JPH06335169A - 単独・連系運転用インバ−タの制御回路 - Google Patents

単独・連系運転用インバ−タの制御回路

Info

Publication number
JPH06335169A
JPH06335169A JP5115080A JP11508093A JPH06335169A JP H06335169 A JPH06335169 A JP H06335169A JP 5115080 A JP5115080 A JP 5115080A JP 11508093 A JP11508093 A JP 11508093A JP H06335169 A JPH06335169 A JP H06335169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
active
reactive
voltage
current
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5115080A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunori Hatta
恭典 八田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP5115080A priority Critical patent/JPH06335169A/ja
Publication of JPH06335169A publication Critical patent/JPH06335169A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】電力系統への併入時に生ずる制御系の擾乱を防
止することにより、定電圧制御モ−ドから定電力制御モ
−ドへの運転の切換えを安定化する。 【構成】直流電力を交流電力に変換する電圧形インバ−
タ1の制御回路が、定電圧制御モ−ドの単独運転制御系
10および同期投入制御系20と、定電力制御モ−ドで
電力系統との連系運転を行う有効電力制御系40および
無効電力制御系30とからなり、かつ交流電圧を定電圧
制御または同期制御する電圧調節器12を兼用したもの
において、連系スイッチ5を介して電力系統3に流れる
電流をその有効分と無効分とに分けて検出する電流変成
器27および有効無効電流検出器28からなり、同期投
入制御系の電圧調節器12の入力側に有効分を,位相差
調節器22の入力側に無効分をそれぞれ入力する系統併
入制御の安定化手段24を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、独立した直流電源を
供給源として交流電力を発生し、単独負荷に交流電力を
供給する定電圧制御モ−ドと、電力系統との連系状態で
交流電力を供給する定電力制御モ−ドとの双方で運転さ
れる電圧形自励インバ−タの制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】単独運転および連系運転を行う電圧形自
励インバ−タの制御回路は、単独運転用として定電圧制
御系、連系運転用として有効電力制御系および無効電力
制御系を備え、かつ単独運転モ−ドから連系運転モ−ド
に切り換える際に行う系統同期運転のための同期投入制
御系を備えるのが一般的である。
【0003】図4は従来の単独・連系運転用インバ−タ
およびその制御回路の構成図であり、1は電圧形自励イ
ンバ−タ、2は出力リアクトル、3は連系される電力系
統、4は単独負荷、5は電力系統3との間に設けた連系
スイッチ、6は電力系統3の電圧を検出する変成器、7
はインバ−タ1の出力電圧を検出する変成器、8はイン
バ−タ1の出力電流を検出する変流器である。また、イ
ンバ−タ1の制御回路は単独運転制御系10,同期投入
制御系20,有効電力制御系40,および無効電力制御
系30と、各系の出力を切換スイッチ17,18を介し
て受けてインバ−タ1に点弧パルスとして与えるパルス
発生増幅回路9とで構成される。
【0004】単独運転制御系10は電圧検出器11で検
出されたインバ−タ1の出力電圧の絶対値Vidを電圧設
定器13の設定値に近づけるよう定電圧制御する電圧調
節器12を備え、その出力を切換スイッチ17の接点1
6を介してパルス発生増幅器(以下PAと略称する)9
に供給するとともに、切換スイッチ19の切換接点15
を介して発振器14の固定周波数をPAに与えることに
より、PAは点弧パルスをインバ−タ1に向けて出力
し、インバ−タ1は発振器14の固定周波数を基準周波
数とする定電圧交流電力を単独負荷4に供給する。
【0005】また、インバ−タ1を連系スイッチ5を介
して電力系統3に接続し、交流電力を授受する連系運転
は、有効無効電力検出器31でインバ−タ1の出力交流
電力をその有効成分Pと無効成分Qとに分離して検出
し、検出した有効成分Pを有効電力設定器43の設定値
に近づけるようインバ−タ出力を制御する有効電力調節
器42を含む有効電力制御系40と、無効成分Qを無効
電力設定器33の設定値に近づけるようインバ−タ出力
を制御する無効電力調節器32を含む無効電力制御系3
0とを用い、それぞれの出力は切換スイッチ17,18
の接点45および35を介してPA9に供給され、かつ
切換え接点が25側に切換えられて電圧変成器6を介し
て供給される電力系統3の電圧の周波数をインバ−タ1
の基準周波数としてインバ−タ1の点弧角が制御される
ことにより、インバ−タ1と電力系統3との間で定電力
制御された交流電力の授受が行われる。
【0006】さらに、単独運転から連系運転に切り換え
る際用いる同期投入制御系20は、電圧検出器11,電
圧調節器12,および電圧設定器13を単独運転制御系
10と共有し、電圧調節器12の出力を切換接点16を
介してPAに供給するとともに、インバ−タ出力電圧と
電力系統電圧との位相差φを位相差検出器21で検出
し、位相差φを位相差設定器23の設定値(通常位相差
0に設定される)に近づけるようインバ−タ1の無効成
分を制御する位相差調節器22を備え、その出力信号は
切換接点26を介してPA9に供給される。
【0007】従って、単独運転時には連系スイッチ5を
開き、各切換接点15,16,および26をオンした状
態で、電圧調節器12により定電圧制御され,発振器1
4により一定周波数に制御された交流電力を単独負荷4
に供給する。また、同期投入制御は、接点25をオン状
態として同期投入制御系20によりインバ−タ1の出力
電圧の瞬時値および位相を電力系統3のそれに近づけた
後、連系スイッチ5をオンすることによって行われる。
さらに連系運転は、有効,無効電力制御系40および3
0を活かし、切換接点45,35をオン状態に切り換え
ることによって行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】燃料電池,太陽電池,
蓄電池などの単独電源の直流出力を交流電力に変換して
出力する電圧形自励インバ−タが連系運転される電力系
統は、一般にその電力容量が比較的小さいものが多く、
したがって負荷の開閉などに基づく系統の電圧ベクトル
の瞬時変動が大きいという性質がある。また、インバ−
タの制御回路には比例積分調節器が多く用いられてお
り、この比例積分調節器が侵入する外乱に対してできる
だけ変動なく設定値を保持する定値制御を目標とする調
節器であるため、瞬時変動に対する追従性に欠ける面が
あり、これを改善するために比例積分調節器のフィ−ド
バック量を増して比例補償量を増大すると本来の定値制
御が不安定になり、インバ−タの出力が常時変動して交
流電力を安定して供給できないという問題が発生する。
【0009】さらに、従来の制御回路では、インバ−タ
出力電圧を電圧検出および位相差検出の基準電圧として
いるため、同期投入制御において、同期投入制御系によ
りインバ−タの出力電圧の瞬時値および位相を電力系統
のそれに折角近づけても、連系スイッチをオンすると同
時に基準と検出(電圧変成器6および7)が同一になっ
てしまい、かつ直ちに電力系統との間に電流が流れるこ
とによる大きな電圧ベクトルの瞬時変動が加わるため
に、比例積分調節器からなる電圧調節器および位相差調
節器はこの瞬時変動に追従できず、同期投入制御から定
電力制御による連系運転に円滑に移行できないという問
題が発生する。
【0010】この発明の目的は、電力系統への併入時に
生ずる制御系の擾乱を防止することにより、定電圧制御
モ−ドから定電力制御モ−ドへの運転の切換えを安定化
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明によれば、直流電力を交流電力に変換する
電圧形インバ−タの制御回路が、交流電圧を定電圧制御
して負荷に単独で給電する単独運転制御系と、前記イン
バ−タの出力電圧およびその位相を電力系統に同期制御
して併入する同期投入制御系と、電力系統に併入した前
記インバ−タと電力系統との間で授受する電力の有効成
分,無効成分を制御して連系運転を行う有効電力制御系
および無効電力制御系とからなり、かつ前記交流電圧を
定電圧制御または同期制御する電圧調節器を兼用したも
のにおいて、連系スイッチを介して前記電力系統に流れ
る電流をその有効分と無効分とに分けて検出する有効無
効電流検出器からなり、前記同期投入制御系の電圧調節
器入力側に有効分を,位相差調節器入力側に無効分を入
力する系統併入制御の安定化手段を備えてなるものとす
る。
【0012】また、直流電力を交流電力に変換する電圧
形インバ−タの制御回路が、交流電圧を定電圧制御して
負荷に単独で給電する単独運転制御系と、前記インバ−
タの出力電圧およびその位相を電力系統に同期制御して
併入する同期投入制御系と、電力系統に併入した前記イ
ンバ−タと電力系統との間で授受する電力の有効成分,
無効成分を制御して連系運転を行う有効電力制御系およ
び無効電力制御系とからなり、かつ前記交流電圧を定電
圧制御または同期制御する電圧調節器を兼用したものに
おいて、前記各制御系の出力側に共通に設けられた有効
電流調節器および無効電流調節器と、前記電圧形インバ
−タの出力電流をその有効分と無効分とに分けて検出し
て有効電流調節器および無効電流調節器の入力側にそれ
ぞれ入力する有効無効電流検出器とからなる系統併入制
御の安定化手段を備えてなるものとする。
【0013】さらに、系統併入制御の安定化手段が、電
圧形インバ−タの出力電流をその有効分と無効分とに分
けて検出して有効電流調節器および無効電流調節器の入
力側にそれぞれ入力する有効無効電流検出器を第1の有
効無効電流検出器とし、連系スイッチを介して電力系統
に流れる電流をその有効分と無効分とに分けて検出して
前記第1の有効無効電流検出器の出力側に入力する第2
の有効無効電流検出器を備えてなるものとする。
【0014】
【作用】この発明において、連系スイッチを介して電力
系統に流れる電流をその有効分と無効分とに分けて検出
する有効無効電流検出器からなり、同期投入制御系の電
圧調節器入力側に有効分を,位相差調節器入力側に無効
分を入力する系統併入制御の安定化手段を設けるよう構
成したことにより、電圧調節器および位相差調節器に入
力する有効成分および無効成分を調節器それぞれの設定
値(指令値)に対して差動的に作用するよう入力するこ
とにより、同期投入制御系は連系スイッチの投入によっ
て電力系統との間に流れようとする電流の変化を抑制す
る方向に動作するので、連系スイッチ投入後も同期投入
制御系は連系スイッチを投入する前にインバ−タの出力
電圧の瞬時値および位相を電力系統のそれに近づけた状
態をそのまま維持して系統への併入を安定して行う機能
を有することになり、定電力制御モ−ドによる連系運転
に安定して切り換えることが可能となる。
【0015】また、各制御系の出力側に共通に設けられ
た有効電流調節器および無効電流調節器と、電圧形イン
バ−タの出力電流をその有効分と無効分とに分けて検出
して有効電流調節器および無効電流調節器の入力側にそ
れぞれ入力する有効無効電流検出器とからなる系統併入
制御の安定化手段を設けるよう構成すれば、電力系統に
生ずる電圧ベクトル位相の瞬時変動に比例積分調節器が
追従できないために生ずる制御系の擾乱を、検出電流の
有効成分および無効成分によって抑制する補助的な電流
制御系を各制御系に共通のマイナ−ル−プとして持つこ
とになり、連系スイッチを投入することによって同期投
入制御系に生ずる擾乱はもとより、有効電力制御系およ
び無効電力制御系に生ずる擾乱も抑制して制御系の切換
えを安定して行える機能が得られる。
【0016】さらに、上記系統併入制御の安定化手段
が、電圧形インバ−タの出力電流をその有効分と無効分
とに分けて検出して有効電流調節器および無効電流調節
器の入力側にそれぞれ入力する有効無効電流検出器を第
1の有効無効電流検出器とし、連系スイッチを介して電
力系統に流れる電流をその有効分と無効分とに分けて検
出して第1の有効無効電流検出器の出力側に入力する第
2の有効無効電流検出器を備えるよう構成すれば、連系
スイッチの投入によって電力系統との間に流れようとす
る電流の変化を第2の有効無効電流検出器が検出し、第
1の有効無効電流検出器の出力信号,即ち有効電流調節
器および無効電流調節器の指令値を補正するので、擾乱
防止機能がより高い各制御系共通の電流制御系をマイナ
−ル−プとして持つことになり、定電圧制御モ−ドの同
期投入制御系で系統併入を行っても擾乱を起こすことな
く安定した制御が行えるとともに、定電力制御モ−ドへ
の切換えを安定して行える機能が得られる。
【0017】
【実施例】以下、この発明を実施例に基づいて説明す
る。図1はこの発明の実施例になる単独・連系運転用イ
ンバ−タの制御回路を示す構成図であり、以下従来技術
と同じ構成部分には同一参照符号を付すことにより、重
複した説明を省略する。図において、系統併入制御の安
定化手段24は連系スイッチ5を介して電力系統3との
間で授受する電流を検出する電流変成器27と、その出
力およびインバ−タ1側の電圧変成器7の出力とを受け
て電流をその有効成分および無効成分に分離して出力す
る有効無効電流検出器28とで構成され、同期投入制御
系20の電圧調節器12(単独運転制御系10の電圧調
節器を兼ねる)の入力側に有効分が、位相差調節器22
の入力側に無効分が、それぞれの設定値(指令値)に対
して差動的に作用するよう入力される。
【0018】この実施例においては、同期投入制御系2
0は連系スイッチ5の投入によって電力系統3との間に
流れようとする電流の変化を抑制する方向に動作するの
で、連系スイッチ投入後も同期投入制御系は連系スイッ
チを投入する前にインバ−タ1の出力電圧の瞬時値およ
び位相を電力系統のそれに近づけた状態をそのまま維持
するので、定電圧制御モ−ドの同期投入制御系20によ
り系統への併入を安定して行えるとともに、有効電力調
節器42および無効電力調節器32による定電力制御モ
−ドによる連系運転に安定して切り換えることが可能と
なる。
【0019】図2はこの発明の異なる実施例になる単独
・連系運転用インバ−タの制御回路を示す構成図であ
り、系統併入制御の安定化手段51を各制御系の出力
側,即ちパルス発生増幅器9の入力側に各制御系10,
20,30,40に共通に設けられた有効電流調節器5
2および無効電流調節器53と、電圧形インバ−タ1の
出力電流をその有効分と無効分とに分けて検出して有効
電流調節器および無効電流調節器の入力側にそれぞれ入
力する有効無効電流検出器54とで構成した点が前述の
実施例と異なっている。このように構成すれば、電力系
統3に生ずる電圧ベクトル位相の瞬時変動に比例積分調
節器(12,22,32,42等)が追従できないため
に生ずる制御系の擾乱を、検出電流の有効成分および無
効成分によって抑制する補助的な電流制御系を各制御系
に共通のマイナ−ル−プとして持つことになり、連系ス
イッチを投入することによって同期投入制御系20に生
ずる擾乱はもとより、有効電力制御系40および無効電
力制御系30に生ずる擾乱も抑制できるので、制御系の
切換えを安定して行える利点が得られる。
【0020】図3はこの発明のさらに異なる実施例を示
す構成図であり、有効電流調節器52,無効電流調節器
53,および有効無効電流検出器54で構成される系統
併入制御の安定化手段51において、電圧形インバ−タ
の出力電流をその有効分と無効分とに分けて検出して有
効電流調節器および無効電流調節器の入力側にそれぞれ
入力する有効無効電流検出器54を第1の有効無効電流
検出器とし、これに、連系スイッチ5を介して電力系統
3に流れる電流を電流変成器55で検出し、検出した電
流をその有効分と無効分とに分離して第1の有効無効電
流検出器54の出力側に入力する第2の有効無効電流検
出器56を付加するよう構成した点が前述の実施例と異
なっている。このように構成すれば、連系スイッチ5の
投入によって電力系統3との間に流れようとする電流の
変化を第2の有効無効電流検出器56が検出し、第1の
有効無効電流検出器54の出力信号,即ち有効電流調節
器52および無効電流調節器53の指令値を補正するの
で、擾乱防止機能がより高い各制御系共通の電流制御系
をマイナ−ル−プとして持つことになり、定電圧制御モ
−ドの同期投入制御系20で系統併入を行っても擾乱を
起こすことなく安定した制御が行えるとともに、定電力
制御モ−ドへの切換えを安定して行える利点が得られ
る。
【0021】
【発明の効果】この発明は前述のように、単独・連系運
転用インバ−タの制御回路に、系統との連系点に流れる
電流をその有効分と無効分に分離して検出し、同期投入
制御回路の指令値に入力する系統併入制御の安定化手段
を設けるか、あるいは各制御系共通の電流制御系をマイ
ナ−ル−プとして持つ系統併入制御の安定化手段を設け
るよう構成した。その結果、系統併入時に生ずる電圧ベ
クトルの瞬時変動の影響を電流を抑制することにより防
止すること、あるいは電圧ベクトルの瞬時変動に制御回
路が追従できないことによって生ずる制御系の擾乱を防
止することが可能となり、定電圧制御モ−ドの同期投入
制御回路を用いて単独運転から系統連系運転への切換え
を安定して行える制御回路を備えた単独・連系運転用イ
ンバ−タを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例になる単独・連系運転用イン
バ−タの制御回路を示す構成図
【図2】この発明の異なる実施例になる単独・連系運転
用インバ−タの制御回路を示す構成図
【図3】この発明のさらに異なる実施例を示す構成図
【図4】従来の単独・連系運転用インバ−タおよびその
制御回路の構成図
【符号の説明】
1 電圧形自励インバ−タ 2 リアクトル 3 電力系統 4 単独負荷 5 連系スイッチ 6 電圧変成器 7 電圧変成器 8 電流変成器 9 パルス発生増幅器 10 単独運転制御系 11 電圧検出器 12 電圧調節器 13 電圧設定器 14 発振器 20 同期投入制御系 21 位相差検出器 22 位相差調節器 23 位相差設定器 24 系統併入制御安定化手段 27 電流変成器 28 有効無効電流検出器 30 無効電力制御系 31 有効無効電力検出器 32 無効電力調節器 33 無効電力設定器 40 有効電力制御系 42 有効電力調節器 43 有効電力設定器 51 系統併入制御安定化手段 52 有効電流調節器 53 無効電力調節器 54 有効無効電流検出器(第1の) 55 電流変成器 56 有効無効電流検出器(第2の)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電力を交流電力に変換する電圧形イン
    バ−タの制御回路が、交流電圧を定電圧制御して負荷に
    単独で給電する単独運転制御系と、前記インバ−タの出
    力電圧およびその位相を電力系統に同期制御して併入す
    る同期投入制御系と、電力系統に併入した前記インバ−
    タと電力系統との間で授受する電力の有効成分,無効成
    分を制御して連系運転を行う有効電力制御系および無効
    電力制御系とからなり、かつ前記交流電圧を定電圧制御
    または同期制御する電圧調節器を兼用したものにおい
    て、連系スイッチを介して前記電力系統に流れる電流を
    その有効分と無効分とに分けて検出する有効無効電流検
    出器からなり、前記同期投入制御系の電圧調節器入力側
    に有効分を,位相差調節器入力側に無効分を入力する系
    統併入制御の安定化手段を備えてなることを特徴とする
    単独・連系運転用インバ−タの制御回路。
  2. 【請求項2】直流電力を交流電力に変換する電圧形イン
    バ−タの制御回路が、交流電圧を定電圧制御して負荷に
    単独で給電する単独運転制御系と、前記インバ−タの出
    力電圧およびその位相を電力系統に同期制御して併入す
    る同期投入制御系と、電力系統に併入した前記インバ−
    タと電力系統との間で授受する電力の有効成分,無効成
    分を制御して連系運転を行う有効電力制御系および無効
    電力制御系とからなり、かつ前記交流電圧を定電圧制御
    または同期制御する電圧調節器を兼用したものにおい
    て、前記各制御系の出力側に共通に設けられた有効電流
    調節器および無効電流調節器と、前記電圧形インバ−タ
    の出力電流をその有効分と無効分とに分けて検出して有
    効電流調節器および無効電流調節器の入力側にそれぞれ
    入力する有効無効電流検出器とからなる系統併入制御の
    安定化手段を備えてなることを特徴とする単独・連系運
    転用インバ−タの制御回路。
  3. 【請求項3】系統併入制御の安定化手段が、電圧形イン
    バ−タの出力電流をその有効分と無効分とに分けて検出
    して有効電流調節器および無効電流調節器の入力側にそ
    れぞれ入力する有効無効電流検出器を第1の有効無効電
    流検出器とし、連系スイッチを介して電力系統に流れる
    電流をその有効分と無効分とに分けて検出して前記第1
    の有効無効電流検出器の出力側に入力する第2の有効無
    効電流検出器を備えてなることを特徴とする請求項2記
    載の単独・連系運転用インバ−タの制御回路。
JP5115080A 1993-05-18 1993-05-18 単独・連系運転用インバ−タの制御回路 Pending JPH06335169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115080A JPH06335169A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 単独・連系運転用インバ−タの制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115080A JPH06335169A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 単独・連系運転用インバ−タの制御回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06335169A true JPH06335169A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14653692

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5115080A Pending JPH06335169A (ja) 1993-05-18 1993-05-18 単独・連系運転用インバ−タの制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06335169A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034159A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Hitachi Ltd 自励式直流送電システムの制御方法及び装置
JP2003009397A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Kyuhen Co Ltd 系統連系交直変換装置
JP2009131056A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Aisin Seiki Co Ltd 自立運転機能付き系統連系電源装置
US7619905B2 (en) 2003-11-07 2009-11-17 Cummins Generator Technologies Limited Method of controlling connection of a supply of AC power to a load and to a power supply grid
JP2012513187A (ja) * 2008-12-19 2012-06-07 キャタピラー インコーポレイテッド 電力インバータのグリッド接続遷移制御

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002034159A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Hitachi Ltd 自励式直流送電システムの制御方法及び装置
JP2003009397A (ja) * 2001-06-19 2003-01-10 Kyuhen Co Ltd 系統連系交直変換装置
JP4497758B2 (ja) * 2001-06-19 2010-07-07 株式会社キューヘン 系統連系交直変換装置
US7619905B2 (en) 2003-11-07 2009-11-17 Cummins Generator Technologies Limited Method of controlling connection of a supply of AC power to a load and to a power supply grid
JP2009131056A (ja) * 2007-11-22 2009-06-11 Aisin Seiki Co Ltd 自立運転機能付き系統連系電源装置
JP2012513187A (ja) * 2008-12-19 2012-06-07 キャタピラー インコーポレイテッド 電力インバータのグリッド接続遷移制御

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5257180A (en) Controlling system for parallel operation of AC output inverters with restrained cross currents
US5212630A (en) Parallel inverter system
US6239997B1 (en) System for connecting and synchronizing a supplemental power source to a power grid
JP2009124836A (ja) 無停電電源システムの制御装置
JP3255797B2 (ja) 分散電源の運転制御方法
US6657319B2 (en) Electric power system interconnection device
JPH06335169A (ja) 単独・連系運転用インバ−タの制御回路
JPH11127542A (ja) インバータの単独運転検出方法およびその装置並びにパワーコンディショナ
JPS6277833A (ja) 自励式変換装置の制御方法
JP2861313B2 (ja) 単独・連系運転用インバータの制御回路
JP4777914B2 (ja) 三相電圧型交直変換装置
JP3186430B2 (ja) 分散電源用系統連系装置
JP3488320B2 (ja) インバータの同期切り換え回路
JPH0515070A (ja) 並列運転制御装置
JP2674402B2 (ja) 交流出力変換器の並列運転制御装置
JPH0956170A (ja) 系統連系用インバータの制御装置
US11539215B2 (en) Voltage control inverter, power source apparatus, and control method
JP2003333753A (ja) 系統連系電力変換装置
JPH0429527A (ja) 同期制御回路および制御方法
JPH05336756A (ja) 燃料電池用インバータの出力制御方法
JPH05207659A (ja) インバータの制御装置
JP3247499B2 (ja) 交流系統間の遮断器同期投入装置
JPH08149824A (ja) インバータの並列運転装置
JPS59153426A (ja) 自励式電力変換装置の運転方法
JPS6194124A (ja) ハイブリツド式静止形無効電力補償装置