JP4403697B2 - 位置決めマーク検出装置、カット装置および位置決めマーク検出方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、位置決めマーク検出装置、カット装置および位置決めマーク検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
積層セラミックコンデンサなどの積層セラミック電子部品の製造は、複数の内部電極をマザーのセラミックグリーンシートの表面に印刷する工程と、このマザーのセラミックグリーンシートを複数枚積層し、これを加圧密着させて未焼成のセラミック積層ブロックを形成するプレス成形工程と、セラミック積層ブロックを内部電極の配置に合わせてカットし、個々の積層セラミックチップを切り出すカット工程と、カットした積層セラミックチップを焼成する工程と、焼成した積層セラミックチップに外部電極を形成する工程とを順次経て行われる。
【0003】
ところで、セラミック積層ブロックを所定の位置でカットして積層セラミックチップを切り出すために、セラミックグリーンシートに複数の内部電極を印刷する工程で、カットの位置決め用の印刷マークも印刷している。そして、このセラミックグリーンシートを複数枚積層、圧着して、複数の印刷マークからなる位置決めマークを端面に露出させたセラミック積層ブロックを形成する。次に、この位置決めマークをCCDカメラなどで撮像して検出することにより、カットの位置を正確に決め、個々の積層セラミックチップを切り出している(特許文献1参照)。
【0004】
図19は、CCDカメラで撮像されたセラミック積層ブロックの位置決めマークの画像を模式的に示したものである。図19において、121はセラミック積層ブロックの端面を表示し、122a,122bは背景を表示している。位置決めマーク123a〜123fは、セラミック積層ブロックの厚み方向に並設されている。背景122a,122bや位置決めマーク123a〜123fは、セラミック積層ブロックの端面121よりも相対的に色濃度が高い。
【0005】
位置決めマーク123a〜123fは色濃度差により二値化された後、位置決めマーク123a〜123f毎に外接長方形と面積が計算される。外接長方形の横方向の長さが予め設定された所定長さ以上かつ面積が予め設定された値以上のマークをマーク候補として選択する。さらに、選択された各マーク候補に外接する長方形を所定の大きさに拡大してなる外接拡大長方形を計算する。次に、外接拡大長方形同士が重なり合っているマーク候補同士を1のグループとして、全マーク候補がグループ分けされる。
【0006】
次に、得られたグループ内の全マーク候補の面積の和が最大のグループを選択し、カット用位置決めマークグループと決定する。決定された位置決めマークグループに含まれている全カット用位置決めマークの最左端A及び最右端Bの中点位置Cを計算し、この中点位置Cから所定距離離れた位置Dをカットする。
【0007】
【特許文献1】
特開平4−188006号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、特許文献1に記載の位置決めマーク検出方法は、図19の画像を二値化してから処理するため、位置決めマーク部分と非マーク部分間で明暗のコントラストがないと、カット位置検出ができなかった。また、コントラストがとれたとしても、セラミック積層ブロックの材料変更や表面の汚れにより光の反射率が変わる場合や、長期使用での光源の劣化により光量が変わる場合、その都度、二値化しきい値の再設定が必要になるという問題があった。さらに、従来技術では、位置決めマークの面積と長さによりマーク部分と非マーク部分を識別するため、位置決めマークの長さや面積が変わるたびに条件設定を変更する必要があった。
【0009】
また、電子部品の能力向上のためセラミックグリーンシートの厚みが薄くなってきているが、このような場合、セラミック積層ブロックの厚み方向において印刷マーク同士間の距離が小さくなり、図20に示すように印刷マーク同士が分離できないほど近接して一つの塊となった位置決めマーク123の中点位置を検出しなければならない。このため、従来技術では検出候補が一箇所のみとなり、図20に示すように、ごみ130の付着で中点位置Cが本来検出すべき位置Eとは異なる位置にずれることがあった。あるいは、図21に示すように、撮像面のハレーションで画像の一部が白くなって位置決めマーク123に見掛け上の欠け131ができ、面積不足で位置決めマーク123をごみと見倣して検出対象から外してしまうことがあった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、従来と比べて条件設定の変更が少なく、かつ、位置決めマークの形状によらずゴミやハレーション等の外乱に強い正確な位置検出ができる位置決めマーク検出装置、カット装置および位置決めマーク検出方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段および作用】
前記目的を達成するため、第1の発明は、複数の内部電極が形成されており、かつ端面に前記内部電極に対し所定の位置関係を有するように設けられた位置決めマークを有したセラミック積層ブロックの位置決めマーク検出装置であって、前記セラミック積層ブロックを載置して固定するためのテーブルと、前記セラミック積層ブロックに設けた位置決めマークを撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像された位置決めマークの画像から位置決めマークを検出する検出手段と、予め撮像された位置決めマークの画像の両側のそれぞれにおいてマーク部分と非マーク部分を含む領域を登録画像として記憶するとともに、それぞれの前記登録画像内の特定位置を代表点として記憶するための記憶手段と、前記セラミック積層ブロックに設けた位置決めマークの撮像画像を複数の領域に分割し、該領域毎に二つの前記登録画像それぞれに対し正規化相関値が所定の値以上かつ最大となる部分を求め、該部分に対し前記登録画像内の代表点に対応する点を検出候補点として前記記憶手段に記憶させ、該検出候補点のうち水平位置が所定値以上異なる検出候補点を除外し、残った検出候補点のうち最左端の候補点の水平位置と最右端の候補点の水平位置との中間位置を求め、二つの前記登録画像により求めた二つの中間位置の更に中間位置を求めて位置決めマークの中間位置とする演算手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
また、第2の発明は、複数の内部電極が形成されており、かつ端面に前記内部電極に対し所定の位置関係を有するように設けられたカット用位置決めマークを有したセラミック積層ブロックを、前記カット用位置決めマークを基準にして所定のサイズ毎にカットして積層セラミックチップを切り出す積層セラミック電子部品のカット装置であって、前記セラミック積層ブロックを載置して固定するためのテーブルと、前記テーブルの上方に配置されたカット手段と、前記セラミック積層ブロックに設けたカット用位置決めマークを撮像する撮像手段と、前記撮像手段によって撮像されたカット用位置決めマークの画像からカット用位置決めマークを検出する検出手段と、予め撮像されたカット用位置決めマークの画像の両側のそれぞれにおいてマーク部分と非マーク部分を含む領域を登録画像として記憶するとともに、それぞれの前記登録画像内の特定位置を代表点として記憶するための記憶手段と、前記セラミック積層ブロックに設けたカット用位置決めマークの撮像画像を複数の領域に分割し、該領域毎に二つの前記登録画像それぞれに対し正規化相関値が所定の値以上かつ最大となる部分を求め、該部分に対し前記登録画像内の代表点に対応する点を検出候補点として前記記憶手段に記憶させ、該検出候補点のうち水平位置が所定値以上異なる検出候補点を除外し、残った検出候補点のうち最左端の候補点の水平位置と最右端の候補点の水平位置との中間位置を求め、二つの前記登録画像により求めた二つの中間位置の更に中間位置を求めてカット用位置決めマークの中間位置とする演算手段とを備え、前記カット用位置決めマークの中間位置もしくは該中間位置から所定距離離れた位置を、前記カット手段でカットすること、を特徴とする。
【0015】
さらに、第3の発明は、複数の内部電極が形成されており、かつ端面に前記内部電極に対し所定の位置関係を有するように設けられた位置決めマークを有したセラミック積層ブロックの位置決めマーク検出方法であって、予め位置決めマークを撮像し、該位置決めマークの画像の両側のそれぞれにおいてマーク部分と非マーク部分を含む領域を登録画像として記憶するとともに、それぞれの前記登録画像内の特定位置を代表点として記憶しておき、位置決めされることが予定されているセラミック積層ブロックに設けた位置決めマークの撮像画像を複数の領域に分割し、該領域毎に二つの前記登録画像それぞれに対し正規化相関値が所定の値以上かつ最大となる部分を求め、該部分に対し前記登録画像内の代表点に対応する点を検出候補点として記憶し、該検出候補点のうち水平位置が所定値以上異なる検出候補点を除外し、残った検出候補点のうち最左端の候補点の水平位置と最右端の候補点の水平位置との中間位置を求め、二つの前記登録画像により求めた二つの中間位置の更に中間位置を求めて位置決めマークの中間位置とすることを特徴とする。
【0016】
本発明によれば、撮像画像を二値化せず、正規化相関値を基にパターンマッチングを行うため、低コントラストの撮像画像でも安定して検出が可能である。セラミック積層ブロックの材料変更や表面の汚れにより光の反射率が変わる場合や、長期使用での光源の劣化により光量が変わる場合でも、パターンマッチング条件の設定の変更なしで安定して位置検出ができる。位置決めマークの両側のみを用いるため、位置決めマークの長さや面積がばらついたり変化したりしても、パターンマッチング条件設定変更なしで安定して位置検出ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る位置決めマーク検出装置、カット装置および位置決めマーク検出方法の実施形態について添付図面を参照して説明する。本実施形態では、積層コンデンサを例にして説明するが、積層インダクタ、積層LC複合部品、多層デバイス、多層基板などの積層セラミック電子部品であってもよいことは言うまでもない。
【0018】
[装置の概略構成、図1および図2]
積層セラミックコンデンサの製造は、一般に、多数の内部電極を表面に設けたマザーのセラミックグリーンシートを複数枚積層し、これを加圧密着させて未焼成のセラミック積層ブロックを形成するプレス成形工程と、セラミック積層ブロックを内部電極の配置に合わせてカットし、個々の積層セラミックチップを切り出すカット工程と、カットした積層セラミックチップを焼成する工程と、焼成した積層セラミックチップに外部電極を形成する工程とを順次経て行われる。
【0019】
ここにカット工程は、図1にシステム構成が示され、図2に機械構成が示されているカット装置1を用いて行う。カット装置1は、メモリ2と、演算部(CPU)3と、マーク位置検出部4と、CCDカメラ5a,5bと、表示部(CRTなどのディスプレイ)6と、データ入力部(キーボードやマウス)7と、モータ制御部8と、カット手段駆動用モータ9と、テーブル平行駆動用モータ10と、テーブル回転駆動用モータ11と、カット刃22と、テーブル21などにて構成されている。
【0020】
メモリ2は、被カット部材であるセラミック積層ブロックをカットするためのデータを主として登録するためのものである。演算部(CPU)3は、メモリ2に登録しておいたデータを用いて算出することにより、位置決めマークの中間位置を求める。
【0021】
マーク位置検出部4は、CCDカメラ5a,5bに接続されており、CCDカメラ5a,5bにより撮像されたカット用位置決めマークに基づいて位置検出を行う。検出データはメモリ2や演算部3に送られる。
【0022】
オペレータは、表示部(CRT)6に映し出された画面を見ながら、データ入力部(キーボードやマウス)7によって所定のデータを入力する。
【0023】
モータ制御部8は、モータ9,10,11に接続しており、演算部3からの指令により適当なモータ9,10,11を駆動する。カット手段駆動用モータ9はカット刃22を矢印K1方向に移動させる。テーブル平行駆動用モータ10はテーブル21を矢印K2方向に平行移動させる。テーブル回転駆動用モータ11はテーブル21を矢印K3方向に回転移動させる。
【0024】
[位置決めマーク検出方法およびカット装置の動作の第1実施形態、図3〜図11]
次に、カット装置1の動作をセラミック積層ブロックのカット手順とともに説明する。図3は積層セラミック電子部品(本実施形態では、積層セラミックコンデンサ)製造用のマザーのセラミックグリーンシートの一例を示す平面図である。このマザーのセラミックグリーンシート25には、後の工程で切り出される複数の積層セラミックコンデンサ用内部電極26と、カット位置検出用電極28(補強用ダミーパターンとしても機能している)が印刷されている。図3におけるグリーンシート25の上下端縁に形成されている電極28は、Y方向にカット刃22を移動させる際の位置決め検出用のものである。X方向にカット刃22を移動させる際の位置決め検出用には、グリーンシート25の左右端縁に形成されているコンデンサ用内部電極26が利用される。この内部電極26は左右端縁においてその長手方向端部をカットされた状態で左右端縁に露出している。
【0025】
カット位置検出用電極28はY方向が長手方向となる矩形状を有し、長手方向の寸法は一つの内部電極26の長手方向の寸法よりも大きい。検出用電極28の長手方向の寸法は、本実施形態では二つの内部電極26の長手方向の寸法よりも大きくされている。さらに、三つ以上の複数の内部電極26の長手方向の寸法よりも大きくしてもよい。
【0026】
X方向については左右端縁に形成した内部電極26がカット位置検出用電極となっているが、X方向においても別途カット位置検出用電極を設けてもよい。
【0027】
このセラミックグリーンシート25を複数枚積み重ね、圧着して、図4に示すようなセラミック積層ブロック30を形成する(上下には内部電極の形成されていないセラミックグリーンシートが積層されている)。セラミック積層ブロック30の左右端面には、コンデンサ用内部電極26が帯状にかつ厚み方向に並設された状態で露出している(図4のM1の部分参照)。そして、コンデンサ用内部電極26が帯状に露出している部分M1に挟まれた部分、すなわちコンデンサ用内部電極26の露出していない部分27がX方向のカットの位置決めマークとして機能する。
【0028】
セラミック積層ブロック30の手前側および奥側の端面には、カット位置検出用電極28が帯状にかつ厚み方向に並設された状態で露出している(図4のM2の部分参照)。そして、カット位置検出用電極28が帯状に露出している部分M2に挟まれた部分、すなわちカット位置検出用電極28の露出していない部分29がY方向のカットの位置決めマークとして機能する。
【0029】
露出していない部分29はY方向の寸法がカット位置検出用電極28の寸法よりも小さく、X方向において内部電極26の間に位置するように設けられている。
【0030】
カットされるセラミック積層ブロック30は、図2に示されているカット装置1のテーブル21上に配置され、必要に応じて図示しない基準ガイドにより固定される。
【0031】
カット装置1のメモリ2には、予め位置決めマーク29(又は27)を撮像し、図5に示すように、該位置決めマーク29の両側のそれぞれにおいて抽出した、位置決めマーク部分29aと非位置決めマーク部分M2aを含む第1登録画像35と第2登録画像36が記憶されている。さらに、各登録画像35,36内の特定位置、言い換えると、位置決めマーク部分29aと非位置決めマーク部分M2aの境界位置が代表点P1,P2として記憶されている。
【0032】
このとき、セラミックグリーンシート25が薄い場合、コンデンサ用内部電極26やカット位置検出用電極28が帯状に露出している部分M1,M2を通常のCCDカメラ5a,5bで撮像すると、図5に示すような一つの四角形の塊として見える。なお、図5はセラミック積層ブロック30の端面を表示しており、32a,32bは背景である。
【0033】
さて、カット装置1のテーブル21上にセラミック積層ブロック30が固定されると、演算部3は、メモリ2に登録されたカット開始位置のデータに基づいて、モータ制御部8に指令を出す。指令を受けたモータ制御部8は、テーブル平行駆動用モータ10およびテーブル回転駆動用モータ11を稼動させ、テーブル21を所望の位置に移動させる。演算部3は、テーブル21の移動完了信号をモータ制御部8から受け取ると、マーク位置検出部4に指令を出す。マーク位置検出部4はCCDカメラ5a又は5bでカット装置1のテーブル21上に固定されたセラミック積層ブロック30の端面を撮像し、図6に示すような位置決めマーク29を含んだ画像を得る。撮像画像はディスプレイ6に表示される。次に、演算部(CPU)3は、撮像画像をセラミック積層ブロックの厚み方向に並設する四つの領域31a〜31dに分割し、領域31a〜31dごとに前記第1および第2登録画像35,36それぞれに対し正規化相関値が所定の値以上かつ最大となる部分(部分画像)35A,36Aを算出する。
【0034】
なお、テーブル21を移動させる代わりに、カット刃22を移動させてもよく、この両者が相対的に移動可能であればよい。
【0035】
正規化相関値は、2次元画像処理のパターンマッチングの分野で周知のものである。具体的には、登録画像35,36とマッチング対象である各領域31a〜31dの部分画像(登録画像35,36と同じサイズに切り出された部分画像)35A,36Aとの濃度値の相互演算により求まる値である。この正規化相関値が大きいほど濃度分布が一致している、すなわち画像の一致度が高いとみなせる。
【0036】
こうして各領域31a〜31dごとに算出された部分画像35Aに対し、第1登録画像35内の代表点P1に対応する点を検出候補点P1(A),P1(B),P1(C),P1(D)とし、それぞれの座標値をメモリ2に記憶する。同様に、各領域31a〜31dごとに算出された部分画像36Aに対し、第2登録画像36内の代表点P2に対応する点を検出候補点P2(A),P2(B),P2(C),P2(D)とし、それぞれの座標値をメモリ2に記憶する。
【0037】
次に、図7に示すように、第1登録画像35から求めた全ての検出候補点P1(A)〜P1(D)を検出候補点群Gとし、第2登録画像36から求めた全ての検出候補点P2(A)〜P2(D)を検出候補点群Hとする。このとき、検出候補点群Gの中で、他の検出候補点の水平位置(水平座標)と所定値以上異なる水平位置(水平座標)をもつ検出候補点を除外する。検出候補点群Hに対しても同様の処理を行う。
【0038】
実際の位置決めマーク部分29と非位置決めマーク部分M2の境界線は、図8に示すように、通常、凹凸している。従って、検出候補点群Gに対し、最左端の検出候補点の水平位置(水平座標)Iと、最右端の検出候補点の水平位置(水平座標)Jを求め、その中間位置S(=(I+J)/2)を算出する。同様に、検出候補点群Hに対しても、最左端の検出候補点の水平位置(水平座標)Iと、最右端の検出候補点の水平位置(水平座標)Jを求め、その中間位置T(=(I+J)/2)を算出する。
【0039】
次に、図9に示すように、第1および第2登録画像35,36を利用して得られた中間位置SとTのさらに中間位置U(=(S+T)/2)を算出する。そして、この中間位置Uをカット位置とし、この中間位置Uの検出位置データを演算部3に送る。
【0040】
演算部3は、受け取った検出位置データに基づいて、モータ制御部8に指令を出す。指令を受けたモータ制御部8は、テーブル平行駆動用モータ10およびテーブル回転駆動用モータ11を稼動させ、正確なカット位置へテーブル21を微移動させてカットの位置決め補正を行う。演算部3は、カットの位置決め補正完了信号をモータ制御部8から受け取ると、モータ制御部8に指令を出し、カット手段駆動用モータ9とテーブル平行駆動用モータ10を稼動させてセラミック積層ブロック30をカットしていく。つまり、カット装置1は、カット開始位置からカットし始め、カット刃22によってセラミック積層ブロック30を1カットする毎に、1チップ寸法だけテーブル21を移動させる。こうして、セラミック積層ブロック30のY方向のカットが終了すると、テーブル回転駆動用モータ11を稼動させてテーブル21を90度回転させた後、X方向のカットを同様にして行う。
【0041】
以上のように、カット装置1は、CCDカメラ5a,5bで撮像した画面を、四つの領域31a〜31dに分割し、各領域31a〜31d毎にパターンマッチングにより検出候補点P1(A)〜P1(D),P2(A)〜P2(D)を求めるので、位置決めマーク29の形状によらず複数の検出候補点を得ることができる。従って、ごみやハレーションによって検出位置が異常である検出候補点を、他の領域の検出候補点の検出位置との比較により排除することができ、位置決めマーク29の正確な位置検出が可能となる。
【0042】
具体的に図10及び図11を参照して説明する。図10に示すごみ40の付着や、図11に示すハレーションによる位置決めマーク29の見掛け上の欠け41で領域31bの検出候補点P2(B)の水平位置は、他の領域31a,31c,31dの検出候補点P2(A),P2(C),P2(D)の水平位置とは大きく異なる。しかし、本発明の位置決めマーク検出方法では、水平位置が他の検出候補点と所定値以上異なる検出候補点は排除するので、検出候補点P2(B)の水平位置は演算から除外される。従って、残った検出候補点P2(A),P2(C),P2(D)だけで検出候補点群Hの中間位置Tを正確に算出することができる。
【0043】
また、正規化相関によるパターンマッチングを行うので、光量変動に強く、低コントラストの撮像画像でも位置決めマーク29の位置検出が可能である。具体的には、セラミック積層ブロック30の材料変更や表面の汚れにより光の反射率が変わる場合や、長期使用での光源の劣化により光量が変わる場合でも、パターンマッチングの条件の設定変更なしで安定して位置決めマーク29の位置検出ができる。
【0044】
さらに、位置決めマーク29の左右両側部分のみを検出に用いるので、位置決めマーク29の長さや面積がばらついたり、変化したりしても、パターンマッチングの条件設定を変更することなく、位置決めマーク29の位置検出ができる。
【0045】
なお、前記第1実施形態では、最左端の検出候補点と最右端の検出候補点の中間位置を求めるのに、最左端の検出候補点の水平位置と最右端の検出候補点の水平位置の平均を求めているが、所定値以上の全候補点の水平位置の平均を求め、これを中間位置としてもよい。このことは、以下に説明する第2および第3実施形態でも同様である。
【0046】
[位置決めマーク検出方法およびカット装置の動作の第2実施形態、図12〜図16]
図12は積層セラミックコンデンサ製造用のマザーのセラミックグリーンシートの別の例を示す平面図である。このセラミックグリーンシート50には、複数のコンデンサ用内部電極26とカット位置検出用電極51が印刷されている。
【0047】
このセラミックグリーンシート50を複数枚積み重ね、圧着して、図13に示すようなセラミック積層ブロック60を形成する(上下には内部電極の形成されていないセラミックグリーンシートが積層されている)。セラミック積層ブロック60の左右端面には、コンデンサ用内部電極26が帯状にかつ厚み方向に並設された状態で露出している(図13のM1の部分参照)。このコンデンサ用内部電極26が帯状に露出している部分M1が、X方向のカット位置決めマークとして機能する。
【0048】
セラミック積層ブロック60の手前側および奥側の端面には、カット位置検出用電極51が帯状にかつ厚み方向に並設された状態で露出している(図13のM2の部分参照)。このカット位置検出用電極51が帯状に露出している部分M2が、Y方向のカット位置決めマークとして機能する。
【0049】
カット位置検出用電極51はY方向が短手方向(幅方向)となる矩形状を有し、短手方向の寸法は一つの内部電極の長手方向の寸法よりも小さく、Y方向において内部電極26の間に位置するように設けられている。
【0050】
カット装置1のメモリ2には、予め位置決めマークM2(又はM1)を撮像し、図14に示すように、該位置決めマークM2の両側のそれぞれにおいて抽出した、位置決めマーク部分M2aと非位置決めマーク部分52を含む第1登録画像65と第2登録画像66が記憶されている。さらに、位置決めマーク部分M2aと非位置決めマーク部分52の境界位置が代表点P1,P2として記憶されている。
【0051】
カット装置1のテーブル21上に固定された、カットが予定されているセラミック積層ブロック60の端面をCCDカメラ5a,5bで撮像し、図15に示すような位置決めマークM2を含んだ画像を得る。撮像画像はディスプレイ6に表示される。次に、演算部(CPU)3は、撮像画像を四つの領域61a〜61dに分割し、領域61a〜61dごとに前記第1および第2登録画像65,66それぞれに対し正規化相関値が所定の値以上かつ最大となる部分(部分画像)65A,66Aを算出する。
【0052】
こうして各領域61a〜61dごとに算出された部分画像65A,66Aに対し、第1および第2登録画像65,66内の代表点P1,P2に対応する点を検出候補点P1(A)〜P1(D),P2(A)〜P2(D)とし、それぞれの座標値をメモリ2に記憶する。
【0053】
次に、図16に示すように、第1登録画像65から求めた全ての検出候補点P1(A)〜P1(D)を検出候補点群Gとし、第2登録画像66から求めた全ての検出候補点P2(A)〜P2(D)を検出候補点群Hとする。このとき、検出候補点群Gの中で、他の検出候補点の水平位置(水平座標)と所定値以上異なる水平位置(水平座標)をもつ検出候補点を除外する。検出候補点群Hに対しても同様の処理を行う。
【0054】
実際の位置決めマーク部分M2と非位置決めマーク部分52の境界線は、図16に示すように、通常、凹凸している。従って、検出候補点群Gに対し、最左端の検出候補点の水平位置(水平座標)Iと、最右端の検出候補点の水平位置(水平座標)Jを求め、その中間位置S(=(I+J)/2)を算出する。同様に、検出候補点群Hに対しても、最左端の検出候補点の水平位置(水平座標)Iと、最右端の検出候補点の水平位置(水平座標)Jを求め、その中間位置T(=(I+J)/2)を算出する。
【0055】
次に、第1および第2登録画像65,66を利用して得られた中間位置SとTのさらに中間位置U(=(S+T)/2)を算出する。そして、この中間位置Uから所定の距離離れた位置をカット位置とし、この中間位置Uの検出位置データを演算部3に送る。
【0056】
このような第2実施形態の位置決めマーク検出方法は前記第1実施形態の位置決めマーク検出方法と同様の作用効果を奏する。
【0057】
[位置決めマーク検出方法の第3実施形態、図17および図18]
セラミックグリーンシートの表面に形成されているカット位置検出用電極の厚みが大きい場合には、図17に示すように、位置決めマーク83a〜83fがセラミック積層ブロック80の厚み方向に並設されている撮像画面が得られる。このような場合、位置決めマーク83a〜83fの両側のそれぞれにおいて一つ抽出した、位置決めマーク部分と非位置決めマーク部分を含む第1登録画像85と第2登録画像86をカット装置1のメモリ2に記憶させておく。
【0058】
そして、カット装置1のテーブル21上に固定された、カットが予定されているセラミック積層ブロック80の端面をCCDカメラ5a,5bで撮像し、図18に示すような位置決めマーク83a〜83fを含んだ画像を得る。この撮像画像を六つの領域81a〜81fに分割し、領域81a〜81fごとに前記第1および第2登録画像85,86それぞれに対し正規化相関によるパターンマッチングを行う。この後、前記第2実施形態と同様の手順でカット位置を検出することが可能である。
【0059】
[他の実施形態]
なお、本発明に係る位置決めマーク検出装置、カット装置および位置決めマーク検出方法は、前記実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。
【0060】
被カット部材のセラミック積層ブロックは、未焼成状態のものでもよいし、焼結状態のものでもよい。さらに、カット手段としては、カット刃による押し切り以外に、レーザやダイシングや高速度粉体や高圧噴射水などであってもよい。
【0061】
また、本発明に係る位置決めマーク検出装置はカット装置の他に、ブレイク用溝形成装置などの任意の装置に組み込むことができる。
【0062】
また、前記実施形態では、一つの撮像画面の中には一つの位置決めマークしか撮っていないが、複数の位置決めマークを同時に撮って位置検出を行うようにしてもよい。
【0063】
また、本発明は、セラミックシートを積層して圧着することによりセラミック積層ブロックを形成するものの他に、セラミックスラリーを塗布および乾燥後、その上に必要な電極を形成する工程を繰り返してセラミック積層ブロックを形成するものにも適用することができる。
【0064】
【発明の効果】
以上の説明からも明らかなように、本発明によれば、撮像画像を二値化せず、正規化相関によるパターンマッチングを行うので、従来に比べ、位置決めマークと非マークとのコントラストを大きくとる必要がなく、低コントラストの画像でも安定して位置決めマークの認識ができる。さらに、セラミック積層ブロックの材料変更や表面の汚れにより光の反射率が変わる場合や、長期使用での光源の劣化により光量が変わる場合でも、パターンマッチング条件の設定の変更なしで安定して位置検出ができる。位置決めマークの両側のみを用いるため、位置決めマークの長さや面積がばらついたり変化したりしても、パターンマッチング条件設定変更なしで安定して位置検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカット装置のシステム構成図。
【図2】本発明に係るカット装置の要部を示す斜視図。
【図3】積層セラミック電子部品製造用のセラミックグリーンシートの一例を示す平面図。
【図4】圧着後のセラミック積層ブロックの一部外観斜視図。
【図5】本発明に係る位置決めマーク検出方法の第1実施形態を説明するための撮像画像模式図。
【図6】図5に続く手順を示す撮像画像模式図。
【図7】図6に続く手順を示す撮像画像模式図。
【図8】図7に続く手順を示す撮像画像模式図。
【図9】図8に続く手順を示す撮像画像模式図。
【図10】本発明に係る位置決めマーク検出方法による効果を説明するための撮像画像模式図。
【図11】本発明に係る位置決めマーク検出方法による効果を説明するための撮像画像模式図。
【図12】積層セラミック電子部品製造用のセラミックグリーンシートの他の例を示す平面図。
【図13】圧着後のセラミック積層ブロックの一部外観斜視図。
【図14】本発明に係る位置決めマーク検出方法の第2実施形態を説明するための撮像画像模式図。
【図15】図14に続く手順を示す撮像画像模式図。
【図16】図15に続く手順を示す撮像画像模式図。
【図17】本発明に係る位置決めマーク検出方法の第3実施形態を説明するための撮像画像模式図。
【図18】図17に続く手順を示す撮像画像模式図。
【図19】従来の位置決めマーク検出方法を説明するための撮像画像模式図。
【図20】従来の位置決めマーク検出方法による不具合を説明するための撮像画像模式図。
【図21】従来の位置決めマーク検出方法による不具合を説明するための撮像画像模式図。
【符号の説明】
1…カット装置
2…メモリ
3…演算部
4…マーク位置検出部
5a,5b…CCDカメラ
6…表示部
7…データ入力部
8…モータ制御部
9…カット手段駆動用モータ
10,11…テーブル駆動用モータ
21…テーブル
22…カット刃
26…コンデンサ用内部電極
27,29…位置決めマーク
28,51…カット位置検出用電極
30,60,80…セラミック積層ブロック
35,36,65,66,85,86…登録画像
35A,36A,65A,66A,85A,86A…部分画像
83a〜83f…位置決めマーク
M1,M2…位置決めマーク
P1,P2…代表点
P1(A)〜P1(F),P2(A)〜P2(F)…検出候補点
S,T,U…中間位置
Claims (3)
- 複数の内部電極が形成されており、かつ端面に前記内部電極に対し所定の位置関係を有するように設けられた位置決めマークを有したセラミック積層ブロックの位置決めマーク検出装置であって、
前記セラミック積層ブロックを載置して固定するためのテーブルと、
前記セラミック積層ブロックに設けた位置決めマークを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像された位置決めマークの画像から位置決めマークを検出する検出手段と、
予め撮像された位置決めマークの画像の両側のそれぞれにおいてマーク部分と非マーク部分を含む領域を登録画像として記憶するとともに、それぞれの前記登録画像内の特定位置を代表点として記憶するための記憶手段と、
前記セラミック積層ブロックに設けた位置決めマークの撮像画像を複数の領域に分割し、該領域毎に二つの前記登録画像それぞれに対し正規化相関値が所定の値以上かつ最大となる部分を求め、該部分に対し前記登録画像内の代表点に対応する点を検出候補点として前記記憶手段に記憶させ、該検出候補点のうち水平位置が所定値以上異なる検出候補点を除外し、残った検出候補点のうち最左端の候補点の水平位置と最右端の候補点の水平位置との中間位置を求め、二つの前記登録画像により求めた二つの中間位置の更に中間位置を求めて位置決めマークの中間位置とする演算手段と、
を備えたことを特徴とする位置決めマーク検出装置。 - 複数の内部電極が形成されており、かつ端面に前記内部電極に対し所定の位置関係を有するように設けられたカット用位置決めマークを有したセラミック積層ブロックを、前記カット用位置決めマークを基準にして所定のサイズ毎にカットして積層セラミックチップを切り出す積層セラミック電子部品のカット装置であって、
前記セラミック積層ブロックを載置して固定するためのテーブルと、
前記テーブルの上方に配置されたカット手段と、
前記セラミック積層ブロックに設けたカット用位置決めマークを撮像する撮像手段と、
前記撮像手段によって撮像されたカット用位置決めマークの画像からカット用位置決めマークを検出する検出手段と、
予め撮像されたカット用位置決めマークの画像の両側のそれぞれにおいてマーク部分と非マーク部分を含む領域を登録画像として記憶するとともに、それぞれの前記登録画像内の特定位置を代表点として記憶するための記憶手段と、
前記セラミック積層ブロックに設けたカット用位置決めマークの撮像画像を複数の領域に分割し、該領域毎に二つの前記登録画像それぞれに対し正規化相関値が所定の値以上かつ最大となる部分を求め、該部分に対し前記登録画像内の代表点に対応する点を検出候補点として前記記憶手段に記憶させ、該検出候補点のうち水平位置が所定値以上異なる検出候補点を除外し、残った検出候補点のうち最左端の候補点の水平位置と最右端の候補点の水平位置との中間位置を求め、二つの前記登録画像により求めた二つの中間位置の更に中間位置を求めてカット用位置決めマークの中間位置とする演算手段とを備え、
前記カット用位置決めマークの中間位置もしくは該中間位置から所定距離離れた位置を、前記カット手段でカットすること、
を特徴とするカット装置。 - 複数の内部電極が形成されており、かつ端面に前記内部電極に対し所定の位置関係を有するように設けられた位置決めマークを有したセラミック積層ブロックの位置決めマーク検出方法であって、
予め位置決めマークを撮像し、該位置決めマークの画像の両側のそれぞれにおいてマーク部分と非マーク部分を含む領域を登録画像として記憶するとともに、それぞれの前記登録画像内の特定位置を代表点として記憶しておき、
位置決めされることが予定されているセラミック積層ブロックに設けた位置決めマークの撮像画像を複数の領域に分割し、該領域毎に二つの前記登録画像それぞれに対し正規化相関値が所定の値以上かつ最大となる部分を求め、該部分に対し前記登録画像内の代表点に対応する点を検出候補点として記憶し、該検出候補点のうち水平位置が所定値以上異なる検出候補点を除外し、残った検出候補点のうち最左端の候補点の水平位置と最右端の候補点の水平位置との中間位置を求め、二つの前記登録画像により求めた二つの中間位置の更に中間位置を求めて位置決めマークの中間位置とすること、
を特徴とする位置決めマーク検出方法。
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