JP4583405B2 - 扉取り付け金具 - Google Patents

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Description

この発明は、門扉などの扉を取付ける際に、多少の取付け位置の誤差やその他位置合わせが必要な場合に、位置調整を可能にした扉取り付け金具に関する。
従来、門柱に扉を取付ける扉取り付け金具は、扉を支持する支持部が設けられた支持金具と、支持部が嵌合可能な受け金具が一対として設けられている。そして、扉を門柱に取り付けるには、門柱の側面に受け金具を取り付けて、扉に固定された支持金具の支持部と受け金具を嵌合して扉を開閉自在に取り付けている。
また、位置調整可能な扉取り付け金具として、特許文献1に開示されているように、門柱の所定の位置にネジ止め等により取付け板を固定し、扉の所定の位置に載せ板を固定して、載せ板の支持軸と取付け板の受け孔を嵌合して、取付け板上に扉の載せ板を載せる扉取り付け金具が開示されている。この取り付け板は、取り付け板本体とベース板により構成されている。位置調整は、ベース板に形成された突条に取付け板本体を当接させた状態で、取り付け板本体を固定しているビスを緩め、取付け板をその長孔方向へ移動可能として調整し、さらに、ベース板上の突条を中心にして取付け板本体を所望の向きに傾けることにより行う。これにより、取付け板の受け孔の位置が最適になる様に調整可能なものである。
実用新案登録第3014947号公報
上記従来の技術では、門柱に受け金具を取り付け、扉に固定された支持金具の支持部を受け金具に嵌合して、門柱に扉を取り付けた状態では、工場生産された寸法精度の高いアルミニウム製の門柱や扉であっても、現場施工による傾きや、扉間の距離の誤差が生じる可能性があった。そのため、門扉の支持金具と門柱の受け金具の位置を調整できるように、ボルト挿通孔を長穴にする等により微調整可能としていた。しかし、前後左右等の位置ずれに対して十分な調整ができず、両扉の間に必要以上の隙間が生じたり、逆に扉の自由端側が他方の扉や門柱等に当接して干渉することがあった。
また、特許文献1に開示された門扉扉取り付け金具では、門柱に取り付けられたベース板に形成された突条と、取り付け板本体の内面に形成された凹凸部により位置調整し、突条の両側の貫通孔にネジが嵌挿され固定される。そして、扉の加重は、このネジで受けている。そのため、扉の重量や開閉時の負荷がネジに集中し、耐久性が低いものであった。さらに、調整作業時には、ネジに加わる荷重のため、ネジを回し難く調整作業が面倒であった。
この発明は、上記従来技術の問題に鑑みて成されたもので、簡単に扉の位置調整が可能で、強度や耐久性の高い扉取り付け金具を提供することを目的とする。
この発明は、アルミダイキャストにより一体に形成され扉を軸支する扉支持部材と、この扉支持部材に設けられたスライド部と、このスライド部が挿入されるアルミダイキャスト製のケース体と、前記ケース体に設けられ前記スライド部を摺動可能に保持したスライド受け部とから成り、前記スライド受け部には、係止穴と、前記スライド部と対面した前記スライド受け部内面の前記係止穴に沿って形成され直線上に位置した凹凸から成る係止部と、前記スライド受け部の内壁面に形成され前記スライド部の挿通方向に設けられた溝と、前記スライド部が延出した側面とは反対側の前記スライド受け部の側面に設けられたボルト軸支部が形成され、前記ボルト軸支部に頭部が係合し前記スライド受け部内に延出した位置決めボルトを有し、前記スライド部には、前記スライド受け部の前記係止部に向かって膨らんだR面の部分の表面に設けられ、前記係止部の凹凸と係合する凹凸が設けられた湾曲係合部と、前記スライド部の挿通方向に沿って前記湾曲係合部に並んで位置し、湾曲した半円弧状の雌ネジ部であり、前記スライド受け部の前記溝と対面して前記位置決めボルトが螺合する湾曲螺合部とを備え、前記湾曲係合部のR面は前記湾曲係合部の長さより相対的に長い曲率半径のR面に形成され、この湾曲係合部のR面の頂部両側に位置して一対の挿通孔が形成され、前記各挿通孔は、内径が両端の各開口側から中心に向かって徐々に細くなり貫通方向断面形状が鼓状に形成され、前記湾曲係合部の反対側の側面には前記各挿通孔の周囲に各々緩やかな湾曲凸部が形成され、前記スライド部の各挿通孔に貫通された調整ボルトと、この調整ボルト先端に螺合し前記スライド受け部の前記係止部と前記スライド部の前記湾曲係合部を当接させるナットを備えた扉取り付け金具である
前記位置決めボルトを前記溝に当接させて前記位置決めボルトの雄ネジ部に前記スライド部の前記湾曲螺合部を螺合させ、前記位置決めボルトを回動させることにより、前記スライド部が前記スライド受け部に対して相対的に移動可能とし、前記係止穴と前記挿通孔に前記調整ボルトが挿入された状態で、各湾曲凸部に対面して各々前記ナット又は前記ボルトの頭部が当接し、前記スライド受け部と前記調整ボルト及び前記位置決めボルトに対して前記スライド部が揺動可能に保持され、前記調整ボルトを締め付けて前記扉支持部材の位置を調節し固定可能としたものである
また、前記調整ボルトは、前記スライド受け部の係止穴の周囲に形成された凹部内に頭部が嵌合し、前記ナットは、前記スライド部の前記湾曲凸部が形成された凹部に回転不能に嵌合したものである。
または、前記調整ボルトは、前記スライド部の挿通孔の周囲に形成された凹部の湾曲凸部に頭部が当接し、前記ナットは、前記スライド受け部の背面側の取付面に設けられているものである。
前記スライド受け部は、前記スライド部の幅とほぼ等しい幅の中空の嵌挿部を備え、前記スイライド部を摺動自在に保持したものである。
この発明の扉取り付け金具よれば、部品数が少なく、アルミ合金製であり耐久性も高いものである。さらに、少ない部品点数で正確な調整が容易に可能である。ケース体により扉支持部材のスライド部を収容し、スライド受け部の面で扉の荷重を受けるため取り付け強度も高く、2本のネジにより簡単に、扉の取り付け位置の調整ができるものである。
以下、この発明の扉取り付け金具の第一実施形態について、図1〜図6を基にして説明する。この実施形態の扉取り付け金具10は、図1に示すように、アルミニウム合金によるアルミダイキャスト製の略直方体の、中空のスライド受け部12を有したケース体16を備えている。ケース体16には、スライド受け部12の一側面の両側であって長手方向の側縁部からその長手方向と直交する方向に延出し、互いに面一に位置した一対の取付片14が各々設けられている。取付片14には、図1、図2に示すように、貫通した複数の取り付け穴14aが各々形成されている。
スライド受け部12の正面中央には、図2(b)に示すように、長手方向に沿って長円状の窪みである凹部18が設けられ、凹部18の内側中央には、長円状の貫通孔である係止穴20が形成されている。また、スライド受け部12の背面は、開口しているとともに、長手方向の一方の端面も開口し、中空の内部が嵌挿部12aとして形成されている。さらに、スライド受け部12の内面の係止穴20の背面側には、図2(a)、図5に示すように、係止穴20の長手方向に沿って直線上に位置した凹凸部から成る係止部22が形成されている。
スライド受け部12には、図示するように、略直方体状のスライド部24が嵌挿されている。スライド部24は、アルミニウム合金によるアルミダイキャストにより形成され、スライド受け部12への挿入方向基端部には、円柱状の軸支部26が一体に設けられている。さらに、軸支部26には、セラミックや樹脂などから形成された円柱状の支持軸28が図示しないボルトなどで固定されている。スライド部24、軸支部26、及び支持軸28により、図6に示す扉50を水平方向に調整するとともに前後にも揺動自在に軸支する扉支持部材30を構成している。スライド受け部12の嵌挿部12aに挿入されたスライド部24の、係止穴20に対面する側面は、スライド部24の側面の長手方向長さに対して相対的に大きい曲率半径のR面を有し、外側に膨らんだ形状に形成されている。そして、このR面のほぼ全長に、スライド受け部12の係止部22の凹凸と係合する凹凸が設けられた湾曲係合部32が形成されている。また、湾曲係合部32の中央部の頂点を挟んだ長手方向の両側には、貫通孔である一対の挿通孔34が形成されている。挿通孔34の内面は、図4(b)に示すように、内径が両端の各開口側から中心に向かって徐々に細くなり、孔の貫通方向断面形状が、鼓状に形成されている。
湾曲係合部32に対して側方に位置するスライド部24の両側面には、スライド受け部12内面に接して摺動可能に、略長方形の凸状に僅かに盛り上がった摺動ガイド部36が各々設けられている。湾曲係合部32の反対側に位置するスライド部24の側面には、図3(b)、図4(a)に示すように、スライド部24の長手方向に凹状にくり抜かれた凹部40が形成されている。凹部40は、後述するボルト42に螺合するナット38が嵌合し、その対向する側面間の幅とほぼ同じ幅に形成されている。凹部40の底面には、各挿通孔34の中心軸付近を頂点として、スライド部24の長手方向に湾曲したなだらかな湾曲凸部40aが各々形成されている。
各挿通孔34には、スライド受け部12の係止穴20にワッシャを介して2本の調整ボルト42が各々挿通されている。そして、図4(b)に示すように、スライド受け部12の係止部22と、湾曲係合部32の凹凸が各々噛み合い状態で固定可能に、各調整ボルト42が各ナット38に各々螺合している。
次に、この実施形態の扉取り付け金具10の調整方法について説明する。まず、図5に示すように、調整ボルト42を、係止部22と湾曲係合部32が噛み合わない位置まで緩める。すると、スライド部24がスライド受け部12の嵌挿部12a内で摺動可能となり、扉支持部材30をスライド受け部12の長手方向に位置調整することができる。さらに、スライド部24の位置合わせの後、調整ボルト42を締め付けて、スライド部24のスライド受け部12に対する角度を調節する。調節は、各調整ボルト42をゆるめた状態で、一方を締め付けると、締め付けた方にスライド部24の湾曲係合部32が係止部22側へ揺動する。この動きは、スライド受け部12の係止部22の凹凸に湾曲係合部32が曲面に沿って僅かに寄せられることにより行われる。そして、扉支持部材30の位置が所定の位置になるまで、上記調整を繰り返し、両調整ボルト42をその状態で締め付けて完了する。
次に、この実施形態の扉取り付け金具10の使用方法について説明する。ここでは、図6に示すように一対の扉50を一対の門柱52に取り付ける。まず、ケース体16のスライド受け部12へスライド部24を挿入し、調整ボルト42をスライド受け部12の係止穴20からスライド部24の挿通孔34に挿入し、凹部40にナット38を入れて、調整ボルト42を適宜締める。この後、扉を取り付ける門柱52、扉50の高さに合わせた上下2カ所の所定位置に、ケース体16の取り付け穴14aに図示しないビスを挿通して各々固定する。そして、扉50に設けられた上下の嵌合受け部54に、各支持軸28を嵌合させて、扉50を門柱52に取り付ける。図6に示すように、一対の扉50について、同様にして取り付ける。続いて、一対の扉50の各扉取り付け金具10の調整ボルト42を上述の方法により調整し、一対の扉50が所定の高さ位置で面一になるように調節する。
この実施形態の扉取り付け金具10は、アルミダイキャストにより形成されているため、耐久性があり、長期間に亘り美観を損なわないものである。さらに、ケース体16のスライド受け部12に扉支持部材30のスライド部24が嵌挿され支持されるため、扉支持部材30に加わる扉50の荷重が、スライド部24からケース体16のスライド受け部12の内面全体で受けられ、強度が高い。そのため、調整ボルト42へ直接扉50の荷重が加わらず、耐久性が高い。また、スライド受け部12の係止部22の凹凸部に、スライド部24の湾曲係合部32の凹凸が大きなRで幅広く噛み合って係止され、2本の調整ボルト42による微妙な調整がやりやすく、調整による力を比較的広い面で受けるため、調整部分の強度も高い。さらには、少ない部品点数で、正確な微調整が可能な構造であり、コストも安価である。また、調整時に調整ボルト42がナット38から外れても、扉50が脱落することが無く安全性も高いものである。
次に、この発明の扉取り付け金具の第二実施形態について、図7〜図10を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態の扉取付金具60も、ケース体16のスライド受け部12の中空の嵌挿部12aで、扉支持部材30のスライド部24を摺動自在に保持している。スライド受け部12の内壁面に、半円弧状の溝12bを設け、扉支持部材30のスライド部24が延出した側面とは反対側の側面に、ボルト軸支部である貫通したU字状溝62を形成して、扉支持部材30を摺動させる位置決めボルト64が取り付けられている。位置決めボルト64は、U字溝62に鍔部66が嵌合して、スライド受け部12に対して軸回りに回転可能であるとともに軸方向には動かない。位置決めボルト64は、調整ボルト42を避けてその側方に位置し、スライド部24の湾曲係合部32の挿通孔34の側方に位置した雌ネジ状の半円弧溝である湾曲螺合部70に、雄ネジ部64aが螺合している。また、軸支部26の湾曲螺合部70とは反対側の面には、湾曲螺合部70と雄ネジ部64aとの係合が外れないように、取付状態で、門柱等の側面に当接する当接突起72が一体に設けられている。
また、この実施形態の扉支持部材30の軸支部26には、上記実施形態の支持軸28の代わりに門扉側に設けられた支持軸を受ける軸受け孔74が形成されている。
次に、この実施形態の扉取り付け金具60の調整方法について説明する。まず、調整ボルト42を緩めて、係止部22と湾曲係合部32が噛み合わないとともに、湾曲螺合部70と位置決めボルト64の雄ネジ部64aが螺合した状態に緩める。このとき、当接突起72が門柱等に当たるので、必要以上にゆるむことはない。この状態で、位置決めボルト64を回転させて、スライド部24をスライド受け部12内で移動させ所定の位置に調整する。さらに、一対の調整ボルト42を締め付けて、上記実施形態と同様にスライド部24のスライド受け部12に対する角度を調節する。
この実施形態の扉取り付け金具60の使用方法は上記実施形態と同様であり、扉を各扉支持部材30に取り付け、扉の前後左右の位置を、上記調整方法により調整する。
この実施形態の扉取付金具60によれば、上記実施形態と同様の効果に加えて、扉支持部材30の位置決めを、調整ボルト42に加えて位置決めボルト64により行うことができ、扉の水平方向の位置決めをより容易に行うことができ、特に前後左右に正確に微調整することができる。しかも、部品点数は上記実施形態に位置決めボルト64が増えるだけであり、コストの増加もほとんどないものである。
次に、この発明の扉取り付け金具の第三実施形態について、図11、図12を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態の扉取付金具80は、スライド受け部12の正面側には上記実施形態の長円状の係止穴20が設けられておらず、一対の側壁部82により扉支持部材30のスライド部24を受けている。そして、スライド受け部12の取付面12cである背面側に半円弧状の溝12bが形成されている。取付面12cには、溝12bと平行に長円状の係止穴86が形成され、その両側には、係止穴86の長手方向に沿って直線上に位置した凹凸部から成る係止部88が形成されている。スライド受け部12の扉支持部材30のスライド部24が延出した面とは反対側の側面に、貫通したU字状溝84が形成され、溝12bにつながっている。溝12bとU字状溝84には、上記実施形態と同様に、扉支持部材30を摺動させる位置決めボルト64が取り付けられている。
扉支持部材30のスライド部24は、上記実施形態とは湾曲係合部32及び湾曲螺合部70の向きが反対側の取付面12c側に面している。そして、湾曲係合部32には係止部88が係合し、湾曲螺合部70に位置決めボルト64の雄ネジ部64aが螺合している。
この実施形態の扉支持部材30のスライド部24にも、一対の挿通孔34が形成され、図示しないワッシャを介して2本の調整ボルト42が挿通孔34に各々挿通されている。調整ボルト42は、挿通孔34を貫通してスライド受け部12の取付面12c側の係止穴84から突出し、各々図示しないナットに螺合し、湾曲係合部32の凹凸が係止部88と各々噛み合い状態となり、各調整ボルト42が固定されている。また、スライド受け部12には扉支持部材30のスライド部24が露出しているので、スライド受け部12を覆うカバー90が設けられている。
次に、この実施形態の扉取り付け金具60の調整方法について説明する。まず、調整ボルト42を緩めて、係止部88と湾曲係合部32が噛み合わないとともに、湾曲螺合部70と位置決めボルト64の雄ネジ部64aが螺合した状態に緩める。この状態で、位置決めボルト64を回転させて、スライド部24をスライド受け部12内で移動させ所定の位置に調整する。さらに、一対の調整ボルト42を締め付けて、上記実施形態と同様にスライド部24のスライド受け部12に対する角度を調節し、カバー85を被せる。
この実施形態の扉取り付け金具80の使用方法は上記実施形態と同様であり、扉を各扉支持部材30に取り付け、扉の前後左右の位置を、上記調整方法により調整する。この実施形態の扉取付金具80によれば、上記実施形態と同様の効果に加えて、構造が簡単になり、カバー85を取り付けることにより外観上もスッキリとする。
次に、この発明の扉取り付け金具の第四実施形態について、図13を基にして説明する。ここで、上記実施形態と同様の部材は同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態の扉取付金具90は、湾曲螺合部70をスライド部24の両側面に形成したものである。これにより、調整ボルトを用いなくても図面上下方向にスライド部24の軸支部26を揺動させることができる。
なお、この発明の扉取り付け金具は上記実施形態に限定されるものではなく、調整ボルトは、ナットと螺合し調整可能であればよいため、支持部材とケース体を係止可能な強度を有していればよい。また、ケース体及び支持部材の大きさは、使用する門柱などに合わせて適宜設定可能である。
この発明の第一実施形態の扉取り付け金具を示す概略斜視図である。 この発明の第一実施形態の扉取り付け金具を示す平面図(a)と、正面図(b)と、右側面図(c)である。 この発明の第一実施形態の扉取り付け金具の支持部材を示す概略斜視図(a)と、(a)と反対方向からの概略斜視図(b)である。 この発明の第一実施形態の扉取り付け金具の背面図(a)と、(a)のA−A断面図(b)である。 この発明の第一実施形態の扉取り付け金具のスライド部の揺動状態を示す部分拡大断面図である。 この発明の第一実施形態の扉取り付け金具の使用状態を示す正面図である。 この発明の第二実施形態の扉取り付け金具を示す概略斜視図である。 この発明の第二実施形態の扉取り付け金具の調整ボルト位置での横断面図である。 この発明の第二実施形態の扉取り付け金具の位置決めボルト位置での横断面図である。 この発明の第二実施形態の扉取り付け金具の分解斜視図である。 この発明の第三実施形態の扉取り付け金具を示す概略斜視図である。 この発明の第三実施形態の扉取り付け金具の分解斜視図である。 この発明の第四実施形態の扉取り付け金具の横断面図である。
10 扉取り付け金具
12 スライド受け部
12a 嵌挿部
16 ケース体
18,40 凹部
20 係止穴
22 係止部
24 スライド部
28 支持軸
30 扉支持部材
32 湾曲係合部
34 挿通孔
40a 湾曲凸部
42 調整ボルト

Claims (4)

  1. アルミダイキャストにより一体に形成され扉を軸支する扉支持部材と、この扉支持部材に設けられたスライド部と、このスライド部が挿入されるアルミダイキャスト製のケース体と、前記ケース体に設けられ前記スライド部を摺動可能に保持したスライド受け部とから成り、
    前記スライド受け部には、係止穴と、前記スライド部と対面した前記スライド受け部内面の前記係止穴に沿って形成され直線上に位置した凹凸から成る係止部と、前記スライド受け部の内壁面に形成され前記スライド部の挿通方向に設けられた溝と、前記スライド部が延出した側面とは反対側の前記スライド受け部の側面に設けられたボルト軸支部が形成され、
    前記ボルト軸支部に頭部が係合し前記スライド受け部内に延出した位置決めボルトを有し、
    前記スライド部には、前記スライド受け部の前記係止部に向かって膨らんだR面の部分の表面に設けられ、前記係止部の凹凸と係合する凹凸が設けられた湾曲係合部と、前記スライド部の挿通方向に沿って前記湾曲係合部に並んで位置し、湾曲した半円弧状の雌ネジ部であり、前記スライド受け部の前記溝と対面して前記位置決めボルトが螺合する湾曲螺合部とを備え、前記湾曲係合部のR面は前記湾曲係合部の長さより相対的に長い曲率半径のR面に形成され、この湾曲係合部のR面の頂部両側に位置して一対の挿通孔が形成され、前記各挿通孔は、内径が両端の各開口側から中心に向かって徐々に細くなり貫通方向断面形状が鼓状に形成され、前記湾曲係合部の反対側の側面には前記各挿通孔の周囲に各々緩やかな湾曲凸部が形成され、
    前記スライド部の各挿通孔に貫通された調整ボルトと、この調整ボルト先端に螺合し前記スライド受け部の前記係止部と前記スライド部の前記湾曲係合部を当接させるナットを備え、
    前記位置決めボルトを前記溝に当接させて前記位置決めボルトの雄ネジ部に前記スライド部の前記湾曲螺合部を螺合させ、前記位置決めボルトを回動させることにより、前記スライド部が前記スライド受け部に対して相対的に移動可能とし、
    前記係止穴と前記挿通孔に前記調整ボルトが挿入された状態で、各湾曲凸部に対面して各々前記ナット又は前記ボルトの頭部が当接し、前記スライド受け部と前記調整ボルト及び前記位置決めボルトに対して前記スライド部が揺動可能に保持され、
    前記調整ボルトを締め付けて前記扉支持部材の位置を調節し固定可能としたことを特徴とする扉取り付け金具。
  2. 前記調整ボルトは、前記スライド受け部の係止穴の周囲に形成された凹部内に頭部が嵌合し、前記ナットは、前記スライド部の前記湾曲凸部が形成された凹部に回転不能に嵌合したことを特徴とする請求項1記載の扉取り付け金具。
  3. 前記調整ボルトは、前記スライド部の挿通孔の周囲に形成された凹部の湾曲凸部に頭部が当接し、前記ナットは、前記スライド受け部の背面側の取付面に設けられたことを特徴とする請求項1記載の扉取り付け金具。
  4. 前記スライド受け部は、前記スライド部の幅とほぼ等しい幅の中空の嵌挿部を備え、前記スイライド部を摺動自在に保持したこと特徴とする請求項1記載の扉取り付け金具。
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