JP2002366726A - 購買情報収集方法、購買情報収集プログラム - Google Patents

購買情報収集方法、購買情報収集プログラム

Info

Publication number
JP2002366726A
JP2002366726A JP2001273285A JP2001273285A JP2002366726A JP 2002366726 A JP2002366726 A JP 2002366726A JP 2001273285 A JP2001273285 A JP 2001273285A JP 2001273285 A JP2001273285 A JP 2001273285A JP 2002366726 A JP2002366726 A JP 2002366726A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
sales
purchase
purchase information
seller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001273285A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4357142B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Kishi
寛之 岸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2001273285A priority Critical patent/JP4357142B2/ja
Priority to US09/986,026 priority patent/US8612338B2/en
Priority to GB0127572A priority patent/GB2374439A/en
Publication of JP2002366726A publication Critical patent/JP2002366726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4357142B2 publication Critical patent/JP4357142B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601Electronic shopping [e-shopping]
    • G06Q30/0641Shopping interfaces
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークを利用して購買情報を個人から
取得する際に虚偽の購買情報を排除することができる購
買情報収集方法を、提供する。 【構成】 小売業者と購買者との特定商品についての取
引を一意に特定する売上情報を商品販売システム3から
受信すると、購買情報収集サーバ1のCPU10は、売
上情報取込プログラム14に従って、この売上情報を、
売上取引情報データベース17に格納する。一方、小売
業者から売上情報を提示された購買者は、ユーザ端末2
から購買情報収集サーバ1へ、その売上情報と自己の個
人情報との組み合わせである購買情報を、送信する。購
買情報収集サーバ1のCPU10は、購買情報収集評価
プログラム15に従い、購買者から送信されてきた購買
情報中の売上情報と同一の売上情報が売上取引情報デー
タベース17に格納されている場合のみ、その購買情報
が有効なものであるとして、購買情報データベース18
に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、販売者に商品を納
入する業者又はその業者から依頼を受けた者が、商品の
購買者についての個人情報を含む購買情報を、購買者か
ら直接収集するための購買情報収集方法及びネットワー
クに接続されたコンピュータを用いてそのような購買情
報収集方法を実現するための購買情報収集プログラム
に、関する。
【0002】
【従来の技術】小売店においては、商品の仕入れ計画に
役立てるためや、顧客の嗜好や購入パターンに対して個
別に合わせた販売キャンペーン(ダイレクトメール送信
等)を行うために、商品の購買者の個人情報と購入され
た商品の情報(商品識別情報及び購入個数)とを組み合
わせた購買情報を収集することが、行われている。この
購買情報の収集は、例えば、割引購入権をインセンティ
ブとして顧客に会員登録させ、その登録の際に顧客の個
人情報(指名,住所,年齢,職業,等)を申出させると
ともにその顧客に一意の顧客番号を記憶させた会員証
(磁気カード又はICカード)を与え、顧客が割引購入
権を行使して買い物を行う際にその会員証から顧客番号
を読み取り、その顧客番号に対応した顧客情報と購入さ
れた商品の情報をひも付けすることによって、なされて
いる。
【0003】一方、このような購買情報は、商品を製造
するメーカーや商品の仲卸をする問屋にとっても有用で
あるが、商品の購買者に直接接する機会を有する小売店
とは異なり、メーカーや問屋は、購買者に直接接する機
会を有さないので、購買情報を直接収集する手段を持た
ない。そのための次善策として、例えばメーカーは、懸
賞やアフターサービスをインセンティブとして設定し、
各顧客に、商品を購入した証としての包装の一部(応募
券やバーコード)やアンケート用紙と一緒に、自身の個
人情報を申請してもらっていた。
【0004】但し、この場合には、商品の購買者は、包
装の一部を切り取って所定枚数集まるまで保管したり、
これらを応募用紙に貼り付けたり、応募用紙やアンケー
ト用紙に切手を貼って郵便ポストまで出しに行く等の、
面倒な作業を行わねばならない。従って、インセンティ
ブの内容がよほど魅力的ではないと購買者はこれらの面
倒な作業を行わないので、メーカーや問屋による購買情
報の回収率は低くならざるを得ない。その結果、回収さ
れた購買情報に統計処理を施したとしても、商品の実際
の購買状況を反映した統計結果は得られない。従って、
商品の購買状況を直接知ることができる小売店に対し
て、メーカーや問屋の商品企画や販売戦略が後手々々に
回り、イニシアチブを取れなくなる虞があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、購買者がイ
ンセンティブを得ることと引き替えに自己の個人情報を
提示することや自らが商品を購入した事実を記録させる
ことは、購買者自身が、自らの個人情報を販売する行為
であると、解釈することができる。従って、購買情報の
提供・取得をそのようなものであると認識し、メーカー
や問屋等の川上の業者に対して購買者が直接且つ簡単に
購買情報を提供できる環境を整えれば、購買情報の回収
率を向上させることができると、考えられる。
【0006】そのような環境を実現するための手段とし
て、インターネット等のコンピュータネットワークを利
用することが、考えられる。
【0007】しかしながら、コンピュータネットワーク
を利用して購買情報を収集しようとする場合には、悪意
のユーザが不正にインセンティブを得るために虚偽の購
買情報を捏造して送信してくることが、避けられない。
このような虚偽の購買情報が混入してしまうと、その統
計結果の信頼性が落ちてしまいことになるし、費用対効
果が悪くなってしまうことにもなる。
【0008】そこで、本発明は、ネットワークを利用し
て購買情報を個人から取得する際に虚偽の購買情報を排
除することができる購買情報収集方法,及び、ネットワ
ークに接続されたサーバコンピュータを用いてこのよう
な購買情報収集方法を実現するための購買情報収集プロ
グラムの提供を、課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に案出された本発明による購買情報収集方法によると、
販売者によって管理されるコンピュータ及び購買者によ
って操作されるコンピュータからデータ受信可能に構成
されたサーバ装置は、販売者と前記購買者との間におけ
る前記商品の売買取引を一意に特定するために当該販売
者によって生成された売上情報を、この販売者によって
管理されるコンピュータから受信して、第1記憶部に記
憶する。また、この販売者から売上情報を提示された購
買者によって操作されるコンピュータから、この売上情
報とその購買者の個人情報とからなる購買情報を、受信
する。そして、この購買情報に含まれる売上情報が第1
記憶部に記憶されている場合のみ、その売上情報を含む
購買情報を、適正なものであると識別したうえで第2記
憶部に記憶する。
【0010】この購買情報収集方法によって、適正なも
のであると識別された上で第2記憶部に記憶される、或
る者がサーバ装置に対して送信した購買情報は、販売者
から直接受信した売上情報を含む情報となっている。販
売者から直接受信した売上情報が、実際に販売された商
品に関する情報であることは確実であり、その売上情報
と同じ情報を或る者がサーバ装置に対して供給できると
いうことは、その者が実際に商品を購入している者であ
るということとほぼ同値である。従って、この購買情報
収集方法を用いれば、虚偽の購買情報が収集されてしま
うことがない形で、商品の購入者からネットワークを利
用して購買情報を収集できることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。
【0012】図1は、本発明による購買情報収集方法の
実施に用いられるネットワークシステムの一実施形態と
しての購買情報収集システムの構成図である。
【0013】この図1に示されるように、本実施形態に
係る購買情報収集システムは、ネットワークNを介して
相互に通信可能な購買情報収集サーバ1、ユーザ端末2
及び商品販売システム3を、含む。なお、図1には、購
買情報収集サーバ1、ユーザ端末2及び商品販売システ
ム3が何れも1台のみしか示されていないが、ここで説
明を行なう購買情報収集システムは、これらの装置が、
夫々、複数台、含まれるものである。
【0014】この購買情報収集システムを構成する各購
買情報収集サーバ1は、購買情報(購入された商品に関
する情報とその商品を購入した者に関する個人情報とか
らなる情報)の収集を行なうサーバ装置(コンピュー
タ)である。各購買情報収集サーバ1を、どのような購
買情報を収集する装置とするかについては、さまざまな
ことが考えられる(詳細は後述)のであるが、この購買
情報収集システム内の各購買情報収集サーバ1は、商品
を製造しているメーカーによって、自社の商品に関する
購買情報のみを収集するために運用される装置となって
いる。
【0015】購買情報収集システムを構成する各商品販
売システム3は、商品を販売するために、より具体的に
は、1つ以上の商品の購入を申し出た者にそれらの商品
の合計金額を提示して、その者からその合計金額の支払
いを受けるために、小売店に設置されるシステムであ
る。なお、この図に示した商品販売システム3は、小規
模な小売店に設置されることを想定したものとなってい
る。
【0016】購買情報収集システムを構成する各ユーザ
端末2は、商品販売システム3が設置された店舗にて商
品を購入した者が、その商品を購入した事実を示す情報
に自身の個人情報を加えた購買情報を、ネットワークN
を介して或る購買情報収集サーバ1の運営者(その商品
を製造したメーカー)に販売するために使用する装置で
ある。本実施形態の購買情報収集システムは、各ユーザ
端末2として、CPU20、通信アダプタ21、ディス
プレイ22、入力装置23、RAM24、ハードディス
ク25等からなり、そのハードディスク25に、OS2
6及びブラウザ27が記憶された装置、すなわち、We
bブラウズが可能なコンピュータが用いられたシステム
となっている。
【0017】以上のことを前提として、以下、この購買
情報収集システムの構成及び動作を、具体的に説明す
る。
【0018】まず、図1にその構成を示してある商品販
売システム3の詳細を説明する。
【0019】この商品販売システム3は、一種の電子式
キャッシュレジスタであり、バスによって接続されたC
PU30、通信アダプタ31、RAM32、キーボード
33、バーコードリーダ34、ハードディスク35、表
示装置28、プリンタ29等から、構成されている。
【0020】CPU30は、この商品販売システム3全
体を制御する中央処理装置である。また、RAM32
は、CPU30が各種のプログラムやデータをその上に
読み出す主記憶装置である。このRAM32は、CPU
30(プログラム)の作業領域としても使用される。通
信アダプタ31は、ネットワークNを介した通信を行な
うための回路(モデム等)である。キーボード33は、
購入された商品の個数等を入力するためのテンキー、合
計金額の計算を指示する合計ボタン等を備えた入力装置
である。バーコードリーダ34は、商品に印刷されたバ
ーコード(本実施形態では、JANコード)の読み取り
を行なう装置である。表示装置28は、小計、合計など
を商品購入者及び店員に提示するための装置であり、通
常、2つの液晶ディスプレイからなる。プリンタ29
は、購入された商品に対する精算が終了した時に購買者
に渡されるレシートを印刷するための印刷装置である。
【0021】ハードディスク35は、CPU30が利用
する各種のプログラムやデータを記憶した補助記憶装置
である。このハードディスク35には、売上処理プログ
ラム36、売上情報送信処理プログラム37、商品マス
タ38、売上情報データベース39及び企業コードマス
タ40が、記憶されている。
【0022】企業コードマスタ40は、商品販売システ
ム3を運営している小売業者を示す企業コード及び企業
名、商品販売システム3が設置されている店舗を示す店
舗コード及び店舗名、購買情報収集システムに含まれる
購買情報収集サーバ1の数と同数のサーバ情報等を保持
したファイルである。ここで、サーバ情報とは、或る購
買情報収集サーバ1のアドレス情報(IPアドレス、電
子メールアドレス、電話番号等)と、その購買情報収集
サーバ1にどのような情報を送信するかを定める情報
(本実施形態では、購買情報収集サーバ1を運営してい
るメーカーに与えられているメーカーコード;詳細は後
述)とを含む情報のことである。
【0023】商品マスタ38は、図2に模式的に示した
ように、複数の商品コードのそれぞれについて、その商
品コードが割り当てられている商品の商品名と、その商
品に対して小売業者が自主的に設定した販売価格(単
価)とが記憶されたデータベースである。なお、この図
2並びに後ほど説明する他の図面では、いずれも、商品
コードとして、5桁の数値が示されているが、実際の商
品コードは、商品に印刷されたバーコード(JANコー
ド)が表している13桁の数値情報から、チェックデジ
ットを除いた12桁の情報(国コードと商品メーカーコ
ードと商品アイテムコードからなる情報)となってい
る。
【0024】売上情報データベース39は、図3に模式
的に示したように、企業コード、店舗コード、日付、取
引番号、商品コード、単価、数量及び金額からなる情報
(以下、売上情報と表記する)を、複数個、記憶してお
くことが出来るデータベースである。
【0025】売上処理プログラム36は、CPU30
に、商品販売システム3を電子式キャッシュレジスタと
して機能させるとともに、この売上情報データベース3
9に売上情報を追加する処理を行なわせるためのプログ
ラムとなっている。
【0026】具体的には、売上処理プログラム36に従
ったCPU30は、図4に示した手順の処理を実行す
る。
【0027】すなわち、売上処理プログラム36が起動
されると、CPU30は、まず、S001にて、取引番
号(正確には、取引番号用の変数)を、初期化する。な
お、この売上処理プログラム36は、毎日、開店前に起
動され、閉店後に終了される形、或いは、所定期間に亘
って使用し続けられる形で、用いられるものとなってお
り、このS001における取引番号の初期化は、取引番
号に、“0”をセットすることにより、或いは、前回の
売上げ処理プログラム36の終了時における取引番号を
セットすることにより、行なわれる。
【0028】次のS002にて、CPU30は、バーコ
ードリーダ34によるバーコードの読取、すなわち、商
品コードの入力、が行われたか否かをチェックする。商
品コードの入力が行なわれていない場合、CPU30
は、S003において、キーボード33中の合計キーが
押下されたか否かをチェックする。そして、合計キーが
押下されていない場合、CPU30は、処理をS002
に戻す。
【0029】S002及びS003の処理を繰り返して
いる間に、S002にて、商品コードの入力が行なわれ
たことを検出した場合、CPU30は、S004にて、
その商品コードに対応づけられている単価及び商品名を
商品マスタ38から読み出し、読み出した単価及び商品
名を商品コードと共に、記憶する。
【0030】次のS005では、CPU30は、単価の
読み出しを終えた商品の個数が、キーボード33中のテ
ンキーによって、入力されるのを待機する。そして、商
品の個数が入力されたときに、CPU30は、S006
にて、当該個数とS004にて記憶した単価とを乗算す
ることにより、その商品の小計を算出する。次いで、C
PU30は、入力された個数及び算出した小計を、記憶
するとともに、商品名、個数及び小計を表示装置28に
表示して、S006を終了する。
【0031】この後、CPU30は、処理をS002に
戻し、S002及びS003の処理ループを実行するこ
とにより、次の商品の商品コードが入力されるか、合計
キーが押下されるのを、待機する。
【0032】そして、S003にて、合計キーが押下さ
れたことを検出した場合、CPU30は、処理をS00
7へ進める。このS007にて、CPU30は、取引番
号を“1”インクリメントする。なお、インクリメント
する前の取引番号が、取引番号の最大値(例えば、“9
99”)であった場合、CPU30は、このS007に
おいて、取引番号を“1”とする。
【0033】その後、CPU30は、S008にて、企
業コードマスタ40から企業コード、企業名、店舗コー
ド及び店舗名を読み出すことによって、自装置を運営し
ている小売業者に関する企業コード及び企業名、自装置
が設置されている店舗の店舗コード及び店舗名を把握
し、続くS009にて、現在日付を把握する。
【0034】そして、CPU30は、S010にて、そ
れまでの処理により得られている幾つかの商品に関する
小計の総計を算出し、算出した総計を表示装置28に表
示する。その後、CPU30は、購入者から預かった金
額がテンキーによって入力されるのを待機する。そし
て、当該金額が入力されたときに、CPU30は、S0
10を終了し、続くS011にて、それまでに得ている
情報に基づき、取引内容が比較的に詳細に示されたレシ
ート、具体的には、企業コード相当の情報(企業コード
自体や企業名)、店舗コード相当の情報(店舗コード自
体や店舗名)、日付及び取引番号が印字されているとと
もに、各商品について、商品コード相当の情報(商品コ
ード自体や商品名)が印字されているレシートを、プリ
ンタ29に印刷させる。
【0035】次のS012では、CPU30は、それま
での処理により得られている情報に基づき、購入された
商品別に売上情報を生成して、売上情報データベース3
9(図3参照)に追加する。そして、CPU30は、処
理をS002に戻し、次の顧客との取引を待機する。
【0036】次に、売上情報送信処理プログラム37の
説明を行なう。
【0037】売上情報送信処理プログラム37は、毎
日、開店前或いは閉店後に店員によって起動される形、
或いは、毎日、所定時刻(例えば、日付が変わった直
後)に自動実行される形で、使用されるプログラムであ
る。
【0038】この売上情報送信プログラム37の実行を
開始したCPU30は、図5に示したように、まず、S
101にて、ハードディスク35内の売上情報データベ
ース39から、処理すべき1日分の売上情報(通常、日
付が処理実行日の前日である売上情報)を読み出し、R
AM32上に記憶する。
【0039】そして、CPU30は、S102乃至S1
05のループ処理を開始する。このループ処理に入って
最初のS102では、CPU30は、企業コードマスタ
40から、1つのサーバ情報(未処理のもの)を読み出
し、それに含まれるアドレス情報、メーカーコードを、
それぞれ、処理対象サーバアドレス、処理対象メーカー
コードとして把握する。
【0040】次のS103では、CPU30は、RAM
32上に読み出してある1日分の売上情報の中から、処
理対象メーカーコードで識別されるメーカーが製造して
いる商品に関する売上情報(つまり、処理対象メーカー
コードを含む商品コードが設定されている売上情報)
を、全て抽出する。
【0041】次のS104では、CPU30は、抽出し
た全ての売上情報を含む所定フォーマットの情報(以
下、売上情報通知情報と表記する)を、処理対象サーバ
アドレスで識別される装置(すなわち、処理対象メーカ
ーコードで識別されるメーカーが運営している購買情報
収集サーバ1)へ、送信する。なお、S103で1つも
売上情報が抽出されなかった場合、CPU30は、この
S104にて、なにも行なわない。
【0042】次のS105では、CPU30は、企業コ
ードマスタ40に記憶されている全てのサーバ情報に対
する処理が完了したか否かを、チェックする。そして、
未処理のサーバ情報が残っていた場合、CPU30は、
処理をS102に戻して、企業コードマスタ40に記憶
されている次のサーバ情報に対する処理を開始する。
【0043】そして、企業コードマスタ40に記憶され
ている全てのサーバ情報に対する処理が完了した際に、
CPU30は、売上情報送信処理プログラム37に従っ
た動作を、終了する。
【0044】次に、購買情報収集サーバ1の説明を行な
う。
【0045】図1に示してあるように、購買情報収集サ
ーバ1は、CPU10、通信アダプタ11、RAM12
及びハードディスク13等からなるコンピュータに、売
上情報取込プログラム14、購買情報収集評価プログラ
ム15、購買情報分析プログラム16、売上取引情報デ
ータベース17、購買情報データベース18、購買情報
作成画面(一種のWebページ)を表示させるためのハ
イパーテキストである購買情報作成画面データ19等
を、インストールすることによって構成される。
【0046】売上取引情報データベース17は、各商品
販売システム3から売上情報通知情報の要素として送信
されてくる売上情報を記憶しておくためのデータベース
である。売上取引情報データベース17は、図6に模式
的に示したように、売上情報を、“1”、“0”のいず
れかの値を取るフラグと対応づけた形で記憶することが
出来るデータベースとなっている。このフラグの用途に
ついては後述するが、売上取引情報データベース17へ
の売上情報の記憶(追加)時には、その売上情報に関す
るフラグとして“0”が設定される。
【0047】購買情報データベース18は、収集された
購買情報(売上情報と個人情報とからなる情報)が記憶
されるデータベースであり、図7に模式的に示したよう
に、購買情報を評価結果識別子とともに、記憶できる構
成を有している。この購買情報データベース18の具体
的な更新手順については後述するが、購買情報データベ
ース18には、評価結果識別子として、対応する購買情
報がその内容を信用して良いもの(適正なもの)である
ことを示す識別子(“OK”)、対応する購買情報がそ
の内容を信用して良いものではないことを示す識別子
(“NG”)、対応する購買情報がその内容を信用して
良いものであるか否かの判断がつかないものであること
を示す識別子(“不明”)のいずれかが、記憶される。
【0048】なお、本実施形態では、この購買情報デー
タベース18(或いは、購買情報データベース18が記
憶されているハードディスク13の記憶領域)が、第二
の記憶手段に相当している。また、売上取引情報データ
ベース17が、第一の記憶手段に相当しており、各商品
販売システム3から売上情報通知情報の要素として送信
されてくる売上情報が、第一の売買取引識別情報に相当
しており、売上情報に含まれる企業コード及び店舗コー
ドが、第1情報に、日付及び取引番号が、第2情報に、
商品コードが、第3情報に相当している。
【0049】購買情報分析プログラム16は、この購買
情報データベース18に記憶された売上情報(通常、評
価結果情報が“OK”のもの)の統計処理を行ない、商
品開発戦略や販売戦略に供されるデータを生成するため
のプログラムである。この購買情報分析プログラム16
は、購買情報収集サーバ1の運営者(の従業員)によっ
て、随時、起動される。
【0050】一方、売上情報取込プログラム14は、C
PU10によって常時実行されているプログラムとなっ
ており、この売上情報取込プログラム14を実行してい
るCPU10は、図8に示したように、常時、S201
にて、商品販売システム3からの売上情報通知情報(図
5のS104参照)の受信を待機(監視)している。そ
して、何れかの商品販売システム3が送信した売上情報
通知情報を受信すると、CPU10は、S202にて、
受信した売上情報通知情報に含まれる各売上情報を、売
上取引情報データベース17に追加する処理を行なう。
この際、CPU10は、追加した売上情報に関するフラ
グとして“0”を設定する。
【0051】このような処理をS202で実行した後、
CPU10は、処理をS201に戻して、再び、売上情
報通知情報の受信を待機する。
【0052】購買情報収集評価プログラム15は、CP
U10に購買情報を収集させるためのプログラムであ
り、購買情報収集サーバ1を、一種のWebサーバとし
て動作させるプログラム(WebサーバプログラムとC
GIプログラム等のアプリケーションプログラムとから
なるプログラム)となっている。
【0053】図9に、購買情報収集評価プログラム15
に従ったCPU10の動作手順を示す。
【0054】図示したように、購買情報収集評価プログ
ラム15に従って動作しているCPU10は、通常は、
S301にて、各種のHTTPリクエストの受信を待機
しており、HTTPリクエストを受信した際には、S3
02にてその種類を判別し、判別結果に応じた処理を、
S303、S304、或いは、S305〜S307にて
行なう。
【0055】具体的には、S301にて、CPU10が
受信を待機するHTTPリクエストには、購買情報作成
画面リクエストと、購買情報通知リクエストと、その他
のリクエストとがあり、受信したHTTPリクエストが
その他のリクエスト(購買情報作成画面リクエスト、購
買情報通知リクエストのいずれでもないリクエスト)で
あるとS302で判断した場合、CPU10は、S30
4にて、そのリクエストに応じた処理を実行する。そし
て、CPU10は、S301にて、再び、各種のHTT
Pリクエストの受信を待機する。
【0056】購買情報作成画面リクエストは、ユーザ
が、ユーザ端末2にてブラウザ27を起動し、その結果
として表示されるブラウザウインドウのアドレスバーに
購買情報作成画面データ19に関するURLを入力する
操作等を行なった際に、ユーザ端末2が送信するHTT
Pリクエストである。
【0057】受信したHTTPリクエストがこの購買情
報作成画面リクエストであるとS302にて認識した場
合、CPU10は、S303にて、ハードディスク13
内に記憶されている購買情報作成画面データ19を、購
買情報作成画面リクエストを送信してきたユーザ端末2
へ返送する処理を行なう。その後、CPU10は、S3
01に戻り、再び、各種のHTTPリクエストの受信を
待機する。
【0058】そして、購買情報通知リクエストは、購買
情報作成画面データ19を受信したユーザ端末2によっ
て送信されるHTTPリクエストとなっている。このた
め、購買情報通知リクエスト受信時のCPU10の動作
を説明する前に、ここで、購買情報作成画面データ19
を受信したユーザ端末2の動作(換言すれば、購買情報
作成画面データ19の内容)を、説明することにする。
【0059】図10に、購買情報作成画面データ19を
受信した後、購買情報通知リクエストを送信するまでの
CPU20の動作手順を示す。
【0060】図示したように、購買情報作成画面データ
19を受信したCPU20(ブラウザ27)は、S40
1にて、その購買情報作成画面データ19にて規定され
ている内容の購買情報作成画面をブラウザウインドウ内
に表示する処理を行なう。
【0061】このS401では、例えば、図11に示し
たような購買情報作成画面、すなわち、テキストボック
ス51〜55、商品リストボックス56、取引情報入力
領域57、前商品入力ボタン60、次商品入力ボタン6
1及び登録ボタン50を、備える購買情報作成画面が、
表示される。
【0062】この購買情報作成画面上のテキストボック
ス51〜55は、それぞれ、ユーザが、氏名、郵便番
号、住所、年齢及び職業を、その内部に設定すべきテキ
ストボックスである。商品リストボックス56は、ユー
ザが、購入した商品の商品コード、商品名がその内部に
表示されるようにすべきドロップダウンリストボックス
である。取引情報入力領域57は、ユーザが、商品リス
トボックス56にて指定した商品を購入した取引に関す
る情報(企業名、店舗名、お買い上げ日、取引番号、単
価、数量)が設定すべき6種のコントロール(2種のド
ロップダウンリストボックスと4種のテキストボック
ス)が、複数組、並べられた領域である。
【0063】次商品入力ボタン61は、次商品に関する
情報を設定したい場合にユーザが押下すべきボタンであ
る。前商品入力ボタン60は、前商品に関する設定値を
確認(変更)したい場合に、ユーザが押下すべきボタン
である。また、登録ボタン50は、各種情報の設定を終
えた際にユーザが押下すべきボタンである。なお、図1
1に示した購買情報作成画面には、各種コントロール内
に情報(氏名、郵便番号等)が表示されているが、S4
01で表示される購買情報作成画面は、各コントロール
内に何も表示されていないものである。
【0064】S401の処理(購買情報作成画面の表
示)を終えたCPU20は、S402にて、ユーザによ
って購買情報作成画面に対する操作がなされるのを待機
する。そして、何らかの操作がなされた場合、CPU2
0は、S403にて、その操作の内容を判別し、判別結
果に応じた処理をS404〜S407のいずれかで行な
う。
【0065】具体的には、前商品入力ボタン60、次商
品入力ボタン61或いは登録ボタン50の押下以外の操
作がなされた場合、CPU20は、行われた操作に応じ
た処理、例えば、テキストボックス51内にユーザが入
力した文字列(氏名)を表示する処理や、商品リストボ
ックス56下に商品コード及び商品名のリストを表示
し、ユーザが選択した商品コード及び商品名を商品リス
トボックス56内に表示する処理などを、S404にて
行なう。その後、CPU20は、S402に戻り、再
び、ユーザによる操作がなされるのを待機する。
【0066】また、次商品入力ボタン61が押下された
場合、CPU20は、S406にて、商品リストボック
ス56及び取引情報入力領域57の各種設定値を、現商
品に関する設定値として記憶する処理を行なう。さら
に、CPU20は、次商品に関する設定値を記憶してい
るか否かを判断し、記憶していた場合には、それらの設
定値を商品リストボックス56及び取引情報入力領域5
7内に表示し、記憶していなかった場合には、商品リス
トボックス56及び取引情報入力領域57を何ら情報が
表示されていない状態とする。そして、CPU20は、
S406を終了し、再び、S402にて、ユーザによる
操作がなされるのを待機する。
【0067】また、前商品入力ボタン60が押下された
場合、CPU20は、S405にて、商品リストボック
ス56及び取引情報入力領域57の各種設定値を、現商
品に関する設定値として記憶する処理を行なった後、前
商品に関する設定値を商品リストボックス56及び取引
情報入力領域57内に表示する。そして、CPU20
は、S405を終了し、S402にて、ユーザによる操
作がなされるのを待機する。
【0068】なお、この購買情報作成画面上の前商品入
力ボタン60は、前商品がない状態では機能しない(ユ
ーザが押下できない)ボタンとなっており、上記した次
商品入力ボタン61は、商品リストボックス56及び取
引情報入力領域57に必須情報が入力されていない状態
では機能しないボタンとなっている。
【0069】また、登録ボタン50が押下された場合、
CPU20は、S407にて、テキストボックス51〜
55に書き込まれているユーザの個人情報に、情報設定
が行われている商品毎に、商品リストボックス56に設
定された商品コードと取引情報設定領域57内の各種コ
ントロールの設定値に応じた情報(企業名に応じた企業
コード、店舗名に応じた店舗コード、お買上日、取引番
号、単価及び数量)とからなる売上情報を加えることに
より、図12に模式的に示したような形式の購買情報通
知情報(第二の売買取引識別情報に相当)を、作成す
る。そして、CPU20は、その購買情報通知情報を所
定のURLと共に含むHTTPリクエストである購買情
報通知リクエストをインターネット上に送信して、図1
0に示した処理を、終了する。
【0070】図9に戻って、購買情報通知リクエスト受
信時のCPU10の動作を説明する。
【0071】S302にて、購買情報通知リクエストを
受信したことを認識したCPU10は、S305にて、
購買情報評価処理を実行する。この購買情報評価処理
時、CPU10は、図13に示した手順で動作する。
【0072】すなわち、購買情報評価処理を開始したC
PU10は、S501にて、受信した購買情報通知情報
から、個人情報と幾つかの売上情報を、抽出する。
【0073】その後、CPU10は、S502〜S50
9からなるループ処理を開始し、まず、S502にて、
購買情報通知情報から抽出した売上情報中の、未評価の
1つの売上情報を、評価対象売上情報として特定する。
【0074】次のS503では、CPU10は、企業コ
ード、店舗コード、日付、取引番号並びに商品コード
(以下、各情報のことをキー情報と表記する)が評価対
象売上情報と等しい売上情報(以下、対応売上情報と表
記する)が、売上取引情報データベース17に記憶され
ているか否かを判断する。対応売上情報が売上取引情報
データベース17に記憶されていた場合、CPU10
は、S504にて、その対応売上情報に関するフラグが
“0”であるか否かを判断する。
【0075】そして、対応売上情報に関するフラグが
“0”であった場合、CPU10は、処理をS505に
進め、そのフラグを“1”に書き換えるとともに、評価
対象売上情報用の評価結果識別子として、その情報が信
頼して良いもの(適正なもの)であることを示す識別子
(“OK”)を記憶する。
【0076】一方、対応売上情報に関するフラグが
“1”であった場合、CPU10は、処理をS506に
進め、評価対象売上情報用の評価結果識別子として、そ
の評価対象売上情報の内容が信用できないものであるこ
とを示す識別子“NG”を記憶する。
【0077】また、S503にて、対応売上情報が見出
せなかった場合、CPU10は、処理をS507に進
め、企業コード、店舗コード及び日付(商品コード及び
取引番号を除いたキー情報)が評価対象売上情報と等し
い売上情報を、売上取引情報データベース17から抽出
し、抽出した売上情報に含まれる取引番号の最小値と最
大値とを求める。換言すれば、このS507において、
CPU10は、評価対象売上情報内の企業コード及び店
舗コードで識別される店舗から得ている、評価対象売上
情報内の日付と同日に関する売上情報の取引番号の範囲
(最小値と最大値)を求める。
【0078】その後、CPU10は、S508にて、評
価対象売上情報内の取引番号が求めた範囲内に入ってい
るか否かを判断する。そして、評価対象売上情報内の取
引番号が求めた範囲内に入っていなかった場合、CPU
10は、処理をS509に進め、評価対象売上情報用の
評価結果識別子として、その評価対象売上情報の内容が
信用できるものであるか否かが判別できないことを示す
識別子“不明”を記憶する。すなわち、この場合、評価
対象売上情報に関する対応売上情報が、未だ商品販売シ
ステム3から送信されてきていないことがある得るの
で、CPU10は、評価結果識別子として、“不明”を
記憶する。
【0079】一方、評価対象売上情報内の取引番号が求
めた範囲内に入っていた場合、CPU10は、処理をS
506に進め、評価結果識別子として、“NG”を記憶
する。すなわち、S508にて“YES”側への分岐が
行なわれるのは、評価対象売上情報によって特定される
取引の前後に行われた取引に関する売上情報が売上取引
情報データベース17に記憶されている場合であるが、
この場合には、評価対象売上情報に関する対応売上情報
が、未だ商品販売システム3から送信されてきていない
ことは有り得ない。このため、CPU10は、評価結果
識別子として、“NG”を記憶する。
【0080】S505、S506、S509のいずれか
にて、判定対象売上情報に関する評価対象識別子を決
定、記憶したCPU10は、S510にて、購買情報通
知情報から抽出した全売上情報の評価が完了したか否か
を、判断する。未だ全ての売上情報の評価が完了してい
なかった場合、CPU10は、処理をS502に戻し、
次の売上情報に関する評価を行なう。
【0081】そして、全ての売上情報に対する評価が終
わったときに、CPU10は、S502〜S510のル
ープ処理を抜け出し、S511にて、識別子“OK”が
付された売上情報の個数と予め定められている単価とを
乗算することにより、今回受信した購買情報通知情報に
対する対価を算出して記憶する。
【0082】次のS512では、CPU10は、各売上
情報を、対応する評価結果識別子、個人情報と共に、購
買情報データベース18(図7参照)に記憶する処理を
行なう。
【0083】このS512を完了すると、CPU10
は、購買情報評価処理を終了し、図9のS306にて、
購買情報評価処理時に算出した対価が記された登録完了
画面をブラウザ27に表示させるための登録完了画面デ
ータを生成し、購買情報通知リクエストを送信したユー
ザ端末2に返送する。従って、購買情報通知リクエスト
を送信したユーザ端末2(図10参照)では、ブラウザ
ウインドウ内に登録完了画面を表示する処理が行なわれ
る。
【0084】その後、CPU10は、S307にて、算
出した対価をユーザへ支払うための処理を実行する。な
お、このS307では、通常は、算出した対価を、その
ユーザについてCPU10が管理している対価(ユーザ
がそれまでに得ている対価の合計)に加算する処理のみ
が行われる。そして、加算後の対価が一定量以上となっ
た場合には、このS307にて、その対価(或いはその
対価相当の物品)をユーザに実際に提供するための処理
もが、行なわれる。
【0085】このような処理をS307で実行した後、
CPU10は、処理をS301に戻し、再び、HTTP
リクエストの受信を待機する状態となる。
【0086】次に、以上のように構成された購買情報収
集システムの動作例を示す。
【0087】今、氏名:富士通太郎、住所:東京都品川
区、年齢:30歳、職業:会社員として特定されるユー
ザが、西暦2000年12月24日に、商品コード:4
9101として特定される商品を一個、商品コード:4
9202として特定される商品を二個、企業コード00
1、店舗コード10として特定される店舗(Aスーパー
の東京店)にて購入し、その店舗に設置されている商品
販売システム3内のCPU30が、その取引に対して取
引番号:001を付与した場合を、考える。
【0088】この場合、CPU30は、図14に模式的
に示したような2種の売上情報を売上情報データベース
39に追加する。
【0089】その結果として、売上情報データベース3
9の内容が図3に示したものとなり、かつ、商品コード
が49101、49102の2商品が、同じメーカーの
商品であった場合、CPU30は、売上情報送信処理プ
ログラム37の実行時に、そのメーカーの購買情報収集
サーバ1に対して、図15に模式的に示すような内容の
売上情報通知情報を、送信する。
【0090】そして、この売上情報通知情報を受信した
購買情報収集サーバ1のCPU10は、売上情報通知情
報内の各売上情報を、フラグを“0”として、売上取引
情報データベース17に追加するので、売上取引情報デ
ータベース17の内容は、例えば、図6に示したものと
なる。
【0091】一方、上記ユーザは、店舗から受け取った
レシートを見ながらユーザ端末2を操作してブラウザ2
7を起動し、そこに記載してある商品コード:4910
1の商品を製造しているメーカーの購買情報収集サーバ
1にアクセスして、ブラウザウインドウ内に購買情報作
成画面を表示させ、その購買情報作成画面を、図11に
示した状態(1商品に関する情報のみが入力されている
状態)としたものとする。この状態で登録ボタン50が
押下されると、図12に示した内容の購買情報通知情報
が、購買情報収集サーバ1へ送信される。
【0092】そして、この購買情報通知情報を受信した
購買情報収集サーバ1のCPU10は、この購買情報通
知情報内の各売上情報に対して、図13のS502〜S
509の処理を行なう。
【0093】その結果、購買情報中の企業コード:00
1、店舗コード:10、日付:2000/12/24、
取引番号:001の売上情報については、対応売上情報
が売上取引情報データベース17内に存在し、そのフラ
グが“0”であるので、その売上情報はその内容を信用
して良いものであると評価される(評価結果識別子が
“OK”とされる)。これに対して、企業コード:00
2、店舗コード:222、日付:2000/12/2
5、取引番号:066の売上情報については、対応売上
情報が売上取引情報データベース17内に存在せず、し
かも、その前後の取引に関する売上情報が存在している
ので、その売上情報はその内容を信用してはならないも
のであると評価される(評価結果識別子が“NG”とさ
れる)。また、企業コード:003、店舗コード:01
1、日付:2000/12/25、取引番号:010の
売上情報については、それと同じ企業コード及び店舗コ
ードを含む売上情報が売上取引情報データベース17内
に存在していないので、その売上情報は、その内容を信
用して良いものであるか否かが不明な情報であると評価
される(評価結果識別子が“不明”とされる)。
【0094】そして、購買情報収集サーバ1では、これ
らの評価結果に基づき、この購買情報通知情報が、図7
に示してあるように、評価結果識別子として、それぞ
れ、“OK”、“NG”、“不明”が設定された3つの
購買情報として、購買情報データベース18に格納され
る。
【0095】また、この購買情報通知情報の中には、そ
の内容が信用できる売上情報が1つしか含まれていなか
ったので、この購買情報通知情報を送信したユーザに対
しては、売上情報一つ分の対価が支払われることにな
る。
【0096】この後、購買情報収集サーバ1では、購買
情報分析プログラム16を用いて、購買情報データベー
ス18内の評価結果識別子が“OK”である購買情報に
基づき、商品開発戦略や販売戦略を決める上での参考と
なるデータが生成されることになるのであるが、このデ
ータは、極めて信頼性の高いものとなる。
【0097】何故ならば、購買情報データベース18内
の評価結果識別子が“OK”である購買情報は、販売者
から直接受信した売上情報によってその正当性が確認さ
れた情報となっていることに加え、本購買情報収集シス
テムは、商品の購買者が、購買情報を収集者に提供する
作業を極めて簡単に行なえるシステムとなっているの
で、本購買情報収集システムでは、購買情報分析プログ
ラム16を、虚偽の購買情報が含まれない多数の購買情
報に対して利用できることになるからである。
【0098】<変形例>上記した購買情報収集システム
は、各種の変形を行うことが出来る。例えば、購買情報
収集システムは、店舗毎に売上情報を送信する商品販売
システム3が設けられたシステムであったが、或る企業
が運営する複数の商品販売システム3の代りに、その企
業が運営するPOSシステムの本社サーバに、購買情報
収集サーバ1に対して売上情報を送信するための機能を
付与しておくことによっても、本購買情報収集システム
と同機能のシステムを実現することができる。また、商
品販売システム3を、売買取引が行なわれる度に、売上
情報を購買情報収集サーバ1に送信するように構成して
おいても良い。
【0099】また、本購買情報収集システムは、商品を
製造しているメーカーが、自ら、購買者から購買情報を
取得するためのシステムであったが、購買情報収集シス
テムを、問屋が自己の扱う商品についての購買情報を取
得するためのシステムや、1つ或いは複数のメーカーと
契約したリサーチ会社が購買情報の取得及び分析を代行
するために用いるシステムとしても良いことは当然であ
る。なお、そのようなシステムとして動作させるために
は、企業コードマスタ40に記憶しておくサーバ情報
を、アドレス情報と、幾つかのメーカーコード(或い
は、幾つかの商品コード)からなる情報としておくとと
もに、S103にて、それら幾つかのメーカーコードに
て識別されるメーカーの商品に関する売上情報(幾つか
の商品コードのいずれかを含む売上情報)が、全て抽出
されるようにしておけば良いだけである。
【0100】また、ユーザ端末2から購買情報収集サー
バ1への購買情報通知情報の提供が、電子メールによっ
て行なわれるようにしておいても良い。また、上記実施
形態においては、購買者への売上情報の提示は売上情報
をレシートに印刷することによって行われているが、I
Cカードへの記録又はディスプレイへの表示によってな
されても良い。さらに、取引にクレジットカードが用い
られる場合には、クレジットカード会社経由の印刷物又
は電子データとして、提示されても良い。
【0101】また、上記した購買情報収集システムに
て、売上情報として、企業コード、店舗コード、日付、
取引番号及び商品コード等からなる情報が用いられてい
るのは、購買情報収集システムが、企業コード及び店舗
コードにより、商品販売システム3(取引番号を決定す
る装置)を特定できるシステムであったためである。従
って、本購買情報収集方法を、取引番号を決定する装置
が企業コード及び店舗コードだけからは特定できない環
境で実施する際(複数台のキャッシュレジスタを備えた
小売店が参加する環境で実施する際)には、店舗コード
の代りに、店舗コードとレジスタの識別情報との組み合
わせが用いられるように、購買情報収集システムを変形
しておかなければならない。
【0102】(付記1)所定の商品を販売者から購入し
た購買者についての情報をネットワークを通じてサーバ
装置によって収集するための購買情報収集方法であっ
て、前記サーバ装置は、前記販売者と前記購買者との間
における前記商品の売買取引を一意に特定するために当
該販売者によって生成された売上情報が当該販売者から
通知されてくると、その売上情報を受信して第1記憶部
に記憶し、前記販売者から前記売上情報を提示された前
記購買者が当該売上情報と自己の個人情報との組み合わ
せである購買情報を送信してくると、その購買情報をネ
ットワークを通じて受信し、受信した購買情報に含まれ
る売上情報が前記第1記憶部に記憶されている場合の
み、その売上情報を含む購買情報を、適正なものである
と識別したうえで第2記憶部に記憶することを特徴とす
る購買情報収集方法。
【0103】(付記2)前記売上情報は、前記販売者を
一意に識別するための第1情報,当該販売者における個
々の取引を一意に識別するための第2情報,前記商品を
特定するための第3情報を含むことを特徴とする付記1
記載の購買情報収集方法。
【0104】(付記3)前記売上情報に含まれる第2情
報は、個々の取引の順序を表す情報であることを特徴と
する付記2記載の購買情報収集方法。
【0105】(付記4)前記売上情報に含まれる第2情
報は、取引の日付を示す情報と日々の取引の順序を表す
情報とから、構成されていることを特徴とする付記3記
載の購買情報収集方法。
【0106】(付記5)前記サーバ装置は、適正なもの
であると識別した購買情報以外の購買情報については、
その購買情報に含まれる売上情報と同じ第1情報を有す
る売上情報を前記第1記憶部から抽出し、抽出された各
売上情報に含まれる第2情報の最小値から最大値までの
範囲内にその購買情報に含まれる売上情報中の第2情報
が含まれる場合には、その購買情報を不正なものである
と識別したうえで前記第2記憶部に記憶し、前記範囲内
にその購買情報に含まれる売上情報中の第2情報が含ま
れない場合には、その購買情報を不明なものであると識
別した上で前記第2記憶部に記憶することを特徴とする
付記3記載の購買情報収集方法。
【0107】(付記6)前記サーバ装置は、前記購買者
が操作するコンピュータに対して、そのコンピュータが
実行しているブラウザプログラムによって解釈されるこ
とによって、前記購買情報を入力するための入力欄及び
その入力欄に入力された前記購買情報を自己に返送させ
るための操作が行われるアイテムを含む画面を当該コン
ピュータに表示させるハイパーテキストを、送信するこ
とを特徴とする付記1記載の購買情報収集方法。
【0108】(付記7)回線を通じて他のコンピュータ
と通信可能なコンピュータに対して、販売者と購買者と
の間における所定商品の売買取引を一意に特定するため
に当該販売者によって生成された売上情報を、この販売
者によって管理されるコンピュータから受信させるとと
もに第1記憶部に記憶させ、前記販売者から提示された
売上情報と前記購買者の個人情報との組み合わせである
購買情報を、前記購買者が操作するコンピュータから受
信させ、受信した購買情報に含まれる売上情報が前記第
1記憶部に記憶されている場合のみ、その売上情報を含
む購買情報を、適正なものであると識別したうえで第2
記憶部に記憶させる購買情報収集プログラム。
【0109】(付記8)前記売上情報は、前記販売者を
一意に識別するための第1情報,当該販売者における個
々の取引を一意に識別するための第2情報,前記商品を
特定するための第3情報を含むことを特徴とする付記7
記載の購買情報収集プログラム。
【0110】(付記9)前記売上情報に含まれる第2情
報は、個々の取引の順序を表す情報であることを特徴と
する付記8記載の購買情報収集プログラム。
【0111】(付記10)販売者と購買者との間におけ
る購買情報収集方法において、販売者から第一の売買取
引識別情報を受信するステップと、前記第一の売買取引
識別情報を第一の記憶手段に格納するステップと、購買
者から第二の売買取引識別情報と前記第二の売買取引識
別情報に対応する個人情報を受信するステップと、前記
第一の売買取引識別情報と前記第二の売買取引識別情報
との比較を行うステップとを備えたことを特徴とする購
買情報収集方法。
【0112】(付記11)前記コンピュータに対して、
更に、適正なものであると識別した前記購買情報以外の
購買情報については、その購買情報に含まれる売上情報
と同じ第1情報を有する売上情報を前記第1記憶部から
抽出し、抽出された各売上情報に含まれる第2情報の最
小値から最大値までの範囲内にその購買情報に含まれる
売上情報中の第2情報が含まれる場合には、その購買情
報を不正なものであると識別したうえで前記第2記憶部
に記憶し、前記範囲内にその購買情報に含まれる売上情
報中の第2情報が含まれない場合には、その購買情報を
不明なものであると識別した上で前記第2記憶部に記憶
することを特徴とする付記9記載の購買情報収集プログ
ラム。
【0113】(付記12)前記比較の結果、前記第一の
売買取引識別情報と前記第二の売買取引識別情報が一致
した場合、前記第二の売買取引識別情報と第二の売買取
引識別情報に対応する個人情報を前記第二の記憶手段に
格納するステップを、更に備えたことを特徴とする付記
10記載の購買情報収集方法。
【0114】(付記13)前記比較の結果、前記第一の
売買取引識別情報と前記第二の売買取引識別情報とが一
致しない場合、前記第二の売買取引識別情報が前記第一
の売買取引識別情報の最小値から最大値の範囲内である
かどうかの判定を行うステップを、更に備えたことを特
徴とする付記12記載の購買情報収集方法。
【0115】(付記14)前記判定の結果、前記第二の
売買取引識別情報が前記第一の売買取引識別情報の最小
値から最大値の範囲内であった場合、前記第二の売買取
引識別情報が不正である旨の識別情報を付加するステッ
プと、不正である旨の識別情報を付加した前記第二の売
買取引識別情報を第二の記憶手段に格納するステップと
を、更に備えたことを特徴とする付記13記載の購買情
報収集方法。
【0116】(付記15)前記判定の結果、前記第二の
売買取引識別情報が前記第一の売買取引識別情報の最小
値から最大値の範囲外であった場合、前記第二の売買取
引識別情報が不明である旨の識別情報を付加した前記第
二の売買取引識別情報を第二の記憶手段に格納するステ
ップを、更に備えたことを特徴とする付記13記載の購
買情報収集方法。
【0117】(付記16)販売者と購買者との間におけ
る購買情報収集のためのプログラムであって、販売者か
ら第一の売買取引識別情報を受信するステップと、前記
第一の売買取引識別情報を第一の記憶手段に格納するス
テップと、購買者から第二の売買取引識別情報と前記第
二の売買取引識別情報に対応する個人情報を受信するス
テップと、前記第一の売買取引識別情報と前記第二の売
買取引識別情報との比較を行うステップとを、コンピュ
ータに実行させるプログラム。
【0118】(付記17)販売者と購買者との間におけ
る購買情報収集を実行する購買情報収集装置において、
販売者から第一の売買取引識別情報を受信する手段と、
前記第一の売買取引識別情報を第一の記憶手段に格納す
る手段と、購買者から第二の売買取引識別情報と前記第
二の売買取引識別情報に対応する個人情報を受信する手
段と、前記第一の売買取引識別情報と前記第二の売買取
引識別情報の比較を行う手段とを、備えたことを特徴と
する購買情報収集装置。
【0119】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の購買情
報収集方法及び購買情報収集プログラムによれば、ネッ
トワークを利用して購買情報を個人から取得する際に、
虚偽の購買情報を確実に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態としての購買情報収集シ
ステムの構成図
【図2】 購買情報収集システムに含まれる商品販売シ
ステムが備える商品マスタの説明図
【図3】 商品販売システムが備える売上情報データベ
ースの説明図
【図4】 売上処理プログラムに従った商品販売システ
ムの処理内容を示すフローチャート
【図5】 売上情報送信処理プログラムに従った商品販
売システムの処理内容を示すフローチャート
【図6】 購買情報収集システムに含まれる購買情報収
集サーバが備える売上取引情報データベースの説明図
【図7】 購買情報収集サーバが備える購買情報データ
ベースの説明図
【図8】 売上情報取込処理プログラムに従った購買情
報収集サーバの処理内容を示すフローチャート
【図9】 購買情報収集評価プログラムに従った購買情
報収集サーバの処理内容を示すフローチャート
【図10】 ユーザ端末2の動作手順を示すフローチャ
ート
【図11】 購買情報作成画面の説明図
【図12】 購買情報通知情報の説明図
【図13】 図9のS305で実行される購買情報評価
処理のフローチャート
【図14】 売上情報データベースに追加される売上情
報の説明図
【図15】 売上情報通知情報の説明図
【符号の説明】
1 購買情報収集サーバ 2 ユーザ端末 3 商品販売システム 10、20、30 CPU 11、21、31 通信アダプタ 12、24、32 RAM 13、25、35 ハードディスク 14 売上情報取込プログラム 15 購買情報収集評価プログラム 16 購買情報分析プログラム 17 売上取引情報データベース 18 購買情報データベース 19 購買情報作成画面データ 22 ディスプレイ 23 入力装置 26 OS(オペレーティングシステム) 27 ブラウザ 28 表示装置 29 プリンタ 33 キーボード 34 バーコードリーダ 36 売上処理プログラム 37 売上情報送信処理プログラム 38 商品マスタ 39 売上情報データベース 40 企業コードマスタ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の商品を販売者から購入した購買者に
    ついての情報をネットワークを通じてサーバ装置によっ
    て収集するための購買情報収集方法であって、 前記サーバ装置は、 前記販売者と前記購買者との間における前記商品の売買
    取引を一意に特定するために当該販売者によって生成さ
    れた売上情報が当該販売者から通知されてくると、その
    売上情報を受信して第1記憶部に記憶し、 前記販売者から前記売上情報を提示された前記購買者が
    当該売上情報と自己の個人情報との組み合わせである購
    買情報を送信してくると、その購買情報をネットワーク
    を通じて受信し、受信した購買情報に含まれる売上情報
    が前記第1記憶部に記憶されている場合のみ、その売上
    情報を含む購買情報を、適正なものであると識別したう
    えで第2記憶部に記憶することを特徴とする購買情報収
    集方法。
  2. 【請求項2】前記売上情報は、前記販売者を一意に識別
    するための第1情報,当該販売者における個々の取引を
    一意に識別するための第2情報,前記商品を特定するた
    めの第3情報を含むことを特徴とする請求項1記載の購
    買情報収集方法。
  3. 【請求項3】前記売上情報に含まれる第2情報は、個々
    の取引の順序を表す情報であることを特徴とする請求項
    2記載の購買情報収集方法。
  4. 【請求項4】前記売上情報に含まれる第2情報は、取引
    の日付を示す情報と日々の取引の順序を表す情報とか
    ら、構成されていることを特徴とする請求項3記載の購
    買情報収集方法。
  5. 【請求項5】前記サーバ装置は、適正なものであると識
    別した購買情報以外の購買情報については、その購買情
    報に含まれる売上情報と同じ第1情報を有する売上情報
    を前記第1記憶部から抽出し、抽出された各売上情報に
    含まれる第2情報の最小値から最大値までの範囲内にそ
    の購買情報に含まれる売上情報中の第2情報が含まれる
    場合には、その購買情報を不正なものであると識別した
    うえで前記第2記憶部に記憶し、前記範囲内にその購買
    情報に含まれる売上情報中の第2情報が含まれない場合
    には、その購買情報を不明なものであると識別した上で
    前記第2記憶部に記憶することを特徴とする請求項3記
    載の購買情報収集方法。
  6. 【請求項6】前記サーバ装置は、前記購買者が操作する
    コンピュータに対して、そのコンピュータが実行してい
    るブラウザプログラムによって解釈されることによっ
    て、前記購買情報を入力するための入力欄及びその入力
    欄に入力された前記購買情報を自己に返送させるための
    操作が行われるアイテムを含む画面を当該コンピュータ
    に表示させるハイパーテキストを、送信することを特徴
    とする請求項1記載の購買情報収集方法。
  7. 【請求項7】回線を通じて他のコンピュータと通信可能
    なコンピュータに対して、 販売者と購買者との間における所定商品の売買取引を一
    意に特定するために当該販売者によって生成された売上
    情報を、この販売者によって管理されるコンピュータか
    ら受信させるとともに第1記憶部に記憶させ、 前記販売者から提示された売上情報と前記購買者の個人
    情報との組み合わせである購買情報を、前記購買者が操
    作するコンピュータから受信させ、 受信した購買情報に含まれる売上情報が前記第1記憶部
    に記憶されている場合のみ、その売上情報を含む購買情
    報を、適正なものであると識別したうえで第2記憶部に
    記憶させる購買情報収集プログラム。
  8. 【請求項8】前記売上情報は、前記販売者を一意に識別
    するための第1情報,当該販売者における個々の取引を
    一意に識別するための第2情報,前記商品を特定するた
    めの第3情報を含むことを特徴とする請求項7記載の購
    買情報収集プログラム。
  9. 【請求項9】前記売上情報に含まれる第2情報は、個々
    の取引の順序を表す情報であることを特徴とする請求項
    8記載の購買情報収集プログラム。
  10. 【請求項10】販売者と購買者との間における購買情報
    収集方法において、 販売者から第一の売買取引識別情報を受信するステップ
    と、 前記第一の売買取引識別情報を第一の記憶手段に格納す
    るステップと、 購買者から第二の売買取引識別情報と前記第二の売買取
    引識別情報に対応する個人情報を受信するステップと、 前記第一の売買取引識別情報と前記第二の売買取引識別
    情報との比較を行うステップとを備えたことを特徴とす
    る購買情報収集方法。
JP2001273285A 2001-04-02 2001-09-10 購買情報収集方法、購買情報収集プログラム Expired - Fee Related JP4357142B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001273285A JP4357142B2 (ja) 2001-04-02 2001-09-10 購買情報収集方法、購買情報収集プログラム
US09/986,026 US8612338B2 (en) 2001-04-02 2001-11-07 Method, program and apparatus for collecting purchase information using network
GB0127572A GB2374439A (en) 2001-04-02 2001-11-16 Method, program and apparatus for collecting purchase information using network

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001103022 2001-04-02
JP2001-103022 2001-04-02
JP2001273285A JP4357142B2 (ja) 2001-04-02 2001-09-10 購買情報収集方法、購買情報収集プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002366726A true JP2002366726A (ja) 2002-12-20
JP4357142B2 JP4357142B2 (ja) 2009-11-04

Family

ID=26612943

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001273285A Expired - Fee Related JP4357142B2 (ja) 2001-04-02 2001-09-10 購買情報収集方法、購買情報収集プログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8612338B2 (ja)
JP (1) JP4357142B2 (ja)
GB (1) GB2374439A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012138128A (ja) * 2012-04-23 2012-07-19 Seiko Epson Corp クライアント端末、デバイス、クライアント端末の制御方法およびプログラム
JP2016129070A (ja) * 2012-12-11 2016-07-14 東芝テック株式会社 電子レシートシステム、情報処理装置およびプログラム

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032594A (ja) * 2000-07-14 2002-01-31 Nec Corp 商品販売システムおよび方法と記録媒体
US8015038B2 (en) * 2003-01-08 2011-09-06 Oracle International Corporation Methods and systems for sales territory whitespacing
JP4179553B2 (ja) * 2004-03-15 2008-11-12 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 表示制御情報生成方法、表示制御情報を生成するコンピュータ、およびプログラム
EP2021998A4 (en) * 2006-05-08 2010-04-07 Depository Trust & Clearing Co STORAGE AND DATA PROCESSOR FOR STORING AND PROCESSING DATA ASSOCIATED WITH DERIVATIVE CONTRACTS AND EXCHANGES ASSOCIATED WITH DERIVATIVE CONTRACTS
US8392266B2 (en) * 2009-11-13 2013-03-05 Omnione Usa, Inc. System and method for certifying information relating to transactions between a seller and a purchaser
JP6223118B2 (ja) * 2013-10-23 2017-11-01 東芝テック株式会社 買物支援システム
US20170018011A1 (en) * 2014-03-11 2017-01-19 Research And Innovation Co., Ltd. Purchase information utilization system, purchase information utilization method, and program

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5367148A (en) * 1986-04-18 1994-11-22 Cias, Inc. Counterfeit detection using ID numbers with at least one random portion
CA1301346C (en) * 1988-02-29 1992-05-19 John Malec Passive data collection system for market research data
NZ250926A (en) * 1993-02-23 1996-11-26 Moore Business Forms Inc Relational database: product, consumer and transactional data for retail shopping targeting
US5857175A (en) * 1995-08-11 1999-01-05 Micro Enhancement International System and method for offering targeted discounts to customers
US5924078A (en) * 1996-06-28 1999-07-13 Codesaver International, Inc. Consumer-provided promotional code actuatable point-of-sale discounting system
US6260026B1 (en) * 1996-08-12 2001-07-10 Kabushiki Kaisha Media Marketing Network Credit card information management system
US5825002A (en) * 1996-09-05 1998-10-20 Symbol Technologies, Inc. Device and method for secure data updates in a self-checkout system
US6018719A (en) * 1996-10-02 2000-01-25 Nintendo Of America Inc. Electronic registration system for product transactions
DE19641092A1 (de) * 1996-10-04 1998-04-09 Martin Dr Finsterwald Verfahren zum Aufbau einer Kundendaten beinhaltenden Datenbank
US6442276B1 (en) * 1997-07-21 2002-08-27 Assure Systems, Inc. Verification of authenticity of goods by use of random numbers
JPH1166152A (ja) 1997-08-12 1999-03-09 Asutaritsuku:Kk 商品流通システム
US5903878A (en) * 1997-08-20 1999-05-11 Talati; Kirit K. Method and apparatus for electronic commerce
US6049778A (en) * 1997-10-31 2000-04-11 Walker Asset Management Limited Partnership Method and apparatus for administering a reward program
US6078891A (en) * 1997-11-24 2000-06-20 Riordan; John Method and system for collecting and processing marketing data
US6108642A (en) 1998-02-02 2000-08-22 Network Sciences Company, Inc. Device for selectively blocking remote purchase requests
US6154738A (en) * 1998-03-27 2000-11-28 Call; Charles Gainor Methods and apparatus for disseminating product information via the internet using universal product codes
US6246995B1 (en) 1998-05-29 2001-06-12 Ncr Corporation Product activity data collection system
US20020010623A1 (en) * 1998-09-08 2002-01-24 Hewlett-Packard Company System and method for publishing, distributing and redeeming coupons on a network
US6041309A (en) * 1998-09-25 2000-03-21 Oneclip.Com, Incorporated Method of and system for distributing and redeeming electronic coupons
US6076069A (en) * 1998-09-25 2000-06-13 Oneclip.Com, Incorporated Method of and system for distributing and redeeming electronic coupons
US20010014878A1 (en) * 1998-11-09 2001-08-16 Nilotpal Mitra Transaction method and apparatus
US6564189B1 (en) * 1998-12-22 2003-05-13 Ncr Corporation Universal methods and apparatus for determining prices and rewards within retail transactions
US6055573A (en) * 1998-12-30 2000-04-25 Supermarkets Online, Inc. Communicating with a computer based on an updated purchase behavior classification of a particular consumer
JP3823596B2 (ja) 1999-04-08 2006-09-20 日産自動車株式会社 動作シミュレーション用データの圧縮方法
US6251017B1 (en) * 1999-04-21 2001-06-26 David Leason Game or lottery with a reward validated and/or redeemed online
US6389401B1 (en) * 1999-04-30 2002-05-14 Concept Shopping, Inc. System and method for inverted promotions
US6748365B1 (en) * 1999-09-15 2004-06-08 Chris Quinlan Method and system for redeeming product marketing rebates
AU2589401A (en) * 1999-12-21 2001-07-03 Net Horsepower, Inc. Method and apparatus for internet connectivity for agriculture buyers, sellers and transporters
US6847935B1 (en) * 1999-12-22 2005-01-25 Parago, Inc. System and method for computer-aided rebate processing
US20020019777A1 (en) * 1999-12-31 2002-02-14 Schwab David Michael Return of merchandize through third party locations
US6615184B1 (en) * 2000-01-04 2003-09-02 Mitzi Hicks System and method for providing customers seeking a product or service at a specified discount in a specified geographic area with information as to suppliers offering the same
JP2001273411A (ja) * 2000-01-17 2001-10-05 Sony Computer Entertainment Inc 販売価格管理システム、販売価格管理方法
US20010042023A1 (en) * 2000-01-21 2001-11-15 Scott Anderson Product fulfillment system
US20010051901A1 (en) * 2000-01-27 2001-12-13 Hager Jonathan M. Consumer shopping tool to augment retail sales
JP2001216366A (ja) * 2000-01-31 2001-08-10 Toyota Motor Corp 書籍データ配信システム及び配信装置並びに方法
US7103566B2 (en) * 2000-02-23 2006-09-05 Lucent Technologies Inc. Applications of executable shopping lists
JP2001357212A (ja) * 2000-06-15 2001-12-26 Fujitsu Ltd 仲介制御装置及び仲介制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012138128A (ja) * 2012-04-23 2012-07-19 Seiko Epson Corp クライアント端末、デバイス、クライアント端末の制御方法およびプログラム
JP2016129070A (ja) * 2012-12-11 2016-07-14 東芝テック株式会社 電子レシートシステム、情報処理装置およびプログラム
JP2017073156A (ja) * 2012-12-11 2017-04-13 東芝テック株式会社 電子レシートサーバ、電子レシート提供方法およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
GB2374439A (en) 2002-10-16
JP4357142B2 (ja) 2009-11-04
US20020143651A1 (en) 2002-10-03
US8612338B2 (en) 2013-12-17
GB0127572D0 (en) 2002-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20140289101A1 (en) Emailed purchase receipt
JP2000315278A (ja) 自動販売機システム
JP2023062026A (ja) 商品販売データ処理装置及び制御プログラム
AU2010273172B2 (en) A method and system for providing a service associated with sale of a product
JP2003123151A (ja) データ収集方法
JP4357142B2 (ja) 購買情報収集方法、購買情報収集プログラム
US20170185987A1 (en) Product information print device and product information print system
TW201729150A (zh) 商品行銷方法及用於商品行銷方法的伺服端
JPH05342482A (ja) 商品販売データ処理装置
JP2002063465A (ja) 注文受け付け装置および方法、記憶媒体、ポイントサービス方法
JP3937731B2 (ja) 販売管理方法および販売管理システム、ならびにそのシステムに使用される管理装置、取引処理装置
JP2002312835A (ja) 自動販売機システム
JP2002063466A (ja) 注文受け付け装置および方法、記憶媒体、ポイントサービス方法
JP2004234091A (ja) つり銭貯蓄サービスシステム、販売処理装置、サーバ、プログラム、及びつり銭貯蓄サービス方法
WO2019159258A1 (ja) O2oモデルによる越境ecの管理方法及び管理システム
JP7160881B2 (ja) 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
JP7171289B2 (ja) 電子レシートシステム及びプログラム
JP7266837B2 (ja) 登録装置及び商品販売データ処理システム
US20230206274A1 (en) Systems, methods and computer program products for validating payment of in-store purchase offers provided to mobile devices
JP4861808B2 (ja) 商品販売データ処理装置
JP2023179831A (ja) 販売データ管理システム、情報処理装置、および端末装置
JP2015153273A (ja) 広告情報配信システム
JP2023178987A (ja) 販売データ管理システムおよび情報処理装置
JP2023179830A (ja) 販売データ管理システムおよび情報処理装置
JP2022141254A (ja) 情報処理装置およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060525

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20071116

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090305

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090721

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090804

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120814

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130814

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees