JP3738475B2 - コ・インジェクション成形機の制御方法 - Google Patents

コ・インジェクション成形機の制御方法 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスキン材樹脂とコア材樹脂からなるサンドイッチ成形品の成形時に生じるヘジテーションマーク等の外観不良を防止するようにしたコ・インジェクション成形機の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、外ノズルの中央に内ノズルを備え、その内ノズルから成形品のコアとなる樹脂を、また外ノズルから表層となる樹脂を成形サイクルに合わせて各射出ユニットから金型キャビティ内に適宜射出することにより、断面構造がサンドイッチ成形品を成形する方法は既に周知となっている。
【0003】
このような第1射出ユニットと第2射出ユニットから異なる樹脂の射出制御を行なって、第1射出ユニットから射出されるスキン材樹脂と第2射出ユニットから射出されるコア材樹脂の射出タイミングを制御することは既に行なわれている。こうしたスキン材樹脂とコア材樹脂の射出タイミングは、次のようにして行なわれていた。すなわち、
▲1▼ スキン材樹脂の射出を射出開始から射出完了まで途中で一時停止することなく、前記スキン材樹脂の射出途中からコア材樹脂をスキン材樹脂とともに同時射出するようにする。
▲2▼ スキン材樹脂の射出を射出開始から射出完了まで途中で一時停止するも、前記スキン材樹脂の射出一時停止前にコア材樹脂の射出開始をするに際し、切替えタイミングをタイマ設定のみで行なう。
▲3▼ スキン材樹脂の射出一時停止前にコア材樹脂の射出開始をするに際し、切替えタイミングを第1射出ユニットのスクリュ位置と第2射出ユニットの
スクリュ位置設定のみで行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記従来の▲1▼〜▲3▼におけるコ・インジェクション成形機の制御方法では次のような課題が存在していた。すなわち、
(1)前記▲1▼については、外観不良は無くなるが、スキン材樹脂の射出途中でコア材樹脂をも同時に射出するため、コア材樹脂の充填量が規制されたり、あるいはサンドイッチ状の均一充填が不可能である。
(2)前記▲2▼については、設定を変更したり射出の多段切替えを行なおうとすると、予め設定される速度データから切替えタイミングを時間予測することが煩雑でかつ難しいため、スキン材樹脂とコア材樹脂との切替え時のスキン材樹脂の充填量にばらつきが生じたり、あるいは設定の間違いにより実際の切替えが遅れてしまい、外観不良を生じることがある。
(3)前記▲3▼については、シャットオフバルブの動作時間やコア材樹脂射出までの遅延時間を、切替え時点のスキン材樹脂射出速度に対応して予測することが難しく、設定の間違いにより実際の切替えが遅れてしまい、外観不良を生じることがある。又、逆に、実際の切替えが早すぎると、スキン材樹脂にコア材樹脂が混ざってしまうという恐れがある。
【0005】
本発明の目的は上記問題点を解決することにあり、成形品に応じてスクリュの射出速度とシャットオフバルブの開閉動作時間遅れを考慮してスキン材樹脂とコア材樹脂との射出を適宜射出ラップさせ、ヘジテーションマーク等の外観不良を防止するようにしたコ・インジェクション成形機の制御方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る第1の発明では、
第1射出ユニットで計量されたスキン材樹脂を送通するためのスキン流路と、第2射出ユニットで計量されたコア材樹脂を送通するためのコア流路、両流路より金型キャビティ内へ溶融樹脂を射出充填するための共有のノズル孔を有した2種類以上の樹脂を共射出する射出成形機を用いてサンドイッチ成形品を成形するに際し、前記第1射出ユニットからスキン材樹脂を射出した後、スキン材樹脂の射出を一時停止する前に第2射出ユニットからコア材樹脂を射出開始して、スキン材樹脂とコア材樹脂の射出をオーバーラップさせた状態で射出するとともに、前記スキン材樹脂の射出一時停止後もコア材樹脂のみを射出充填し、前記コア材樹脂の充填が完了する前に再度第1射出ユニットから前記スキン材樹脂を射出してスキン材樹脂とコア材樹脂の射出をオーバーラップさせた状態で射出するようにしたコ・インジェクション成形機の制御方法であって、該スキン材樹脂の射出を一時停止する前に第2射出ユニットからコア材樹脂を射出開始して、スキン材樹脂とコア材樹脂の射出をオーバーラップさせるに際し、第2射出ユニットのコア流路に配したシャットオフバルブが閉状態から開状態になるまでの時間を動作時間(T1)として、コ・インジェクション成形機に付設された計算機によって、第1射出ユニットのスクリュが前記動作時間(T1)の間に前進する移動距離を該第1射出ユニットの射出速度から算出するとともに、該算出した移動距離と、予め設定した第1射出ユニットと第2射出ユニットの射出のオーバラップする射出ラップ距離(S1)と、を加えた合計距離を算出して、
該第1射出ユニットのスクリュが前進する際に、第1射出ユニットのスクリュ位置が、第1射出ユニットの途中一時停止位置より該合計距離分だけ手前の位置に達した時点で、該第2射出ユニットのシャットオフバルブの動作を開始する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明では、サンドイッチ成形品の成形に際して、成形品に応じてスキン材樹脂の途中一時停止位置の手前に一定のコア材樹脂の射出とラップする射出ラップ距離を設けるとともに、前記スキン材樹脂の射出を一端停止してコア材樹脂に切換えて引続きコア材樹脂のみの単独射出充填を行なう。そして、再度一端停止したスキン材樹脂の射出を再開させてコア材樹脂の射出とラップする射出ラップ距離をスキン材樹脂再射出開始位置の直後に設けたるようにした射出ラップ距離を予め設定値として入力することにより、射出ラップが確実かつ容易となり、ヘジテーションマーク等の成形品の外観不良を完全に防止できる。
【0008】
【実施例】
以下に、本発明に係るコ・インジェクション成形機の制御方法の具体的実施例を図1〜図4を用いて詳細に説明する。
【0009】
図1は本発明に係るスキン材樹脂とコア材樹脂との切替えタイミングを示す説明図、図2はコ・シンジェクション成形機の平面図、図3は図2のA〜Aからみた断面図、図4はコ・シンジェクション成形機の射出開始可能な状態を示す平面図である。
【0010】
図3において、符号5はコ・インジェクション成形機1の図示左側(前方という)に設けた図示しない型締装置の固定盤である。この固定盤5は所定の大きさの開口部6を有し、この開口部6には固定金型7と射出ユニット2間に介在された成形用ブロック10が支持台8上に固設されている。符号41は可動盤、9は可動金型である。
【0011】
前記射出ユニット2は、2台の第1射出ユニット2Aおよび第2射出ユニット2Bから構成され、図2および図4に示すように射出ユニット2A、2Bは八字状になるように据付けられており、これら各射出ユニット2A、2Bは第1ベース39上に載置されている。また、第1ベース39上には2組のリニアガイド38A、38Bが敷設されており、このリニアガイド38A、38B上を移動台11A、11Bに固着された射出ユニット2A、2Bが該移動台11A、11Bとともに前後動自在となっている。前記射出ユニット2A、2Bの前後動は第1ベース39の先端部に前傾状に起立した支持台8と前記移動台11A、11B間にそれぞれピン支軸により回動自在に軸支された第2油圧シリンダ44のピストンロッド44aの伸縮によって行なわれるようになっている。符号42は第1ベース39を載置するマシンベースを示す。
【0012】
前記第1ベース39の先端部の支持台8上にはサンドイッチ成形用ブロック10が固設されている。また、マシンベース42上には一対のリニアガイド43が1組配設され、このリニアガイド43上を射出ユニット2A、2Bを載置した第1ベース39が前後動自在に設けられている。前記第1ベース39の前後動は、一端を固定盤5の射出装置1側端面に、また他端を第1ベース39の下部の凸部39a間にピン支軸により回動自在に軸支された第1油圧シリンダ40のピストンロッド40aの伸縮によって行なわれるようになっている。
【0013】
成形用ブロック10内は第2射出ユニット2Bに接続される第1樹脂通路45と第1射出ユニット2Aに接続される第2樹脂通路46が設けられ、さらに成形用ブロック10の固定盤5側に配設されたブロック用ノズル15内部は第1樹脂通路45を中心部に位置するとともに第2樹脂通路46を外周部に位置させ、前記第1樹脂通路45と第2樹脂通路46とで内外環状通路を同心上に配設した構成となっている。なお、成形用ブロック10は図示しない適宜な加熱手段で加熱されている。
【0014】
従って、第1油圧シリンダ40のピストンロッド40aと第2油圧シリンダ44のピストンロッド44aをそれぞれ縮退すると、固定金型7のスプール部14と成形用ブロック10のブロック用ノズル15が当接し、成形用ブロック10の当接部13(13A、13B)と射出ユニット2A、2Bの射出ノズル12A、12Bがそれぞれ連結され、閉状を呈する。また、逆に第1油圧シリンダ40のピストンロッド40aと第2油圧シリンダ44のピストンロッド44aをそれぞれ伸張すると、図3に示すように固定金型7のスプール部14と成形用ブロック10のブロック用ノズル15が離間し、成形用ブロック10の当接部13(13A、13B)と射出ユニット2A、2Bの射出ノズル12A、12Bがそれぞれ離間し、開状態を呈する。
【0015】
なお、ブロック用ノズル15内に設けられた内外環状樹脂通路のうち外側に位置する第2樹脂通路46と内側に位置する第1樹脂通路45は共にブロック用ノズル15の先端口26で合流し、コールドランナ部27へと連なっている。また、前記第1樹脂通路45と第2樹脂通路46間をそれぞれ開放または閉止するシャットオフバルブ23A、23Bが配設されており、成形用ブロック10の上面部から図示しない接続部材で操作し開閉するようになっている。なお、符号21は金型キャビティ部を示す。
【0016】
ここで、本発明のコ・インジェクション成形用金型3は固定金型7と可動金型9で構成され、図3に示す如くスプール部14、コールドランナ部27、サブランナ部28、ゲート部29および金型キャビティ部21を有する。
【0017】
以上のように構成されたコ・インジェクション成形機の制御方法について述べる。
【0018】
まず、オペレータは、▲1▼スキン材樹脂とコア材樹脂の計量値、▲2▼スキン材樹脂射出スクリュの一時停止位置、▲3▼コア材樹脂の射出開始位置、▲4▼スキン材樹脂の再射出開始位置、▲5▼スクリュの射出速度、▲6▼速度切替位置等の設定を行なう。
【0019】
図示しない適宜な型締装置(例えば直圧式またはトグル式などの型締手段を用いる)によって固定金型7と可動金型9の型閉に引続く型締が行なわれる。次に、第1油圧シリンダ40のピストンロッド40aを縮退させて第1ベース39を固定金型7側へ移動させ成形用ブロック10のブロック用ノズル15を固定金型7のスプール部14へ当接させる。
【0020】
さらに、第2油圧シリンダ44のピストンロッド44aを縮退させて第1射出ユニット2A、2Bをそれぞれ載置した移動台11A、11Bを成形用ブロック10の当接部13A、13Bへ当接させて固定金型7、成形用ブロック10および第1射出ユニット2Aおよび第2射出ユニット2Bを連結する(図4)。
この後、シャットオフバルブ23Aを開にした状態(このときシャットオフバルブ23Bは閉状態)で両金型7、9間に形成された金型キャビティ部21内に第1射出ユニット2Aのスクリュを前進させてスキン材溶融樹脂を第2樹脂通路46を通って射出充填する。
【0021】
この射出充填については、図1に示す如く第1射出ユニット2Aのシャットオフバルブ23Aに開指令が発せられると、シャットオフバルブ23Aは開動作を開始する。開指令が発せられてシャットオフバルブ23Aが閉状態から開状態になると、第1射出ユニット2Aのスクリュを予め規定された後退限から前進を開始させる。スクリュの前進に伴ってスキン材樹脂は金型キャビティ21内に射出充填されるが、この充填は第1射出ユニット2Aのスクリュが予め設定されたスキン材樹脂の一時供給停止位置に達するまで継続する。この時、第1射出ユニット2Aのスクリュの射出速度からスキン材樹脂の一時供給停止位置を起点とした射出ラップ時間を設定し、この射出ラップ時間をスキン材樹脂の一時供給停止位置の前になるように位置づけることにより、ヘジテーションマークや成形品の表面にコア材樹脂がはみ出た外観不良等を防止するのである。
【0022】
すなわち、予め設定値として射出ラップ距離(S1)を入力しておき、図1に示す如く、第1射出ユニット2Aからスキン材樹脂の射出を途中一時供給停止するまでに、第2射出ユニット2Bが途中からコア材樹脂の射出を開始するのであるが、前述した如く第1射出ユニット2Aのスクリュの射出速度からスキン材樹脂の一時供給停止位置を起点とした射出ラップ距離(S1)をスキン材樹脂の一時供給停止位置の手前に設けるとともに、前記射出ラップ距離(S1)よりさらに遡って前述した如く第2射出ユニット2Bが途中からコア材樹脂の射出を開始するためのシャットオフバルブ23Bに開指令が発せられてシャットオフバルブ23Bが閉状態から開状態になり、第2射出ユニット2Bのスクリュを予め規定された後退限から前進を開始するまでの動作時間(T1)を第1射出ユニット2Aのスクリュの射出速度からコ・インジェクション成形機に付設された計算機で演算処理して算出された第1射出ユニット2Aの前進移動距離に換算する。
【0023】
こうして出された前進移動距離に射出ラップ距離(S1)を加算した距離を第1射出ユニット2Aの途中一時停止位置を起点とした第2射出ユニット2Bのシャットオフバルブ23Bの動作開始位置となるのである。
前記第1射出ユニット2Aと第2射出ユニット2Bとの射出動作を射出ラップ距離(S1)だけラップさせた後は、第1射出ユニット2Aからスキン材樹脂の射出を途中一時供給停止した状態で、第2射出ユニット2Bから射出されるコア材樹脂のみとなる。適量コア材樹脂が単独射出された後は、先に一時停止した第1射出ユニット2Aからのスキン材樹脂の射出を再開する。この場合、現在単独射出されている第2射出ユニット2Bから射出されるコア材樹脂と再開された第1射出ユニット2Aから射出されるスキン材樹脂との射出動作が射出ラップ距離(S2)だけ射出ラップすることとなるのである。
【0024】
本実施例では、予め射出ラップ距離を設定値項目として追加することにより、第1射出ユニット2Aから射出されるスキン材樹脂と第2射出ユニット2Bから射出されるコア材樹脂の射出とが一定時間ラップすることとなるが、この射出ラップ距離を余り長くすると、例えばスキン材樹脂の中にコア材樹脂が均一に包含できなかったり、コア材樹脂がスキン材樹脂を突き破って表面にでたりするなどの問題を惹起することとなる。逆に、射出ラップ時間が短いとヘジテーションマークを生じる危険性が高まる。このような現象から鑑みて適量のラップとなるようにすることが望ましい。
【0025】
【発明の効果】
以上説明したことからも明らかなように、本発明では第1射出ユニット2Aから射出されるスキン材樹脂と第2射出ユニット2Bから射出されるコア材樹脂との射出ラップ距離を単に設定するだけで確実にラップできるため、テジテーションマーク等の成形品の外観不良を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るスキン材樹脂とコア材樹脂との切替えタイミングを示す説明図である。
【図2】コ・シンジェクション成形機の平面図である。
【図3】図2のA〜Aからみた断面図である。
【図4】コ・シンジェクション成形機の射出開始可能な状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 射出成形機
2 射出ユニット
5 固定盤
6 開口部
7 固定金型
9 可動金型
10 成形用ブロック
11A、11B 移動台
12(12A、12B) 射出ノズル
13(13A、13B) 当接部
15 ブロック用ノズル
21 金型キャビティ部
23A、23B シャットオフバルブ
26 先端口
27 コールドランナ部
38A、38B、43 リニアガイド
39 第1ベース
40 第1油圧シリンダ
41 可動盤
44 第2油圧シリンダ
45 第1樹脂通路
46 第2樹脂通路
T1、T2 射出ラップ時間
T3、T4 シャットオフバルブ23Bの開閉動作時間

Claims (1)

  1. 第1射出ユニットで計量されたスキン材樹脂を送通するためのスキン流路と、第2射出ユニットで計量されたコア材樹脂を送通するためのコア流路、両流路より金型キャビティ内へ溶融樹脂を射出充填するための共有のノズル孔を有した2種類以上の樹脂を共射出する射出成形機を用いてサンドイッチ成形品を成形するに際し、前記第1射出ユニットからスキン材樹脂を射出した後、スキン材樹脂の射出を一時停止する前に第2射出ユニットからコア材樹脂を射出開始して、スキン材樹脂とコア材樹脂の射出をオーバーラップさせた状態で射出するとともに、前記スキン材樹脂の射出一時停止後もコア材樹脂のみを射出充填し、前記コア材樹脂の充填が完了する前に再度第1射出ユニットから前記スキン材樹脂を射出してスキン材樹脂とコア材樹脂の射出をオーバーラップさせた状態で射出するようにしたコ・インジェクション成形機の制御方法であって、
    該スキン材樹脂の射出を一時停止する前に第2射出ユニットからコア材樹脂を射出開始して、スキン材樹脂とコア材樹脂の射出をオーバーラップさせるに際し、
    第2射出ユニットのコア流路に配したシャットオフバルブが閉状態から開状態になるまでの時間を動作時間(T1)として、コ・インジェクション成形機に付設された計算機によって、第1射出ユニットのスクリュが前記動作時間(T1)の間に前進する移動距離を該第1射出ユニットの射出速度から算出するとともに、
    該算出した移動距離と、予め設定した第1射出ユニットと第2射出ユニットの射出のオーバラップする射出ラップ距離(S1)と、を加えた合計距離を算出して、
    該第1射出ユニットのスクリュが前進する際に、第1射出ユニットのスクリュ位置が、第1射出ユニットの途中一時停止位置より該合計距離分だけ手前の位置に達した時点で、該第2射出ユニットのシャットオフバルブの動作を開始することを特徴とするコ・インジェクション成形機の制御方法。
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