JP4586762B2 - セラミックシート積層体の切断方法、切断装置および該切断方法を用いたセラミック電子部品の製造方法 - Google Patents

セラミックシート積層体の切断方法、切断装置および該切断方法を用いたセラミック電子部品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明はセラミックシート積層体の切断方法、その切断方法を行う切断装置およびその切断方法を用いたセラミック電子部品の製造方法に関する。
セラミック電子部品は、セラミックシートと内部電極とを交互に積層させたセラミックシート積層体を切断し、外部電極を形成する工程を経て製造される。このようなセラミック電子部品を製造する際、まずセラミックシート積層体の積層方向と直交し、互いに対向する両側面に内部電極を露出させておき、その内部電極の位置をカメラで監視しながら、積層方向に上下する切断刃で所定の位置を切断する。このような監視のためのカメラは、上記側面と離間して対向する位置に備えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−184646号公報(第3頁、第1図)
しかしながら、監視カメラが側面と対向する位置に備えられている場合、切断時に切りくず等が監視カメラの視野内に入り、画像検出に障害が生じ、切断位置検出の精度が低下したり、誤切断が行われたりするという問題がある。
そこで本発明は、切断位置検出の精度を向上させて、安定した品質のセラミック電子部品を効率よく製造することが可能なセラミックシート積層体の切断方法、切断装置および該切断方法を用いたセラミック電子部品の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を解決するために本発明は、内部電極とセラミックシートとが交互に積層され、積層方向の互いに対向する端面と、該端面と略直交し互いに対向する第1側面および第2側面とを有し、少なくとも該第1側面には該内部電極の一部が露出する電極露出部を有する積層体を準備する積層体準備工程と、少なくとも一方の該端面に複数の位置決めマークを形成するマーク形成工程と、該位置決めマークと該電極露出部との相対位置を検出し、検出した該相対位置に応じて、該位置決めマークを基準とした相対切断位置を算出する切断位置算出工程と、該位置決めマークの位置と算出された該相対切断位置とに応じた切断位置で該積層体を切断する切断工程とを有し、該位置決めマークは、該端面と該第1側面との境界をなす第1辺に沿って等間隔に設けられ、該切断位置算出工程は、該第1側面に沿った方向において隣り合う該電極露出部同士の最短距離を規定する一方の該電極露出部の一端と他方の該電極露出部の一端との中間点を算出する工程と、該中間点から該第1側面に沿った方向における該中間点の近傍の該位置決めマークまでの距離を該相対切断位置として算出する工程とを有し、該切断工程では、該位置決めマークを撮像して該位置決めマークの表示位置を検出する表示位置検出工程と、該表示位置と該位置決めマークについての該相対切断位置とから切断位置を算出する工程と、該切断位置において切断する切断実行工程と、を該第1側面に沿って各該位置決めマークについて行うセラミックシート積層体の切断方法を提供している。
上記方法によれば、まず位置決めマークと切断位置との相対位置を算出し、積層体切断時には位置決めマークを基準にして相対位置に応じた切断位置で切断するため、精度よく切断を行うことができる。また、相対位置算出と切断とを並行して行うことが可能であるため、製造時間の短縮が可能になり、生産性を向上させることができる。
ここで、該位置決めマークは、該端面と該第2側面との境界をなす第2辺に沿って等間隔に設けられていることが好ましい。
このような構成によれば、切断時に端面の互いに対向する二辺の両側で位置決めマークを基に切断位置を関連づけて決定することができるので、より精度よく切断を行うことが可能になる。
また、電極露出部は、第1辺及び第2辺に沿って略等間隔に第1側面及び第2側面において露出していることが好ましい。このような構成によれば、位置決めマークを基準として容易に切断位置を決定することができる。
また、該切断工程では該切断実施工程の前に、該積層体の端面に切断痕をつける工程と、該切断痕を利用して該積層体に対する該切断痕の傾き及び位置ずれを切断刃校正データとして算出する工程とを行うことが好ましい。
また、該切断工程では該切断実施工程の前に、該切断刃校正データを用いて該積層体の位置を調整する工程を行うことが好ましい。
また、本発明は、上記セラミックシート積層体の切断方法を有するセラミック電子部品の製造方法を提供している。上述のセラミックシート積層体の切断方法を有するセラミック電子部品の製造方法によれば、上記作用を奏する好適なセラミック電子部品を製造することができる。
また、本発明は、内部電極とセラミックシートとが交互に積層され、積層方向の互いに対向する端面と、該端面と略直交し互いに対向する第1側面および第2側面とを有し、少なくとも該第1側面には該内部電極の一部が露出する電極露出部を有し、端面の少なくとも一方には、複数の位置決めマークが形成されている積層体の、該位置決めマークの位置を第1位置として検出する第1検出部と、該電極露出部の位置を第2位置として検出する電極検出部と、該第1位置および該第2位置に基づき相対切断位置を決定する切断位置決定部と、切断時の該位置決めマークの位置を第3位置として検出する第2検出部と、該第3位置を基準として該相対切断位置に応じた切断位置で該積層体を切断する切断部とを有し、該位置決めマークは、該端面と該第1側面との境界をなす第1辺に沿って等間隔に設けられ、該電極検出部では、該第1側面に沿った方向において隣り合う該電極露出部同士の最短距離を規定する一方の該電極露出部の一端と他方の該電極露出部の一端との中間点を第2位置として検出し、該切断位置決定部では、該中間点から該第1側面に沿った方向における該中間点の近傍の該位置決めマークまでの距離を該相対切断位置として算出し、該切断部は、該位置決めマークを撮像して該位置決めマークの表示位置を検出する表示位置検出工程と、該表示位置と該位置決めマークについての該相対切断位置とから切断位置を算出する工程と、該切断位置において切断する切断実行工程と、を該第1側面に沿って各該位置決めマークについて行うセラミックシート積層体の切断装置を提供している。
このような構成によれば、予め第1検出部と電極検出部との検出位置に基づいて相対位置を算出し、積層体切断時には第2検出部が検出した位置決めマークの位置を基準にして相対位置に応じた切断位置で切断するため、精度よく切断を行うことができる。
ここで、上記切断装置は、第1検出部および該電極検出部を備えた第1ステージと、第2検出部および該切断部を備え該第1ステージと分離した第2ステージとを有することが好ましい。
このような構成によれば、相対位置の検出と切断とを並行して行うことが可能になり、製造時間を短縮することができ、生産性の向上を図ることができる。
本発明によれば、切断精度が良好で、製造効率のよいセラミックシート積層体の切断方法、切断装置および該切断方法を用いたセラミック電子部品の製造方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。図1〜図10は本発明の一実施の形態によるセラミックシート積層体の切断方法および切断装置を示す図である。図中、実質的に同一の部分には同一符号を付し、重複説明を省略する。なお、以下の説明において「上」、「下」等の語を、図面に示す状態に基づいて便宜的に用いることとする。
図1(b)に示すように、本実施の形態によるセラミックシート積層体100は、セラミックシート120と後述の内部電極とを交互に複数積層した略直方体形状をなしている。このセラミックシート積層体100を、互いに略直交する複数の切断位置123および切断位置125で切断し、複数の直方体形状のチップ状素子130とする。
図2に示すように、例えばコンデンサとなるチップ状素子130は、セラミックシート121と、内部電極142が交互に積層して形成されている。セラミックシート121は、セラミックシート120(図1(b))を切断位置123、125で切断した略矩形のシートである。内部電極142は導電体で形成され、セラミックシート121よりも4辺がそれぞれ短い略矩形で、一辺がセラミックシート121の一辺と重なるように積層されている。このようなチップ状素子130(図1(c))の互いに対向する一対の側面近傍に外部電極133(図1(d))をそれぞれ形成したものが、セラミック電子部品135である。
ここで、図1を参照しながら本実施の形態によるセラミックシート積層体100の切断方法を含む工程により製造されるセラミック電子部品135の製造方法について概略を説明する。初めに、セラミックシート120を用意し(ステップ101)、1枚おきに内部電極(図示せず)を挟むようにして複数枚積層する(ステップ102)。この積層したものをプレスすることで(ステップ103)、セラミックシート積層体100が形成される。セラミックシート120は、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)シートにセラミック誘電体粉末を混合した塗料を塗布したシートを用いることができる。内部電極は、例えば予めセラミックシート120上にスクリーン印刷で電極ペーストを塗布して形成しておくことができる。
このセラミックシート積層体100を、側面に内部電極が露出する状態にして、例えば複数の切断位置123、125にて切断および分離し(ステップ104)、分離されたチップ状素子130に、水バレルにより端面を研磨して丸味を付与する(ステップ105)。続いて、研磨したチップ状素子130を焼成する(ステップ106)。焼成すると、焼成収縮率の大きい内部電極は誘電体層より内部に入り込むため、引き出しバレルにより再び研磨剤とともに研磨を行い、内部電極を露出させる(ステップ107)。乾燥後、所定部分に外部電極を塗布し(ステップ108)、焼付する(ステップ109)。最後に、実装時に確実に電気的接合がなされるように、メッキ工程を行い(ステップ110)、セラミック電子部品135が製造される。
以下、セラミックシート積層体の切断装置および切断方法について詳細に説明する。まず、切断装置について説明する。図3に示すように、セラミックシート積層体100の切断装置1は、検査部10と、検査部10と通信ライン30で接続された切断部50とで構成されている。検査部10は、セラミックシート積層体100の積層方向の一端面に形成された後述の位置決め用マークの位置と、セラミックシート積層体100の側面に露出された内部電極の位置とを検出して相対切断位置を決定する。切断部50は、検査部10で決定した相対切断位置と切断部50で検出された位置決め用マークの位置とからセラミックシート積層体100を切断する切断位置を決定し、切断を行う。
検査部10には、セラミックシート積層体100を吸着などにより固定して載置する検査テーブル11が備えられている。検査テーブル11は、セラミックシート積層体100が載置される平面において回転および平行移動が可能である。検査テーブル11の近傍には、マーク認識カメラ15、17、側面認識カメラ19、21が配置されている。マーク認識カメラ15、17は、セラミックシート積層体100に形成された後述の位置決め用マークを撮像する。側面認識カメラ19、21は、セラミックシート積層体100の互いに対向する一対の側面における内部電極を撮像する。マーク認識カメラ15、17、側面認識カメラ19、21はそれぞれ検査部画像処理装置13に接続されており、撮像した画像情報を検査部画像処理装置13に送出する。
検査部画像処理装置13は、マーク認識カメラ15、17および側面認識カメラ19、21からの画像情報を取り込み、それらの画像情報から位置決め用マークの位置および内部電極の位置を解析して、位置決め用マークの位置を基準とした切断位置、すなわち相対切断位置を算出する。検査部画像処理装置13は、切断部50の切断部画像処理装置53と接続されており、算出した相対切断位置を切断部画像処理装置53に送出する。
切断部50には、セラミックシート積層体100を吸着などにより固定して載置する切断テーブル51が備えられている。切断テーブル51は、セラミックシート積層体100の積層方向に略直交する平面において回転および平行移動が可能である。切断テーブル51の近傍に、マーク認識カメラ55、57が配置されている。マーク認識カメラ55、57は、セラミックシート積層体100の積層方向端面に形成された位置決め用マークを撮像する。このとき切断刃の動作の障害にならないよう、マーク認識カメラ55、57は、セラミックシート積層体100を斜め上方から撮像するように配置されている。マーク認識カメラ55、57は、切断部画像処理装置53に接続されており、撮像した画像情報を切断部画像処理装置53に送出する。
切断部画像処理装置53は、マーク認識カメラ55、57からの画像情報を取り込んで位置決め用マークの位置を解析し、解析した位置決め用マークの位置と検査部画像処理装置13から入力された相対切断位置とから切断位置を決定する。
次に、セラミックシート積層体の切断方法について説明する。検査工程では、図4に示すように、まず、検査テーブル11にセラミックシート積層体100を供給し(ステップ201)、検査を開始する(ステップ202)。セラミックシート積層体100において、内部電極が側面に露出していない場合には、露出させるべく4側面側を所定の厚さ分切り落とす4辺耳切り動作を行い、内部電極を露出させる(ステップ203)。
ここで図5に示すように、検査テーブル11上に載置されたセラミックシート積層体100の積層方向をz方向、z方向に直交する2方向をx方向およびy方向とする。セラミックシート積層体100のz方向における一端面151には、位置決め用マークであるターゲットマーク143および切断マーク145が設けられている。図5の例では、ターゲットマーク143は、端面151の4箇所のコーナ部に合計4個設けられている。切断マーク145は、端面151の4辺157、159、161、163に沿ってそれぞれ等間隔に8個、合計32個設けられている。
側面153と、側面153と対向する側面(図示せず)には、内部電極141がz方向に複数段、x方向には略等間隔に露出している。同様に、側面154と、側面154と対向する側面155には、図示はしていないが内部電極141がz方向に複数段、y方向には略等間隔に露出している。ここで、内部電極141は、例えばxy平面における平面形状が長方形であり、側面に露出する部分が、図2のチップ状素子130で示した内部電極142のx方向またはy方向の幅と略同一の幅を有している。この内部電極141は、セラミックシート積層体100の4辺157、159、161、163に沿って、内部電極142に相当する位置に略等間隔に設けられたダミー電極である。すなわち、セラミックシート積層体100には内部電極として、切断のためのダミー電極である内部電極141と、チップ状素子130内の内部電極142とが設けられていることになる。
マーク認識カメラ15、17は、セラミックシート積層体100の端面151側上方に離間して備えられている。ここでは図5のx方向の切断位置を算出する場合について示しているので、マーク認識カメラ15は、辺163に沿ったマークを検出するように辺163側の略鉛直上方に配置され、マーク認識カメラ17は辺159に沿ったマークを検出するように辺159略鉛直上方に配置されている。側面認識カメラ19は、側面154の内部電極141を検出するように、側面154近傍に備えられている。側面認識カメラ21は、側面155の内部電極141を検出するように、側面155近傍に備えられている。
図4に戻って、ターゲットマーク143(図5)によるセラミックシート積層体100の位置決めを行う(ステップ204)。このときマーク認識カメラ15、17(図5)は、ターゲットマーク143を撮像して画像情報を検査部画像処理装置13に送出し、検査部画像処理装置13が画像情報を解析して、ターゲットマーク143の重心位置を検出し、検査テーブル11を回転あるいは平行移動させて、セラミックシート積層体100の位置を調整する。
セラミックシート積層体100の位置調整が終わると、第1方向最初の検査位置にセラミックシート積層体100が配置されるように、検査テーブル11を移動する(ステップ205)。この第1方向最初の検査位置とは、例えばマーク認識カメラ15が、辺163に沿って配置された切断マーク145のうちのy方向一端側の切断マーク145c近傍を撮像し、マーク認識カメラ17が、辺159に沿って配置された切断マーク145のうちのy方向一端側の切断マーク145a近傍を撮像することができる位置である。
この位置で、マーク認識カメラ15、17によって切断マーク145近傍を撮像し、側面認識カメラ19で側面154の内部電極141を撮像し、側面認識カメラ21で側面155の内部電極141を撮像して、得られた画像情報を検査部画像処理装置13に送出する(ステップ206)。
例えば、図6において検査テーブル11(図3)に載置されたセラミックシート積層体100の一部分の斜視図として示すように、マーク認識カメラ17で切断マーク145a近傍を撮像し、側面認識カメラ21で、内部電極141b、141c近傍を撮像する。ここで、内部電極141aは、辺157に沿ってx方向にすべてダミー電極となっているので、ここでは切断を行わない。検査部画像処理装置13は、マーク認識カメラ17から入力された画像情報を解析して、切断マーク145aの重心147aを算出する。また、側面認識カメラ21から入力された画像情報を解析して、内部電極141bの最も内部電極141c寄りの一端L1および内部電極141cの最も内部電極141b寄りの一端L2との距離D3を算出し、L1−L2の中間点M1を特定する。
一方、マーク認識カメラ15(図5)は、切断マーク145c近傍を撮像し、側面認識カメラ19は、側面154の内部電極141部分(図示せず)を撮像し、検査部画像処理装置13(図3)に送出する。検査部画像処理装置13は、切断マーク145cの重心147cおよび、内部電極141b、141cと対向し互いに隣り合う内部電極141の中間点M2(図5)を上記と同様に算出する。この中間点M1、M2を通り、辺159に略垂直な平面が、切断位置123aとなる。さらに検査部画像処理装置13は、重心147aと切断位置123aとの距離を算出し、算出した値を相対切断位置D1とする。同様に重心147cと切断位置123aとの距離を算出し、相対切断位置D4とする。
続いて、検査テーブル11(図3)を図5に示されるy方向に、例えばy方向において露出されている隣り合う内部電極141の間隔等の所定のピッチで移動させる(ステップ208)。検査個数分の内部電極に関する算出が終了していないときには(ステップ209:NO)、ステップ206に戻り、内部電極141c(図6)と内部電極141dについても、内部電極141cの最も内部電極141d寄りの一端と内部電極141dの最も内部電極141c寄りの一端との距離を算出してその中間点M3を特定する。側面154側についても同様に中間点M4(図示せず)を算出し、中間点M3、M4を通り辺159に略垂直な平面となる切断位置123bを算出する。さらに検査部画像処理装置13は、重心位置147aと切断位置123bとの距離を算出し、算出した値を相対切断位置D2とする。側面154側についても同様に相対切断位置算出の処理を行う。以下、辺159および辺163に沿う第1方向において順次、相対切断位置を算出する。
上記のように、側面154、155に露出した内部電極141についてすべて相対切断位置の算出が終了すると、検査テーブル11を90度回転させる(ステップ210)。回転後は、例えば側面認識カメラ19は、側面153を撮像し、側面認識カメラ21は、側面157と対向する側面(図示せず)を撮像することになる。このとき、第1方向における処理と同様に、第2方向最初の検査位置にセラミックシート積層体100が配置されるように、検査テーブル11を移動する(ステップ211)。第2方向最初の検査位置では、マーク認識カメラ17が切断マーク145d近傍を撮像し、側面認識カメラ21が内部電極141を撮像する。また、マーク認識カメラ15が、切断マーク145e近傍を撮像し、側面認識カメラ19が、内部電極141を撮像する(ステップ212)。
検査部画像処理装置13は、撮像された画像情報を解析して、隣接する内部電極141間の中点を通る切断位置125を算出し、切断マーク145dおよび切断マーク145eの重心と切断位置125とから相対切断位置を算出する(ステップ213)。続いて、検査テーブル11をy方向に、例えばy方向において露出されている隣り合う内部電極141の間隔等の所定のピッチで移動させる(ステップ214)。以下、第2方向のすべての内部電極141についてステップ212からステップ214の処理を行い、検査個数分の相対切断位置を算出する(ステップ215)。
第1方向および第2方向について上記処理を行い、相対切断位置の算出が終了すると、算出した相対切断位置を切断データとして検査部50に送出する(ステップ216)。また、セラミックシート積層体100を、検査部10の検査テーブル11から、切断部50の切断テーブル51に搬送する(ステップ218)。
次に、切断工程について説明する。図7に示すように、まず、検査部10(図3)から送出される切断データを取得する(ステップ231)。一方、検査部10から切断位置の算出を終えたセラミックシート積層体100が供給されると、切断テーブル51に吸着などにより固定して載置する(ステップ232)。この状態で切断を開始する(ステップ233)。
まず、実際に切断を実行する前に、切断刃の校正を行う(ステップ234)。切断刃の校正は、切断刃の取り付けまたは取り外しの位置決め誤差や、切断テーブル51からの熱や気温変化による切断刃の不規則な変形による切断精度低下を防止するために行う。図8に示すように、切断テーブル51(図3)上に載置されたセラミックシート積層体100の表面151(図5)の任意の位置に、軽く切断痕179を付ける。この切断痕179に対して、マーク認識カメラ55、57によるカメラ視野171、175の中に画像処理範囲内ウインドウ173、177を設定する。このように、ウインドウは、誤検出を防止するために切断痕179に対して複数設定され、それぞれで画像処理を行う。好ましくは切断痕179の両端部より切断刃の位置を撮像し、切断部画像処理装置53が画像処理を行って、切断痕179のセラミックシート積層体100に対する傾き及び位置ずれを切断刃校正データとして算出する。
続いて、ターゲットマーク143(図8)によるセラミックシート積層体100の位置決めを行う(ステップ235)。すなわちマーク認識カメラ55、57(図8)は、ターゲットマーク143を撮像して画像情報を切断部画像処理装置53に送出し、切断部画像処理装置53が画像情報を解析して、ターゲットマーク143の重心位置を検出する。切断部画像処理装置53は、検出した重心位置および上記切断刃校正データを用いて切断テーブル51を回転あるいは平行移動させることにより、検査テーブル11からの搬送中のずれおよび切断刃181の位置ずれを補正するようにセラミックシート積層体100の位置を調整する。
セラミックシート積層体100の位置調整が終わると、図9に示すように、切断刃181が第1方向の最初の切断位置である切断位置123a近傍に配置されるように切断テーブル51を移動する(ステップ236)。この位置で、マーク認識カメラ57により、切断マーク145a近傍を撮像し、マーク認識カメラ55により切断マーク145c近傍を撮像し(ステップ237)、画像情報を切断部画像処理装置53に送出する。切断部画像処理装置53は、画像情報を基に切断マーク145aの重心183a、および切断マーク145cの重心183cを算出する(ステップ238)。
切断部画像処理装置53(図3)は、検査部10から入力された相対切断位置D1、D4を示す切断データ、および切断部画像処理装置53で算出した切断マーク145a、145cの重心位置のデータを基にして、切断位置123aを算出する(ステップ239)。この切断位置123aに切断刃181が配置されるように切断テーブル51を平行移動および回転させて補正し(ステップ240)、切断を実行する(ステップ241)。検査個数分の内部電極に関する算出が終了していない場合には(ステップ242:NO)ステップ237に戻り、図10のように、次の切断位置123bに切断刃181が配置されるように切断テーブル51の位置を調整し、マーク認識カメラ55、57が撮像する画像および検査部10からの切断データに基づき切断位置123bを算出し、切断を実行する。同様の処理を第1方向のすべての切断個数が終了するまで繰り返す(ステップ242)。
切断個数分の処理が終了すると(ステップ242:YES)、切断テーブル51を90度回転させ(ステップ243)、第2方向の最初の切断位置となる撮像位置、例えば、マーク認識カメラ55、57がそれぞれ辺157、161に沿って配置された切断マーク145を撮像する位置にさらに切断テーブル51を移動する(ステップ244)。検査テーブル11における第2方向の処理と同様、例えばマーク認識カメラ55により切断マーク145eを撮像し、マーク認識カメラ57により切断マーク145dを撮像し、画像情報を切断部画像処理装置53に送出する(ステップ245)。切断部画像処理装置53は、画像情報を基に切断マーク145e、145dの重心を算出する(ステップ246)。切断部画像処理装置53は、検査部10から入力された相対切断位置を示す切断データ、および切断部画像処理装置53で算出した切断マーク145e、145dの重心位置のデータを基にして、切断位置125(図9)を算出する(ステップ247)。切断位置125に切断刃181が配置されるように切断テーブル151を平行移動および回転させて補正し(ステップ248)、切断を実行する(ステップ249)。切断個数が終了するまで、所定のピッチで切断テーブル51を第2方向に移動させ、ステップ245からステップ249までの処理を繰り返す。以上の処理により、セラミックシート積層体100がチップ状素子130に切断されることになる(ステップ250)。
切断個数が終了すると(ステップ250:YES)、セラミックシート積層体100を切断テーブル51から排出し(ステップ251)、ステップ105(図1(a))の水バレル処理に進む(ステップ252)。このとき、4辺157、159、161、163のいずれかを含むチップ状素子はダミー電極である内部電極141を含むため、内部電極142のみを含む他のチップ状素子に比べて、大きさが大きい場合がある。よって、所定の大きさのふるいにかけるなどの処理をして、素子の大きさを選別することが好ましい。
以上詳細に説明したように、上記セラミックシート積層体100の切断方法および切断装置によれば、切断時に直接内部電極141を観察する必要がなく、切断マーク145のみを撮像しながら切断データに基づいて切断を行うことができる。よって、切断精度を向上させることができる。また、切断マーク145は内部電極141に比べて検出が容易であり、さらに確実に精度よく切断を行うことが可能になる。
切断部50においては、内部電極141を撮像するカメラが必要なく、端面151のみを撮像できればよいので、セラミックシート積層体100の側面近傍にカメラを配置しなくてよい。よって、カメラに切りくずなどが付着して画像の鮮明度が低下して切断位置の決定に悪影響を及ぼす心配がない。さらにこのような構成により、側面からセラミックシート積層体100を固定することも可能になり、さらに精度よく切断を実行することができる。
また、検査部10において切断データを算出し、切断部50において切断を行うので、切断データの算出と切断とを並行して実行することが可能になる。よって、生産効率を向上させることができる。
切断実行前には、切断部50において切断刃181の校正を行うので、切断テーブル51からの熱や気温の変化による切断刃181の不規則な変形により切断精度が悪化するのを防止することができる。
さらに、上記セラミックシート積層体の切断方法および切断装置により製造されたチップ状素子130に外部電極133を形成することで、上記作用および効果を奏するセラミック電子部品135を製造することが可能である。
尚、本発明のセラミックシート積層体の切断方法および切断装置は、上述した実施の形態に限定されず、請求項に記載した範囲内で種々の変形や改良が可能である。
例えば、図2に示したコンデンサに代えて、例えば、図11に示すように、コイル部品を形成することもできる。このチップ状コイル330は、切断したセラミックシート121と、セラミックシート121に電析メッキ膜315よりなるコイル巻きパターン313a、スルーホールパターン313b、引き出しパターン313c等を形成したシート317を適宜順次積層して形成されている。このほかにも、電極パターンを変更することで、インダクタ、バリスタ、サーミスタ、あるいはそれらの複合部品等を形成することもできる。
また、ターゲットマーク143、切断マーク145の形態、個数については上記実施の形態に限定されず、他の形態、個数でもよい。
切断位置123bの相対切断位置を算出する際、切断マーク145aからの距離として算出したが、切断マーク145bからの距離として算出するようにしてもよく、基準とする切断マークについては適宜選択することが可能である。
切断マーク145、内部電極141を撮像して切断位置を算出する方法については、上記方法では、切断箇所1箇所ずつについて切断マーク145に対する相対切断位置を算出しているが、例えば同一の工程により製造された多くのセラミックシート積層体100について切断データを算出し、算出された切断データを統計処理することで相対切断位置の標準値を求め、標準値にしたがって例えば一定ピッチ間隔で自動的に切断するなど、処理工程を変形することもできる。
本発明のセラミックシート積層体の切断方法および切断装置は、セラミック電子部品などの製造に適用することができる。
本発明の一実施の形態によるセラミック電子部品の製造方法を示す図であり、(a)は製造方法を示すフローチャート、(b)はチップ状素子の製造を示す概念斜視図、(c)はチップ状素子を示す概念図、(d)は外部電極が設けられたセラミック電子部品を示す概略図。 本発明の一実施の形態によるセラミック電子部品の製造方法におけるチップ状素子の構成を示す分解斜視図。 本発明の一実施の形態によるセラミックシート積層体の切断装置を示すブロック図。 本発明の一実施の形態によるセラミック電子部品の製造方法におけるセラミックシート積層体の検査工程を示すフローチャート。 本発明の一実施の形態によるセラミック電子部品の製造方法におけるセラミックシート積層体の検査工程を説明する概略図。 本発明の一実施の形態によるセラミック電子部品の製造方法におけるセラミックシート積層体の検査工程を説明する概略部分斜視図。 本発明の一実施の形態によるセラミック電子部品の製造方法におけるセラミックシート積層体の切断工程を示すフローチャート。 本発明の一実施の形態によるセラミック電子部品の製造方法における切断刃の校正方法を示す概略図。 本発明の一実施の形態によるセラミック電子部品の製造方法におけるセラミックシート積層体の切断工程を説明する概略部分斜視図。 本発明の一実施の形態によるセラミック電子部品の製造方法におけるセラミックシート積層体の切断工程を説明する概略部分断面図。 本発明の一実施の形態の変形例によるセラミック電子部品の製造方法におけるチップ状素子の構成を示す分解斜視図。
符号の説明
1 セラミックシート積層体の切断装置
10 検査部
11 検査テーブル
13 検査部画像処理装置
15、17、55、57 マーク認識カメラ
19、21 側面認識カメラ
30 通信ライン
51 切断テーブル
53 切断部画像処理装置
100 セラミックシート積層体
120 セラミックシート
123、125 切断位置
145 切断マーク
147 重心
D1 相対切断位置

Claims (8)

  1. 内部電極とセラミックシートとが交互に積層され、積層方向の互いに対向する端面と、該端面と略直交し互いに対向する第1側面および第2側面とを有し、少なくとも該第1側面には該内部電極の一部が露出する電極露出部を有する積層体を準備する積層体準備工程と、
    少なくとも一方の該端面に複数の位置決めマークを形成するマーク形成工程と、
    該位置決めマークと該電極露出部との相対位置を検出し、検出した該相対位置に応じて、該位置決めマークを基準とした相対切断位置を算出する切断位置算出工程と、
    該位置決めマークの位置と算出された該相対切断位置とに応じた切断位置で該積層体を切断する切断工程とを有し、
    該位置決めマークは、該端面と該第1側面との境界をなす第1辺に沿って等間隔に設けられ、
    該切断位置算出工程は、該第1側面に沿った方向において隣り合う該電極露出部同士の最短距離を規定する一方の該電極露出部の一端と他方の該電極露出部の一端との中間点を算出する工程と、該中間点から該第1側面に沿った方向における該中間点の近傍の該位置決めマークまでの距離を該相対切断位置として算出する工程とを有し、
    該切断工程では、該位置決めマークを撮像して該位置決めマークの表示位置を検出する表示位置検出工程と、該表示位置と該位置決めマークについての該相対切断位置とから切断位置を算出する工程と、該切断位置において切断する切断実行工程と、を該第1側面に沿って各該位置決めマークについて行うことを特徴とするセラミックシート積層体の切断方法。
  2. 該位置決めマークは、該端面と該第2側面との境界をなす第2辺に沿って等間隔に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のセラミックシート積層体の切断方法。
  3. 該電極露出部は、該第1辺及び該第2辺に沿って略等間隔に第1側面及び第2側面において露出していることを特徴とする請求項2に記載のセラミックシート積層体の切断方法。
  4. 該切断工程では該切断実施工程の前に、該積層体の端面に切断痕をつける工程と、該切断痕を利用して該積層体に対する該切断痕の傾き及び位置ずれを切断刃校正データとして算出する工程とを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載のセラミックシート積層体の切断方法。
  5. 該切断工程では該切断実施工程の前に、該切断刃校正データを用いて該積層体の位置を調整する工程を行うことを特徴とする請求項4記載のセラミックシート積層体の切断方法。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一記載のセラミックシート積層体の切断方法を有することを特徴とするセラミック電子部品の製造方法。
  7. 内部電極とセラミックシートとが交互に積層され、積層方向の互いに対向する端面と、該端面と略直交し互いに対向する第1側面および第2側面とを有し、少なくとも該第1側面には該内部電極の一部が露出する電極露出部を有し、端面の少なくとも一方には、複数の位置決めマークが形成されている積層体の、該位置決めマークの位置を第1位置として検出する第1検出部と、
    該電極露出部の位置を第2位置として検出する電極検出部と、
    該第1位置および該第2位置に基づき相対切断位置を決定する切断位置決定部と、
    切断時の該位置決めマークの位置を第3位置として検出する第2検出部と、
    該第3位置を基準として該相対切断位置に応じた切断位置で該積層体を切断する切断部とを有し、
    該位置決めマークは、該端面と該第1側面との境界をなす第1辺に沿って等間隔に設けられ、
    該電極検出部では、該第1側面に沿った方向において隣り合う該電極露出部同士の最短距離を規定する一方の該電極露出部の一端と他方の該電極露出部の一端との中間点を第2位置として検出し、
    該切断位置決定部では、該中間点から該第1側面に沿った方向における該中間点の近傍の該位置決めマークまでの距離を該相対切断位置として算出し、
    該切断部は、該位置決めマークを撮像して該位置決めマークの表示位置を検出する表示位置検出工程と、該表示位置と該位置決めマークについての該相対切断位置とから切断位置を算出する工程と、該切断位置において切断する切断実行工程と、を該第1側面に沿って各該位置決めマークについて行うことを特徴とするセラミックシート積層体の切断装置。
  8. 該第1検出部および該電極検出部を備えた第1ステージと、
    該第2検出部および該切断部を備え該第1ステージと分離した第2ステージとを有することを特徴とする請求項7に記載のセラミックシート積層体の切断装置。
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