JPH09174603A - コ・インジェクション成形機の制御方法 - Google Patents

コ・インジェクション成形機の制御方法

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JPH09174603A
JPH09174603A JP34267595A JP34267595A JPH09174603A JP H09174603 A JPH09174603 A JP H09174603A JP 34267595 A JP34267595 A JP 34267595A JP 34267595 A JP34267595 A JP 34267595A JP H09174603 A JPH09174603 A JP H09174603A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形品に応じてスクリュの射出速度とシャッ
トオフバルブの開閉動作時間遅れを考慮してスキン材樹
脂とコア材樹脂との射出を適宜ラップさせ、ヘジテーシ
ョンマーク等の外観不良を防止する。 【解決手段】 2種類以上の樹脂を共射出する第1射出
ユニットと第2射出ユニットを用いてサンドイッチ成形
品を成形するに際し、前記第1射出ユニットからスキン
材樹脂を射出した後、スキン材樹脂の射出を一時停止す
る前に第2射出ユニットからコア材樹脂を前記スキン材
樹脂と射出をオーバーラップさせた状態で射出開始させ
て前記スキン材樹脂の射出停止後もコア材樹脂のみを射
出充填し、前記コア材樹脂の充填が完了する前に再度第
1射出ユニットから前記スキン材樹脂をコア材樹脂と射
出をオーバーラップさせた状態で射出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスキン材樹脂とコア
材樹脂からなるサンドイッチ成形品の成形時に生じるヘ
ジテーションマーク等の外観不良を防止するようにした
コ・インジェクション成形機の制御方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、外ノズルの中央に内ノズルを備
え、その内ノズルから成形品のコアとなる樹脂を、また
外ノズルから表層となる樹脂を成形サイクルに合わせて
各射出ユニットから金型キャビティ内に適宜射出するこ
とにより、断面構造がサンドイッチ成形品を成形する方
法は既に周知となっている。
【0003】このような第1射出ユニットと第2射出ユ
ニットから異なる樹脂の射出制御を行なって、第1射出
ユニットから射出されるスキン材樹脂と第2射出ユニッ
トから射出されるコア材樹脂の射出タイミングを制御す
ることは既に行なわれている。こうしたスキン材樹脂と
コア材樹脂の射出タイミングは、次のようにして行なわ
れていた。すなわち、 スキン材樹脂の射出を射出開始から射出完了まで途
中で一時停止することなく、前記スキン材樹脂の射出途
中からコア材樹脂をスキン材樹脂とともに同時射出する
ようにする。 スキン材樹脂の射出を射出開始から射出完了まで途
中で一時停止するも、前記スキン材樹脂の射出一時停止
前にコア材樹脂の射出開始をするに際し、切替えタイミ
ングをタイマ設定のみで行なう。 スキン材樹脂の射出一時停止前にコア材樹脂の射出
開始をするに際し、切替えタイミングを第1射出ユニッ
トのスクリュ位置と第2射出ユニットのスクリュ位置設
定のみで行なう。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記従来の
〜におけるコ・インジェクション成形機の制御方法
では次のような課題が存在していた。すなわち、 (1)前記については、外観不良は無くなるが、スキ
ン材樹脂の射出途中でコア材樹脂をも同時に射出するた
め、コア材樹脂の充填量が規制されたり、あるいはサン
ドイッチ状の均一充填が不可能である。 (2)前記については、設定を変更したり射出の多段
切替えを行なおうとすると、予め設定される速度データ
から切替えタイミングを時間予測することが煩雑でかつ
難しいため、スキン材樹脂とコア材樹脂との切替え時の
スキン材樹脂の充填量にばらつきが生じたり、あるいは
設定の間違いにより実際の切替えが遅れてしまい、外観
不良を生じることがある。 (3)前記については、シャットオフバルブの動作時
間やコア材樹脂射出までの遅延時間を、切替え時点のス
キン材樹脂射出速度に対応して予測することが難しく、
設定の間違いにより実際の切替えが遅れてしまい、外観
不良を生じることがある。又、逆に、実際の切替えが早
すぎると、スキン材樹脂にコア材樹脂が混ざってしまう
という恐れがある。
【0005】本発明の目的は上記問題点を解決すること
にあり、成形品に応じてスクリュの射出速度とシャット
オフバルブの開閉動作時間遅れを考慮してスキン材樹脂
とコア材樹脂との射出を適宜射出ラップさせ、ヘジテー
ションマーク等の外観不良を防止するようにしたコ・イ
ンジェクション成形機の制御方法を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る第1の発明では、第1射出ユニットで
計量されたスキン材樹脂を送通するためのスキン流路
と、第2射出ユニットで計量されたコア材樹脂を送通す
るためのコア流路、両流路より金型キャビティ内へ溶融
樹脂を射出充填するための共有のノズル孔を有した2種
類以上の樹脂を共射出する射出成形機を用いてサンドイ
ッチ成形品を成形するに際し、前記第1射出ユニットか
らスキン材樹脂を射出した後、スキン材樹脂の射出を一
時停止する前に第2射出ユニットからコア材樹脂を前記
スキン材樹脂と射出をオーバーラップさせた状態で射出
開始させて前記スキン材樹脂の射出停止後もコア材樹脂
のみを射出充填し、前記コア材樹脂の充填が完了する前
に再度第1射出ユニットから前記スキン材樹脂をコア材
樹脂と射出をオーバーラップさせた状態で射出するよう
にし、また、第1の発明を主体とする第2の発明では、
スキン材樹脂の射出とコア材樹脂の射出とを成形品に応
じて射出をオーバーラップさせるに際し、前記第1射出
ユニットが途中一時停止するまでに第2射出ユニット側
のシャットオフバルブが閉状態から開状態になるまでの
動作時間(T1)と第1射出ユニットのスクリュの射出
速度からコ・インジェクション成形機に付設された計算
機で演算処理して算出された第1射出ユニットのスクリ
ュが前記動作時間(T1)の間に前進する移動距離に、
予め設定値として入力した前記第1射出ユニットの途中
一時停止位置までに第2射出ユニットの射出を開始して
前記第1射出ユニットと第2射出ユニットの射出のオー
バーラップする射出ラップ距離(S1)を加算して得ら
れた合計距離を第1射出ユニットの途中一時停止位置を
起点とした第2射出ユニットのシャットオフバルブの動
作開始位置となるようにし、さらに第2の発明を主体と
する第3の発明では、スキン材樹脂の射出とコア材樹脂
の射出とを成形品に応じて射出をオーバーラップさせる
に際し、前記第1射出ユニットから射出されるスキン材
樹脂の射出を途中一時停止した後第2射出ユニットから
コア材樹脂のみを適量引続き単独射出させ、所望量射出
充填後に予め設定値として入力されたスキン材樹脂の再
射出開始位置と前記射出を適宜な距離(S2)だけオー
バーラップするようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明では、サンドイッチ成形品
の成形に際して、成形品に応じてスキン材樹脂の途中一
時停止位置の手前に一定のコア材樹脂の射出とラップす
る射出ラップ距離を設けるとともに、前記スキン材樹脂
の射出を一端停止してコア材樹脂に切換えて引続きコア
材樹脂のみの単独射出充填を行なう。そして、再度一端
停止したスキン材樹脂の射出を再開させてコア材樹脂の
射出とラップする射出ラップ距離をスキン材樹脂再射出
開始位置の直後に設けたるようにした射出ラップ距離を
予め設定値として入力することにより、射出ラップが確
実かつ容易となり、ヘジテーションマーク等の成形品の
外観不良を完全に防止できる。
【0008】
【実施例】以下に、本発明に係るコ・インジェクション
成形機の制御方法の具体的実施例を図1〜図4を用いて
詳細に説明する。
【0009】図1は本発明に係るスキン材樹脂とコア材
樹脂との切替えタイミングを示す説明図、図2はコ・シ
ンジェクション成形機の平面図、図3は図2のA〜Aか
らみた断面図、図4はコ・シンジェクション成形機の射
出開始可能な状態を示す平面図である。
【0010】図3において、符号5はコ・インジェクシ
ョン成形機1の図示左側(前方という)に設けた図示し
ない型締装置の固定盤である。この固定盤5は所定の大
きさの開口部6を有し、この開口部6には固定金型7と
射出ユニット2間に介在された成形用ブロック10が支
持台8上に固設されている。符号41は可動盤、9は可
動金型である。
【0011】前記射出ユニット2は、2台の第1射出ユ
ニット2Aおよび第2射出ユニット2Bから構成され、
図2および図4に示すように射出ユニット2A、2Bは
八字状になるように据付けられており、これら各射出ユ
ニット2A、2Bは第1ベース39上に載置されてい
る。また、第1ベース39上には2組のリニアガイド3
8A、38Bが敷設されており、このリニアガイド38
A、38B上を移動台11A、11Bに固着された射出
ユニット2A、2Bが該移動台11A、11Bとともに
前後動自在となっている。前記射出ユニット2A、2B
の前後動は第1ベース39の先端部に前傾状に起立した
支持台8と前記移動台11A、11B間にそれぞれピン
支軸により回動自在に軸支された第2油圧シリンダ44
のピストンロッド44aの伸縮によって行なわれるよう
になっている。符号42は第1ベース39を載置するマ
シンベースを示す。
【0012】前記第1ベース39の先端部の支持台8上
にはサンドイッチ成形用ブロック10が固設されてい
る。また、マシンベース42上には一対のリニアガイド
43が1組配設され、このリニアガイド43上を射出ユ
ニット2A、2Bを載置した第1ベース39が前後動自
在に設けられている。前記第1ベース39の前後動は、
一端を固定盤5の射出装置1側端面に、また他端を第1
ベース39の下部の凸部39a間にピン支軸により回動
自在に軸支された第1油圧シリンダ40のピストンロッ
ド40aの伸縮によって行なわれるようになっている。
【0013】成形用ブロック10内は第2射出ユニット
2Bに接続される第1樹脂通路45と第1射出ユニット
2Aに接続される第2樹脂通路46が設けられ、さらに
成形用ブロック10の固定盤5側に配設されたブロック
用ノズル15内部は第1樹脂通路45を中心部に位置す
るとともに第2樹脂通路46を外周部に位置させ、前記
第1樹脂通路45と第2樹脂通路46とで内外環状通路
を同心上に配設した構成となっている。なお、成形用ブ
ロック10は図示しない適宜な加熱手段で加熱されてい
る。
【0014】従って、第1油圧シリンダ40のピストン
ロッド40aと第2油圧シリンダ44のピストンロッド
44aをそれぞれ縮退すると、固定金型7のスプール部
14と成形用ブロック10のブロック用ノズル15が当
接し、成形用ブロック10の当接部13(13A、13
B)と射出ユニット2A、2Bの射出ノズル12A、1
2Bがそれぞれ連結され、閉状を呈する。また、逆に第
1油圧シリンダ40のピストンロッド40aと第2油圧
シリンダ44のピストンロッド44aをそれぞれ伸張す
ると、図3に示すように固定金型7のスプール部14と
成形用ブロック10のブロック用ノズル15が離間し、
成形用ブロック10の当接部13(13A、13B)と
射出ユニット2A、2Bの射出ノズル12A、12Bが
それぞれ離間し、開状態を呈する。
【0015】なお、ブロック用ノズル15内に設けられ
た内外環状樹脂通路のうち外側に位置する第2樹脂通路
46と内側に位置する第1樹脂通路45は共にブロック
用ノズル15の先端口26で合流し、コールドランナ部
27へと連なっている。また、前記第1樹脂通路45と
第2樹脂通路46間をそれぞれ開放または閉止するシャ
ットオフバルブ23A、23Bが配設されており、成形
用ブロック10の上面部から図示しない接続部材で操作
し開閉するようになっている。なお、符号21は金型キ
ャビティ部を示す。
【0016】ここで、本発明のコ・インジェクション成
形用金型3は固定金型7と可動金型9で構成され、図3
に示す如くスプール部14、コールドランナ部27、サ
ブランナ部28、ゲート部29および金型キャビティ部
21を有する。
【0017】以上のように構成されたコ・インジェクシ
ョン成形機の制御方法について述べる。
【0018】まず、オペレータは、スキン材樹脂とコ
ア材樹脂の計量値、スキン材樹脂射出スクリュの一時
停止位置、コア材樹脂の射出開始位置、スキン材樹
脂の再射出開始位置、スクリュの射出速度、速度切
替位置等の設定を行なう。
【0019】図示しない適宜な型締装置(例えば直圧式
またはトグル式などの型締手段を用いる)によって固定
金型7と可動金型9の型閉に引続く型締が行なわれる。
次に、第1油圧シリンダ40のピストンロッド40aを
縮退させて第1ベース39を固定金型7側へ移動させ成
形用ブロック10のブロック用ノズル15を固定金型7
のスプール部14へ当接させる。
【0020】さらに、第2油圧シリンダ44のピストン
ロッド44aを縮退させて第1射出ユニット2A、2B
をそれぞれ載置した移動台11A、11Bを成形用ブロ
ック10の当接部13A、13Bへ当接させて固定金型
7、成形用ブロック10および第1射出ユニット2Aお
よび第2射出ユニット2Bを連結する(図4)。この
後、シャットオフバルブ23Aを開にした状態(このと
きシャットオフバルブ23Bは閉状態)で両金型7、9
間に形成された金型キャビティ部21内に第1射出ユニ
ット2Aのスクリュを前進させてスキン材溶融樹脂を第
2樹脂通路46を通って射出充填する。
【0021】この射出充填については、図1に示す如く
第1射出ユニット2Aのシャットオフバルブ23Aに開
指令が発せられると、シャットオフバルブ23Aは開動
作を開始する。開指令が発せられてシャットオフバルブ
23Aが閉状態から開状態になると、第1射出ユニット
2Aのスクリュを予め規定された後退限から前進を開始
させる。スクリュの前進に伴ってスキン材樹脂は金型キ
ャビティ21内に射出充填されるが、この充填は第1射
出ユニット2Aのスクリュが予め設定されたスキン材樹
脂の一時供給停止位置に達するまで継続する。この時、
第1射出ユニット2Aのスクリュの射出速度からスキン
材樹脂の一時供給停止位置を起点とした射出ラップ時間
を設定し、この射出ラップ時間をスキン材樹脂の一時供
給停止位置の前になるように位置づけることにより、ヘ
ジテーションマークや成形品の表面にコア材樹脂がはみ
出た外観不良等を防止するのである。
【0022】すなわち、予め設定値として射出ラップ距
離(S1)を入力しておき、図1に示す如く、第1射出
ユニット2Aからスキン材樹脂の射出を途中一時供給停
止するまでに、第2射出ユニット2Bが途中からコア材
樹脂の射出を開始するのであるが、前述した如く第1射
出ユニット2Aのスクリュの射出速度からスキン材樹脂
の一時供給停止位置を起点とした射出ラップ距離(S
1)をスキン材樹脂の一時供給停止位置の手前に設ける
とともに、前記射出ラップ距離(S1)よりさらに遡っ
て前述した如く第2射出ユニット2Bが途中からコア材
樹脂の射出を開始するためのシャットオフバルブ23B
に開指令が発せられてシャットオフバルブ23Bが閉状
態から開状態になり、第2射出ユニット2Bのスクリュ
を予め規定された後退限から前進を開始するまでの動作
時間(T1)を第1射出ユニット2Aのスクリュの射出
速度からコ・インジェクション成形機に付設された計算
機で演算処理して算出された第1射出ユニット2Aの前
進移動距離に換算する。
【0023】こうして出された前進移動距離に射出ラッ
プ距離(S1)を加算した距離を第1射出ユニット2A
の途中一時停止位置を起点とした第2射出ユニット2B
のシャットオフバルブ23Bの動作開始位置となるので
ある。前記第1射出ユニット2Aと第2射出ユニット2
Bとの射出動作を射出ラップ距離(S1)だけラップさ
せた後は、第1射出ユニット2Aからスキン材樹脂の射
出を途中一時供給停止した状態で、第2射出ユニット2
Bから射出されるコア材樹脂のみとなる。適量コア材樹
脂が単独射出された後は、先に一時停止した第1射出ユ
ニット2Aからのスキン材樹脂の射出を再開する。この
場合、現在単独射出されている第2射出ユニット2Bか
ら射出されるコア材樹脂と再開された第1射出ユニット
2Aから射出されるスキン材樹脂との射出動作が射出ラ
ップ距離(S2)だけ射出ラップすることとなるのであ
る。
【0024】本実施例では、予め射出ラップ距離を設定
値項目として追加することにより、第1射出ユニット2
Aから射出されるスキン材樹脂と第2射出ユニット2B
から射出されるコア材樹脂の射出とが一定時間ラップす
ることとなるが、この射出ラップ距離を余り長くする
と、例えばスキン材樹脂の中にコア材樹脂が均一に包含
できなかったり、コア材樹脂がスキン材樹脂を突き破っ
て表面にでたりするなどの問題を惹起することとなる。
逆に、射出ラップ時間が短いとヘジテーションマークを
生じる危険性が高まる。このような現象から鑑みて適量
のラップとなるようにすることが望ましい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したことからも明らかなよう
に、本発明では第1射出ユニット2Aから射出されるス
キン材樹脂と第2射出ユニット2Bから射出されるコア
材樹脂との射出ラップ距離を単に設定するだけで確実に
ラップできるため、テジテーションマーク等の成形品の
外観不良を確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係るスキン材樹脂とコア材樹脂
との切替えタイミングを示す説明図である。
【図2】コ・シンジェクション成形機の平面図である。
【図3】図2のA〜Aからみた断面図である。
【図4】コ・シンジェクション成形機の射出開始可能な
状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 射出成形機 2 射出ユニット 5 固定盤 6 開口部 7 固定金型 9 可動金型 10 成形用ブロック 11A、11B 移動台 12(12A、12B) 射出ノズル 13(13A、13B) 当接部 15 ブロック用ノズル 21 金型キャビティ部 23A、23B シャットオフバルブ 26 先端口 27 コールドランナ部 38A、38B、43 リニアガイド 39 第1ベース 40 第1油圧シリンダ 41 可動盤 44 第2油圧シリンダ 45 第1樹脂通路 46 第2樹脂通路 T1、T2 射出ラップ時間 T3、T4 シャットオフバルブ23Bの開閉動作時間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1射出ユニットで計量されたスキン材
    樹脂を送通するためのスキン流路と、第2射出ユニット
    で計量されたコア材樹脂を送通するためのコア流路、両
    流路より金型キャビティ内へ溶融樹脂を射出充填するた
    めの共有のノズル孔を有した2種類以上の樹脂を共射出
    する射出成形機を用いてサンドイッチ成形品を成形する
    に際し、前記第1射出ユニットからスキン材樹脂を射出
    した後、スキン材樹脂の射出を一時停止する前に第2射
    出ユニットからコア材樹脂を前記スキン材樹脂と射出を
    オーバーラップさせた状態で射出開始させて前記スキン
    材樹脂の射出停止後もコア材樹脂のみを射出充填し、前
    記コア材樹脂の充填が完了する前に再度第1射出ユニッ
    トから前記スキン材樹脂をコア材樹脂と射出をオーバー
    ラップさせた状態で射出するようにしたことを特徴とす
    るコ・インジェクション成形機の制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスキン材樹脂の射出とコ
    ア材樹脂の射出とを成形品に応じて射出をオーバーラッ
    プさせるに際し、前記第1射出ユニットが途中一時停止
    するまでに第2射出ユニット側のシャットオフバルブが
    閉状態から開状態になるまでの動作時間(T1)と第1
    射出ユニットのスクリュの射出速度からコ・インジェク
    ション成形機に付設された計算機で演算処理して算出さ
    れた第1射出ユニットのスクリュが前記動作時間(T
    1)の間に前進する移動距離に、予め設定値として入力
    した前記第1射出ユニットの途中一時停止位置までに第
    2射出ユニットの射出を開始して前記第1射出ユニット
    と第2射出ユニットの射出のオーバーラップする射出ラ
    ップ距離(S1)を加算して得られた合計距離を第1射
    出ユニットの途中一時停止位置を起点とした第2射出ユ
    ニットのシャットオフバルブの動作開始位置となるよう
    にしたことを特徴とするコ・インジェクション成形機の
    制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のスキン材樹脂の射出とコ
    ア材樹脂の射出とを成形品に応じて射出をオーバーラッ
    プさせるに際し、前記第1射出ユニットから射出される
    スキン材樹脂の射出を途中一時停止した後第2射出ユニ
    ットからコア材樹脂のみを適量引続き単独射出させ、所
    望量射出充填後に予め設定値として入力されたスキン材
    樹脂の再射出開始位置と前記射出を適宜な距離(S2)
    だけオーバーラップするようにしたことを特徴とするコ
    ・インジェクション成形機の制御方法。
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