JP2009053991A - 自動取引装置及びそれを用いた自動取引システム - Google Patents

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Abstract

【課題】商店に設置された自動取引装置の利用回数を増加させるための手段を提供する。
【解決手段】データベース19を備えた自動取引装置1であって、顧客との間で取引を行った際に、データベース19からその取引に応じたポイントと、その顧客の累積したポイントを取得し、累積したポイントに取引によるポイントを加算して、加算後のポイントで発行可能なクーポン券の情報をデータベース19から検索して該当するクーポン券の情報を取得し、そのクーポン券の情報を表示画面に表示して、クーポン券発行の指示が入力されたときに該当するクーポン券を発行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンビニエンスストア等の商店の店舗に設置され、その店舗で使用できるクーポン券を発行する自動取引装置及びそれを用いた自動取引システムに関する。
一般にコンビニエンスストア等の商店において、顧客の来店および購買を喚起させるために顧客の購買履歴に基づいてクーポン券を発行する販促支援システムが用いられており、それを用いる際は、予め顧客に会員登録をさせて、顧客ごとにその購買履歴等の条件によるクーポン割引率等の情報に基づくクーポン頁データを記憶しておき、顧客がインターネットを通じて電子クーポンサーバにアクセスしてきた時に記憶したクーポン頁データを顧客に配信している(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−74129号公報(段落「0023」、第11図) 一方、商店では店内に自動取引装置を設置する形態が一般化しており、金融機関に設置された自動取引装置と同様に取引カードを用いて入金、出金、振込み等の取引が可能であり、商店側によっては自動取引装置の利用回数に従った料金がキャッシュバックされる形態がとられているため、その利用件数の増加が店舗の売上に貢献することになる。さらに商店側には自動取引装置を設置すると自動取引装置の利用者を自店に呼び込むことができ、店内商品の販売機会の増加に繋がるメリットもある。
このため商店側から、自店内の自動取引装置の利用者に何らかのメリットを与えることで自動取引装置の利用回数を増加させたいという要望が高まっている。
しかしながら、上述した販促支援システムでは、顧客の購買履歴等に応じたクーポン券を発行できるものの自動取引装置とは独立したシステムであると共に特定会員向けのWebシステムであるので、そこで販促支援システムに自動取引装置を含めた自動取引システムを構成するようにしても、特定会員しか利用できないとなれば、顧客によっては特定会員となるための手続等に煩わしさを感じるものもおり、結果として集客の効果が十分に発揮されないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、商店に設置されて、顧客との取引に応じて付与するポイントの情報とそのポイントを使って発行する当該商店のクーポン券の情報、顧客の口座情報に対応付けて顧客ごとの累積したポイントを記憶する記憶手段を備えた自動取引装置であって、顧客との間で取引を行った際に、前記記憶手段からその取引に応じたポイントと、その顧客の累積したポイントを取得し、累積したポイントに前記取引によるポイントを加算して、加算後のポイントで発行可能なクーポン券の情報を前記記憶手段から検索して該当するクーポン券の情報を取得し、そのクーポン券の情報を表示画面に表示して、クーポン券発行の指示が入力されたときに該当するクーポン券を発行することを特徴とする。
これにより、本発明は、顧客にWeb上での登録を要求せず、自動取引装置を利用したときに、クーポン券を発行するためのポイントを付与して、また顧客に発行できるクーポン券の情報を表示し、そこでクーポン券を発行するための入力が行われた際にクーポン券を顧客に発行するので、顧客にとっては容易にクーポン券を受け取ることができるため、自動取引装置の利用を目的とする顧客をより多く集めることができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による自動取引システムの実施例について説明する。
図1は実施例1の自動取引システムの構成を示すブロック図である。
図1において、1は自動取引装置であり、コンビニエンスストアやドラッグストア、スーパーマーケット等の商店の店舗に設置されて、顧客との間で取引を自動的に行う。
2はサービス設定端末であり、店舗内に設置されており、自動取引装置1のデータベース19が管理するサービス定義情報とクーポン情報を設定するための表示操作部2aを備えて、LAN3を介して自動取引装置1と通信可能に接続する。
このクーポン情報とは、店舗で取扱う商品のクーポン券の情報であり、クーポン情報の設定とは対象商品やその対象商品の割引率、クーポン券に印刷する文言等を定めることを示す。
11は制御部であり、記憶部12に格納されている制御プログラムに従って自動取引装置1の各部の動作を制御して各種取引を遂行する機能を有する。
12は記憶部であり、制御プログラムを格納する他、制御部11により処理結果を記憶する機能を有する。
13は表示入力部であり、LCD等の表示部と、タッチパネル等の位置信号検出部との組合せで構成されており、表示部に顧客の操作を誘導するメッセージを配した画面や各種の入力キーを表示し、顧客による入力キーの押下を位置信号検出部によって受付ける。
16はカード取扱部であり、顧客により挿入された顧客の取引媒体としての取引カードの磁気ストライプに記録されているカード発行元の金融機関を示す金融機関コードや店番号、口座番号等の口座情報の読取及び書込みを行う機能を有する。
17は印刷発行部であり、顧客との取引結果を示す取引明細票の印刷や、特定の用紙にクーポン券の内容の印刷を行う機能を有すると共に、印刷した取引明細票やクーポン券を発行口から発行する。
18は現金入出金部であり、投入された硬貨や紙幣の現金の受け入れや、出金する現金の払出し等を行う。
19はデータベース(記憶手段)であり、利用者情報やサービス定義情報、クーポン情報等の各種情報を格納する。
ここで、図2は利用者情報の構成を示す説明図、図3はサービス情報の構成を示す説明図、図4はクーポン情報の構成を示す説明図である。
利用者情報は、顧客の取引カードとしてのキャッシュカードおよびクレジットカードに記録された情報を基に構成され、図2に示すように顧客の口座の金融機関番号、店番、科目、口座番号等で構成される口座情報や、顧客が有するクレジットカードのクレジットカード番号と有効期限からなるクレジットカード情報に、クーポンを発行するために必要なポイントの累積ポイントの情報を組合せ、顧客識別情報として顧客ごとに採番することにより発行される顧客番号に関連づけるようにして構成する。
サービス定義情報は、図3に示すようにキャッシュカードやクレジットカードの利用に応じて発行するポイントの情報と、取引に応じて付与するポイントの情報、ポイントに応じて発行できるクーポン券の情報等によって構成される。
クーポン情報は、図4に示すようにクーポン券ごとに設定されている印字内容の情報やクーポン券の発行に伴って消費するポイント数の情報等によって構成される。
上述した構成の作用について、図5に示す実施例1のサービス申込処理を示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
ここで、図6は取引選択画面を示す説明図である。
S1、自動取引装置1の制御部11は、表示入力部13に図6に示すように出金取引や入金取引、サービス申込等の各種取引の選択キーと、取引の選択を促す画面等を配した取引選択画面を表示して待機する。
なお、取引選択画面にサービス申込の説明として、「サービス申込を行い、登録をすると当店舗の自動取引装置の利用時に当店舗で利用できるポイントが貯まります。登録しますか?」等の文言を表示するようにしてもよい。
顧客は取引選択画面からサービス申込の選択キーを押下するものとする。
ここで、図7は取引カード挿入画面を示す説明図である。
S2、制御部11は、サービス申込の選択キーの押下を認識すると、表示入力部13に図7に示すように顧客に取引カードの挿入を促す画面とサービス申込を中止するための取消キー等を配した取引カード挿入画面を表示する。
顧客は、表示された画面に従って取引カードを図示しないカード挿入口に挿入する。
S3、制御部11は、カード取扱部16によって挿入された取引カードから口座情報を読み取ってその口座情報を記憶部12に記憶し、表示入力部13に暗証番号の入力を促す画面と入力のためのテンキー等を配した暗証番号入力画面を表示する。
顧客は、暗証番号入力画面に従って暗証番号を入力する。
S4、制御部11は、取引カードの確認のための交信処理を行うために、記憶した口座情報と入力された暗証番号とを付したカード確認依頼をLAN3、図示しない通信回線を介して金融機関のホストコンピュータに送信する。
これにより、ホストコンピュータは、受信したカード確認依頼の口座情報をもとに顧客が登録した暗証番号を読み出し、その暗証番号と受信した暗証番号とを比較して一致することを確認し、暗証番号が一致している旨の通知を自動取引装置1に送信する。
S5、制御部11は、暗証番号が一致している旨の通知を受信すると、表示入力部13に取引カードを返却する旨の画面を表示して挿入された取引カードを排出して返却する。
図8は他カード挿入確認画面を示す説明図である。
S6、制御部11は、表示入力部13に図8に示すように「他にご利用になるカードがあれば挿入してください。無い場合は申込内容確認ボタンを押してください」等の他の取引カードの挿入あるいは申込内容確認ボタンの押下を促す文言と、申込内容確認ボタン等を配した他カード挿入確認画面を表示する。
ここで、顧客は申込内容確認ボタンを押下したものとする。
図9はサービス申込内容確認画面を示す説明図である。
S7、制御部11は、顧客による申込内容確認ボタンの押下を認識すると、図9に示すように記憶部12に記憶した口座情報に基づく金融機関名や口座番号等の内容と、「上記内容で、よろしければ申込完了ボタンを押してください。登録するカードを追加する場合はカード追加ボタンをおしてください。」等の文言、カード追加ボタン、申込完了ボタン等を配したサービス申込内容確認画面を表示する。
そして、顧客は申込完了ボタンを押下するものとする。
S8、制御部11は、識別子となる顧客番号を採番して記憶部12から口座情報を読み出し、採番した顧客番号に読み出した口座情報を関連づけるようにしてデータベース19の利用者情報に登録する。そして登録が完了した旨の画面を表示入力部13に表示してサービス申込の取引を終了する。
なお、上記ステップS6において、顧客が別の取引カードを挿入した場合は、制御部11は最初に挿入された取引カードから読み取ったカード情報を記憶部12に記憶しておき、挿入された別の取引カードについても、上記図5のステップS3からステップS6に示す動作を再度行うことでカード情報を記憶部12に記憶し、そして上記ステップS7、S8の動作を行うことで、採番した顧客番号に2種類のカード情報を関連づけてデータベース19の利用者データに登録するようにする。
また、上述した内容においては、登録の際に必要な取引カードを金融機関のキャッシュカードとして説明したが、クレジットカードを用いて登録する場合、顧客確認の方法としては顧客がクレジットカード発行の際に定めた暗証番号を用いるようにする。つまり、顧客にクレジットカードの暗証番号を入力させて、その暗証番号とクレジットカード番号等をクレジットカードの管理会社に送信することで顧客の確認を行うようにする。
このように、既存のカードごとに存在する本人確認の仕組みを利用してカード情報を登録することができ、その動作を複数回繰り返すことにより、1人の顧客について複数のカード情報を効率よく登録することができる。また、一つの顧客番号に複数のカード情報を登録するので、登録したどのカードを利用しても、一つの顧客番号に対して特典を受けることができる。
なお、顧客番号の採番は当該店舗独自の顧客番号として自動的に行われる。後日他のカードのカード情報を追加したい場合には、例えば上記のS2で「カード情報を追加したい場合は、まず登録済みのカードを挿入してください」といったメッセージを表示して登録済みのカードを挿入させ、挿入されたカードのカード情報が登録済みであるかどうかを確認し、登録済みのカード情報が発見できれば、それによって顧客番号を特定する。その後の処理は上記と同様に行える。
次に上記で利用者情報への登録を行った顧客が、コンビニエンスストアに設置された自動取引装置1で取引を行うことで、ポイントが付与される他、クーポン券を発行する処理を図10に示すクーポン券発行処理を示すフローチャートを用いてSAで示すステップに従って説明する。
SA1、自動取引装置1の制御部11は、表示入力部13に出金取引や入金取引等の各種取引の選択キーと、取引の選択を促す画面等を配した取引選択画面を表示する。
顧客は取引選択画面から出金取引の選択キーを押下する。
図11は取引カード挿入画面を示す説明図である。
SA2、制御部11は、表示入力部13に図11に示すように「ご利用になるカードを挿入してください」等の取引カードの挿入を促す文言を配した取引カード挿入画面を表示する。
顧客は表示された取引カード挿入画面に従って取引カードを図示しないカード挿入口に挿入する。
SA3、制御部11は、カード取扱部16によって挿入された取引カードからカード情報を読み出し、その口座情報を記憶部12に記憶しておき、表示入力部13に暗証番号の入力を促す画面とその入力のためのテンキー等を配した暗証番号入力画面を表示する。
SA4、制御部11は、顧客により暗証番号が入力されると、その暗証番号を記憶部12に記憶して表示入力部13に出金金額の入力を促す出金金額入力画面を表示する。
SA5、制御部11は、出金金額が入力されると、記憶した口座情報と暗証番号とを読み出し、その口座情報と暗証番号、入力された出金金額を付した取引確認依頼をLAN3、通信回線を介して金融機関のホストコンピュータに送信して出金取引のための交信処理を通常通り行う。
これによって、金融機関のホストコンピュータは顧客の確認と出金金額分の現金の出金が可能であることを確認し、出金取引許可電文を通信回線を介して自動取引装置1に送信する。
SA6、制御部11は、現金入出金部18によって顧客に現金を出金し、記憶した口座情報を元にデータベース19から検索した利用者情報を読み出し、さらにデータベース19のサービス定義情報から取引カードで出金取引を行った際に加算するポイントの情報を読み出すことで、読み出した利用者情報の累積ポイントに読み出したポイントを加算する。
なお、このとき当該カード情報が登録されていたことが判明したら「お使いいただいたカードは当店のサービス対象として登録されています。このカードを当店のATMで利用されますと、当店で利用できる特典が付与されます。今後も是非当店でご利用ください」のようなメッセージを表示しても良い。これにより、顧客に対して当該店舗の利用をより動機付けることができる。
SA7、制御部11は、利用者情報の累積ポイントをもとにデータベース19のクーポン情報を検索することで、累積したポイントを消費して発行できるクーポン券の情報を抽出して記憶部12に記憶する。
図12はクーポン選択画面を示す説明図である。
SA8、制御部11は、記憶したクーポン券の情報と累積ポイントを読み出し、図12に示すように「ご利用ポイントが××になりましたので、次のクーポンがご利用になれます。選択してください。」等のクーポン発行が可能である旨の文言と、読み出した累積ポイント、クーポン券の情報をもとにしたクーポン券選択キー、クーポン券を発行せずポイントを貯めるための「ポイントを貯める」キー等を配したクーポン選択画面を表示入力部13に表示する。
図13は印刷したクーポン券を示す説明図である。
SA9、制御部11は、顧客によってクーポン選択キーが押下されると、そのクーポン券の情報を記憶部12から読み出してその情報をもとに図13に示すクーポン券を印刷発行部17によって印刷し、顧客に発行する。
SA10、制御部11は、読み出した利用者情報の累積ポイントからクーポン券の発行に必要な分のポイントを差し引き、その利用者情報に基づいてデータベース19に記憶している当該顧客の利用者情報を更新する。
図14は取引終了画面を示す説明図である。
SA11、制御部11は、表示入力部13に図14に示すような上記でポイントを差し引いた後の累積ポイントや、「ご利用ありがとうございました。」等の文言を配した取引終了画面を表示すると共に、カード取扱部16によって挿入された顧客の取引カードを返却して顧客との取引を終了する。
以上説明したように、本実施例においては、商店の店舗に設置された自動取引装置で取引を行った顧客にポイントを付与して、付与した後のポイントに応じて発行可能なクーポン券を表示し、そこからクーポン券を発行する入力がなされたときに顧客にクーポン券を発行し、また顧客のWebでの特定会員の登録を必要としないので、顧客にとってはより容易にポイント取得やクーポン券取得のサービスを受けることができるため、自動取引装置の利用を目的としてコンビニエンスストアに来店しようとする顧客を集めることができる。
また、顧客が特定の商店を繰返し利用するきっかけとなって来店人数が増えるので、商店側にとってはクーポン券の設定やクーポン券の発行によって商品の販促など自店舗の戦略を図ることができる。
なお、顧客にポイントを付与する際にポイントを使用できる有効期間を定めるようにしてもよいものとし、その有効期限は最後にポイントを付与した日を基準に逐一変更していくようにしてもよく、最初にポイントを付与してから一定期間(例えば、1年間)としてもよい。
またクーポン情報(対象商品、割引率、有効期限、有効店舗、等)をバーコードまたは2次元コードに埋め込んで、クーポン券にバーコードまたは2次元コードを印刷するようにしてもよく、それにより店舗で使用されるPOSレジスタでバーコードまたは2次元コードを読み取るようにすれば、会計時の作業効率を向上させることができる。
本実施例の自動取引システムの構成は上記実施例1と同様であるが、本実施例では商店で発行する商店発行カードの磁気ストライプに記憶したカードの番号(カード番号という。)を上記実施例1の顧客番号に代えて用いる点が相違する。
なお、本実施例では顧客は、商店で発行され買い物額に応じたポイントを蓄積する商店発行カードとしてのコンビニカードを予め所有しているものとする。
本実施例におけるサービス申込の処理について、図15に示す実施例2のサービス申込処理を示すフローチャートを用いてSBで示すステップに従って説明する。
SB1、自動取引装置1の制御部11は、表示入力部13に取引選択画面を表示して待機する。
顧客は取引選択画面からサービス申込の選択キーを押下するものとする。
図16はコンビニカード挿入画面を示す説明図である。
SB2、制御部11は、サービス申込の選択キーの押下を認識すると、表示入力部13に図16に示すように「ご利用になるコンビニカードを挿入してください」等のコンビニカードの挿入を促す文言を配したコンビニカード挿入画面を表示する。
顧客は、表示された画面に従ってコンビニカードを図示しないカード挿入口に挿入する。
図17は取引カード挿入画面を示す説明図である。
SB3、制御部11は、カード取扱部16によって挿入されたコンビニカードからカード番号を読み取ってそのカード番号を記憶部12に記憶すると、図示しないカード挿入口からコンビニカードを排出して顧客に返却し、表示入力部13に図17に示すように「ご利用になるキャッシュカードまたはクレジットカードを挿入してください」等の文言等を配した取引カードの挿入を促す取引カード挿入画面を表示する。
顧客は、表示された画面に従って取引カードを図示しないカード挿入口に挿入する。
SB4、制御部11は、カード取扱部16によって挿入された取引カードから口座情報を読み取ってその口座情報を記憶部12に記憶し、暗証番号の入力を促す画面と入力のためのテンキー等を配した暗証番号入力画面を表示する。
顧客は、暗証番号入力画面に従って暗証番号を入力する。
SB5、制御部11は、取引カードの確認のための交信処理を行うために、記憶した口座情報と入力された暗証番号とを付したカード確認依頼をLAN3、図示しない通信回線を介して金融機関のホストコンピュータに送信する。
これにより、ホストコンピュータは、受信したカード確認依頼の口座情報をもとに顧客が登録した暗証番号を読み出し、その暗証番号と受信した暗証番号とを比較してその一致を確認し、暗証番号が一致している旨の通知を自動取引装置1に送信する。
SB6、制御部11は、暗証番号が一致している旨の通知を受信すると、表示入力部13に取引カードを返却する旨の画面を表示して挿入された取引カードを排出して返却する。
SB7、制御部11は、表示入力部13に他の取引カードの挿入あるいは申込内容確認ボタンの押下を促す画面や申込内容確認ボタン等を配した他カード挿入確認画面を表示する。
ここで、顧客は申込内容確認ボタンを押下したものとする。
SB8、制御部11は、顧客によって申込内容確認ボタンが押下されたことを認識すると、記憶部12に記憶した口座情報に基づく金融機関名や口座番号等の内容と、「上記内容で、よろしければ申込完了ボタンを押してください。登録するカードを追加する場合はカード追加ボタンを押してください。」等の文言、カード追加ボタン、申込完了ボタン等を配したサービス申込内容確認画面を表示する。
そして、顧客は申込完了ボタンを押下するものとする。
SB9、制御部11は、記憶部12からカード番号と口座情報を読み出し、カード番号に口座情報を関連づけるようにしてデータベース19の利用者情報に登録する。そして登録が完了した旨の画面を表示入力部13に表示してサービス申込の取引を終了する。
次に上記で利用者情報への登録を行った顧客が、コンビニエンスストアに設置された自動取引装置1で取引を行うことで、ポイントが付与される他、クーポン券を発行する処理を図18に示すクーポン券発行処理を示すフローチャートを用いてSCで示すステップに従って説明する。
SC1、自動取引装置1の制御部11は、表示入力部13に出金取引や入金取引等の各種取引の選択キーと、取引の選択を促す画面等を配した取引選択画面を表示する。
顧客は取引選択画面から出金取引の選択キーを押下する。
SC2、制御部11は、表示入力部13にコンビニカードの挿入を促す画面等を配したコンビニカード挿入画面を表示する。
顧客は表示されたコンビニカード挿入画面に従ってコンビニカードを図示しないカード挿入口に挿入する。
図19は金融機関選択画面を示す説明図である。
SC3、制御部11は、カード取扱部16によって挿入されたコンビニカードからカード番号を読み出し、そのカード番号をもとにデータベース19から利用者情報を読み出し、その利用者情報から顧客が利用できる金融機関名を示す選択キーや選択キーの押下を促す画面等を配した金融機関選択画面を表示する。
顧客は金融機関選択画面から利用する口座の金融機関の選択キーを押下する。
SC4、制御部11は、押下された選択キーの金融機関に該当する口座情報をデータベース19の利用者情報から読み出してそれを記憶部12に記憶し、表示入力部13に暗証番号の入力を促す画面とその入力のためのテンキー等を配した暗証番号入力画面を表示する。
SC5、制御部11は、顧客により暗証番号が入力されると、その暗証番号を記憶部12に記憶して表示入力部13に出金金額の入力を促す出金金額入力画面を表示する。
SC6、制御部11は、出金金額が入力されると、記憶した口座情報と暗証番号とを読み出し、そのカード情報と暗証番号、入力された出金金額を付した取引確認依頼をLAN3、通信回線を介して金融機関のホストコンピュータに送信して出金取引のための交信処理を通常通り行う。
これによって、金融機関のホストコンピュータは顧客の確認と出金金額分の現金の出金が可能であることを確認し、出金取引許可電文を図示しない通信回線を介して自動取引装置1に送信する。
SC7、制御部11は、現金入出金部18によって顧客に現金を出金し、記憶した口座情報を元にデータベース19から検索した利用者情報を読み出し、さらにデータベース19のサービス定義情報から取引カードで出金取引を行った際に加算するポイントの情報を読み出すことで、読み出した利用者情報の累積ポイントに読み出したポイントを加算する。
SC8、制御部11は、利用者情報の累積ポイントをもとにデータベース19のクーポン情報を検索することで、累積したポイントを消費して発行できるクーポン券の情報を抽出して記憶部12に記憶する。
SC9、制御部11は、記憶したクーポン券の情報と累積ポイントを読み出し、表示入力部13にクーポン発行が可能である旨の文言と、読み出した累積ポイント、クーポン券の情報をもとにしたクーポン券選択キー、クーポン券を発行せずポイントを貯めるための「ポイントを貯める」キー等を配したクーポン選択画面を表示する。
SC10、制御部11は、顧客によってクーポン選択キーが押下されると、そのクーポン券の情報を記憶部12から読み出してその情報をもとにクーポン券を印刷発行部17によって印刷し、顧客に発行する。
SC11、制御部11は、読み出した利用者情報の累積ポイントからクーポン券の発行に必要な分のポイントを差し引き、その利用者情報に基づいてデータベース19に記憶している当該顧客の利用者情報を更新する。
SC12、制御部11は、表示入力部13にポイントを差し引いた後の累積ポイントや取引を終了する旨の画面等を配した取引終了画面を表示すると共に、カード取扱部16によって挿入された顧客の取引カードを返却して顧客との取引を終了する。
以上説明したように、本実施例では上記実施例1の効果に加えて、商店発行カードを用いて自動取引装置で取引を行うことができるようにしたので、顧客にとっては携帯する取引カードの枚数を減らすことができるという効果が得られる。
なお、上記実施例2においては、商店発行カードを磁気ストライプとして説明したが、非接触型ICカードであっても同様の効果を得ることができる。
本実施例の自動取引システムは上記実施例2の構成にPOSレジスタ25と、センタ端末30を加えた点が相違する。
図20は実施例3の自動取引システムの構成を示すブロック図である。
図20において、25はPOSレジスタであり、店舗に設置されて、カード読取部26を備えており顧客との間での会計を行う他、カード読取部26で顧客のコンビニカードからカード番号を読み取る機能を有する。
また、POSレジスタ25は、顧客が購入した品物の情報を購買履歴として取得して一時的に記憶する機能を有する。
30はセンタ端末であり、商店の電算センターに設置されており、各店舗におけるPOSレジスタ25の購買履歴を一括して記憶する他、上記のサービス定義情報、クーポン情報を格納している購買履歴データベース31と接続する。また専用回線32を介してPOSレジスタ25と通信可能に接続する。
上記のPOSレジスタ25は、会計時に顧客の有するコンビニカードからカード番号を読み取ったときに、読み取ったカード番号と購買履歴とを対応付けて、専用回線32を介してセンタ端末30に送信するようにしている。
そしてセンタ端末30は、POSレジスタ25から受信したカード番号と購買履歴とを購買履歴データベース31に記憶する。
このとき購買履歴データベース31は、カード番号に関連づけて購買履歴を記憶しているものとする。
上記の構成の作用について説明する。
本実施例においては、コンビニカードを用いた顧客との取引を行った自動取引装置1が、その顧客の累積ポイントで発行可能なクーポン券の情報を取得するときに、顧客のコンビニカードのカード番号を付したクーポン券検索依頼をLAN3、専用回線32を介してセンタ端末30に送信する。
センタ端末30は、受信したカード番号をもとに購買履歴データベース31からカード番号に関連する購買履歴を読み出し、その購買履歴から得られる販売実績の高い商品を対象とするクーポン券の情報を購買履歴データベース31のクーポン情報から抽出する。
そして、センタ端末30は、抽出したクーポン券の情報を専用回線32を介して自動取引装置1に送信する。
このようにすることによって、本実施例では、上記各実施例の効果に加えて、購買履歴を利用して顧客の嗜好に沿った商品のクーポン券を発行することが可能になる。
実施例1の自動取引システムの構成を示すブロック図 利用者情報の構成を示す説明図 サービス情報の構成を示す説明図 クーポン情報の構成を示す説明図 実施例1のサービス申込処理を示すフローチャート 取引選択画面を示す説明図 取引カード挿入画面を示す説明図 他カード挿入確認画面を示す説明図 サービス申込内容確認画面を示す説明図 クーポン券発行処理を示すフローチャート 取引カード挿入画面を示す説明図 クーポン選択画面を示す説明図 印刷したクーポン券を示す説明図 取引終了画面を示す説明図 実施例2のサービス申込処理を示すフローチャート コンビニカード挿入画面を示す説明図 取引カード挿入画面を示す説明図 クーポン券発行処理を示すフローチャート 金融機関選択画面を示す説明図 実施例3の自動取引システムの構成を示すブロック図
符号の説明
1 自動取引装置
2 サービス設定端末
2a 表示操作部
3 LAN
11 制御部
12 記憶部
13 表示入力部
16 カード取扱部
17 印刷発行部
18 現金入出金部
19 データベース
25 POSレジスタ
26 カード読取部
30 センタ端末
31 購買履歴データベース
32 専用回線

Claims (5)

  1. 商店に設置されて、顧客との取引に応じて付与するポイントの情報とそのポイントを使って発行する当該商店のクーポン券の情報、顧客の口座情報に対応付けて顧客ごとの累積したポイントを記憶する記憶手段を備えた自動取引装置であって、
    顧客との間で取引を行った際に、前記記憶手段からその取引に応じたポイントと、その顧客の累積したポイントを取得し、累積したポイントに前記取引によるポイントを加算して、加算後のポイントで発行可能なクーポン券の情報を前記記憶手段から検索して該当するクーポン券の情報を取得し、そのクーポン券の情報を表示画面に表示して、クーポン券発行の指示が入力されたときに該当するクーポン券を発行することを特徴とする自動取引装置。
  2. 請求項1に記載の自動取引装置において、
    商店が顧客に発行するカードに、該カード固有の識別子を設け、
    顧客が複数の金融機関で口座を有するとき、各口座情報を前記カードの識別子に関連づけて前記記憶手段に格納しておき、
    顧客との取引で、前記カードが挿入されたときに、そのカードの識別子をもとに前記記憶手段から複数の口座情報を取得し、該複数の口座情報から取引を行う金融機関の入力を促す画面を表示し、金融機関の入力がなされたときに、該当する口座情報での取引を行うことを特徴とする自動取引装置。
  3. 商店に設置され、顧客との取引に応じて付与するポイントの情報と、顧客の口座情報に対応付けて顧客ごとの累積したポイントを記憶する記憶手段を備えた自動取引装置と、当該商店のクーポン券の情報を管理する上位装置と、該上位装置に販売履歴を送るPOSレジスタとを備えた自動取引システムであって、
    前記上位装置は、前記POSレジスタから販売履歴を取得して記憶しておき、
    前記自動取引装置は、顧客との間で取引を行った際に、前記記憶手段からその取引に応じたポイントと、その顧客の累積したポイントを取得し、累積したポイントに前記取引によるポイントを加算して、前記POSレジスタから加算後のポイントで発行可能、かつ前記販売履歴から得られる販売実績の高い商品を対象としたクーポン券の情報を取得し、そのクーポン券の情報を表示画面に表示して、クーポン券発行の指示が入力されたときに該当するクーポン券を発行することを特徴とする自動取引システム。
  4. 商店に設置される自動取引装置により取引を行った顧客に対して当該商店向けの特典を与える自動取引システムであって、
    顧客との取引に応じて付与するポイントの情報とそのポイントを使って発行する当該商店のクーポンの情報、顧客の識別情報に対応付けてサービス対象とする1以上のカード情報と顧客ごとの累積したポイントを記憶する記憶手段と、
    顧客との間で取引を行った際に、前記記憶手段からその取引に応じたポイントと、その顧客の累積したポイントを取得し、累積したポイントに前記取引によるポイントを加算して、加算後のポイントで発行可能なクーポン券の情報を前記記憶手段から取得する制御手段と、
    取得したクーポンの情報を表示する表示手段と、
    表示したクーポンの選択操作を受け付ける入力手段と、
    選択されたクーポンを発行するクーポン発行手段とを備えたことを特徴とする自動取引システム。
  5. 顧客が登録を所望するカードの情報を読み取るカード情報取得手段と、
    顧客識別情報を発行して、読み取った1以上の顧客のカード情報と関連付けて記憶部に登録する登録手段とを備える、請求項4に記載の自動取引システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5563119B1 (ja) * 2013-03-19 2014-07-30 三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社 利用者情報管理装置及び利用者情報管理プログラム
JP2018197941A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 株式会社タイトー サーバ及び管理プログラム

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