JP2001216366A - 書籍データ配信システム及び配信装置並びに方法 - Google Patents

書籍データ配信システム及び配信装置並びに方法

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JP2001216366A
JP2001216366A JP2000021485A JP2000021485A JP2001216366A JP 2001216366 A JP2001216366 A JP 2001216366A JP 2000021485 A JP2000021485 A JP 2000021485A JP 2000021485 A JP2000021485 A JP 2000021485A JP 2001216366 A JP2001216366 A JP 2001216366A
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computer
book
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JP2000021485A
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Yasuhisa Fujiwara
靖久 藤原
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00—Commerce
    • G06Q30/06—Buying, selling or leasing transactions
    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q50/00—Systems or methods specially adapted for specific business sectors, e.g. utilities or tourism
    • G—PHYSICS
    • G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00—Commerce
    • G06Q30/06—Buying, selling or leasing transactions
    • G06Q30/0601—Electronic shopping [e-shopping]

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンピュータネットワークにおいて、ユーザ
に対し書籍データを確実に配信する。 【解決手段】 管理センタ１０のコンピュータとユーザ
端末１２、１６〜２４はネットワークを介して接続され
る。管理センタ１０のサーバコンピュータには、出版社
２８等から供給された雑誌記事の書籍データが記憶さ
れ、端末から書籍データの配信要求がなされると、サー
バコンピュータは記憶された書籍データを複製し、さら
にユーザ固有のデータを付加して配信用データを作成す
る。配信用データはユーザ（メンバー）毎に割り当てら
れたディレクトリに記憶される。ユーザがダウンロード
を要求すると、サーバコンピュータはメンバーディレク
トリに記憶された配信用データを読み出し、端末に送信
する。配信用データは、一定期間のみメンバーディレク
トリに記憶させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータネッ
トワークを用いて書籍データを配信する技術に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、コンピュータ技術及び通信技術の
発達に伴い、コンピュータネットワークを用いた電子商
取引やオンラインショッピング等が可能となっている。
【０００３】たとえば、インターネットに接続されたコ
ンピュータシステムにおいて、ＷＷＷを用いてサーバコ
ンピュータから端末にウエブ（Ｗｅｂ）ページを送信
し、ユーザはこのウエブページをブラウザ等で表示して
必要な商品やデータを要求する。ウエブページは、一意
に定義されたＵＲＬを有しており、ユーザは必要に応じ
てこのＵＲＬをサーバコンピュータに送信することで、
サーバコンピュータは要求されたＵＲＬに対応するウエ
ブページを端末に送信することもできる。端末から要求
を受け付けたサーバコンピュータは、必要に応じて決済
手続きを行い、要求された商品を適宜配送センタ等を通
じてユーザに配送し、あるいは要求されたデータをユー
ザの端末に送信する。
【０００４】ユーザが要求するデータには書籍、雑誌デ
ータやニュースデータ、あるいは音楽データなどがある
が、ユーザによっては雑誌のバックナンバーや特定の記
事を欲する場合（例えば車の購入を希望するユーザは購
入予定の車に関する雑誌の記事を入手したいと欲する）
があり、雑誌の記事などを迅速かつ確実にユーザに配信
する技術に対する要望は大きい。
【０００５】特開平９−２５９１８９号公報には、雑誌
の目次などのデータをサーバコンピュータに記憶し、ユ
ーザがこの記事の目次から入手したい記事をサーバコン
ピュータに注文すると、注文データをサーバコンピュー
タから書籍販売業者のコンピュータに転送し、書籍販売
業者のコンピュータから電子メールを用いて注文された
記事をユーザに配信する技術が記載されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、ユーザが注文した書籍データは電子メール
により配信されるため、メールアドレスを有していない
ユーザは利用できない問題がある。また、メールアドレ
スを有している場合にも、ユーザによっては注文した端
末以外の端末に書籍データの配信を希望する場合や注文
した時点と異なる任意の時点において書籍データを受け
取りたいと欲する場合があり、このようなユーザの多様
な要求に応えることが困難である問題もある。また、複
数の書籍データを注文した場合、ユーザによっては複数
の書籍データのそれぞれに対して異なる端末に異なる時
点で配信を希望する場合があり、電子メールによる配信
では配信時期を別途指定する等、ユーザにとって操作が
複雑化する問題もある。さらに、書籍販売業者から電子
メールで書籍データを送信するので、書籍販売業者側で
ユーザの電子メールアドレスを知っている必要があり、
ユーザにとっては自己の電子メールアドレスや注文の事
実を第３者に知られるのは好ましくないと感じる場合も
あり得る。
【０００７】本発明は、上記従来技術の有する課題に鑑
みなされたものであり、その目的は、ユーザの多様な要
求に応えることができ、かつ、確実にユーザに対して書
籍データを配信することができるシステム及び方法を提
供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、通信回線で接続されたコンピュータネッ
トワークを用いて書籍データを配信するシステムであっ
て、前記書籍データを記憶する第１コンピュータと、前
記コンピュータシステムに対して前記書籍データの配信
を要求する第２コンピュータとを含み、前記第１コンピ
ュータは、前記第２コンピュータからの要求を受け付
け、該当する書籍データの複製データを作成する手段
と、前記複製データに対して要求者固有のデータを付加
して配信用データを作成する手段とを有する。
【０００９】また、本発明は、通信回線で接続されたコ
ンピュータネットワークを用いて書籍データを配信する
システムであって、前記書籍データを記憶する第１コン
ピュータと、前記コンピュータシステムに対して前記書
籍データの配信を要求する第２コンピュータとを含み、
前記第１コンピュータは、前記第２コンピュータからの
要求を受け付け、該当する書籍データの複製データを作
成する手段と、前記複製データに対して要求者固有のデ
ータを付加して配信用データを作成する手段と、前記配
信用データを前記第２コンピュータに送信する手段とを
有する。
【００１０】ここで、前記第１コンピュータはさらに、
前記配信用データを要求者に対して割り当てられたメモ
リ領域に記憶する手段とを有し、前記第１コンピュータ
は、前記第２コンピュータからの要求に応じて前記要求
者に対して割り当てられたメモリ領域から前記配信用デ
ータを読み出して前記第２コンピュータに送信すること
が好適である。
【００１１】また、前記第１コンピュータはさらに、前
記メモリ領域から前記配信用データを読み出して前記第
２コンピュータに送信する場合に、前記第２コンピュー
タからの要求内容と前記固有のデータとの一致を判定す
る手段とを有することが好適である。
【００１２】また、前記第１コンピュータはさらに、前
記メモリ領域から前記配信用データを読み出して前記第
２コンピュータに送信する場合に、前記配信用データ作
成からの経過時間を判定する手段とを有し、前記経過時
間に応じて前記第２コンピュータに送信することが好適
である。
【００１３】また、前記第１コンピュータはさらに、前
記第２コンピュータに送信した前記配信用データを前記
メモリ領域から削除する手段とを有することが好適であ
る。
【００１４】また、前記第１コンピュータはさらに、前
記配信用データ作成からの経過時間が所定時間を超えた
場合に、前記配信用データを前記メモリ領域から削除す
る手段とを有することが好適である。
【００１５】また、本発明は、通信ネットワークに接続
された端末装置からの要求に応じて書籍データを送信す
る配信装置を提供する。この装置は、前記書籍データを
記憶する手段と、前記端末装置からの要求に応じて前記
書籍データの内、該当する書籍データの複製データを作
成する手段と、前記複製データに対して要求者固有のデ
ータを付加して配信用データを作成する手段と、前記配
信用データを記憶する手段とを有する。
【００１６】また、この装置は、前記書籍データを記憶
する手段と、前記端末装置からの要求に応じて前記書籍
データの内、該当する書籍データの複製データを作成す
る手段と、前記複製データに対して要求者固有のデータ
を付加して配信用データを作成する手段と、前記配信用
データを記憶する手段と、前記記憶手段から前記配信用
データを読み出して送信する手段とを有する。
【００１７】ここで、前記配信用データを記憶する手段
は、前記要求者毎に設けられることが好適である。
【００１８】また、この装置はさらに、前記配信用デー
タが複数存在する場合に、複数の前記配信用データを特
定するデータを前記端末装置に送信する手段とを有する
ことが好適である。
【００１９】また、この装置はさらに、前記送信する手
段で前記配信データを送信する場合に、前記端末装置か
らの要求内容と前記要求者固有のデータとの一致を判定
する手段とを有することが好適である。
【００２０】また、前記送信する手段は、前記配信用デ
ータの未配信経過時間が所定時間内である場合のみ送信
することが好適である。
【００２１】また、この装置はさらに、前記送信する手
段で送信した場合に、前記配信用データを前記記憶する
手段から削除する手段とを有することが好適である。
【００２２】また、本発明は、通信ネットワークに接続
されたコンピュータに記憶されている書籍データを受信
する端末装置を提供する。この装置は、前記書籍データ
を特定するデータ及び操作者固有のデータを入力する入
力手段と、前記特定するデータ及び固有のデータを前記
コンピュータに送信する手段と、前記コンピュータから
送信された、前記固有のデータで特定されるメモリ領域
に記憶された配信用データリストを表示する手段と、表
示された前記配信用データリストの中で特定されたデー
タの配信を前記コンピュータに対して要求し、該要求に
応じて前記コンピュータから送信された配信用データを
記憶する手段とを有する。
【００２３】また、この装置は、前記書籍データを特定
するデータ及び操作者固有のデータを入力する入力手段
と、前記特定するデータ及び固有のデータを前記コンピ
ュータに送信する手段と、前記コンピュータから送信さ
れた、前記固有のデータで特定されるメモリ領域に記憶
された配信用データリストを表示する手段と、表示され
た前記配信用データリストの中で特定されたデータの配
信を前記コンピュータに対して要求し、該要求に応じて
前記コンピュータから送信された配信用データを記憶す
る手段と、前記配信用データを出力する手段とを有する
ことが好適である。
【００２４】ここで、前記配信用データを出力する手段
は、前記配信用データに付加されている前記固有のデー
タに基づき出力することが好適である。
【００２５】また、本発明は、通信回線で接続されたコ
ンピュータネットワークを用いて書籍データを配信する
方法を提供する。この方法は、書籍データを記憶するコ
ンピュータに対して配信要求を出力し、前記配信要求に
応じて該当する書籍データの複製を作成するとともに、
前記複製に前記配信要求を出力した要求者固有のデータ
を付加して配信用データを作成する。
【００２６】また、この方法は、書籍データを記憶する
コンピュータに対して配信要求を出力し、前記配信要求
に応じて該当する書籍データの複製を作成するととも
に、前記複製に前記配信要求を出力した要求者固有のデ
ータを付加して配信用データを作成し、前記配信要求と
は別個に出力された第２配信要求に応じて前記配信用デ
ータを配信する。
【００２７】ここで、作成した前記配信用データを前記
要求者に対して割り当てられたメモリ領域に記憶し、前
記第２配信要求に応じて前記メモリ領域から前記配信用
データを読み出して配信することが好適である。
【００２８】また、前記第２配信要求に含まれる要求者
固有のデータと前記配信用データに付加された前記固有
のデータが一致する場合に、前記メモリ領域から前記配
信用データを読み出して配信することが好適である。
【００２９】また、前記配信要求と前記第２配信要求と
の間の経過時間が所定時間内である場合に前記メモリ領
域から前記配信用データを読み出して配信することが好
適である。
【００３０】また、この方法はさらに、前記メモリ領域
に記憶された前記配信用データのリストを前記要求者に
出力することが好適である。
【００３１】また、この方法において、前記配信用デー
タの有する要求者固有のデータは、前記書籍データの複
製を禁止するデータを含むことが好適である。
【００３２】また、この方法において、前記配信用デー
タの作成は、前記要求者による前記書籍データに対する
決済完了後に実行されることが好適である。
【００３３】このように、本発明では、通信回線あるい
はネットワークに接続された端末から書籍データの配信
要求がなされた場合、書籍データを記憶するコンピュー
タは書籍データを直ちに要求された端末に送信するので
はなく、複製して要求者固有のデータを付加して加工し
た後、その要求者に対して割り当てられたメモリ領域
（ディレクトリと言うこともできる）に記憶する。この
メモリ領域（あるいはデイレクトリ）は、要求者（ユー
ザ）が端末から適宜ログインできる領域であり、要求者
が書籍データの配信を望むタイミングでログインし、配
信用データ、すなわち複製され加工された書籍データを
端末にダウンロードする。要求者に割り当てられたメモ
リ領域（ディレクトリ）は、任意の時間に任意の端末か
らログインできるので、要求者（ユーザ）は自由に書籍
データを入手することができる。また、配信される書籍
データには要求者固有のデータが付加されているため、
いわゆる不正コピーも有効に防止される。
【００３４】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の実施
形態について説明する。
【００３５】図１には、本実施形態に係る書籍データ配
信システムの概念図が示されている。管理センタ１０
は、書籍データ配信システムを統括管理するもので、書
籍データを格納するサーバコンピュータを有する。以
下、適宜管理センタ１０をサーバコンピュータ１０と称
する。サーバコンピュータ１０（第１コンピュータある
いは配信装置）は、通信回線、たとえばインターネット
を介してユーザの端末１２と接続され、ユーザは端末１
２を用いてサーバコンピュータ１０に対して書籍データ
の配信を要求することができる。サーバコンピュータ１
０とインターネットで接続された端末１２は、たとえば
個人の所有するパーソナルコンピュータとすることがで
きる。
【００３６】また、サーバコンピュータ１０は、ネット
ワーク１４を介して他の端末１６、１８や他のネットワ
ーク２０、あるいは書籍データ配信システムに参加する
メーカ２６や出版社２８あるいは流通センタ３０のコン
ピュータシステムと接続される。ネットワーク１４は、
インターネットでもよいが、専用回線を用いたネットワ
ーク（イントラネットあるいはエクストラネット）とす
ることもできる。端末１６や端末１８は、コンビニエン
スストアに設置された情報端末や駅等の集客施設あるい
は公共施設に設置された情報端末とすることができる。
他のネットワーク２０には、さらに端末２２、２４が接
続されていてもよく、ネットワーク２０はインターネッ
トあるいは専用回線で形成されたネットワークでもよ
い。端末２２や端末２４は、所定の施設、たとえば自動
車ディーラ等に設置された専用端末とすることもでき
る。
【００３７】このように、複数の端末１２、１６、１
８、２２、２４（第２コンピュータ）は、それぞれネッ
トワークを通じてサーバコンピュータ１０に接続され、
いずれかの端末を用いてサーバコンピュータ１０に対し
て書籍データの配信を要求することができる。なお、書
籍データは、出版社２８のコンピュータから適宜ネット
ワーク１４を介してサーバコンピュータ１０に供給され
る。ユーザから要求があった時点で出版社２８のコンピ
ュータからサーバコンピュータ１０に該当する書籍デー
タを供給することもできる。さらには、ネットワーク以
外の供給方法として、大容量の記憶メディアに記憶され
た書籍データをサーバコンピュータ１０に書き込むよう
にしてもよい。
【００３８】図２には、サーバコンピュータ１０の構成
ブロック図が示されている。サーバコンピュータ１０
は、入出力部（入出力インターフェース）、制御部、雑
誌記事データベース、メンバー情報データベース及びメ
ンバーディレクトリ部を含んで構成される。雑誌記事デ
ータベースは、出版社２８から供給された書籍データを
記憶するデータベースであり、記事の内容や発行日等で
検索可能なように整理されて記憶されている。例えば、
車に関する雑誌記事の場合には、車のメーカ別や発行日
別、さらには車の車種別に検索可能なように書籍データ
が記憶される。メンバー情報データベースは、書籍デー
タ配信システムを利用し得るメンバー固有の情報が記憶
されたデータベースであり、具体的にはメンバーのＩＤ
やパスワード、氏名、住所等が記憶される。メンバーデ
ィレクトリは、書籍データ配信を要求するメンバー毎に
割り当てられたメモリ領域であり、メンバー毎に予め作
成してもよく、書籍データ配信要求がなされた場合にそ
の都度要求したメンバーに対して作成してもよい。メン
バーディレクトリは、ユーザ（メンバー）が全ての端末
（端末１２、１６、１８、２２、２４）から適宜ログイ
ンして参照できる領域であり、サーバコンピュータ１０
内に設けられたユーザ（メンバー）固有のフォルダ、あ
るいは私書箱と言うこともできる。メンバーディレクト
リへのログインは、ユーザ（ユーザ）に予め割り当てら
れたＩＤ及びユーザのパスワードを入力することにより
行われ、ユーザはサーバコンピュータ１０にアクセス
し、ＩＤとパスワードを入力するのみでいつでも、どの
端末からでも自己のメンバーデイレクトリにアクセスす
ることができる。したがって、管理センタ１０から特定
のユーザ（メンバー）に通知する必要が生じた場合に
は、そのユーザのメンバーディレクトリに通知内容を格
納しておけばよく、ユーザ（メンバー）がこのメンバー
ディレクトリにアクセスすることでその内容を知ること
ができる。公知の電子メールソフトウェアなどの特定の
ソフトウェアを必要とせず、電子メールアドレスも別途
必要とせず、端末からサーバコンピュータ１０にアクセ
スするだけで自由にメンバーディレクトリにアクセスで
きることに注意すべきである。具体的には以下の通りで
ある。すなわち、例えば端末１２を用いてサーバコンピ
ュータ１０のメンバーデイレクトリにアクセスする場
合、端末１２のブラウザを用いてサーバコンピュータ１
０のウエブページを表示する。ウエブページの中にメン
バーディレクトリへアクセスするためのボタン（リン
ク）が張られており、このボタンをクリックし、ＩＤ及
びパスワードを入力することでＨＴＭＬ形式で記述され
たメンバーディレクトリ内容がウエブページとして端末
に表示される。
【００３９】制御部は、ユーザからの書籍データ配信要
求に対して該当する書籍データを配信する処理を行うも
ので、具体的には要求された書籍データを雑誌記事デー
タベースから読み出し、所定の加工を施したうえでメン
バーディレクトリにその加工データ、すなわち配信用デ
ータを記憶する。メンバーディレクトリに記憶された配
信用データは、ユーザ（メンバー）からのさらなる配信
要求（第２配信要求）に応じて読み出され、端末に送信
される。制御部が配信要求に対して直ちに該当する書籍
データを送信しないのは、該当書籍データが有料で配信
されるべきデータである場合には第３者のコピーを防止
する必要があること、送信途中で通信回線異常などが生
じた場合にユーザに対して最初からの手続きを要求し、
重複課金するおそれがあること、ユーザによっては後の
任意の時点におけるダウンロードを欲する場合があるこ
と、複数の端末にダウンロードしたい場合もあること、
を考慮したものである。なお、有料で書籍データを配信
すべき場合には、制御部はユーザに対して所定の決済手
順を要求し、この決済手続きが完了したと判定した場合
に該当する書籍データを加工してメンバーディレクトリ
に記憶する。
【００４０】図３には、端末１２の構成ブロック図が示
されている。なお、他の端末１６、１８、２２、２４に
ついてもその構成はほぼ同様である。端末１２は、入出
力部（入出力インターフェース）、入力部、出力部、記
憶部、表示部及び制御部を有して構成される。入力部
は、ユーザの書籍データ配信要求を入力するもので、キ
ーボードや画面に表示されたタッチスイッチで構成され
る。ユーザ固有のデータ、たとえばＩＤやパスワード等
もこの入力部を介して入力する。制御部は、記憶部に記
憶された所定のソフトウェア、たとえばブラウザ等を用
いてサーバコンピュータ１０から送信されたウエブペー
ジ等を表示し、また、サーバコンピュータ１０に対して
書籍データの配信要求を送信する。配信要求に対してサ
ーバコンピュータ１０から書籍データが送信された場合
には、その書籍データを受信して記憶部に記憶し、所定
の表示用ソフトウェアを用いて記憶した書籍データを表
示部に表示する。また、ユーザからのアクセス要求に対
してサーバコンピュータ１０からメンバーディレクトリ
データが送信された場合には、そのメンバーディレクト
リデータを表示する。メンバーディレクトリデータは、
リスト形式で表示されることが好適であり、配信すべき
書籍データがメンバーディレクトリに複数存在する場合
には、複数の書籍データがリスト形式で表示される。書
籍データは、ユーザからの配信要求及び決済完了に応じ
て所定の加工が施されてメンバーディレクトリに記憶さ
れるから、メンバーディレクトリに存在し端末の表示部
に表示されたリストは、ユーザが決済を完了し、サーバ
コンピュータ１０で配信可能な状態にある書籍データ一
覧を意味することになる。
【００４１】なお、端末１６、１８、２２、２４の場合
には、サーバコンピュータ１０から送信された書籍デー
タを記憶部に記憶し、外部記憶装置に記憶するための出
力部を設けることも好適である。これにより、サーバコ
ンピュータ１０からダウンロードした書籍データをさら
にユーザが携帯した記憶媒体に記憶させることが可能と
なる。
【００４２】図４には、本実施形態における書籍データ
配信の全体処理フローチャートが示されている。まず、
ユーザ（メンバー）は端末１２あるいは他の端末１６〜
２４を用いてサーバコンピュータ１０に対し書籍データ
の配信を要求する。具体的には、ユーザ（メンバー）の
ＩＤやパスワードを入力し、配信されるべき書籍データ
を特定するデータ、たとえば車の雑誌記事の場合には当
該車の車名や年式を選択し、さらに購入要求を送信する
（Ｓ１０１）。
【００４３】図５には、Ｓ１０１の処理において端末１
２あるいは他の端末１６〜２４に表示される画面５０が
例示されている。この画面は、例えばサーバコンピュー
タ１０から供給されたウエブページを端末のブラウザで
表示することで行われる。書籍データ配信サービスを示
す見出しのほか、配信されるべき書籍データを特定する
ための入力項目が表示される。図では、雑誌記事を車の
メーカで検索できる項目５０ａ及び車名で検索できる項
目５０ｂが表示され、さらに発行日を指定できる項目５
０ｃが表示されている。メーカで検索できる項目５０ａ
では、各国毎のメーカがプルダウンメニューで示され、
ユーザはいずれかの国のいずれかのメーカを指定するこ
とができる。車名や発刊日についても同様である。ユー
ザは、これらの項目を用いて必要な書籍データを特定す
ることができる。入力項目５０ａ〜５０ｃに必要なデー
タを入力したのち、画面下部に表示された検索ボタン５
０ｄを操作することにより、これらの検索データがサー
バコンピュータ１０に送信される。サーバコンピュータ
１０では、端末から送られた検索データに基づいて雑誌
記事データベースを検索し、検索条件に該当する書籍デ
ータの内容を端末に返信する。
【００４４】図６には、サーバコンピュータ１０から返
信され端末に表示される画面５２が例示されている。見
出しの他、ユーザが入力した検索条件が項目５２ａに表
示され、検索条件にヒットした書籍データの特定情報が
項目５２ｂに表示される。書籍データの特定情報は、例
えばその書籍データの発刊日、ファイル番号、データサ
イズ、ページ数、記事に掲載されている車名、記事のタ
イトルなどである。また、画面５２には特定された書籍
データの送信方法を選択する項目５２ｃ及び５２ｄが表
示される。図では、特定された書籍データをサーバコン
ピュータ１０からダウンロードする項目５２ｃ及び小冊
子として配送を要求する項目５２ｄが表示されており、
それぞれの項目には「オーダー」ボタンが付加されてい
ずれかの方法を選択できるようになっている。もちろ
ん、ダウンロードや小冊子以外の方法を適宜付加するこ
とも可能であり、また、ダウンロードのみに限定するこ
とも可能である。小冊子が選択された場合には、例えば
サーバコンピュータ１０は流通センタ３０に特定された
書籍データを供給し、流通センタ３０で書籍データを小
冊子形式にまとめてユーザに配送することができる。ユ
ーザの配送情報は、サーバコンピュータ１０の有するメ
ンバー情報データベースを用いることができる。
【００４５】一方、ユーザがダウンロードを選択した場
合には、以下の処理が行われる。図７には、ユーザがダ
ウンロードの「オーダー」ボタンを選択した場合にサー
バコンピュータ１０から送信され端末に表示される画面
５４が例示されている。ユーザのオーダー情報を確認す
る項目５４ａが表示され、また、ユーザを確認するため
の項目５４ｂが表示される。ユーザを確認する項目は、
ＩＤを入力する項目５４ｃ、パスワードを入力する項目
５４ｄ及びこれらを送信するボタン５４ｅで構成され、
ユーザは自身のＩＤやパスワードを入力し送信ボタンを
操作することでサーバコンピュータ１０に自身の固有情
報を送信する。なお、ユーザがＩＤやパスワードを有し
ない非メンバーである場合には、メンバー登録画面に移
行するボタン５４ｆを表示し、所定のメンバ登録画面に
移行できるようにするのも好適である。以上の処理によ
り、ユーザの配信要求が終了する。
【００４６】再び図４に戻り、ユーザがＩＤやパスワー
ド等のユーザ固有のデータを入力しサーバコンピュータ
１０に送信すると、サーバコンピュータ１０は、これら
ユーザ固有のデータをメンバー情報データベースに記憶
されたメンバー情報と照合し、一致する場合に所定の決
済画面に移行する（Ｓ１０２）。この決済画面は、例え
ばユーザがクレジットカード番号を入力する画面とする
ことができ、サーバコンピュータ１０は送信されたクレ
ジットカード番号を適宜照会して決済する。なお、本実
施形態において決済の方法は任意であり、公知の決済方
法（電子決済を含む）を用いることができる。端末から
書籍データの購入に関するデータ（費用を含む）をプリ
ントアウトし、このプリントに基づいてコンビニエンス
ストア、銀行、郵便局などの決済業務を行う店舗で支払
い、支払い情報を店舗からサーバコンピュータ１０に送
信することによっても決済は可能である。サーバコンピ
ュータ１０は、ユーザによる決済が正しく行われたか否
かを判定し（Ｓ１０３）、決済が完了したと判定した場
合には、特定された書籍データの配信準備に移行する。
【００４７】配信準備は、以下のように行われる。すな
わち、まずサーバコンピュータ１０の制御部は受注ファ
イルのレコードを作成する（Ｓ１０４）。この受注ファ
イルレコードは、ユーザ（メンバー）が購入した事実を
記録するためのもので、たとえばユーザのＩＤや商品Ｉ
Ｄ（書籍データ）、金額、決済方法及び購入日付等を記
録する。もちろん、受注ファイルのレコード出力は省略
することも可能である。次に、制御部は雑誌記事データ
ベースに記憶された該当書籍データを読み出し、その複
製（コピー）を作成する。そして、作成した複製に対
し、要求したユーザ固有のデータを埋め込んで配信用デ
ータを作成する（Ｓ１０５）。書籍データは、例えば電
子配信に好適なＰＤＦフォーマットで作成され、このＰ
ＤＦフォーマットの書籍データに対し、ユーザ固有のデ
ータを埋め込む。
【００４８】図８には、所定のデータが埋め込まれた書
籍データ、すなわち配信用データのフォーマット例が示
されている。要求したユーザ固有のデータは、ＰＤＦフ
ァイルのヘッダ部に付加され、具体的には表示情報とし
てタイトル、サブタイトル、著者、購入者、サーバコン
ピュータ１０の管理者の各データが付加され、セキュリ
ティ情報として書類を開くためのパスワード、セキュリ
ティ情報を変更するためのパスワード、印刷可能か否か
のフラグ（印刷可能フラグ）、変更可能か否かのフラグ
（変更付加のフラグ）及び文字選択可能か否かのフラグ
（文字選択不可）が付加される。表示情報として購入者
であるユーザの氏名が付加され、さらに書類を開くため
のパスワード（このパスワードはユーザの固有パスワー
ドと同一とすることができる）を付加することで、いわ
ゆる違法コピーを有効に防止することができる。ＰＤＦ
フォーマットのデータは、例えばアドビシステムズ社の
Ａｃｒｏｂａｔソフトウエアにより表示することができ
る。
【００４９】書籍データにセキュリティ情報を含むユー
ザ固有のデータを付加して配信用データを作成した後、
制御部は要求したユーザのディレクトリ（フォルダある
いは私書箱）が作成されていない場合にはこのユーザの
ディレクトリを新たに作成し、Ｓ１０５で作成した配信
用データを当該メンバーディレクトリに記憶する（Ｓ１
０６）。メンバーディレクトリに記憶された配信用デー
タは、ユーザからのさらなる配信要求に応じて端末に送
信されダウンロードされる（Ｓ１０７）。メンバーデイ
レクトリへの配信用データの記憶期間は不定でもよい
が、一定期間に限定し、一定期間内を経過した後は制御
部が削除することも好適であり、これによりメンバーデ
イレクトリのデータ容量が過度に増大することを防止で
きる。
【００５０】図９には、メンバーディレクトリに記憶さ
れた配信用データのダウンロード処理フローチャートが
示されている。まず、サーバコンピュータ１０は、端末
からの要求に応じて端末にダウンロード画面を表示する
（Ｓ２０１）。このダウンロード画面は、具体的にはメ
ンバーディレクトリ内に記憶された配信用データのリス
トであり、ユーザのログイン操作、すなわちユーザがＩ
Ｄ及びパスワードを入力し、サーバコンピュータ１０で
入力されたＩＤ及びパスワードとメンバー情報データベ
ースに記憶されたデータが一致する場合に表示される。
図１０に表示画面５６が例示されている。決済が完了
し、配信し得る状態にある書籍データがリスト形式で表
示される。既述したように、メンバーデイレクトリのデ
ータはＨＴＭＬで記述し、サーバコンピュータ１０から
ＨＴＴＰで送信して端末のブラウザで表示させることが
できる。メンバーデイレクトリに複数の配信用データ、
すなわち複数の書籍データが存在する場合には、全ての
書籍データのタイトルが表示され、それぞれの書籍デー
タに対しダウンロードボタン５６ａが表示される。ユー
ザは、この画面を見ることで、どの書籍データを購入し
たか、そして、どの書籍データがダウンロード可能な状
態にあるかを容易に知ることができる。なお、それぞれ
の書籍データに対し、ダウンロード可能な期間を表示す
ることも好適である。
【００５１】メンバーデイレクトリを表示し、ユーザが
いずれか、あるいは複数のダウンロードボタンを操作す
ると（Ｓ２０２）、この要求が端末からサーバコンピュ
ータ１０に送信され、サーバコンピュータ１０はこの要
求を受け付けてメンバーディレクトリ内に記憶された書
籍データを読み出し端末に送信する。すなわち、配信用
データを実際にユーザに配信するためには、ユーザがメ
ンバーディレクトリにアクセスし、ダウンロード要求を
出して可能となるのであり、メンバーディレクトリへの
アクセス及びダウンロード要求が第２配信要求となる。
第２配信要求がなされた場合に、サーバコンピュータ１
０は直ちにメンバーデイレクトリ内の配信用データをユ
ーザの端末に配信することもできるが、本実施形態で
は、端末に送信するに際して配信用データが作成されて
から一定時間（例えば２週間）が経過したか否かを判定
する（Ｓ２０３）。そして、一定時間内に配信要求がな
された場合にはサーバコンピュータ１０の制御部は配信
要求された配信用データを端末に対し送信する（Ｓ２０
４）。一方、一定期間が既に経過している場合には、そ
の旨の確認画面を端末に表示する（Ｓ２０５）。もちろ
ん、一定期間を経過した配信用データはメンバーディレ
クトリから自動的に削除し、したがって図１０に示され
たリスト画面上からも消去して選択できないようにする
ことも可能である。但し、このような書籍データも決済
を経て作成されたデータであるので、リストには表示し
てユーザが確認できるようにすることが好適であろう。
【００５２】また、配信が完了した書籍データについて
も、配信後に削除してもよく、あるいはそのまま一定期
間はメンバーディレクトリに記憶させておくこともでき
る。後者の場合、ユーザは例えば端末１２からダウンロ
ードした書籍データを再び別の端末（例えば端末１６）
からダウンロードすることも可能となる。
【００５３】配信用データがサーバコンピュータ１０か
ら端末に送信（ダウンロード）されると、ユーザの端末
ではこの配信用データを受信し、記憶部に記憶する。そ
して、所定の表示用ソフトウエア、たとえばＡｃｒｏｂ
ａｔを用いて書籍データを表示する。配信用データに
は、セキュリティ情報を含むユーザ固有のデータが付加
されているため、書籍データを表示するに際しては表示
ソフトウエアはこの付加データを解釈して表示する。
【００５４】図１１には、ＰＤＦフォーマットで配信さ
れた書籍データを表示した画面５８が例示されている。
ヘッダ部に含まれるセキュリティ情報を含むデータに基
づき、アラーム画面５８ａが表示される。このアラーム
画面は、書籍データに付加されたユーザ固有のデータが
含まれ、図においては会員番号（ＩＤ）、会員氏名及び
著作者が表示される。セキュリティ情報としてパスワー
ドが含まれている場合にはパスワード入力を要求する画
面がさらにアラーム画面として表示される。ユーザがパ
スワード入力画面に対し固有のパスワードを入力するこ
とで表示用ソフトウエアはデータ部を読み込んで書籍デ
ータを表示する。
【００５５】このように、本実施形態では、配信要求が
なされた場合にサーバコンピュータ１０の制御部は書籍
データを複製し、ユーザ固有のデータを付加してそのユ
ーザ固有のデイレクトリに記憶させ、ユーザがこのディ
レクトリにログインしてダウンロード要求を送信するこ
とで書籍データを配信するので、以下のような効果を奏
することができる。すなわち、配信用データはメンバー
デイレクトリに記憶されているため、ユーザは好きなと
きに書籍データをダウンロードすることができ、また、
仮にダウンロード中に回線異常などが生じても、他の時
間に再びメンバーデイレクトリにアクセスしてダウンロ
ードするだけで済むことになり、手続きが簡素化され
る。また、書籍データはサーバコンピュータ１０のメン
バーディレクトリ内に記憶されており、必要に応じてダ
ウンロードできるため、例えばユーザ固有の情報（電子
メールアドレスなど）が外部に漏れるおそれもなく、配
信要求を出した端末と異なる端末を用いてダウンロード
することもできる。すなわち、例えばコンビニエンスス
トア等に設置された端末１６から配信要求を出して決済
を完了させ、配信用データがメンバーデイレクトリに記
憶された後で自宅にある端末１２を用いて必要な書籍デ
ータをダウンロードするなどの使用方法も可能となる。
【００５６】以上、本発明の実施形態について説明した
が、本発明は実施形態に示された技術に限定されること
なく、本発明の技術的思想の範囲内で種々の変更使用が
可能である。例えば、コンピュータ間を接続するネット
ワークは電話回線やデジタル回線、あるいは衛星回線で
もよく、有線、無線を問わない。また、「コンピュー
タ」には、入力手段、出力手段及び処理手段を備える任
意のデータ処理装置が含まれ、特に端末には携帯情報端
末やデータ処理機能を有する家電製品も含まれる。さら
に、サーバコンピュータ１０と端末間のデータ通信のプ
ロトコルもＨＴＴＰに限られることはなく、データ形式
もＨＴＭＬだけではなくＳＧＭＬやＸＭＬ、ＪＡＶＡな
どを用いることもできる。さらに、書籍データの形式も
ＰＤＦに限定されるものではなく、公知のアプリケーシ
ョンで使用される形式を用いることができる。
【００５７】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればユ
ーザの多様な要求に応え、書籍データを確実に配信する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 実施形態のシステム概念図である。
【図２】 サーバコンピュータの構成ブロック図であ
る。
【図３】 端末の構成ブロック図である。
【図４】 実施形態の全体処理フローチャートである。
【図５】 配信要求の画面表示説明図（その１）である
【図６】 配信要求の画面表示説明図（その２）である
【図７】 配信要求の画面表示説明図（その３）である
【図８】 書籍データのフォーマット説明図である。
【図９】 ダウンロード処理フローチャートである。
【図１０】 メンバーディレクトリの内容表示画面説明
図である。
【図１１】 配信された書籍データの表示画面説明図で
ある。
【符号の説明】
１０ 管理センタ、１２，１６，１８，２２，２４ 端
末、１４ ネットワーク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０６Ｆ 17/30 Ｇ０６Ｆ 15/40 ３１０Ｈ ３１０Ｆ Ｆターム(参考） 5B049 AA01 AA05 AA06 BB26 CC05 CC10 DD01 EE05 EE28 FF07 GG04 GG07 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK50 KK54 KK63 PP03 PP13 UU11 5B082 AA00 EA01 GC04 HA05 HA08 5B089 GA11 GA21 GB04 JA08 JA22 JA33 JB22 KA03 KA04 KA15 KB06 KB07 KB11 KC29 KC51 LB14

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 通信回線で接続されたコンピュータネッ
    トワークを用いて書籍データを配信するシステムであっ
    て、 前記書籍データを記憶する第１コンピュータと、 前記コンピュータシステムに対して前記書籍データの配
    信を要求する第２コンピュータと、 を含み、 前記第１コンピュータは、 前記第２コンピュータからの要求を受け付け、該当する
    書籍データの複製データを作成する手段と、 前記複製データに対して要求者固有のデータを付加して
    配信用データを作成する手段と、 を有することを特徴とする書籍データ配信システム。
  2. 【請求項２】 通信回線で接続されたコンピュータネッ
    トワークを用いて書籍データを配信するシステムであっ
    て、 前記書籍データを記憶する第１コンピュータと、 前記コンピュータシステムに対して前記書籍データの配
    信を要求する第２コンピュータと、 を含み、 前記第１コンピュータは、 前記第２コンピュータからの要求を受け付け、該当する
    書籍データの複製データを作成する手段と、 前記複製データに対して要求者固有のデータを付加して
    配信用データを作成する手段と、 前記配信用データを前記第２コンピュータに送信する手
    段と、 を有することを特徴とする書籍データ配信システム。
  3. 【請求項３】 請求項１、２のいずれかに記載のシステ
    ムにおいて、 前記第１コンピュータはさらに、 前記配信用データを要求者に対して割り当てられたメモ
    リ領域に記憶する手段と、 を有し、前記第１コンピュータは、前記第２コンピュー
    タからの要求に応じて前記要求者に対して割り当てられ
    たメモリ領域から前記配信用データを読み出して前記第
    ２コンピュータに送信することを特徴とする書籍データ
    配信システム。
  4. 【請求項４】 請求項３記載のシステムにおいて、 前記第１コンピュータはさらに、 前記メモリ領域から前記配信用データを読み出して前記
    第２コンピュータに送信する場合に、前記第２コンピュ
    ータからの要求内容と前記固有のデータとの一致を判定
    する手段と、 を有することを特徴とする書籍データ配信システム。
  5. 【請求項５】 請求項３記載のシステムにおいて、 前記第１コンピュータはさらに、 前記メモリ領域から前記配信用データを読み出して前記
    第２コンピュータに送信する場合に、前記配信用データ
    作成からの経過時間を判定する手段と、 を有し、前記経過時間に応じて前記第２コンピュータに
    送信することを特徴とする書籍データ配信システム。
  6. 【請求項６】 請求項３記載のシステムにおいて、 前記第１コンピュータはさらに、 前記第２コンピュータに送信した前記配信用データを前
    記メモリ領域から削除する手段と、 を有することを特徴とする書籍データ配信システム。
  7. 【請求項７】 請求項３記載のシステムにおいて、 前記第１コンピュータはさらに、 前記配信用データ作成からの経過時間が所定時間を超え
    た場合に、前記配信用データを前記メモリ領域から削除
    する手段と、 を有することを特徴とする書籍データ配信システム。
  8. 【請求項８】 通信ネットワークに接続された端末装置
    からの要求に応じて書籍データを送信する配信装置であ
    って、 前記書籍データを記憶する手段と、 前記端末装置からの要求に応じて前記書籍データの内、
    該当する書籍データの複製データを作成する手段と、 前記複製データに対して要求者固有のデータを付加して
    配信用データを作成する手段と、 前記配信用データを記憶する手段と、 を有することを特徴とする配信装置。
  9. 【請求項９】 通信ネットワークに接続された端末装置
    からの要求に応じて書籍データを送信する配信装置であ
    って、 前記書籍データを記憶する手段と、 前記端末装置からの要求に応じて前記書籍データの内、
    該当する書籍データの複製データを作成する手段と、 前記複製データに対して要求者固有のデータを付加して
    配信用データを作成する手段と、 前記配信用データを記憶する手段と、 前記記憶手段から前記配信用データを読み出して送信す
    る手段と、 を有することを特徴とする配信装置。
  10. 【請求項１０】 請求項８、９のいずれかに記載の装置
    において、 前記配信用データを記憶する手段は、前記要求者毎に設
    けられることを特徴とする配信装置。
  11. 【請求項１１】 請求項１０記載の装置において、さら
    に、 前記配信用データが複数存在する場合に、複数の前記配
    信用データを特定するデータを前記端末装置に送信する
    手段と、 を有することを特徴とする配信装置。
  12. 【請求項１２】 請求項１０記載の装置において、さら
    に、 前記送信する手段で前記配信データを送信する場合に、
    前記端末装置からの要求内容と前記要求者固有のデータ
    との一致を判定する手段と、 を有することを特徴とする配信装置。
  13. 【請求項１３】 請求項１０記載の装置において、 前記送信する手段は、前記配信用データの未配信経過時
    間が所定時間内である場合のみ送信することを特徴とす
    る配信装置。
  14. 【請求項１４】 請求項１０記載の装置において、さら
    に、 前記送信する手段で送信した場合に、前記配信用データ
    を前記記憶する手段から削除する手段と、 を有することを特徴とする配信装置。
  15. 【請求項１５】 通信ネットワークに接続されたコンピ
    ュータに記憶されている書籍データを受信する端末装置
    であって、 前記書籍データを特定するデータ及び操作者固有のデー
    タを入力する入力手段と、 前記特定するデータ及び固有のデータを前記コンピュー
    タに送信する手段と、 前記コンピュータから送信された、前記固有のデータで
    特定されるメモリ領域に記憶された配信用データリスト
    を表示する手段と、 表示された前記配信用データリストの中で特定されたデ
    ータの配信を前記コンピュータに対して要求し、該要求
    に応じて前記コンピュータから送信された配信用データ
    を記憶する手段と、 を有することを特徴とする端末装置。
  16. 【請求項１６】 通信ネットワークに接続されたコンピ
    ュータに記憶されている書籍データを受信する端末装置
    であって、 前記書籍データを特定するデータ及び操作者固有のデー
    タを入力する入力手段と、 前記特定するデータ及び固有のデータを前記コンピュー
    タに送信する手段と、 前記コンピュータから送信された、前記固有のデータで
    特定されるメモリ領域に記憶された配信用データリスト
    を表示する手段と、 表示された前記配信用データリストの中で特定されたデ
    ータの配信を前記コンピュータに対して要求し、該要求
    に応じて前記コンピュータから送信された配信用データ
    を記憶する手段と、 前記配信用データを出力する手段と、 を有することを特徴とする端末装置。
  17. 【請求項１７】 請求項１６記載の装置において、 前記配信用データを出力する手段は、前記配信用データ
    に付加されている前記固有のデータに基づき出力するこ
    とを特徴とする端末装置。
  18. 【請求項１８】 通信回線で接続されたコンピュータネ
    ットワークを用いて書籍データを配信する方法であっ
    て、 書籍データを記憶するコンピュータに対して配信要求を
    出力し、 前記配信要求に応じて該当する書籍データの複製を作成
    するとともに、前記複製に前記配信要求を出力した要求
    者固有のデータを付加して配信用データを作成する、 ことを特徴とする配信方法。
  19. 【請求項１９】 通信回線で接続されたコンピュータネ
    ットワークを用いて書籍データを配信する方法であっ
    て、 書籍データを記憶するコンピュータに対して配信要求を
    出力し、 前記配信要求に応じて該当する書籍データの複製を作成
    するとともに、前記複製に前記配信要求を出力した要求
    者固有のデータを付加して配信用データを作成し、 前記配信要求とは別個に出力された第２配信要求に応じ
    て前記配信用データを配信する、 ことを特徴とする配信方法。
  20. 【請求項２０】 請求項１８、１９のいずれかに記載の
    方法において、作成した前記配信用データを前記要求者
    に対して割り当てられたメモリ領域に記憶し、 前記第２配信要求に応じて前記メモリ領域から前記配信
    用データを読み出して配信することを特徴とする配信方
    法。
  21. 【請求項２１】 請求項２０記載の方法において、 前記第２配信要求に含まれる要求者固有のデータと前記
    配信用データに付加された前記固有のデータが一致する
    場合に、前記メモリ領域から前記配信用データを読み出
    して配信することを特徴とする配信方法。
  22. 【請求項２２】 請求項２０記載の方法において、 前記配信要求と前記第２配信要求との間の経過時間が所
    定時間内である場合に前記メモリ領域から前記配信用デ
    ータを読み出して配信することを特徴とする配信方法。
  23. 【請求項２３】 請求項２０記載の方法において、さら
    に、 前記メモリ領域に記憶された前記配信用データのリスト
    を前記要求者に出力することを特徴とする配信方法。
  24. 【請求項２４】 請求項１８〜２３のいずれかに記載の
    方法において、 前記配信用データの有する要求者固有のデータは、前記
    書籍データの複製を禁止するデータを含むことを特徴と
    する配信方法。
  25. 【請求項２５】 請求項１８〜２３のいずれかに記載の
    方法において、 前記配信用データの作成は、前記要求者による前記書籍
    データに対する決済完了後に実行されることを特徴とす
    る配信方法。
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