JP4586607B2 - 自動取引装置 - Google Patents
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また、キャンペーンメッセージを見終わったときには、画面の中に表示される「閉じる」ボタンを顧客がタッチすることにより、キャンペーンメッセージ画面の表示を中止し、勘定系の画面に戻るようになっている。(例えば、特許文献2参照。)
本発明は、キャンペーン表示の効率を高め、勘定系の通信時間を有効利用することを目的としている。
(1)自動取引装置の構成
図1は、本発明の第1の実施の形態を示す自動取引システムのブロック図であり、図2は、自動取引装置1のブロック図である。
図1において、顧客が取引のための操作を行う自動取引装置1は、ネットワーク2を介してホストコンピュータ3及びCRMシステム4に接続されている。
また、ホストコンピュータ3は、自動取引装置1からの処理依頼を受けて、預金口座管理等の金融機関業務に関する各種データ処理を行う。
また、CRMシステム4は、顧客情報を保有し顧客情報に基づき種々の情報を自動取引装置1に提供するシステムであり、顧客情報管理装置として機能する。
自動取引装置1は、操作・表示部11、カード処理部17、通帳処理部18、貨幣処理部19及びこれら各部を制御する制御部12を備えている。
ここで、操作・表示部11は、入力装置と表示装置との機能を兼ね備えるタッチパネル付き液晶ディスプレイで構成されている。
なお、表示部では、取引に必要なガイダンス(暗証番号入力指示や引出金額入力指示、カードや現金の引き取り指示など)のほか、このような取引ガイダンスの合間(入金された現金をカウントしたり、勘定系のシステムにアクセスしているような時間)に金融商品に関するメッセージや広告を含む画面を前記表示装置に表示することができるようになっている。
そして、カード処理部17は、カードが挿入されるカード挿入口を備え、該挿入口の奥には、カードを搬送する搬送装置、及び、カードの磁気ストライプやICチップから記録情報を読み取り・書き込むための磁気ヘッドや端子などが配設されている。なお、本実施の形態におけるカード処理部17は、さらに取引明細票を印刷して発行する明細票発行部も備えている。
貨幣処理部19は、紙幣を取り扱う紙幣入出金部や硬貨を取り扱う硬貨入出金部を有し、それぞれ顧客の取引に応じて貨幣の入金・出金や計数などの処理を行う。
制御部12は、CPU13、メモリ14、タイマ15などを備え、自動取引装置1の各部を制御する。また制御部12は、ネットワーク2に接続し、ホストコンピュータやCRMシステム4との間で通信を行うための通信制御部16を備えている。
CRMシステム4は、各種制御に必要な情報を記憶するメモリ42を有しCRMシステム4の各種制御を行う制御部41と、キャンペーンメッセージに関するデータを格納したCRMデータベース43と、顧客データを格納した顧客マスタデータベース44を備えている。
ここで、CRMデータベース43は、顧客別表示データ、キャンペーン画面情報等を格納し、顧客マスタデータベース44は、それぞれの顧客について、顧客ID、住所、氏名、年齢、職種、収入、家族構成等の顧客の基本的な属性に関する情報、すなわち、顧客基本属性情報、及び、過去に行われた勘定取引に関する履歴等の勘定取引情報を格納している。
なお、CRMシステム4は、これらデータを利用して顧客に適した内容の案内情報を作成するようになっている。
また、図4は、顧客マスタデータベースに格納された顧客データの例である。それぞれの口座番号に対し、顧客氏名、口座残高、当該口座が給与振込先で有るか無いか、公共料金の支払口座で有るか無いかなどが格納されている。
次に、図5のフローチャートを用いて、本実施の形態に係る自動取引システムの動作を説明する。なお、取引としては、引出し取引の場合を例に説明する。
顧客が、自動取引装置1の操作・表示部11に表示された取引選択画面で、「引出」取引のボタンをタッチすることにより取引選択を行うとともに、カード処理部17にカード挿入し、取引を開始する(Sa1)。なお、取引選択の前にカードを挿入してもよい。
顧客によって取引が選択され、カードが挿入されると、自動取引装置1の制御部12は、カードの磁気ストライプから顧客の口座情報(口座番号など)を読み取り、通信制御部16を介してCRMシステム4へ送信する(Sa2)。
自動取引装置1は、その後、操作・表示部11を介して、顧客に暗証番号及び引出し金額の入力をガイダンスして、顧客入力を促す(Sa3)。また、自動取引装置1は、これらガイダンスに従い顧客が入力した暗証番号及び引出し金額を上述した口座情報とともに、ホストコンピュータ3へ送信する(Sa4)。
制御部41は、キャンペーンIDが存在する場合、CRMデータベース43を参照して、さらにそのキャンペーンIDに設定されたタイムアウト時間を取得する(Sa6)。
制御部41は、今回のキャンペーンのタイムアウト時間が閾値以上の場合は、「取引に戻る」ボタン表示フラグ(F)を「1」に設定して、メモリ42に記憶する(Sa8a)。一方、今回のキャンペーンのタイムアウト時間が閾値より小さい場合は、フラグ(F)を「0」に設定して、メモリ42に記憶する(Sa8b)。
制御部41は、図6に示すようなデータフォーマットで、自動取引装置1にキャンペーン情報を送信する(Sa9)。
また、「タイムアウト時間の閾値」は、顧客が「取引に戻る」ボタンを押すといった操作をなるべくしなくてもいいように、という意図で設定されるもので、例えば7秒などの値に設定される。従って、この例では、キャンペーン画面のうち、タイムアウト時間(自動的に取引画面に戻るまでの時間)が、7秒より小さい場合には、「取引に戻る」ボタンを非表示とするべくフラグFが「0」に設定され、タイムアウト時間が7秒以上であれば、「取引に戻る」ボタンを表示するべくフラグFが「1」に設定されることになる。従って、例えばアンケートのようにメッセージ内容読んで、回答を考えるようなキャンペーン画面では、タイムアウト時間が長く設定され、表示の途中でキャンペーン画面表示を中止して取引に戻れるように、「取引に戻る」ボタンを表示するようになっている。
自動取引装置1の制御部12は、CRMシステム4からキャンペーン情報を受信すると、キャンペーンデータの内容をメモリ14に格納する。また、フラグ(F)の値をチェックする(Sa10)。
制御部12は、フラグ(F)=「1」の場合には、メモリ14に記憶したキャンペーン画面データ及び予めメモリ14に記憶した「取引に戻る」ボタンのデータとを合成して、キャンペーン表示画面のデータを生成するとともに、この生成された表示画面データを操作・表示部11に転送し、表示部にキャンペーン画面を表示する(Sa11)。なお、本フローチャートでは、ホストコンピュータ3に取引情報を送信した後に操作・表示部11への表示画面データの転送を行う例を記載しているが、暗証番号、引出し金額入力(Sa3)の処理と並行して行い、引出し金額入力が済むと直ちにキャンペーン画面が表示されるようにしてもよい。(以下の実施の形態においても同様である。)
いずれにしても、顧客に対する取引ガイダンスの合間にこのキャンペーン画面を表示するようにしている。
制御部12は、操作・表示部11のタッチパネルにおけるタッチ検出で、顧客が「取引に戻る」ボタンをタッチしたと判断した場合には、ホストコンピュータ3からの引出し取引可能の通知が届いているか否かをチェックし(Sa13)、当該通知を受信している場合には、図7(c)に示すような、引出取引の誘導画面を表示する(Sa14)。
制御部12は、カード処理部17を介して顧客にカード及びレシートを排出し、顧客が受領したことを検出すると、貨幣の払い出しを行う(Sa15)。制御部12は、貨幣処理部19に払いだされた貨幣が顧客により取り出したことが検出されると、取引終了と判断し、ホストコンピュータ3及びCRMシステム4に取引完了を通知するとともに、操作・操作表示部11に取引選択画面の情報を転送して、取引選択待ちの状態に戻る。
なお、Sa13において、ホストコンピュータ3からまだ引出し取引可能の通知が届いていないと判断された場合には、制御部12は、操作・表示部11に「ホストコンピュータに照会中です。しばらくお待ちください。」等の待機指示画面を表示して、ホストコンピュータ3からの通知を待つ(Sa16)。
また、制御部12は、キャンペーン画面表示中に、タイマ15によりキャンペーン画面表示時間を計測し、キャンペーン画面表示時間がCRMシステム4から送信されたキャンペーンタイムアウト時間(To)以上となったかどうかを判断し、To以上となった場合には、引出取引誘導画面を表示し、Toに満たない場合には、「取引に戻る」ボタンが選択されたか否かの判断に戻る(Sa12、Sa17)。これにより、顧客がキャンペーン画面を表示したまま、取引画面に戻らないこととなるのを防止する。
Sa10において、制御部12は、フラグ(F)=「0」の場合には、「取引に戻る」ボタンのデータを合成することなく、メモリ14に記憶したキャンペーン画面データ操作・表示部11に転送し、表示部にキャンペーン画面を表示する(Sa18)。
図7(b)は、キャンペーン画面の一例であり、アンケート実施キャンペーンのメッセージが表示されているが、この場合には「取引に戻る」のボタンが表示されない。即ち、キャンペーン画面表示を中止して取引画面に戻る指示が無効となっている。
なお、キャンペーン画面の表示時間がタイムアウト時間(To)を経過したか否かを判断する場合の制御部12の処理について補足する。
キャンペーン画面が複数画面にわたる場合、画面を切替えた際にはそれまでの表示時間をクリア(「0」にして)再度表示時間を計測し、タイムアウト時間を経過したか判断する。また、キャンペーン画面表示中に「取引に戻る」ボタンを表示した際には、表示中のキャンペーン画面については、表示時間をクリアせずに、引き続きタイムアウト時間(To)が経過したか否かを判断する。
一方、タイムアウト時間が長いキャンペーン(アンケートなど時間を要するもの)については、キャンペーン画面表示を中止して取引に戻る指示が有効となっているので、キャンペーン画面途中で中止することができ、顧客の都合に合わせた利用が可能となる。
第2の実施の形態におけるブロック図は、第1の実施の形態と同じであるので説明を省略する。
以下、図8のフローチャートに沿って、第2の実施の形態における動作を説明する。
(Sb1)から(Sb4)までは第1の実施の形態と同じく処理する。
CRMシステム4の制御部41は、Sb2において自動取引装置1が送信した口座情報を受信するとともに、受信した顧客の口座情報と、CRMデータベース43とを対比して、当該顧客に設定されたキャンペーンIDが存在するかを検索する(Sb5)。
自動取引装置1の制御部12は、CRMシステム4から受信した、キャンペーンデータ及びキャンペーンタイムアウト時間(To)などのキャンペーン情報をメモリ14に格納する。そして、メモリ14に記憶したキャンペーンメッセージ画面データを操作・表示部11に転送し、表示部にキャンペーン画面を表示する(Sb7)。なお、この時点では、「取引に戻る」のボタン表示は行わない。
なお、キャンペーン画面が複数にわたる場合であって、顧客の操作によってキャンペーン画面が切替えられたときには、表示時間をクリアにし、新たなキャンペーン画面の表示時間が(Th1)と比較される。これにより、複数の画面にわたりキャンペーン画面を表示する場合であっても、確実に各画面を顧客に対して表示することができる。
また、非表示時間(Th1)は、そのキャンペーン画面について顧客に最低限見てもらいたい時間という観点で予め設定され、メモリ14に格納されている。
図9(b)は、図9(a)において、顧客が「次へ」のボタンをタッチした場合の画面例であり、ここでは、具体的なアンケート内容が表示され、顧客により回答が選択されるようになっている。
Sb8において、図9(b)の表示時間が、非表示時間(Th1)以上となった場合には、Sb9で説明した通り、「取引に戻る」ボタンが表示され、図9(c)のような画面表示となる。
制御部12は、表示時間が(To)より短い場合には、「取引に戻る」ボタンが選択されたか否かをチェックし(Sb11)、「取引に戻る」ボタンが選択されていない場合には、Sb10へ戻る。
一方、表示時間が、(To)以上の場合には、制御部12は、ホストコンピュータ3からの引出し取引可能の通知が届いているか否かをチェックし(Sb12)、当該通知を受信している場合には、図7(c)に示す引出取引の誘導画面を表示する(Sb13)。その後、第1の実施の形態と同様に引出し処理を行い取引終了する。なお、Sb12において、ホストコンピュータ3から引出し取引可能の通知が届いていない場合には、待機指示画面を表示してホストコンピュータ3からの通知を待つ。
このように、予め設定した非表示時間(Th1)の間は、「取引に戻る」ボタンを表示しないので、例えば、すぐに取引画面に戻っても通信が終わるまで顧客が待たされるようなケースの発生を抑えることができる。従って、キャンペーン表示を効果的に行うことが可能となる。
第3の実施の形態におけるブロック図も、第1の実施の形態と同じであるため説明を省略する。
なお、本実施の形態では、CRMシステム4のメモリ42に、自動取引装置1から受信した取引種別に対応した、ボタン非表示時間(Th2)が記憶されており、例えば、図11のような内容が記憶されている。
以下、図10のフローチャートに沿って、第3の実施の形態における動作を説明する。
CRMシステム4の制御部41は、Sc2において自動取引装置1が送信した口座情報を受信するとともに、受信した顧客の口座情報と、CRMデータベース43とを対比して、当該顧客に設定されたキャンペーンIDが存在するかを検索する(Sc5)。
さらに、制御部41は、メモリ42から、当該取引に対応して記憶されたボタン非表示時間を読み出す(Sc6)。そして、このボタン非表示時間(Th2)を含めたキャンペーン情報を自動取引装置1へ送信する(Sc7)。
制御部12は、CRMシステム4から送信された「取引に戻る」ボタンの非表示時間(Th2)を、メモリ14から読み出し、タイマ15で計数しているキャンペーン画面の表示時間と比較する。この結果、表示時間が(Th2)より小さい場合には、このチェックの処理を繰り返す(Sc9)。一方、表示時間が(Th2)以上となっている場合には、表示しているキャンペーン画面に、予めメモリ14に格納された「取引に戻る」のボタンの画像を合成して表示部に表示する(Sc10)。
また、非表示時間(Th2)は、各取引における合間の時間(ホストでの処理時間など)に応じて顧客に最低限見てもらいたい時間という観点で予め設定される。
制御部12は、表示時間が(To)より短い場合には、「取引に戻る」ボタンが選択されたか否かをチェックし(Sc12)、「取引に戻る」ボタンが選択されていない場合には、Sc11へ戻る。
一方、表示時間が、(To)以上の場合には、制御部12は、ホストコンピュータ3からの引出し取引可能の通知が届いているか否かをチェックし(Sc13)、当該通知を受信している場合には、図7(c)に示す引出取引の誘導画面を表示する(Sc14)。その後、第1の実施の形態と同様に引出し処理を行い取引終了する。なお、Sc13において、ホストコンピュータ3から引出し取引可能の通知が届いていない場合には、待機指示画面を表示してホストコンピュータ3からの通知を待つ。
第4の実施の形態におけるブロック図も、第1の実施の形態と同じであるので説明は省略する。
以下、図12のフローチャートに沿って、第4の実施の形態における動作を説明する。
CRMシステム4の制御部41は、Sd2において自動取引装置1が送信した口座情報を受信するとともに、受信した顧客の口座情報と、CRMデータベース43とを対比して、当該顧客に設定されたキャンペーンIDが存在するかを検索する(Sd3)。
制御部41は、キャンペーンIDが存在する場合、CRMデータベース43を参照して、さらにそのキャンペーンIDに設定されたタイムアウト時間を取得し、これらキャンペーン情報を自動取引装置1へ送信する(Sd4)。
また、自動取引装置1の制御部12は、キャンペーン情報をCRMシステム4から受信すると、メモリ14に格納する。そして、メモリ14に記憶したデータのうち、キャンペーンメッセージ画面データを操作・表示部11に転送し、表示部にキャンペーン画面を表示する(Sd7)。なお、この時点では、「取引に戻る」のボタン表示は行わない。
なお、制御部41は、ホストコンピュータ3からの引出し取引可能の通知が届いているか否かをチェック(Sd8)の結果、当該通知を受信している場合、即ち、勘定系通信の終了が通知されている場合には、キャンペーン画像と「取引に戻る」ボタンとの画面合成を行い操作・表示部11を介してキャンペーン画面中に「取引に戻る」ボタンを表示する(Sd10)。
制御部12は、表示時間が(To)より短い場合には、「取引に戻る」ボタンが選択されたか否かをチェックし(Sd12)、「取引に戻る」ボタンが選択されていない場合には、Sd11へ戻る。
一方、表示時間が、(To)以上の場合には、制御部12は、図7(c)に示す引出取引の誘導画面を表示する(Sd13)。その後、第1の実施の形態と同様に引出し処理を行い取引終了する。
本実施の形態では、ボタン非表示時間を取引種別に応じて調節することで、自動取引装置の利用効率とキャンペーンの実施効率を上げることができる。
上記各実施の形態では、自動取引装置側でキャンペーンメッセージ画面に「取引に戻る」ボタンを合成して表示するようにしていたが、例えば次のように構成することもできる。
近年、表示部に表示される画面をHTML(Hyper Text Markup Language)やJava(登録商標)Scriptなどのページ記述言語を用いて作成し、各種の制御プログラムをオブジェクトとして埋め込むことができるようになっている。
即ち、CRMシステム4側で、キャンペーン画面をHTML形式で作成するとともに、キャンペーンタイムアウト時間(To)、非表示時間(Th1)、非表示時間(Th2)及びこれら時間を経過した後の動作指示をオブジェクトとして埋め込んで作成することにより、自動取引装置1側では、このオブジェクトのスクリプト(script) に基づいて、「取引に戻る」ボタンの表示・非表示の制御を行うようにしてもよい。このようなオブジェクトのスクリプトは制御情報として機能する。
このように構成の場合、自動取引装置1側のプログラムを変更しなくとも、CRM側で表示画面遷移の制御を各種作り込むことができるという効果がある。
例えば、顧客宛のメッセージとしてキャンペーンメッセージの例を説明したが、キャンペーンメッセージの他、金融商品広告のメッセージなどでもよい。
また、上述した各実施の形態では、「取引に戻る」ボタンの表示、非表示の制御例を説明したが、例えば、「取引に戻る」ボタンを常時表示させておくとともに、有効なときは有彩色で表示するとともにキーを押下すると有効なキーとして機能し、無効なときは無彩色で表示するとともにキーを押下してもキーが有効とならないようにしてもよい。即ち、メッセージ表示画面の表示を中止して取引用の画面に移行するよう指示するためのキー操作を有効にしたり、無効にしたりするものであれば、表示の制御であってもキー入力の制御であってもまたはこれらの組み合わせてであっても構わない。
また、キャンペーンメッセージ表示の中止指示における、中止とは、キャンペーン画面が1画面の場合にその画面の表示を終了させる他、複数のキャンペーン画面を順次捲っていく場合における2画面目以降の画面の表示を中止して、取引画面に戻る場合も含む。
また、「取引に戻るボタン」とあるが、これも一例としての呼び方であり、物理的なボタンの場合に限るものではない。
また、第2の実施の形態においては、非表示時間(Th1)を予め自動取引装置1のメモリ14に格納しておく例を説明したが、CRMシステム4のCRMデータベース43に格納しておき、キャンペーン情報の1つとして自動取引装置に送信するようにしてもよい。
また、カード取引の場合の例を説明したが、通帳取引などその他の取引でも構わない。
また、自動取引装置からCRMシステムへ送信する顧客の識別情報の例として、口座番号の例を説明したが、これに限られない。
上述したネットワーク2は、無線又は有線の専用通信回線網又は公衆通信回線網、インターネット、LAN(Local Area Network)、WAN(WideArea Network)等いかなるものであってもよい。なお、前記ネットワーク15は、専用ネットワークであることが望ましいが、公衆ネットワークを利用したVPN(Virtual Private Network)であってもよい。
2 ネットワーク
3 ホストコンピュータ
4 CRMシステム
11 操作・表示部
12 制御部
13 CPU
14 メモリ
15 タイマ
16 通信制御部
17 カード処理部
18 通帳処理部
19 貨幣処理部
41 制御部
42 メモリ
43 CRMデータベース
44 顧客マスタデータベース
Claims (7)
- 顧客取引に必要なガイダンスを表示する表示部と、顧客の指示を入力するための操作入力部と、これら各部を制御する制御部とを備えた自動取引装置であって、
前記自動取引装置は、メッセージ画面情報を管理する情報管理装置と通信可能に接続され、
前記制御部は、前記情報管理装置からメッセージ画面情報を取得し、前記取得したメッセージ画面を前記表示部に表示させるとともに、前記情報管理装置で予め記憶されている前記メッセージ画面情報の表示時間と表示時間閾値情報とを比較した結果に基づいて取引への戻り指示キーの表示・非表示を制御することを特徴とする自動取引装置。 - 顧客取引に必要なガイダンスを表示する表示部と、顧客の指示を入力するための操作入力部と、これら各部を制御する制御部とを備えた自動取引装置であって、
前記自動取引装置は、メッセージ画面情報を管理する情報管理装置と通信可能に接続され、
前記制御部は、前記情報管理装置からメッセージ画面情報を取得し、前記取得したメッセージ画面を前記表示部に表示させるとともに、前記情報管理装置で予め記憶されている前記メッセージ画面情報に対応付けられた非表示時間を取得し、前記非表示時間に基づいて取引への戻り指示キーを表示することを特徴とする自動取引装置。 - 顧客取引に必要なガイダンスを表示する表示部と、顧客の指示を入力するための操作入力部と、これら各部を制御する制御部とを備えた自動取引装置であって、
前記自動取引装置は、メッセージ画面情報を管理する情報管理装置と通信可能に接続され、
前記制御部は、前記情報管理装置からメッセージ画面情報を取得し、前記取得したメッセージ画面を前記表示部に表示させるとともに、当該顧客が現在行っている取引種別を基に、前記情報管理装置で予め記憶されている取引種別に対応付けられた非表示時間を取得し、前記非表示時間に基づいて取引への戻り指示キーを表示することを特徴とする自動取引装置。 - 顧客取引に必要なガイダンスを表示する表示部と、顧客の指示を入力するための操作入力部と、これら各部を制御する制御部とを備えた自動取引装置、及びメッセージ画面情報を管理する情報管理装置とを備えた自動取引システムであって、
情報管理装置は、
自動取引装置に送信するメッセージ画面情報に対して設定された表示時間を検索する検索手段と、
前記検索した表示時間と予め記憶した表示時間閾値情報とを比較する比較手段と、
前記メッセージ画面情報及び前記比較の結果に基づく情報とを自動取引装置に送信する送信手段とを備え、
自動取引装置は、前記情報管理装置から送信された前記メッセージ画面情報及び前記比較の結果に基づく情報とを受信する受信手段を備えるとともに、
前記制御部は、前記メッセージ画面を前記表示部に表示させる際に、前記比較の結果に基づく情報により取引への戻り指示キーの表示・非表示を制御することを特徴とする自動取引システム。 - 顧客取引に必要なガイダンスを表示する表示部と、顧客の指示を入力するための操作入力部と、これら各部を制御する制御部とを備えた自動取引装置、及びメッセージ画面情報を管理する情報管理装置とを備えた自動取引システムであって、
情報管理装置は、
自動取引装置に送信するメッセージ画面情報に対して設定された取引への戻り指示キーの非表示時間情報を検索する検索手段と、
前記メッセージ画面情報及び検索した取引への戻り指示キーの非表示時間情報とを自動取引装置に送信する送信手段とを備え、
自動取引装置は、前記情報管理装置から送信された前記メッセージ画面情報及び取引への戻り指示キーの非表示時間情報とを受信する受信手段を備えるとともに、
前記制御部は、前記メッセージ画面を前記表示部に表示しつつ、取引への戻り指示キーの非表示時間経過後に取引への戻り指示キーを表示するよう制御することを特徴とする自動取引システム。 - 顧客取引に必要なガイダンスを表示する表示部と、顧客の指示を入力するための操作入力部と、これら各部を制御する制御部とを備えた自動取引装置、及びメッセージ画面情報を管理する情報管理装置とを備えた自動取引システムであって、
情報管理装置は、
自動取引装置で現在行なわれている取引種別に対して予め設定された取引への戻り指示キーの非表示時間情報を検索する検索手段と、
前記メッセージ画面情報及び検索した取引への戻り指示キーの非表示時間情報とを自動取引装置に送信する送信手段とを備え、
自動取引装置は、前記情報管理装置から送信された前記メッセージ画面情報及び取引への戻り指示キーの非表示時間情報とを受信する受信手段を備えるとともに、
前記制御部は、前記メッセージ画面を前記表示部に表示しつつ、取引への戻り指示キーの非表示時間経過後に取引への戻り指示キーを表示するよう制御することを特徴とする自動取引システム。 - 請求項5または6項において、前記メッセージ画面情報には、前記取引への戻り指示キーの非表示時間情報及び制御情報が組み込まれていることを特徴とする自動取引システム。
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