JP6188742B2 - 電力供給システム - Google Patents

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本発明は、系統と連系しながら自然エネルギーを利用した発電と蓄電池により住宅内に電力を供給する電力供給システムに関する。
近年、太陽光発電などの自然エネルギーを利用した発電と、深夜の安価な電力を蓄電池に充電し、蓄電池に充電された電気エネルギーを住宅内の負荷に放電して消費するシステムが普及しつつある。商用系統が停電した時には、これらの蓄電池に蓄えられた電力を住宅内の負荷に供給し、停電時でも家電機器を使用することができる。商用系統が停電した時に自立運転を行う場合には、日本電気協会が「JEAC 9701−2010」として定める系統連系規定により、機械的な開閉箇所2箇所又は開閉箇所1箇所及び手動操作による開閉箇所1箇所を設置する必要がある。
これらのシステムでは、停電時の自立運転時は特定の負荷へのみ電力を供給している。それに対して、停電時も系統連系時に使用していた住宅内の同じ負荷に電力を供給するシステムが提案されている。
特許文献1には、電力供給システムにおいて、商用電力供給源が停電した場合、電磁接触器及びブレーカを「閉」状態から「開」状態にして商用電力供給源を解列し、蓄電池の自立運転を行い、蓄電池の電源を基準電源として太陽光発電部及び燃料電池発電部の連系運転を行うことが記載されている。また、既設住宅への配線工事を簡易化するために、漏電遮断器、電磁接触器、ブレーカ及びその他の構成要素で構成される自立運転用の切換え機能を専用筐体に収納して自立運転切換え装置としたうえで、住宅内の壁に、既設の分電盤とは別に設置する技術が開示されている。
特開2014−161173号公報
特許文献1に記載の技術では、自立運転切換え機能を一つの筐体に収納し、既存の住宅内分電盤とは別体にして配置することにより、設置工事の簡易化が図られている。しかしながら、自立運転切換え用の専用分電盤を宅内の壁に別途追加する必要があり、宅内設置スペースの確保及び専用分電盤の取付け工事が必要になるという課題があった。
そこで、特許文献1のように既設住宅への設置工事の簡易化を図るために自立運転切換え機能を電力変換装置とは別の筐体に収納するのではなく、自立運転切換え機能を電力変換装置と同一の筐体に配置することが可能な電力供給システムの構成を工夫する必要が生じる。より具体的には、自立運転切換え機能を電力変換装置と同一の筐体内に配置可能とするために、同一筐体内における自立運転切換え機能と電力変換装置との間の連携動作調整の仕組みを実現する必要が生じる。加えて、自立運転切替え用の専用分電盤を別途設置する必要の無い態様で、自立運転切換え機能を電力変換装置と同一の筐体内に配置可能とする必要が生じる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設置工事の簡易化及び住宅内で占有するスペースの低減のために、既存の住宅に自立運転切換え装置を追加導入することなく自立運転可能な電力供給システムを得ることを目的とする。
本発明に係る電力供給システムは、系統と、発電部と、蓄電池と、住宅内負荷との間における送受電を切り替え、かつ前記系統及び前記住宅内負荷が接続される住宅用分電盤を介して前記系統及び前記住宅内負荷と接続される自立運転切換え装置と、直流電力を蓄える前記蓄電池の直流電力を交流に変換して前記住宅内負荷に出力し、前記自立運転切換え装置からの交流電力を直流に変換して蓄電池に充電する電力変換装置と、前記電力変換装置の出力電力を制御するとともに、前記自立運転切換え装置の切り換え動作を制御する制御回路と、前記電力変換装置、前記自立運転切換え装置及び前記制御回路を収容する筐体と、を含む。
本発明によれば、設置工事の簡易化及び住宅内で占有するスペースの低減のために、既存の住宅に自立運転切換え装置を追加導入することなく自立運転可能な電力供給システムを実現することができる。
実施の形態1に係る電力供給システムの一構成例を示す図 実施の形態2に係る電力供給システムの一構成例を示す図 実施の形態2に係る電力供給システムの電力変換装置の出力電力と自立運転切換え装置の内部温度の関係を示す図 実施の形態2に係る電力供給システムの電力変換装置の出力電力と自立運転切換え装置の内部温度の関係を示す図 実施の形態2に係る電力供給システムの自立運転切換え装置の温度と電力変換装置の出力電力の関係を示す図 実施の形態3に係る電力供給システムの一構成例を示す図 実施の形態3に係る電力供給システムの電力変換装置の温度と電力変換装置の出力電力の関係を示す図 実施の形態4に係る電力供給システムの一構成例を示す図 実施の形態4に係る冷却ファンモジュールの構成を示す図 実施の形態4に係る冷却ファンモジュールの制御を示す図 実施の形態4に係る冷却ファンモジュールの制御を示す図
以下において添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る電力供給システムについて説明する。なお、以下に示す実施の形態により本発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
実施の形態1に係る電力供給システム100について図1を用いて説明する。図1は、電力供給システム100の構成を示す図である。本実施の形態は、電力供給システムの設置工事の簡易化及び住宅内で占有するスペースの低減のために、自立運転切換え機能を電力変換装置と同一の筐体内に配置可能な電力供給システムの構成を工夫することを目的としている。
<実施の形態1に係る電力供給システムの構成>
図1を参照すると、電力供給システム100は、直流と交流の間の変換を行う電力変換装置11、電力供給システム100の動作制御を行う制御回路12、系統1の電圧を監視する系統電圧監視部13、系統1と電力供給システム100との間の連系と解列を切り替える指示を与える解列指令部14及び後述する自立運転切換え装置15を含む。電力供給システム100は、系統1と連系しながら系統1の停電時には自家発電又は蓄電池に充電された電力により住宅内負荷に電力を供給する。系統1には、電力会社が送電網を介して家庭に電力を配電するための電力系統である商用系統が含まれる。電力供給システム100は、図1に示すように、2つの主回路配線のみを介して住宅用分電盤9と電気的に接続されている。具体的には、電力供給システム100は、接続線C1と接続線C2とを介して、住宅用分電盤9と電気的に接続されている。実施の形態1において、接続線C1と接続線C2とは、2つの主回路配線に相当する。また、電力供給システム100は、図1に示すように、2つの主回路配線である接続線C1と接続線C2とを経由し、さらに住宅用分電盤9を経由して、系統1及び住宅内負荷10と電気的に接続されている。また、電力供給システム100は、発電部8と蓄電池17とから電力を受電するために、給電線C3と給電線C4とを介して、発電部8及び蓄電池17と電気的に接続されている。
自立運転切換え装置15は、電磁接触器3,4と、ブレーカ5,6と、変流器7と、を備える。電磁接触器3,4は、解列指令部14の信号を受信し、ノードN1とノードN3との間を開放又は接続することが可能である。解列指令部14から受信した信号により、電磁接触器3,4が解放されることにより、自立運転時に電力供給システム100を系統1から解列する。変流器7は、ノードN2とノードN3との間を流れる電流を検知し、検知結果を制御回路12へ送信する。ブレーカ6は、発電部8とノードN3との間に配置され、手動操作により発電部8と系統1との間の電気的結合を開放又は接続する。ブレーカ5は、電力変換装置11とノードN2との間に配置され、手動操作により電力変換装置11と系統1との間の電気的結合を開放又は接続する。
電力変換装置11は、スイッチング用の半導体素子及びリアクトルを備える。電力変換装置11は、発電部8及び系統1から供給される交流電力を直流電力に変換して蓄電池17を充電すると共に、蓄電池17に充電した直流電力を交流電力に変換して住宅内負荷10へ放電する、双方向の電力変換機能を有する。また、電力変換装置11は、後述する制御回路12から制御線C5を介して出力電力の指令信号を受信し、当該指令信号に応じた電力を系統1又は蓄電池17に出力する。系統電圧監視部13は、系統1と電力供給システム100との間の接続点ノードN1の電圧を監視して監視結果を制御回路12へ送信する。解列指令部14は、制御回路12から送信される指示信号に応じて電磁接触器3,4の開閉操作を行う。
制御回路12は、自立運転切換え装置15を電力変換装置11と同一の筐体16に配置可能とするために、筐体16内における自立運転切換え装置15と電力変換装置11との間の連携動作調整の仕組みを実現する。具体的には、制御回路12は、系統電圧監視部13及び変流器7からの検知結果を受信し、当該受信した検知結果に基づいて、解列指令部14に対して指示信号を送信し、電力変換装置11に対して制御線C5を介して制御信号を送信する。
実施の形態1において、発電部8は、太陽光を利用して発電を行う太陽光発電装置である。つまり、発電部8は、自然エネルギーである太陽光を利用して発電する。発電部8が利用する自然エネルギーは、太陽光に限定されず、風力又は水力であってもよい。発電部8は、太陽光発電装置のように自然エネルギーを利用するものに限定されず、燃料電池発電装置又はマイクロガスタービンを用いた発電装置であってもよい。発電部8の発電方式が直流電力を出力するものである場合、発電部8は、発電により出力される直流電力を交流電力に変換して電力供給システム100に供給するための電力変換装置81を含んでいる。電力変換装置81は、電力変換装置11と同様の構成を有し、発電部8が発電した電力を交流電力に変換して住宅内負荷10へ放電する。また、発電部8が発電した電力を蓄電池17に充電する際には、電力変換装置81は、発電部8が発電した電力を交流電力に変換した上で電力変換装置11に供給する。続いて、電力変換装置11は、当該供給された交流電力を直流に変換して蓄電池17に充電する。蓄電池17は、電力変換装置11に接続される。蓄電池17は、電力変換装置11から給電線C4を介して供給される直流電力に相当するエネルギーを蓄電する。
自立運転切換え装置15は、電力供給システム100の筐体16の表面上に配置された第1端子T1、第2端子T2及び第3の端子T3と接続されている。第1端子T1は、住宅用分電盤9内の漏電遮断器2を介して系統1を電力供給システム100に接続する端子である。第2端子T2は、住宅用分電盤9を介して住宅内負荷10を電力供給システム100に接続するための端子である。第3の端子T3は、発電部8を電力供給システム100に接続するための端子である。第1端子T1、第2端子T2及び第3の端子T3は、電力供給システム100の筐体16に配されている。また、第1端子T1、第2端子T2及び第3の端子T3のうち少なくとも1つは、筐体16から引き出された配線に接続されてもよい。第1端子T1、第2端子T2及び第3の端子T3が、筐体16の外壁面上に配されている場合、筐体16の中に手を入れずに住宅用分電盤9と電力供給システム100との間の配線作業を行うことができる。それにより、電力供給システム100を宅内に設置する工事の際に、工事担当者の配線作業が楽になる。
なお、図1中の制御回路12、系統電圧監視部13及び解列司令部14は、それぞれが専用のLSIを備えたハードウェアであってもよいし、これらの機能をマイクロコンピュータがソフトウェアを実行することにより実現するものであってもよい。
<実施の形態1に係る電力供給システムの動作>
以下、電力供給システム100が通常時の稼働状態にある系統連系時において、以上のように構成された電力供給システム100が実行する動作の概要について後述する。
実施の形態1に係る電力供給システム100は、住宅に設けられ、系統1と連系しながら、系統1から供給される電力と蓄電池17に蓄えられた電力とを用いて住宅内負荷10に電力を供給する。実施の形態1において、昼間のように、発電部8による太陽光発電が行われているときに、電力供給システム100は、発電部8から住宅内負荷10に電力を供給し、余剰の電力を蓄電池17に充電する。
悪天候時又は夜間のように太陽光発電が行えないときには、電力供給システム100は、系統1から蓄電池17を充電し、蓄電池17から住宅内負荷10に電力を供給する。実施の形態1において、太陽光発電が行われていないときに、電力供給システム100は、系統1からの電力を電力変換装置11により直流に変換した上で蓄電池17に一旦充電する。続いて、電力供給システム100は、蓄電池17に充電しておいた直流電力を電力変換装置11により交流に変換して住宅内負荷10に電力を供給する。以下において、電力供給システム100が系統1と連系しながら住宅内負荷10に電力を供給している通常時を系統連系時と称する。系統連系時において、系統1は停電していない。
電力供給システム100においては、系統1が停電した時に、電力供給システム100内の解列用開閉器である電磁接触器3,4が系統1側と解列する。同時に、電力供給システム100は、蓄電池17を用いて住宅内負荷10に継続して電力を供給できる自立運転を実行する。このように、電力供給システム100は、発電部8と蓄電池17とを利用することにより、停電した場合の自立運転時において、系統連系時に使用していた住宅内の同じ負荷に、継続して電力を供給できる。
以下、電力供給システム100が通常時の稼働状態にある系統連系時において、上記のように構成された電力供給システム100が実行する動作をより具体的に後述する。
系統1が正常に稼働している時は、系統1から住宅内負荷10及び蓄電池17に電力が供給できるように、制御回路12は、解列指令部14を制御して、電磁接触器3及び電磁接触器4の接点を閉じる。自立運転切換え装置15のブレーカ5及び6は、通常は「閉」状態である。発電部8で発電された電力は、自立運転切換え装置15内のブレーカ6を経由して住宅内負荷10に供給される。
住宅内負荷10での消費電力より発電部8での発電電力が上回った場合には、余剰電力が住宅用分電盤9を介して系統1に逆潮流される。電力変換装置11で変換した電力は、自立運転切換え装置15内のブレーカ5を経由し、続いて住宅用分電盤9を経由して住宅内負荷10に供給される。住宅内負荷10の消費電力が少なくなり、電力変換装置11の余剰電力が系統1側へ逆潮流する場合には、変流器7が逆潮流電力を検出する。その場合、逆潮流の検出結果を受けた制御回路12は、電力変換装置11の出力電力を低下又は停止させる。
次に、系統1が停電したとき、すなわち停電時における電力供給システム100の動作について説明する。
系統1が停電すると、発電部8の電力変換装置81及び電力供給システム100内の系統電圧監視部13は、系統電圧がなくなったことにより停電状態であることを検出する。電力供給システム100は、停電状態が検出されると、系統連系時の稼働状態での運転を停止する。制御回路12は、手動操作又は自動操作により自立運転への切換えが行われると、住宅内負荷10、電力変換装置11及び発電部8から系統1への電気的接続を遮断する。自動操作により自立運転への切換えを行う場合、制御回路12は、解列指令部14に解列のための指示信号を送信し、解列指令部14が自立運転切換え装置15内の電磁接触器3,4を「開」状態にすべき旨の指示を与える。続いて、解列のための指示信号を受信した解列指令部14は、自立運転切換え装置15内の電磁接触器3,4を操作して「開」状態にする。漏電遮断器2が遮断状態となったことにより、電力供給システム100が系統1から切り離された場合には、以下のように手動操作により自立運転への切り替えを行う。手動操作により自立運転への切り替えを行う場合、操作員が操作スイッチ51を手動操作することにより「開」状態のブレーカ5を「閉」状態にすると、電力変換装置11が住宅内負荷10に接続される。また、操作員が操作スイッチ61を手動操作することにより「開」状態のブレーカ6を「閉」状態にすると、発電部8が住宅内負荷10に接続される。電力供給システム100が系統1から解列された後、制御回路12による上述した切り替え制御により、電力供給システム100は、蓄電池17及び発電部8から住宅内負荷10に電力を供給する自立運転を行う。
上記のように、実施の形態1においては、同一の筐体16内に配置された自立運転切換え装置15と電力変換装置11との間の連携動作調整は、制御回路12によって実現される。さらに実施の形態1は、電力供給システム100の第1端子T1が、接続線C1を経由して住宅用分電盤9に接続され、さらに住宅用分電盤9から系統1に接続される。また、実施の形態1は、電力供給システム100の第2端子T2が接続線C2を経由して住宅用分電盤9に接続され、さらに住宅用分電盤9から住宅内負荷10に接続される。実施の形態1の構成において、接続線C1は、住宅用分電盤9が系統1に接続する側と電力供給システム100との間を配線する第1の配線である。また、接続線C2は、住宅用分電盤9が住宅内負荷10に接続する側と電力供給システム100との間を配線する第2の配線である。つまり、接続線C1と接続線C2は、住宅用分電盤9と電力供給システム100との間を配線する2本の主回路配線に相当する。実施の形態1では、第1端子T1及び第2端子T2を介して自立運転切換え装置15と住宅用分電盤9とが接続されるが、第1端子T1及び第2端子T2を介さず、接続線C1及び接続線C2によって、直接自立運転切換え装置15と住宅用分電盤9とが接続されてもよい。
自立運転切換え装置15を電力変換装置11と同一の筐体16に配置可能な電力供給システムの構成を実現するためには、第1に、同一筐体16内における自立運転切換え装置15と電力変換装置11との間の連携動作調整の仕組みを実現する必要性が生じる。第2に、自立運転切替え用の専用分電盤を別途設置する必要の無い電力供給システムの構成を工夫する必要性が生じる。
このため、実施の形態1は、同一筐体16内に配置された自立運転切換え装置15と電力変換装置11との両者に制御指令を与える制御回路12を筐体16内に設けている。制御回路12を筐体16内に設けたことにより、実施の形態1は、自立運転切換え装置15と電力変換装置11との間の連携動作調整を行う制御機能部を実現している。
また、実施の形態1は、電力供給システム100の構成として以下のような構成を工夫している。当該構成においては、蓄電池17が接続された電力変換装置11と発電部8が共に自立運転切換え装置15に接続され、自立運転切換え装置15は、共通の住宅用分電盤9を介して系統1と住宅内負荷10の両者に接続される。このため、実施の形態1は、電力変換装置11を住宅内負荷10と系統1に接続するための配線及び分電盤を別途設ける必要がない。言い換えると、実施の形態1は、電力供給システム100を住宅内負荷10と系統1に接続するための配線及び分電盤を自立運転切換え装置15及び電力変換装置11との間で共用化することが可能となる。その結果、電力供給システム100は、電力変換装置11と自立運転切換え装置15とを同一の筐体16内に一体で収納した上で、電力供給システム100と単一の住宅用分電盤9との間を一対一で接続することが可能となる。従って、実施の形態1は、自立運転切換え装置15を住宅内負荷10と系統1に接続するための専用の分電盤とを、住宅用分電盤9とは別途に設置することを不要とする。
加えて、実施の形態1においては、電力変換装置11と自立運転切換え装置15とを電力供給システム100内に一体的に収納した上で、電力供給システム100と住宅用分電盤9との間を2本の主回路配線のみで接続することが可能となる。従って、実施の形態1においては、電力供給システム100と住宅用分電盤9との間における配線の数を2本に削減することが可能となる。その結果、電力供給システム100は、自立運転切替え用の専用分電盤を別途設置しなくても、自立運転切換え機能を電力変換装置と同一の筐体16内に配置することが可能となる。
加えて、実施の形態1において、電力供給システム100は、住宅内負荷10の消費電力が少なくなり、電力変換装置11の余剰電力が系統1側へ逆潮流する場合には、電力変換装置11の出力電力を低下又は停止させる。従って、蓄電池17に充電された電気エネルギーが、上述した逆潮流により、電力変換装置11を経由して系統1側へと無駄に放電される場合、電力供給システム100は電力変換装置11の出力を低減することにより、蓄電池17からの上述した無駄な放電を抑制することが可能となる。そして、当該放電の抑制により蓄電池17内に蓄えられた電力は、発電部8及び系統1から住宅内に供給される電力の不足を補うために有効活用することができる。
以上より、実施の形態1においては、自立運転切換え装置15と電力変換装置11とを電力供給システム100の筐体16内に収納することが可能となる。その結果、従来の電力供給システムでは自立運転切換え装置を取り付ける壁の確保が必要であったが、実施の形態1に係る電力供給システム100では、自立運転切換え装置を取り付ける壁のスペースの確保及び壁の補強が不要となるため、電力供給システムの据付工事を安価で容易に実現できる。
実施の形態2.
実施の形態1においては、自立運転切換え機能を電力変換装置と同一の筐体に配置することにより、宅内への自立運転切換え装置の設置を不要としていた。実施の形態2は、実施の形態1と同様の構成と機能に加え、電力変換装置と同じ筐体内に自立運転切換え装置を配置しても、自立運転切換え装置の温度上限値を超過しないよう電力変換装置を制御する。同時に、実施の形態2は、温度保護時にも電力供給システムが極力停止することが無く、使用者の利便性を損ねることの無いように、電力変換装置を制御する。以下の説明では、電力供給システム内の自立運転切換え装置の温度が上昇した場合についての電力供給システムの温度保護動作の例について説明する。
図2は、実施の形態2に係る電力供給システム200の一構成例を示す図である。なお、実施の形態1と同一又は同等の構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。電力供給システム200が、図1に示す実施の形態1に係る電力供給システム100と異なる点は、温度センサ18が新たに設けられている点である。温度センサ18は、電力供給システム200内の自立運転切換え装置15が配置される部位の空気温度又は自立運転切換え装置15を構成する部品の温度を検知することができるように、電力供給システム200内に配置される。温度センサ18は、上記温度の検知結果を制御回路12に出力する。実施の形態2が実施の形態1と異なるもう一つの点は、温度センサ18は温度の検知結果に応じた信号を制御回路12へ送信し、制御回路12は温度センサ18からの温度検知結果に基づき、電力変換装置11の出力電力を低減させる温度保護制御を行う点である。
図3は電力変換装置の出力電力と自立運転切換え装置の内部温度の関係を示す図である。図3を用いて電力変換装置11の出力電力、電力変換装置11の発熱量及び電力供給システム200の内部温度の関係について説明する。電力変換装置11は制御回路12から出力電力の指令信号を受信し、指令信号に応じた電力を系統1又は蓄電池17に出力する。
上述したとおり、電力変換装置11は、スイッチング用の半導体素子及びリアクトルを備えるので、電力変換を行う際に、出力電力に応じたエネルギー損失を発生する。図3に示すように、電力変換装置11の出力電力が増加するに従い、電力変換装置11が発生するエネルギー損失と、このエネルギー損失に応じた発熱量とは増加する傾向を有する。また、図4に示すように、電力変換装置11が発生するエネルギー損失が増加すると共に、電力供給システム200の内部温度は、電力供給システム200が設置された周囲温度Taよりも上昇する。
自立運転切換え装置15を構成する電磁接触器3,4、ブレーカ5,6及び変流器7は、一般的に住宅内に単体で設置される分電盤内に配置されて使用されることを前提とした設計となっているため、部品の使用可能な上限温度が、電力供給システム200を構成する他の部品と比較して低い。言い換えると、自立運転切換え装置に使用される、ブレーカ、漏電遮断器及び電磁接触器の電気部品は、電力変換装置を構成する半導体部品と比較すると耐熱性が低い。
そこで、制御回路12は、温度センサ18を使用して自立運転切換え装置15近傍の空気温度を検知し、検知結果に基づいて電力変換装置11の出力電力を低減させて自立運転切換え装置15を構成する部品の温度保護制御を行う。
図5は自立運転切換え装置15の温度と電力変換装置11の出力電力との関係を示す図である。制御回路12には、図5の自立運転切換え装置15の温度と電力変換装置11の出力電力との関係を数値的に示すデータがテーブルの形で格納されている。制御回路12は、自立運転切換え装置15の温度が予め設定された設定温度Tb以下の場合、出力電力を低減させることなく電力変換装置11を通電制御する。電力供給システム200内の温度が上昇し、自立運転切換え装置15の温度が設定温度Tb以上となった場合、温度センサ18によって検知される自立運転切換え装置15の温度に応じて制御回路12が電力変換装置11の出力電力を低減する制御を行う。具体的には、自立運転切換え装置15の温度が設定温度Tb以上となった場合、温度センサ18によって検知される自立運転切換え装置15の温度と電力変換装置11の出力電力との間の数値的関係を示す上記テーブル内のデータに従って、制御回路12が電力変換装置11の出力電力を低減する制御を行う。
自立運転切換え装置15の過熱時において、制御回路12が電力変換装置11の出力電力を上記のように低減する制御を行うことにより、図2に示すように、電力変換装置11の発熱量が低下し、電力供給システム200の内部温度及び自立運転切換え装置15の温度が低下する。
上記のように、実施の形態2は、自立運転切換え装置15の温度に応じて電力変換装置11の出力電力を低減させるので、自立運転切換え装置15を構成する部品の温度が定格温度を超過することなく電力供給システム200は稼働を継続することができる。また、電力変換装置11の出力電力を漸次低減させるように電力変換装置11を制御することで、極力電力供給を停止させず、使用者の利便性を損なわずに電力供給システム200を使用し続けることができる。
以上より、実施の形態2は、以下の課題を解決することが可能となる。自立運転切換え装置に使用される、ブレーカ、漏電遮断器及び電磁接触器の電気部品は、一般的に単独に配置された分電盤内での使用が想定された部品であるため、電力変換装置を構成する半導体部品と比較すると温度上限値が低く設計されている。言い換えると、自立運転切換え装置に使用される、ブレーカ、漏電遮断器及び電磁接触器の電気部品は、電力変換装置を構成する半導体部品と比較すると耐熱性が低い。そのため、電力変換時に発生するエネルギー損失により発熱する電力変換装置と、自立運転切換え機能を同じ一つの筐体内に配置することが、自立運転切換え装置の過熱保護の観点から困難となる。
しかしながら、実施の形態2は、自立運転切換え装置15の温度に応じて電力変換装置11の出力電力を低減させるので、自立運転切換え装置15を構成する部品の温度が定格温度を超過することがない。従って、電力変換時に発生するエネルギー損失により発熱する電力変換装置11と、自立運転切換え装置15を同じ一つの筐体16内に配置しても、自立運転切換え装置15の充分な過熱保護を実現することが可能となる。
実施の形態3.
実施の形態2では、自立運転切換え装置15のみの温度検知結果に基づいて電力変換装置11の出力電力を低減させる例について説明した。実施の形態3では、自立運転切換え装置15及び電力変換装置11の両者の温度検知結果に基づいて電力変換装置11の出力電力を低減させることにより電力供給システムを保護する例について説明する。
図6は、実施の形態3に係る電力供給システム300の一構成例を示す図である。なお、以下の説明において、実施の形態2と同一又は同等の構成には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。実施の形態3が実施の形態2と異なる点は、自立運転切換え装置15の温度を検知する温度センサ18に加えて、電力変換装置11の温度を検知する温度センサ19をさらに配置した点である。このような構造により、実施の形態3においては、自立運転切換え装置15及び電力変換装置11の両者の温度検知結果を併用して、電力変換装置11の出力電力を低減させることで電力供給システム300の温度保護制御を行う。
図7は、電力変換装置11の温度と電力変換装置11の出力電力との関係を示す図である。実施の形態3において、電力変換装置11の温度検知を行う温度センサ19は、電力変換装置11内の半導体を冷却するための放熱フィンに取り付けられている。図7において、Tdは電力変換装置11の出力電力を低下させ始める温度、Teは電力変換装置11を停止させる温度である。
制御回路12には、図5に示す自立運転切換え装置15の温度と電力変換装置11の出力電力との間の数値的な関係を表すデータのテーブルが格納されている。加えて、制御回路12には、図7に示す電力変換装置11の温度と電力変換装置11の出力電力との間の数値的な関係を表すデータのテーブルがさらに格納されている。制御回路12は、電力変換装置11の温度による出力電力の制限量と自立運転切換え装置15の温度による出力電力の制限量とを比較し、出力電力の制限量の大きい方を用いて電力変換装置11の出力電力を低減させる。
上記のように、実施の形態3は、自立運転切換え装置15及び電力変換装置11の両者の温度に応じて電力変換装置11の出力電力を低減させるので、自立運転切換え装置15及び電力変換装置11を構成する部品の温度が定格温度を超過することなく電力供給システム300を稼働させ続けることができる。また、実施の形態3は、電力変換装置11の出力電力を漸次低減させるように制御することで、極力電力供給を停止させることなく電力供給システム300を使用し続けることができる。
実施の形態4.
実施の形態1〜3では、自立運転切換え装置15および電力変換装置11の両者の温度検知結果に基づいて電力変換装置11の出力電力を低減することで自立運転切換え装置15の温度上昇を抑制する例について説明した。実施の形態4では、自立運転切換え装置15の温度検知結果に基づいて電力変換装置11に備えた冷却ファンを制御することにより、自立運転切換え装置の温度上昇を抑制する例について説明する。
図8は、実施の形態4に係る電力供給システムの一構成例を示す図である。なお、以下の説明において、実施の形態1から3と同一又は同等の構成部には同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。実施の形態1から3と異なる点は、電力変換装置11を冷却するための冷却ファンモジュール20を備えた点である。電力供給システム400内の制御装置12は、自立運転切換え装置15に設置された温度センサ18の温度検知結果に応じて、冷却ファンモジュール20の風量の制御を行う。
以上のように構成された電力供給システム400の動作について説明を行う。電力供給システム400内の電力変換装置11は、スイッチング用の半導体素子やリアクトル等の電気部品で構成されている。これらの電気部品は、電力変換を行う際の損失により発熱し、電力変換装置11近傍の空気を加熱する。自立運転切換え装置15と電力変換装置11は電力供給システム400の筐体内部に収納されているため、電力変換装置11近傍の空気温度が上昇すると、自立運転切換え装置15近傍の空気温度も上昇する。自立運転切換え装置15内の温度センサ18は、自立運転切換え装置15近傍の空気温度を検知して制御回路12へ送信する。
図9は、実施の形態4に係る冷却ファンモジュール20の構成を示す図である。実施の形態4において、冷却ファンモジュール20は、複数の冷却ファン21,22,23,24で構成され、それぞれが制御回路12の駆動信号に応じて動作及び停止を行う。
図10は、実施の形態4に係る冷却ファンモジュールの制御を示す図であり、横軸には自立運転切換え装置15の温度、縦軸には冷却ファンモジュール20を構成する冷却ファンの駆動数を示している。制御回路12は、温度センサ18の温度検知結果に応じて、冷却ファンモジュール20を構成する冷却ファン21〜24のうち、動作させる冷却ファンの数を制御する。自立運転切換え装置15の温度が高いほど、冷却ファンを動作させる数が多くなるよう制御を行うことで、電力変換装置11を構成する電気部品の冷却風量を増加させ、温度上昇を抑制する。電気部品の温度上昇が抑制されることで、電力供給システム400内の空気温度の上昇が抑制され、自立運転切換え装置15の温度上昇を抑制することができる。
また、自立運転切換え装置15近傍の空気温度が低い場合は、冷却ファンモジュール20を構成する冷却ファン21〜24の動作数を少なくし、冷却風量を低下させる。この制御により、電力供給システム400の内部温度及び自立運転切換え装置15の温度の上昇を抑制しつつ、省エネ化を図ることができる。
図11は、実施の形態4に係る冷却ファンモジュールの制御を示す図であり、横軸には自立運転切換え装置15の温度、縦軸には冷却ファンへの印加電圧を示している。制御回路12は、温度センサ18の温度検知結果に応じて、冷却ファンモジュール20を構成する冷却ファン21〜24のモータに印加する直流電圧を変動させる。電圧の制御は、印加電圧のパルス幅の制御でもよい。自立運転切換え装置15の温度が高いほど、冷却ファンモジュール20を構成する冷却ファン21〜24への印加電圧を上昇させる制御を行うと、電力変換装置11を構成する電気部品を冷却するための風量が増加する。冷却風量が多いほど電気部品の温度上昇は低減されるため、電力供給システム400内の温度上昇も抑制される。
自立運転切換え装置15の温度に応じて、電力変換装置11を冷却する冷却風量を増加させることにより、電力供給システムの筐体内の空気温度の上昇を抑制することで、自立運転切換え装置の温度上昇を抑制することができる。
自立運転切換え装置15の温度に応じて、電力変換装置11を冷却する冷却風量を増加させるように制御することにより、冷却ファン21〜24で消費する電力を極力低減することができると共に、ファン騒音の発生を極力低減することができる。
1 系統、2 漏電遮断器、3,4 電磁接触器、5,6 ブレーカ、7 変流器、8 発電部、9 住宅用分電盤、10 住宅内負荷、11 電力変換装置、12 制御回路、13 系統電圧監視部、14 解列指令部、15 自立運転切換え装置、16 筐体、17 蓄電池、18,19 温度センサ、20 冷却ファンモジュール、21,22,23,24 冷却ファン、100,200,300,400 電力供給システム。

Claims (9)

  1. 系統と、発電部と、蓄電池と、住宅内負荷との間における送受電を切り替え、かつ前記系統及び前記住宅内負荷が接続される住宅用分電盤を介して前記系統及び前記住宅内負荷と接続される自立運転切換え装置と、
    前記蓄電池の直流電力を交流に変換して前記住宅内負荷に出力し、前記自立運転切換え装置からの交流電力を直流に変換して蓄電池に充電する電力変換装置と、
    前記電力変換装置の出力電力を制御するとともに、前記自立運転切換え装置の切り換え動作を制御する制御回路と、
    前記電力変換装置、前記自立運転切換え装置及び前記制御回路を収容する筐体と、
    を含
    前記系統及び前記住宅内負荷は、住宅用分電盤の系統側及び前記住宅用分電盤の住宅内負荷側にそれぞれ接続され、
    前記自立運転切換え装置は、前記筐体に配置された第1端子を介して前記住宅用分電盤の系統側に接続され、前記筐体に配置された第2端子を介して前記住宅用分電盤の住宅内負荷側に接続される
    電力供給システム。
  2. 記制御回路は、
    前記電力供給システムが前記系統と連系中に系統電圧の停電を検出した時に、前記系統を解列すると共に、前記発電部と前記蓄電池とから住宅内負荷に電力を継続的に供給し、
    系統連系時における前記電力変換装置から前記系統への余剰電力の逆潮流の検出に応じて、前記電力変換装置の出力電力を低下又は停止させる、
    請求項1に記載の電力供給システム。
  3. 停電時に前記系統から前記第2端子の側を解列する電磁接触器と、
    前記発電部を前記第2端子に接続する第1のブレーカと、
    前記蓄電池の電力変換装置を前記第2端子に接続する第2のブレーカと、
    前記蓄電池から前記系統への逆潮流を検出する変流器と、
    前記筐体の内部に収容され、かつ前記系統の電圧を監視することにより、前記系統が停電状態となった旨を検出する系統電圧監視部と、をさらに有し、
    前記制御回路は、前記変流器及び前記系統電圧監視部から受信した検出結果に基づいて前記電力変換装置及び前記自立運転切換え装置を制御する、請求項2に記載の電力供給システム。
  4. 前記筐体の内部に温度センサをさらに備え、
    前記制御回路は、前記温度センサによって検出された温度を用いて、前記電力変換装置が出力する電力を調整する、請求項1又は請求項2に記載の電力供給システム。
  5. 前記自立運転切換え装置の温度を検出する自立運転切換え装置用温度センサをさらに備え、
    前記制御回路は、前記自立運転切換え装置用温度センサによって検出された温度が、予め設定された温度を超過した場合、前記電力変換装置の出力電力を低下させる、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力供給システム。
  6. 前記電力変換装置の温度を検出する電力変換装置用温度センサをさらに備え、
    前記制御回路は、前記電力変換装置用温度センサが検出した温度と出力制限値との間の数値的関係を表すデータを格納した第1のテーブルと、前記自立運転切換え装置用温度センサが検出した温度と出力制限値との間の数値的関係を表すデータを格納した第2のテーブルをさらに備え、
    前記第1のテーブル内のデータから得られた出力制限値と前記第2のテーブル内のデータから得られた出力制限値のうち大きい方の値に基づいて前記電力変換装置の出力電力を制限する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電力供給システム。
  7. 前記自立運転切換え装置の温度を検出する自立運転切換え装置用温度センサと、前記電力変換装置を冷却する冷却ファンと、をさらに備え、
    前記制御回路は、前記自立運転切換え装置用温度センサによって検出された温度を用いて、前記冷却ファンの風量を制御する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電力供給システム。
  8. 前記制御回路は、前記自立運転切換え装置用温度センサで検出した温度が高いほど、前記冷却ファンの駆動数を増加させる、請求項7に記載の電力供給システム。
  9. 前記制御回路は、前記自立運転切換え装置用温度センサで検出した温度が高いほど、前記冷却ファンへの印加電圧を上昇させる、請求項7に記載の電力供給システム。
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