JP4580279B2 - 車両用エンジンのegr装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用エンジンのEGR装置に係り、特に、通常の運転域ではもとより、エキゾーストマニフォールドとインテークマニフォールドの差圧が小さい低速・軽負荷域での運転時においても高EGR率を得ることができるようにしたEGR装置に関するものである。
排気中に含まれるNOx量を低減するために最も有効であるとされているEGR装置にあっては、排気流量の多い高速域での運転時において、ポンピングロスの増大による燃費の悪化を抑制しつつ大量EGRを行わせる手段としては、特許文献1に見られるように2系統のEGR装置を設けて経路圧損を低減することが有効である。
一方、排気の再循環に必要なエキゾーストマニフォールドとインテークマニフォールドの差圧は、エンジンの回転数および負荷が低下するにつれて小さくなるために、従来は特許文献2に見られるようにEGR通路に逆止弁を設けることにより、排気脈動の谷部分で懸念される排気の逆流を回避するようにしていた。
ところが、上記特許文献1のようにエンジンの回転数および負荷が低くなったときに通路面積を増大させるようにした場合は、通路面積の増大に伴って排気脈動による動圧が減衰するために、動圧を利用した再循環にも限界があった。また、特許文献2のように逆止弁を設けた場合は、この逆止弁によって経路圧損が増加してしまうために高速域での大量EGRが困難になるという不具合があった。
特開平11−141407号公報 特開2004−257306号公報
解決しようとする問題点は、エキゾーストマニフォールドとインテークマニフォールドの差圧が大きい通常の運転域での大量EGRを可能としつつ、例えば低速・軽負荷域での運転時のようにエキゾーストマニフォールドとインテークマニフォールドの差圧が小さい領域での運転時に高EGR率を得ることができない点である。
本発明は、排気の一部を吸気系に再循環させる2系統のEGR装置と、各EGR装置を有効状態と無効状態に切換制御するコントロールバルブと、エンジンの運転状態に応答して各系統のコントロールバルブを個々に開閉制御するコントロールユニットを備え、常時は両コントロールバルブを開弁保持させて両系統のEGR装置を有効状態に保持させる一方、エキゾーストマニフォールドとインテークマニフォールドの差圧が小さい領域でエンジンが運転されていることを検出したときに一方のコントロールバルブのみを閉作動させて当該コントロールバルブを設けたEGR装置を無効状態に切換制御するようにしたことを最も主要な特徴としている。
本発明のEGR装置によれば、エキゾーストマニフォールドとインテークマニフォールドの差圧が大きい通常の運転域にあっては、2系統のEGR装置をともに有効状態に保持させて経路圧損を小さくすることができるために、従来以上の大量EGRが可能となる。また、例えば低速・軽負荷域での運転時のようにエキゾーストマニフォールドとインテークマニフォールドの差圧が小さい領域でエンジンが運転されていることを検出したときは一方のコントロールバルブを閉作動させて該コントロールバルブを設けたEGR装置を無効状態に切換制御するようにしているために、この状態ではEGR装置を2系統化したことによる回路容積の増加が減少補正され、排気脈動の減衰を抑制する。従って、高流量域で抵抗となる逆止弁などを用いることなく、低速・軽負荷域などにおいても十分な量の排気を吸気系に再循環させてEGR率を高くすることができる、という利点がある。
図1は本発明に係る車両用エンジンのEGR装置の一例を示す概略構成図であり、直列6気筒ディーゼルエンジン1のエキゾーストマニフォールド2とインテークマニフォールド3を2系統のEGR装置a、bを介して接続することにより、エンジン1の各シリンダからエキゾーストマニフォールド2に排出された排気の一部をインテークマニフォールド3を経て各紙リンダに再循環させて燃焼過程におけるNOxの生成を抑制するようにしている。なお、前記EGR装置a、bはエキゾーストマニフォールド2からインテークマニフォールド3に至るEGR通路4a、4bに常開のコントロールバルブ5a、5bおよびEGRクーラ6a、6bなどを設けることにより構成され、各EGR装置a、bを独立させている。
また、前記コントロールバルブ5a、5bをともにEGR通路4a、4bの上流端近傍に設けることにより、これらコントロールバルブ5a、5bを閉弁作動させると、コントロールバルブを閉じた側のEGR装置の分だけ排気系の容量を減少させるようにしている。
前記コントロールバルブ5a、5bを制御するコントロールユニット7は、図示しないセンサから供給されたエンジン1の負荷信号および回転数信号などに基づいてエンジンの運転状態を判定し、エキゾーストマニフォールド2とインテークマニフォールド3の差圧が十分に高い通常の領域でエンジン1が運転されていると判断したときは、両コントロールバルブ5a、5bをともに開弁状態に保持させる。
このように差圧が十分に高い状態における再循環量は静圧が支配的となる。このために、このような通常領域での運転時には、従来の2系統のEGR装置の場合と同様に両コントロールバルブ5a、5bをともに等しく開度制御し、もって、経路圧損の少ない状態での大量EGRを行わせることができる。
一方、図示しないセンサから供給されたエンジン1の負荷信号および回転数信号などに基づいてエキゾーストマニフォールド2とインテークマニフォールド3の差圧が小さい領域でエンジン1が運転されていると判断したときは、コントロールユニット7からの信号で、一方のコントロールバルブ5aを開いたまま他方のコントロールバルブ5bが閉弁作動される。
すると、コントロールバルブ5bを設けた側のEGR装置bが排気系から切り離されて排気系の容積が減少するために、排気の脈動が減衰され難くなる。従って、この状態ではコントロールバルブが開いている側のEGR装置を経てインテークマニフォールド3まで排気脈動が伝達されることになり、動圧を利用した効率の高いEGRが行われる。なお、一方のコントロールバルブを閉弁作動させて当該コントロールバルブを設けた側のEGR装置を無効状態にすると経路断面積が減少するが、このような領域ではEGRガス流量が少ないために、経路圧損が増加することもない。図1中、8は可変容量式の排気ターボチャージャ、9はインタークーラである。
ところで、EGRガスの低流量域において排気ターボチャージャ8のノズルベーン開度を小さくすると、エキゾーストマニフォールド2の圧力が上昇するためにエキゾーストマニフォールド2とインテークマニフォールド3の差圧が増加する。従って、EGR率を制御するには可変容量式排気ターボチャージャ8のノズルベーン開度を変化させることも有効であるが、EGR率を高くすべくノズルベーン開度を小さくして差圧を大きくすると、エキゾーストマニフォールド2の圧力が上昇して燃費が悪化する可能性がある。
しかしながら、本発明のようにEGR装置を2系統と1系統で切換制御するようにした場合は、ノズルベーン開度を小さくするなどの方法でエキゾーストマニフォールド2の圧力を上昇補正する必要性がない。このために、燃費の悪化を招くことなく、EGRガスの高流量域ではもちろんのこと、低流量域においても大量EGRが可能となる。図2はEGRガスの低流量域において排気ターボチャージャ8のノズルベーン開度を増減変化させた場合におけるエキゾーストマニフォールド2とインテークマニフォールド3の差圧、EGR率およびNOx排出量の変化状態を示す特性図であり、ノズルベーン開度を小さくすれば当然のことながらエキゾーストマニフォールド2とインテークマニフォールド3の差圧が大きくなり、これに伴ってEGR率が高くなってNOx排出量が減少すること、および、2系統のEGR装置のうちの1系統のEGR装置を無効状態に切換制御して回路容積を減少させると排気脈動の減衰が抑制されるために、2系統のEGR装置をともに有効にした場合に対比してEGR率がより高くなってNOx排出量の抑制効果が改善されることを示している。
なお、上記では可変容量式の排気ターボチャージャ8およびインタークーラ9などを設けた過給式のディーゼルエンジンに本発明を適用しているが、過給機を設けないエンジンに本発明を適用することもできる。また、上記実施例においてはコントロールバルブ5a、5bを開閉することのみを説明しているが、このコントロールバルブ5a、5bの開度を従来のEGRバルブのように開度制御してEGR率を最適制御し、あるいは、コントロールバルブ5a、5bの他に図示しないEGRバルブを設けてEGR率を最適制御することもできる。
本発明に係る車両用エンジンのEGR装置の一例を示す概略構成図である。 図1に示したターボチャージャノズルベーン開度によるEGRガスの低流量域での差圧、EGR率およびNOx排出量の変化状態を示す特性図である。
符号の説明
1 ディーゼルエンジン
2 エキゾーストマニフォールド
3 インテークマニフォールド
a、b EGR装置
4a、4b EGR通路
5a、5b コントロールバルブ
6a、6b EGRクーラ
7 コントロールユニット
8 可変容量式排気ターボチャージャ
9 インタークーラ

Claims (1)

  1. 排気の一部を吸気系に再循環させる2系統のEGR装置(a)(b)と、各EGR装置(a)(b)を有効状態と無効状態に切換制御するコントロールバルブ(5a)(5b)と、エンジン(1)の運転状態に応答して各系統のコントロールバルブ(5a)(5b)を個々に開閉制御するコントロールユニット(7)を備え、常時は両コントロールバルブ(5a)(5b)を開弁保持させて両系統のEGR装置(a)(b)を有効状態に保持させる一方、エキゾーストマニフォールド(2)とインテークマニフォールド(3)の差圧が小さい領域でエンジン(1)が運転されていることを検出したときに一方のコントロールバルブ(5a)のみを閉作動させて当該コントロールバルブ(5a)を設けたEGR装置(a)を無効状態に切換制御するようにしたことを特徴とする車両用エンジンのEGR装置。
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