JP4581814B2 - 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置 Download PDF

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Description

本発明は、固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置に関し、特に光電変換素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなり、当該画素配置の画素アレイ部における任意の領域の画素情報を部分的に切り出して読み出すことが可能なX−Yアドレス型固体撮像装置、当該固体撮像装置の駆動方法および当該固体撮像装置を撮像デバイスとして用いた撮像装置に関する。
CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサに代表されるX−Yアドレス型固体撮像装置では、光電変換素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部に対して、画素の選択を行単位、列単位あるいは画素単位で行えることから、画素アレイ部における任意の領域を指定して、当該任意の領域の画素情報を部分的に切り出して読み出すことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−45383号公報 図11に、画素アレイ部における任意の領域の画素情報を部分的に切り出して読出し可能CMOSイメージセンサの従来例を示す。
図11において、光電変換素子を含む画素(図示せず)が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部101は、被写体からの像光が画素に入射され、当該画素で光電変換して得られる信号が撮像信号として用いられる有効画素領域102と、遮光された状態で有効画素領域102の周辺に配置され、各画素の信号が黒レベルを決めるために用いられる遮光画素領域103と、外部から設定される任意の範囲の部分読出し領域104とから構成されている。
画素アレイ部101の周辺には、任意の行範囲の読出しに対応した画素の行読出しを制御する行読み出し制御回路105と、行読出しと同時に、異なった行の画素の光電変換で蓄積された電荷をリセットすることにより、電荷の蓄積時間を制御して電子シャッタを実現する行リセット制御回路106(行読出し制御回路105と同様に任意の行範囲読出し対応)と、行単位で画素から読み出された信号に対して雑音除去、信号処理、A/D変換などの処理を並列に行う並列信号処理回路107と、この並列信号処理回路107の順次出力を制御する任意の列範囲読出しに対応した出力制御回路108と、並列信号処理回路107の出力を増幅して外部に出力する増幅回路109とが配置されている。また、これら回路群の任意の動作モードに応じたタイミング制御は、タイミング制御回路110によって行われる。
この従来例に係るCMOSイメージセンサにおいては、任意の部分読出し領域104を行毎に順次読み出す際に、部分読出し領域104よりも下方および上方の行の画素では一切読出し等のアクセス制御が行われないため、画素内の光電変換素子にて光電変換され、蓄積された電荷が当該光電変換素子の蓄積容量を越えて周辺の画素に漏れ出す可能性がある。この周辺画素に漏れ出した電荷は、当該周辺画素の撮像に影響を与え、本従来例に係るCMOSイメージセンサの場合では、部分読出し領域104の画素に上方および下方の画素から電荷の漏れ出しがあると、その部分では異常な(一般的には、明るくまたは白くなる)画像となってしまう。これは一般にブルーミングと呼ばれる周知の現象である。
このブルーミングの現象を避けるために、例えばもっとも簡単には部分読出し領域104の上方および下方の非アクセス行で当該部分読出し領域104の任意の行読出し時と同時に一斉に光電変換素子に蓄積された電荷をリセットすることが考えられる。しかし、この場合、部分読出し領域104を任意に設定しながら、当該任意の設定領域以外の非アクセス行を一斉にリセット制御する制御回路を構成することは難しい。また、一斉リセットに伴う消費電力や雑音の増加も懸念される。
そこで、図12に示すように、非アクセス行リセット制御回路111を設け、当該非アクセス行リセット制御回路111により、任意の部分読出し領域104の上方および下方の非アクセス行順次リセット領域(図中、点線で囲んだ範囲)112,113を、部分読出し領域104の任意の行読出しと同時に1行ずつ順次リセット制御していく方法も考えられる(本例の場合は図の下方より順次リセット)。
この方法では、例えば図12にように、部分読出し領域104の行数と非アクセス行順次リセット領域112,113のトータルの行数が等しくなるように設定した場合には、部分読出し領域104の直前および直後の非アクセス行までが非アクセス行順次リセット領域112,113となり、部分読出し領域104でのブルーミングの影響がなくなるために、所期の目的を達成することができる。
しかし、部分読出し領域104の行数が非アクセス行順次リセット領域112,113のトータルの行数に対して少なかったり、また、例えば図13のように、非アクセス行順次リセット領域112,113が部分読出し領域104に対して下方(または、上方)に偏って設定されたりした場合には、非アクセス行順次リセット領域112,113のリセットが、部分読出し領域104の直前および(または)直後まで達しないうちに部分読出し領域104の1フレーム読出し時間が終わってしまう場合が考えられる(本例の場合は、図の下方より順次リセット)。
この場合、1フレーム読出しの終了で非アクセス行リセット制御回路111のリセットアドレスもリセットしてしまうと、部分読出し領域104の直前および(または)直後の非アクセス行に対して一切リセット制御が行われないことになるために、ブルーミングが生じる可能性がある。
一方、部分読出し領域104の1フレーム読出しの終了で非アクセス行リセット制御回路111のリセットアドレスをリセットしない場合には、部分読出し領域104の直前および直後の非アクセス行までリセット制御されるものの、部分読出し領域104の1フレームの読出しの周期に対して順次リセットの周期が長くなるために、その長くなった期間にブルーミングが生じる可能性がある。
そこで、本発明は、部分読出し領域の設定によらず、ブルーミングの発生を確実に抑制することが可能な固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、光電変換素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部を具備し、前記画素アレイ部における任意の領域の画素の信号を行毎に順次読み出すことが可能な固体撮像装置において、前記任意の領域を行毎に順次読み出す際に、当該任意の領域よりも下方および上方の特定の領域の各画素を行単位で順次リセットすることを特徴としている。
上記構成の固体撮像装置において、任意の領域を行毎に順次読み出す際に、前記特定の領域の各画素を行単位で順次リセットすることで、任意の領域以外の領域で一切読出し動作が行われなくても、特定の領域における画素内の光電変換素子に蓄積された電荷が当該光電変換素子の蓄積容量を越えることはなくなる。これにより、特定の領域における画素内の光電変換素子に蓄積された電荷が当該光電変換素子の蓄積容量を越えて周辺の画素、即ち任意の部分読出し領域内の画素に漏れ出す可能性が少なくなる。
本発明によれば、画素アレイ部における任意の領域の画素の信号を行毎に順次読み出すことが可能な固体撮像装置において、任意の領域を行毎に順次読み出す際に、当該任意の領域よりも下方および上方の特定の領域の各画素を行単位で順次リセットすることで、特定の領域における画素内の光電変換素子に蓄積された電荷が当該光電変換素子の蓄積容量を越えて周辺の画素に漏れ出す可能性が少なくなるため、任意の領域の設定によらず、ブルーミングの発生を確実に抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態に係るX−Yアドレス型固体撮像装置、例えばCMOSイメージセンサの構成の概略を示すブロック図である。
図1に示すように、本実施形態に係るCMOSイメージセンサは、光電変換素子を含む画素(図示せず)が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部11と、その周辺回路である行読み出し制御回路12、行リセット制御回路13、非アクセス行リセット制御回路14、並列信号処理回路15、出力制御回路16、増幅回路17およびタイミング制御回路18を有し、これら周辺回路が例えば画素アレイ部11と同一のチップ(半導体基板)上に形成された構成となっている。
画素アレイ部11は、被写体からの像光が画素に入射され、当該画素で光電変換して得られる信号が撮像信号として用いられる有効画素領域11Aと、遮光された状態で有効画素領域11Aの周辺に配置され、各画素の信号が黒レベルを決めるために用いられる遮光画素領域11Bと、外部から設定される任意の範囲の部分読出し領域11Cとから構成されている。この画素アレイ部11において、行列状の画素配列に対して列ごとに垂直信号線19(図2を参照)が配線されている。
なお、ここでは、遮光画素領域11Bを有効画素領域11Aの4辺にそれぞれ配置した例を示しているが、必ずしも4辺すべてに配置した構成を採る必要はなく、任意の3辺、2辺あるいは1辺に配置した構成を採ることも可能である。
行読み出し制御回路12は、例えばアドレスデコード回路を基本構成とし、画素アレイ部11における任意の行範囲の読出しに対応した画素の行読出しを制御する。行リセット制御回路13は、例えばアドレスデコード回路を基本構成とし、行読出しと同時に、異なった行の画素の光電変換で蓄積された電荷をリセットすることにより、電荷の蓄積時間を制御して電子シャッタを実現する(行読出し制御回路11Aと同様に任意の行範囲読出し対応)。
非アクセス行リセット制御回路14は、例えばアドレスデコード回路を基本構成とし、部分読出し領域11Cを行毎に順次読み出す際に、部分読出し領域11Cよりも下方および上方の任意の行幅の非アクセス行リセット領域(図中、点線で囲んだ範囲)11D,11Eの各画素を順次リセット制御する(行読出し制御回路11Aと同様に任意の行範囲読出し対応)。非アクセス行リセット領域11D,11Eの行幅については、後述するように、タイミング制御回路18に対する外部設定値に応じて任意に設定可能である。
並列信号処理回路15は、画素アレイ部11の各画素から行単位で読み出された信号に対して雑音除去、信号処理、A/D変換などの処理を並列に行う。出力制御回路16は、各列に対応した水平選択スイッチ、水平信号線および水平走査回路などから構成され、並列信号処理回路15で並列処理された1行分の信号を、水平走査回路による水平走査の下に順次出力したり、任意の列範囲内の信号のみを順次出力したりする。
増幅回路17は、並列信号処理回路16から順次出力される信号を増幅してチップ外部に出力する。タイミング制御回路18は、行読み出し制御回路12、行リセット制御回路13、非アクセス行リセット制御回路14、並列信号処理回路15および出力制御回路16の任意の動作モードに応じた各種のタイミング信号を生成し、これらタイミング信号によって各回路のタイミング制御を行う。
(画素回路)
図2は、単位画素の回路構成の一例を示す回路図である。図2に示すように、本回路例に係る画素20は、光電変換素子、例えばフォトダイオード21に加えて、例えば転送トランジスタ22、リセットトランジスタ23、増幅トランジスタ24および選択トランジスタ25の4つのトランジスタを有する画素回路となっている。ここでは、これらトランジスタ22〜25として、例えばNチャネルのMOSトランジスタを用いている。
転送トランジスタ22は、フォトダイオード21のカソードとFD(フローティングディフュージョン)部26との間に接続され、フォトダイオード21で光電変換され、ここに蓄積された信号電荷(ここでは、電子)を、ゲートに転送パルスφTRが与えられることによってFD部26に転送する。
リセットトランジスタ23は、ドレインが電源VDDに、ソースがFD部26にそれぞれ接続され、フォトダイオード21からFD部26への信号電荷の転送に先立って、ゲートにリセットパルスφRSTが与えられることによってFD部26の電位を電源電位VDDにリセットする。
増幅トランジスタ24は、ゲートがFD部26に、ドレインが電源VDDに、ソースが選択トランジスタ25を介して垂直信号線19にそれぞれ接続されたソースフォロア構成となっており、リセットトランジスタ23によってリセットした後のFD部26の電位をリセットレベルとして出力し、さらに転送トランジスタ22によって信号電荷を転送した後のFD部26の電位を信号レベルとして出力する。
選択トランジスタ25は、例えば、ドレインが増幅トランジスタ114のソースに、ソースが垂直信号線19にそれぞれ接続され、ゲートに選択パルスφSELが与えられることによってオン状態となり、画素20の選択をなす。なお、この選択トランジスタ25については、電源VDDと増幅トランジスタ24のドレインとの間に接続した構成を採ることも可能である。
ここでは、画素20として、4トランジスタ構成のものを用いた場合を例に挙げて説明したが、本画素構成は一例であって、これに限られるものではなく、例えば、転送トランジスタ22がない構成のもの、増幅トランジスタ24を選択トランジスタとして兼用し、ドレイン電位の制御によって画素選択を行う構成のもの、1つの増幅トランジスタ24で複数のフォトダイオード21を共有する構成のものなど、周知の構成の画素回路のいずれも適用可能である。
(読出し動作)
次に、上記構成の第1実施形態に係るCMOSイメージセンサにおける画素アレイ部11の各画素20からの信号の読出しについて、図1のブロック図および図2の画素回路図を参照しつつ、図3のタイミングチャートを用いて説明する。
この画素20からの信号の読出しは、タイミング制御回路18で生成される各種のタイミング信号を基に、行読み出し制御回路12、行リセット制御回路13による非アクセス行リセット制御回路14の各制御によって実行されることになる。
図3において、中の「読出し」行と「シャッタ」行は必ずしも同一行ではない。「読出し」行と「シャッタ」行を同一行とすることで、露光時間は読出しの1フレームとなり、「読出し」行と「シャッタ」行を任意の異なった行とすることで、「シャッタ」行がリセットされてから読み出されるまでの任意の時間が露光時間となり、電子シャッタ動作が可能となる。
本実施形態では、「読出し」行と「シャッタ」行は図1中の任意の部分読出し領域11Cとなり、また「非アクセス行」は図1中の非アクセス行リセット領域11D,11Eとなる。
図2に示す画素において、選択パルスφSELが活性化されることによって画素20が選択され、画素情報が垂直選択線19に出力される。選択パルスφSELの活性化中に転送パルスφTRが活性化されると、フォトダイオード21に蓄積された電荷に起因する情報を主とした信号レベルが垂直信号線19に読み出され、また選択パルスφSELの活性化中にリセットパルスφRSTが活性化されると、基準レベルを主としたリセットレベルが垂直信号線19に読み出される。
このように、選択パルスφSELの活性化中にリセットパルスφRSTと転送パルスφTRをそれぞれ活性化する動作が画素20の読出し動作となり、垂直信号線19に読み出された任意の1行分の信号は並列信号処理装置15で処理された後、出力制御回路16による制御の下に増幅装置18を経て順次チップ外部へ出力される。
リセットパルスφRSTと転送パルスφTRの活性化の後、さらに転送パルスφTRとリセットパルスφRSTを活性化することにより、フォトダイオード21に蓄積された電荷をリセットする場合もある。図3のタイミングチャートは、その場合のタイミング関係を示している。
一方、選択パルスφSELを活性化しない状態で、転送パルスφTRとリセットパルスφRSTを活性化することにより、フォトダイオード21に蓄積された電荷をリセットできる。この動作を、読み出し行の選択パルスφSELの活性化中に行うことにより、電子シャッタの開始、および本発明では非アクセス行の電荷リセットに用いている。
ただし、図3のタイミングチャートに示す画素20の読出しのタイミング関係は一例であり、これに限られるものではなく、シャッタおよび非アクセス行のリセットタイミングを任意に設定しても、本発明の作用効果は同じである。また、画素構成が前述のように変わった場合には、それに応じて読み出し方が変わるものの、容易に本発明の考え方を適用可能である。
上述したように、画素アレイ部11における任意の部分読出し領域11Cの画素情報を切り出して読出し可能なCMOSイメージセンサにおいて、部分読出し領域11Cを行毎に順次読み出す際に、非アクセス行リセット制御回路14の制御の下に、当該部分読出し領域11Cよりも下方および上方の非アクセス行リセット領域11D,11Eの各画素を行単位で順次リセット制御することで、画素20内のフォトダイオード21に蓄積された電荷が当該フォトダイオード21の蓄積容量を越えて、周辺の画素に漏れ出す可能性が少なくなるために、部分読出し領域11Cの設定によらず、ブルーミングの発生を確実に抑制することができる。
(タイミング制御装置)
次に、上記読出し制御のためのアドレス制御を行うタイミング制御装置18について説明する。図4は、タイミング制御装置18のうち、上記読出し制御を行うためのアドレス制御に関する回路部分の回路構成のみを示すブロック図である。
図4に示すように、タイミング制御装置18は、外部からのアドレス・動作モードなどの制御を受け付ける通信・シリアルパラレル変換(以下、「シリパラ」と記す)ブロック41と、この通信・シリパラブロック41からの制御でタイミング制御を行う多数の個別ブロックを有する構成となっている。
本例に係るタイミング制御装置18は、上記読出し制御を行うための制御ブロックとして、読み出し・シャッタ行開始・終了アドレス算出・保持ブロック42、読出しアドレスカウンタブロック43、シャッタアドレスカウンタブロック44、非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45、非アクセス行アドレスカウンタブロック46、タイミング制御ブロック47およびシャッタタイミング制御ブロック48を含んでいる。
読み出し・シャッタ行開始・終了アドレス算出・保持ブロック42は、通信・シリパラブロック41の制御を受けて、読出し・シャッタ行開始・終了アドレスを算出し、この算出したアドレスを保持する。読出しアドレスカウンタブロック43およびシャッタアドレスカウンタブロック44は、読出し・シャッタ行開始・終了アドレス算出・保持ブロック42の算出結果によりカウント開始・終了の制御が行われる。
非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45は、通信・シリパラブロック41の制御を受けて、非アクセス行開始・終了アドレス(非アクセス行リセット領域11D,11Eの開始行・終了行の各アドレス)を算出して、この算出したアドレスを保持する。非アクセス行アドレスカウンタブロック46は、非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45の算出結果によりカウント開始・終了の制御が行われる。
読出しアドレスカウンタブロック43のカウント結果は行読み出し制御回路12に与えられ、シャッタアドレスカウンタブロック44のカウント結果は行リセット制御回路13に与えられ、非アクセス行アドレスカウンタブロック46のカウント結果は非アクセス行リセット制御回路14に与えられる。
タイミング制御ブロック47は、通信・シリパラブロック41の制御を受けて、行読み出し制御回路12のタイミング制御を行う。シャッタタイミング制御ブロック48は、通信・シリパラブロック41の制御を受けて、行リセット制御回路13および非アクセス行リセット制御回路14の各タイミング制御を行う。
行読み出し制御回路12、行リセット制御回路13および非アクセス行リセット制御回路14は、基本的にアドレスデコード回路によって構成されており、読出しアドレスカウンタブロック43、シャッタアドレスカウンタブロック44および非アクセス行アドレスカウンタブロック46の各出力とタイミング制御ブロック47およびシャッタタイミング制御ブロック48の各出力との論理積をとることで、画素アレイ部11の各画素に対するアクセスを行う。
(非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック)
図5は、非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45の構成の一例を示すブロック図である。
図5に示すように、本例に係る非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45は、減算器51、アンダーフロー検出器52、加算器53およびオーバーフロー検出器54を有する構成となっている。
この非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック46には、外部設定(チップ外部からの設定)により通信・シリパラブロック41から非アクセス行リセット領域11D,11Eの行幅を規定する外部設定値が与えられるとともに、読み出し・シャッタ行開始・終了アドレス算出・保持ブロック42からシャッタ行開始アドレス(読み出し行開始アドレスも同じ。以下略)およびシャッタ行終了アドレス(読み出し行終了アドレスも同じ。以下略)が与えられる。
減算器51は、「シャッタ行開始アドレス」−「外部設定値」なる減算処理を行い、その減算結果をアンダーフロー検出器52に入力する。アンダーフロー検出器52は、減算器51の減算結果が規定値を下回った場合、即ちアンダーフローが生じた場合には規定の最小値を設定し、非アクセス行開始アドレスとして出力する。
加算器53は、「シャッタ行終了アドレス」+「外部設定値」なる加算処理を行い、その加算結果をオーバーフロー検出器54に入力する。オーバーフロー検出器54は、加算器53の加算結果が規定値を越えた場合、即ちオーバーフローが生じた場合には規定の最大値を設定し、非アクセス行終了アドレスとして出力する。
このようにして、非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45で算出された非アクセス行開始アドレスおよび非アクセス行終了アドレスは、図4の非アクセス行アドレスカウンタブロック46に与えられる。これにより、部分読出し領域11Cを行毎に順次読み出す際に、当該部分読出し領域11Cよりも下方および上方の非アクセス行リセット領域11D,11Eの各画素が行単位で順次リセットされるため、ブルーミングの発生が抑制される。
本実施形態に係るCMOSイメージセンサでは、非アクセス行リセット領域11D,11Eの行数については、部分読み出し領域11Cの設定行数よりも小さく設定する必要がある。また、非アクセス行リセット領域11D,11Eの設定行数が部分読出し領域11Cの設定行数の1/2よりも少ない場合は、非アクセス行リセット領域11D,11Eをアクセスした後、部分読出し領域11Cの読み出し中に有効画素領域11A外のダミー行をアクセスする。このダミー行アクセスにより、常に部分読み出し領域11C以外に、非アクセス行またはダミー行が必ずアクセスされるため、読み出し中に動作が変わることがなくなり、画像に影響を与える心配がなくなる。
以上説明した構成が本実施形態に係るCMOSイメージセンサの基本構成である。この基本構成に対して、種々の改変が可能である。以下に、その変形例について説明する。
(第1変形例)
図6は、本発明の第1変形例に係るCMOSイメージセンサにおける画素アレイ部11の構成図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。
本変形例では、先の実施形態と基本的な構成および動作は同様なものの、部分読み出し時に、部分読み出し領域11Cに加えて、遮光画素領域11Bの一部の領域(図中、太線で囲んだ領域)11F,11Gの各画素情報についても読み出すようにしたことを特徴としている。
この場合、非アクセス行リセット領域11D,11Eについては、先の実施形態と同様にリセットすることに伴う作用効果を有したまま、さらに遮光画素領域11Bの画素情報についても読み出すことで、黒レベルの設定が容易になる。
本変形例では、有効画素領域11Aの4辺すべてに遮光画素領域11Bが配置された場合において、4辺すべての遮光画素領域11Bの部分読み出し領域11Cに対応したアドレスx1,x2で規定される領域11F,11Gおよびアドレスy1,y2で規定される領域11H,11Iを読み出すようにしているが、これに限られるものではない。
すなわち、遮光画素領域11Bについては、有効画素領域11Aの任意の3辺、2辺あるいは1辺に配置される場合もあり、また読み出される遮光画素領域についても任意の3辺、2辺、1辺の場合もあり、いずれの場合に対しても本変形例は適用可能である。
(第2変形例)
図7は、本発明の第2変形例に係るCMOSイメージセンサにおける画素アレイ部11の構成図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。
先の実施形態では、非アクセス行リセット領域11D,11Eの行幅について、外部設定値に応じて任意に設定可能な構成を採っているのに対し、本変形例では、外部からの非アクセス行リセット領域11D,11Eの行数設定なしに、部分読み出し領域11Cの設定行数の1/2の行数を、部分読み出し領域11Cの下方および上方に非アクセス行リセット領域11D,11Eの各行数として固定的に設定する構成を採っている。
図8は、第2変形例を実現するための、非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45′の構成の一例を示すブロック図であり、図中、図5と同等部分には同一符号を付して示している。
図8に示すように、本例に係る非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45′は、減算器51、アンダーフロー検出器52、加算器53およびオーバーフロー検出器54に加えて、除算器、例えばビットシフトにより除算を実現するシフト除算器55を有する構成となっている。
この非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45′には、図4の読み出し・シャッタ行開始・終了アドレス算出・保持ブロック42から、シャッタ行開始アドレスおよびシャッタ行終了アドレスに加えてシャッタ行幅の情報が与えられる。
シフト除算器55は、ビットシフトによる除算により、シャッタ行幅の情報を基に当該シャッタ行幅の1/2の行数を算出し、その算出結果を減算器51に与える。減算器51は、「シャッタ行開始アドレス」−「1/2シャッタ行幅」なる減算処理を行い、その減算結果をアンダーフロー検出器52に入力する。アンダーフロー検出器52は、減算器51の減算結果にアンダーフローが生じた場合には規定の最小値を設定し、非アクセス行開始アドレスとして出力する。
加算器53は、「シャッタ行終了アドレス」+「1/2シャッタ行幅」なる加算処理を行い、その加算結果をオーバーフロー検出器54に入力する。オーバーフロー検出器54は、加算器53の加算結果にオーバーフローが生じた場合には規定の最大値を設定し、非アクセス行終了アドレスとして出力する。
このようにして、非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック45で算出された非アクセス行開始アドレスおよび非アクセス行終了アドレスは、図4の非アクセス行アドレスカウンタブロック46に与えられる。これにより、部分読出し領域11Cを行毎に順次読み出す際に、当該部分読出し領域11Cよりも下方および上方の非アクセス行リセット領域11D,11Eの各画素が行単位で順次リセットされるため、ブルーミングの発生が抑制される。
また、1/2の除算処理を実現する除算器としてシフト除算器55を用いたことで、当該シフト除算器55はビットシフトにより除算を実現する除算器であるため、回路構成を簡単にできるという利点がある。ただし、1/2の除算処理を実現する除算器としては、シフト除算器55に限られるものではなく、通常の除算器を使用することも可能である。
上述したように、本変形例では、非アクセス行リセット領域11D,11Eの各行数を、部分読み出し領域11Cの設定行数の1/2の行数に固定としたことにより、非アクセス行リセット領域11D,11Eの行数設定が必要ないため、より簡便に部分読み出し領域11Cのブルーミング抑制が可能となる。また、ダミー行に対するアクセスを行わなくても、必ず読み出し行数と非アクセス行数が同じになるため、常に同じ動作が行われ、動作不均一による画像への影響を心配する必要がなくなる。
(第3変形例)
図9は、本発明の第3変形例に係るCMOSイメージセンサにおける画素アレイ部11の構成図であり、図中、図1と同等部分には同一符号を付して示している。
本変形例では、第2変形例と基本的な構成・動作は同様なものの、部分読み出し時に、第1変形例と同様に、部分読み出し領域11Cに加えて、遮光画素領域11Bの一部の領域(図中、太線で囲んだ領域)11F,11Gの各画素情報についても読み出すようにしたことを特徴としている。
この場合、非アクセス行リセット領域11D,11Eについては、第2変形例と同様にリセットすることに伴う作用効果を有したまま、さらに遮光画素領域11Bの画素情報についても読み出すことで、黒レベルの設定が容易になる。
さらに、本変形例では、シャッタ行幅に遮光画素領域11Bの行幅も加えて非アクセス行リセット領域11D,11Eの行幅を算出するようにしていることで、ダミー行に対するアクセスを行わなくても、必ず読出し行数と非アクセス行数が同じになるため、常に同じ動作が行われ、動作不均一による画像への影響を心配する必要がなくなる。
本変形例では、有効画素領域11Aの4辺すべてに遮光画素領域11Bが配置された場合において、4辺すべての遮光画素領域11Bの部分読み出し領域11Cに対応したアドレスx1,x2で規定される領域11F,11Gおよびアドレスy1,y2で規定される領域11H,11Iを読み出すようにしているが、これに限られるものではない。
すなわち、遮光画素領域11Bについては、有効画素領域11Aの任意の3辺、2辺あるいは1辺に配置される場合もあり、また読み出される遮光画素領域についても任意の3辺、2辺、1辺の場合もあり、いずれの場合に対しても本変形例は適用可能である。
なお、上記実施形態またはその変形例では、CMOSイメージセンサに適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はCMOSイメージセンサへの適用に限られるものではなく、画素アレイ部における任意の領域の画素情報を部分的に切り出して読み出すことが可能なX−Yアドレス型固体撮像装置全般に対して適用可能である。
[応用例]
先述した実施形態またはその変形例に係るCMOSイメージセンサに代表されるX−Yアドレス型固体撮像装置は、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ、さらには携帯電話等のモバイル機器向けカメラモジュール等の撮像装置において、その撮像デバイスとして用いて好適なものである。
図10は、本発明に係る撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。図10に示すように、本例に係る撮像装置は、レンズ61、撮像デバイス62、カメラ信号処理回路63およびモード設定部64等によって構成されている。
レンズ61は、被写体からの像光を撮像デバイス62の撮像面に結像する。撮像デバイス62は、レンズ61によって撮像面に結像された像光を画素単位で電気信号に変換して得られる画像信号を出力する。この撮像デバイス62として、先述した実施形態またはその変形例(第1乃至第3変形例)に係るCMOSイメージセンサに代表されるX−Yアドレス型固体撮像装置が用いられる。
カメラ信号処理部63は、撮像デバイス62から出力される画像信号に対して種々の信号処理を行う。モード設定部64は、撮像デバイス62の動作モードとして、全画素の信号を独立に読み出す全画素読出しモードと、画素アレイ部における任意の領域の画素情報を部分的に切り出して読み出す部分読出しモードとをユーザによる指定に応じて選択的に設定する。
撮像デバイス62として用いられる、先述した実施形態またはその変形例に係るCMOSイメージセンサは、全画素読み出しモードが設定されたときは画素アレイ部の全画素の信号を独立に読み出す動作を行い、部分読出しモードが設定されたときは先述した一連の動作、即ち画素アレイ部11に対して任意の部分読出し領域11Cを設定し、当該部分読出し領域11Cの各画素の信号のみを読み出す動作を行うことになる。
上述したように、ビデオカメラや電子スチルカメラ、さらには携帯電話等のモバイル機器向けカメラモジュールなどの撮像装置において、その撮像デバイス32として先述した実施形態またはその変形例に係るCMOSイメージセンサに代表されるX−Yアドレス型固体撮像装置を用いることで、当該固体撮像装置では部分読出し領域11Cを行毎に順次読み出す際に、部分読出し領域11Cの設定によらず、ブルーミングの発生を確実に抑制することができるため、撮像画像の画質向上を図ることができる。
特に、第2,第3変形例に係るCMOSイメージセンサでは、ダミー行に対するアクセスを行わなくても、必ず読出し行数と非アクセス行数が同じになって、常に同じ動作が行われ、動作不均一による画像への影響を排除できるため、撮像画像の画質をより向上できる利点がある。
本発明の一実施形態に係るCMOSイメージセンサの構成の概略を示すブロック図である。 単位画素の回路構成の一例を示す回路図である。 本発明の一実施形態に係るCMOSイメージセンサの回路動作の説明に供するタイミングチャートである。 タイミング制御装置のうち、上記読出し制御のためのアドレス制御に関する回路部分の回路構成のみを示すブロック図である。 非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロックの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1変形例に係るCMOSイメージセンサにおける画素アレイ部の構成図である。 本発明の第2変形例に係るCMOSイメージセンサにおける画素アレイ部の構成図である。 第2変形例を実現するための、非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロックの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第3変形例に係るCMOSイメージセンサにおける画素アレイ部の構成図である。 本発明に係る撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。 従来例に係るCMOSイメージセンサの構成の概略を示すブロック図(その1)である。 従来例に係るCMOSイメージセンサの構成の概略を示すブロック図(その2)である。 従来例に係るCMOSイメージセンサの構成の概略を示すブロック図(その3)である。
符号の説明
11…画素アレイ部、11A…有効画素領域、11B…遮光画素領域、11C…部分読出し領域、12…行読み出し制御回路、13…行リセット制御回路、14…非アクセス行リセット制御回路、15…並列信号処理回路、16…出力制御回路、17…増幅回路、18…タイミング制御回路、20…画素、21…フォトダイオード、22…転送トランジスタ、23…リセットトランジスタ、24…増幅トランジスタ、25…選択トランジスタ、26…FD(フローティングディフュージョン)部、41…通信・シリパラ(シリアルパラレル変換)ブロック、42…読み出し・シャッタ行開始・終了アドレス算出・保持ブロック、43…読出しアドレスカウンタブロック、44…シャッタアドレスカウンタブロック、45,45′…非アクセス行開始・終了アドレス算出・保持ブロック、46…非アクセス行アドレスカウンタブロック、47…タイミング制御ブロック、48…シャッタタイミング制御ブロック

Claims (8)

  1. 光電変換素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部と、
    前記画素アレイ部における任意の領域の画素の信号を行毎に順次読み出す制御を行う第1の制御手段と、
    前記第1の制御手段によって前記任意の領域を行毎に順次読み出す際に、当該任意の領域よりも下方および上方の特定の領域の各画素を行単位で順次リセットする制御を行う第2の制御手段と
    を具備することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記下方および上方の特定の領域の各行数は、外部設定によって変更可能である
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記第2の制御手段は、
    前記任意の領域の開始行と終了行および前記特定の領域の行数の各情報から前記特定の領域の開始行と終了行を算出する算出手段と、
    前記算出手段の算出結果によりカウント開始・終了が制御されるアドレスカウンタと、
    前記アドレスカウンタのカウント出力とタイミング信号に基づいて任意のタイミングで任意の行制御を行うアドレスデコード回路とを有し、
    前記算出手段は、
    前記任意の領域の開始行から前記特定の領域の行数を減算する減算器と、
    前記減算器の減算結果にアンダーフローが生じたときに前記アドレスカウンタのカウント開始を制御するアンダーフロー検出器と、
    前記任意の領域の終了行に前記特定の領域の行数を加算する加算器と、
    前記加算器の加算結果にオーバーフローが生じたときに前記アドレスカウンタのカウント終了を制御するオーバーフロー検出器とを有する
    ことを特徴とする請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記下方および上方の特定の領域の各行数は、前記任意の領域の1/2の行数に設定されている
    ことを特徴とする請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 前記第2の制御手段は、
    前記任意の領域の開始行と終了行の各情報から前記特定の領域の開始行と終了行を算出する算出手段と、
    前記算出手段の算出結果によりカウント開始・終了が制御されるアドレスカウンタと、
    前記アドレスカウンタのカウント出力とタイミング信号に基づいて任意のタイミングで任意の行制御を行うアドレスデコード回路とを有し、
    前記算出手段は、
    前記任意の領域の設定行数を1/2に除算する除算器と、
    前記任意の領域の開始行から前記除算器の除算結果を減算する減算器と、
    前記減算器の減算結果にアンダーフローが生じたときに前記アドレスカウンタのカウント開始を制御するアンダーフロー検出器と、
    前記任意の領域の終了行に前記除算器の除算結果を加算する加算器と、
    前記加算器の加算結果にオーバーフローが生じたときに前記アドレスカウンタのカウント終了を制御するオーバーフロー検出器とを有する
    ことを特徴とする請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 前記除算器は、ビットシフトにより除算を実現するシフト除算器である
    ことを特徴とする請求項5記載の固体撮像装置。
  7. 光電変換素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部を具備し、前記画素アレイ部における任意の領域の画素の信号を行毎に順次読み出すことが可能な固体撮像装置の駆動方法であって、
    前記任意の領域を行毎に順次読み出す際に、当該任意の領域よりも下方および上方の特定の領域の各画素を行単位で順次リセットする
    ことを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
  8. 光電変換素子を含む画素が行列状に2次元配置されてなる画素アレイ部を具備する固体撮像装置と、
    被写体からの像光を前記固体撮像装置の撮像面上に結像させる光学系と、
    前記固体撮像装置の動作モードとして、前記画素アレイ部の全画素の信号を独立に読み出す第1のモードと、前記画素アレイ部における任意の領域の画素の信号を切り出して読み出す第2のモードとを選択的に設定するモード設定手段とを具備し、
    前記固体撮像装置は、
    前記モード設定手段によって前記第2のモードが設定されたときは、前記任意の領域を行毎に順次読み出す際に、当該任意の領域よりも下方および上方の特定の領域の各画素を行単位で順次リセットする制御を行う
    ことを特徴とする撮像装置。
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