JP4591710B2 - 交流電源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の常時商用型無停電電源装置(UPS)が並列接続された交流電源装置に関する。
無停電電源装置として、常時インバータ給電方式の無停電電源装置と、常時商用給電方式の無停電電源装置(以下、常時商用型無停電電源装置と言う。)とが存在する。常時商用型無停電電源装置は、例えば、特開2005−278304号公報(特許文献1)等に開示されているように、商用交流電圧が入力する交流入力端子と、負荷を接続する交流出力端子と、交流入力端子と交流出力端子との間に接続された交流スイッチと、交流スイッチを介して交流入力端子に接続されていると共に交流出力端子にも接続されている交流端子及び蓄電池に接続された直流端子を有する双方向電力変換回路とを備えており、商用電源が正常の時に双方向電力変換回路を介さずに交流入力端子から負荷に交流電力を供給し、停電時に蓄電池の直流電圧を双方向電力変換回路で交流電圧に変換して交流電圧を負荷に供給する。
ところで、1台の無停電電源装置(UPS)で負荷が要求する電力を供給できない時には、複数台の無停電電源装置が並列接続される。常時インバータ給電方式の無停電電源装置を並列接続することは例えば特開2004−357467号公報(特許文献2)等公知であるが、常時商用型無停電電源装置を並列接続し、これ等の電流バランスをとることはまだ行われていない。もし、複数台の常時商用型無停電電源装置を並列接続した場合、複数台の常時商用型無停電電源装置の交流入力電流は必ずしもバランスしていない。交流スイッチの定格容量を低く抑えるためには交流入力電流のバランスが良いことが望ましい。
複数台の常時商用型無停電電源装置を並列接続する場合に、並列接続装置の小型化、低コスト化が要求される。複数台の常時商用型無停電電源装置が蓄電池をそれぞれ独立に有すると、複数の蓄電池が別々に配置されるために交流電源装置が大型になるおそれがある。また、複数の蓄電池が別々に配置されると、蓄電池の設置コストが高くなる。
特開2005−278304号公報 特開2004−357467号公報
従って、本発明が解決しようとする課題は、複数の常時商用型無停電電源装置(UPS)が並列接続された交流電源装置のコストの低減又は小型化又は高性能化が要求されていることであり、本発明の目的は上記要求に応えることができる交流電源装置を提供することである。
上記課題を解決するための本発明は、互いに並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置を有する交流電源装置において、
前記複数の常時商用型無停電電源装置に対して共通の蓄電池が設けられ、
前記複数の常時商用型無停電電源装置のそれぞれは、
交流入力端子と、
交流出力端子と、
前記交流入力端子と前記交流出力端子との間に接続され且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に供給する電圧が所定値よりも低下又は上昇した時にオフになる機能を有している交流スイッチと、
前記交流スイッチを介して前記交流入力端子に接続されていると共に前記交流出力端子にも接続されている交流端子と前記蓄電池に接続されている直流端子とを有し且つ交流−直流変換機能及び直流−交流変換機能を有している双方向電力変換回路と、
前記双方向電力変換回路に接続され、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記双方向電力変換回路を交流−直流変換動作させるための交流−直流変換制御信号を形成し、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記双方向電力変換回路を直流−交流変換動作させるための直流−交流変換制御信号を形成する機能を有し、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記交流スイッチを流れる電流の均一化を図るように前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段を有している双方向電力変換制御回路と
を備えていることを特徴とする交流電源装置に係わるものである。
なお、請求項2に示すように、更に、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記双方向電力変換回路を流れる電流の均一化を図るように双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段を設けることが望ましい。
また、請求項3に示すように、請求項1の前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記交流スイッチを流れる電流の均一化を図るように前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段の代わりに、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の双方向電力変換回路を流れる電流の均一化を図るように双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段を設けることができる。
また、請求項4〜6に示すように、請求項1〜3の共通の蓄電池の代わりに、複数の常時商用型無停電電源装置に個別に蓄電池を設けることができる。
また、請求項7に示すように、前記双方向電力変換制御回路は、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記交流入力端子を介して流れる電流の波形を改善する機能を有していることが望ましい。
また、請求項8に示すように、前記双方向電力変換制御回路は前記双方向電力変換回路をPWM制御するためのPWM制御信号を形成するPWM制御信号形成手段を有し、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段は、交流電源から前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記交流入力端子に供給される電源電流を検出する電源電流検出手段と、前記交流入力端子を流れる交流入力電流を検出する交流入力電流検出手段と、前記電源電流検出手段で検出された電源電流検出値を複数の常時商用型無停電電源装置の台数で除算して分担電流値を得る分担値決定手段と、、前記分担値決定手段から得られた前記分担電流値と前記交流入力電流検出手段から得られた交流入力電流値との差を示す信号を形成する差信号形成手段と、前記双方向電力変換回路の所望の電流分担が得られるように前記差信号形成手段の出力でPWM制御信号形成手段を制御する手段とを備えていることが望ましい。
また、請求項9に示すように、前記双方向電力変換制御回路は前記双方向電力変換回路をPWM制御するためのPWM制御信号を形成するPWM制御信号形成手段を有し、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段は、並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置から交流電力の供給を受ける共通の負荷の電流を検出する負荷電流検出手段と、前記双方向電力変換回路の交流出力電流を検出する交流出力電流検出手段と、前記負荷電流検出手段で検出された負荷電流検出値を並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置の台数で除算して分担電流値を得る分担値決定手段と、前記分担値決定手段から得られた前記分担電流値と前記交流出力電流検出手段から得られた交流出力電流値との差を示す信号を形成する差信号形成手段と、前記双方向電力変換回路の所望の電流分担が得られるように前記差信号形成手段の出力でPWM制御信号形成手段を制御する手段とを備えていることが望ましい。
上記本発明において、負荷に対して実質的な影響を与えない範囲の瞬時停止(例えば0.005秒以下の停電)を含む場合も無停電と定義する。
本発明によれば、商用電源が正常の時に、並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置の各交流スイッチの電流分担を良好に保つこと、又は商用電源が異常の時に、並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置の各双方向電力変換回路の電流分担を良好に保つこと、又はこれ等の両方が可能であるので、商用電源が正常時と異常時とのいずれか一方又両方において、電流分担が良好に保たれた複数の常時商用型無停電電源装置の並列運転が可能になる。
また、複数の常時商用型無停電電源装置の並列接続による大容量化、及び並列冗長による信頼性向上を図ることができる。
次に、図1〜図9を参照して本発明の実施形態を説明する。
本発明の実施例1に従う交流電源装置は図1のブロック図に示すように、第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の並列接続回路から成る。図1では2台の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2が並列接続されているが、勿論3台以上にすることもできる。第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2は互いに同一に構成されている。従って、第1の常時商用型無停電電源装置UPS−1を詳しく説明し、第2の常時商用型無停電電源装置UPS−2の詳しい説明を省略する。なお、図1において互いに同一の部分に同一の参照符号が付され、第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2を区別するために、第2の常時商用型無停電電源装置の各部の参照符号にダッシュが付されている。
例えば50Hzの商用交流電圧を供給する共通の交流電源1に対して第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の交流入力端子2、2′がそれぞれ接続されている。また、共通の負荷3に対して第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の交流出力端子4、4′がそれぞれ接続されている。
第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2は、交流入力端子2、2′と交流出力端子4、4′との他に、交流スイッチ5、5′と、交流スイッチ制御回路6、6′と、双方向電力変換回路7、7′と、双方向電力変換制御回路8、8′とを有し、双方向電力変換回路7、7′の直流端子は共通の蓄電池9に接続されている。なお、双方向電力変換制御回路8、8′の働きを助けるために双方向電力変換回路入力電流検出器10,10′と負荷電流検出器11と交流スイッチ電流検出器12,12′と交流電源電流検出器13と交流出力電流検出器14,14′とを有している。
交流スイッチ5、5′は例えば制御可能な回路遮断器又は半導体スイッチから成り、交流入力端子2、2′と交流出力端子4、4′との間に接続されている。交流スイッチ制御回路6、6′は負荷3に交流電源1から交流電力を供給する時に交流スイッチ5、5′をオン制御し、交流電源1の電圧が所定値よりも低い時及び高い時にオフ制御するものであって、交流入力端子2、2′と交流スイッチ5、5′の制御端子との間に接続されている。この交流スイッチ制御回路6、6′は交流入力端子2、2′の交流入力電圧が所定値よりも低いか及び高いかを判定する手段を含み、低いことを示す判定結果及び高いことを示す判定結果によって交流スイッチ5、5′をオフ制御する。なお、交流スイッチ制御回路6、6′を、交流入力電圧が所定値よりも低い時にのみ交流スイッチ5、5′をオフ制御するように変形すること、又は交流入力電圧が所定値よりも高い時にのみ交流スイッチ5、5′をオフ制御するように変形することもできる。
双方向電力変換回路7、7′の交流端子は交流スイッチ5,5′と交流出力端子4、4′との間のライン15、15′の分岐点P1、P1′にライン16、16′によって接続されている。即ち、双方向電力変換回路7、7′の交流端子は交流スイッチ5,5′を介して交流入力端子2、2′に接続されていると共に交流出力端子4、4′にも接続されている。双方向電力変換回路7、7′の直流端子は蓄電池9に接続されている。この双方向電力変換回路7、7′は、交流入力端子2、2′から交流出力端子4、4′に交流スイッチ5,5′を介して交流電圧が供給されている時に交流−直流変換動作(コンバータ動作又は充電動作)し、交流入力端子2、2′から交流出力端子4、4′に交流スイッチ5,5′を介して交流電圧が供給されていない時に直流−交流変換動作(インバータ動作)する。なお、双方向電力変換回路7、7′は、交流−直流変換動作(コンバータ動作又は充電動作)時に交流入力端子2、2′を流れる電流の波形を正弦波に近似させる機能、即ち波形改善及び力率改善機能を有する。
図2に単相構成の双方向電力変換回路7の1例が示されている。図2の双方向電力変換器7はIGBT即ち絶縁ゲートバイポーラトランジスタから成る第1、第2、第3及び第4のスイッチQ1 、Q2 、Q3 、Q4 と、第1、第2、第3及び第4のダイオードD1 、D2 、D3 、D4 と、平滑コンデンサCoと,フィルタFとから成る。第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の直列回路及び第3及び第4のスイッチQ3 、Q4 の直列回路は対の直流端子73,74間に接続されている。第1、第2、第3及び第4のダイオードD1 、D2 、D3 、D4 は第1、第2、第3及び第4のスイッチQ1 、Q2 、Q3 、Q4 に逆方向並列に接続されている。第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 の相互接続点及び第3及び第4のスイッチQ3 、Q4 の相互接続点はフィルタFを介して対の交流端子71,72に接続されている。対の交流端子71,72は図1のライン16に接続される。平滑コンデンサCoは対の直流端子73,74間に接続されている。対の直流端子73,74は図1の蓄電池9に接続される。フィルタFはリアクトル(インダクタンス素子)L1 とコンデンサC1 とから成り、第1〜第4のスイッチQ1 〜Q4 を交流電源1の周波数(例えば50Hz又は60Hz)よりも十分に高い繰返し周波数(例えば20kHz)でオン・オフすることによって生じる高調波成分を除去する。なお、リアクトルL1は波形改善及び力率改善用のリアクトルとしても機能する。図1の第2の常時商用型無停電電源装置UPS−2の双方向電力変換回路7′は図2の第1の常時商用型無停電電源装置UPS−1の双方向電力変換回路7と同様に構成されている。
双方向電力変換制御回路8、8′は、交流入力端子2、2′から交流出力端子4、4′に交流スイッチ5,5′を介して交流電圧が供給されている時に双方向電力変換回路7、7′を交流−直流変換動作(コンバータ動作又は充電動作)させるためのPWM制御信号を形成し、交流入力端子2、2′から交流出力端子4、4′に交流スイッチ5,5′を介して交流電圧が供給されていない時に双方向電力変換回路7、7′を直流−交流変換動作(インバータ動作)させるためのPWM制御信号を形成する機能を有し、且つ交流−直流変換動作(コンバータ動作又は充電動作)時に交流入力端子2、2′を流れる電流の波形を正弦波に近似させる機能、即ち波形改善及び力率改善機能を有し、更に、交流−直流変換動作(コンバータ動作又は充電動作)時に第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の交流入力端子2、2′を流れる電流をバランスさせる機能を有し、更に、直流−交流変換動作(インバータ動作)に第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の交流出力端子4、4′を流れる電流をバランスさせる機能を有する。上記所望の機能を得るために、双方向電力変換制御回路8、8′は、制御バス17,17′によって双方向電力変換回路7、7′に接続され、またライン18,18′によって交流スイッチ制御回路6,6′に接続され、またライン19,19′によって双方向電力変換回路7、7′の直流端子即ち蓄電池9に接続され、またライン20,20′によって交流出力端子4、4′に接続され、またライン21,21′によって負荷電流検出器11に接続され、またライン22,22′によって双方向電力変換回路入力電流検出器10、10′に接続され、またライン23,23′によって交流スイッチ電流検出器12、12′に接続され、またライン24,24′によって交流入力端子2,2′に接続され、またライン25,25′によって電源電流検出器13、13′に接続され、またライン26,26′によって交流出力電流検出器14、14′に接続されている。また2つの双方向電力変換制御回路8、8′は同期化ライン27によって相互に接続されている。
図2に図1の双方向電力変換制御回路8が概略的に示されている。この双方向電力変換制御回路8は、大別して交流―直流変換制御回路31と直流―交流変換制御回路32と切換回路33とから成る。交流―直流変換制御回路31は、ライン19,22,23、24、25,27に接続され、交流−直流変換動作(コンバータ動作又は充電動作)させるためのPWM制御信号を形成してライン34a、34b、34c、34dに送出するものであり、本発明に従う電流分担制御手段35を含む。この交流―直流変換制御回路31の詳細は後述する。直流―交流変換制御回路32はライン21,24、26,27に接続され、直流−交流変換動作(インバータ動作)させるためのPWM制御信号を形成してライン36a、36b、36c、36dに送出するものであり、本発明に従う電流分担制御手段37を含む。この直流―交流変換制御回路32の詳細は後述する。
切換回路33は4つの交流―直流変換制御信号選択スイッチ38a、38b、38c、38dと4つの直流―交流変換制御信号選択スイッチ39a、39b、39c、39dとから成る。交流―直流変換制御信号選択スイッチ38a、38b、38c、38dは、図1の交流スイッチ制御回路6の出力ライン18が電源正常状態を示している時にオンになって交流―直流変換制御回路31の4つの出力ライン34a、34b、34c、34dの信号を選択し、この信号を第1、第2、第3及び第4のスイッチQ1 、Q2 、Q3 、Q4 の制御端子に制御バス17を構成するライン17a、17b、17c、17dを介して供給する。直流―交流変換制御信号選択スイッチ39a、39b、39c、39dは交流スイッチ制御回路6の出力ライン18が電源異常状態(停電)を示している時にオンになって直流―交流変換制御回路32の4つの出力ライン36a、36b、36c、36dの信号を選択し、この信号を第1、第2、第3及び第4のスイッチQ1 、Q2 、Q3 、Q4 の制御端子に制御バス17を構成するライン17a、17b、17c、17dを介して供給する。なお、図1の第2の常時商用型無停電電源装置UPS−2の双方向電力変換制御回路8´は図2の第1の常時商用型無停電電源装置UPS−1の双方向電力変換制御回路8と同様に構成されている。
図2の交流―直流変換制御回路31の詳細を図3を参照して説明する。この交流―直流変換制御回路31は、PWM形式の交流―直流変換制御信号形成回路に本発明に従う電流分担制御手段35を追加したものであって、電流分担制御手段35を構成する電流分担制御信号形成回路41とこの出力によって電流分担を補正するための電流分担補正演算器42の他に、基準正弦波発生器43と、乗算器44と、基準電圧源45と、第1の減算器46と、比例積分回路47と、第2の減算器48と、第3の減算器49と、比較器50と、三角波発生器51と、NOT回路52と、第1及び第2の波形整形回路53,54とを有している。
基準正弦波発生器43は交流入力電圧検出回路と呼ぶことができるものであって、交流入力電圧を検出するためのライン24によって図1の交流入力端子2に接続されており、交流電源1の正弦波交流電圧に同期して図7に示す所定振幅の基準正弦波電圧E0を発生し、これを乗算器44に送る。なお、この実施例の基準正弦波発生器43はライン24に交流入力電圧検出用トランス接続することによって構成されているが、この代りに基準正弦波を発生することが可能なメモリ等で構成することもできる。
基準電圧源45は、図1の蓄電池9の目標電圧に相当する基準電圧を発生する。第1の減算器46は基準電圧源45と直流電圧検出ライン19とに接続され、基準電圧源45の基準電圧と図1の蓄電池9に接続された直流電圧検出ライン19から得られた直流検出電圧との差の信号即ち誤差出力を発生する。なお、直流電圧検出ライン19に周知の分圧回路を介在させることもできる。
第1の減算器46に接続された比例積分回路47は、オペアンプ47aと3つの抵抗47b、47c、47dとコンデンサ47eとから成り、第1の減算器46の出力に所定のゲインを乗算し且つ積分し、蓄電池9の電圧を一定に制御するための電圧制御信号を発生する。なお、この比例積分回路47は交流電源1の周波数(50Hz又は60Hz)以下の周波数に応答するように構成されている。従って、比例積分回路47から出力する電圧制御信号は緩慢に変化する信号であって、スイッチQ1 〜Q4 のオン・オフに基づく高調波成分を含まない。
乗算器44は、図7に示す基準正弦波電圧E0 に比例積分回路47から得られた電圧制御信号を乗算して図7に示す電圧E1 を出力する。即ち、乗算器44は、基準正弦波電圧E0 の振幅を電圧制御信号で変調するものであり、直流電圧の制御情報と基準正弦波情報との両方を有する正弦波電圧E1 を発生する。この正弦波電圧E1は本発明に従う電流分担制御手段35でその振幅が調整された後に第2の減算器48の一方の入力端子に送られる。電流分担制御手段35の詳細は後述する。
第2の減算器48の一方の入力端子は電流分担制御手段35の電流分担補正演算器42を介して乗算器44に接続され、この他方の入力端子はライン26によって図1の交流出力電流検出器14に接続されている。説明を容易にするために電流分担制御手段35による正弦波電圧E1の調整が無いとすれば、第2の減算器48は、乗算器44から得られた正弦波電圧E1 から交流出力電流検出器14から得られた交流出力電流に対応する図7の信号E2 を減算して図7に示す補償指令信号E3 を出力する。図7では負荷3に流れる電流の波形に対応する検出信号E2 が一例として説明的に方形波電圧で示されているので、第2の減算器48から得られる補償指令信号E3 は正弦波のピーク及びこの近傍に凹状部を有する電圧波形となる。なお、交流出力電流検出信号E2 が図7の方形波以外の波形になった場合、又は、交流出力電流検出信号E2 と基準正弦波との間に位相差が生じた場合においても図7と同様な補償動作が生じる。
第3の減算器49の一方の入力端子は第2の減算器48の出力端子に接続され、他方の入力端子はライン22によって双方向電力変換入力電流検出器10に接続されている。従って、この第3の減算器49は第2の減算器48から得られた補償指令信号E3 と双方向電力変換入力電流検出器10から得られた実際の補償電流を示す検出信号E4 との差を示す信号E5 を出力する。今、補償指令信号E3 に近い補償が実行されていると仮定すれば、図7に示すように補償電流検出信号E4 は補償指令信号E3 に近い波形を有する電圧となる。
比較器50は第3の減算器49から得られた誤差信号E5 と三角波発生器51から得られた三角波電圧E6 とを比較して図7に示す2値の出力電圧E7 を発生する。三角波発生器51は交流電源1の電圧の周波数(例えば50Hz又は60Hz)よりも十分に高い繰返し周波数(例えば20kHz)で三角波電圧E6 を発生する。なお、図7では三角波電圧E6 が低い繰返し周波数で説明的に示されている。誤差信号E5 と三角波電圧E6 との比較は両波形の中心値を一致させた状態で行われ、比較器50の出力E7 は図7に示す2値信号となる。この実施例では、比較器50の出力E7 は第1の波形整形回路53を介してライン34a、34dに送られ、第1及び第4のスイッチQ1 、Q4 の制御信号として使用され、比較器50の出力E7 の反転信号を形成するNOT回路52の出力E8 は第2の波形整形回路54を介してライン34b、34cに送られ、第2及び第3のスイッチQ2 、Q3 の制御信号として使用される。従って、以下の説明において、E7 、E8 を制御信号と呼ぶこともある。第1の波形整形回路53は比較器50の出力E7 のパルス幅を僅かに狭くするものであり、第2の波形整形回路54はNOT回路52の出力E8 のパルス幅を僅かに狭くするものである。第1及び第2の波形整形回路53、54は、第1及び第2のスイッチQ1 、Q2 、並びに第3及び第4のスイッチQ3 、Q4 がキャリアの蓄積(ストレージ)作用によって同時にオンになることを防ぐための働きを有する。
次に補償動作及び充電動作を説明する。 図2の切換回路33のスイッチ38a、38b、38c、38dがオン状態の時には、図7に示す比較器50の出力E7 とNOT回路52の出力E8 とに基づいて図2の第1〜第4のスイッチQ1 〜Q4 がオン・オフ動作する。双方向電力変換回路7の第1〜第4のスイッチQ1 〜Q4 が交流―直流変換制御回路31の出力に基づいて制御されている時には、双方向電力変換回路7の交流端子側ライン16に負荷3の電流の無効成分Ir を除去するための電流Ir ′と負荷3の電流の高調波成分Ih を除去する電流Ih ′と平滑コンデンサCo及び蓄電池9を充電するための有効電流I0 とが流れる。これを更に詳しく説明すると、出力電流I1即ち分担負荷電流は有効電流成分Ie と無効電流成分Ir との合成I1 =Ie +Ir で示される。また、出力電流I1 は基本波成分If と高調波成分Ih との合成I1 =If +Ih で示される。図1の交流電源1と双方向電力変換回路7の接続点P1との間に流れる電流を有効電流成分Ie 及び基本波成分If のみにする時には、出力電流I1 の無効電流成分Ir を打ち消すための無効分補償電流Ir ′と出力電流I1 の高調波成分Ih を打ち消すための高調波補償電流Ih ′を双方向電力変換回路7から供給する。
図7に示す補償電流検出信号E4 に相当する補償電流を双方向電力変換回路7から交流電源ラインに供給すると、負荷3に供給される出力電流I1 の無効電流成分Ir 及び高調波電流成分Ih を除去することができる。従って、交流電源1と接続点P1 との間の電流は、実質的に有効電流及び基本波電流のみとなり、力率改善、及び電流の波形改善が達成され、電力損失及び高調波ノイズが少なくなる。
次に、交流―直流変換制御回路31に含まれている電流分担制御手段35を説明する。電流分担制御手段35は電流分担制御信号形成回路41と電流分担補正演算器42とから成り、交流スイッチ5を流れる電流の分担量を補正するための電流分担制御信号を形成し、この電流分担制御信号によって乗算器44から得られた正弦波電圧E1 の振幅を補正するものである。乗算器で示されている電流分担補正演算器42の一方の入力端子は乗算器44に接続され、他方の入力端子は電流分担制御信号形成回路41接続されている。この電流分担補正演算器42は、もし交流スイッチ5を流れる電流が目標電流値よりも低い時には乗算器44から得られた正弦波電圧E1 の振幅を高めるように補正し、逆に交流スイッチ5を流れる電流が目標電流値よりも高い時には乗算器44から得られた正弦波電圧E1 の振幅を低めるように補正する。例えば、第1の常時商用型無停電電源装置UPS−1の交流入力端子2を流れる有効電流の割合が55パーセント、第2の常時商用型無停電電源装置UPS−2の交流入力端子2´を流れる有効電流の割合が45パーセントであるとすれば、第1の常時商用型無停電電源装置UPS−1の双方向電力変換回路7から交流スイッチ5の方向に5パーセントの有効電流(補償電流)を供給し、第2の常時商用型無停電電源装置UPS−2の双方向電力変換回路7′によって交流スイッチ5´から双方向電力変換回路7′の方向に5パーセントの有効電流(補償電流)を供給する。これにより、第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の交流スイッチ5、5´の有効電流をバランスさせることができる。
なお、電流分担補正演算器42を基準正弦波発生器43と乗算器44との間、又は比例積分回路47と乗算器44との間、又は乗算器44と比較器50との間、又はライン22,26に移すことができる。要するに、交流―直流変換制御回路31の中の電流分担を制御可能な任意位置に電流分担制御手段35を配置することができる。また、電流分担補正演算器42を減算器又は加算器等で構成することもできる。
電流分担制御手段35の電流分担制御信号形成回路41は、例えば図5に示すように分担値決定手段41aと差信号形成演算器41bとPI回路即ち比例積分回路41cとで構成される。分担値決定手段41aはライン25によって電源電流検出器13に接続された除算回路から成る。分担値決定手段41aはライン25から得られた電源電流Iinを整数nで除算した値を出力する。ここで、整数nは交流電源装置を構成する常時商用型無停電電源装置の台数を示す。この実施例では第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2から成る2台で交流電源装置が構成されているので、整数nは2であり、分担値決定手段41aから目標分担値としてIin/2が得られる。差信号形成演算器41bの一方の入力端子は分担値決定手段41aに接続され、他方の入力端子はライン23を介して交流スイッチ電流検出器12に接続されている。従って、差信号形成演算器41bから目標分担値Iin/2と交流スイッチ電流検出値Iacとの差を示す信号が得られる。差信号形成演算器41bに接続された比例積分回路41cは差信号形成演算器41bから得られた差を示す信号に周知の比例積分処理を施して電流分担制御信号を形成し、これを図3の電流分担補正演算器42に送る。なお、差信号形成演算器41bと比例積分回路41cとを一体に構成することもできる。また、電源電流検出器13及び交流スイッチ電流検出器12に整流平滑回路をそれぞれ内蔵させ直流の電流検出信号を得るように構成することもできる。この場合には電流分担制御信号形成回路41から比例積分回路41cを省くこともできる。
次に、図4を参照して直流―交流変換制御回路32を詳しく説明する。直流―交流変換制御回路32は、周知のPWM制御信号を形成するための基準正弦波発生器60、減算器61、比較器62、三角波発生器63、NOT回路64、及び2つの波形整形回路65,66を備え、更に本発明に従う電流分担制御手段37を備えている。図4において電流分担制御手段37は電流分担制御信号形成回路67とこの出力によって電流分担を補正するための電流分担補正演算器68とで示されている。
基準正弦波発生器60はライン24を介して図1の交流入力端子2に接続されており、交流電源1が正常の時にはこの交流電圧に同期した基準正弦波電圧を発生し、交流電源1が異常状態になった時には正常時の基準正弦波電圧に対して連続的に配置された基準正弦波電圧E10を図8に示すように発生する。即ち、異常発生前に交流電源1から交流入力端子2に供給していた電圧と異常発生後に双方向電力変換回路7から交流出力端子4に供給する電圧との間に位相の段差が生じないように基準正弦波電圧E10を連続的に発生させる。この基準正弦波発生器60は例えば正弦波データが格納されたメモリで構成することができる。第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の双方向電力変換回路7、7´を同期運転するために第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の双方向電力変換制御回路8、8´が同期化ライン27によって相互に接続され、この同期化ライン27が基準正弦波発生器60に接続されている。なお、基準正弦波発生器60は自走発振器を含み、所望の周期で同期信号を発生し、この同期信号に基づいて基準正弦波を発生する。
減算器61の一方の入力端子は基準正弦波発生器60に接続され、この他方の入力端子はライン20を介して図1の交流出力端子4に接続されている。従って、この減算器61は基準正弦波発生器60の基準正弦波電圧E0 とライン26の交流出力検出電圧E11との誤差電圧E12を図8に示すように発生する。
比較器62の一方の入力端子は電流分担制御手段37の電流分担補正演算器68を介して減算器61に接続され、この他方の入力端子は三角波発生器63に接続されており、電流分担制御手段37による補正を無視すると、減算器61から得られた誤差電圧E12と三角波発生器63から得られた三角波電圧E13とを比較して図8に示す2値の出力電圧E14即ちPWM(パルス幅変調)波形を発生する。三角波発生器63は図3の三角波発生器51と同様に交流電源1の電圧及び基準正弦波電圧E0 の周波数(例えば50Hz又は60Hz)よりも十分に高い繰返し周波数(例えば20kHz)で三角波電圧E13を発生する。図8から明らかなように誤差電圧E12の中心レベルと三角波電圧E13の中心レベルとは一致している。比較器62の出力E14は波形整形回路65を介してライン36a、36dに送出され、双方向電力変換回路7の第1及び第4のスイッチQ1 、Q4 の制御に使用される。比較器62に接続されたNOT回路64は比較器62の出力E14を反転した出力E15を図8に示すように発生する。このNOT回路64の出力電圧E15は波形整形回路66を介してライン36b、36cに送出され、第2及び第3のスイッチQ2 、Q3 の制御に使用される。波形整形回路65は比較器62の出力E14のパルスの幅を僅かに狭くするものであり、また波形整形回路66はNOT回路64の出力E15のパルスの幅を僅かに狭くするものである。即ち、図4の波形整形回路65,66は図3の波形整形回路53,54と同一の目的で設けられている。なお、比較器62の出力E14及びNOT回路64の出力E15を以後スイッチ制御信号と呼ぶ場合もある。
交流電源1が停電状態又は電圧が所定値よりも低下又は上昇した異常状態になると、図1の交流スイッチ5がオフに制御されると共に、図2のスイッチ38a〜38dもオフに制御され、スイッチ39a〜39dがオンに制御される。これにより、直流―交流変換制御回路32のスイッチ制御信号がスイッチ39a〜39dとライン17a〜17dを介して双方向電力変換回路7の第1〜第4のスイッチQ1 〜Q4 の制御端子に供給される。
停電等の異常時に双方向電力変換回路7の第1〜第4のスイッチQ1 〜Q4 が図8に示す制御信号E14、E15に従ってオン・オフ動作すると、双方向電力変換回路7はコンデンサCo及び蓄電池9の直流電圧を交流電源1の周波数と同一の周波数の交流電圧に変換して負荷3に供給する。直流―交流変換制御回路32は出力電圧E11を一定に保つように第1〜第4のスイッチQ1 〜Q4 を帰還制御しているので、異常時においても負荷3に交流電圧を安定的に供給することができる。 交流電源1の停電状態又は電圧低下等の異常状態から正常状態に戻ると、交流電源1に同期後に交流スイッチ5がオンになり、且つ双方向電力変換回路7が補償電流供給機能を伴った交流―直流変換動作に戻る。
次に、直流―交流変換制御回路32に含まれている電流分担制御手段37を説明する。図4に示すように電流分担制御手段37は電流分担制御信号形成回路67と電流分担補正演算器68とから成り、双方向電力変換回路7から交流出力端子4に流れる電流(インバータ出力電流)の分担量を補正するための電流分担制御信号を形成し、この電流分担制御信号によって減算器61から得られた正弦波電圧E12 の振幅を補正するものである。乗算器で示されている電流分担補正演算器68の一方の入力端子は減算器61に接続され、他方の入力端子は電流分担制御信号形成回路67接続されている。この電流分担補正演算器68は、もしインバータ動作時に交流出力端子4を流れる電流が目標電流値よりも低い時には減算器61から得られた正弦波電圧E12 の振幅を高めるように補正し、逆に交流出力端子4を流れる電流が目標電流値よりも高い時には減算器61から得られた正弦波電圧E12 の振幅を低めるように補正する。
なお、電流分担補正演算器68を基準正弦波発生器60と減算器61との間、又はライン20に移すこともできる。要するに、直流―交流変換制御回路32の中の電流分担を制御可能な任意位置に電流分担制御手段37を配置することができる。また、電流分担補正演算器68を減算器又は加算器等で構成することもできる。
電流分担制御手段37の電流分担制御信号形成回路67は、例えば図6に示すように分担値決定手段67aと差信号形成演算器67bとPI回路即ち比例積分回路67cとで構成される。分担値決定手段67aはライン21によって負荷電流検出器11に接続された除算回路から成る。分担値決定手段67aはライン21から得られた負荷電流Ioutを整数nで除算した値を出力する。ここで、整数nは交流電源装置を構成する常時商用型無停電電源装置の台数を示す。この実施例では第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2から成る2台で交流電源装置が構成されているので、整数nは2であり、分担値決定手段67aから目標分担値としてIout/2が得られる。差信号形成演算器67bの一方の入力端子は分担値決定手段67aに接続され、他方の入力端子はライン26を介して交流出力電流検出器14に接続されている。従って、差信号形成演算器67bから目標分担値 Iout/2と交流出力電流検出値I1との差を示す信号が得られる。差信号形成演算器67bに接続された比例積分回路67cは差信号形成演算器67bから得られた差を示す信号に周知の比例積分処理を施して電流分担制御信号を形成し、これを図4の電流分担補正演算器68に送る。なお、差信号形成演算器67bと比例積分回路67cとを一体に構成することもできる。また、負荷電流検出器11及び交流出力電流検出器14に整流平滑回路をそれぞれ内蔵させ直流の電流検出信号を得るように構成することもできる。この場合には電流分担制御信号形成回路67から比例積分回路67cを省くこともできる。
第2の常時商用型無停電電源装置UPS−2は第1の常時商用型無停電電源装置UPS−1と同一に構成されているので、第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2が並列運転されている時に、第2の常時商用型無停電電源装置UPS−2においても第1の常時商用型無停電電源装置UPS−1と同一の動作が生じ、電流分担が良好に保たれる。
第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2と同一構成の別の常時商用型無停電電源装置を第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2に対して並列接続することができる。この時には図5及び図6に示す分担値決定手段41a、67aの整数nの値を変更する。
図1〜図8に示す交流電源装置は次の効果を有する。
(1) 第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2を、電源正常時と停電時との両方において電流分担を良好に保って並列運転することができる。即ち、商用電源が正常の時に、並列接続された第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の各交流スイッチ5,5′の電流分担を良好に保つことが可能であり、且つ商用電源が異常の時に、並列接続された第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の各双方向電力変換回路7,7′の電流分担を良好に保つことが可能であるので、商用電源の正常時と異常時とのいずれにおいても電流分担を良好に保って第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2を並列運転することができる。
(2) 分担値決定手段41a、67aの設定変更によって常時商用型無停電電源装置の増設を容易に達成するきとができる。
(3) 第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2に対して共通の蓄電池9が設けられているので、蓄電池の構成が容易になり、且つ電源装置の小型化又は低コスト化が可能になる。
(4) 第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2に対して共通の蓄電池9が設けられているにも拘わらず、交流スイッチ5、5´の電流バランスを良好に保つことができる。
(5) 第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の双方向電力変換回路7、7′が力率改善及び波形改善機能を有しているので、高効率且つ低ノイズの電力供給が可能になる。
(6)第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2、必要に応じて更に別の常時商用型無停電電源装置の並列接続による大容量化、及び並列冗長による信頼性向上を図ることができる。
次に、図9を参照して実施例2の交流電源装置を説明する。但し、図9において、図1と実質的に同一の部分には同一の符号を付してその説明を省略する。 実施例2の交流電源装置は、図1の実施例1の共通の蓄電池9の代わりに第1及び第2の交流無停電電源装置UPS−1、UPS−2に個別の蓄電池9a,9bを設け、この他は図1と同一に構成したものである。図9に示すように第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の双方向電力変換回路7、7′に個別に蓄電池9a,9bを接続しても図1と同様に並列運転することができ、実施例1の上記(1)(2)(4)(5)と実質的に同一の効果を得ることができる。
本発明は上述の実施例に限定されるものでなく、例えば次の変形が可能なものである。
(1)本発明を三相の常時商用型無停電電源装置の複数台の並列運転にも適用することができる。
(2) 第1〜第4のスイッチQ1 〜Q4をIGBT以外の電界効果トランジスタ(FET)等の別の制御可能な半導体スイッチとすることができる。
(3) 第1〜第4のダイオードD1 〜D4を第1〜第4のスイッチQ1 〜Q4の内蔵ダイオード即ち寄生ダイオードとすることができる。
(4) 双方向電力変換制御回路8、8′の一部又は全部をデジタル回路で構成することができる。
(5) 交流―直流変換制御回路31の一部を直流―交流変換制御回路32で兼用するように交流―直流変換制御回路31及び直流―交流変換制御回路32を変形することができる。例えば、2つの三角波発生器51、63を1つに減らして共用すること、又は2つの基準正弦波発生器43、60を1つに減らして共用することができる。また、 図3の交流―直流変換制御回路31の比較器50、NOT回路52、及び波形整形回路53,54の一部又は全部を図4の直流―交流変換制御回路32で兼用することができる。
(6)第1及び第2の常時商用型無停電電源装置UPS−1、UPS−2の双方向電力変換回路7、7′のインバータ動作時の並列運転に特開2004−15923号公報、又は特開平01−194870号公報等の技術を適用することができる。
本発明の実施例1に従う並列接続された第1及び第2の常時商用型無停電電源装置から成る交流電源装置を単線結線で概略的に示すブロック図である。 図1の第1の常時商用型無停電電源装置の双方向電力変換回路及び双方向電力変換制御回路を詳しく示す回路図である。 図2の交流―直流変換制御回路を詳しく示す回路図である。 図2の直流―交流変換制御回路を詳しく示す回路図である。 図3の電流分担制御手段を詳しく示すブロック図である。 図4の電流分担制御手段を詳しく示すブロック図である。 図3の各部の状態を原理的に示す波形図である。 図4の各部の状態を原理的に示す波形図である。 実施例2の交流電電源装置を示すブロック図である。
符号の説明
UPS−1、UPS−2 第1及び第2の常時商用型無停電電源装置
2、2′ 交流入力端子
3 負荷
4、4′ 交流出力端子
5、5′ 交流スイッチ
6、6′ 交流スイッチ制御回路
7、7′ 双方向電力変換回路
8、8′ 双方向電力変換制御回路
9,9a,9b 蓄電池
31 交流―直流変換制御回路
32 直流―交流変換制御回路
35,37 電流分担制御手段
43,60 基準正弦波発生器
41,67 電流分担制御信号形成回路
50,62 比較器
51,63 三角波発生器
53,54,65,66 波形整形回路
41a,67a 分担値決定手段
41c、67c PI回路

Claims (9)

  1. 互いに並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置を有する交流電源装置において、
    前記複数の常時商用型無停電電源装置に対して共通の蓄電池が設けられ、
    前記複数の常時商用型無停電電源装置のそれぞれは、
    交流入力端子と、
    交流出力端子と、
    前記交流入力端子と前記交流出力端子との間に接続され且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に供給する電圧が所定値よりも低下又は上昇した時にオフになる機能を有している交流スイッチと、
    前記交流スイッチを介して前記交流入力端子に接続されていると共に前記交流出力端子にも接続されている交流端子と前記蓄電池に接続されている直流端子とを有し且つ交流−直流変換機能及び直流−交流変換機能を有している双方向電力変換回路と、
    前記双方向電力変換回路に接続され、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記双方向電力変換回路を交流−直流変換動作させるための交流−直流変換制御信号を形成し、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記双方向電力変換回路を直流−交流変換動作させるための直流−交流変換制御信号を形成する機能を有し、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記交流スイッチを流れる電流の均一化を図るように前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段を有している双方向電力変換制御回路と
    を備えていることを特徴とする交流電源装置。
  2. 前記双方向電力変換制御回路は、更に、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記双方向電力変換回路を流れる電流の均一化を図るように双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段を有していることを特徴とする請求項1記載の交流電源装置。
  3. 互いに並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置を有する交流電源装置において、
    前記複数の常時商用型無停電電源装置に対して共通の蓄電池が設けられ、
    前記複数の常時商用型無停電電源装置のそれぞれは、
    交流入力端子と、
    交流出力端子と、
    前記交流入力端子と前記交流出力端子との間に接続され且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に供給する電圧が所定値よりも低下又は上昇した時にオフになる機能を有している交流スイッチと、
    前記交流スイッチを介して前記交流入力端子に接続されていると共に前記交流出力端子にも接続されている交流端子と前記蓄電池に接続されている直流端子とを有し且つ交流−直流変換機能及び直流−交流変換機能を有している双方向電力変換回路と、
    前記双方向電力変換回路に接続され、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記双方向電力変換回路を交流−直流変換動作させるための交流−直流変換制御信号を形成し、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記双方向電力変換回路を直流−交流変換動作させるための直流−交流変換制御信号を形成する機能を有し、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記双方向電力変換回路を流れる電流の均一化を図るように前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段を有している双方向電力変換制御回路と
    を備えていることを特徴とする交流電源装置。
  4. 互いに並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置を有する交流電源装置において、
    前記複数の常時商用型無停電電源装置のそれぞれは、
    交流入力端子と、
    交流出力端子と、
    蓄電池と、
    前記交流入力端子と前記交流出力端子との間に接続され且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に供給する電圧が所定値よりも低下又は上昇した時にオフになる機能を有している交流スイッチと、
    前記交流スイッチを介して前記交流入力端子に接続されていると共に前記交流出力端子にも接続されている交流端子と前記蓄電池に接続されている直流端子とを有し且つ交流−直流変換機能及び直流−交流変換機能を有している双方向電力変換回路と、
    前記双方向電力変換回路に接続され、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記双方向電力変換回路を交流−直流変換動作させるための交流−直流変換制御信号を形成し、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記双方向電力変換回路を直流−交流変換動作させるための直流−交流変換制御信号を形成する機能を有し、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記交流スイッチを流れる電流の均一化を図るように前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段を有している双方向電力変換制御回路と
    を備えていることを特徴とする交流電源装置。
  5. 前記双方向電力変換制御回路は、更に、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記双方向電力変換回路を流れる電流の均一化を図るように双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段を有していることを特徴とする請求項4記載の交流電源装置。
  6. 互いに並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置を有する交流電源装置において、
    前記複数の常時商用型無停電電源装置のそれぞれは、
    交流入力端子と、
    交流出力端子と、
    蓄電池と、
    前記交流入力端子と前記交流出力端子との間に接続され且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に供給する電圧が所定値よりも低下又は上昇した時オフになる機能を有している交流スイッチと、
    前記交流スイッチを介して前記交流入力端子に接続されていると共に前記交流出力端子にも接続されている交流端子と前記蓄電池に接続されている直流端子とを有し且つ交流−直流変換機能及び直流−交流変換機能を有している双方向電力変換回路と、
    前記双方向電力変換回路に接続され、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記双方向電力変換回路を交流−直流変換動作させるための交流−直流変換制御信号を形成し、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記双方向電力変換回路を直流−交流変換動作させるための直流−交流変換制御信号を形成する機能を有し、且つ前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記双方向電力変換回路を流れる電流の均一化を図るように前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段を有している双方向電力変換制御回路と
    を備えていることを特徴とする交流電源装置。
  7. 前記双方向電力変換制御回路は、前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記交流入力端子を介して流れる電流の波形を改善する機能を有していることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の交流電源装置。
  8. 前記双方向電力変換制御回路は前記双方向電力変換回路をPWM制御するためのPWM制御信号を形成するPWM制御信号形成手段を有し、
    前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されている時に前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段は、
    交流電源から前記複数の常時商用型無停電電源装置の前記交流入力端子に供給される電源電流を検出する電源電流検出手段と、
    前記交流入力端子を流れる交流入力電流を検出する交流入力電流検出手段と、
    前記電源電流検出手段で検出された電源電流検出値を複数の常時商用型無停電電源装置の台数で除算して分担電流値を得る分担値決定手段と、
    前記分担値決定手段から得られた前記分担電流値と前記交流入力電流検出手段から得られた交流入力電流値との差を示す信号を形成する差信号形成手段と、
    前記双方向電力変換回路の所望の電流分担が得られるように前記差信号形成手段の出力でPWM制御信号形成手段を制御する手段と
    を備えていることを特徴とする請求項1又は2又は4又は5記載の交流電源装置。
  9. 前記双方向電力変換制御回路は前記双方向電力変換回路をPWM制御するためのPWM制御信号を形成するPWM制御信号形成手段を有し、
    前記交流入力端子から前記交流出力端子に前記交流スイッチを介して交流電圧が供給されていない時に前記双方向電力変換回路の電流分担を制御する電流分担制御手段は、
    並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置から交流電力の供給を受ける共通の負荷の電流を検出する負荷電流検出手段と、
    前記双方向電力変換回路の交流出力電流を検出する交流出力電流検出手段と、
    前記負荷電流検出手段で検出された負荷電流検出値を並列接続された複数の常時商用型無停電電源装置の台数で除算して分担電流値を得る分担値決定手段と、
    前記分担値決定手段から得られた前記分担電流値と前記交流出力電流検出手段から得られた交流出力電流値との差を示す信号を形成する差信号形成手段と、
    前記双方向電力変換回路の所望の電流分担が得られるように前記差信号形成手段の出力でPWM制御信号形成手段を制御する手段と
    を備えていることを特徴とする請求項2又は3又は5又は6記載の交流電源装置。
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