JP5681499B2 - 建具枠調整具及びこれを用いた建具枠調整構造 - Google Patents
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壁に形成される開口下地と、該開口下地に取り付けられる建具枠との間に設けられて当該建具枠の開口下地に対する離間距離を調整する建具枠調整具であって、
前記開口下地に当接して揺動支点を形成する支点形成部と、
該支点形成部を挟んで前記建具枠側に向けて延在する一対のアームとを備え、
一方のアームには、前記建具枠に当接する当接部が設けられ、
他方のアームには、前記建具枠の裏面から出退自在に突出する突出具を受けて前記建具枠との間で近接離間する突出受け部が設けられており、
これら支点形成部と、前記当接部と、突出受け部の位置関係を不変として前記支点形成部を支点として揺動する
ことを特徴としている。
これによれば、他方のアームの支点形成部からの長さが一方のアームの先端部の支点形成部からの長さよりも短い場合には、当該他方のアームに設けられる突出受け部の開口下地からの離間距離を所定の大きさだけ近接させることで、一方のアームに設けられる当接部を当該所定の大きさ以上に開口下地から離間させることができる。
或いは、他方のアームの支点形成部からの長さが一方のアームの先端部の支点形成部からの長さよりも大きい場合には、当該他方のアームに設けられる突出受け部の開口下地からの離間距離を所定の大きさだけ近接させることで、一方のアームに設けられる当接部を当該所定の大きさ以下に開口下地から離間させることができ、より細やかな調整が可能となる。
建具枠の幅方向の回転力が加わった場合に、幅方向に見たときの1点固定では、固定強度上、不利である。この点、本発明によれば、支点形成部及び当接部が開口下地の幅を超えない程度に所定の幅を有して形成されることとなるので、当接部に取り付けた建具枠の開口下地枠に対する姿勢を安定的なものとし、特に、該建具枠が建具枠調整具の支点形成部に対し垂直な方向を軸回りに回転することを防止することができる。
これによれば、単純な形状で建具枠調整具を形成することができ、また、1枚の平板を加工等することにより建具枠調整具を形成することができ、部品点数の著しい削減を図ることができるものとなる。
壁に形成される開口下地と、
該開口下地に取り付けられる建具枠と、
該開口下地と建具枠との間に設けられて当該建具枠の開口下地に対する離間距離を調整する建具枠調整具と、
前記建具枠の裏面から前記開口下地に向けて出退自在に突出する突出具とを備え、
前記建具枠調整具は、
前記開口下地に当接して揺動支点を形成する支点形成部と、
該支点形成部を挟んで前記建具枠側に向けて延在する一対のアームとを備え、
一方のアームには、前記建具枠に当接する当接部が設けられ、
他方のアームには、前記建具枠の裏面から出退自在に突出する突出具を受けて前記建具枠との間で近接離間する突出受け部が設けられており、
これら支点形成部と、前記当接部と、突出受け部の位置関係を不変として前記支点形成部を支点として揺動する
ことを特徴としている。
これによれば、建具枠と建具枠調整具とを一度に開口下地に留めつけることができ、施工性の向上が図られる。
留付具を緩めることで、建具枠と建具枠調整具との間に遊びが生じ、留付具を締め付ける際には当該建具枠を開口下地に向けて手で押し付ける等して当該遊びを解消した上で作業を行う必要が生じたり、締め込みの際に当該遊びによって建具枠の位置が微妙にずれてしまったりすることが考えられるが、上述の如く付勢部材によって建具枠を開口下地に押し付ける力を作用させることで、建具枠は常時建具枠調整具に対して押し付けられることとなり、遊びの発生を抑制することができるものとなっている。
さらに、建具枠が常に開口下地に向けて押し付けられた状態となっているので、突出具を調整して建具枠がさらに開口下地側へと近接可能な状態とした場合、当該建具枠が開口下地に向けて自然と近接しやすい。
これによれば、突出具が建具枠の収容部に収容されることとなるので、突出具の建具枠表面側への突出を防止することができる。また、突出具の突出量を調整部により調整できるので、突出具の突出量の調整も容易に行うことができる。
これにより、突出具の突出状態を目印部により視認することができるので、きわめて正確に建具枠と開口下地の間隔の調整を行うことができるものとなる。
前記開口下地に当接する当接部と、
該当接部を挟んで前記建具枠側に向けて延在する一対のアームとを備え、
一方のアームには、前記建具枠に当接して揺動支点を形成する支点形成部が設けられ、
他方のアームには、前記建具枠の裏面から出退自在に突出する突出具を受けて前記建具枠との間で近接離間する突出受け部が設けられており、
これら当接部と、支点形成部と、突出受け部の位置関係を不変として前記支点形成部を支点として揺動する
ことを特徴としている。
本発明では、上述の如き過程を経ることで建具枠調整具を開口下地に対して揺動させることができ、これによって建具枠の開口下地に対する離間距離を調整することができる。したがって、本発明に係る建具枠調整具によれば、建具枠と開口下地の間に複数の建具枠調整具を設け、それぞれの建具枠調整具の開口下地に対する姿勢を調整することによって建具枠全体の開口下地に対する姿勢を調整することができ、これによって、開口下地が鉛直であるか否かにかかわらず、建具枠を鉛直に設定することができる(開口下地の傾きの影響を受けずに建具枠を鉛直に設定することができる)ものとなるのである。また、仮に開口下地が全長に亘って凹凸状を呈している場合であっても、開口下地の傾き状態によらず建具枠を直線状に設定することが可能となる。或いは、横架状に設けられた開口下地に対し建具枠を水平に取り付ける場合にも、当該開口下地が水平であるか否かにかかわらず、建具枠を水平に設定することができる。
これによれば、突出具の突出状態によって開口下地に対する建具枠調整具の姿勢が揺動することとなるものの、当接部を開口下地に当接させる留付具の軸部を挿通させる挿通孔がアームの延在方向に遊びを有することとなり、これによって、当接部において、建具枠調整具の姿勢の変更に伴う当接位置を挿通孔の遊びの範囲で相対的に移動させることができることとなり、これによって、一対のアームの揺動支点形成部と突出受け部との間の間隔を一定に維持することができ、建具枠と開口下地との間の間隔を適正に調整することができる。
これによれば、建具枠に対する揺動支点の位置は建具枠調整具の姿勢変更に伴って移動することはなく、当該建具枠調整具の姿勢変更に伴う建具枠とのずれを解消し、より適正に建具枠と開口下地の間の間隔を調整できるものとなるのである。
建具枠に当該建具枠の幅方向の回転力が加わった場合、当該建具枠と開口下地の接触状態が当該建具枠の幅方向から見て点接触では、固定強度上、不利である。この点、本発明によれば、支点形成部及び当接部が開口下地の幅を超えない程度に所定の幅を有して形成されることとなるので、当接部に取り付けた建具枠の開口下地枠に対する姿勢を安定的なものとし、特に、上述の建具枠の幅方向周りの回転を防止することができる。
壁に形成される開口下地と、
該開口下地に取り付けられる建具枠と、
該開口下地と建具枠との間に設けられて当該建具枠の開口下地に対する離間距離を調整する建具枠調整具と、
前記建具枠の裏面から前記開口下地に向けて出退自在に突出する突出具とを備え、
前記建具枠調整具は、
壁に形成される開口下地と、該開口下地に取り付けられる建具枠との間に設けられて当該建具枠の開口下地に対する離間距離を調整する建具枠調整具であって、
前記開口下地に当接する当接部と、
該当接部を挟んで前記建具枠側に向けて延在する一対のアームとを備え、
一方のアームには、前記建具枠に当接して揺動支点を形成する支点形成部が設けられ、
他方のアームには、前記建具枠の裏面から出退自在に突出する突出具を受けて前記建具枠との間で近接離間する突出受け部が設けられており、
これら当接部と、支点形成部と、突出受け部の位置関係を不変として前記支点形成部を支点として揺動する
ことを特徴とする。
本発明では、上述の如き過程を経ることで建具枠調整具を開口下地に対して揺動させることができ、これによって建具枠の開口下地に対する離間距離を調整することができる。したがって、本発明に係る建具枠調整構造によれば、建具枠と開口下地の間に複数の建具枠調整具を設け、それぞれの建具枠調整具の開口下地に対する姿勢を調整することによって建具枠全体の開口下地に対する姿勢を調整することができ、これによって、開口下地が鉛直であるか否かにかかわらず、建具枠を鉛直に設定することができる(開口下地の傾きの影響を受けずに建具枠を鉛直に設定することができる)ものとなるのである。また、仮に開口下地が全長に亘って凹凸状を呈している場合であっても、開口下地の傾き状態によらず建具枠を直線状に設定することが可能となる。或いは、横架状に設けられた開口下地に対し建具枠を水平に取り付ける場合にも、当該開口下地が水平であるか否かにかかわらず、建具枠を水平に設定することができる。
これによれば、建具枠と建具枠調整具とを一度に開口下地に留めつけることができ、施工性の向上が図られる。
留付具を緩めることで、建具枠と建具枠調整具との間に遊びが生じ、留付具を締め付ける際には当該建具枠を開口下地に向けて手で押し付ける等して当該遊びを解消した上で作業を行う必要が生じたり、締め込みの際に当該遊びによって建具枠の位置が微妙にずれてしまうことが考えられるが、上述の如く付勢部材によって建具枠を開口下地に押し付ける力を作用させることで、建具枠は常時建具枠調整具に対して押し付けられることとなり、遊びの発生を抑制することができるものとなっている。
さらに、建具枠が常に開口下地に向けて押し付けられた状態となっているので、突出具を調整して建具枠がさらに開口下地側へと近接可能な状態とした場合、当該建具枠が開口下地に向けて自然と近接しやすい。
これによれば、突出具が建具枠の収容部に収容されることとなるので、突出具の建具枠表面側への突出を防止することができる。また、突出具の突出量を調整部により調整できるので、突出具の突出量の調整も容易に行うことができる。
これにより、突出具の突出状態を目印部により視認することができるので、きわめて正確に建具枠と開口下地の間隔の調整を行うことができるものとなる。
図2に示す如く、間仕切壁14に対応して設けられる建具枠30、40はそれぞれ、複数の建具枠調整具50を介して開口下地15に取り付けられており、これによって、これら建具枠30、40を開口下地15に取り付けた状態で当該建具枠30、40の姿勢を調整することができる。
図3及び図4に示す如く、建具枠30には、建具枠調整具50を取り付ける位置に、長手方向に所定間隔だけ離れた位置に一対の貫通孔31、32が設けられている。
一方の貫通孔31は、当該建具枠30を建具枠調整具50と共に開口下地15に留め付ける留付具60を挿通させるものである。本実施形態においては、当該留付具60は、頭部61と、雄ネジ部63を軸部62に有するビスであって、該一方の貫通孔31の建具枠30表側の周縁部には、当該留付具60の頭部61を収容するための座繰り部(収容部)31aが設けられている。
また、当該支点形成部51は、開口下地15の長手方向に対して垂直となる状態で当該開口下地15に留め付けられている。
また、図3に示す如く、当該建具枠調整具50は、少なくとも支点形成部51及び当接部55を有する一方のアーム52の先端部が、建具枠30の幅と同程度若しくはそれよりも一回り小さい幅を有している。
本実施形態の建具枠調整具50においては、建具枠30に、留付具60の軸部62を挿通可能な貫通孔31と、頭部61が収容される座繰り部(収容部)31aとが形成され、さらに付勢部材80が設けられる。
上述の実施形態では、一対のアーム52,53の間に支点形成部51が設けられ、一方のアーム52の先端部に当接部55が設けられた建具枠調整具50について説明したが(図4等参照)、これは好適な一例にすぎず、支点や作用点として機能する部材の形態や配置は適宜変更することができる。以下では、これら支点形成部51等の配置を異ならせた形態の一例を本発明の第3の実施形態として説明する(図7〜図9参照)。
上述したように、貫通孔32は、突出具70の収容部としても機能する。この貫通孔32に、建具枠30の裏面からの該突出具70の突出量を調整するための調整部を設けることは、突出具70の突出状態を目視により簡単に確認することができるようになる点で好ましい。このような調整部90を利用すれば、建具枠30と開口下地15の間隔の調整をより簡単かつ正確に行うことが可能となる。
20 建具枠(敷居)
30 建具枠(竪枠)
31 一方の貫通孔
31b 底部(側縁部)
32 他方の貫通孔(収容部)
33 調整部
40 建具枠(鴨居)
50 建具枠調整具
51 支点形成部
52 一方のアーム
53 他方のアーム
54 山折り部
55 当接部
56 突出受け部
60 留付具
70 突出具
80 付勢部材
90 調整部
90a 目印部
Claims (19)
- 壁に形成される開口下地と、該開口下地に取り付けられる建具枠との間に設けられて当該建具枠の開口下地に対する離間距離を調整する建具枠調整具であって、
前記開口下地に当接して揺動支点を形成する支点形成部と、
該支点形成部を挟んで前記建具枠側に向けて延在する一対のアームとを備え、
一方のアームには、前記建具枠に当接する当接部が設けられ、
他方のアームには、前記建具枠の裏面から出退自在に突出する突出具を受けて前記建具枠との間で近接離間する突出受け部が設けられており、
これら支点形成部と、前記当接部と、突出受け部の位置関係を不変として前記支点形成部を支点として揺動する
ことを特徴とする建具枠調整具。 - 前記一対のアームを揺動自在とした状態で、前記支点形成部を前記開口下地に留め付ける軸状の留付具を挿通させる挿通孔が設けられ、該挿通孔は、少なくとも前記一対のアームの延在方向の大きさが前記留付具の軸部よりも大きく形成されていることを特徴とする請求項1に記載の建具枠調整具。
- 前記一方のアームの前記支点形成部からの長さと前記他方のアームの前記支点形成部からの長さが異なることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の建具枠調整具。
- 少なくとも前記支点形成部及び前記当接部は、前記建具枠の幅と同程度若しくは一回り小さい幅を有して形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の建具枠調整具。
- 前記一対のアームの先端部間が、前記支点形成部を折れ部とする断面く字状に形成されていることを特徴とする請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の建具枠調整具。
- 壁に形成される開口下地と、
該開口下地に取り付けられる建具枠と、
該開口下地と建具枠との間に設けられて当該建具枠の開口下地に対する離間距離を調整する建具枠調整具と、
前記建具枠の裏面から前記開口下地に向けて出退自在に突出する突出具とを備え、
前記建具枠調整具は、
前記開口下地に当接して揺動支点を形成する支点形成部と、
該支点形成部を挟んで前記建具枠側に向けて延在する一対のアームとを備え、
一方のアームには、前記建具枠に当接する当接部が設けられ、
他方のアームには、前記建具枠の裏面から出退自在に突出する突出具を受けて前記建具枠との間で近接離間する突出受け部が設けられており、
これら支点形成部と、前記当接部と、突出受け部の位置関係を不変として前記支点形成部を支点として揺動する
ことを特徴とする建具枠調整構造。 - 前記建具枠を前記開口下地に留め付けると共に、
前記一対のアームを揺動自在とした状態で前記建具枠調整具の支点形成部を前記開口下地に当接させる留付具を備えている
ことを特徴とする請求項6に記載の建具枠調整構造。 - 前記留付具は、雄ねじ部を螺設された軸部と、該軸部の一方に設けられた頭部とを備えたねじ状に形成され、
前記建具枠には、当該留付具の軸部を挿通可能な貫通孔が形成されており、
前記留付具の頭部と前記建具枠表面側の貫通孔の側縁部との間には、当該建具枠を前記開口下地に向けて押し付ける方向に付勢する付勢部材が設けられている
ことを特徴とする請求項7に記載の建具枠調整構造。 - 前記建具枠には、前記突出具を収容する収容部が形成されると共に、該収容部に収容された突出具の前記建具枠の裏面からの突出量を調整可能な調整部が設けられていることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の建具枠調整構造。
- 前記調整部には、前記突出具の突出量を目視可能な目印部が設けられている
ことを特徴とする請求項9に記載の建具枠調整構造。 - 壁に形成される開口下地と、該開口下地に取り付けられる建具枠との間に設けられて当該建具枠の開口下地に対する離間距離を調整する建具枠調整具であって、
前記開口下地に当接する当接部と、
該当接部を挟んで前記建具枠側に向けて延在する一対のアームとを備え、
一方のアームには、前記建具枠に当接して揺動支点を形成する支点形成部が設けられ、
他方のアームには、前記建具枠の裏面から出退自在に突出する突出具を受けて前記建具枠との間で近接離間する突出受け部が設けられており、
これら当接部と、支点形成部と、突出受け部の位置関係を不変として前記支点形成部を支点として揺動する
ことを特徴とする建具枠調整具。 - 前記一対のアームを揺動自在とした状態で、前記当接部を前記開口下地に留め付ける軸状の留付具を挿通させる挿通孔が設けられ、該挿通孔は、少なくとも前記一対のアームの延在方向の大きさが前記留付具の軸部よりも大きく形成されている
ことを特徴とする請求項11に記載の建具枠調整具。 - 前記支点形成部は、前記建具枠に対し相対回転を許容すると共に相対移動を不能とした状態で当該建具枠に係合している
ことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の建具枠調整具。 - 少なくとも前記支点形成部及び前記当接部は、前記建具枠の幅と同程度若しくは一回り小さい幅を有して形成されている
ことを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の建具枠調整具。 - 壁に形成される開口下地と、
該開口下地に取り付けられる建具枠と、
該開口下地と建具枠との間に設けられて当該建具枠の開口下地に対する離間距離を調整する建具枠調整具と、
前記建具枠の裏面から前記開口下地に向けて出退自在に突出する突出具とを備え、
前記建具枠調整具は、
壁に形成される開口下地と、該開口下地に取り付けられる建具枠との間に設けられて当該建具枠の開口下地に対する離間距離を調整する建具枠調整具であって、
前記開口下地に当接する当接部と、
該当接部を挟んで前記建具枠側に向けて延在する一対のアームとを備え、
一方のアームには、前記建具枠に当接して揺動支点を形成する支点形成部が設けられ、
他方のアームには、前記建具枠の裏面から出退自在に突出する突出具を受けて前記建具枠との間で近接離間する突出受け部が設けられており、
これら当接部と、支点形成部と、突出受け部の位置関係を不変として前記支点形成部を支点として揺動する
ことを特徴とする建具枠調整構造。 - 前記建具枠を前記開口下地に留め付けると共に、
前記一対のアームを揺動自在とした状態で前記建具枠調整具の当接部を前記開口下地に当接させる留付具を備えている
ことを特徴とする請求項15に記載の建具枠調整構造。 - 前記留付具は、雄ねじ部を螺設された軸部と、該軸部の一方に設けられた頭部とを備えたねじ状に形成され、
前記建具枠には、当該留付具の軸部を挿通可能な貫通孔が形成されており、
前記留付具の頭部と前記建具枠表面側の貫通孔の側縁部との間には、当該建具枠を前記開口下地に向けて押し付ける方向に付勢する付勢部材が設けられている
ことを特徴とする請求項16に記載の建具枠調整構造。 - 前記建具枠には、前記突出具を収容する収容部が形成されると共に、該収容部に収容された突出具の前記建具枠の裏面からの突出量を調整可能な調整部が設けられている
ことを特徴とする請求項15乃至請求項17のいずれかに記載の建具枠調整構造。 - 前記調整部には、前記突出具の突出量を目視可能な目印部が設けられている
ことを特徴とする請求項18に記載の建具枠調整構造。
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