JP2006330810A - サービス情報処理装置及び抽選システム - Google Patents
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Abstract
【課題】抽選担当の店員を配置しておかなくても、買上げ商品のレシートを得た客であれば誰でも抽選に参加できるようにして、娯楽性を高める。
【解決手段】ストアコンピュータ3は、レシート5に印字された抽選バーコード6のデータを蓄積記憶するための抽選結果実績ファイル8を有している。サービス情報端末2は、レシート5の抽選バーコード6を読み取るためのスキャナを有している。サービス情報端末2は、抽選バーコード6のデータが読み取られると、このデータが抽選結果実績ファイル8に蓄積されていないことを条件に抽選処理を行い、当選すると当選券7を発行する。
【選択図】 図1
【解決手段】ストアコンピュータ3は、レシート5に印字された抽選バーコード6のデータを蓄積記憶するための抽選結果実績ファイル8を有している。サービス情報端末2は、レシート5の抽選バーコード6を読み取るためのスキャナを有している。サービス情報端末2は、抽選バーコード6のデータが読み取られると、このデータが抽選結果実績ファイル8に蓄積されていないことを条件に抽選処理を行い、当選すると当選券7を発行する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、顧客に所定の特典を付与するための抽選処理を実行するサービス情報処理装置及びこの装置を用いた抽選システムに関する。
従来、商品を購入した顧客に対して一定の条件下で付与される抽選を行い、抽選結果をレシートに印字出力して、顧客に知らしめるようにした抽選処理機能付POSシステムがあった。
このPOSシステムは、店頭のPOS端末装置で購入品の明細登録が終了し、精算のための締めキーが押下されると、POS端末装置から購入品の明細登録データ等をデータ処理装置に転送する。
データ処理装置は、POS端末装置から転送されたデータにより抽選処理を行い、抽選結果を示すデータをPOS端末装置に転送する。POS端末装置は、データ処理装置から転送された抽選結果を示すデータにより、当選であれば、購入品の明細データに当選券が印字されたレシートを発行する(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−77063号公報
しかしながら、従来の抽選処理機能付POSシステムにおいては、POS端末装置で締めキーが押下される毎に自動的にデータ処理装置で抽選処理が行われ、その抽選結果を示すデータがレシートに印字されていただけであったので、客自身が積極的に参加して抽選を行うという娯楽性がなかった。また、抽選を望まない買物客に対しても抽選処理が行われていたので、効率が悪いという問題もあった。
そこで、店内に抽選会場を設け、買上げ商品のレシートを提示した客であれば誰でもくじ等の抽選に参加できるようにして、娯楽性のあるサービスを実施している店がある。しかしながら、このようなサービスを実施するためには抽選会場に店員を配置しておく必要があり、人件費がかさむといった問題があった。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、抽選担当の店員を配置しておかなくても、買上げ商品のレシートを得た客であれば誰でも抽選に参加でき、買物客に娯楽性の高いサービスを与えることができるサービス情報処理装置およびこの装置を用いた抽選システムを提供しようとするものである。
本発明は、顧客との商取引の明細が印字されたレシートを発行するレシート発行手段を有した商品販売データ処理装置と、顧客に所定の特典を付与するための抽選処理を実行する抽選処理手段を有したサービス情報処理装置とからなる。商品販売データ処理装置は、レシート発行手段により発行されるレシートに、商取引を特定するためのデータ、例えば当該商取引が行われた日付と当該商取引に対して発番される固有の取引番号とが含まれたバーコードを印字させるバーコード印字制御手段を具備する。サービス情報処理装置は、レシートに印字された商取引を特定するためのデータ、例えばバーコードデータを読取るデータ読取り手段と、このデータ読取り手段により読取られたデータを蓄積記憶するデータ蓄積手段と、データ読取り手段により読取られたデータがデータ蓄積手段により蓄積されているデータ群の中に存在するか調べる重複データ検索手段と、この重複データ検索手段により重複データ無しと判断されたことを条件に抽選処理手段を実行させる制御手段とを具備する。
このような構成により、買物を済ませて決済を終えた客は、商品販売データ処理装置から発行されたレシートを持ってサービス情報処理装置が置かれている場所へ行く。そして、サービス情報処理装置のデータ読取手段を動作させる。そうすると、当該レシートから商取引を特定するためのデータが読み取られ、データ蓄積手段に蓄積されているデータと照合されて、重複なしが判定されると抽選処理が実行される。そして、読み取られたデータはデータ蓄積手段に蓄積される。したがって、買物を済ませた客は、1回の買物につき1回だけ自主的に抽選に参加することができる。店側は、抽選担当の店員を配置しておく必要はない。
本発明によれば、抽選担当の店員を配置しておかなくても、買上げ商品のレシートを得た客であれば誰でも抽選に参加でき、買物客に娯楽性の高いサービスを与えることができるサービス情報処理装置および抽選システムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
図1は本実施の形態における抽選システムの概略構成図である。この抽選システムは、商品販売データ処理装置としての複数台のPOS端末1と、サービス情報処理装置の一部としての複数台のサービス情報端末2と、これらの端末1,2を制御し、サービス情報処理装置の一部として機能するストアコンピュータ3とで構成している。ストアコンピュータ3と各端末1,2とは、LAN(Local Area Network)等の通信回線4で接続している。
図1は本実施の形態における抽選システムの概略構成図である。この抽選システムは、商品販売データ処理装置としての複数台のPOS端末1と、サービス情報処理装置の一部としての複数台のサービス情報端末2と、これらの端末1,2を制御し、サービス情報処理装置の一部として機能するストアコンピュータ3とで構成している。ストアコンピュータ3と各端末1,2とは、LAN(Local Area Network)等の通信回線4で接続している。
各POS端末1は、顧客との商取引の明細が印字されたレシート5を発行するレシート発行手段を有している。レシート5には、商取引を特定するためのデータとしてバーコード6が印字される。このバーコード6には、図2に示すように、2桁のコード種別用フラグと、5桁の日付データと、1桁のレジ番号と、4桁の取引番号と、1桁のチェックデジットとが含まれている。日付データは、当該レシートの商取引が行われた日付であり、先頭の1桁で年を示し、次の2桁で月を示し、残りの2桁で日を示している。例えば、2005年4月24日であれば「50424」となる。レジ番号は、POS端末1を識別するためのコードである。予め各POS端末1にはそれぞれ独自のレジ番号が設定されている。取引番号は、当該POS端末1にて処理された商取引を識別するためのコードである。各POS端末1では、商取引が決済される毎にカウントアップされるカウント値が取引番号として発番される。
各サービス情報端末2は、レシート5に印字されたバーコード6のデータ、つまりは商取引を特定するためのデータを読取るデータ読取手段を有している。また各サービス情報端末2は、顧客に所定の特典を付与するための抽選処理を実行する抽選処理手段を有している。そして抽選処理の結果、当選すると、当選券7を発行するものとなっている。
ストアコンピュータ3は、各サービス情報端末2のデータ読取り手段により読取られたデータを蓄積記憶するデータ蓄積手段として抽選結果実績ファイル8を有している。抽選結果実績ファイル8には、ストアコンピュータ3の作用により、図3に示すように、データ読取り手段により読取られたバーコード6のデータに対応して、当該データによって特定される商取引の顧客に対して抽選処理が実施された日時のデータと、当該抽選処理が実施されたサービス情報端末2を識別するためのデータすなわち端末番号と、抽選結果を示すデータである等賞番号とが順次記憶されるようになっている。
図4はPOS端末1の要部構成を示すブロック図である。図示するように、POS端末1は、制御部本体としてCPU(Central Processing Unit)11を備えている。また、プログラムデータ等の固定的データが予め格納されたROM(Read Only Memory)12、商品販売データの登録処理などに使用される種々のメモリエリアが形成されたRAM(Random Access Memory)13、現在の日時を計時する時計部14、商品に付されたバーコード等を読取るためのスキャナが接続されるスキャナインターフェイス16、キーボード17のキー入力を制御するキーボードコントローラ18、オペレータ用表示器19のデータ表示を制御する表示コントローラ20、客用表示器21のデータ表示を制御する表示コントローラ22、プリンタ23の印字動作を制御するプリンタコントローラ24、ドロワ25に信号を出力するI/Oポート26等を備えている。CPU11と、ROM12,RAM13,時計部14,通信インターフェイス15,スキャナインターフェイス16,キーボードコントローラ18,表示コントローラ20,表示コントローラ22,プリンタコントローラ24およびI/Oポート26とは、アドレスバス,データバス等のバスライン27で接続している。
キーボード17には、特に、商取引の登録締めを制限する締めキーが設けられている。プリンタ23は、レシートを印字するためのもので、このプリンタ23とプリンタコントローラ24とによって、レシート発行手段が構成されている。
図5はPOS端末1で実行される商取引処理に関するCPU11の主要な制御手順を示す流れ図である。すなわちCPU11は、ST(ステップ)1として商取引で売買される商品が登録されるのを待機している。そして、例えばスキャナインターフェイス16に接続されたスキャナから商品のバーコードデータが入力されたならば商品登録ありと判断し、ST2の処理に進む。
ST2では、CPU11は、商取引の1点目の登録であるか否かを判断する。1点目の登録である場合には、ST3として時計部14から取引日時データを取得する。2点目以降の登録である場合には、ST3の処理をジャンプする。
次にCPU11は、ST4として登録された商品の販売データを処理する。そして、登録商品の品名,価格などをオペレータ用表示器19と客用表示器21とに表示させる。しかる後、商取引の登録締めが宣言されたか否かを判断する。登録締めが宣言されず、次の商品登録が行われたならば、CPU11は、ST4の商品販売データ処理を実行する。
キーボードコントローラ18を介してキーボード17の締めキーが操作されたことを検知すると、CPU11は、登録締めが宣言されたと判断する。そしてCPU11は、ST6として取引番号カウンタをカウントアップして当該商取引に対する固有の取引番号を発番する。しかる後、CPU11は、ST7として決済処理を行う。例えば現金取引の場合には、預り金額から当該商取引の合計金額を減算して釣銭額を算出する。そして、釣銭額をオペレータ用表示器19と客用表示器21とに表示させる。
次にCPU11は、ST8として当該商取引の明細データを編集する。また、ST9として当該商取引が抽選条件を満足するか否かを判断する。例えば抽選条件として取引時間帯が設定されていた場合には、ST3の処理で取得した当該商取引の開始日時が該当時間帯に含まれるか否かを判断し、該当時間帯に含まれる場合には抽選条件を満足するので、ST10の処理に進む。また、抽選条件として下限金額が設定されていた場合には、ST7の決済処理で取得した当該商取引の合計金額が下限金額以上か否かを判断し、下限金額以上の場合には抽選条件を満足するので、ST10の処理に進む。なお、抽選条件が未設定の場合には、すべての商取引が抽選条件を満足するものとして、ST10の処理に進む。抽選条件を満足しない場合には、ST10の処理は行わない。
ST10では、CPU11は、抽選バーコード6を編集する。すなわちST3の処理で取得した日付データと、当該POS端末1に対して予め設定されているレジ番号と、ST6の処理で更新された取引番号とから、図2に示すデータレイアウトの抽選バーコード6を編集する。
しかる後、CPU11は、ST11としてST8の処理で編集した取引明細データをプリンタ23に出力してレシート用紙に印字させる。次にCPU11は、ST12として抽選バーコードのデータが編集されているか否かを判断する。そしてST10の処理で抽選バーコードのデータが編集されていた場合には、ST13としてこの抽選バーコードのデータをプリンタ23に出力してレシート用紙に印字させる。抽選バーコードのデータが編集されていない場合には、ST13の処理は行わない。
しかる後、CPU11は、ST14としてプリンタコントローラ24にレシートの発行を指示する。また、ST15としてI/Oポート26からドロワ25にドロワオープン信号を出力する。これにより、プリンタ23のカッタが動作してレシート用紙が切断され、当該商取引のレシートとして発行される。また、ドロワ25が開放動作する。
このように本実施の形態においては、POS端末1にて商取引が処理される毎に、この商取引が予め設定されている抽選条件を満足するか否かが判断される。そして満足する場合には、当該商取引が実行された日付と当該商取引を識別するための取引番号とが含まれた抽選バーコード6が当該商取引の買上レシート5に印字される。
図6はサービス情報端末2の要部構成を示すブロック図である。図示するようにサービス情報端末2は、制御部本体としてCPU31を備えている。また、抽選処理プログラム51等のプログラムデータが予め格納されたROM32、当選券名称テーブル52等のメモリエリアが形成されたRAM33、日時を計時する時計部34、前記通信回線4を介して行うデータの送受信を制御する通信インターフェイス35、キーボード36のキー入力を制御するキーボードコントローラ37、表示器38のデータ表示を制御する表示コントローラ39、プリンタ40の印字動作を制御するプリンタコントローラ41、スキャナ42が接続されるスキャナインターフェイス43等を備えている。CPU31と、ROM32,RAM33,時計部34,通信インターフェイス35,スキャナインターフェイス43,キーボードコントローラ37,表示コントローラ39およびプリンタコントローラ41とは、アドレスバス,データバス等のバスライン44で接続している。
当選券名称テーブル52は、図7に示すように、抽選結果である各等賞番号に対応して、任意の当選券名称データを記憶するメモリエリアである。因みに、本実施の形態では、等賞番号「1」に対応して名称データ「1等当選券」が設定され、等賞番号「2」に対応して名称データ「2等当選券」が設定され、等賞番号「3」に対応して名称データ「3等当選券」が設定され、等賞番号「4」及び「8」に対応して名称データ「4等当選券」が設定され、等賞番号「5」,「6」及び「7」に対応して名称データ「5等当選券」が設定されている。等賞番号「9」及び「0」に対しては、名称データは設定されていない。
しかしてCPU31は、例えばキーボード36の所定キー入力により抽選処理モードが選択されると、前記抽選処理プログラム51を起動して、図8の流れ図に示す制御手順の抽選処理を実行するものとなっている。
すなわちCPU31は、ST21として抽選バーコード6がスキャニングされるのを待機している。そして、スキャナインターフェイス43に接続されたスキャナ42により抽選バーコード6がスキャニングされたことを検知すると、CPU31は、ST22以降の処理を実行する。
ST22では、スキャニングされたバーコードデータを解析して商取引の日付を取得する。そして、商取引日付を取得したならば、CPU31は、ST23としてこの商取引日付と時計部34にて計時されている現在日付とを照合して抽選の可否を判断する。例えば、商取引の当日のみ抽選可能とする場合には、CPU31は、商取引日付が現在日付と一致した場合に抽選可能であると判断する。また、商取引の前日でも抽選可能とする場合には、CPU31は、商取引日付が現在日付もしくは現在日付の前日と一致した場合に抽選可能であると判断する(日付判断手段)。
ST23にて抽選可能と判断した場合には、CPU31は、ST24として当該バーコードデータをストアコンピュータ3に送信して、抽選結果実績ファイル8の検索を要求する。これにより、ストアコンピュータ3では抽選結果実績ファイル8が検索されて当該バートーゴデータと一致するデータがすでに記憶されているか否かが判断される。そして、記憶されていない場合には重複なしの応答データが返信され、記憶されている場合には重複ありの応答データが返信される(重複データ検索手段)。
そこでCPU31は、ST25としてストアコンピュータ3からの応答データを待機する。そして、重複なしの応答データを受信した場合には、CPU31は、ST26として抽選処理を実行する。本実施の形態では、0〜9の数値のうちの1桁を乱数的に発生させ、この数を等賞番号とする(抽選処理手段)。
CPU31は、ST27として抽選処理の結果、等賞番号を取得したならば、ST28としてこの等賞番号で当選券名称テーブル52を検索して当該等賞番号に対して当選券名称が設定されているか否かを判断する。そして、当選券名称が設定されている場合には、CPU31は、ST29としてこの当選券名称データをプリンタ40に出力して、所定の当選券用紙に印字させ、当選券7として発行させる。これに対し、当選券名称が設定されていない場合には、CPU31は、ST30として表示器38に「落選」を表示させる。
しかる後、CPU31は、ST31として当該バーコードデータと時計部34にて計時されている現在の日付及び時刻データと、当該サービス情報端末2に対して予め設定されている端末番号と、抽選処理よって発番された等賞番号とから抽選結果実績データを作成する。そしてこの抽選結果実績データをストアコンピュータ3に送信し、抽選結果実績ファイル8に追加格納されたならば、今回の抽選バーコードスキャニングに対する制御処理を終了する。
なお、ST23にて抽選不可能と判断された場合、及びST25にて重複ありと判断された場合には、CPU31は、ST32として表示器38に「抽選不可」を表示させて、今回の抽選バーコードスキャニングに対する制御処理を終了する。
このように本実施の形態においては、店内での買物を終え、POS端末1から発行されたレシート5を得た買物客が自らサービス情報端末2に近づき、当該レシート5に印字されている抽選バーコード6をスキャナ42で読み取らせると、所定の抽選条件を満足する場合に限り抽選処理が実行される。そして、当選した場合には当選券7がプリンタ40により印字され発行される。なお、当選券7は、金品との引換券や,割引券,クーポン券等が考えられる。また、この他のものであってもよい。
ここで、抽選条件の1つとして、抽選バーコード6と同一のバーコードデータが抽選結果実績ファイル8にすでに記憶されているか否かの判断がある。すなわち、抽選バーコード6と同一のバーコードデータが抽選結果実績ファイル8に記憶されていない場合には抽選条件を満足するが、記憶されている場合には抽選条件を満足しないと判断される。抽選結果実績ファイル8には、過去に抽選処理が実行された抽選バーコード6のデータがすべて蓄積記憶されている。したがって、1回の商取引に対して1回のみ抽選処理が可能となるように自動的に制限される。
また、抽選条件の1つとして、抽選バーコード6に含まれる日付データの日付があらかじめ設定されている日付または期間に該当するか否かの判断がある。すなわち、抽選バーコード6の日付が設定日付または期間に該当する場合には抽選条件を満足するが、該当しない場合には抽選条件を満足しないと判断される。したがって、抽選バーコード6による抽選処理の実施有効期間を、例えば当日のみや前日までというように制限することができる。
かくして本実施の形態によれば、抽選担当の店員を配置しておかなくても、買上げ商品のレシートを得た客であれば誰でも抽選に参加することができる。このため、買物客に娯楽性の高いサービスを与えることができるので、集客率のアップにつながる。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば前記実施の形態では、データ読取手段と抽選処理手段とをサービス情報端末2が有し、データ蓄積手段と重複データ検索手段とをストアコンピュータが有して、本発明のサービス情報処理装置を構成したが、データ蓄積手段及び重複データ検索手段もサービス情報端末2が有するようにして、単体でサービス情報処理装置を構成してもよい。
また、前記実施の形態では、レシート5に抽選バーコード6を印字し、この抽選バーコードをスキャナで読み取ることによって商取引を特定するための日付と取引番号を取得したが、スキャナの代わりに光学式文字読取装置いわゆるOCRを接続し、レシートに印字されている文字を読み取りその文字情報を解析して、商取引を特定するための日付と取引番号を取得してもよい。こうすることにより、レシート5に抽選バーコード6を印字する必要はなくなるので、既存のPOS端末や電子式キャッシュレジスタを使用する店舗でも本発明の抽選システムを即時導入することができる。
また、サービス情報端末2が実行する抽選処理の内容や当選結果の通知方法等は、前記実施の形態のもの、つまりは等賞番号の乱数発生や当選券の発行に限定されないのは言うまでもないことである。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組み合わせてもよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組み合わせてもよい。
1…POS端末、2…サービス情報端末、3…ストアコンピュータ、4…通信回線、5…レシート、6…抽選バーコード、7…当選券、8…抽選結果実績ファイル、51…抽選処理プログラム、52…当選券名称テーブル。
Claims (4)
- 顧客との商取引の明細が印字されたレシートから当該商取引を特定するためのデータを読取るデータ読取り手段と、
このデータ読取り手段により読取られたデータを蓄積記憶するデータ蓄積手段と、
前記データ読取り手段により読取られたデータが前記データ蓄積手段により蓄積されているデータ群の中に存在するか調べる重複データ検索手段と、
この重複データ検索手段により重複データ無しと判断されたことを条件に所定の特典を付与するための抽選処理を実行する抽選処理手段と、
を具備したことを特徴とするサービス情報処理装置。 - 前記データ読取り手段が読取るデータは、商取引が行われた日付と当該商取引に対して発番される固有の取引番号とが含まれたバーコードであることを特徴とする請求項1記載のサービス情報処理装置。
- 前記データ読取り手段により読取られたバーコードに含まれる日付が予め定義された日付か否かを判断する日付判断手段をさらに具備し、
前記抽選処理手段は、前記日付判断手段により前記バーコードに含まれる日付が予め定義された日付でありかつ前記重複データ検索手段により重複データ無しと判断されたことを条件に所定の特典を付与するための抽選処理を実行することを特徴とする請求項2記載のサービス情報処理装置。 - 顧客との商取引の明細が印字されたレシートを発行するレシート発行手段を有した商品販売データ処理装置と、顧客に所定の特典を付与するための抽選処理を実行する抽選処理手段を有したサービス情報処理装置とからなり、
前記商品販売データ処理装置は、前記レシート発行手段により発行されるレシートに商取引が行われた日付と当該商取引に対して発番される固有の取引番号とが含まれたバーコードを印字させるバーコード印字制御手段を具備し、
前記サービス情報処理装置は、前記レシートに印字されたバーコードデータを読取るデータ読取り手段と、
このデータ読取り手段により読取られたデータを蓄積記憶するデータ蓄積手段と、
前記データ読取り手段により読取られたデータが前記データ蓄積手段により蓄積されているデータ群の中に存在するか調べる重複データ検索手段と、
この重複データ検索手段により重複データ無しと判断されたことを条件に前記抽選処理手段を実行させる制御手段と、
を具備したことを特徴とする抽選システム。
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2005
- 2005-05-23 JP JP2005149401A patent/JP2006330810A/ja active Pending
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