いた太陽光発電
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、太陽光発電による分散型電源と商
用電力系統を連系し、太陽光発電によって家庭内の機器
(負荷)に電力を供給して、余った電力を商用電力系統
に逆潮流し、太陽光発電だけでは電力がまかなえない場
合には、その電力を商用電力系統側から供給する太陽光
発電システム(電力供給システム)が開発されている。
【0003】このような太陽光発電システムは、図4に
示すように分散型電源である太陽光発電装置(太陽電
池)3から出力される直流電力を商用電源と同期のとれ
た交流電力に変換する電力変換装置と系統連系保護装置
とで構成されたパワーコンディショナ4−3を備えてい
る。
【0004】そして、パワーコンディショナ4−3は、
太陽光発電装置3の出力側が接続される入力端子4A、
4Bにフイルタ5を介して接続され且つ太陽光発電装置
3が発電した直流を昇圧する昇圧回路(DC−DCコン
バータ)6と、この昇圧回路6で昇圧した直流を交流に
変換する電力変換手段としての電力変換部(インバー
タ)7と、この電力変換部7の出力側にフイルタ8を介
して接続され且つ商用電力系統1から太陽光発電装置3
を切り離す系統側開閉器9と、制御装置(CPU)10
と、メモリ11と、制御用電源装置12と、表示器13
とを備えている。
【0005】上記のように、パワーコンディショナ4−
3は、制御装置(CPU)10などを駆動する制御電源
として内部に制御用電源装置12を保有している。この
制御用電源装置12は、その駆動電源として太陽光発電
装置3の発電電力より電力を供給しているため、太陽光
発電装置3が発電をしていない夜間などは、パワーコン
ディショナ4−3の機能が完全に停止している状態にな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、上記した
従来の太陽光発電システムにあっては、太陽光発電装置
3が発電をしていない夜間などはパワーコンディショナ
4−3の機能が完全に停止している状態であるために、
ユーザが昼間に外出して夜間に帰宅後、その日の発電量
を確認したり、パワーコンディショナ4−3の設定を変
更するといった作業ができないために、作業の時間的制
約が問題になっていた。
【0007】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その第1の目的とするところは、夜間
などでも制御用電源を起動することができて、夜間でも
ユーザが内部に保存された発電データの確認と収集をす
ることができるし、また、設定変更、確認などのメンテ
ナンスについても夜間に実行することができるパワーコ
ンディショナを提供することにある。
【0008】本発明の第2の目的とするところは、夜間
などでもパワーコンディショナの制御用電源を起動する
ことができて、夜間でもユーザがパワーコンディショナ
内部に保存された発電データの確認と収集をすることが
できるし、また、設定変更、確認などのメンテナンスに
ついても夜間に実行することができる太陽光発電システ
ムを提供することにある。
【0009】本発明の第3の目的とするところは、夜間
などでもユーザは外部表示手段でパワーコンディショナ
内部より昼間に送信されたデータを確認することがで
き、しかも、夜間などにパワーコンディショナへの電力
供給を削減することができ、装置の簡略化が可能となる
太陽光発電システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するために、本発明に係るパワーコンディショナは、太
陽光発電装置が発電した電力を商用電力系統に連系する
パワーコンディショナであって、昼間の発電量や総積算
発電電力などの内部データを表示する表示手段と、イン
バータの出力電力の制御や系統連系保護装置など装置の
動作シーケンスを制御すると共に、表示手段を制御する
制御手段と、この制御手段に制御用電源を供給する制御
用電源手段とを有し、制御用電源手段が、太陽光発電装
置が発電をしている昼間では、この太陽光発電装置から
の電力供給を、太陽光発電装置が発電をしていない夜間
などは商用電力系統側からの電力供給をそれぞれ受ける
ようにしたものである。
【0011】また、上記した本発明に係るパワーコンデ
ィショナにおいて、制御用電源手段が、1次側の高電圧
を低電圧に変換して2次側に出力する電源装置であり、
この制御用電源手段の1次側で、制御手段の制御用電源
に、商用電力系統側よりの交流を直流に変換して作成し
た直流電源を並列接続し、制御用電源が太陽光発電装置
の出力によって起動できない場合に、直流電源の出力に
より制御用電源手段に表示手段の表示制御用電力を供給
するようにした。
【0012】そして、商用電力系統側よりの交流を直流
に変換して直流電源を作成する回路が、この回路の開閉
を行う切替手段と、商用電力系統からの交流電圧を変換
する絶縁手段と、この絶縁手段からの交流を直流に整流
する整流手段とを有する。
【0013】かかる構成により、夜間などでもパワーコ
ンディショナの制御用電源を起動することができる。こ
のために、夜間などでもユーザはパワーコンディショナ
内部に保存された内部データを確認することができる。
また、メモリ内部には昼間の発電量や総積算発電量など
の内部データを保存していくために、ユーザは昼間に発
電量の確認ができなくても、夜間に発電量のデータ収集
ができるし、また、制御用電源が立ち上がるので必要な
メンテナンスについても夜間に実行することができる。
【0014】また、本発明に係るパワーコンディショナ
では、上記した本発明に係るパワーコンディショナにお
いて、制御手段とは別に、制御用電源手段からの電力供
給を受けて表示手段を制御する表示制御手段を有し、制
御用電源手段が、太陽光発電装置が発電をしている昼間
では、この太陽光発電装置からの電力供給を、太陽光発
電装置が発電をしていない夜間などは、商用電力系統側
からの電力供給をそれぞれ受けるようにした。
【0015】また、上記した本発明に係るパワーコンデ
ィショナにおいて、制御用電源手段が、1次側の高電圧
を低電圧に変換して2次側で出力する電源装置であり、
この制御用電源手段の2次側で、表示制御手段の制御用
電源の出力に、商用電力系統側よりの交流を直流に変換
して作成した直流電源を並列接続し、制御用電源が太陽
光発電装置の出力によって起動できない場合に、直流電
源の出力により表示制御手段に表示手段の表示制御用電
力を供給するようにした。
【0016】また、上記した本発明に係るパワーコンデ
ィショナにおいて、商用電力系統側よりの交流を直流に
変換して直流電源作成する回路が、この回路の開閉を行
う切替手段と、商用電力系統からの交流電圧を変換する
絶縁手段と、この絶縁手段からの交流を直流に整流する
整流手段とを有する。
【0017】かかる構成により、夜間などでも表示手段
を制御する表示制御手段を駆動できるため、夜間でもユ
ーザはパワーコンディショナ内部に保存された内部デー
タを確認することができる。また、メモリ内部には、昼
間の発電量や総積算発電量などの内部データを保存して
いくため、ユーザは昼間に発電量の確認ができなくて
も、夜間でも発電量のデータ収集ができるし、また、制
御用電源が立ち上がるので必要なメンテナンスについて
も夜間に実行することができる。
【0018】また、夜間に商用電力系統側から電力を供
給する回路を必要最小限な回路(表示用制御手段・メモ
リ・表示手段など)に限定できるため、パワーコンディ
ショナの夜間の消費電力を低減し、装置の小型化ができ
る。
【0019】また、制御用電源の出力電圧と商用電力系
統側より作成した直流電圧の関係を制御用電源の出力電
圧>商用電力系統側からの直流電圧とし、並列接続部に
逆流防止用ダイオードを追加することで、太陽光発電装
置の発電電力が低下して制御用電源が停止した場合に、
電源の自動切換動作が可能になる。
【0020】また、上記の第2の目的を達成するため
に、本発明に係る太陽光発電システムは、太陽光発電装
置が発電した電力を商用電力系統に連系するパワーコン
ディショナを備えた太陽光発電システムであって、パワ
ーコンディショナが、昼間の発電量や総積算発電電力な
どの内部データを表示する表示手段と、インバータの出
力電力の制御や系統連系保護装置など装置の動作シーケ
ンスを制御すると共に、前記表示手段を制御する制御手
段と、制御手段に制御用電源を供給する制御用電源手段
とを有し、制御用電源手段が、太陽光発電装置が発電を
している昼間では、この太陽光発電装置からの電力供給
を、太陽光発電装置が発電をしていない夜間などは商用
電力系統側からの電力供給をそれぞれ受けるようにした
ものである。
【0021】かかる構成により、夜間などでもパワーコ
ンディショナの制御用電源を起動することができて、夜
間でもユーザがパワーコンディショナ内部に保存された
発電データの確認と収集をすることができるし、また、
設定変更、確認などのメンテナンスについても夜間に実
行することができる。
【0022】また、上記の第3の目的を達成するため
に、本発明に係る太陽光発電システムは、太陽光発電装
置が発電した電力を商用電力系統に供給するように商用
電力系統に連系するパワーコンディショナを備えた太陽
光発電システムであって、パワーコンディショナが、昼
間の発電量や総積算発電電力などの内部データを表示す
る表示手段と、インバータの出力電力の制御や系統連系
保護装置など装置の動作シーケンスを制御すると共に、
表示手段を制御する制御手段と、この制御手段に制御用
電源を供給する制御用電源手段と、内部データを記憶す
る内部メモリ部とを有し、パワーコンディショナ外に、
太陽電池発電装置とは独立した電源より電力が供給され
且つパワーコンディショナ側より受信した内部データを
記憶する外部メモリ部を有する外部表示手段を配すると
共に、内部メモリ部と外部メモリ部とを送信手段で接続
し、パワーコンディショナの制御用電源が停止した場合
に、外部表示手段が、外部メモリ部から内部データを読
み出し表示するようにしたものである。
【0023】そして、送信手段が、パワーコンディショ
ナの内部の親局から外部表示手段側の子局に無電で送信
する無線ユニットである。
【0024】かかる構成により、そのパワーコンディシ
ョナにおいて、このパワーコンディショナの内部に無線
ユニットの親局側を、外部に無線ユニットの子局側をそ
れぞれ設置し、パワーコンディショナの内部メモリに貯
えられた内部データを無線ユニットの親局側から子局側
に無電で送信し、外部表示手段、例えば外部表示器に表
示することができる。
【0025】また、外部表示手段は太陽電池発電装置と
は独立した電源より電力が供給されており、パワーコン
ディショナの制御電源が停止しても、外部メモリから、
それまでにパワーコンディショナより受信した内部デー
タを引き出し表示することができる。
【0026】このように、夜間などでも外部表示手段は
動作しているので、夜間などでもユーザは外部表示手段
でパワーコンディショナ内部より昼間に送信されたデー
タを確認することができる。しかも、夜間にパワーコン
ディショナへの電力供給を削減することができ、装置の
簡略化が可能となる。
【0027】なお、外部表示手段については、ユーザが
規定する情報が表示できるものであれば形態は何でもよ
い。また、その外部表示手段の電源についても外部表示
手段が駆動できれば、交流、直流どちらでもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0029】(実施の形態1)本発明に係るパワーコン
ディショナを用いた太陽光発電システム(実施の形態
1)を図1乃至び図3に示す。
【0030】本発明に係る太陽光発電システム(実施の
形態1)は、太陽光発電装置3が発電した電力を商用電
力系統1に供給するように商用電力系統1に連系するパ
ワーコンディショナ4を備えた太陽光発電システムであ
って、パワーコンディショナ4が、昼間の発電量や総積
算発電電力などの内部データを表示する表示手段として
の内部表示器13及び外部表示器14と、インバータの
出力電力の制御や系統連系保護装置など装置の動作シー
ケンスを制御すると共に、内、外部表示器13、14を
制御する制御手段としての制御装置10と、この制御装
置10に制御用電源を供給する制御用電源手段としての
制御用電源装置12とを有するものである。
【0031】そして、制御用電源装置12が内、外部表
示器13A、14Bの表示制御用電源を兼用しており、
制御用電源装置12が、太陽光発電装置3が発電をして
いる昼間では、この太陽光発電装置3からの電力供給
を、また、太陽光発電装置3が発電をしていない夜間な
どは商用電力系統側1からの電力供給をそれぞれ受ける
ようにしてある。
【0032】また、制御用電源装置12が、1次側12
Aの高電圧を低電圧に変換して2次側12Bで出力する
電源装置であり、この制御用電源装置12の1次側12
Aで、制御装置10の制御用電源に、商用電力系統1側
よりの交流を直流に変換して作成した直流電源を並列接
続し、制御用電源が起動できない場合に、直流電源の出
力により制御用電源装置12に内部表示器13及び外部
表示器14の表示制御用電力を供給するようにしてあ
る。
【0033】すなわち、図1に、太陽光発電による分散
型電源と商用電源とを系統連系する系統連系システムを
示す。この図面において、1は商用電力系統であり、こ
の商用電力系統1は系統電源2と負荷(図示せず)とを
備えている。
【0034】3は分散型電源である太陽光発電装置(太
陽電池)であり、この太陽光発電装置3(又はパワーコ
ンディショナ4)から出力される直流電力を商用電源と
同期のとれた交流電力に変換する電力変換装置と系統連
系保護装置とでパワーコンディショナ4が構成してあ
る。
【0035】すなわち、パワーコンディショナ4は、太
陽光発電装置3の出力側が接続される入力端子4A、4
Bにフイルタ5を介して接続され且つ太陽光発電装置3
が発電した直流を昇圧する昇圧回路(DC−DCコンバ
ータ)6と、この昇圧回路6で昇圧した直流を交流に変
換する電力変換手段としての電力変換部(インバータ)
7と、この電力変換部7の出力側にフイルタ8を介して
接続され且つ商用電力系統1から太陽光発電装置3を切
り離す系統側開閉器9と、上記した制御装置(CPU)
10と、メモリ11と、制御用電源装置12と、内部表
示器13とを備えている。
【0036】そして、系統連系保護装置は、周波数変動
や電圧変動に基づいて、停電や故障などの異常を判断し
た時には系統側開閉器9を開成させる開成検知手段(図
示せず)を含む構成となっている。
【0037】制御装置10は、太陽光発電装置3の太陽
電池アレイ3Aの発電電力を演算する演算手段(図示せ
ず)と、昇圧回路(DC−DCコンバータ)6及び電力
変換部(インバータ)7を制御して太陽電池アレイ3A
の出力電圧を変化させる出力可変手段を有しており、例
えば、計測される太陽光発電装置3の出力電圧及び出力
電流に基づいて、出力可変手段を制御して太陽電池アレ
イ3Aの出力電圧を変化させることにより、演算手段で
演算された発電電力が最大となる出力電圧値を探索する
最大電力点追従動作を、一定の時間間隔をあけて断続的
に行う機能を有している。
【0038】すなわち、制御装置10は、出力可変手段
を介して電力変換部9を制御することにより太陽電池ア
レイ3Aの出力電圧を変化させ、演算手段から出力され
る電力が最大となる電圧値を探索するよう制御する。
【0039】また、制御用電源装置12は、例えば、ス
イッチング電源装置のように1次側12Aと2次側2B
とを備えていて、1次側12Aの高電圧、例えば、30
0Vを5V、24Vなどの低電圧に変換し2次側2Bで
出力するものであり、制御装置10の制御用電源および
内部表示器13及び外部表示器14の表示制御用電源と
して機能している。
【0040】また、メモリ11は制御装置10に接続さ
れていて、昼間の発電量や総積算発電量などの内部デー
タが保存され、また、プログラム書き換えの校正値など
を記憶するものである。
【0041】また、内部表示器13は、昼間の発電量、
総積算発電量や、発電量の異常(エラーコード)などの
内部データの表示を行うものであり、内部表示器13に
外部表示器14が接続してある。
【0042】制御用電源装置12の1次側12Aには、
太陽光発電装置3側からは第1の電力供給回路Gを介し
て、商用電力系統1側からは第1の電力供給回路Fを介
してそれぞれ電力供給が行われている。
【0043】第1の電力供給回路Gは、昇圧回路6の入
力側(出力側でもよい)を制御用電源装置12の1次側
12Aに接続している。また、第2の電力供給回路F
は、商用電力系統1の系統電源2側に接続され且つ第2
の電力供給回路Fを開閉して機能切替を行う切替手段で
ある機能切替スイッチ15と、商用電力系統1からの交
流電圧を変換する絶縁手段である絶縁トランス16と、
絶縁トランス16からの交流を直流に整流し且つこの直
流を制御用電源装置12の1次側12Aに供給する整流
手段である整流器17とを有している。
【0044】次に、上記のように構成された太陽光発電
システム(実施の形態1)の作動を説明する。
【0045】太陽光発電装置3で発電された直流電力
は、パワーコンディショナ4の入力側に取り込まれ、電
力変換部7で交流電力に変換された後、商用電力系統1
から負荷、例えば家庭内の電気機器に供給され、太陽光
発電だけでは電力がまかなえない揚合には、その電力を
商用電力系統1側から供給する。また、太陽光発電で余
つた電力を商用電力系統1に逆潮流させる。
【0046】この場合、制御装置10は、出力可変手段
を介してインバータ回路9を制御することにより太陽電
池アレイ3Aの出力電圧を変化させ、演算手段から出力
される電力が最大となる電圧値を探索するよう制御す
る。
【0047】また、太陽光発電装置3が発電をしている
昼間は、太陽光発電装置3で発電された直流電力が制御
用電源装置12の1次側12Aに供給され、制御装置1
0の制御により昼間の発電量や総積算発電量などの内部
データが内、外部表示器13、14に表示される。太陽
光発電装置3が発電をしている昼間は、機能切替スイッ
チ15がオフ作動して第2の電力供給回路Fを開路して
いるために、商用電力系統1側からは制御用電源は供給
されていない。
【0048】太陽光発電装置3が発電を停止している夜
間などでは、機能切替スイッチ15がオン作動して第2
の電力供給回路路Fを閉路しているために、商用電力系
統1側から制御用電源装置12の1次側12Aに第2の
電力供給回路Fを介して電力供給が行われている。
【0049】すなわち、商用電力系統1の系統電源2側
からの交流は機能切替スイッチ15を経て絶縁トランス
16で変換された後に、整流器17により直流に整流さ
れて制御用電源装置12の1次側12Aに供給される。
【0050】したがって、太陽光発電装置3が発電をし
ていない夜間などは、商用電力系統1側から電力供給に
よりパワーコンディショナ4は機能をしている。
【0051】このように、上記した本発明の実施の形態
1によれば、夜間などでもパワーコンディショナ4の制
御用電源が起動できるため、夜間などでもユーザはパワ
ーコンディショナ4の内部に保存された内部データを
内、外表示器13、14で確認し、また、メモリ11内
部のデータは昼間の発電量や総積算発電量などの内部デ
ータを保存していくために、ユーザは昼間に発電量の確
認ができなくても、夜間に発電量のデータ収集を行い、
また、制御用電源が立ち上がるので必要なメンテナンス
についても夜間に実行することが可能になる。
【0052】(実施の形態2)本発明に係る太陽光発電
システム(実施の形態2)を図2に示す。
【0053】本発明に係る太陽光発電システム(実施の
形態2)は、制御装置10とは別に、制御用電源装置1
2からの電力供給を受けると共に、内、外部表示器1
3、14を制御する表示制御手段としての表示制御装置
20を有しており、太陽光発電装置3が発電をしている
昼間では、この太陽光発電装置3からの電力供給を、ま
た、太陽光発電装置3が発電をしていない夜間などは、
商用電力系統1側からの電力供給をそれぞれ受けるよう
にしたものである。
【0054】そして、制御用電源装置12が、1次側1
2Aの高電圧を低電圧に変換して2次側12Bで出力す
る電源装置であり、この制御用電源装置12の2次側1
2Bで、表示制御装置20の制御用電源の出力に、商用
電力系統1側よりの交流を直流に変換して作成した直流
電源を並列接続し、制御用電源が起動できない場合に、
直流電源の出力により表示制御装置20に、内、外部表
示器13、14の表示制御用電力を供給するようにして
ある。
【0055】また、表示制御装置20は、ユーザの操作
に応じた内部データをメモリ11より読み出し、その内
部データを内、外部表示器13、14に表示する制御を
行うものである。
【0056】すなわち、本発明に係る太陽光発電システ
ム(実施の形態2)におけるパワーコンディショナ4−
1において、内、外部表示器13、14の表示制御装置
20が制御装置10とは別に設けてある。そして、制御
用電源装置12の1次側12Aには、太陽光発電装置3
側から第1の電力供給回路Gを介して電力供給が行われ
ている。
【0057】また、制御用電源装置12の2次側12B
の出力側には表示制御装置20が接続してあり、また、
制御用電源装置12の2次側12Bには、商用電力系統
1の系統電源2側から第2の電力供給回路Fを介して電
力供給が行われている。この第2の電力供給回路Fは、
商用電力系統1の系統電源2側に接続されて第2の電力
供給回路Fの開閉を行い機能切替を行う機能切替スイッ
チ15と、商用電力系統1からの交流電圧を変換する絶
縁手段である絶縁トランス16と、絶縁トランス16か
らの交流を直流に整流し且つこの直流を逆流防止用ダイ
オード21を介して制御用電源装置12の2次側12B
に供給する整流器17とを有している。
【0058】そして、他の構成は、上記した本発明に係
る太陽光発電システム(実施の形態1)と同構成である
ために、同じ符号を付して説明を省略する。
【0059】次に、上記のように構成された太陽光発電
システム(実施の形態2)の作動を説明する。
【0060】太陽光発電装置3で発電された直流電力
は、パワーコンディショナ4−1の入力側に取り込ま
れ、電力変換部7で交流電力に変換された後、商用電力
系統1から負荷、例えば家庭内の電気機器に供給され、
太陽光発電だけでは電力がまかなえない揚合には、その
電力を商用電力系統1側から供給する。また、太陽光発
電で余つた電力を商用電力系統1に逆潮流させる。
【0061】この場合、制御装置10は、出力可変手段
を介して電力変換部9を制御することにより太陽電池ア
レイ3Aの出力電圧を変化させ、演算手段から出力され
る電力が最大となる電圧値を探索するよう制御する。
【0062】通常発電時はパワーコンディショナ4−1
が制御装置10によって制御され、表示制御装置20は
停止もしくは待機状態である。また、夜間などでは表示
制御装置20により内、外部表示器13、14が制御さ
れ、制御装置10は停止状態である。
【0063】すなわち、太陽光発電装置3が発電をして
いる昼間は、太陽光発電システム3で発電された直流電
力が制御用電源装置12の1次側12Aに供給され、制
御装置10の制御により昼間の発電量や総積算発電量な
どの内部データが内、外部表示器13、14に表示され
る。太陽光発電装置3が発電をしている昼間は、機能切
替スイッチ15がオフ作動して第2の電力供給回路Fを
開路しているために、商用電力系統1側からは制御用電
源は供給されていない。
【0064】太陽光発電装置3が発電を停止している夜
間などでは、機能切替スイッチ15がオン作動して第2
の電力供給回路Fを閉路しているために、商用電力系統
1側から制御用電源装置12の2次側12Bに第2の電
力供給回路Fを介して電力供給が行われている。
【0065】すなわち、商用電力系統1の系統電源2側
からの交流は機能切替スイッチ15を経て絶縁トランス
16に入力して変換され、整流器17により直流に整流
され,逆流防止用ダイオード21を経て制御用電源装置
12の2次側12Bに供給される。したがって、太陽光
発電装置3が発電をしていない夜間などは、商用電力系
統1側から電力供給によりパワーコンディショナ4−1
は表示機能のみ機能するようになる。
【0066】そして、制御用電源装置12の2次側12
Bからは表示制御装置20に電力の供給がなされ、夜間
でもユーザはパワーコンディショナ4−1内部に保存さ
れた内部データを内、外部表示器13、14で確認し、
また、メモリ11内部のデータは昼間の発電量や総積算
発電量などの内部データを保存していくために、ユーザ
は昼間に発電量の確認ができなくても、夜間に発電量の
データ収集を行い、また、制御用電源が立ち上がるので
必要なメンテナンスについても夜間に実行することが可
能になる。
【0067】このように、上記した本発明の実施の形態
2によれば、夜間などでも内、外部表示器13、14を
制御する表示制御装置20を駆動できるために、夜間で
もユーザはパワーコンディショナ4−1内部に保存され
た内部データを確認することができる。メモリ11内部
のデータは昼間の発電量や総積算発電量などの内部デー
タを保存していくため、ユーザは昼間に発電量の確認が
できなくても、発電量のデータ収集ができるし、また、
制御用電源が立ち上がるのでメンテナンスについても夜
間に実行することができる。
【0068】また、夜間に商用電力系統1から電力を供
給する回路を、第2の電力供給回路Gによる場合とは別
に必要最小限な回路(表示制御装置20、メモリ11、
内、外部表示器13、14など)に限定できるため、パ
ワーコンディショナ4−1の夜間の消費電力を低減し、
装置の小型化ができる。
【0069】また、制御用電源の出力電圧と商用電力系
統1側より作成した直流電圧の関係を、制御用電源の出
力電圧>商用電力系統1側からの直流電圧とし、並列接
続部に逆流防止用ダイオード21を追加することで、太
陽光発電装置3の発電電力が低下して制御用電源が停止
した場合に電源の自動切換動作が可能になる。
【0070】(実施の形態3)本発明に係る太陽光発電
システム(実施の形態3)を図3に示す。
【0071】本発明に係る太陽光発電システム(実施の
形態3)は、そのパワーコンディショナ4ー2におい
て、このパワーコンディショナ4−2の内部に無線ユニ
ット40の親局側40Aを、外部に無線ユニット40の
子局40B側をそれぞれ設置し、パワーコンディショナ
4−2の内部メモリ11Aに貯えられた内部データを無
線ユニット40の親局側40Aから子局側40Bに無線
で送信して外部表示器41に表示するようにしたもので
ある。また、外部表示器41は外部メモリ43を有して
おり、この外部メモリ43に、パワーコンディショナ4
−2より受信した発電データが記憶するようにしてあ
る。
【0072】すなわち、本発明に係る太陽光発電システ
ム(実施の形態3)は、パワーコンディショナ4−2の
発電データなどを記憶する内部メモリ11Aと、太陽電
池発電装置3とは独立した電源42より電力が供給され
且つパワーコンディショナ4−2より受信した発電デー
タなどを記憶する外部メモリ43を有する外部表示手段
としての外部表示器41と、内部メモリ11Aと外部メ
モリ43とを接続する送信手段としての無線ユニット4
0とを有し、パワーコンディショナ4−2の制御用電源
が停止した場合に、外部表示器41が、外部メモリ43
から発電データなどを読み出し表示するようにしてあ
る。
【0073】すなわち、パワーコンディショナ4−2
は、太陽光発電装置3の出力側が接続される入力端子4
A、4Bにフイルタ5を介して接続され且つ太陽光発電
装置3が発電した直流を昇圧する昇圧回路(DC−DC
コンバータ)6と、この昇圧回路6で昇圧した直流を交
流に変換する電力変換手段としての電力変換部(インバ
ータ)7と、この電力変換部7の出力側にフイルタ8を
介して接続され且つ商用電力系統1から太陽光発電装置
3を切り離す系統側開閉器9と、制御装置(CPU)1
0と、内部メモリ11Aと、内部表示器13と、無線ユ
ニット40の親局側40Aとを備えている。
【0074】また、制御用電源装置12は、例えば、ス
イッチング電源装置のように1次側12Aと2次側12
Bとを備えていて、その2次側12Bで、制御装置1
0、内部表示器13及び無線ユニット40に接続してあ
り、これら制御装置10、内部表示器13及び無線ユニ
ット40の制御用電源として機能している。
【0075】制御用電源装置12の1次側12Aには、
太陽光発電装置3側からは第1の電力供給回路Gを介し
て電力供給が行われており、この第1の電力供給回路G
は、昇圧回路6の入力側(出力側でもよい)を制御用電
源装置12の1次側12Aに接続している。
【0076】また、内部メモリ11Aは制御装置10に
接続されていて、昼間の発電量や総積算発電量などの内
部データが保存され、また、プログラム書き換えの校正
値などを記憶するものである。
【0077】また、内部表示器13は、昼間の発電量、
総積算発電量や、発電量の異常(エラーコード)などの
内部データの表示を行うものである。
【0078】次に、上記のように構成された太陽光発電
システム(実施の形態3)の作動を説明する。
【0079】太陽光発電装置3で発電された直流電力
は、パワーコンディショナ4−2の入力側に取り込ま
れ、電力変換部7で交流電力に変換された後、商用電力
系統1から負荷、例えば家庭内の電気機器に供給され、
太陽光発電だけでは電力がまかなえない揚合には、その
電力を商用電力系統1側から供給する。また、太陽光発
電で余つた電力を商用電力系統1に逆潮流させる。
【0080】この場合、制御装置10は、出力可変手段
を介して電力変換部9を制御することにより太陽電池ア
レイ3Aの出力電圧を変化させ、演算手段から出力され
る電力が最大となる電圧値を探索するよう制御する。
【0081】また、太陽光発電装置3が発電をしている
昼間は、太陽光発電装置3で発電された直流電力が制御
用電源装置12の1次側12Aに供給され、制御装置1
0の制御により昼間の発電量や総積算発電量などの内部
データが内部表示器13に表示される。
【0082】そして、無線ユニット40は、内部メモリ
11が保存している昼間の発電量や総積算発電量などの
内部データを、その親局側40Aから子局40B側に送
信し、外部表示器41に表示すると共に、外部メモリ4
3にパワーコンディショナ4−2より受信した内部デー
タが記憶される。
【0083】また、太陽光発電装置3が発電を停止して
いる夜間などでは、外部表示器41には、太陽電池発電
装置3とは独立した電源42より電力が供給されている
ために、パワーコンディショナ4−2の制御用電源が停
止しても、外部メモリ43に記憶されているパワーコン
ディショナ4−2の内部データを読み出して外部表示器
41に表示する。
【0084】上記した本発明の実施の形態3によれば、
夜間などでも外部表示器41は動作しているので、夜間
でもユーザは外部表示器41でパワーコンディショナ4
−2内部より昼間に送信されたデータを確認することが
できる。しかも、夜間にパワーコンディショナ4−2へ
の電力供給を削減することができ、装置の簡略化が可能
となる。
【0085】なお、外部表示器41については、ユーザ
が規定する情報が表示できるものであれば形態はいずれ
でもよい。また、その外部表示器41の電源についても
外部表示器41が駆動できれば、交流、直流どちらでも
よい。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るパワ
ーコンディショナによれば、夜間などでも制御電源が起
動できるために、夜間などでもユーザは内部に保存され
た内部データを確認することができる。また、メモリ内
部のデータは昼間の発電量や総積算発電量などの内部デ
ータを保存していくために、ユーザは昼間に発電量の確
認ができなくても、夜間に発電量のデータ収集ができる
し、また、制御用電源が立ち上がるので必要なメンテナ
ンスについても夜間に実行することができる。
【0087】また、本発明に係る太陽光発電システムに
よれば、夜間などでもパワーコンディショナの制御用電
源を起動することができて、夜間でもユーザがパワーコ
ンディショナ内部に保存された発電データの確認と収集
をすることができるし、また、設定変更、確認などのメ
ンテナンスについても夜間に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパワーコンディショナ(実施の形
態1)を備えた太陽光発電システム(系統連系システ
ム)の構成説明図である。
【図2】本発明に係るパワーコンディショナ(実施の形
態2)を備えた太陽光発電システム(系統連系システ
ム)の構成説明図である。
【図3】本発明に係るパワーコンディショナ(実施の形
態3)を備えた太陽光発電システム(系統連系システ
ム)の構成説明図である。
【図4】従来のパワーコンディショナを備えた太陽光発
電システム(系統連系システム)の構成説明図である。
【符号の説明】
1 商用電力系統 2 系統電源 3 太陽光発電装置 3A 太陽電池アレイ 4 パワーコンディショナ 4−1 パワーコンディショナ 4−2 パワーコンディショナ 5 フイルタ 6 昇圧回路(DC−DCコンバータ) 7 電力変換部(インバータ) 8 フイルタ 9 系統側開閉器 10 制御装置(制御手段) 11 メモリ 11A 内部メモリ 12 制御用電源装置(制御用電源手段) 12A 1次側 12B 2次側 13 内部表示器(内部表示手段)(表示手段) 14 外部表示器(表示手段) 15 機能切替スイッチ(切替手段) 16 絶縁トランス(絶縁手段) 17 整流器(整流手段) 20 表示制御装置(表示制御手段) 21 逆流防止用ダイオード 40 無線ユニット 40A 親局 40B 子局 41 外部表示器(外部表示手段) 42 電源 43 外部メモリ F 第2の電力供給回路 G 第1の電力供給回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬渕 雅夫 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 井上 健一 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 中村 耕太郎 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 (72)発明者 大木場 康晋 熊本県阿蘇郡一宮町大字宮地字南油町4429 番地 オムロン阿蘇株式会社内 (72)発明者 久志 博信 京都府京都市下京区塩小路通堀川東入南不 動堂町801番地 オムロン株式会社内 Fターム(参考) 5G066 CA08 HB06 MA01 5H420 CC03 DD03 EB16 EB26 EB39 FF05 FF24 FF26 FF29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽光発電装置が発電した電力を商用電
    力系統に連系するパワーコンディショナであって、 昼間の発電量や総積算発電電力などの内部データを表示
    する表示手段と、インバータの出力電力の制御や系統連
    系保護装置など装置の動作シーケンスを制御すると共
    に、前記表示手段を制御する制御手段と、この制御手段
    に制御用電源を供給する制御用電源手段とを有し、 前記制御用電源手段が、前記太陽光発電装置が発電をし
    ている昼間では、この太陽光発電装置からの電力供給
    を、前記太陽光発電装置が発電をしていない夜間などは
    前記商用電力系統側からの電力供給をそれぞれ受けるよ
    うにしたことを特徴とするパワーコンディショナ。
  2. 【請求項2】 前記制御用電源手段が、1次側の高電圧
    を低電圧に変換して2次側に出力する電源装置であり、
    この制御用電源手段の1次側で、前記制御手段の制御用
    電源に、前記商用電力系統側よりの交流を直流に変換し
    て作成した直流電源を並列接続し、 前記制御用電源が前記太陽光発電装置の出力によって起
    動できない場合に、前記直流電源の出力により前記制御
    用電源手段に前記表示手段の表示制御用電力を供給する
    ようにした請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  3. 【請求項3】 前記制御手段とは別に、前記制御用電源
    手段からの電力供給を受けて前記表示手段を制御する表
    示制御手段を有し、 前記制御用電源手段が、前記太陽光発電装置が発電をし
    ている昼間では、この太陽光発電装置からの電力供給
    を、前記太陽光発電装置が発電をしていない夜間など
    は、前記商用電力系統側からの電力供給をそれぞれ受け
    るようにした請求項1に記載のパワーコンディショナ。
  4. 【請求項4】 前記制御用電源手段が、1次側の高電圧
    を低電圧に変換して2次側で出力する電源装置であり、
    この制御用電源手段の2次側で、前記表示制御手段の制
    御用電源の出力に、前記商用電力系統側よりの交流を直
    流に変換して作成した直流電源を並列接続し、 前記制御用電源が前記太陽光発電装置の出力によって起
    動できない場合に、前記直流電源の出力により前記表示
    制御手段に前記表示手段の表示制御用電力を供給するよ
    うにした請求項3に記載のパワーコンディショナ。
  5. 【請求項5】 前記商用電力系統側よりの交流を直流に
    変換して前記直流電源を作成する回路が、この回路の開
    閉を行う切替手段と、前記商用電力系統からの交流電圧
    を変換する絶縁手段と、この絶縁手段からの前記交流を
    直流に整流する整流手段とを有する請求項2又は請求項
    4記載のパワーコンディショナ。
  6. 【請求項6】 太陽光発電装置が発電した電力を商用電
    力系統に連系するパワーコンディショナを備えた太陽光
    発電システムであって、 前記パワーコンディショナが、 昼間の発電量や総積算発電電力などの内部データを表示
    する表示手段と、 インバータの出力電力の制御や系統連系保護装置など装
    置の動作シーケンスを制御すると共に、前記表示手段を
    制御する制御手段と、 前記制御手段に制御用電源を供給する制御用電源手段と
    を有し、 前記制御用電源手段が、前記太陽光発電装置が発電をし
    ている昼間では、この太陽光発電装置からの電力供給
    を、前記太陽光発電装置が発電をしていない夜間などは
    前記商用電力系統側からの電力供給をそれぞれ受けるよ
    うにしたことを特徴とする太陽光発電システム。
  7. 【請求項7】 太陽光発電装置が発電した電力を商用電
    力系統に連系するパワーコンディショナを備えた太陽光
    発電システムであって、 前記パワーコンディショナが、昼間の発電量や総積算発
    電電力などの内部データを表示する表示手段と、インバ
    ータの出力電力の制御や系統連系保護装置など装置の動
    作シーケンスを制御すると共に、前記表示手段を制御す
    る制御手段と、この制御手段に制御用電源を供給する制
    御用電源手段と、前記内部データを記憶する内部メモリ
    部とを有し、 前記パワーコンディショナ外に、前記太陽電池発電装置
    とは独立した電源より電力が供給され且つ前記パワーコ
    ンディショナ側より受信した前記内部データを記憶する
    外部メモリ部を有する外部表示手段を配すると共に、前
    記内部メモリ部と前記外部メモリ部とを送信手段で接続
    し、 前記パワーコンディショナの制御用電源が停止した場合
    に、前記外部表示手段が、前記外部メモリ部から前記内
    部データを読み出し表示するようにしたことを特徴とす
    る太陽光発電システム。
  8. 【請求項8】 前記送信手段が、前記パワーコンディシ
    ョナの内部の親局から前記外部表示手段側の子局に無電
    で送信する無線ユニットである請求項7に記載の太陽光
    発電システム。
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