JP4587029B2 - ズームレンズ - Google Patents

ズームレンズ Download PDF

Info

Publication number
JP4587029B2
JP4587029B2 JP2004202345A JP2004202345A JP4587029B2 JP 4587029 B2 JP4587029 B2 JP 4587029B2 JP 2004202345 A JP2004202345 A JP 2004202345A JP 2004202345 A JP2004202345 A JP 2004202345A JP 4587029 B2 JP4587029 B2 JP 4587029B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
lens group
object side
group
focal length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004202345A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005157279A (ja
Inventor
基之 大竹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2004202345A priority Critical patent/JP4587029B2/ja
Publication of JP2005157279A publication Critical patent/JP2005157279A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4587029B2 publication Critical patent/JP4587029B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lenses (AREA)

Description

本発明は新規なズームレンズに関し、特に、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の撮像素子により受光するカメラに好適なズームレンズに関する。
従来より、カメラにおける記録手段として、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)等の光電変換素子を用いた撮像素子によって、撮像素子面上に形成された被写体像の各撮像素子毎の光量を電気的出力に変換して、記録する方法が知られている。
近年の微細加工技術の進歩に伴い、中央演算処理装置(CPU)の高速化や記憶媒体の高集積化が図られ、それまでは取り扱えなかったような大容量の画像データを高速処理することができるようになってきた。また、受光素子においても高集積化や小型化が図られ、高集積化により、より高い空間周波数の記録が可能となり、小型化により、カメラ全体の小型化が図れるようになった。
但し、上述の高集積化や小型化により、個々の光電変換素子の受光面積が狭まり、電気出力が低下するのに伴ってノイズの影響が大きくなるという問題があった。これを防ぐために、光学系の大口径比化により受光素子上に到達する光量を増大させたり、また、各素子の直前に微小なレンズ素子(所謂、マイクロレンズアレイ)を配置したりしていた。上記マイクロレンズアレイは、隣り合う素子同士の間に至る光束を素子上へ導く代わりに、レンズ系の射出瞳位置に制約を与えていた。すなわち、レンズ系の射出瞳位置が受光素子に近づく、すなわち、受光素子に到達する主光線が光軸となす角度が大きくなると画面周辺部へ向かう軸外光束が光軸に対して大きな角度をなし、結果、受光素子上に到達せず、光量不足を招いてしまうからである。
これら光電変換素子を介して被写体像を記録するカメラに適したズームレンズに関する発明が種々提案されてきた。
ビデオカメラ用のズームレンズとしては、物体側より順に、正レンズ群、負レンズ群、正レンズ群、正レンズ群の4つのレンズ群で構成される、所謂、正負正正4群ズームレンズが主流である。特に、変倍に際して、第1レンズ群と第3レンズ群とが光軸方向において固定され、第2レンズ群がバリエータ、第4レンズ群がコンペンゼータとして機能するズームタイプが主流であった。具体的には、例えば、特許文献1に記載されたズームレンズが知られている。
近年の受光素子の高集積化に伴い、レンズ系の小型化や高性能化が図られてきた。特に、こうした小型化や高性能化を図るには、レンズ位置状態の変化(広角端状態から望遠端状態までの)に伴う、諸収差の変動を良好に補正することが肝要である。
これら正負正正4群ズームレンズでは負の屈折力を有するレンズ群が1つしか存在しないため、広角端状態で負の歪曲収差の補正が難しいという問題があった。特に、バリエータが第2レンズ群だけであるため、所定の変倍比を得る必要上第2レンズ群の屈折力を弱めることが難しく、負の歪曲収差の補正を他のレンズ群で行う必要があった。そのため、第3レンズ群を正部分(正の屈折力を有する部分)群と負部分(負の屈折力を有する部分)群とで構成し、広角端状態で発生しやすい負の歪曲収差を良好に補正するようにしていた。同時に、第3レンズ群は第2レンズ群により発散された光束を収斂させるため、強い正の屈折力を有していた。
上記した理由により、第3レンズ群の構成が重要であった。
具体的には、例えば、特許文献2に記載されたズームレンズでは、第3レンズ群が凸レンズ、凸レンズ、凹レンズで構成されていた。また、特許文献3に記載されたズームレンズでは、第3レンズ群を両凸レンズと凸レンズと凹レンズとの接合レンズで構成することで、製造時に第3レンズ群内で発生する相互偏心による性能劣化を抑えるようにしていた。
また、特許文献4に記載されたズームレンズでは、第3レンズ群が凸レンズ、凹レンズで構成され、第4レンズ群が正レンズで構成されていた。
特開昭62−206516号公報 特開平6−308388号公報 特開平9−281392号公報 特開平5−107473号公報 特開平4−361214号公報 特開平4−43311号公報
しかしながら、従来のズームレンズでは、第3レンズ群のレンズ構成の問題が充分に解決されていなかった。第3レンズ群が強い正の屈折力を有し、且つ、正部分群とその像側に空気間隔を隔てて配置される負部分群とで構成されていたために、製造時に発生する微小なる相互偏心によっても、著しく光学性能が劣化してしまうという問題があった。
例えば、特許文献5に記載されたズームレンズに示されるように、第3レンズ群を両凸レンズと物体側に凸面を向けた負レンズで構成する方法もあるが、第4レンズ群を構成するレンズ枚数が多くなってしまい、変倍時に必要な仕事量(=重量×移動量)が多くなってしまうという問題点があった。あるいは、特許文献6には、第3レンズ群を両凸レンズ、両凹レンズ、両凸レンズで構成するズームレンズが開示されているが、もっとも物体側に配置される正レンズ(両凸レンズ)の物体側レンズ面が物体側に対して強い凸面を向けており、同時に、第3レンズ群に配置される両凹レンズの像側レンズ面が像側に対して強い凹面を向けていたため、製造時に第3レンズ群内で発生する相互偏心によって著しい性能劣化が起こっていた。
そこで、本発明は上記した問題点に鑑み、製造時にも安定した光学品質を達成することが可能なズームレンズを提供することを課題とするものである。
上記課題を達成するために本発明ズームレンズは、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4により構成され、 広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群G1と前記第3レンズ群G3とが光軸方向において一定位置に固定され、前記第2レンズ群G2が像側へ移動すると共に、前記第2レンズ群G2の移動に伴って発生する像面位置の変動を第4レンズ群G4の移動により補償し、レンズ位置状態が変化する際に、光軸方向に固定である開口絞りが前記第3レンズ群G3の物体側に配置され、前記第3レンズ群G3は、物体側より順に配列された、物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズと正レンズにより構成されるとともに、R3aを第3レンズ群G3中の接合レンズのもっとも物体側のレンズ面の曲率半径、R3bを第3レンズ群G3中の接合レンズのもっとも像側のレンズ面の曲率半径、fwを広角端状態におけるレンズ系全体での焦点距離、Fnowを 広角端状態における口径比、D3aを第3レンズ群G3中に配置される接合レンズの中心厚として、条件式(1)4<(R3a+R3b)/fw・Fnow<7及び条件式(2)1.1<D3a/fwを満足するようにしたものである。
従って、本発明ズームレンズにあっては、第3レンズ群G3内で発生する相互偏心による性能劣化を抑制することができる。
本発明ズームレンズは、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4により構成され、広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群G1と前記第3レンズ群G3とが光軸方向において一定位置に固定され、前記第2レンズ群G2が像側へ移動すると共に、前記第2レンズ群G2の移動に伴って発生する像面位置の変動を第4レンズ群G4の移動により補償し、レンズ位置状態が変化する際に、光軸方向に固定である開口絞りが前記第3レンズ群G3の物体側に配置され、前記第3レンズ群G3は、物体側より順に配列された、物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズと正レンズにより構成されるとともに、R3aを第3レンズ群G3中の接合レンズのもっとも物体側のレンズ面の曲率半径、R3bを第3レンズ群G3中の接合レンズのもっとも像側のレンズ面の曲率半径、fwを広角端状態におけるレンズ系全体での焦点距離、Fnowを 広角端状態における口径比、D3aを第3レンズ群G3中に配置される接合レンズの中心厚として、条件式(1)4<(R3a+R3b)/fw・Fnow<7及び条件式(2)1.1<D3a/fwを満足することを特徴とする。
従来、第3レンズ群において正部分群と負部分群とが別々の要素として存在していて、それぞれ別個にレンズ鏡筒に組み込んでいたのに対し、本発明ズームレンズにあっては、第3レンズ群G3のもっとも物体側に、物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズを配置して、正レンズの物体側レンズ面が正部分群の機能を果たし、負レンズの像側レンズ面が負部分群の機能を果たすようにしたので、これら異なる機能を果たす二つの部分を一つの要素としてレンズ鏡筒に組み込むことが可能となり、製造時に発生する可能性がある二つの部分の相互偏心を抑えて、安定した光学的品質を確保することが可能になった。
また、R3aを第3レンズ群G3のもっとも物体側のレンズ面の曲率半径、R3bを第3レンズ群G3のもっとも像側のレンズ面の曲率半径、fwを広角端状態におけるレンズ系全体での焦点距離、Fnowを広角端状態における口径比として、
条件式(1)4<(R3a+R3b)/fw・Fnow<7
を満足するので、歪曲収差及びコマ収差を良好に補正することができる。
また、D3aを第3レンズ群G3中に配置される接合レンズの中心厚として、
条件式(2)1.1<D3a/fw
を満足するので、負の球面収差を良好に補正することができる。
請求項2に記載した発明にあっては、前記第3レンズ群G3の最も像側のレンズ面は物体側に対して凸面を向けると共に、Rbを第3レンズ群G3のもっとも像側のレンズ面の曲率半径、Dbを開口絞りから第3レンズ群G3のもっとも像側のレンズ面までの軸上間隔として、
条件式(3)1<|Rb|/Db<10
を満足するので、画面周辺部でのコマ収差の発生を減少させると共に、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との相互偏心による性能劣化を抑制することができる。
請求項3、4に記載した発明にあっては、f3を第3レンズ群G3の焦点距離、ftを望遠端状態におけるレンズ系全体での焦点距離として、
条件式(4)0.9<f3/(fw・ft)1/2<1.3
を満足するので、更なる小型化が可能になると共に、画面周辺部に発生するコマ収差の補正を良好に為すことが出来る。
以下に、本発明ズームレンズを実施するための最良の形態について添付図面を参照して説明する。
本発明ズームレンズは、従来のズームレンズと同様に、物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4の4つのレンズ群で構成され、焦点距離がもっとも短い広角端状態から焦点距離がもっとも長い望遠端状態まで変倍する際に、第1レンズ群G1と第3レンズ群G3とが光軸方向において一定位置に固定され、第2レンズ群G2が像側へ移動し、第4レンズ群G4が第2レンズ群G2の移動に伴う像面位置の変動を補償するように移動する。
以上の構成の基で、本発明においては、
(I)第3レンズ群G3が物体側より順に配列された、接合レンズと正レンズで構成され、接合レンズは物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズで構成される
(II)開口絞りが第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に配置され、レンズ位置状態が変化する際に光軸方向において固定される
ことにより、製造時にも安定した光学品質を達成することができる。
従来から、物体側から順に配列されそれぞれ正負正正の屈折力を有する4つのレンズ群から成る4群ズームレンズでは、負レンズ群が1つしかないため、特に広角端状態では負の歪曲収差が発生しやすく、また、レンズ全長(レンズ系のもっとも物体側のレンズ面から像面までの光軸に沿った長さ)が長くなってしまうという問題があった。これを解決するために、第3レンズ群を正部分群と負部分群とで構成することにより、広角端状態における負の歪曲収差を良好に補正し、且つ、レンズ全長の短縮化を図っていた。しかしながら、第3レンズ群において、正部分群と負部分群とが別々のレンズであったために、製造時に微小でも相互偏心が発生すると、光学性能が著しく劣化してしまうという問題があった。
そこで、本発明においては、第3レンズ群G3のもっとも物体側に、物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズを配置して、正レンズの物体側レンズ面が正部分群の機能をなし、負レンズの像側レンズ面が負部分群の機能をなすように構成した。
このように構成することにより、従来は製造時に別々の要素として(正部分群と負部分群)レンズ鏡筒に組込む必要があったのに対して、1つの要素として(接合レンズ)レンズ鏡筒に組み込むことが可能となり、その結果、製造時に発生する相互偏心を抑えて、安定した光学品質を得ることが可能となった。
ところで、ズームレンズにおいては、開口絞りの配置が重要である。
本発明においては、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に開口絞りを配置して、広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の間隔が増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間の間隔が減少することにより、第1レンズ群G1を通過する軸外光束が光軸から離れ、同時に第2レンズ群G2を通過する軸外光束が光軸に近づくようにすることによって、レンズ位置状態が変化する際に発生する軸外収差の変動を良好に補正している。
更に、レンズ位置状態が変化する際に、第4レンズ群G4が開口絞りとの間の間隔を変化させるように移動することにより、レンズ位置状態が変化する際に発生する軸外収差の変動を良好に補正している。
第3レンズ群G3と開口絞りとを近接させて配置して、第3レンズ群G3を通過する軸外光束が光軸付近を通過するように構成することにより、第3レンズ群G3は軸上収差を良好に補正している。
本発明においては、更なる高性能化を達成するために以下の条件式(1)を満足することが好ましい。
(1)4<(R3a+R3b)/fw・Fnow<7
但し、
R3a:第3レンズ群G3中の接合レンズのもっとも物体側のレンズ面の曲率半径
R3b:第3レンズ群G3中の接合レンズのもっとも像側のレンズ面の曲率半径
fw:広角端状態におけるレンズ全系での焦点距離
Fnow:広角端状態における口径比
条件式(1)は第3レンズ群G3中に配置される接合レンズの形状を規定するものである。
条件式(1)の上限値を上回った場合、接合レンズの両側のレンズ面の屈折力が弱くなるために、広角端状態において発生する負の歪曲収差をより良好に補正することが難しくなってしまう。逆に、条件式(1)の下限値を下回った場合、広角端状態において接合レンズの像側レンズ面を通過する軸外光束が光軸に近づいて、画面周縁部において発生するコマ収差をより良好に補正することができない。
なお、条件式(1)では、広角端状態における口径比が大口径であるほど、光束径が広がって、負の球面収差が発生しやすくなるため、広角端状態における口径比Fnowを第3レンズ群G3中に配置される接合レンズの物体側及び像側の2つの面の曲率半径の和(R3a+R3b)に掛け合わせている。
本発明において、負の球面収差をより良く補正し、更なる高性能化を図るには、条件式(1)の下限値を4.5とすることが望ましく、また、広角端状態で発生する負の歪曲収差をより良好に補正し、更なる高性能化を図るには、条件式(1)の上限値を6.7とすることが望ましい。
また、本発明においては、第3レンズ群G3における負の球面収差の補正に関し、以下の条件式(2)を満足することが好ましい。
(2)1.1<D3a/fw
但し、
D3a:第3レンズ群G3中に配置される接合レンズの中心厚
条件式(2)は第3レンズ群G3中の接合レンズの中心厚の比率を規定する条件式である。
条件式(2)の下限値を下回った場合、接合レンズの物体側レンズ面の屈折力が正側に強まり、光束が強く屈折されるために、負の球面収差が良好に補正できなくなってしまう。
ところで、本発明においては、第3レンズ群G3のもっとも像側に正レンズを配置して、その正レンズの像側レンズ面が像側に凸面を向けるように構成することによって、製造時に発生する第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との相互偏心による性能劣化を抑えるようにしている。
従来、広角端状態で発生する負の歪曲収差を補正するために、第3レンズ群のもっとも像側のレンズ面が像側に凹面を向けていることが多かった。特に、小型化と高性能化とのバランスを図ろうとすると、凹面の曲率が強まって、軸外光束を強く発散させていた。この凹面の発散作用と第4レンズ群での収斂作用とが相反するため、相互偏心による性能劣化が著しいものとなっていた。
そこで、本発明においては、第3レンズ群G3のもっとも像側に配置した正レンズの像側レンズ面が像側に凸面を向けるように構成することで、第3レンズ群G3を射出する軸外光束に与えられる発散作用を弱めて、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との相互偏心による性能劣化を抑えている。
本発明ズームレンズは、また、以下の条件式(3)を満足することが好ましい。
(3)1<|Rb|/Db<10
但し、
Rb:第3レンズ群G3のもっとも像側のレンズ面の曲率半径
Db:開口絞りから第3レンズ群G3のもっとも像側のレンズ面までの軸上面間隔
条件式(3)は第3レンズ群G3のもっとも像側のレンズ面の形状を規定する条件式である。
条件式(3)の下限値を下回った場合、軸外光束がもっとも像側のレンズ面を光軸から離れて通過するため、画面周辺部でコマ収差が多大に発生してしまう。
逆に、条件式(3)の上限値を上回った場合、第3レンズ群G3を射出する軸外光束が強く発散されるようになるので、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との相互偏心による性能劣化が大きくなってしまう。
本発明ズームレンズは、さらに、以下の条件式(4)を満足することが好ましい。
(4)0.9<f3/(fw・ft)1/2<1.3
但し、
f3:第3レンズ群G3の焦点距離
ft:望遠端状態におけるレンズ系全体での焦点距離
条件式(4)は第3レンズ群G3の焦点距離を規定する条件式である。
条件式(4)の下限値を下回った場合、変倍時に必要な第4レンズ群G4の移動量が大きくなって、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の間隔を広げざるを得なくなり、更なる小型化を図ることができない。
逆に、条件式(4)の上限値を上回った場合、軸外光束が第4レンズ群G4により強く収斂されるようになってしまい、画面周辺部において発生するコマ収差をより良く補正することができず、更なる高性能化を図ることができない。
本発明においては、以上に記載したように、第3レンズ群G3の構成を工夫することによって、従来、発生しがちであった、第3レンズ群G3内におけるレンズ間の偏心による性能劣化を抑えることを可能にしたが、製造時に安定した光学品質を実現するには、第3レンズ群G3を構成する接合レンズとその像側に配置される正レンズとが有効光束が通過する範囲の外側でレンズ同士が直接接触するように構成することが望ましい。
なお、有効光束とは被写体から発した光束が、開口絞り、フレアー絞り、及び、レンズ外径等によって、制限され、有効画面に至る光束を示している。
また、本発明では、接合レンズを構成する負レンズの像側レンズ面が像側に凹面を向けているため、レンズ周縁部Lm(図2、図6、図10、図14、図18、図22、図26、図30参照)をカットした形状として、後方から正レンズを押し当てるような状態で、接合レンズと正レンズとをレンズ鏡筒内に収めることが望ましい。このように構成することで、接合レンズを構成する負レンズの像側レンズ面と正レンズの物体側レンズ面とが周縁部Lmで直接接触するので、2つのレンズ間の偏心を抑えることが可能となり、製造時に安定した光学品質を実現することができる。
本発明ズームレンズは、第4レンズ群G4が1枚の正レンズで構成されることが好ましい。
本発明においては、第3レンズ群G3を上述したように構成することにより、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との相互偏心による性能劣化を抑えることを可能としている。
これは第4レンズ群G4の屈折力を弱めることに基づいている。
第4レンズ群G4の屈折力を弱めることにより、第4レンズ群G4の性能に与える影響が少なくなるため、第4レンズ群G4を単レンズで構成しても充分な光学性能を得ることが可能となる。また、第4レンズ群は可動であるために、構成するレンズ枚数を減らすこと(単レンズとすることはもっとも枚数を減らした結果となる)は、第4レンズ群G4を光軸方向に移動させるための駆動機構の構成の簡易化や軽量化につながるため、好ましい。
また、第4レンズ群G4は以下の条件式(5)を満足することが望ましい。
(5)0.2<f4/ft<0.5
但し、
f4:第4レンズ群G4の焦点距離
条件式(5)は第4レンズ群G4の焦点距離を規定する条件式である。
条件式(5)の上限値を上回った場合、ズーミングに際しての第4レンズ群G4の移動量が非常に大きくなってしまうため、レンズ全長の短縮化が図れなくなってしまう。
逆に、条件式(5)の下限値を下回った場合、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の相互偏心による性能劣化が大きくなってしまう。
なお、本発明においては、非球面レンズを用いることにより、より高い光学性能を実現することができる。特に、第3レンズ群G3のもっとも物体側のレンズ面を非球面レンズとすることによって、中心性能の更なる高性能化が可能となる。また、第2レンズ群G2に非球面レンズを用いることにより、広角端状態において発生する画角によるコマ収差の変動を良好に補正することが可能となる。第4レンズ群G4に非球面レンズを用いることにより、望遠端状態における画角によるコマ収差の変動を更に良好に補正することが可能である。
更に、好ましくは複数の非球面を1つの光学系に用いることでより高い光学性能が得られることは言うまでもない。
また、本発明においては、レンズ系を構成するレンズ群のうち、1つのレンズ群、あるいは1つのレンズ群の一部を光軸にほぼ垂直な方向にシフトさせることにより、像をシフトさせることも可能であり、カメラのブレを検出する検出系、上記レンズ群をシフトさせる駆動系、及び検出系の出力に従って駆動系にシフト量を与える制御系を組合せることにより、防振光学系として機能させることが可能である。
特に、本発明においては、第3レンズ群G3の一部、あるいは全体を光軸にほぼ垂直な方向にシフトさせることにより、少ない収差変動で像をシフトさせることが可能である。第3レンズ群G3は開口絞りの近傍に配置されることによって、軸外光束が光軸付近を通過するので、シフトさせた際に発生するコマ収差の変動が少ないからである。
なお、本発明においては近距離合焦時にレンズ系を構成するレンズ群のうち、1つのレンズ群を移動させるか、あるいは、1つのレンズ群のうち、一部のレンズ群を移動させることが望ましい。特に、第4レンズ群G4はレンズ径が小さいので少ない仕事量(=重量×移動量)で近距離合焦が行えるので、第4レンズ群G4を移動させるのが好ましい。
また、レンズ系の像側に、モアレ縞が発生するのを防ぐために、ローパスフィルタを配置したり、受光素子の分光感度特性に応じて、赤外カットフィルタを配置することも勿論、可能である。
更に、本発明によるズームレンズは、焦点距離状態が連続的に存在しないバリフォーカルズームレンズにも適用できることはいうまでもない。
以下に、本発明ズームレンズの各実施例について説明する。各実施例において、非球面は以下の(数1)式で表される。
(数1)
x=cy/(1+(1−(1+κ)c1/2)+C+C+…
なお、yは光軸からの高さ、xはサグ量、cは曲率、κは円錐定数、C、C、…は非球面係数である。
図1は、本発明ズームレンズの各実施例における可変焦点距離レンズ系の各レンズ群の屈折力配分を示している。すなわち、両端(上下)の矢印の向きが互いに反対方向を向いている縦線が正の屈折力を有するレンズ群の位置を示し、両端(上下)の矢印の向きが互いの方を向いている縦線が負の屈折力を有するレンズ群の位置を示している。そして、Wで示す横線が広角端状態における各レンズ群の位置を示し、Tで示す横線が望遠端状態における各レンズ群の位置を示す。また、横線Wと横線Tとの間の破線は変倍に際して位置が固定であることを示し、実線は移動位置を示している。
本発明ズームレンズは物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4により構成され、広角端状態から望遠端状態への変倍に際して、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との空気間隔は増大し、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との空気間隔は減少するように、第2レンズ群G2が像側へ移動する。この時、第1レンズ群と第3レンズ群は固定であって、第4レンズ群G4が第2レンズ群の移動に伴う像面位置の変動を補正するように移動する。
なお、各実施例においては、もっとも像側に保護ガラスLPFが配置されている。
図2は、本発明の実施例1にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図であり、第1レンズ群G1は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11と物体側に凸面を向けた正レンズL12により構成され、第2レンズ群G2は像側に凹面を向けた負レンズL21及び両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL22により構成され、第3レンズ群G3は物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズL31と物体側に凸面を向けた正レンズL32により構成され、第4レンズ群G4は物体側に凸面を向けた正レンズL41により構成される。
実施例1では、開口絞りSが第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に配置され、レンズ位置状態の変化時に位置が固定されている。
以下の表1に、本発明の実施例1にかかるズームレンズの諸元の値を掲げる。表1中のfはレンズ全系の焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角を表し、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。なお、表1中で曲率半径0とは平面を示す。また、面番号「i」は物体側からi番目の面を、曲率半径は第i面の曲率半径を、面間隔は第i面と第i+1面との間の軸上の面間隔を、屈折率は第i面を物体側に有する硝材の屈折率を、アッベ数は第i面を物体側に有する硝材のアッベ数を、それぞれ示す。なお、接合面は同一の面番号によって示す。
(表1)
f 1.00 〜 4.09 〜 9.10
FNO 1.85 〜 2.12 〜 2.71
2ω 63.78 〜 15.04 〜 6.63°

面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: 11.5708 0.145 1.84666 23.8
2: 3.5732 0.636 1.65160 58.4
3: -70.9054 0.036
4: 3.8962 0.458 1.88300 40.8
5: 18.9049 (D5)
6: 18.9049 0.073 1.88300 40.8
7: 1.4342 0.315
8: -1.5150 0.073 1.83500 43.0
9: 1.9086 0.315 1.92286 20.9
10: -5.7958 (D10)
11: 0.0000 0.364 (開口絞り)
12: 1.6403 1.364 1.80610 40.7
13: -18.1133 0.185 1.84666 23.8
14: 1.3301 0.091
15: 1.7547 0.367 1.48749 70.4
16: -8.9227 (D16)
17: 1.6700 0.467 1.48749 70.4
18: -6.6899 (D18)
19: 0.0000 0.374 1.55671 58.6(保護ガラス)
20: 0.0000 (Bf)
実施例1にかかるズームレンズの第12面及び第17面は非球面であり、これら面の非球面係数は表2に示す通りである。
(表2)
[第12面]
κ=-1.082736 C4=+0.123738×10−16=+0.175719×10−2
8=+0.361262×10
[第17面]
κ=+0.220865 C4=-0.410063×10−16=-0.991149×10−2
8=+0.374162×10−2
実施例1にかかるズームレンズにあっては、レンズ位置状態が変化する際に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の軸上面間隔D5、第2レンズ群G2と開口絞りSとの間の軸上面間隔D10、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の軸上面間隔D16及び第4レンズ群G4と保護ガラスLPFとの間の軸上面間隔D18が変化する。これら可変間隔D5、D10、D16、D18の広角端状態(F.L.=1.000)、望遠端状態(F.L.=9.100)、広角端状態と望遠端状態との中間の中間焦点距離状態(F.L.=4.091)の各状態のおける値を以下の表3に示す。なお、「F.L.」は無限遠合焦状態における焦点距離を示す。
(表3)
F.L. 1.000 4.091 9.100
D5 0.145 2.155 2.941
D10 2.941 0.932 0.145
D16 0.928 0.218 1.100
D18 1.067 1.777 0.895
Bf 0.567 0.567 0.567
表4に実施例1にかかるズームレンズの上記条件式(1)乃至(5)の各値と、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4を示す。
(表4)
f3=+3.2633
f4=+2.7832
(1)(R3a+R3b)/fw・Fnow=5.495
(2)D3a/fw=1.549
(3)|Rb|/Db=3.619
(4)f3/(fw・ft)1/2=1.082
(5)f4/ft=0.306
図3乃至図5は本発明の実施例1にかかるズームレンズの無限遠合焦状態での諸収差図をそれぞれ示し、図3は広角端状態(f=1.000)、図4は中間焦点距離状態(f=4.091)、図5は望遠端状態(f=9.100)における諸収差図を示す。
これら各収差図において、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。コマ収差図は、像高y=0、0.269、0.377、0.539でのコマ収差を表し、Aは画角をそれぞれ示す。
各収差図から、実施例1にかかるズームレンズにおいては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることは明らかである。
図6は、本発明の実施例2にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図であり、第1レンズ群G1は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11と物体側に凸面を向けた正レンズL12により構成され、第2レンズ群G2は像側に凹面を向けた負レンズL21及び両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL22により構成され、第3レンズ群G3は物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズL31と物体側に凸面を向けた正レンズL32により構成され、第4レンズ群G4は物体側に凸面を向けた正レンズL41により構成される。
実施例2では、開口絞りSが第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に配置され、レンズ位置状態の変化時に固定である。
以下の表5に、本発明の実施例2にかかるズームレンズの諸元の値を掲げる。表5中のfは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角を表し、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。なお、表5中で曲率半径0とは平面を示す。
(表5)
f 1.00 〜 4.09 〜 9.10
FNO 1.85 〜 2.18 〜 2.90
2ω 66.42 〜 15.80 〜 6.67°

面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: 9.8578 0.145 1.92286 20.9
2: 3.9941 0.536 1.75500 52.3
3: 104.0376 0.036
4: 4.0910 0.411 1.88300 40.8
5: 15.0472 (D5)
6: 15.0472 0.073 1.88300 40.8
7: 1.4333 0.315
8: -1.4974 0.073 1.83500 43.0
9: 1.8748 0.304 1.92286 20.9
10: -5.5186 (D10)
11: 0.0000 0.364 (開口絞り)
12: 1.6731 1.273 1.80610 40.7
13: 0.0000 0.158 1.84666 23.8
14: 1.4057 0.091
15: 1.9999 0.340 1.49700 81.5
16: -10.1546 (D16)
17: 1.7656 0.551 1.48749 70.4
18: -5.3089 (D18)
19: 0.0000 0.373 1.55671 58.6(保護ガラス)
20: 0.0000 (Bf)
実施例2にかかるズームレンズの第12面及び第17面は非球面であり、これら面の非球面係数は表6に示す通りである。
(表6)
[第12面]
κ=-1.082736 C4=+0.123738×10−16=+0.175719×10−2
8=+0.361262×10−3
[第17面]
κ=+0.220865 C4=-0.410063×10−16=-0.991149×10−2
8=+0.374162×10−2
実施例2にかかるズームレンズにあっては、レンズ位置状態が変化する際に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の軸上面間隔D5、第2レンズ群G2と開口絞りSとの間の軸上面間隔D10、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の軸上面間隔D16及び第4レンズ群G4と保護ガラスLPFとの間の軸上面間隔D18が変化する。これら可変間隔D5、D10、D16、D18の広角端状態(F.L.=1.000)、望遠端状態(F.L.=9.100)、広角端状態と望遠端状態との中間の中間焦点距離状態(F.L.=4.091)の各状態のおける値を以下の表7に示す。なお、「F.L.」は無限遠合焦状態における焦点距離を示す。
(表7)
F.L. 1.000 4.091 9.100
D5 0.145 2.199 3.026
D10 3.026 0.973 0.145
D16 0.984 0.257 1.085
D18 1.126 1.853 1.026
Bf 0.567 0.567 0.567
表8に実施例2にかかるズームレンズの上記条件式(1)乃至(5)の各値と、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4を示す。
(表8)
f3=+3.4818
f4=+2.7798
(1)(R3a+R3b)/fw・Fnow5.700
(2)D3a/fw=1.431
(3)|Rb|/Db=5.410
(4)f3/(fw・ft)1/2=1.154
(5)f4/ft=0.305
図7乃至図9は本発明の実施例2に係るズームレンズの無限遠合焦状態での諸収差図をそれぞれ示し、図7は広角端状態(f=1.000)、図8は中間焦点距離状態(f=4.091)、図9は望遠端状態(f=9.100)における諸収差図を示す。
これら各収差図において、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。コマ収差図は、像高y=0、0.269、0.377、0.539でのコマ収差を表し、Aは画角をそれぞれ示す。
各収差図から、実施例2にかかるズームレンズにおいては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることは明らかである。
図10は、本発明の実施例3にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図であり、第1レンズ群G1は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11と物体側に凸面を向けた正レンズL12により構成され、第2レンズ群G2は像側に凹面を向けた負レンズL21及び両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL22により構成され、第3レンズ群G3は物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズL31と物体側に凸面を向けた正レンズL32により構成され、第4レンズ群G4は物体側に凸面を向けた正レンズL41により構成される。
実施例3では、開口絞りSが第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に配置され、レンズ位置状態の変化時に固定である。
以下の表9に、実施例3にかかるズームレンズの諸元の値を掲げる。表9中のfは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角を表し、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。なお、表9中で曲率半径0とは平面を示す。
(表9)
f 1.00 〜 4.09 〜 9.10
FNO 1.85 〜 2.15 〜 2.90
2ω 66.32 〜 15.38 〜 6.65°

面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: 9.8393 0.145 1.92286 20.9
2: 3.9683 0.540 1.75500 52.3
3: 193.0266 0.036
4: 4.0734 0.371 1.88300 40.8
5: 15.2897 (D5)
6: 15.2897 0.073 1.88300 40.8
7: 1.4562 0.313
8: -1.5568 0.073 1.83500 43.0
9: 1.8963 0.300 1.92286 20.9
10: -6.2812 (D10)
11: 0.0000 0.364 (開口絞り)
12: 1.6675 1.273 1.73077 40.5
13: -8.9577 0.422 1.84666 23.8
14: 1.5995 0.091
15: 2.5491 0.333 1.48749 70.4
16: -4.6689 (D16)
17: 1.6582 0.509 1.48749 70.4
18: -6.6035 1.148
19: 0.0000 0.373 1.55671 58.6(保護ガラス)
20: 0.0000 (Bf)
実施例3にかかるズームレンズの第12面及び第17面の各レンズ面は非球面であり、非球面係数は表10に示す通りである。
(表10)
[第12面]
κ=-1.05192 C4=+0.935283×10−26=-0.773237×10−3
8=+0.174942×10−2
[第17面]
κ=-1.04383 C4=-0.167729×10−26=+0.498549×10−3
8=+0.121782×10−2
実施例3にかかるズームレンズにあっては、レンズ位置状態が変化する際に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の軸上面間隔D5、第2レンズ群G2と開口絞りSとの間の軸上面間隔D10、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の軸上面間隔D16及び第4レンズ群G4と保護ガラスLPFとの間の軸上面間隔D18が変化する。これら可変間隔D5、D10、D16、D18の広角端状態(F.L.=1.000)、望遠端状態(F.L.=9.100)、広角端状態と望遠端状態との中間の中間焦点距離状態(F.L.=4.091)の各状態のおける値を以下の表7に示す。なお、「F.L.」は無限遠合焦状態における焦点距離を示す。
(表11)
F.L. 1.000 4.091 9.100
D5 0.145 2.180 2.968
D10 2.968 0.933 0.145
D16 0.868 0.219 1.114
D18 1.148 1.796 0.901
Bf 0.567 0.567 0.567
表12に実施例3にかかるズームレンズの上記条件式(1)乃至(5)の各値と、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4を示す。
(表12)
f3=+3.5039
f4=+2.7656
(1)(R3a+R3b)/fw・Fnow=6.044
(2)D3a/fw=1.695
(3)|Rb|/Db=1.881
(4)f3/(fw・ft)1/2=1.162
(5)f4/ft=0.304
図11乃至図13は本発明の実施例3に係るズームレンズの無限遠合焦状態での諸収差図をそれぞれ示し、図11は広角端状態(f=1.000)、図12は中間焦点距離状態(f=4.091)、図13は望遠端状態(f=9.100)における諸収差図を示す。
これら各収差図において、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。コマ収差図は、像高y=0、0.269、0.377、0.539でのコマ収差を表し、Aは画角をそれぞれ示す。
各収差図から、実施例3においては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることは明らかである。
図14は、本発明の実施例4にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図であり、第1レンズ群G1は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11と物体側に凸面を向けた正レンズL12により構成され、第2レンズ群G2は像側に凹面を向けた負レンズL21及び両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL22により構成され、第3レンズ群G3は物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズL31と物体側に凸面を向けた正レンズL32により構成され、第4レンズ群G4は物体側に凸面を向けた正レンズL41により構成される。
実施例4では、開口絞りSが第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に配置され、レンズ位置状態の変化時に固定である。
以下の表13に、実施例4にかかるズームレンズの諸元の値を掲げる。表13中のfは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角を表し、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。なお、表13中で曲率半径0とは平面を示す。
(表13)
f 1.00 〜 4.09 〜 9.10
FNO 1.85 〜 2.12 〜 2.71
2ω 65.72 〜 15.01 〜 6.65°

面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: 10.3075 0.145 1.92286 20.9
2: 4.0794 0.545 1.69680 55.5
3: -72.8238 0.036
4: 3.9157 0.376 1.88300 40.8
5: 15.2199 (D5)
6: 15.2199 0.073 1.88300 40.8
7: 1.4668 0.305
8: -1.5816 0.073 1.80420 46.5
9: 1.4531 0.320 1.84666 23.8
10: -7.3405 (D10)
11: 0.0000 0.364 (開口絞り)
12: 1.5139 1.273 1.68893 31.2
13: -6.5615 0.273 1.92286 20.9
14: 1.6000 0.120
15: 2.9631 0.331 1.62041 60.3
16: -4.6916 (D16)
17: 1.7076 0.509 1.48749 70.4
18: -6.6938 (D18)
19: 0.0000 0.373 1.55671 58.6(保護ガラス)
20: 0.0000 (Bf)
実施例4にかかるズームレンズの第12面及び第17面の各レンズ面は非球面であり、非球面係数は表14に示す通りである。
(表14)
[第12面]
κ=-0.13486 C4=-0.180352×10−16=-0.54577×10−2
8=0
[第17面]
κ=+0.21158 C4=-0.339311×10−16=-0.406139×10−2
8=+0.23976×10−2
実施例4にかかるズームレンズにあっては、レンズ位置状態が変化する際に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の軸上面間隔D5、第2レンズ群G2と開口絞りSとの間の軸上面間隔D10、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の軸上面間隔D16及び第4レンズ群G4と保護ガラスLPFとの間の軸上面間隔D18が変化する。これら可変間隔D5、D10、D16、D18の広角端状態(F.L.=1.000)、望遠端状態(F.L.=9.100)、広角端状態と望遠端状態との中間の中間焦点距離状態(F.L.=4.091)の各状態のおける値を以下の表15に示す。なお、「F.L.」は無限遠合焦状態における焦点距離を示す。
(表15)
F.L. 1.000 4.091 9.100
D5 0.145 2.129 2.900
D10 2.900 0.919 0.145
D16 0.926 0.255 1.171
D18 1.092 1.763 0.848
Bf 0.704 0.704 0.704
表16に実施例4にかかるズームレンズの上記条件式(1)乃至(5)の各値と、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4を示す。(表16)
f3=+3.5396
f4=+2.8380
(1)(R3a+R3b)/fw・Fnow=5.761
(2)D3a/fw=1.545
(3)|Rb|/Db=1.988
(4)f3/(fw・ft)1/2=1.173
(5)f4/ft=0.312
図15乃至図17は本発明の実施例4にかかるズームレンズの無限遠合焦状態での諸収差図をそれぞれ示し、図15は広角端状態(f=1.000)、図16は中間焦点距離状態(f=4.091)、図17は望遠端状態(f=9.100)における諸収差図を示す。
これら各収差図において、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。コマ収差図は、像高y=0、0.269、0.377、0.539でのコマ収差を表し、Aは画角をそれぞれ示す。
各収差図から、実施例4においては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることは明らかである。
図18は、本発明の実施例5にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図であり、第1レンズ群G1は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11及び物体側に凸面を向けた正レンズL12により構成され、第2レンズ群G2は像側に凹面を向けた負レンズL21及び両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL22により構成され、第3レンズ群G3は物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズL31及び物体側に凸面を向けた正レンズL32により構成され、第4レンズ群G4は物体側に凸面を向けた正レンズL4により構成される。
実施例5では、開口絞りSが第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に配置され、レンズ位置状態の変化時に固定である。
以下の表17に、実施例5にかかるズームレンズの諸元の値を掲げる。表17中のfは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角を表し、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。なお、表17中で曲率半径0とは平面を示す。
(表17)
f 1.00 〜 4.09 〜 9.08
FNO 1.85 〜 2.10 〜 2.88
2ω 65.98 〜 15.02 〜 6.64°

面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: 14.7487 0.145 1.92286 20.9
2: 4.5996 0.585 1.72916 54.7
3: -25.5637 0.036
4: 3.8133 0.375 1.88300 40.8
5: 12.5806 (D5)
6: 12.5806 0.073 1.83481 42.7
7: 1.4278 0.309
8: -1.5688 0.073 1.83481 42.7
9: 1.7819 0.285 1.92286 20.9
10: -9.5407 (D10)
11: 0.0000 0.309 (開口絞り)
12: 1.5884 1.018 1.71736 29.5
13: -4.1976 0.545 1.92286 20.9
14: 1.6909 0.091
15: 2.7267 0.415 1.60300 65.4
16: -3.8735 (D16)
17: 1.7486 0.545 1.58313 59.5
18: 133.1547 (D18)
19: 0.0000 0.373 1.51680 64.2(保護ガラス)
20: 0.0000 (Bf)
実施例5にかかるズームレンズの第12面、第17面、第18面の各レンズ面は非球面であり、非球面係数は表18に示す通りである。
(表18)
[第12面]
κ=0.00000 C4=-0.204527×10−16=-0.905973×10−2
8=+0.737063×10−210=-0.471101×10−2
[第17面]
κ=-1.289857 C4=+0.172610×10−16=+0.192162×10−1
8=+0. 632062×10−2
[第18面]
κ=0.00000 C4=+0.855897×10−26=+0.310968×10−1
実施例5にかかるズームレンズにあっては、レンズ位置状態が変化する際に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の軸上面間隔D5、第2レンズ群G2と開口絞りSとの間の軸上面間隔D10、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の軸上面間隔D16及び第4レンズ群G4と保護ガラスLPFとの間の軸上面間隔D18が変化する。これら可変間隔D5、D10、D16、D18の広角端状態(F.L.=1.002)、望遠端状態(F.L.=9.085)、広角端状態と望遠端状態との中間の中間焦点距離状態(F.L.=4.089)の各状態のおける値を以下の表19に示す。なお、「F.L.」は無限遠合焦状態における焦点距離を示す。
(表19)
F.L. 1.002 4.089 9.085
D5 0.164 2.139 2.897
D10 2.879 0.904 0.145
D16 0.935 0.270 1.206
D18 1.197 1.862 0.926
Bf 0.454 0.454 0.454
表20に実施例5にかかるズームレンズの上記条件式(1)乃至(5)の各値と、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4を示す。
(表20)
f3=+3.3372
f4=+3.0339
(1)(R3a+R3b)/fw・Fnow=6.055
(2)D3a/fw=1.561
(3)|Rb|/Db=1.629
(4)f3/(fw・ft)1/2=1.103
(5)f4/ft=0.334
図19乃至図21は実施例5にかかるズームレンズの無限遠合焦状態での諸収差図をそれぞれ示し、図19は広角端状態(f=1.002)、図20は中間焦点距離状態(f=4.089)、図21は望遠端状態(f=9.085)における諸収差図を示す。
図19乃至図21の各収差図において、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。コマ収差図は、像高y=0,0.269,0.377,0.538でのコマ収差を表し、Aは画角を示す。
各収差図から、実施例5においては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
図22は、本発明の実施例6にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図であり、第1レンズ群G1は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11及び物体側に凸面を向けた正レンズL12により構成され、第2レンズ群G2は像側に凹面を向けた負レンズL21及び両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL22により構成され、第3レンズ群G3は物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズL31及び物体側に凸面を向けた正レンズL32により構成され、第4レンズ群G4は物体側に凸面を向けた正レンズL41により構成される。
実施例6では、開口絞りSが第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に配置され、レンズ位置状態の変化時に固定である。
以下の表21に、実施例6にかかるズームレンズの諸元の値を掲げる。表21中のfは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角を表し、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。なお、表17中で曲率半径0とは平面を示す。
(表21)
f 1.00 〜 4.09 〜 9.08
FNO 1.85 〜 2.12 〜 2.87
2ω 66.45 〜 15.04 〜 6.62°

面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: 11.0790 0.145 1.92286 20.9
2: 4.1214 0.596 1.72916 54.7
3: -61.8863 0.036
4: 3.8749 0.378 1.88300 40.8
5: 14.5529 (D5)
6: 14.5529 0.073 1.83481 42.7
7: 1.4455 0.280
8: -1.6065 0.073 1.83481 42.7
9: 1.8006 0.284 1.92286 20.9
10: -10.7670 (D10)
11: 0.0000 0.309 (開口絞り)
12: 1.5674 1.018 1.74077 27.8
13: -3.0292 0.545 1.92286 20.9
14: 1.5768 0.091
15: 2.4096 0.405 1.60300 65.4
16: -4.3869 (D16)
17: 1.8007 0.395 1.58313 59.5
18: -16.6566 (D18)
19: 0.0000 0.373 1.51680 64.2(保護ガラス)
20: 0.0000 (Bf)
実施例6にかかるズームレンズの第12面、第17面、第18面の各レンズ面は非球面であり、非球面係数は表22に示す通りである。
(表22)
[第12面]
κ=0.00000 C4=-0.193308×10−16=-0.884053×10−2
8=+0.813822×10−210=-0.528557×10−2
[第17面]
κ=-2.835625 C4=+0.418237×10−16=+0.240516×10−2
8=+0.579497×10−2
[第18面]
κ=0.00000 C4=+0.287354×10−26=+0.997014×10−2
実施例6にかかるズームレンズにあっては、レンズ位置状態が変化する際に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の軸上面間隔D5、第2レンズ群G2と開口絞りSとの間の軸上面間隔D10、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の軸上面間隔D16及び第4レンズ群G4と保護ガラスLPFとの間の軸上面間隔D18が変化する。これら可変間隔D5、D10、D16、D18の広角端状態(F.L.=1.002)、望遠端状態(F.L.=9.084)、広角端状態と望遠端状態との中間の中間焦点距離状態(F.L.=4.089)の各状態のおける値を以下の表23に示す。なお、「F.L.」は無限遠合焦状態における焦点距離を示す。
(表23)
F.L. 1.002 4.089 9.084
D5 0.164 2.101 2.837
D10 2.819 0.882 0.145
D16 0.844 0.261 1.241
D18 1.261 1.844 0.864
Bf 0.455 0.455 0.455
表24に実施例6にかかるズームレンズの上記条件式(1)乃至(5)の各値と、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4を示す。
(表24)
f3=+3.3269
f4=+2.9089
(1)(R3a+R3b)/fw・Fnow=5.805
(2)D3a/fw=1.561
(3)|Rb|/Db=1.376
(4)f3/(fw・ft)1/2=1.103
(5)f4/ft=0.309
図23乃至図25は実施例6にかかるズームレンズの無限遠合焦状態での諸収差図をそれぞれ示し、図23は広角端状態(f=1.002)、図24は中間焦点距離状態(f=4.089)、図25は望遠端状態(f=9.084)における諸収差図を示す。
図23乃至図25の各収差図において、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。コマ収差図は、像高y=0,0.269,0.377,0.538でのコマ収差を表し、Aは画角を示す。
各収差図から、実施例6にあっては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
図26は、本発明の実施例7にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図であり、第1レンズ群G1は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11及び物体側に凸面を向けた正レンズL12により構成され、第2レンズ群G2は像側に凹面を向けた負レンズL21及び両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL22により構成され、第3レンズ群G3は物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズL31及び物体側に凸面を向けた正レンズL32により構成され、第4レンズ群G4は物体側に凸面を向けた正レンズL41により構成される。
実施例7では、開口絞りSが第2レンズ群と第3レンズ群との間に配置され、レンズ位置状態の変化時に固定である。
以下の表25に、実施例7にかかるズームレンズの諸元の値を掲げる。表25中のfは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角を表し、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。なお、表1中で曲率半径0とは平面を示す。
(表25)
f 1.00 〜 4.09 〜 9.08
FNO 1.85 〜 2.12 〜 2.87
2ω 66.45 〜 15.04 〜 6.62°

面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: 12.1495 0.145 1.92286 20.9
2: 4.1771 0.602 1.72916 54.7
3: -37.6437 0.036
4: 3.7321 0.382 1.88300 40.8
5: 13.5921 0.164
6: 13.5921 0.073 1.78800 47.5
7: 1.3941 0.284
8: -1.6243 0.073 1.83481 42.7
9: 1.7329 0.284 1.92286 20.9
10: -14.5656 2.727
11: 0.0000 0.309 (開口絞り)
12: 1.5674 1.018 1.74950 35.0
13: -15.3297 0.545 1.92286 20.9
14: 1.5829 0.091
15: 2.7225 0.364 1.60300 65.4
16: -4.4027 0.779
17: 1.6373 0.378 1.58313 59.5
18: 713.8298 1.100
19: 0.0000 0.373 1.51680 64.2(保護ガラス)
20: 0.0000 (Bf)
実施例7にかかるズームレンズの第12面、第17面、第18面の各レンズ面は非球面であり、非球面係数は表26に示す通りである。
(表26)
[第12面]
κ=0.00000 C4=-0.233491×10−16=-0.133600×10−1
8=+0.168220×10−110=-0.120119×10−1
[第17面]
κ=-0.710653 C4=+0.299676×10−26=+0.280971×10−1
8=+0.148130×10−1
[第18面]
κ=0.00000 C4=+0.443550×10−26=+0.466913×10−1
実施例7にかかるズームレンズにあっては、レンズ位置状態が変化する際に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の軸上面間隔D5、第2レンズ群G2と開口絞りSとの間の軸上面間隔D10、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の軸上面間隔D16及び第4レンズ群G4と保護ガラスLPFとの間の軸上面間隔D18が変化する。これら可変間隔D5、D10、D16、D18の広角端状態(F.L.=1.002)、望遠端状態(F.L.=9.079)、広角端状態と望遠端状態との中間の中間焦点距離状態(F.L.=4.089)の各状態のおける値を以下の表27に示す。なお、「F.L.」は無限遠合焦状態における焦点距離を示す。
(表27)
F.L. 1.002 4.089 9.079
D5 0.164 2.101 2.837
D10 2.819 0.882 0.145
D16 0.844 0.261 1.241
D18 1.261 1.844 0.864
Bf 0.455 0.455 0.455
表28に実施例7にかかるズームレンズの上記条件式(1)乃至(5)の各値と、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4を示す。
(表28)
f3=+3.0690
f4=+2.8136
(1)(R3a+R3b)/fw・Fnow=5.816
(2)D3a/fw=1.560
(3)|Rb|/Db=1.892
(4)f3/(fw・ft)1/2=1.017
(5)f4/ft=0.310
図27乃至図29は実施例7にかかるズームレンズの無限遠合焦状態での諸収差図をそれぞれ示し、図27は広角端状態(f=1.002)、図28は中間焦点距離状態(f=4.089)、図29は望遠端状態(f=9.079)における諸収差図を示す。
図27乃至図29の各収差図において、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。コマ収差図は、像高y=0,0.269,0.377,0.538でのコマ収差を表し、Aは画角を示す。
各収差図から、実施例7にあっては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
図30は、本発明の実施例8にかかるズームレンズのレンズ構成を示す図であり、第1レンズ群G1は物体側に凸面を向けたメニスカス形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL11及び物体側に凸面を向けた正レンズL12により構成され、第2レンズ群G2は像側に凹面を向けた負レンズL21及び両凹形状の負レンズと物体側に凸面を向けた正レンズとの接合レンズL22により構成され、第3レンズ群G3は物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズL31及び物体側に凸面を向けた正レンズL32により構成され、第4レンズ群G4は物体側に凸面を向けた正レンズL41により構成される。
実施例8では、開口絞りSが第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間に配置され、レンズ位置状態の変化時に固定である。
以下の表29に、実施例8にかかるズームレンズの諸元の値を掲げる。表29中のfは焦点距離、FNOはFナンバー、2ωは画角を表し、屈折率はd線(λ=587.6nm)に対する値である。なお、表1中で曲率半径0とは平面を示す。
(表29)
f 1.00 〜 4.09 〜 9.08
FNO 1.85 〜 2.10 〜 2.80
2ω 66.42 〜 15.03 〜 6.62°

面番号 曲率半径 面間隔 屈折率 アッベ数
1: 13.9078 0.145 1.92286 20.9
2: 4.3933 0.592 1.75500 52.3
3: -35.4482 0.036
4: 3.8807 0.371 1.88300 40.8
5: 13.4899 0.164
6: 13.4899 0.073 1.78800 47.5
7: 1.4663 0.281
8: -1.6235 0.073 1.83481 42.7
9: 1.8372 0.284 1.92286 20.9
10: -10.9010 2.873
11: 0.0000 0.309 (開口絞り)
12: 1.5674 1.273 1.71736 29.5
13: -3.4542 0.291 1.92286 20.9
14: 1.6517 0.091
15: 2.6254 0.402 1.60300 65.4
16: -3.9119 (D16)
17: 1.9122 0.357 1.69350 53.3
18: 38.3565 (D18)
19: 0.0000 0.373 1.51680 64.2(保護ガラス)
20: 0.0000 (Bf)
実施例8にかかるズームレンズの第12面、第17面、第18面の各レンズ面は非球面であり、非球面係数は表30に示す通りである。
(表30)
[第12面]
κ=0.00000 C4=-0.212899×10−16=-0.965647×10−2
8=+0.886667×10−210=-0.595368×10−2
[第17面]
κ=-1.636077 C4=+0.168084×10−16=+0.136260×10−1
8=+0.548368×10−2
[第18面]
κ=0.00000 C4=+0.190620×10−26=+0.207883×10−1
実施例8にかかるズームレンズにあっては、レンズ位置状態が変化する際に第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間の軸上面間隔D5、第2レンズ群G2と開口絞りSとの間の軸上面間隔D10、第3レンズ群G3と第4レンズ群G4との間の軸上面間隔D16及び第4レンズ群G4と保護ガラスLPFとの間の軸上面間隔D18が変化する。これら可変間隔D5、D10、D16、D18の広角端状態(F.L.=1.002)、望遠端状態(F.L.=9.084)、広角端状態と望遠端状態との中間の中間焦点距離状態(F.L.=4.089)の各状態のおける値を以下の表31に示す。なお、「F.L.」は無限遠合焦状態における焦点距離を示す。
(表31)
F.L. 1.002 4.089 9.084
D5 0.164 2.141 2.891
D10 2.873 0.895 0.145
D16 0.850 0.261 1.241
D18 1.252 1.841 0.861
Bf 0.455 0.455 0.455
表32に実施例8にかかるズームレンズの上記条件式(1)乃至(5)の各値と、第3レンズ群G3の焦点距離f3、第4レンズ群G4の焦点距離f4を示す。
(表32)
f3=+3.3069
f4=+2.8905
(1)(R3a+R3b)/fw・Fnow=5.943
(2)D3a/fw=1.560
(3)|Rb|/Db=1.654
(4)f3/(fw・ft)1/2=1.096
(5)f4/ft=0.318
図31乃至図33は実施例8にかかるズームレンズの無限遠合焦状態での諸収差図をそれぞれ示し、図31は広角端状態(f=1.002)、図32は中間焦点距離状態(f=4.089)、図33は望遠端状態(f=9.084)における諸収差図を示す。
図31乃至図33の各収差図において、非点収差図中の実線はサジタル像面、破線はメリディオナル像面を示す。コマ収差図は、像高y=0,0.269,0.377,0.538でのコマ収差を表し、Aは画角を示す。
各収差図から、実施例8にあっては諸収差が良好に補正され、優れた結像性能を有していることが明らかである。
なお、上記した各実施例に示した構成及び数値は、本発明ズームレンズを実施するに際して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されることがあってはならないものである。
本発明によれば、レンズ位置状態に拘わらず高い光学性能が実現可能な高変倍ズームレンズを実現することができ、各種カメラ、得に、小型化及び高精細化が進んでいる撮像素子を使用するデジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラに適用するズームレンズとして好適なズームレンズを提供することができる。
本発明ズームレンズにおける各レンズ群の屈折力配置を示す図である。 図3乃至図5と共に本発明ズームレンズの実施例1を示すものであり、本図はレンズ構成を示す図である。 広角端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 広角端と望遠端との間の中間焦点距離状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 図7乃至図9と共に本発明ズームレンズの実施例2を示すものであり、本図はレンズ構成を示す図である。 広角端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 広角端と望遠端との間の中間焦点距離状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 図11乃至図13と共に本発明ズームレンズの実施例3を示すものであり、本図はレンズ構成を示す図である。 広角端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 広角端と望遠端との間の中間焦点距離状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 図15乃至図17と共に本発明ズームレンズの実施例4を示すものであり、本図はレンズ構成を示す図である。 広角端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 広角端と望遠端との間の中間焦点距離状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 図19乃至図21と共に本発明ズームレンズの実施例5を示すものであり、本図はレンズ構成を示す図である。 広角端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 広角端と望遠端との間の中間焦点距離状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 図23乃至図25と共に本発明ズームレンズの実施例6を示すものであり、本図はレンズ構成を示す図である。 広角端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 広角端と望遠端との間の中間焦点距離状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 図27乃至図29と共に本発明ズームレンズの実施例7を示すものであり、本図はレンズ構成を示す図である。 広角端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 広角端と望遠端との間の中間焦点距離状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 図31乃至図33と共に本発明ズームレンズの実施例8を示すものであり、本図はレンズ構成を示す図である。 広角端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 広角端と望遠端との間の中間焦点距離状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。 望遠端状態における無限遠合焦状態での球面収差、非点収差及び歪曲収差並びにコマ収差を示す図である。
符号の説明
G1…第1レンズ群、G2…第2レンズ群、G3…第3レンズ群、G4…第4レンズ群、S…開口絞り、L31…第3レンズ群G3の接合レンズ、L32…第3レンズ群G3の正レンズ、Lm…接合レンズL31の像側の面の周縁部

Claims (4)

  1. 物体側より順に配列された、正の屈折力を有する第1レンズ群G1、負の屈折力を有する第2レンズ群G2、正の屈折力を有する第3レンズ群G3、正の屈折力を有する第4レンズ群G4により構成され、
    広角端状態から望遠端状態までレンズ位置状態が変化する際に、前記第1レンズ群G1と前記第3レンズ群G3とが光軸方向において一定位置に固定され、前記第2レンズ群G2が像側へ移動すると共に、前記第2レンズ群G2の移動に伴って発生する像面位置の変動を第4レンズ群G4の移動により補償し、
    レンズ位置状態が変化する際に、光軸方向に固定である開口絞りが前記第3レンズ群G3の物体側に配置され、
    前記第3レンズ群G3は、物体側より順に配列された、物体側に凸面を向けた正レンズと像側に凹面を向けた負レンズとの接合レンズと正レンズにより構成されるとともに、以下の条件式(1)及び(2)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (1)4<(R3a+R3b)/fw・Fnow<7
    (2)1.1<D3a/fw
    但し、
    R3a:第3レンズ群G3中の接合レンズのもっとも物体側のレンズ面の曲率半径
    R3b:第3レンズ群G3中の接合レンズのもっとも像側のレンズ面の曲率半径
    fw: 広角端状態におけるレンズ系全体での焦点距離
    Fnow: 広角端状態における口径比
    D3a: 第3レンズ群G3中に配置される接合レンズの中心厚
  2. 請求項1に記載のズームレンズにおいて、
    前記第3レンズ群G3のもっとも像側のレンズ面は物体側に対して凸面を向けるとともに、以下の条件式(3)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (3)1<|Rb|/Db<10
    但し、
    Rb: 第3レンズ群G3のもっとも像側のレンズ面の曲率半径
    Db: 開口絞りから第3レンズ群G3のもっとも像側のレンズ面までの軸上間隔
  3. 請求項1に記載のズームレンズにおいて、
    以下の条件式(4)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (4)0.9<f3/(fw・ft)1/2<1.3
    但し、
    f3:第3レンズ群G3の焦点距離
    ft:望遠端状態におけるレンズ系全体での焦点距離
  4. 請求項2に記載のズームレンズにおいて、
    以下の条件式(4)を満足することを特徴とするズームレンズ。
    (4)0.9<f3/(fw・ft)1/2<1.3
    但し、
    f3:第3レンズ群G3の焦点距離
    ft:望遠端状態におけるレンズ系全体での焦点距離
JP2004202345A 2003-10-29 2004-07-08 ズームレンズ Expired - Fee Related JP4587029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004202345A JP4587029B2 (ja) 2003-10-29 2004-07-08 ズームレンズ

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003369089 2003-10-29
JP2004202345A JP4587029B2 (ja) 2003-10-29 2004-07-08 ズームレンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005157279A JP2005157279A (ja) 2005-06-16
JP4587029B2 true JP4587029B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=34741132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004202345A Expired - Fee Related JP4587029B2 (ja) 2003-10-29 2004-07-08 ズームレンズ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4587029B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008105248A1 (ja) 2007-02-27 2008-09-04 Nikon Corporation ズームレンズと、これを有する光学装置
JP5082499B2 (ja) 2007-02-27 2012-11-28 株式会社ニコン ズームレンズと、これを有する光学装置
JP5217698B2 (ja) * 2008-07-03 2013-06-19 株式会社ニコン ズームレンズ、撮像装置、ズームレンズの変倍方法
JP2011039441A (ja) * 2009-08-18 2011-02-24 Tamron Co Ltd ズームレンズ
JP5606609B2 (ja) * 2013-10-03 2014-10-15 キヤノン株式会社 ズームレンズおよびそれを有する撮像装置
JP6402012B2 (ja) * 2014-12-04 2018-10-10 富士フイルム株式会社 内視鏡の撮像光学系及び撮像ユニット並びに内視鏡

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000292699A (ja) * 1999-04-05 2000-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd ズームレンズ及びそれを用いたビデオカメラ
JP2003107347A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Canon Inc ズームレンズおよびそれを有する光学機器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4095131B2 (ja) * 1997-03-18 2008-06-04 キヤノン株式会社 防振機能を有した変倍光学系及びそれを有する撮像装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000292699A (ja) * 1999-04-05 2000-10-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd ズームレンズ及びそれを用いたビデオカメラ
JP2003107347A (ja) * 2001-09-28 2003-04-09 Canon Inc ズームレンズおよびそれを有する光学機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005157279A (ja) 2005-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4264581B2 (ja) 可変焦点距離レンズ系及び撮像装置
JP4560745B2 (ja) 可変焦点距離レンズ系
JP3729126B2 (ja) ズームレンズ
JP4650676B2 (ja) ズームレンズ及び撮像装置
US6721105B2 (en) Zoom lens system
JP5742100B2 (ja) 変倍光学系、光学装置、変倍光学系の製造方法
JP4325209B2 (ja) 可変焦点距離レンズ系
JPH05173071A (ja) 広角ズームレンズ
JP2007212926A (ja) 可変焦点距離レンズ系及び撮像装置
JP2007212846A (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP4882326B2 (ja) ズームレンズ
JP4479150B2 (ja) 可変焦点距離レンズ系
US7199941B2 (en) Zoom lens
JP4210935B2 (ja) 可変焦点距離レンズ系及び撮像装置
JP2005352183A (ja) 可変焦点距離レンズ系及び撮像装置
JP4961710B2 (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JPH07140388A (ja) ズームレンズ
JP2006106111A (ja) ズームレンズ
JP4441856B2 (ja) 可変焦点距離レンズ系及び撮像装置
JP2006259215A (ja) ズームレンズ及び撮像装置
JP4479151B2 (ja) 可変焦点距離レンズ系
JP4876460B2 (ja) 像シフト可能なズームレンズ
JP4587028B2 (ja) ズームレンズ
JP4587029B2 (ja) ズームレンズ
JP2005134548A (ja) ズームレンズ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070413

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100603

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100812

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100825

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130917

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees