JP4581668B2 - 光記録媒体 - Google Patents

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本発明は、レーザー光を用いて情報の記録再生を行う光記録媒体で、その表面にインクジェット方式等による画像印刷が可能な光記録媒体に関する。
光記録媒体は、コンピュータ用情報の他、音声データ、画像データなどの各種情報の保存手段であり、情報の記録及び再生が可能な追記型(CD−R)、情報の記録後にその消去が可能な書換型(CD−RW)が開発され、汎用されている。近年は、取り扱う情報量の増大に伴い、CD−RやCD−RWに比べて大容量の光記録媒体であるDVD−R(追記型)やDVD−RW(書換型)なども普及し始めている。
上記のような光記録媒体の利用者にとっては、その光記録媒体にどのような情報が記録されているかが一見して分かるようになっていることが望ましい。従来は、光記録媒体の表面に、筆記用具を用いて直接その記録内容を表示したり、文字や画像が表示されたシールを貼付したりすることで、光記録媒体中の情報内容を判別できるようにしていたが、最近では、パーソナルコンピューターユーザーに広く普及しているインクジェットプリンターを用いて、光記録媒体の表面に直接インクジェット方式で印刷を行う方法が利用されるようになり、インクジェット方式による印刷が可能なインク受容層を備えた光記録媒体が開発されている。このような光記録媒体としては、例えば、保護層の最外層が表面に多孔質構造を有するバインダー樹脂からなる光記録媒体(特許文献1参照)、透明基板上に光吸収層、光反射層、保護層及び/又は印刷受容層を順次積層し、最外層の保護層又は印刷受容層がポリビニルアセタール樹脂と、水分散性樹脂及び/又は水溶性樹脂とを含む光記録媒体(特許文献2参照)、透明基板上に記録層、金属反射層、白色の印刷を施した保護層、吸水性及び/又は吸油性を有するフィラーを含有する親水性表面層を少なくとも積層してなる光記録媒体(特許文献3参照)などがある。
上記のような、インクジェット方式による印刷が可能な光記録媒体は、上記インク受容層の構成により、吸収タイプ(多孔タイプ、空隙タイプなどとも呼ばれる)と膨潤タイプとに大別される。吸収タイプのインク受容層は、シリカなどの顔料及び該顔料を結着させるバインダーを必須成分として含有するもので、層中に微細な孔が無数に形成されており、着弾したインクは、該孔により層内部に吸収される。一方、膨潤タイプのインク受容層は、ゼラチンなどの水溶性ポリマーを主成分とするもので、着弾したインクの水分でインク受容層が膨潤し着色される。
特開平11−213445号公報 特開平8−161769号公報 特開平10−188344号公報
上記膨潤タイプのインク受容層は、インク吸収性に問題があり、印刷品質に悪影響を及ぼしていた。即ち、膨潤タイプのインク受容層は、インクが着弾してから乾燥定着するまでの時間が長いため、異色の境界部分で色が滲んだり不均一に混ざり合ったりするブリードが発生したり、インクがインク受容層中に完全に浸透しないうちに乾燥してしまうことで、本来得られるべき光沢性が得られなかったり、印刷画像が僅かな摩擦で剥がれ落ちるなどの問題がある。また、膨潤タイプのインク受容層は、インクが吸収されにくいため、ベタ印刷部のような高濃度領域においては、該インク受容層の上面に色材が堆積・凝集しやすく、いわゆるブロンズ現象を起こしやすいという問題もある。ブロンズ現象は、画像全体の色バランスを乱し、光沢感にバラツキを生じさせ、印刷品質の低下を招く。
上記のようなインク吸収性の低さに起因する種々の問題は、インクの打ち込み量を低減する方法で一応回避できるが、この方法では印刷画像の発色性の低下を招くことになる。
従って、本発明の目的は、インク吸収性に優れた膨潤タイプのインク受容層を有し、インクジェット方式等の印刷方式により、光沢性及び耐擦性に優れ、ブリードやブロンズの目立たない高画質な印刷画像が得られる光記録媒体を提供することにある。
本発明は、透光性基板上に、少なくとも光記録層及びインク受容層を有する光記録媒体において、上記インク受容層は、水溶性ポリマーを50重量%以上含有し、且つ芳香族カルボン酸及びその塩からなる群から選ばれる1種以上を含有することを特徴とする光記録媒体を提供することにより、上記目的を達成したものである。また、本発明は、上記インク受容層が、さらに尿素誘導体を含有することを特徴とする。

本発明の光記録媒体は、上記の尿素誘導体並びに芳香族カルボン酸及びその塩からなる群から選ばれる1種以上により、インク受容層のインク吸収性が十分に高められているので、いわゆる膨潤タイプのインク受容層を有する従来の光記録媒体に比して、光沢性及び耐擦性に優れ、ブリードやブロンズの目立たない高画質な印刷画像を提供することができ、銀塩写真調の高精細画像を得ることが可能である。
以下、本発明の光記録媒体について、その好ましい一実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。
本実施形態の光記録媒体は、いわゆるCD−R型の光ディスクであり、中心にクランプ孔を有するドーナツ型円盤状の透光性基板上に、少なくとも光記録層及びインク受容層とを有する。
具体的には、本実施形態の光記録媒体は、図1に示すように、透光性基板1上に、スパイラル状にトラッキング用の案内溝1aが形成され、該案内溝1a上に、光記録層2、光反射層3、保護層4及びインク受容層5が順次積層されて構成されている。この光記録媒体は、透光性基板1側からレーザー光を照射して情報の記録再生を行う方式に対応しており、インク受容層5は、透光性基板1のレーザー光が照射される側と反対側の最外層に形成されている。
上記透光性基板1の形成材料としては、この種の光ディスクの基板として用いられているものを特に制限無く用いることができ、例えば、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、エポキシ樹脂等のプラスチック、あるいはガラス等が挙げられる。
上記光記録層2としては、例えば、色素を含有する薄膜、Te等の金属からなる無機系化合物薄膜、FeTbCoからなる光磁気記録合金薄膜、GeSbTe、AgInSbTe、SnSbSe等の相変化記録合金薄膜等が挙げられる。これらの中でも、特に、色素を含有する光記録層は、製造の容易さや記録密度を大きくすることが可能であり、本発明で好ましく用いられる。色素としては、例えば、シアニン系色素、ポリメチン系色素、ポルフィリン系色素、フタロシアニン系色素、アゾ系色素、ナフトキノン系色素、ナフタロシアニン系色素、スクアリリウム系色素、金属錯体系色素等が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。色素を有する光記録層は、色素を適当な溶剤に溶解させてスピンコートする方法、色素を減圧下で加熱して蒸着する方法等により形成することができる。色素を含有する光記録層には、ポリマーや分解促進剤等の他、色素の安定性を向上させる目的で、紫外線硬化剤、光安定剤などを含有させることができる。
上記光反射層3は、この種の光ディスクにおける光反射層と同様に、Au,Ag,Cu,Ni,Pt等の金属や合金材料を蒸着、スパッタリング、イオンプレーティング等することにより形成することができる。
上記保護層4は、上記光記録層2及び上記光反射層3を物理的・化学的に保護するための層である。保護層4の形成材料としては、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等が挙げられる。保護層4は、これらの形成材料を用いて公知のスピンコート法等により形成することができる。
本実施形態の光記録媒体の上述の構成は、従来公知の光記録媒体と同様である。
以下に、上記インク受容層5について詳細に説明する。このインク受容層は、いわゆる膨潤タイプ(非吸収タイプ、非多孔質)のインク受容層であり、水溶性ポリマーを、該インク受容層の全固形分重量に対して、50重量%以上、好ましくは70〜98重量%含有している。
上記水溶性ポリマーとしては、例えば、ゼラチン類、ポリビニルアルコール類、ポリビニルピロリドン類、ポリビニルピリジニウムハライド、各種変性ポリビニルアルコール類等のビニルホルマール及びその誘導体(特開昭60−145879号、同60−220750号、同61−143177号、同61−235182号、同61−235183号、同61−237681号、同61−261089号参照)、ポリアルキレンオキサイド類、ポリアクリルアミド、ポリジメチルアクリルアミド、ポリジメチルアミノアクリレート、ポリアクリル酸ソーダ、アクリル酸メタクリル酸共重合体塩、ポリメタクリル酸ソーダ、アクリル酸ビニルアルコール共重合体塩等のアクリル基を含むポリマー(特開昭60−168651号、同昭62ー9988号参照)、澱粉、酸化澱粉、カルボキシル澱粉、ジアルデヒド澱粉、カチオン化澱粉、デキストリン、アルギン酸ソーダ、アラビアゴム、カゼイン、プルラン、デキストラン、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等の天然ポリマー又はその誘導体(特開昭59−174382号、同60−262685号、同61−143177号、同61−181679号、同61−193879号、同61−287782号参照)、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリビニルエーテル、ポリグリセリン、マレイン酸アルキルビニルエーテル共重合体、マレイン酸N−ビニルピロール共重合体、スチレン無水マレイン酸共重合体、ポリエチレンイミン等の合成ポリマー(特開昭61−32787号、同昭61−237680号、同昭61−277483号参照)等を挙げることができる。本発明では、これらのうちの1種を単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
これらの水溶性ポリマーの中でも、特に、ゼラチン類、ポリビニルアルコール類、ポリビニルピロリドン類、セルロール誘導体及びアクリル誘導体は、本発明で好ましく用いられる。
本発明に用いられるゼラチンとしては、動物のコラーゲンを原料としたゼラチンであれば何れでも使用できるが、豚皮、牛皮、牛骨を原料としたコラーゲンを原料としたゼラチンが好ましい。ゼラチンの種類としては特に制限はないが、石灰処理ゼラチン、酸処理ゼラチン、ゼラチン誘導体(例えば特公昭38−4854号、同昭39−5514号、同昭40−12237号、同昭42−26345号、米国特許第2525753号、同第2594293号、同第2614928号、同第2763639号、同第3118766号、同第3132945号、同第3186846号、同第3312553号、英国特許第861414号、同第1033189号等に記載のゼラチン誘導体)を単独又はそれらを組み合わせて用いることができる。
上記インク受容層は、上記水溶性ポリマーと共に、尿素誘導体並びに芳香族カルボン酸及びその塩からなる群から選ばれる1種以上を必須成分として含有する。即ち、上記インク受容層には、尿素誘導体、芳香族カルボン酸、芳香族カルボン酸の塩のうちの少なくとも1種が含有される。
上記尿素誘導体としては、例えば、尿素、アリル尿素、ジメチロール尿素、マロニル尿素、カルバミル尿素、n−ブチル尿素、ジブチル尿素、N,N−ジメチル尿素、1,3−ジメチル尿素、N−メチル尿素、ヒドロキシ尿素、エチル尿素、メチル尿素、クレアチニン、2−イミダゾリジノン、ベンジル尿素、(R)−(+)−1−フェニルエチル尿素、フェニル尿素、3−ヒドロキシフェニル尿素、1−フェニルセミカルバジド、4−フェニルセミカルバジド、N−ベンゾイル尿素、N,N’−O−フェニレン尿素等が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。これらの中でも、特に、フェニル基を有する尿素誘導体(上記の中では、ベンジル尿素からN,N’−O−フェニレン尿素までが、フェニル基を有する尿素誘導体に該当)が好ましい。
上記尿素誘導体を上記インク受容層中に含有させる場合、その含有量は、インク受容層の全固形分重量に対して、好ましくは0.2〜20重量%、より好ましくは0.5〜15重量%、更に好ましくは0.5〜10重量%である。尿素誘導体の含有量が0.2重量%未満では、添加する意義(インク吸収性及び印刷品質の向上)に乏しく、逆に20重量%超では、インク受容層のヘイズ(透明性)が低下し、印刷画像の十分な発色を確保できないおそれがある。
上記芳香族カルボン酸及びその塩としては、分子構造中にカルボキシル基を少なくとも1つ有する芳香族化合物及びその塩であればいかなるものでもよく、例えば、2−ヒドロキシ−1−ナフトエ酸、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、1−ナフトエ酸、2−ナフトエ酸、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−エトキシ−2−ナフトエ酸、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸、4−ヒドロキシ安息香酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸等及びそれらの塩(例えば、リチウム塩)が挙げられる。
上記芳香族カルボン酸及びその塩としては、分子構造中にカルボキシル基を1つ有する芳香族化合物及びその塩が好ましく、また、ナフタレン骨格を持つ化合物及びその塩が好ましい。ナフタレン骨格にカルボキシル基と共に、−OR基(Rは水素原子又は炭素数1〜6のアルキル基)を有するものも本発明で好ましく用いることができ、ナフタレン骨格を持つ化合物及びその塩において、カルボキシル基、−OR基はそれぞれ1つであることが好ましい。
上記のナフタレン骨格を持つ化合物及びその塩としては、好ましくは、ナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物及びその塩であり、更に好ましくは、ナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物のアルカリ金属塩である。該アルカリ金属塩の中でも、特にリチウム塩、即ち、ナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物のリチウム塩が、インクの浸透性向上及び耐ブロンズ性の改善の点で好ましい。
上記のナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物としては、例えば、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ナフトエ酸、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−エトキシ−2−ナフトエ酸、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸が挙げられる。
上述のカルボキシル基を有する芳香族化合物の塩は、塩の形で添加され、上記インク受容層中に含有されることも可能であり、また、カルボキシル基を有する芳香族化合物と塩基とが別々に添加され、上記インク受容層中に含有されることも可能である。
上記芳香族カルボン酸若しくはその塩又はこれら両者を上記インク受容層中に含有させる場合、これらの含有量(芳香族カルボン酸及び/又はその塩の含有量)は、インク受容層の全固形分重量に対して、好ましくは0.2〜10重量%、より好ましくは0.5〜7重量%、更に好ましくは0.5〜5重量%である。芳香族カルボン酸及び/又はその塩の含有量が0.2重量%未満では、添加する意義(インク吸収性及び印刷品質の向上)に乏しく、逆に10重量%超では、インク受容層のヘイズ(透明性)が低下し、印刷画像の十分な発色を確保できないおそれがある。
また、上記インク受容層には、インク吸収性の一層の向上の観点から、上述の尿素誘導体並びに芳香族カルボン酸及びその塩からなる群から選ばれる1種以上(以下、尿素誘導体等ともいう)に加えて、更に、環状アミド化合物を含有させことが好ましい。この環状アミド化合物としては、例えば、ニコチンアミド、6−アミノニコチンアミド、N,N−ジエチルニコチンアミド、N−エチルニコチンアミド、N−メチルピロリドン、5−メチル−2−ピロリドン、5−ヒドロキシメチル−2−ピロリドン、δ−バレロラクタム、ε−カプロラクタム、ヘプトラクタム、ピログルタミン酸、N−メチル−ε−カプロラクタム等が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
上記インク受容層中における上記尿素誘導体等と上記環状アミド化合物との含有比率は、インク吸収性の向上と透明性の維持の両立の観点から、(尿素誘導体等):(環状アミド化合物)=1:3〜5:1の範囲にあることが好ましく、より好ましくは1:2〜4:1、更に好ましくは1:1〜3:1である。
上記インク受容層には、耐水性及びドット再現性を向上させる目的で、硬膜剤(架橋剤)を含有させることができる。硬膜剤としては、例えば、ホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドの如きアルデヒド系化合物、ジアセチル、クロルペンタンジオンの如きケトン化合物、ビス(2−クロロエチル尿素)−2−ヒドロキシ−4,6−ジクロロ−1,3,5トリアジン、米国特許第3288775号記載の如き反応性のハロゲンを有する化合物、ジビニルスルホン、米国特許第3635718号記載の如き反応性のオレフィンを有する化合物、米国特許第2732316号記載の如きN−メチロール化合物、米国特許第3103437号記載の如きイソシアナート類、米国特許第3017280号、同第2983611号記載の如きアジリジン化合物類、米国特許第3100704号記載の如きカルボジイミド系化合物類、米国特許第3091537号記載の如きエポキシ化合物、ムコクロル酸の如きハロゲンカルボキシアルデヒド類、ジヒドロキシジオキサンの如きジオキサン誘導体、クロム明ばん、カリ明ばん、硫酸ジルコニウム及び炭酸ジルコニウムアンモニウムの如きジルコニウム誘導体等があり、これらの1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。硬膜剤の含有量は、インク受容層中の上記水溶性モノマー100gに対して、好ましくは0.01g〜10g、更に好ましくは0.1〜5gである。
また、上記インク受容層には、ドット再現性を高めて画質の向上を図る目的で、界面活性剤を含有させることができる。界面活性剤としては、アニオン系、カチオン系、ノニオン系、ベタイン系のものが好ましく用いられ、また、低分子のものでも高分子のものでもよい。特に、フッ素系界面活性剤が好ましい。界面活性剤の含有量は、インク受容層中の上記水溶性モノマー100gに対して、好ましくは0.001〜5g、更に好ましくは0.01〜3gである。
また、上記インク受容層には、いわゆるブロッキングを防止する目的で、平均粒径1μm以下の微粒子を含有させることができる。微粒子の平均粒径は光沢性の観点から0.2μm以下であることが好ましく、より好ましくは0.02μm以下である。微粒子としては無機微粒子であっても有機微粒子であってもよいが、有機微粒子の場合、ガラス転移温度又は皮膜形成温度が50℃以上300℃以下であることが好ましい。微粒子の含有量は、インク受容層の全固形分重量に対して、好ましくは1〜35重量%、更に好ましくは10〜30重量%である。
上記インク受容層には、上述した硬膜剤(架橋剤)、界面活性剤、有機又は無機の微粒子の他に、着色染料、着色顔料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、顔料の分散剤、消泡剤、レベリング剤、防腐剤、蛍光増白剤、粘度安定剤、pH調節剤などの公知の各種添加剤を含有させることができる。
上記インク受容層は、上記各種成分を含有させた塗工液を公知の塗工法により塗工することにより形成することができる。また、上記尿素誘導体等及び上記環状アミド化合物以外の各種成分を含有させた塗工液を塗工して塗工層を一旦形成した後、該塗工層に、該尿素誘導体等及び該環状アミド化合物をアルコールなどの適当な溶媒に溶かしたものを塗工することにより形成することもできる。
上記インク受容層の厚みは、インク吸収性の確保の観点から、好ましくは10〜40μmである。
上記インク受容層の表面は、光沢性が高いことが望ましく、具体的には、JIS−Z8741で規定する20度光沢度が15%以上であることが好ましい。
本発明の光記録媒体は、上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々変更が可能である。
例えば、本発明の光記録媒体は、少なくとも光記録層及びインク受容層を有していればよく、その他の層の種類、並びに光記録層とインク受容層を含めた光記録媒体における総層数及び各層の積層順序については、上述した実施形態に制限されず、適宜変更することができる。
また、本発明の光記録媒体は、上述したCD−R型の光ディスクの他、CD型の再生専用光ディスク(CD−ROM)、書き換え可能なCD−RW型の光ディスク、DVD型の再生専用光ディスク、追記可能なDVD−RAM,−RW等の光ディスク等にも適用することができる。また、光ディスク自体の形態も、上述したドーナツ型円盤状に限定されない。
以下に、本発明の実施例及び本発明の効果を示す試験例を挙げて、本発明をより具体的に説明するが、本発明は、斯かる実施例により何等制限されるものではない。
〔実施例1〕
幅0.5μm、深さ35nmのトラッキング用案内溝を有し、直径120mm、厚み1.2mmのドーナツ型円盤状のポリカーボネート製透光性基板を成型した。この透光性基板上に、含金属アゾ色素のメチルセロソルブ溶液(濃度2.4重量%)をスピンコート法により塗布した後、80℃の乾燥機中で10分間乾燥して光記録層を形成した。この光記録層上に、アルゴンガス中でのDCマグネトロンスパッタ法により平均厚さ100nmの金膜を形成し、光反射層とした。この光反射層上に、紫外線硬化性のポリウレタン樹脂(商品名SD−318、大日本インキ化学社製品)をスピンコート法により塗布した後、紫外線を照射して硬化させて、厚さ6μmの保護層を形成した。
そして、上記保護層上に、下記組成のインク受容層用塗工液1を、乾燥後の厚みが22μmとなるようにバーコーターを用いて塗布し乾燥させて、インク受容層を形成した。このようにして得られた光記録媒体を実施例1のサンプルとした。この光記録媒体のインク受容層の表面のJIS−Z8741で規定する20度光沢度は36%であった。
〈インク受容層用塗工液1〉
・ゼラチン(コニカゼラチン(株)製KV−3000):39重量%
・ポリビニルピロリドン(BASF社製PVP−K90):45重量%
・カルボキシメチルセルロースナトリウム(ダイセル化学工業製CMC1205):10重量%
・炭酸ジルコニウムアンモニウム(日本軽金属製AZC):1重量%
・尿素:5重量%
〔実施例2〕
実施例1において、上記インク受容層用塗工液1に代えて、下記組成のインク受容層用塗工液2を用いた以外は実施例1と同様にして光記録媒体を製造し、これを実施例2のサンプルとした。この光記録媒体のインク受容層の表面のJIS−Z8741で規定する20度光沢度は38%であった。
<インク受容層用塗工液2>
・ゼラチン(コニカゼラチン(株)製KV−3000):39.1重量%
・ポリビニルピロリドン(BASF社製PVP−K90):45重量%
・カルボキシメチルセルロースナトリウム(ダイセル化学工業製CMC1205):10重量%
・炭酸ジルコニウムアンモニウム(日本軽金属製AZC):1重量%
・2−ナフトエ酸:4重量%
・水酸化リチウム1水和物:0.9重量%
〔実施例3〕
実施例1において、上記インク受容層用塗工液1に代えて、下記組成のインク受容層用塗工液3を用いた以外は実施例1と同様にして光記録媒体を製造し、これを実施例3のサンプルとした。この光記録媒体のインク受容層の表面のJIS−Z8741で規定する20度光沢度は29%であった。
<インク受容層用塗工液3>
・ゼラチン(コニカゼラチン(株)製KV−3000):30重量%
・ポリビニルピロリドン(BASF社製PVP−K90):50重量%
・カルボキシメチルセルロースナトリウム(ダイセル化学工業製CMC1205):10重量%
・炭酸ジルコニウムアンモニウム(日本軽金属製AZC):1重量%
・尿素:5重量%
・2−ピロリドン:4重量%
〔実施例4〕
実施例1において、上記インク受容層用塗工液1に代えて、下記組成のインク受容層用塗工液4を用いた以外は実施例1と同様にして光記録媒体を製造し、これを実施例4のサンプルとした。この光記録媒体のインク受容層の表面のJIS−Z8741で規定する20度光沢度は41%であった。
<インク受容層用塗工液4>
・ゼラチン(コニカゼラチン(株)製KV−3000):40重量%
・ポリビニルピロリドン(BASF社製PVP−K90):39.55重量%
・カルボキシメチルセルロースナトリウム(ダイセル化学工業製CMC1205):10重量%
・炭酸ジルコニウムアンモニウム(日本軽金属製AZC):1重量%
・尿素:4重量%
・2−ピロリドン:3重量%
・2−ナフトエ酸:2重量%
・水酸化リチウム1水和物:0.45重量%
〔実施例5〕
実施例1において、上記インク受容層用塗工液1に代えて、下記組成のインク受容層用塗工液5を用いた以外は実施例1と同様にして光記録媒体を製造し、これを実施例5のサンプルとした。この光記録媒体のインク受容層の表面のJIS−Z8741で規定する20度光沢度は39%であった。
<インク受容層用塗工液5>
・ゼラチン(コニカゼラチン(株)製KV−3000):40重量%
・ポリビニルピロリドン(BASF社製PVP−K90):39.55重量%
・カルボキシメチルセルロースナトリウム(ダイセル化学工業製CMC1205):10重量%
・炭酸ジルコニウムアンモニウム(日本軽金属製AZC):1重量%
・ベンジル尿素:4重量%
・2−ピロリドン:3重量%
・2−ナフトエ酸:2重量%
・水酸化リチウム1水和物:0.45重量%
〔比較例〕
実施例1において、上記インク受容層用塗工液1に代えて、下記組成のインク受容層用塗工液6を用いた以外は実施例1と同様にして光記録媒体を製造し、これを比較例のサンプルとした。この光記録媒体のインク受容層の表面のJIS−Z8741で規定する20度光沢度は41%であった。
<インク受容層用塗工液6>
・ゼラチン(コニカゼラチン(株)製KV−3000):39重量%
・ポリビニルピロリドン(BASF社製PVP−K90):50重量%
・カルボキシメチルセルロースナトリウム(ダイセル化学工業製CMC1205):10重量%
・炭酸ジルコニウムアンモニウム(日本軽金属製AZC):1重量%
〔試験例〕
上記各サンプル(光記録媒体)について、画質、光沢性、耐ブロンズ性、耐擦性をそれぞれ下記の方法により評価した。これらの評価結果を下記〔表1〕に示す。
(画質の評価方法)
セイコーエプソン製のインクジェットプリンタPM−G800に上記サンプルをセットし、該サンプルのインク受容層の表面に水性染料インクにより、高精細カラーデジタル標準画像[(ISO/JIS-SCID)、画像名称「ポートレート」(サンプル番号1、画像の評価認識番号N1)]を「推奨きれいモード」で印刷した。こうして作製された印刷物の印刷面を目視で観察し、ブリード(異色の境界部分で色が滲んだり不均一に混ざり合う現象)が全く見られないものをA(画質良好)、ブリードがわずかに見られるものをB、ブリードが目立つものをCとした。
(光沢性の評価方法)
上記インクジェットプリンタPM−G800に上記サンプルをセットし、該サンプルのインク受容層の表面に、シアンインク(PM−G800に標準搭載されている水性染料シアンインク)をデューティー100%で吐出させてカラーパッチを印刷した。このカラーパッチを目視で観察し、銀塩写真の光沢面と比較して光沢感に遜色のないものをA(光沢性良好)、銀塩写真の光沢面と比較して部分的に光沢感に劣る箇所もあるが、概ね良好な光沢感を有するものをB、全体的にマット(艶消し)調であるか、あるいは光沢ムラが見られるものをCとした。
(耐ブロンズ性の評価方法)
上記インクジェットプリンタPM−G800に上記サンプルをセットし、該サンプルのインク受容層の表面に、上記シアンインクをデューティー10%〜100%まで10%刻みで振ったカラーパッチをそれぞれ印刷した。こうして作製された印刷物を室温23℃、湿度50%RHの環境下に24時間放置した後、各カラーパッチの印刷状態(ブロンズ現象の有無)を目視で観察し、下記評価基準により評価した。尚、ブロンズ現象とは、色材として金属フタロシアニン系染料を使用したインクにおいて頻繁に確認される現象であり、ベタ印刷(100%デューティーの塗りつぶし印刷)など高デューティーで印刷を行った部分に赤浮き現象(白色蛍光灯の下では、本来であれば白色の反射光が、赤〜ピンクの色相になる)が見られることを意味する。
評価基準
A:デューティー10%〜100%の全てのカラーパッチでブロンズ現象の発生が確認できない。耐ブロンズ性良好。
B:デューティー70%以上のカラーパッチではブロンズ現象の発生が確認できるが、デューティー60%以下のカラーパッチではブロンズ現象の発生が確認できない。
C:デューティー60%以下のカラーパッチでブロンズ現象の発生が確認できる。
(耐擦性の評価方法)
上記インクジェットプリンタPM−G800に上記サンプルをセットし、該サンプルのインク受容層の表面に、上記シアンインクをデューティー100%で吐出させてカラーパッチを印刷し、印刷物を作製した。そして、この印刷物のカラーパッチを指の腹で擦った後、その状態を目視で観察し、カラーパッチから色材の脱落がないものをA(耐擦性良好)、若干の色材の脱落が確認されるものをB、色材の脱落が明確であるものをCとした。
本発明の光記録媒体の一実施形態としてのCD−Rの断面を模式的に示す断面図である。
符号の説明
1…透光性基板、2…光記録層、3…光反射層、4…保護層、5…インク受容層

Claims (12)

  1. 透光性基板上に、少なくとも光記録層及びインク受容層を有する光記録媒体において、
    上記インク受容層は、水溶性ポリマーを50重量%以上含有し、且つナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物及びその塩からなる群から選ばれる1種以上を含有することを特徴とする光記録媒体。
  2. 上記インク受容層が、さらに尿素誘導体を含有することを特徴とする請求項1に記載の光記録媒体。
  3. 上記尿素誘導体は、フェニル基を有する尿素誘導体であることを特徴とする請求項2記載の光記録媒体。
  4. 上記ナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物及びその塩は、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、2−ナフトエ酸、3−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、6−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸、3−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−メトキシ−2−ナフトエ酸、6−エトキシ−2−ナフトエ酸、6−プロポキシ−2−ナフトエ酸及びそれらの塩であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の光記録媒体。
  5. 上記塩は、リチウム塩であることを特徴とする請求項4記載の光記録媒体。
  6. 上記尿素誘導体の含有量は、0.2〜20重量%であることを特徴とする請求項2〜の何れかに記載の光記録媒体。
  7. 上記ナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物及びその塩からなる群から選ばれる1種以上の含有量は、0.2〜10重量%であることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の光記録媒体。
  8. 上記インク受容層は、更に、環状アミド化合物を含有することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の光記録媒体。
  9. 上記環状アミド化合物は、ニコチンアミド、6−アミノニコチンアミド、N,N−ジエチルニコチンアミド、N−エチルニコチンアミド、N−メチルピロリドン、5−メチル−2−ピロリドン、5−ヒドロキシメチル−2−ピロリドン、δ−バレロラクタム、ε−カプロラクタム、ヘプトラクタム、ピログルタミン酸、N−メチル−ε−カプロラクタムからなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項8記載の光記録媒体。
  10. 上記インク受容層中における上記ナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物及びその塩からなる群から選ばれる1種以上(以下、ナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物等という)と上記環状アミド化合物との含有比率は、(ナフタレン骨格の2位にカルボキシル基を有する化合物等):(環状アミド化合物)=1:3〜5:1であることを特徴とする請求項8又は9記載の光記録媒体。
  11. 上記水溶性ポリマーは、ゼラチン類、ポリビニルアルコール類、ポリビニルピロリドン類、セルロール誘導体及びアクリル誘導体からなる群から選ばれる1種以上であることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の光記録媒体。
  12. 上記インク受容層の表面のJIS−Z8741で規定する20度光沢度が15%以上であることを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の光記録媒体。
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