JP2019105999A - 現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法 - Google Patents

現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019105999A
JP2019105999A JP2017237995A JP2017237995A JP2019105999A JP 2019105999 A JP2019105999 A JP 2019105999A JP 2017237995 A JP2017237995 A JP 2017237995A JP 2017237995 A JP2017237995 A JP 2017237995A JP 2019105999 A JP2019105999 A JP 2019105999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lottery
information
lottery ticket
ticket information
consideration
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017237995A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6753583B2 (ja
Inventor
達朗 細川
Tatsuro Hosokawa
達朗 細川
純 近藤
Jun Kondo
純 近藤
直樹 森下
Naoki Morishita
直樹 森下
祐太朗 北畑
Yutaro Kitahata
祐太朗 北畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2017237995A priority Critical patent/JP6753583B2/ja
Publication of JP2019105999A publication Critical patent/JP2019105999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6753583B2 publication Critical patent/JP6753583B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cash Registers Or Receiving Machines (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】店舗の会計時に行うくじ引きを効率よく行うことができる端末装置を提供する。【解決手段】端末装置は、抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を読み取り、前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行い、対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置、現金自動預払機、くじ引きシステム、レジ端末、端末装置によるくじ引き処理方法及びプログラムに関する。
スーパーマーケットやコンビニエンスストア等では、利用者が商品を購入した際に、くじ引きの抽選券を渡すことがある。抽選券を渡された利用者は、その場で、あるいは店頭にてくじを引いて、その結果に応じた商品や商品券、旅行券などを入手することができる。関連する技術として特許文献1には、くじ抽選券に印字されたバーコードを、店舗のレジでバーコードリーダを用いて読み取ってくじ引きを行う福引抽選システムが開示されている。
特開2004−21684号公報
上述したくじ引きの方法では、利用者にくじを引かせたり、くじ引きの結果に応じて商品を手渡したりする店員が必要になる。すると、店員を増やしたり、店員の作業が増えたり、レジでくじ引きを行う場合はレジの回転が悪くなったりするといった影響が生じる可能性がある。
そこでこの発明は、上述の課題を解決する端末装置、現金自動預払機、くじ引きシステム、レジ端末、端末装置によるくじ引き処理方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、端末装置は、抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得する抽選券情報取得部と、前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う対価情報割当処理部と、前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する対価情報出力部と、を備える。
本発明の第2の態様によれば、現金自動預払機は、抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得する抽選券情報取得部と、前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う対価情報割当処理部と、前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する対価情報出力部と、を備える。
本発明の第3の態様によれば、くじ引きシステムは、前記抽選券情報を前記抽選券情報記憶媒体へ出力するレジ端末と、上記の端末装置と、を含む。
本発明の第4の態様によれば、レジ端末は、自端末の識別情報と、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報とを抽選券情報記憶媒体に出力する。
本発明の第5の態様によれば、端末装置によるくじ引き処理方法は、抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得するステップと、前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行うステップと、前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力するステップと、を有する。
本発明の第6の態様によれば、プログラムは、端末装置のコンピュータを、抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得する手段、前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う手段、前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する手段、として機能させる。
本発明の現金自動預払機によれば、店舗で行うくじ引きを、店員に負担をかけずに効率よく行うことができる。
本発明の一実施形態によるくじ引きシステムの概要を示す図である。 本発明の一実施形態による現金自動預払機のインタフェースの一部を示す図である。 本発明の一実施形態による現金自動預払機の制御装置のハードウェア構成図である。 本発明の一実施形態による制御装置などの機能ブロック図である。 本発明の一実施形態による管理テーブルの一例を示す図である。 本発明の一実施形態によるくじ引きシステムの処理フローを示す図である。 本発明の一実施形態による現金自動預払機に備わる制御装置の最小構成を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による現金自動預払機を備えたくじ引きシステムを、図1〜図7を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態によるくじ引きシステムの概要を示す図である。
図1に示すようにくじ引きシステム100は、現金自動預払機1と、携帯端末2と、POSシステム3と、専用サーバ4と、ポイントカードシステム5とを含む。
くじ引きシステム100は、店舗のレジで顧客にくじ引きサービスを提供するシステムである。くじ引きシステム100は、店員のくじ引きサービス提供に要する作業負担や拘束時間を軽減し、レジの稼働率を低下させることなく、顧客にくじ引きサービスを提供する。以下に説明するように、本実施形態のくじ引きシステム100を用いると、顧客は、現金自動預払機1を用いてくじ引きを行い、当選した商品を自分で探しレジに持ち込む。
現金自動預払機1は、次に図2で説明するように、レジで発行されたくじ引きの抽選券情報を読み取る各種機能を備えている。また、現金自動預払機1は、くじ引き処理を行う制御装置10を内蔵している。現金自動預払機1は、顧客の顔を撮影する第一カメラ51や、顧客を含み当該顧客の後方や当該顧客の両脇を画角内に含んで撮影を行う第二カメラ52を備えていてもよい。
携帯端末2は、くじ引きの抽選券情報を記憶するための情報処理装置である。携帯端末2は、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)やBluetooth(登録商標)等の通信手段を有している。携帯端末2は、これらの通信手段を利用して抽選券情報をレジ端末3Bから受信し、受信した抽選券情報を、現金自動預払機1へ送信する。あるいは、携帯端末2は、抽選券情報をQRコード(登録商標)等にコード化し、出力する機能を有していてもよい。
POSシステム3は、くじ引きの抽選券情報を発行する。また、現金自動預払機1によるくじ引き処理の結果、ある商品が当選したときには、その商品の引き換え時に在庫処理を行う。POSシステム3は、POSサーバ3Aとレジ端末3Bを含む。POSサーバ3Aは抽選券情報を生成し、レジ端末3Bは抽選券情報をレシートや携帯端末2へ出力する。また、くじ引きが当選すると、レジ端末3Bは当選した商品のID(identification)をバーコードリーダ等で読み取り、POSサーバ3Aは当選した商品の在庫管理を行う。
専用サーバ4は、POSシステム3による抽選券情報の発行や、現金自動預払機1によるくじ引き処理を管理する。例えば、専用サーバ4は、ある抽選券情報が発行された時刻や発行を行ったレジ端末3BのID、その抽選券情報でくじ引き処理が行われた時刻、くじ引き処理を行った現金自動預払機1のID、当選した商品のID、その商品の引き換えを行った時刻、引き換えを行った店舗のIDなどを対応付けて記憶する。
ポイントカードシステム5は、くじ引きの結果、商品ではなくポイントカードのポイントが当選した場合に、顧客のポイントカードに付与されるポイントを管理するシステムである。
現金自動預払機1とPOSサーバ3Aと専用サーバ4との間、POSサーバ3Aとレジ端末3Bとの間は通信接続されている。現金自動預払機1とポイントカードシステム5の間、POSサーバ3Aとポイントカードシステム5の間は通信接続されている。
図2は、本発明の一実施形態による現金自動預払機のインタフェースの一部を示す図である。
図2に示すように現金自動預払機1は、メインディスプレイ11、NFCアンテナ12、小型ディスプレイ13、コードリーダ14、第三カメラ15、貨幣投入口16、カード投入口17、レシート排出口18等を備える。なお、図2には図示していないが、現金自動預払機1はその他のハードウェア構成として、上記した第一カメラ51や第二カメラ52のほか、メインディスプレイ11の上方に設けられたサブディスプレイ、スピーカ、テンキー、などが設けられている。また、現金自動預払機1は、Bluetooth(登録商標)、LAN(local area network)等により携帯端末2、専用サーバ4、ポイントカードシステム5と通信する機能を備えている。説明の便宜上、これらの詳細な説明は省略する。コードリーダ14、NFCアンテナ12は、コード読取装置の一態様である。
メインディスプレイ11には、操作の案内画面等が表示される。
NFCアンテナ12は、メインディスプレイ11の下方に設けられた水平台座部91に内蔵されている。
小型ディスプレイ13は、水平台座部91の水平な台座面に設けられている。小型ディスプレイ13はICカード等を水平台座部91に載置させるための案内画面を表示する。
コードリーダ14は、水平台座部91の台座面に載置された紙媒体(抽選券となるレシート及び当選券)や携帯端末2の表示するコード情報を読み取る。コード情報はバーコードや二次元コード等であってよい。
第三カメラ15は、水平台座部91の台座面に載置されたカード等の撮影対象を撮影する。
貨幣投入口16は本実施形態においては紙幣が投入される投入口である。
カード投入口17はクレジットカード、銀行カード、その他ICカードを引き込むとともに、それらカードに記録された情報に基づく処理が完了したのちに当該カードを排出する。
レシート排出口18はくじ引き処理結果等を印字したレシート(当選券)を排出する。
図3は、本発明の一実施形態による現金自動預払機の制御装置のハードウェア構成図である。
この図が示すように制御装置10はCPU(Central Processing Unit)10−1、ROM(Read Only Memory)10−2、RAM(Random Access Memory)10−3、HDD(Hard Disk Drive)10−4、通信モジュール10−5等の各ハードウェアを備えたコンピュータである。制御装置10は、上述した各ハードウェアを制御する。
図4は、本発明の一実施形態による制御装置などの機能ブロック図である。
制御装置10は、現金自動預払機1に電源が投入されると起動し、予め記憶するプログラムを実行する。これにより制御装置10には、制御部101、抽選券情報取得部102、くじ引き処理部103、結果情報出力部104、カード処理部105、通信部106、記憶部107等の機能部が備わる。なお、ここでは、制御装置10が有するくじ引き処理に関する説明のみを行い、現金自動預払機1が有する他の機能(例えば、現金の入出処理など)に関する説明は省略する。
制御部101は、従来の現金自動預払機1の制御のほか、他の機能部の制御、くじ引き処理の制御などを行う。
抽選券情報取得部102は、レシートに印字された抽選券情報や携帯端末2が記憶する抽選券情報を取得する。例えば、顧客がレシートをコードリーダ14に向ける。すると、抽選券情報取得部102は、コードリーダ14が読み取った抽選券情報を取得する。また、例えば、顧客が携帯端末2のディスプレイにQRコード等にコード化した抽選券情報を表示させた状態で、そのディスプレイをコードリーダ14に向ける。すると、抽選券情報取得部102は、コードリーダ14が読み取った抽選券情報を取得する。あるいは、顧客が携帯端末2を、水平台座部91に近接させると、NFCアンテナ12を介して携帯端末2から抽選券情報を取得する。あるいは、抽選券情報取得部102は、Bluetooth(登録商標)を用いて携帯端末2と通信を行い、携帯端末2から抽選券情報を取得してもよい。
くじ引き処理部103は、くじ引き処理を行う。例えば、くじ引き処理部103は、乱数を発生させ、発生させた乱数が、予め商品やポイントカード等のポイントと対応付けて定められた数(当選ナンバー)と一致した場合、くじ引きが当選したとして、一致した当選ナンバーに対応する商品のIDや付与されるポイント数などを結果情報出力部104に出力する。一致しない場合は、くじ引きにはずれたことを示すはずれ情報を結果情報出力部104に出力する。
結果情報出力部104は、くじ引き処理部103によるくじ引き処理の結果を出力する。例えば、くじ引き処理の結果が当選の場合、結果情報出力部104は、当選した商品のIDを含むくじ引き結果情報が印字された当選券をレシート排出口18から出力する。あるいは、結果情報出力部104は、メインディスプレイ11に当選したことを表示するとともに、当選商品のIDなどを含むくじ引き結果情報を、NFCやBluetooth(登録商標)を用いて携帯端末2に送信する。くじ引き結果情報には、当選した商品情報の他、くじ引き処理を行った現金自動預払機1のID、店舗のID、くじ引き処理を行った時刻などが含まれていてもよい。また、くじ引き処理の結果、はずれの場合、結果情報出力部104は、メインディスプレイ11に外れたことを通知する情報を表示する。
また、結果情報出力部104は、くじ引き結果情報を、通信部106を介して専用サーバ4へ送信する。
カード処理部105は、顧客のポイントカードにくじ引きで当ったポイントを付与する処理を行う。
通信部106は、POSシステム3、専用サーバ4、ポイントカードシステム5等との通信を行う。
記憶部107は、制御部101などの各機能を発揮するプログラムや、くじ引き処理に必要な種々の情報を記憶する。
次に抽選券情報を発行するPOSシステム3について説明する。
POSシステム3は、抽選券情報生成部301、出力部302、読取部303、カード処理部304、在庫処理部305、通信部306を備えている。POSシステム3についても、くじ引き処理に関する機能の説明のみを行い、他の機能の説明は省略する。
抽選券情報生成部301は、顧客が購入した商品の合計金額が所定の値以上の場合、抽選券情報を生成する。抽選券情報には、少なくとも顧客の商品の会計を行っているレジ端末3BのID(レジ端末ID)が含まれる。抽選券情報には、レジ端末IDの他、抽選券情報を生成した時刻(発行時刻)や当該レジ端末が設けられた店舗のID(店舗ID)が含まれていてもよい。抽選券情報生成部301は、例えば、POSサーバ3Aの機能である。
出力部302は、抽選券情報生成部301が生成した抽選券情報をコード化して会計情報とともにレシートに印字して出力する。あるいは、出力部302は、レジ端末3Bが備えるNFCリードライト装置を通じて顧客の携帯端末2へ抽選券情報を送信する。出力部302は、例えば、レジ端末3Bの機能である。
読取部303は、現金自動預払機1が出力した当選券情報を読み取る。当選券情報には、当選した商品のIDや付与ポイント数の情報が含まれる。例えば、読取部303は、レジ端末3Bが備えるバーコードリーダで、当選券に印字されたコード化された当選券情報を読み取る。あるいは、読取部303は、レジ端末3Bが備えるNFCリードライト装置を通じて顧客の携帯端末2から当選券情報を読み取る。
カード処理部304は、顧客のポイントカードにくじ引きで当選したポイントを付与する処理を行う。
在庫処理部305は、くじ引きで当選した商品在庫の引き当て処理などを行う。
通信部306は、専用サーバ4やポイントカードシステム5との通信を行う。
次に抽選券情報や当選券情報の管理を行う専用サーバ4について説明する。
専用サーバ4は、登録部401、通信部402、記憶部403を備える。
登録部401は、抽選券情報が出力されると、その抽選券情報の発行時刻、レジ端末ID、店舗IDを図5で例示する管理テーブルに記録する。また、現金自動預払機1でくじ引き処理が行われると、その現金自動預払機1のIDや設置店舗のID、くじ引き処理が行われた時刻や結果を管理テーブルに記録する。また、顧客が当選券を使って商品との引き換えを行うと、その商品のID(又はポイントカードの種類と付与されるポイント数)、引き換えを行ったレジ端末3Bの端末ID(現金自動預払機1でポイントの付与を行った場合は、当該現金自動預払機1のID)、商品との引き換えを行った時刻などの情報を管理テーブルに記録する。
通信部402は、現金自動預払機1やPOSシステム3との通信を行う。
記憶部403は、図5に例示する管理テーブルの情報などを記憶する。
図5は、本発明の一実施形態による管理テーブルの一例を示す図である。
図5に専用サーバ4が記憶する管理テーブルの例を示す。
顧客が、所定の金額以上、商品を購入すると、POSシステム3が抽選券情報を発行する。管理テーブルの「抽選券ID」には、抽選券情報の識別情報が記録される。大項目「レジ端末」の「端末ID」には、抽選券情報を出力したレジ端末3Bの端末IDが記録される。「レジ端末」の「店舗ID」には、抽選券情報を出力したレジ端末3Bが設置された店舗のIDが記録される。「レジ端末」の「時刻」には、抽選券情報の発行時刻が記録される。
本実施形態では、抽選券情報が出力されると、顧客が、その抽選券情報を現金自動預払機1に読み取らせて、現金自動預払機1にくじ引き処理を行わせる。大項目「現金自動預払機」の「装置ID」には、くじ引き処理を行った現金自動預払機1のID(装置ID)が記録される。「現金自動預払機」の「店舗ID」には、くじ引き処理を行った現金自動預払機1が設置された店舗のIDが記録される。「現金自動預払機」の「時刻」には、くじ引き処理を行った時刻が記録される。「現金自動預払機」の「結果」には、くじ引き処理の結果情報が記録される。
本実施形態では、現金自動預払機1を使ったくじ引き処理の結果が当選の場合、顧客が自分自身で当選した商品を探し店舗のレジへ持っていく。レジの店員は、当選券と持ち込まれた商品の情報をバーコードで読み取って両者が一致するかどうかを確かめる。大項目「引き換え」の「端末ID」には、当選券と商品の引き換えを行ったレジ端末3Bの端末IDが記録される。「引き換え」の「店舗ID」には、引き換えを行ったレジ端末3Bが設置された店舗が存在する地域が記録される。「引き換え」の「時刻」には、引き換えを行った時刻が記録される。
次に本実施形態のくじ引き処理の流れについて説明する。
図6は、本発明の一実施形態によるくじ引きシステムの処理フローを示す図である。
まず、顧客が商品をレジへ持ち込み会計を行う。レジ端末3Bは、店員の操作により会計処理を行う(ステップS601)。抽選券情報生成部301は、合計金額に応じて、くじ引きの抽選券情報を出力する(ステップS602)。例えば、抽選券情報生成部301は、顧客による商品の購入金額の合計が700円以上であれば、抽選券情報を出力する。抽選券情報には、抽選券情報のID、当該会計処理を行っているレジ端末3Bのレジ端末ID、抽選券情報の発行時刻、レジ端末3Bが設けられた店舗情報が含まれている。抽選券情報は、レシートにQRコードや二次元バーコードの形式にコード化されて印字され、レジ端末3Bから出力される。店員は、抽選券情報が印字されたレシートを顧客に渡す。
なお、抽選券情報の発行の条件は、購入した商品の合計額のほか、例えば、特定の商品を所定の数量以上購入すると発行されてもよい。
または、抽選券情報は、レジ端末3Bに設けられたNFCリードライト装置を介して、顧客の携帯端末2へ送信されてもよい。携帯端末2は抽選券情報を受信して記憶する。
抽選券情報を出力すると、通信部306は、抽選券情報を専用サーバ4へ送信する。専用サーバ4は、抽選券情報に含まれる抽選券情報のID、レジ端末ID、店舗ID、発行時刻をそれぞれ、管理テーブルの「抽選券ID」、大項目「レジ端末」の「端末ID」、「店舗ID」、「時刻」に登録する。
顧客は、抽選券情報が印字されたレシート又は携帯端末2を現金自動預払機1まで持参し、くじ引きを行う。例えば、顧客がメインディスプレイ11に表示されたメニューから「くじ引き」を選択する。すると、制御部101が、メインディスプレイ11に、レシートの印字面を上向きにして水平台座部91に載置することを促す表示を行う。顧客は、レシートを水平台座部91に載置する。すると、コードリーダ14が抽選券情報を含むQRコードやバーコードを読み取って、抽選券情報取得部102にその内容を出力する。あるいは、制御部101が、メインディスプレイ11に携帯端末2を水平台座部91に載置することを促す表示を行う。顧客は、例えば、くじ引き処理用のアプリケーションを起動して携帯端末2を水平台座部91に載置する。すると、NFCアンテナ12と携帯端末2が通信を開始し、抽選券情報取得部102が、携帯端末2が記憶する抽選券情報を取得する(ステップS603)。あるいは、抽選券情報は、Bluetooth(登録商標)によって携帯端末2から現金自動預払機1へ送信されてもよい。抽選券情報取得部102は、取得した抽選券情報をくじ引き処理部103へ出力する。
次にくじ引き処理部103が、抽選券情報が有効かどうかを判定する(ステップS604)。まず、くじ引き処理部103は、抽選券情報に含まれるレジ端末3Bの端末IDが有効かどうかを判定する。例えば、記憶部107には、全店舗のレジ端末の端末IDが登録されていて、くじ引き処理部103は、抽選券情報に含まれる端末IDがこれらの中に存在するかどうか検索して、存在しない場合は、抽選券情報は無効であると判定してもよい。あるいは、くじ引き処理部103は、抽選券情報に含まれる抽選券のIDと端末IDを用いて、専用サーバ4の管理テーブルを参照し、管理テーブルに同じ抽選券のIDと端末IDを有するデータが存在しない場合、抽選券情報は無効であると判定してもよい。端末IDによるチェックを行うことで、例えば、抽選券情報が偽造されたものではないことをチェックすることができる。
また、くじ引き処理部103は、抽選券情報に含まれる発行時刻や店舗IDに基づいて、抽選券情報が有効か否かを判定してもよい。
例えば、くじ引き処理を行う現金自動預払機1は、抽選券情報を出力したレジ端末3Bと同じ店舗に設置されたものであってもよいし、他の店舗に設置されたものであってもよい。店舗がコンビニエンスストアなどの場合、店舗のオーナー企業が全国規模でくじ引きサービスを行うのであれば、出力された抽選券情報を、全国の店舗で有効とすることができる。また、ある地域に存在する店舗の売上増加を目的とする場合、抽選券情報を目的の地域に存在する店舗の間だけで有効とすることができる。また、抽選券情報の発行とくじ引き処理を同じ店舗だけで有効とするように制限してもよい。
また、抽選券情報の有効期間が設定されていてもよい。例えば、抽選券情報の有効期限は、発行時刻から数時間以内に設定されていてもよい。または、季節やイベント等に合わせてくじ引きサービスを行う場合、1週間〜1カ月などの有効期限が設定されていてもよい。
記憶部107には、抽選券情報を有効とする店舗IDや期間の情報が予め登録されている。くじ引き処理部103は、この条件に基づいて、抽選券情報の有効かどうかを判定する。あるいは、記憶部107には、抽選券情報を有効とする期間の長さに応じて、有効とする店舗IDや地域が定められていてもよい。例えば、発行時刻から数時間以内は同じ県内の店舗のみ有効とし、発行時刻からの経過時間に応じて有効となる店舗の範囲が拡大するように定められていてもよい。このように設定すると、例えば、北海道の店舗で抽選券情報を発行して、1時間後に九州の店舗でくじ引き処理を行おうとしても(このような状況は不自然で何らかの不正が疑われる)、くじ引き処理を実行できないようにすることができる。くじ引き処理部103は、抽選券情報が有効か否かの判定結果を制御部101に出力する。
抽選券情報が無効と判定された場合(ステップS604;No)、制御部101は、くじ引きを中止する処理を行う(ステップS605)。例えば、制御部101は、メインディスプレイ11に、「このくじ引き券は使用できません。」等の表示を行う。
抽選券情報が有効な場合(ステップS604;Yes)、制御部101は、メインディスプレイ11に、「くじ引きを開始します。開始ボタンを押してください」等のメッセージと共に「開始ボタン」の表示を行い、顧客に開始ボタンの押下を促す。顧客が開始ボタンを押下すると、くじ引き処理部103がくじ引き処理を実行する(ステップS606)。くじ引き処理には、公知の様々なアルゴリズムを用いることができる。くじ引き処理が終了すると、くじ引き処理部103は、くじ引き結果情報を結果情報出力部104へ出力する。くじ引き結果情報には、当選したか否かのくじ引き結果の他、当選した場合は、当選した商品のID、当選した付与ポイントの情報が含まれる。
また、くじ引き処理を行うと、通信部106は、読み取った抽選券情報の抽選券ID、自装置(くじ引き処理を行った現金自動預払機1)の装置ID、くじ引き処理を行った時刻、自装置が設置された店舗の店舗ID、くじ引き結果情報を専用サーバ4へ送信する。専用サーバ4では登録部401が、管理テーブルの抽選券IDが一致するデータを特定し、特定したデータの大項目「現金自動預払機」の「装置ID」、「店舗ID」、「時刻」、「結果」の各項目に取得した情報を登録する。
次に結果情報出力部104は、くじ引き結果情報を出力する(ステップS607)。例えば、くじ引きが外れの場合、結果情報出力部104は、メインディスプレイ11にくじ引きの結果がはずれであったこと示す情報を表示する。また、例えば、結果情報出力部104は、QRコード等でコード化されたくじ引き結果情報が印字された当選券をレシート排出口18から排出する。または、結果情報出力部104が、メインディスプレイ11に携帯端末2を水平台座部91に載置することを促す表示を行い、結果情報出力部104は、くじ引き結果情報を、NFCアンテナ12を介して携帯端末2に送信してもよい。また、結果情報出力部104は、Bluetooth(登録商標)によって、くじ引き結果情報を携帯端末2に送信してもよい。
くじ引き結果情報が出力されると、顧客は、くじ引き結果情報に指定された商品を自ら探しだし、レジへ持参する。レジ端末3Bでは、読取部303が、バーコードリーダによって当選券のバーコードから当選した商品のIDと抽選券IDとを読み取る。あるいは、読取部303が、NFCリードライト装置を介して、携帯端末2から当選した商品のIDと抽選券IDとを読み取る。また、店員が、バーコードリーダを用いて、顧客が持参した商品のタグから商品IDを読み取る。店員は、当選券に記載された商品IDと顧客が持参した商品が一致することを確認する。読取部303は、読み取った商品IDを在庫処理部305に出力する。在庫処理部305は、その商品IDに基づいて当選した商品の在庫数を更新する。
また、ポイントカードのポイントが当選した場合、顧客は、当選券の印字面を上向きにして水平台座部91に載置する。すると、コードリーダ14が当選券から付与ポイント数を読み取って、カード処理部105へ出力する。また、顧客は、ポイントカードを現金自動預払機1のカード投入口17へ投入する。すると、カード処理部105が、投入されたポイントカードのIDとコードリーダ14が読取った付与ポイントをポイントカードシステム5へ送信し、ポイントカードシステム5が、顧客のポイントカードの累積ポイントに当選した付与ポイントを加算する。
なお、携帯端末2にくじ引き結果情報を受信した場合、ユーザは、くじ引きによって付与されたポイントの情報を、NFC又はBluetooth(登録商標)によって現金自動預払機1へ送信することができる。
また、ポイントが当選した場合、レジで店員がポイント付与処理を行ってもよい。例えば、顧客は店員に当選券とポイントカードを渡す。店員は、当選券からバーコードリーダ等で付与ポイント数を読み取る。一方、店員は、ポイントカードのID等をカードリーダで読み取る。すると、カード処理部304が、ポイントカードのIDと付与ポイントをポイントカードシステム5へ送信し、ポイントカードシステム5が、顧客のポイントカードの累積ポイントに当選した付与ポイントを加算する。
また、通信部306は、商品の引き換えを行ったレジ端末3Bの端末ID、店舗ID、バーコードリーダ等で抽選券からくじ引き結果情報を読み取った時刻、当選した商品のIDを専用サーバ4へ送信する。専用サーバ4では登録部401が、管理テーブルの抽選券IDが一致するデータを特定し、特定したデータの大項目「引き換え」の「端末ID」、「店舗ID」、「時刻」、「商品ID」の各項目に取得した情報を登録する。
本実施形態によれば、顧客が商品の会計時に入手したレシートの抽選券情報と、店舗に設置された現金自動預払機1を用いて自分自身でくじ引きを行い、当選した場合は、当選した商品を自分で探してレジで引き換えを行う。これにより、レジ端末3Bでくじを引く時間や、店員が商品を探して取ってくる時間を削減することができる。また、顧客のレジでの待ち時間や店員の作業負担を低減することができる。また、一般的なくじ引き方法ではくじ引きの景品交換にレジの効率を妨げられる可能性があったが、本実施形態によれば、店員を拘束せず、レジの稼働率を維持することができるため、店舗側はくじ引きサービスの実施によって顧客の呼び込みや購買意欲の向上、それによる売り上げの増加を図ることができる。また、当選した商品を探す間、顧客が他の商品(例えば、当選した商品と関係する商品など)を購入する可能性があり、売り上げの向上を見込むことができる。
図7は現金自動預払機に備わる制御装置の最小構成を示す図である。
この図が示すように現金自動預払機1に備わる制御装置10は、少なくとも抽選券情報取得部102と、くじ引き処理部103と、結果情報出力部104を備えればよい。
上述の現金自動預払機1は内部に、コンピュータシステム(制御装置10)を有している。そして、上述した各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
なお、結果情報出力部104は、対価情報出力部の一例である。当選した商品のIDや付与ポイントは、対価情報の一例である。レシートや携帯端末2は抽選券情報記憶媒体の一例である。くじ引き処理は対価情報割当処理の一例である。くじ引き処理部103は対価情報割当処理部の一例である。
また、本実施形態の制御装置10を搭載する装置は、現金自動預払機に限定されず、任意の端末装置であってよい。現金自動預払機1は、端末装置の一例である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限らない。
(付記1)
抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得する抽選券情報取得部と、
前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う対価情報割当処理部と、
前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する対価情報出力部と、
を備える端末装置。
(付記2)
前記対価情報割当処理部は、前記抽選券情報に含まれる前記抽選券情報を生成したレジ端末の識別情報に基づいて前記抽選券情報が有効か否かを判定する、
付記1に記載の端末装置。
(付記3)
前記対価情報割当処理部は、前記抽選券情報に含まれる抽選券情報を出力した時刻および場所の情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記対価情報割当処理を行うか否かを判定する、
付記1または付記2に記載の端末装置。
(付記4)
前記抽選券情報取得部は、レジ端末が発行した紙媒体に表示された前記抽選券情報を読みとる、
付記1から付記3の何れか1つに記載の端末装置。
(付記5)
前記抽選券情報取得部は、携帯端末から前記抽選券情報を読みとる、
付記1から付記4の何れか1つに記載の端末装置。
(付記6)
前記対価情報出力部は、商品の識別情報または付与ポイントを、前記対価情報として出力する、
付記1から付記5の何れか1つに記載の端末装置。
(付記7)
抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得する抽選券情報取得部と、
前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う対価情報割当処理部と、
前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する対価情報出力部と、
を備える現金自動預払機。
(付記8)
前記抽選券情報を、前記抽選券情報記憶媒体へ出力するレジ端末と、
付記1から付記6の何れか1項に記載の端末装置と、
を含むくじ引きシステム。
(付記9)
自端末の識別情報と、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報とを抽選券情報記憶媒体に出力する、レジ端末。
(付記10)
抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得するステップと、
前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行うステップと、
前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力するステップと、
を有する端末装置によるくじ引き処理方法。
(付記11)
端末装置のコンピュータを、
抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得する手段、
前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う手段、
前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する手段、
として機能させるためのプログラム。
1・・・現金自動預払機
2・・・携帯端末
3・・・POSシステム
3A・・・POSサーバ
3B・・・レジ端末
4・・・専用サーバ
51・・・第一カメラ
52・・・第二カメラ
10・・・制御装置
11・・・メインディスプレイ
12・・・NFCアンテナ
13・・・小型ディスプレイ
14・・・コードリーダ
15・・・第三カメラ
16・・・貨幣投入口
17・・・カード投入口
18・・・レシート排出口
101・・・制御部
102・・・抽選券情報取得部
103・・・くじ引き処理部
104・・・結果情報出力部
105・・・カード処理部
106・・・通信部
107・・・記憶部
301・・・抽選券情報生成部
302・・・出力部
303・・・読取部
304・・・カード処理部
305・・・在庫処理部
306・・・通信部
401・・・登録部
402・・・通信部
403・・・記憶部
本発明は、現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法に関する。
そこでこの発明は、上述の課題を解決する、現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、現金自動預払機は、抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を読み取るコード読取装置と、前記抽選券情報に基づいて、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う制御装置と、前記対価情報割当処理の結果を表示する表示装置と、前記対価情報割当処理の結果が当選の場合に、利用者に提供する前記対価情報を所定の記憶媒体に記録する出力装置と、を備え、前記制御装置は、前記抽選券情報を取得する抽選券情報取得部と、前記抽選券情報が有効な場合、前記対価情報割当処理を行う対価情報割当処理部と、前記対価情報割当処理によって特定した前記対価情報を、前記出力装置を介して出力する対価情報出力部と、を備える。
本発明の第の態様によれば、くじ引きシステムは、前記抽選券情報を前記抽選券情報記憶媒体へ出力するレジ端末と、上記の現金自動預払機と、を含む。
本発明の第の態様によれば、くじ引き処理方法は、抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を読み取るコード読取装置と、前記抽選券情報に基づいて、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う制御装置と、前記対価情報割当処理の結果を表示する表示装置と、前記対価情報割当処理の結果が当選の場合に、利用者に提供する前記対価情報を所定の記憶媒体に記録する出力装置と、を備える現金自動預払機が、抽選券情報記憶媒体から、前記抽選券情報を取得するステップと、前記抽選券情報が有効な場合、前記対価情報割当処理を行うステップと、前記対価情報割当処理によって特定した前記対価情報を前記出力装置を介して出力するステップと、を有する。
本発明の第1の態様によれば、現金自動預払機は、抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を読み取るコード読取装置と、前記抽選券情報に基づいて、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う制御装置と、前記対価情報割当処理の結果を表示する表示装置と、前記対価情報割当処理の結果が当選の場合に、利用者に提供する前記対価情報を所定の記憶媒体に記録する出力装置と、を備え、前記制御装置は、前記抽選券情報を取得する抽選券情報取得部と、前記抽選券情報が有効な場合、前記対価情報割当処理を行う対価情報割当処理部と、前記対価情報割当処理によって特定した前記対価情報を、前記出力装置を介して出力する対価情報出力部と、を備え、前記コード読取装置と、前記表示装置と、前記出力装置の各々がインタフェースとして設けられる。
本発明の第3の態様によれば、くじ引き処理方法は、抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を読み取るコード読取装置と、前記抽選券情報に基づいて、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う制御装置と、前記対価情報割当処理の結果を表示する表示装置と、前記対価情報割当処理の結果が当選の場合に、利用者に提供する前記対価情報を所定の記憶媒体に記録する出力装置と、を備え、前記コード読取装置と、前記表示装置と、前記出力装置の各々がインタフェースとして設けられた現金自動預払機が、抽選券情報記憶媒体から、前記抽選券情報を取得するステップと、前記抽選券情報が有効な場合、前記対価情報割当処理を行うステップと、前記対価情報割当処理によって特定した前記対価情報を前記出力装置を介して出力するステップと、を有する。

Claims (10)

  1. 抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得する抽選券情報取得部と、
    前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う対価情報割当処理部と、
    前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する対価情報出力部と、
    を備える端末装置。
  2. 前記対価情報割当処理部は、前記抽選券情報に含まれる前記抽選券情報を生成したレジ端末の識別情報に基づいて前記抽選券情報が有効か否かを判定する、
    請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記対価情報割当処理部は、前記抽選券情報に含まれる抽選券情報を出力した時刻および場所の情報のうち少なくとも一方に基づいて、前記対価情報割当処理を行うか否かを判定する、
    請求項1または請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記抽選券情報取得部は、レジ端末が発行した紙媒体に表示された前記抽選券情報を読みとる、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の端末装置。
  5. 前記抽選券情報取得部は、携帯端末から前記抽選券情報を読みとる、
    請求項1から請求項4の何れか1項に記載の端末装置。
  6. 抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得する抽選券情報取得部と、
    前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う対価情報割当処理部と、
    前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する対価情報出力部と、
    を備える現金自動預払機。
  7. 前記抽選券情報を、前記抽選券情報記憶媒体へ出力するレジ端末と、
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の端末装置と、
    を含むくじ引きシステム。
  8. 自端末の識別情報と、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報とを抽選券情報記憶媒体に出力する、レジ端末。
  9. 抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得するステップと、
    前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行うステップと、
    前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力するステップと、
    を有する端末装置によるくじ引き処理方法。
  10. 端末装置のコンピュータを、
    抽選券情報記憶媒体から、くじ引きの抽選権を有することを示す抽選券情報を取得する手段、
    前記抽選券情報が有効な場合、対価情報を顧客に割り当てる対価情報割当処理を行う手段、
    前記対価情報割当処理によって特定した対価情報を出力する手段、
    として機能させるためのプログラム。
JP2017237995A 2017-12-12 2017-12-12 現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法 Active JP6753583B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017237995A JP6753583B2 (ja) 2017-12-12 2017-12-12 現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017237995A JP6753583B2 (ja) 2017-12-12 2017-12-12 現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019105999A true JP2019105999A (ja) 2019-06-27
JP6753583B2 JP6753583B2 (ja) 2020-09-09

Family

ID=67062046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017237995A Active JP6753583B2 (ja) 2017-12-12 2017-12-12 現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6753583B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7385855B1 (ja) 2023-05-02 2023-11-24 ユニークビジョン株式会社 プログラム、方法、および情報処理装置

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543254U (ja) * 1991-11-15 1993-06-11 沖電気工業株式会社 自動取引装置
JPH08202783A (ja) * 1995-01-26 1996-08-09 Mebiusu:Kk 金融機関のオンラインシステムを用いたサービス方法
JP3073990U (ja) * 2000-06-12 2000-12-15 株式会社ファミリーマート 特典サービス情報が印字されたレシート
JP2004220467A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Aruze Corp 抽選方法、口座管理方法、及び口座管理システム
JP2006330810A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Toshiba Tec Corp サービス情報処理装置及び抽選システム
JP2011011454A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム
JP2011039700A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Softbank Bb Corp 対面サービス提供システム、対面サービス提供方法、移動端末及び管理サーバ装置
JP2017004275A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 カシオ計算機株式会社 スクラッチ装置、スクラッチ方法およびプログラム
JP2017134733A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0543254U (ja) * 1991-11-15 1993-06-11 沖電気工業株式会社 自動取引装置
JPH08202783A (ja) * 1995-01-26 1996-08-09 Mebiusu:Kk 金融機関のオンラインシステムを用いたサービス方法
JP3073990U (ja) * 2000-06-12 2000-12-15 株式会社ファミリーマート 特典サービス情報が印字されたレシート
JP2004220467A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Aruze Corp 抽選方法、口座管理方法、及び口座管理システム
JP2006330810A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Toshiba Tec Corp サービス情報処理装置及び抽選システム
JP2011011454A (ja) * 2009-07-02 2011-01-20 Seiko Epson Corp 印刷装置、印刷装置の制御方法およびプログラム
JP2011039700A (ja) * 2009-08-07 2011-02-24 Softbank Bb Corp 対面サービス提供システム、対面サービス提供方法、移動端末及び管理サーバ装置
JP2017004275A (ja) * 2015-06-11 2017-01-05 カシオ計算機株式会社 スクラッチ装置、スクラッチ方法およびプログラム
JP2017134733A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 カシオ計算機株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
名塚 一郎: "2012年自動認識システム大賞受賞システムプレゼンテーション", 月刊自動認識, vol. 第26巻 第1号, JPN6019001114, 10 January 2013 (2013-01-10), JP, pages 30 - 34, ISSN: 0004019170 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7385855B1 (ja) 2023-05-02 2023-11-24 ユニークビジョン株式会社 プログラム、方法、および情報処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6753583B2 (ja) 2020-09-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6460139B2 (ja) 会計システム、監視装置及びプログラム
US10318942B2 (en) Electronic voucher ticket system
RU2373578C2 (ru) Универсальный киоск казино для наличных денег, билетов и карт, обладающих функцией эмитирования карт
US8959029B2 (en) System, apparatus, and methods for currency processing control and redemption
JP5663955B2 (ja) チェックアウトシステム、商品登録装置、および精算装置
JP2016539393A (ja) 電子クーポン券システム
JP5880623B2 (ja) チェックアウトシステム
JP2019008355A (ja) チェックアウト装置、チェックアウトシステムおよびプログラム
JP5830227B2 (ja) 代行収納システム及び代行収納方法
JP4210688B2 (ja) キャッシュアウト処理方法及びキャッシュアウト処理システム
JP6753583B2 (ja) 現金自動預払機、くじ引きシステム及びくじ引き処理方法
WO2019181426A1 (ja) 顧客誘導装置、現金払出システム、顧客誘導方法およびプログラム
JP5976343B2 (ja) 販売管理システム、販売管理装置及び販売管理方法
JP2019106073A (ja) 貨幣入金機及び会計システム
CA2943479C (en) Electronic voucher ticket system
JP6368273B2 (ja) 投票端末、投票方法および投票システム
JP4137012B2 (ja) 精算機及び精算システム
JP2009053991A (ja) 自動取引装置及びそれを用いた自動取引システム
JP7420117B2 (ja) 投票券処理装置、投票券処理方法、プログラム
JP2013225252A (ja) 精算装置
WO2021215193A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法及び記録媒体
JP2016194940A (ja) 精算装置、チェックアウトシステム及びプログラム
JP6451816B2 (ja) 精算装置、チェックアウトシステム、プログラム、精算方法及びチェックアウト方法
JP2016085759A (ja) 商品登録装置、精算装置及びプログラム
JP2023103779A (ja) 精算装置、チェックアウトシステム及び制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180828

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181025

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190311

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20190311

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190319

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20190326

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20190419

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20190423

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20191105

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20200407

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20200616

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20200721

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20200721

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6753583

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150