JP4590093B2 - 射出成形機 - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】
ブラスチック射出成形機の色の異なる樹脂や種類の異なる樹脂による成形を、無駄時間無く実施できる射出成形機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
複数の樹脂または色を切り替えて成形を行う場合、従来の標準的射出成形機で成形する場合は、可塑化装置内の旧樹脂を排出し、新樹脂に切り替える樹脂替え作業が必要で、この作業中は生産できない無駄時間になるばかりでなく、樹脂替え中、色替え中の樹脂が廃棄物として無駄となる。
【０００３】
この無駄を無くすシステムとして、複数のバレルを交換して使用するバレル交換装置が提案されている。しかしながら、この装置では設備費が高くなるばかりでなく、必要なスペースから２樹脂までの交換装置を製造することは可能であるが、使い分ける樹脂の種類がそれを越えると、交換装置を複数備えて構成することが困難になるという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものでその目的は２種類又は２種類以上の樹脂の成形切り替えを、無駄時間無く行うために、２個又は２個以上の射出ユニットのノズルをそれぞれ同時に押圧できる、２箇所又は２箇所以上のノズル押圧面を有する射出用ノズルユニットを用いて、ノズル押圧面に押圧された射出ユニットから供給される溶融樹脂で成形できるようにする射出成形機を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の射出成形機は、溶融された樹脂を外部から注入する２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を合流させる樹脂流路と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構と、合流後の流路から溶融樹脂を金型へ射出するためのノズルとを備え、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口は、独立した射出ユニットのノズルが、それぞれ同時に押圧できるノズル押圧面として構成されている射出用ノズルユニットと、同射出用ノズルユニットに対して、任意にノズルを押圧できる２個又は２個以上の射出ユニットを有し、
前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構は、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口から前記流路の合流点までの間に各々設けた２個又は２個以上の逆流防止弁であり、この逆流防止弁は一方の射出圧力で、他方の逆流防止弁を閉鎖することを特徴とし、成形の樹脂替え動作を確実に無駄時間無く実現できる。
また、溶融された樹脂を外部から注入する２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を合流させる樹脂流路と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構と、合流後の流路から溶融樹脂を金型へ射出するためのノズルとを備え、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口は、独立した射出ユニットのノズルが、それぞれ同時に押圧できるノズル押圧面として構成されている射出用ノズルユニットと、同射出用ノズルユニットに対して、任意にノズルを押圧できる２個又は２個以上の射出ユニットを有し、
前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構は、前記溶融樹脂の合流点に設けた前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え弁であり、成形開始に合わせて予備昇温を開始することを特徴とすることもでき、この構成時も成形の樹脂替え動作を確実に無駄時間無く実現できる。
【０００６】
また、本発明の射出成形機は、前記２個又は２個以上の射出ユニットの内、少なくとも１個の射出ユニットを交換可能に構成することにより、成形の樹脂替え動作を、無駄時間無く、無駄な廃棄樹脂を発生させることも無く切り替えることが出来る。
【０００９】
さらに、前記の各射出用ノズルユニットは、この射出用ノズルユニットのノズルを成形する金型に対して押圧・離間させる機構を設けて、同射出用ノズルユニットが射出ユニットの押圧、離間動作を連動して移動し、同射出用ノズルユニットのノズルを金型に対して押圧・離間させるよう構成される。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の実施例で、２箇所の樹脂注入口を持つ場合の、射出用ノズルユニットを示すものである。
【００１１】
１は、射出用ノズルユニットで、固定ダイプレート１１に取り付けられた支持フレーム１２と、この支持フレーム１２に一体的に取り付けられたガイド１３と、このガイド１３の中央に図１において左右に移動可能に設けられた射出用ノズルユニット本体１４を有している。２ａ，２ｂは射出用ノズルユニット本体１４に形成されたノズル押圧面で、射出ユニット３ａ，３ｂのノズルを同時に押圧出来るように構成されており、溶融樹脂を注入する注入口４ａ，４ｂヘ射出ユニット３ａ，３ｂのノズルから射出される溶融樹脂を注入できるようになっている。５は溶融樹脂を金型へ射出するための射出用ノズルユニット本体１４に取り付けられたノズル、６は方向切り替え弁で、２箇所の溶融樹脂注入口４ａ，４ｂから注入される溶融樹脂の流路７ａ，７ｂを切り替えて、ノズル５ヘ送られる樹脂を切り替えるように構成されている。
【００１２】
８は射出用ノズルユニット本体１４を射出ユニット３ａ，３ｂの図１において左右の移動に応じて前後進させ、射出用ノズルユニット本体のノズル５を金型に対して押圧、離間させるシリンダである。
【００１３】
図２は、２箇所の樹脂注入口を持つ場合の、本発明の他の実施例を示す射出用ノズルユニットで、図１の実施例の方向切り替え弁６に代えて、溶融樹脂の流路７ａ，７ｂに、各々逆流防止弁９ａ，９ｂを挿入したものである。
【００１４】
次に、本発明の動作について説明する。図１(ａ)は、射出ユニット３ａ側を用いて成形する場合を示しており、切り替え弁６が流路７ａの溶融樹脂をノズル５に供給するように切り替えられている。この状態では、射出ユニット３ａ側を使用して、図示していない射出成形機の通常の制御動作で成形運転が行われる。
【００１５】
このとき、もう一方の射出ユニット３ｂ側は、現状使用している樹脂をそのまま次の成形に使用する場合、次の成形開始に合わせて、通常の予備昇温を開始するように制御すればよく、次の成形が第３の樹脂を使用するようプログラムされていれば、射出ユニット３ａ側で成形している間に、樹脂替えのためのパージ操作をすることが出来る。
【００１６】
また、使用する樹脂別に別個のバレルを設備しているシステムの場合には、射出ユニット３ａ側で成形されている間に、バレルを交換することが出来る。
【００１７】
射出ユニット３ａ側を使用した成形が完了した時点で、切り替え弁６を図１(ｂ)のように切り替えれば、流路７ｂの溶融樹脂をノズル５に供給するように切り替えられ、射出ユニット３ｂ側を使用した成形が可能となる。
【００１８】
図２の射出用ノズルユニットを使用する場合は、前記のように切り替え弁で樹脂流路を切り替える必要が無く、射出ユニット３ａ側を用いて成形する場合は、同射出ユニット３ａ側の射出圧力で、逆流防止弁９ｂが自動的に射出ユニット３ｂ側を閉鎖し、反対に射出ユニット３ｂ側を用いて成形する場合は、同射出ユニット３ｂ側の射出圧力で、逆流防止弁９ａが自動的に射出ユニット３ａ側を閉鎖するよう動作するので、成形に使用する射出ユニットを、使用する側のノズル押圧面に押圧して溶融樹脂を供給すれば、自動的に使用する樹脂の切り替えができるように操作できる。
【００１９】
【発明の効果】
２個又は２個以上の射出ユニットを同時に押圧可能な射出用ノズルユニットを使用し、同射出用ノズルユニット内部で２個又は２個以上の射出ユニットから供給される溶融樹脂を切り替えて成形することにより、樹脂替えを必要とする成形が時間のロス無く実施できる。また、第３の樹脂へ切り替える場合も、一方の射出ユニットで成形中に、他方の射出ユニットで樹脂替えができ、成形機に無駄時間を生じさせることなく、成形を継続することが出来る。
【００２０】
また、樹脂の種類別に射出ユニットを設けるシステムの場合は、一方の射出ユニットで成形中に、他方の射出ユニットを交換することができるので、成形機の無駄時間も無駄な廃棄樹脂も生じさせることなく、成形を継続することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る２箇所の樹脂注入口を持つ射出用ノズルユニットを示す図である。
【図２】本発明に係る２箇所の樹脂注入口を持つ射出用ノズルユニットを示す図である。
【符号の説明】
１ 射出用ノズルユニット
２ａ，２ｂ ノズル押圧面
３ａ，８ｂ 射出ユニット
４ａ，４ｂ 溶融樹脂注入口
５ 射出用ノズルユニット本体のノズル
６ 方向切り替え弁
７ａ，７ｂ 溶融樹脂の流路
８ シリンダ
９ａ，９ｂ 逆流防止弁
１１ 固定ダイプレート
１２ 支持フレーム
１３ ガイド
１４ 射出用ノズルユニット本体
【産業上の利用分野】
ブラスチック射出成形機の色の異なる樹脂や種類の異なる樹脂による成形を、無駄時間無く実施できる射出成形機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
複数の樹脂または色を切り替えて成形を行う場合、従来の標準的射出成形機で成形する場合は、可塑化装置内の旧樹脂を排出し、新樹脂に切り替える樹脂替え作業が必要で、この作業中は生産できない無駄時間になるばかりでなく、樹脂替え中、色替え中の樹脂が廃棄物として無駄となる。
【０００３】
この無駄を無くすシステムとして、複数のバレルを交換して使用するバレル交換装置が提案されている。しかしながら、この装置では設備費が高くなるばかりでなく、必要なスペースから２樹脂までの交換装置を製造することは可能であるが、使い分ける樹脂の種類がそれを越えると、交換装置を複数備えて構成することが困難になるという問題があった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものでその目的は２種類又は２種類以上の樹脂の成形切り替えを、無駄時間無く行うために、２個又は２個以上の射出ユニットのノズルをそれぞれ同時に押圧できる、２箇所又は２箇所以上のノズル押圧面を有する射出用ノズルユニットを用いて、ノズル押圧面に押圧された射出ユニットから供給される溶融樹脂で成形できるようにする射出成形機を提供しようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
本発明の射出成形機は、溶融された樹脂を外部から注入する２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を合流させる樹脂流路と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構と、合流後の流路から溶融樹脂を金型へ射出するためのノズルとを備え、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口は、独立した射出ユニットのノズルが、それぞれ同時に押圧できるノズル押圧面として構成されている射出用ノズルユニットと、同射出用ノズルユニットに対して、任意にノズルを押圧できる２個又は２個以上の射出ユニットを有し、
前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構は、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口から前記流路の合流点までの間に各々設けた２個又は２個以上の逆流防止弁であり、この逆流防止弁は一方の射出圧力で、他方の逆流防止弁を閉鎖することを特徴とし、成形の樹脂替え動作を確実に無駄時間無く実現できる。
また、溶融された樹脂を外部から注入する２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を合流させる樹脂流路と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構と、合流後の流路から溶融樹脂を金型へ射出するためのノズルとを備え、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口は、独立した射出ユニットのノズルが、それぞれ同時に押圧できるノズル押圧面として構成されている射出用ノズルユニットと、同射出用ノズルユニットに対して、任意にノズルを押圧できる２個又は２個以上の射出ユニットを有し、
前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構は、前記溶融樹脂の合流点に設けた前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え弁であり、成形開始に合わせて予備昇温を開始することを特徴とすることもでき、この構成時も成形の樹脂替え動作を確実に無駄時間無く実現できる。
【０００６】
また、本発明の射出成形機は、前記２個又は２個以上の射出ユニットの内、少なくとも１個の射出ユニットを交換可能に構成することにより、成形の樹脂替え動作を、無駄時間無く、無駄な廃棄樹脂を発生させることも無く切り替えることが出来る。
【０００９】
さらに、前記の各射出用ノズルユニットは、この射出用ノズルユニットのノズルを成形する金型に対して押圧・離間させる機構を設けて、同射出用ノズルユニットが射出ユニットの押圧、離間動作を連動して移動し、同射出用ノズルユニットのノズルを金型に対して押圧・離間させるよう構成される。
【００１０】
【発明の実施の形態】
図１は本発明の実施例で、２箇所の樹脂注入口を持つ場合の、射出用ノズルユニットを示すものである。
【００１１】
１は、射出用ノズルユニットで、固定ダイプレート１１に取り付けられた支持フレーム１２と、この支持フレーム１２に一体的に取り付けられたガイド１３と、このガイド１３の中央に図１において左右に移動可能に設けられた射出用ノズルユニット本体１４を有している。２ａ，２ｂは射出用ノズルユニット本体１４に形成されたノズル押圧面で、射出ユニット３ａ，３ｂのノズルを同時に押圧出来るように構成されており、溶融樹脂を注入する注入口４ａ，４ｂヘ射出ユニット３ａ，３ｂのノズルから射出される溶融樹脂を注入できるようになっている。５は溶融樹脂を金型へ射出するための射出用ノズルユニット本体１４に取り付けられたノズル、６は方向切り替え弁で、２箇所の溶融樹脂注入口４ａ，４ｂから注入される溶融樹脂の流路７ａ，７ｂを切り替えて、ノズル５ヘ送られる樹脂を切り替えるように構成されている。
【００１２】
８は射出用ノズルユニット本体１４を射出ユニット３ａ，３ｂの図１において左右の移動に応じて前後進させ、射出用ノズルユニット本体のノズル５を金型に対して押圧、離間させるシリンダである。
【００１３】
図２は、２箇所の樹脂注入口を持つ場合の、本発明の他の実施例を示す射出用ノズルユニットで、図１の実施例の方向切り替え弁６に代えて、溶融樹脂の流路７ａ，７ｂに、各々逆流防止弁９ａ，９ｂを挿入したものである。
【００１４】
次に、本発明の動作について説明する。図１(ａ)は、射出ユニット３ａ側を用いて成形する場合を示しており、切り替え弁６が流路７ａの溶融樹脂をノズル５に供給するように切り替えられている。この状態では、射出ユニット３ａ側を使用して、図示していない射出成形機の通常の制御動作で成形運転が行われる。
【００１５】
このとき、もう一方の射出ユニット３ｂ側は、現状使用している樹脂をそのまま次の成形に使用する場合、次の成形開始に合わせて、通常の予備昇温を開始するように制御すればよく、次の成形が第３の樹脂を使用するようプログラムされていれば、射出ユニット３ａ側で成形している間に、樹脂替えのためのパージ操作をすることが出来る。
【００１６】
また、使用する樹脂別に別個のバレルを設備しているシステムの場合には、射出ユニット３ａ側で成形されている間に、バレルを交換することが出来る。
【００１７】
射出ユニット３ａ側を使用した成形が完了した時点で、切り替え弁６を図１(ｂ)のように切り替えれば、流路７ｂの溶融樹脂をノズル５に供給するように切り替えられ、射出ユニット３ｂ側を使用した成形が可能となる。
【００１８】
図２の射出用ノズルユニットを使用する場合は、前記のように切り替え弁で樹脂流路を切り替える必要が無く、射出ユニット３ａ側を用いて成形する場合は、同射出ユニット３ａ側の射出圧力で、逆流防止弁９ｂが自動的に射出ユニット３ｂ側を閉鎖し、反対に射出ユニット３ｂ側を用いて成形する場合は、同射出ユニット３ｂ側の射出圧力で、逆流防止弁９ａが自動的に射出ユニット３ａ側を閉鎖するよう動作するので、成形に使用する射出ユニットを、使用する側のノズル押圧面に押圧して溶融樹脂を供給すれば、自動的に使用する樹脂の切り替えができるように操作できる。
【００１９】
【発明の効果】
２個又は２個以上の射出ユニットを同時に押圧可能な射出用ノズルユニットを使用し、同射出用ノズルユニット内部で２個又は２個以上の射出ユニットから供給される溶融樹脂を切り替えて成形することにより、樹脂替えを必要とする成形が時間のロス無く実施できる。また、第３の樹脂へ切り替える場合も、一方の射出ユニットで成形中に、他方の射出ユニットで樹脂替えができ、成形機に無駄時間を生じさせることなく、成形を継続することが出来る。
【００２０】
また、樹脂の種類別に射出ユニットを設けるシステムの場合は、一方の射出ユニットで成形中に、他方の射出ユニットを交換することができるので、成形機の無駄時間も無駄な廃棄樹脂も生じさせることなく、成形を継続することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る２箇所の樹脂注入口を持つ射出用ノズルユニットを示す図である。
【図２】本発明に係る２箇所の樹脂注入口を持つ射出用ノズルユニットを示す図である。
【符号の説明】
１ 射出用ノズルユニット
２ａ，２ｂ ノズル押圧面
３ａ，８ｂ 射出ユニット
４ａ，４ｂ 溶融樹脂注入口
５ 射出用ノズルユニット本体のノズル
６ 方向切り替え弁
７ａ，７ｂ 溶融樹脂の流路
８ シリンダ
９ａ，９ｂ 逆流防止弁
１１ 固定ダイプレート
１２ 支持フレーム
１３ ガイド
１４ 射出用ノズルユニット本体
Claims (4)
- 溶融された樹脂を外部から注入する２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を合流させる樹脂流路と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構と、合流後の流路から溶融樹脂を金型へ射出するためのノズルとを備え、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口は、独立した射出ユニットのノズルが、それぞれ同時に押圧できるノズル押圧面として構成されている射出用ノズルユニットと、同射出用ノズルユニットに対して、任意にノズルを押圧できる２個又は２個以上の射出ユニットを有し、
前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構は、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口から前記流路の合流点までの間に各々設けた２個又は２個以上の逆流防止弁であり、この逆流防止弁は一方の射出圧力で、他方の逆流防止弁を閉鎖することを特徴とする射出成形機。 - 溶融された樹脂を外部から注入する２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を合流させる樹脂流路と、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構と、合流後の流路から溶融樹脂を金型へ射出するためのノズルとを備え、前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口は、独立した射出ユニットのノズルが、それぞれ同時に押圧できるノズル押圧面として構成されている射出用ノズルユニットと、同射出用ノズルユニットに対して、任意にノズルを押圧できる２個又は２個以上の射出ユニットを有し、
前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え機構は、前記溶融樹脂の合流点に設けた前記２箇所又は２箇所以上の樹脂注入口からの溶融樹脂を切り替える切り替え弁であり、成形開始に合わせて予備昇温を開始することを特徴とする射出成形機。 - 前記２個又は２個以上の射出ユニットの内、少なくとも１個の射出ユニットは、交換可能に構成されることを特徴とする請求項１又は２に記載の射出成形機。
- 前記射出用ノズルユニットは、この射出用ノズルユニットを成形する金型に対して押圧・離間させる機構を設けていることを特徴とする請求項１乃至３いずれかに記載の射出成形機。
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|---|---|---|---|
| JP2000362001A JP4590093B2 (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000362001A JP4590093B2 (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 射出成形機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002160254A JP2002160254A (ja) | 2002-06-04 |
| JP4590093B2 true JP4590093B2 (ja) | 2010-12-01 |
Family
ID=18833346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000362001A Expired - Fee Related JP4590093B2 (ja) | 2000-11-28 | 2000-11-28 | 射出成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4590093B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56106838A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-25 | Toppan Printing Co Ltd | Menufacture of multilayer vessel |
| JPH09141690A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-06-03 | Ube Ind Ltd | 多色射出成形装置 |
| JPH10166391A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-23 | Ube Ind Ltd | 多層成形体の射出成形機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3738475B2 (ja) * | 1995-12-28 | 2006-01-25 | 宇部興産株式会社 | コ・インジェクション成形機の制御方法 |
-
2000
- 2000-11-28 JP JP2000362001A patent/JP4590093B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56106838A (en) * | 1979-12-28 | 1981-08-25 | Toppan Printing Co Ltd | Menufacture of multilayer vessel |
| JPH09141690A (ja) * | 1995-11-17 | 1997-06-03 | Ube Ind Ltd | 多色射出成形装置 |
| JPH10166391A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-06-23 | Ube Ind Ltd | 多層成形体の射出成形機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2002160254A (ja) | 2002-06-04 |
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