JP4580748B2 - エレベータの調速機 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータの調速機に係り、特に、昇降路内を昇降する乗かごの速度を多段に検出して乗かごの昇降を制御するエレベータの調速機に関する。
昇降路内を昇降する乗かごの速度を乗かご上にて検出するために、永久磁石と誘電導体であるガイドレールとの相互作用により円板を回転させ、この円板の回転による遠心力で変位するガバナウェイトを利用して速度を検出するエレベータの調速機が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−335848号公報(段落番号0013〜0016)
従来の技術によれば、乗かごの昇降により永久磁石の磁束により誘電導体であるガイドレールに渦電流を発生させ、この渦電流と永久磁石の磁束との相互作用により永久磁石に回転トルクが生じ、この回転トルクによりガバナウェイトを軸支した円板を回転させるものであるが、高精度で安定した乗かごの速度検出を行うことは困難であった。
即ち、ガイドレールの導電率や透磁率は、製造過程の圧延作業や材質により微妙に変化するので、これら導電率や透磁率が昇降路全長に亘って敷設されるガイドレール全体で一様であることが保証できない。その結果、前記相互作用により発生する回転トルクにばらつきが生じ、速度検出にもばらつきが生じる恐れがある。
さらに、ガイドレール敷設時の芯出し精度や永久磁石とガイトレール間の隙間の変化によっても速度の検出精度にばらつきが生じる恐れがある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、精度の高い乗かごの速度検出を行うことができるエレベータの調速機を提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、昇降路内を昇降する乗かごよって駆動される調速機ロープが巻掛けられた綱車と、この綱車と同軸上に固定され誘電導体により形成された回転面を有する第1の作動体と、前記回転面に対向する位置に永久磁石が設置され弾性体によって保持された第2の作動体と、前記乗かごの昇降速度が第1の設定値に達したとき前記第2の作動体の変位によって動作しかご停止用スイッチを作動させるスイッチ作動手段と、前記乗かごの昇降速度が第2の設定値に達したとき前記第2の作動体の変位によって動作し調速機ロープを把持する把持体を作動させる把持体作動手段と、前記第1の作動体を冷却する冷却手段とを設けたのである。
前記構成によれば、綱車の回転に伴い第2の作動体の永久磁石による磁束により第1の作動体の回転面に渦電流が発生し、この渦電流と前記磁束との相互作用により弾性体で保持された第2の作動体に回転トルクが発生し、第2の作動体は保持されている弾性体に逆らって回動する。この第2の作動体の回動は、第1の作動体の回転速度、云い代えれば乗かごの昇降速度に比例する。したがって、第2の作動体の回動を検出することにより、乗かごの速度を検出することができる。
尚、第1の作動体の回転面は、誘電導体により形成されるが、永久磁石と対向する範囲は、例えば、綱車の直径と同程度で十分であるので、導電率や透磁率を回転面全体に亘って均一にすることは容易である。その結果、前記磁束と渦電流との相互作用により発生する回転トルクは、第1の作動体の回転速度に正確に比例するので、回転トルクによる第2の作動体の変位を検出することで精度のよい速度検出を行うことができる。さらに、第1の作動体と第2の作動体との隙間は一定で、乗かごの偏荷重やガイドレールの曲がり等によって左右されることもなく、したがって、前記磁束と渦電流との相互作用により発生する回転トルクは変化することなく、精度のよい速度検出を行うことができる。また、前記第1の作動体にあっては、前記磁束と渦電流との相互作用により回転トルクとともに熱が発生する。これによって、前記第1の作動体を構成する誘電導体の抵抗値が変わり、その際に発生する電磁力の変化によって、永久磁石が受ける反力も変化し不安定な動作となる恐れがあるが、前記冷却手段により前記第1の作動体が冷却されることにより、前記熱に伴う不安定な動作を防止できる。
以上説明したように本発明によれば、精度の高い乗かごの速度検出を行うことができるエレベータの調速機を得ることができる。
以下、本発明によるエレベータの調速機の一実施の形態を図1〜図3に基づいて説明する。
一般的に、エレベータは、図3に示すように、建築物1に設けられた昇降路2内を昇降する乗かご3と、一側で乗かご3を吊り他側で釣合いおもり4を吊る主ロープ5と、この主ロープ5を巻掛けるトラクションシーブ6と、このトラクションシーブ6を駆動し制動装置を備えた駆動装置(図示省略)と、乗かご3の昇降を案内するガイドレール7と、乗かご3に設けられ非常時に楔によってガイドレール7を把持する非常止め装置8と、この非常止め装置8を駆動し乗かご3側に軸支された作動レバー9と、この作動レバー9に連結され昇降路2内の乗かご昇降行程全域に亘って張られた無端状の調速機ロープ10と、この調速機ロープ10を巻掛けた綱車11を備え昇降路2の頂部において固定物となるガイドレール7に支持される調速機12とを備えている。
調速機12は、昇降路2の頂部の固定部分であるガイドレール7に支持される基台13と、この基台13に軸受14A,14Bを介して軸支され綱車11を固定した回転軸15と、この回転軸15に固定され例えばアルミニュウム材等の誘電導体で形成された回転面16Fを有する第1の作動体16と、回転軸15に軸受17を介して軸支された第2の作動体18と、第2の作動体18に支持され回転面16Fに対向して配置された複数の永久磁石19A,19Bと、第2の作動体18を定位置に保持する弾性体20と、乗かご3の昇降速度が第2の設定値、例えば定格速度の1.4倍に達すると綱車11に巻掛けた調速機ロープ10を把持するキャッチウェイトである把持体21と、乗かご3の通常運転時に把持体21に設けた係止部22と係合して把持体21を非把持位置に保持するカム23と、乗かご3の昇降速度が第1の設定値、例えば定格速度の1.3倍に達すると永久磁石19Aによって駆動されるスイッチ作動手段である第1のリードスイッチ24と、乗かご3の昇降速度が第3の設定値、例えば端階床への着床速度以上に達すると永久磁石19Bによって駆動される強制減速作動手段である第2のリードスイッチ25と、第1の作動体16の近傍に設けられ、この作動体16を冷却する冷却手段、例えば回転軸15に固定された冷却ファン26とを備えている。
尚、第1の作動体16は、それ自体を誘電導体で形成してもよく、また、誘電導体により形成された板を取り付けて回転面16Fとしてもよい。
第2の作動体18は、回転軸15を中心として直径方向に延在する腕状体であり、その腕状体の回転軸15から等距離に夫々永久磁石19A,19Bを180度の等間隔で取り付けている。そして前記腕状体の一端側をさらに延長させその端部に把持体作動手段となるカム23を設けている。尚、前記腕状体は回転軸15を中心として3つ以上等間隔に形成し、夫々に永久磁石を取り付けるようにしてもよい。
弾性体20は、例えば引張力を発揮するコイルばねであり、図1に示すように、永久磁石19Bが取り付けられた腕状体と基台13との間に1つ張架して、乗かご3が昇降されないときに第2の作動体18が定位置に保持されるようにしてもよく、また2点差線20Aで示すように、永久磁石19Aが取り付けられた腕状体と基台13との間にも張架し、弾性体20と協同して第2の作動体18を保持するようにしてもよい。
把持体21は、基台13上に支持ピン21Pを介して回動自在に支持されており、乗かご3の定格速度の1.4倍未満までは、カム23に係合部22が係合して非把持位置に保持されている。
第1のリードスイッチ24は、乗かご3の昇降速度が定格速度の1.3倍に達したときに第2の作動体18が変位し、そのとき永久磁石19Aと対向する位置に設置されている。この第1のリードスイッチ24の作動により、乗かご3の昇降を駆動する駆動装置の制動装置を作動させるかご停止用スイッチを作動させ、乗かご3を電気的制御によって停止させている。
第2のリードスイッチ25は、乗かご3が端階への着床のために減速する速度が通常の減速度以上になったときに、第2の作動体18が変位し、そのとき永久磁石19Bと対向する位置に設置されている。この第2のリードスイッチ25の作動により、終端強制減速装置を動作させて乗かご3を急停止させている。
以上説明したように、綱車11の回転を検出し乗かご3の昇降速度が第1の設定値に達したときかご停止用スイッチを作動させる第1のリードスイッチ24と、乗かご3の昇降速度が第2の設定値に達したとき調速機ロープ10を把持する把持体21を作動させるカム23と、乗かご3が端階への着床のために減速する速度が通常の減速度以上になったときに終端強制減速装置を動作させる第2のリードスイッチ25とは、第2の作動体18の揺動を検出して乗かご3の速度を検出する速度検出手段となる。
次に、以上のように構成されたエレベータの調速機12の動作を説明する。
まず、乗かご3が定格速度で下降すると、乗かご3の作動レバー9に連結された調速機ロープ10が駆動されて綱車11を回転させると同時に、この綱車11の回転により回転軸15を介して第1の作動体16が回転する。第1の作動体16の回転により、誘電導体製の回転面16Fは第1の作動体18の永久磁石19A,19Bからの磁束を切り、渦電流を発生させる。この回転面16Fに生じる渦電流と永久磁石19A,19Bの磁束との相互作用により回転トルクが発生し、第2の作動体18を駆動しようとする。しかし、第2の作動体18は、弾性体20(及び20A)によって定位置に保持されているので、弾性体20(及び20A)に逆らって僅かに綱車11の回転方向に揺動して変位する。この第2の作動体18の変位量は、永久磁石19Bが第2のリードスイッチ25の設置位置を越え、かつ永久磁石19Aが第1のリードスイッチ24の設置位置に達しない範囲である。尚、永久磁石19Bが第2のリードスイッチ25の設置位置を越えるときに、第2のリードスイッチ25は駆動されるが、駆動されてもその信号が減速時以外には出力されないようにしておくことにより、間違って終端強制減速装置を動作させることはない。また、誘電導体であるアルミニュウム材等で形成された第1の作動体16にあっては、回転面16Fに生じる渦電流と永久磁石19A,19Bの磁束との相互作用により回転トルクと共に熱が発生するが、回転軸15に同期して回転する冷却ファン26により第1の作動体16及び冷却ファン26間で乱気流が生じ、この気流により第1の作動体16の温度の上昇を防ぐことができる。
乗かご3の下降速度が減速されて停止すると、第1の作動体16に発生する渦電流が小さくなって発生する回転トルクも小さくなり、第2の作動体18は弾性体20(及び20A)の復元力によって元に戻され定位置に保持される。
このように第2の作動体18の変位量は、第2の作動体16の回転数、云い代えれば乗かご3の昇降速度に比例する。
乗かご3の下降速度が定格速度を越えて第1の設定値、即ち、定格速度の1.3倍に達すると、第2の作動体18が第1のリードスイッチ24に対応する位置まで変位する。その位置で、永久磁石19Aは第1のリードスイッチ24を駆動し、この第1のリードスイッチ24の駆動によりかご停止用スイッチを作動させる。かご停止用スイッチの作動により、エレベータ駆動装置の電源は遮断されると同時に制動装置が作動し、乗かご3の下降は停止させられる。
また、乗かご3の下降時に、主ロープ5が切れた場合には、エレベータ駆動装置の電源を遮断して制動装置を作動させても乗かご3は停止することなく下降を続け、下降速度が増速して行く。下降速度が増速して第2の設定値、云い代えれば、定格速度の1.4倍に達すると、第2の作動体18は大きな回転トルクを受けて大きく変位し、カム23は把持体21の係止部22との係合を解く。カム23との係合を解かれた把持体21は、重力により調速機ロープ10側に回動し、基台13との間で調速機ロープ10を挟圧して調速機ロープ10の移動を停止させる。移動を停止した調速機ロープ10に連結された作動レバー9は、乗かご3のさらなる降下により引き上げられ、引き上げられた作動レバー9により非常止め装置8を作動させ、図示しない楔によりガイドレール7を把持して、乗かご3を急停止させる。
本実施形態によれば、誘電導体からなる回転面16Fを有する第1の作動体16と、永久磁石19A,19Bを備えた第2の作動体18からなる比較的構成が簡易な作動手段を設けることで、乗かご3の速度を検出することができる。しかも、乗かご3と同期して誘電導体からなる回転面16Fを回転させることで、永久磁石19A,19Bとの間でばらつきのない回転トルクを得ることができ、従来のように個体差のあるガイドレールを誘電導体とした構成に比べて正確に乗かご3の速度を検出することができる。
さらに、第2の作動体18にカム23を設けて把持体21を係止し、係止を解除して把持体21を落下させ、調速機ロープ10を把持する構成としたので、乗かご3の昇降速度に応じて変位する第2の作動体18で機械的に乗かご3を緊急停止させることができる。
さらにまた、冷却ファン26により第1の作動体16を冷却することにより、回転面16Fに生じる渦電流と永久磁石19A,19Bの磁束との相互作用により回転トルクと共に発生する熱によって第1の作動体16を構成する誘電導体の抵抗値が変わり、その際に発生する電磁力の変化によって、永久磁石19A,19Bが受ける反力が変化し不安定な動作となることを防止できる。
本発明によるエレベータの調速機の一実施の形態を示す概略正面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 本発明が適用されたエレベータの概略側面図である。
符号の説明
1 建築物
2 昇降路
3 乗かご
10 調速機ロープ
11 綱車
12 調速機
15 回転軸
16 第1の作動体
16F 回転面
18 第2の作動体
19A,19B 永久磁石
20(20A) 弾性体
21 把持体
22 係止部
23 カム
24 第1のリードスイッチ
25 第2のリードスイッチ
26 冷却ファン

Claims (8)

  1. 建築物に設けられた昇降路内を昇降する乗かごよって駆動される調速機ロープと、この調速機ロープが巻掛けられ前記昇降路内の固定物に軸支された綱車と、この綱車の回転を検出し前記乗かごの昇降速度が第1の設定値に達したときかご停止用スイッチを作動させ、かつ前記乗かごの昇降速度が第2の設定値に達したとき前記調速機ロープを把持する把持体を作動させる作動手段とを備えたエレベータの調速機において、
    前記作動手段は、前記綱車と同軸上に固定された第1の作動体と、前記綱車と同軸心上に揺動自在に配置され前記第1の作動体と対向して設置された第2の作動体とを備え、前記第1及び第2の作動体のうち一方側は、誘電導体により形成された回転面を有し、前記第1及び第2の作動体のうち他方側は、前記回転面に対向する位置に永久磁石を設置しており、かつ前記第2の作動体は、弾性体によって定位置に保持されており、また、前記乗かごの昇降速度が第1の設定値に達したとき前記第2の作動体が変位する位置に対向してかご停止用スイッチを作動させスイッチ作動手段を設け、さらに前記乗かごの昇降速度が第2の設定値に達したとき前記第2の作動体が変位する位置に対向して前記調速機ロープを把持する把持体を作動させる把持体作動手段を設け、一方、前記誘導体により形成された回転面を有する作動体の近傍に、この作動体を冷却する冷却手段を設けたことを特徴とするエレベータの調速機。
  2. 前記第1の作動体は誘電導体により形成された回転円板であり、前記第2の作動体は前記回転円板の板面に対向する位置に周方向等間隔に複数の永久磁石を備えており、前記スイッチ作動手段は前記永久磁石の磁束により作動するリードスイッチであることを特徴とする請求項1記載のエレベータの調速機。
  3. 前記把持体作動手段は、第2の作動体に設けられたカムであり、このカムは、前記乗かごの通常運転時には前記把持体と係合して前記把持体を非把持位置に保持し、前記乗かごの昇降速度が第2の設定値に達したとき第2の作動体の変位によって前記把持体との係止を解いて前記把持体を把持位置に変位させるように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のエレベータの調速機。
  4. 前記乗かごの昇降速度が第2の設定値に達したとき前記第2の作動体が変位する位置に対向して終端強制減速装置を作動させる強制減速作動手段を設けたことを特徴とする請求項1,2または3記載のエレベータの調速機。
  5. 前記冷却手段は、前記綱車と同軸上に固定された冷却ファンから成ることを特徴とする請求項1,2,3または4記載のエレベータの調速機。
  6. 建築物に設けられた昇降路内を昇降する乗かごよって駆動される調速機ロープと、この調速機ロープが巻掛けられ前記昇降路内の固定物に軸支された綱車と、この綱車の回転を検出し前記乗かごの昇降速度が第1の設定値に達したときかご停止用スイッチを作動させ、かつ前記乗かごの昇降速度が第2の設定値に達したとき前記調速機ロープを把持する把持体を作動させる作動手段とを備えたエレベータの調速機において、
    前記作動手段は、前記綱車と同軸上に固定された第1の作動体と、前記綱車と同軸心上に揺動自在に配置され前記第1の作動体と対向して設置された第2の作動体とを備え、前記第1及び第2の作動体のうち一方側は、誘電導体により形成された回転面を有し、前記第1及び第2の作動体のうち他方側は、前記回転面に対向する位置に永久磁石を設置しており、かつ前記第2の作動体の揺動範囲に第2の作動体の揺動を検出する速度検出手段を設け、一方、前記誘導体により形成された回転面を有する作動体の近傍に、この作動体を冷却する冷却手段を設けたことを特徴とするエレベータの調速機。
  7. 前記速度検出手段は、前記第2の作動体の揺動を電気的に変換して検出することを特徴とする請求項6記載のエレベータの調速機。
  8. 前記冷却手段は、前記綱車と同軸上に固定された冷却ファンから成ることを特徴とする請求項6または7記載のエレベータの調速機。
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