JP6185436B2 - 不平衡補償装置 - Google Patents

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Description

本発明は、三相交流電源システムにおける不平衡電流の補償を行う不平衡補償装置に関する。
従来から、三相交流電源から負荷に電力を供給する三相交流電源システムでは、負荷が変動すると、不平衡電流が発生する。そして、三相交流電源システムには、不平衡補償装置が備えられ、三相交流電源システムで発生する不平衡電流が保障されている。不平衡補償装置における三相交流電源システムで発生する不平衡電流の補償は、逆相分電流を検出し、不平衡補償装置のインバータを制御して、逆相分電流を補償するものである(特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載された不平衡補償装置の制御回路では、特許文献1の図3に示すように、まず、電流検出器により検出した三相電流Iu,Iv,Iwを三相/二相変換回路で二相電流Iα、Iβに変換する。そして、逆回転座標(PQ)変換回路で逆相による回転座標変換し、基本波逆相分を直流成分、基本波正相成分を基本波の2倍波成分、更に、基本波以外の高調波成分に変換する(Ip,Iq)。次に、この有効分電流Ip及び向こう分電流Iqから低域通過フィルタにより直流成分Id2,Iq2を抽出する。更に、逆回転座標逆変換回路により逆回転座標変換回路の逆回転座標変換を用い、二相交流Iα2,Iβ2に逆変換する。この逆変換による二相交流Iα2,Iβ2から、二相/三相変換回路により基本波逆相電流成分、即ち、逆相分電流Iu2,Iv2,Iw2を算出する。
そして、三相平衡装置の制御回路で算出された逆相分電流を流すべく、三相不平衡補償装置は、スイッチングデバイスをスイッチングして電流を流すと同時に、制御を成立させるためにコンデンサ電圧を供給される電圧の整流後電圧以上に保つために、電圧設定値が決定される。
特開平8−205407号公報 特開平1−97138号公報
一方、従来の三相交流電源システムでは、負荷変動に対して高速な応答特性を持つことが前提となっている。タービン発電装置やエンジン発電装置等は、負荷変動に対して高速な応答特性を有して、発電量の調整を急峻に行うことができる。しかしながら、移動電源車等の移動式発電システムや、バイナリ発電システム等の再生可能エネルギーを用いる発電システム等の三相交流電源システムにおいては、発電量の調整を急峻に制御ができないことがある。また、移動式発電システムのような三相交流電源システムでは、使用する負荷が急激に変動する場合がある。このような場合、発電量の調整を急峻に制御できないため、三相交流電源システムが、急激な負荷増加によって、電圧ドロップが発生しシステムダウンが生じる、あるいは、急激な負荷減少によって電圧が上昇し、負荷や機器に故障を生じて、三相交流電源システムの運転が中断される恐れがある。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、発電量の調整を急峻に制御できない三相交流電源システムに対しても、不平衡電流を補償しつつ、急峻な負荷変動に対応して、三相交流電源システムの運転を継続することができる不平衡補償装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る不平衡補償装置は、三相交流電源から負荷に電力を供給する三相交流電源システムに接続され、前記負荷の変動による不平衡電流を補償する不平衡補償装置であって、前記負荷に並列に接続されるインバータと、前記インバータに並列に接続されたコンデンサである蓄電装置と、前記三相交流電源に接続された前記負荷の負荷電流と、前記三相交流電源の電源電圧を、前記負荷に流れる瞬時実電力P及び瞬時虚電力Qに変換する逆回転座標変換回路と、前記逆回転座標変換回路からの出力信号に基づいて、前記負荷に流れる瞬時実電力Pの直流成分及び瞬時虚電力Qの直流成分及び交流成分を抽出し、これらを補償するために前記不平衡補償装置に流す瞬時実電力P及び瞬時虚電力Qを算出すると共に、前記蓄電装置の電圧と前記蓄電装置の目標電圧との差分を前記不平衡補償装置に流す瞬時実電力Pに加算する補償電流生成回路と、前記補償電流生成回路からの出力信号と前記電源電圧とに基づいて、前記不平衡補償装置に流す補償電流を算出する逆回転座標逆変換回路と、前記不平衡補償装置の電流検出値と前記逆回転座標逆変換回路からの出力信号との差に基づいて、前記インバータに入力するゲート信号を生成するゲート信号生成回路と、を備えた制御回路と、を備え、前記蓄電装置の目標電圧は、前記負荷の負荷電流の変動または前記蓄電装置の電圧の変動に応じて設定されることを特徴とする。
これによると、制御回路により、蓄電装置の電圧を目標電圧に維持すると共に、不平衡電流を補償する補償電流を算出して、ゲート信号を出力している。これにより、発電量の調整を急峻に制御できない三相交流電源システムに対しても、負荷に並列に接続されている蓄電装置により、負荷変動のエネルギー調整を実現し、不平衡電流を補償しつつ、急峻な負荷変動に対応して、三相交流電源システムの運転を継続することができる。
また、蓄電装置としてコンデンサを用いることにより、負荷変動のエネルギー
調整を、コンデンサでの蓄電及び放電により実現することができる。また、蓄電装置としてコンデンサを用いることにより、急速に蓄電をすることが可能になる。また、蓄電装置として用いるコンデンサの容量を選択することにより、大容量の蓄電も可能になる。
さらに、目標電圧の値を調整することにより、必要最小限のエネルギー調整で行うことができ、余分なエネルギーの消費を抑えることができる。
また、本発明に係る不平衡補償装置において、前記蓄電装置は、コンデンサと、前記コンデンサに並列に接続される抵抗負荷及び前記抵抗負荷に直列に接続されるスイッチング素子と、を備えて良い。
これによると、蓄電装置として、抵抗負荷を用いることにより、負荷変動のエネルギー調整を、抵抗負荷に流す電流を調整することにより実現することができる。また、蓄電装置として、抵抗負荷を用いることにより、低コスト性、耐久性を備えることができる。
尚、前記スイッチング素子は、前記負荷の負荷電圧の変動または前記蓄電装置の電圧の変動に応じてデューティー比が制御されるのが良い。
これによると、抵抗負荷が消費するエネルギーの量を、スイッチング素子により制御して、負荷変動のエネルギー調整を実現することができる。
本発明の不平衡補償装置は、発電量の調整を急峻に制御できない三相交流電源システムに対しても、不平衡電流を補償しつつ、急峻な負荷変動に対応して、三相交流電源システムの運転を継続することができる。
第一の実施形態及び第二の実施形態に係る不平衡補償装置を備えた三相交流電源システムの構成を示す概略図である。 第一の実施形態に係る不平衡補償装置を示す回路図である。 第一の実施形態に係る不平衡補償装置の制御回路を示す回路図である。 第一の実施形態に係る不平衡補償装置におけるコンデンサの目標電圧の設定の過程の一例を示すフローチャート図である。 第二の実施形態に係る不平衡補償装置を示す回路図である。 第一の実施形態に係る不平衡補償装置の制御回路を示す回路図である。 第二の実施形態に係る不平衡補償装置におけるスイッチング素子のデューティー比の設定の過程の一例を示すフローチャート図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る不平衡補償装置を実施するための形態について、具体的な一例に即して説明する。
尚、以下に説明するものは、例示したものにすぎず、本発明に係る不平衡補償装置の適用限界を示すものではない。すなわち、本発明に係る不平衡補償装置は、下記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいてさまざまな変更が可能なものである。
第一の実施形態及び第二の実施形態に係る不平衡補償装置を備えた三相交流電源システムについて説明する。図1は、第一の実施形態及び第二の実施形態に係る不平衡補償装置を備えた三相交流電源システムの構成を示す概略図である。図1に示すように、三相交流電源システム1は、三相交流電源10と、三相不平衡負荷(負荷)20と、不平衡補償装置30とを備える。
三相交流電源10は、高周波電流を発生する三相不平衡負荷20に接続される。そして、不平衡補償装置30は、三相交流電源10と三相不平衡負荷20との間に具備される。三相交流電源10は、所定の三相電力を発電する発電装置であって、発電量の調整を急峻に行うことのできない発電装置、例えば、移動電源車やバイナリ発電装置が想定される。
ここで、図1に示すように、図示しない電圧検出器及び電流検出器で検出される三相交流電源10の電圧及び電流を、電源電圧Vs及び電源電流Isとする。また、図示しない電圧検出器及び電流検出器で検出される三相不平衡負荷20の電源及び電流を、負荷電圧VL及び負荷電流ILとする。更に、図示しない電圧検出器及び電流検出器で検出される不平衡補償装置30の電源及び電圧を補償器電圧Vf及び補償器電流Ifとする。
[第一の実施形態]
第一の実施形態に係る不平衡補償装置について、図2〜図4に基づいて説明する。まず、第一の実施形態に係る不平衡補償装置30について、図2に基づいて説明する。図2は、第一の実施形態に係る不平衡補償装置を示す回路図である。
図2に示すように、不平衡補償装置30は、インダクタンス31と、インバータ32と、蓄電装置としてのコンデンサ33と、インバータ32にゲート信号を入力するコントローラ(制御回路)100とを備えている。
インバータ32は、インダクタンス31を介して、三相不平衡負荷20に並列に接続される。インバータ32は、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、SSR(Solid State Relay)、SSC(Solid State Contactor)等のスイッチング素子が複数接続されて構成される。
コンデンサ33は、インバータ32に並列に接続されて、インバータ32の直流電圧を充電するようにしている。コンデンサ33の直流電圧Vdcは、後述するコントローラ100からのゲート信号に基づいてスイッチングされるインバータ32により、目標電圧Vdcrefとなるように制御される。
コントローラ100は、電源電圧Vsと、補償器電流Ifと、負荷電流ILと、コンデンサ電圧Vdcとに基づいて、インバータ32にゲート信号を出力する。ここで、コントローラ100について、図3に基づいて説明する。図3は、第一の実施形態に係る不平衡補償装置の制御回路を示す回路図である。
図3に示すように、コントローラ100は、負荷電流三相二相変換(3φ→αβ)回路101と、電源電圧三相二相変換(3φ→αβ)回路102と、逆回転座標変換(PQ変換)回路110と、補償電流生成回路120と、逆回転座標逆変換(PQ逆変換)回路130と、二相三相変換回路140と、ゲート信号生成回路150と、目標電圧設定回路160と、を備える。
負荷電流三相二相変換回路101は、三相交流電源10に接続された三相不平衡負荷20の負荷電流ILを、三相からα相、β相の二相に変換して、α相のIα、β相のIβを逆回転座標変換回路110に出力する。
また、電源電圧三相二相変換回路102は、三相交流電源10の電源電圧Vsを、三相からα相、β相の二相に変換して、α相のVα、β相のVβを逆回転座標変換回路110に出力する。
逆回転座標変換回路110は、負荷電流三相二相変換回路101から入力された負荷電流ILの二相電流Iα,Iβと、電源電圧三相二相変換回路102から入力された電源電圧Vsの二相電圧Vα,Vβとを、逆相による回転座標変換し、電源電圧Vs及び負荷電流ILを、三相不平衡負荷20に流れる瞬時実電力P及び瞬時虚電力Qに変換して、補償電流生成回路120に出力する。この逆回転座標変換回路110により、二相電圧Vα,Vβ及び二相電流Iα,Iβの基本波成分は直流信号となり、高周波成分は交流信号となる。
補償電流生成回路120は、逆回転座標変換110から、三相不平衡負荷20に流れる瞬時実電力P及び瞬時虚電力Qが入力される。そして、三相不平衡負荷20に流れる瞬時実電力Pの直流成分、及び、瞬時虚電力Q(直流成分及び交流成分両方とも)を抽出し、これをキャンセルするために、不平衝補償装置30に流すべき瞬時実電力P、瞬時虚電力Qを算出する。また、補償電流生成回路120は、減算器121により算出された、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefと、図示しない電圧検出器で検出されるコンデンサ33のコンデンサ電圧Vdcとの差分が入力される。そして、補償電流生成回路120では、不平衝補償装置30に流すべき瞬時実電力Pに、入力された差分から算出されるコンデンサ33を目標電圧Vdcrefに充電するために必要な電力を加算して、P信号及びQ信号として、逆回転座標逆変換回路130に出力する。
逆回転座標逆変換回路130は、電源電圧三相二相変換回路102から出力された電源電圧Vsの二相電圧Vα,Vβ、及び、負荷電流三相二相変換回路101から出力された負荷電流ILの二相電流Iα、Iβを元に、補償電流生成回路120から入力されたP信号、Q信号から、不平衡補償装置30に流すべき補償電流Ifrefのα相及びβ相の二相信号Ifrefα及びIfrefβを、二相三相変換回路140に出力する。
二相三相変換回路140は、逆回転座標逆変換回路130から入力された不平衡補償装置30に流すべき補償電流Ifrefの二相信号Ifrefα及びIfrefβを、三相信号IfrefU、IfrefV、IfrefWに変換し、ゲート信号生成回路150の減算器151に出力する。
ゲート信号生成回路150には、二相三相変換回路140から入力された三相信号IfrefU、IfrefV、IfrefWと、実際の図示しない電流検出器で検出される不平衡補償装置30の補償器電流Ifとの差が、減算器151から入力される。そして、ゲート信号生成回路150は、減算器151から入力された差に基づいて、インバータ32に入力するゲート信号を生成する。例えば、ゲート信号生成回路150は、減算器151から入力された差に比例ゲインを掛けたものを出力電圧とし、その出力電圧をPWM変換したものをゲート信号として出力する。出力されたゲート信号は、インバータ32のスイッチング素子に与えられる。
目標電圧設定回路160は、三相不平衡負荷20の負荷電流ILが入力されて、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefを設定する。ここで、第一の実施形態に係る不平衡補償装置30の目標電圧設定回路160におけるコンデンサ33の目標電圧Vdcrefの設定の手順について、図4に基づいて説明する。図4は、第一の実施形態に係る不平衡補償装置30におけるコンデンサの目標電圧の設定の過程の一例を示すフローチャート図である。
第一の実施形態に係る不平衡補償装置30では、一例として、三相交流電源10が三相220VACであり、コンデンサ33の容量Cが100mFである場合を想定する。そして、通常、全波整流後の電圧は約280Vとなり、コンデンサ33の電圧が電圧リップルを含めて280V以上になるように、例えば500Vとなるように制御を行う。これに対して、急峻は負荷増加量及び減少量の上限を、例えば5kWと想定する。そして、コンデンサの目標電圧Vdcrefを通常の500Vから600Vに設定する。この時、コンデンサ容量Cが100mFであるため、コンデンサに蓄電される電力が下記の通りに計算される。
目標電圧Vdrefを500Vに設定した場合:
E=1/2×C×(500)2=12.5kW
目標電圧Vdrefを600Vに設定した場合:
E=1/2×C×(600)2=18kW
目標電圧Vdrefを685.5Vに設定場合:
E=1/2×C×(685.5)2=23.5kW
以上から、図4に示す例では、目標電圧Vdrefを、600Vを中心にして、±5.5kWの電力調整が行えるように制御する。
まず、三相交流電源システム1の運転が開始されると、減算器121に入力するコンデンサ33の目標電圧Vdcrefは、600Vに設定される(S11)。
次に、負荷変動を検出したかどうかが判断される(S12)。負荷変動を検出したかどうかは、図示しない電流検出器で測定される三相不平衡負荷20の負荷電流ILの値から検出する。尚、負荷変動を検出は、三相不平衡負荷20の負荷電流ILの値から検出するに限らない。例えば、図示しない電圧検出器で測定される三相交流電源10の電源電圧Vsの値から検出しても良いし、図示しない電圧検出器で測定されるコンデンサ33の電圧Vdcの値から検出しても良い。
負荷変動が検出されないと判断されると(S12:NO)、ステップS12に戻る。
一方、負荷変動が検出されたと判断されると(S12:YES)、負荷の増加が検出されたかどうかが判断される(S13)。負荷の増加は、三相不平衡負荷20の負荷電流ILの値から負荷変動を検出した場合は、負荷電流ILの値の増加により判断される。尚、負荷の増加は、三相交流電源10の電源電圧Vsの値から負荷変動を検出した場合は、電源電圧Vsの値の減少により判断される。または、負荷の増加は、コンデンサ33の電圧Vdcの値から検出した場合は、電圧Vdcの値の減少により判断される。
負荷の増加が検出されたと判断されると(S13:YES)、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefを500Vに設定し(S14)、コンデンサ33に蓄積された電力を放電して発電量を増加させる(S15)。そして、ある時定数を持って三相交流電源10の発電量を調整し、徐々に、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefの値を600Vに戻し、ステップS11に戻る。
一方、負荷の増加が検出されないと判断されると(S13:NO)、負荷の減少が検出されたかどうかが判断される(S16)。負荷の減少は、三相不平衡負荷20の負荷電流ILの値から負荷変動を検出した場合は、負荷電流ILの値の減少により判断される。尚、負荷の減少は、三相交流電源10の電源電圧Vsの値から負荷変動を検出した場合は、電源電圧Vsの値の増加により判断される。または、負荷の減少は、コンデンサ33の電圧Vdcの値から検出した場合は、電圧Vdcの値の増加により判断される。
負荷の減少が検出されたと判断されると(S16:YES)、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefを685.5Vに設定し(S17)、コンデンサ33に電力を蓄電して発電量を減少させる(S18)。そして、ある時定数を持って三相交流電源10の発電量を調整し、徐々に、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefの値を600Vに戻し、ステップS11に戻る。
一方、負荷の減少が検出されないと判断されると(S16:NO)、ステップS12に戻る。
尚、図4に示す例では、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefを、600Vから500V、あるいは、600Vから685.5Vと一意に設定していたが、本実施形態に係る不平衡補償装置30におけるコンデンサ33の目標電圧Vdcrefの設定の手順はそれに限らない。例えば、ステップS12で検出した負荷変動の変動量に応じて、コンデンサ33の目標電圧値Vdcrefの値を調整しても良い。または、フィードバック制御、例えば、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefと実際のコンデンサ33の電圧Vdcとの偏差によるPWM制御やPI制御を行い、+方向に偏差が大きくなれば、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefを増加させ、−方向に偏差が大きくなれば、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefを減少させることにより、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefの値を調整しても良い。
このように、第一の実施形態に係る不平衡補償装置30は、コントローラ100により、コンデンサ33の電圧を目標電圧Vdcrefに維持すると共に、不平衡電流を補償する補償電流Ifrefを算出して、ゲート信号を出力している。これにより、発電量の調整を急峻に制御できない三相交流電源システム1に対しても、三相不平衡負荷20に並列に接続されているコンデンサ33を常に目標電圧Vdcrefに維持することにより、負荷変動のエネルギー調整を実現し、不平衡電流を補償しつつ、急峻な負荷変動に対応して、三相交流電源システム1の運転を継続することができる。また、コンデンサ33という必要最小限の蓄電装置により、三相交流電源システム1の負荷変動の吸収が可能となる。即ち、蓄電装置にコンデンサ33を用いることにより、負荷変動のエネルギー調整を、コンデンサ33での蓄電及び放電により実現することができる。また、蓄電装置としてコンデンサ33を用いることにより、急速に蓄電をすることが可能になる。また、蓄電装置として用いるコンデンサ33の容量を選択することにより、大容量の蓄電も可能になる。
[第二の実施形態]
第二の実施形態に係る不平衡補償装置について、図5〜図7に基づいて説明する。まず、第二の実施形態に係る不平衡補償装置30について、図5に基づいて説明する。図5は、第二の実施形態に係る不平衡補償装置を示す回路図である。
図5に示すように、不平衡補償装置30は、インダクタンス31と、インバータ32と、蓄電装置としてのコンデンサ33及び抵抗負荷34と、抵抗負荷34に直接に接続されたスイッチング素子35と、抵抗負荷34に流れる電流を測定する電流検出器36と、インバータ32にゲート信号を入力するコントローラ(制御回路)100とを備えている。
インバータ32は、インダクタンス31を介して、三相不平衡負荷20に並列に接続される。インバータ32は、例えば、IGBT、SSR、SSC等のスイッチング素子が複数接続されて構成される。
コンデンサ33は、インバータ32に並列に接続されて、インバータ32の直流電圧を充電するようにしている。コンデンサ33の直流電圧Vdcは、後述するコントローラ100からのゲート信号に基づいてスイッチングされるインバータ32により、目標電圧Vdcrefとなるように制御される。
抵抗負荷34は、コンデンサ33(即ち、インバータ32)に並列に接続され、三相交流電源10からインバータ32を介してコンデンサ33に供給される電力の一部を消費する。抵抗負荷34は、より詳細には、インバータ32に出力される直流電力の一部を消費する。
スイッチング素子35は、後述するデューティー比制御回路170に制御されて、インバータ32と抵抗負荷34との間を導通・遮断(ON/OFF)する。より詳細には、スイッチング素子35には、後述するデューティー比制御回路170からゲート信号(ONの指令及びOFFの指令)が入力される。スイッチング素子35は、IGBT、SSR、SSC等のスイッチング素子を用いる。
ここで、スイッチング素子35としてIGBTのパワースイッチング素子を用いた場合、スイッチング素子35に対してデューティー比制御回路160によりONの指令が入力されると、IGBTのゲートに対してスイッチング動作によりONにするために電圧を印加して、ゲートからエミッタへ電流を流す。IGBTのゲートからエミッタへ電流が流れると、コレクタからエミッタへ電流が流れ始めて、抵抗負荷34に電流が流される。一方、IGBTに対してデューティー比制御回路160によりOFFの指令が入力されると、IGBTのゲートに対してスイッチング動作によりOFFにするためにマイナスの電圧を印加して、エミッタからゲートへ電流を流す。IGBTのエミッタからゲートへ電流が流れると、コレクタからエミッタへ流れていた電流が止まり、抵抗負荷34へ流されていた電流も止まる。尚、IGBTに、スイッチング時の電流の向きと反対向きに流れることを許容する整流子を並列に設けても良い。
また、スイッチング素子35としてSSR、SSCのスイッチング素子を用いた場合は、スイッチング素子35に対してデューティー比制御回路160によりONの指令が入力されると、スイッチをONすることにより、抵抗負荷34に電流を流す。一方、スイッチング素子35に対してデューティー比制御回路160によりOFFの指令が入力されると、スイッチをOFFすることにより、抵抗負荷34に流している電流を止める。
電流検出器36は、抵抗負荷34に流れる電流の値Aを測定するための装置である。
コントローラ100は、電源電圧Vsと、補償器電流Ifと、負荷電流ILと、コンデンサ電圧Vdcとに基づいて、インバータ32にゲート信号を出力する。また、コントローラは、電流検出器36で検出した抵抗負荷34の電流の値Aに基づいて、スイッチング素子35にゲート信号を出力する。ここで、コントローラ100について、図6に基づいて説明する。図6は、第二の実施形態に係る不平衡補償装置の制御回路を示す回路図である。
図6に示す通り、コントローラ100は、負荷電流三相二相変換(3φ→αβ)回路101と、電源電圧三相二相変換(3φ→αβ)回路102と、逆回転座標変換(PQ変換)回路110と、補償電流生成回路120と、逆回転座標逆変換(PQ逆変換)回路130と、二相三相変換回路140と、ゲート信号生成回路150と、を備える。目標電圧設定回路160以外は、第一の実施形態に係る不平衡補償装置30のコントローラ100と同じであり、その説明を省略する。
図6に示す通り、コントローラ100は、更に、デューティー比制御回路160を備える。デューティー比制御回路160は、電流検出器36で検出した抵抗負荷34の電流の値Aに応じて、スイッチング素子35のデューティー比(開閉タイミング)を決定し、決定したデューティー比に基づいて、スイッチング素子35に対してゲート信号を出力する。
ここで、デューティー比制御回路160におけるデューティー比の設定の手順について、図7に基づいて説明する。図7は、第二の実施形態に係る不平衡補償装置30におけるスイッチング素子のデューティー比の設定の過程の一例を示すフローチャート図である。
第二の実施形態に係る不平衡補償装置30では、第一の実施形態に係る不平衡補償装置30と同様に、三相交流電源10が三相220VACであり、コンデンサ33の容量Cが100mFである場合を想定する。そして、通常、全波整流後の電圧は約280Vとなり、コンデンサ33の電圧が電圧リップルを含めて280V以上になるように、例えば500Vとなるように制御を行う。
まず、三相交流電源システム1の運転が開始されると、スイッチング素子子35のデューティー比の値は、例えば50%に設定されている(S21)。また、減算器121に入力するコンデンサ33の目標電圧Vdcrefは、通常通り、500Vに設定されている。
次に、負荷変動を検出したかどうかが判断される(S22)。負荷変動を検出したかどうかは、電流検出器36で検出した抵抗負荷の電流の値Aから検出する。
負荷変動が検出されないと判断されると(S22:NO)、ステップS12に戻る。
一方、負荷変動が検出されたと判断されると(S22:YES)、負荷の増加が検出されたかどうかが判断される(S23)。負荷の増加は、電流検出器36で検出した抵抗負荷の電流の値Aの増加により判断される。
負荷の増加が検出されたと判断されると(S23:YES)、スイッチング素子35のデューティー比を減少させて所定の値(例えば、40%)に設定し(S24)、抵抗負荷34で消費する電力を増加させて、発電量を増加させる(S25)。そして、ある時定数を持って三相交流電源10の発電量を調整し、徐々に、スイッチング素子35のデューティー比の値を元の値である50%に戻し、ステップS11に戻る。
一方、負荷の増加が検出されないと判断されると(S23:NO)、負荷の減少が検出されたかどうかが判断される(S26)。負荷の減少は、電流検出器36で検出した抵抗負荷の電流の値Aの減少により判断される。
負荷の減少が検出されたと判断されると(S26:YES)、スイッチング素子35のデューティー比を増加させて所定の値(例えば、60%)に設定し(S27)、抵抗負荷34で消費する電力を減少させて、発電量を減少させる(S28)。そして、ある時定数を持って三相交流電源10の発電量を調整し、徐々に、スイッチング素子35のデューティー比の値を元の値である50%に戻し、ステップS11に戻る。
一方、負荷の減少が検出されないと判断されると(S26:NO)、ステップS22に戻る。
尚、図7に示す例では、デューティー比の値を、所定の値と、一意に設定していたが、本実施形態に係る不平衡補償装置30におけるスイッチング素子35のデューティー比の設定の手順はそれに限らない。例えば、ステップS22で検出した負荷変動の変動量に応じてスイッチング素子35のデューティー比の値を調整しても良い。または、フィードバック制御、例えば、電流検出器36で検出した抵抗負荷34の電流の値AによるPWM制御やPI制御を行い、+方向に偏差が大きくなれば、スイッチング素子35のデューティー比を増加させ、−方向に偏差が大きくなれば、スイッチング素子35のデューティー比を減少させることにより、スイッチング素子35のデューティー比の値を調整しても良い。または、例えば、PID制御により、予め設定した抵抗負荷34の電流目標値と電流検出器36の電流の値Aの偏差により、デューティー比50%を中心にデューティー比を調整しても良いし、現在の電流の値Aから予め実験に基づいて設定した関係式やテーブルに基づいてデューティー比を調整しても良い。
このように、第二の実施形態に係る不平衡補償装置30は、発電量の調整を急峻に制御できない三相交流電源システム1に対しても、三相不平衡負荷20に並列に接続されている抵抗負荷34で、負荷変動のエネルギー調整を実現し不平衡電流を補償しつつ、急峻な負荷変動に対応して、三相交流電源システム1の運転を継続することができる。また、蓄電装置として、抵抗負荷34を用いることにより、常にエネルギーを消費しつつ、スイッチング素子35におけるデューティー比を変更して、抵抗負荷34に流す電流を調整することにより、負荷変動34のエネルギー調整を、実現することができる。また、蓄電装置として、抵抗負荷34を用いることにより、低コスト性、耐久性を備えることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施形態や実施例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。
例えば、第一の実施形態に係る不平衡補償装置30において、コンデンサ33の目標電圧Vdcrefは、図4に示す値に限らず、コンデンサ33の容量、三相交流電源10の電圧、想定される負荷変動の値に応じて変更される。第二の実施形態に係る不平衡補償装置30におけるコンデンサ33の目標電圧Vdcrefも同様である。
また、第二の実施形態に係る不平衡補償装置30において、スイッチング素子35におけるデューティー比は、図7に示す値に限らず、抵抗負荷34、三相交流電源10の電圧、想定される負荷変動の値に応じて変更される。
1 三相交流電源システム
10 三相交流電源
20 三相不平衡負荷(負荷)
30 不平衡補償装置
32 インバータ
33 コンデンサ(蓄電装置)
34 抵抗負荷
35 スイッチング素子
100 コントローラ(制御回路)
110 逆回転座標変換回路
120 補償電流生成回路
130 逆回転座標逆変換回路
150 ゲート信号生成回路
160 デューティー比制御回路

Claims (3)

  1. 三相交流電源から負荷に電力を供給する三相交流電源システムに接続され、前記負荷の変動による不平衡電流を補償する不平衡補償装置であって、
    前記負荷に並列に接続されるインバータと、
    前記インバータに並列に接続されたコンデンサである蓄電装置と、
    前記三相交流電源に接続された前記負荷の負荷電流と、前記三相交流電源の電源電圧を、前記負荷に流れる瞬時実電力P及び瞬時虚電力Qに変換する逆回転座標変換回路と、前記逆回転座標変換回路からの出力信号に基づいて、前記負荷に流れる瞬時実電力Pの直流成分及び瞬時虚電力Qの直流成分及び交流成分を抽出し、これらを補償するために前記不平衡補償装置に流す瞬時実電力P及び瞬時虚電力Qを算出すると共に、前記蓄電装置の電圧と前記蓄電装置の目標電圧との差分を前記不平衡補償装置に流す瞬時実電力Pに加算する補償電流生成回路と、前記補償電流生成回路からの出力信号と前記電源電圧とに基づいて、前記不平衡補償装置に流す補償電流を算出する逆回転座標逆変換回路と、前記不平衡補償装置の電流検出値と前記逆回転座標逆変換回路からの出力信号との差に基づいて、前記インバータに入力するゲート信号を生成するゲート信号生成回路と、を備えた制御回路と、
    を備え
    前記蓄電装置の目標電圧は、前記負荷の負荷電流の変動または前記蓄電装置の電圧の変動に応じて設定されることを特徴とする不平衡補償装置。
  2. 前記蓄電装置は、コンデンサと、前記コンデンサに並列に接続される抵抗負荷及び前記抵抗負荷に直列に接続されるスイッチング素子と、を備えることを特徴とする請求項に記載不平衡補償装置。
  3. 前記スイッチング素子は、前記負荷の負荷電圧の変動または前記蓄電装置の電圧の変動に応じてデューティー比が制御されることを特徴とする請求項に記載の不平衡補償装置。
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