JP4580202B2 - 半導体装置の電圧供給回路 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置内の負荷回路に電圧を供給する電圧供給回路に関する。
半導体装置においては、通常動作時は十分大きな電流を供給でき、内部の回路が動作を停止する待機時にはリーク電流が少ない電圧供給回路が望まれている。
図4は、従来の半導体装置の電圧供給回路11の回路図である。図4の電圧供給回路11は、nチャネルMOSトランジスタTR1のドレインを電源電圧vddに接続し、ソースを負荷回路12に接続している。
電圧供給回路11は、通常動作時には、nチャネルMOSトランジスタTR1のゲート電圧を制御することで負荷回路12に供給する電圧Viiを制御することができる。
図4の電圧供給回路は、待機時はゲート電圧Vgを接地電位にすることでMOSトランジスタTRlをオフ状態にし、電源電圧vddからのリーク電流を遮断している。
近年の半導体デバイスの低電圧化が進み、しきい値電圧が通常の0.6V程度のMOSトランジスタで低電圧の電圧供給回路を実現することは難しくなっている。
そこで、通常のMOSトランジスタよりしきい値電圧の低いMOSトランジスタを使用して電圧供給回路を構成することが考えられている。
図5は、低しきい値電圧のnチャネルMOSトランジスタTR3を使用した電圧供給回路の一例を示す図である。なお、図5のMOSトランジスタTR3のドレイン・ソース間の2本の縦線は、低しきい値電圧のMOSトランジスタであることを示している。
図6は、エンハンスメント形のnチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧Vgsに対するドレイン電流の特性を示す図である。
図6に示すように、エンハンスメント形のMOSトランジスタにおいては、例えば、ドレイン・ソース間を流れる電流Idsが1μAのときのゲート・ソース間電圧がしきい値電圧Vthとして定義される。図6からも明らかなように、ゲート・ソース間電圧Vgsがしきい値電圧Vth以下でもnチャネルMOSトランジスタのドレイン・ソース間には電流が流れる。
低しきい値電圧のnチャネルMOSトランジスタは、普通のしきい値電圧のnチャネルMOSトランジスタに比べてリーク電流が増加するという特性を持っている。そのため、図5に示す電圧供給回路13では、電源側にpチャネルMOSトランジスタTR2を挿入し、待機時にpチャネルMOSトランジスタTR2をオフ状態にすることでリーク電流を制限している。
以下、図5の電圧供給回路の待機時の動作を説明する。理解を容易にするために電源電圧vddが2Vの場合を例にとり説明する。この場合、待機時には、pチャネルMOSトランジスタTR2にゲート電圧Ulpとして2Vを印加し、nチャネルMOSトランジスタTR3にゲート電圧Vgとして0Vを印加する。
pチャネルMOSトランジスタTR2とnチャネルMOSトランジスタTR3の特性が同一で、オフ時の抵抗値がほぼ同じであるとすると、pチャネルMOSトランジスタTR2とnチャネルMOSトランジスタTR3の接続点aの電位は、電源電圧vdd(=2V)の1/2の1Vになる。
従って、pチャネルMOSトランジスタTR2のゲート・ソース間電圧VgsPは2−2=0Vとなり、nチャネルMOSトランジスタTR3のゲート・ソース間電圧VgsNは0−0=0Vとなる。
この場合、電源電圧vddからMOSトランジスタTR2及びTR3を介して負荷回路に流れるリーク電流は、低しきい値電圧のMOSトランジスタの方がリーク電流が大きいことから、通常のしきい値電圧を有するpチャネルMOSトランジスタTR2のゲート・ソース間電圧VgsP=0Vのときのリーク電流と等しくなる。
上述したような電圧供給回路のリーク電流を滅らすために、例えば、特許文献1には、低しきい値電圧のpチャネルMOSトランジスタを用いた電源スタンバイ回路の電流経路中にnチャネルMOSトランジスタを設け、そのnチャネルMOSトランジスタをオフさせることで、pチャネルMOSトランジスタのリーク電流を減らすことが記載されている。
また、特許文献2には、複数しきい値電圧のCMOS回路を用いたロジック回路において、高い動作速度と、低消費電力を実現する回路について記載されている。そのため、特許文献2の発明においては、複数しきい値電圧のCMOSロジック回路と電源線との間と、複数しきい値電圧のCMOSロジック回路と接地線との間に、それぞれ高しきい値電圧のMOSトランジスタを接続して、回路がスタンバイ状態となったなら、高しきい値電圧のMOSトランジスタをオフ状態にしてリーク電流を少なくすることが記載されている。
特開2002−314393号公報 特開2003−198354号公報
しかしながら、特許文献1、あるいは特許文献2の発明は、電源線または接地線と負荷回路の電流経路上にMOSトランジスタを挿入して、そのMOSトランジスクをオフすることでリーク電流を減らそうとするものであり、MOSトランジスタのリーク電流自体を減らすことを意図したものではない。
本発明の課題は、MOSトランジスタを使用した電圧供給回路の待機時のリーク電流を減らすことである。
本発明の半導体装置の電圧供給回路は、電源にドレインが接続されたnチャネルMOSトランジスタと、ソースがnチャネルMOSトランジスタのソースと接続され、ドレインが負荷に接続されるpチャネルMOSトランジスタとを有し、待機時に、pチャネルMOSトランジスタのゲートに電源線に供給される電源電位または電源電位以上の電位が印加され、nチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位または負電位が印加される。
この発明によれば、待機時に、pチャネルMOSトランジスタがカットオフ条件になるゲート・ソース間電圧より高い電圧のカットオフ条件で動作させることができるので、電圧供給回路のリーク電流を減らすことができる。例えば、低しきい値電圧のMOSトランジスタを使用した場合には、低い電源電圧を供給し、かつ待機時のリーク電流が少ない電圧供給回路を実現できる。
上記の発明の他の態様は、待機時に、前記pチャネルMOSトランジスタのゲートに電源電圧以上の電圧を印加し、前記nチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位または負電位を印加し、前記pチャネルMOSトランジスタとnチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間に、カットオフ条件になる前記nチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧がより低い電圧のカットオフ条件で実現される。
このように構成することで、pチャネルMOSトランジスタとnチャネルMOSトランジスタを、それらのMOSトランジスタのカットオフ条件になるゲート・ソース間電圧より高いまたは低い電圧のカットオフ条件で動作させることができるので、電圧供給回路の待機時のリーク電流を減らすことができる。
上記の電圧供給回路は、待機時に、前記pチャネルMOSトランジスタのゲートに電源電圧以上の電圧を印加し、前記nチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位または負電位を印加し、前記pチャネルMOSトランジスタのオン時のゲート・ソース間電圧とオフ時のゲート・ソース間電圧の差電圧の絶対値が大きくなるようにしても良い。
このようにすることでpチャネルMOSトランジスタを、カットオフ条件となるゲート・ソース間電圧がより高い電圧のカットオフ条件で動作させることができる。これにより、待機時の電圧供給回路のリーク電流を減らすことができる。
上記の電圧供給回路は、待機時に、前記pチャネルMOSトランジスタのゲートに電源電圧以上の電圧を印加し、前記nチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位または負電位を印加し、前記nチャネルMOSトランジスタのオン時のゲート・ソース間電圧とオフ時のゲート・ソース間電圧の差電圧の絶対値が大きくなるようにし、前記nチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間に、カットオフ条件となる前記nチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧がより低い電圧のカットオフ条件で実現される。
このように構成することで、待機時にnチャネルMOSトランジスタを、カットオフ条件となるゲート・ソース間電圧より低い電圧で動作させることができる。これにより、待機時の電圧供給回路のリーク電流を減らすことができる。、
上記の電圧供給回路は、前記nチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタの接続点の電位をVbとしたときに、前記pチャネルMOSトランジスタのゲートに電源電圧を印加し、前記pチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧が電源電圧と電圧Vbとの差電圧となるようにしてもよい。
上記の電圧供給回路は、前記nチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタの接続点の電位をVbとしたときに、前記nチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位を印加し、前記nチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧が0Vより電圧Vb分だけ低い電圧となるようにしてもよい。
上記の電圧供給回路の前記pチャネルMOSトランジスタのチャネル幅Wとチャネル長Lの比W/Lを、前記nチャネルMOSトランジスタによる電圧降下を補償するような値に設定しても良い。
このように構成することでnチャネルMOSトランジスタによる電圧降下を減らすとができる。
本発明によれば、待機時の電圧供給回路のリーク電流を減らすことができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、実施の形態の電圧供給回路21の回路図である。
この電圧供給回路21は、電源電圧vddにドレインが接続された低しきい低電圧のnチャネルMOSトランジスタTR11と、そのnチャネルMOSトランジスタTR11のソースとソースどうしが接続され、ドレインから負荷回路に電圧viiを供給するpチャネルMOSトランジスタTR12とからなる。pチャネルMOSトランジスタTR12は通常のしきい値電圧のトランジスタである。
ここで、電圧供給回路21の電源電圧vddが2Vで出力電圧viiが0Vとなる待機時の動作例を図2を参照して説明する。
pチャネルMOSトランジスタTR11とnチャネルMOSトランジスタTR12がオフ状態のときのnチャネルMOSトランジスタTR11とpチャネルMOSトランジスタTR12の接続点bの電位(Vb)は、両者のオフ時の抵抗値がほぼ等しいとすると約1Vとなる。
待機時には、電源側のnチャネルMOSトランジスタTR11のゲートにはゲート電圧Vgとして接地電位vss(=0V)レベルの電圧が印加される。
従って、このときのnチャネルMOSトランジスタTR11のゲート・ソース電圧VgsNoffは、VgsNoff=vss−Vb=0−1=−1Vとなる。
一方、nチャネルMOSトランジスタTR11をオンさせるときには、nチャネルMOSトランジスタTR11のゲートには電源電圧vdd以上が印加される。
オン時のnチャネルMOSトランジスタTR11のゲート・ソース間電圧VgsNonは、VgsNon=vdd−0=2.0−0=2.0Vとなる。
従って、図2の回路のnチャネルMOSトランジスタTR11のオン時のゲート・ソース間電圧VgsNonと、オフ時のゲート・ソース間電圧VgsNoffとの差電圧は、2.0−(−1)=3.0Vとなる。
他方、図5の従来の回路でnチャネルMOSトランジスタを従来のカットオフ電圧で動作させた場合、オン時のゲート・ソース間電圧VgsNonは2.0Vで、オフ時のゲート・ソース間電圧VgsNoffは0Vである。
従って、図5の回路のnチャネルMOSトランジスタのオン時とオフ時のゲート・ソース間電圧の差電圧は2.0Vとなる。
図2の回路を用いることでnチャネルMOSトランジスタのゲートには、オフ時に従来より深い逆バイアス電圧(−1V)が与えられるので、nチャネルMOSトランジスタTR11は、カットオフ条件になるnチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧より低い電圧のカットオフ条件で動作する。
これは、図2の回路のnチャネルMOSトランジスタのオン時とオフ時のゲート・ソース間電圧VgsNの差電圧が、図5の回路のnチャネルMOSトランジスタのオン時とオフ時のゲート・ソース間電圧の差電圧より絶対値で大きくなり、より大きな逆バイアス電圧がnチャネルMOSトランジスタTR11のゲート・ソース間に与えられるからである。
これにより、オフ時にnチャネルMOSトランジスタTR11のドレイン・ソース間に流れる電流は、従来の回路方式のカットオフ条件で動作している場合に比べて少なくなる。
pチャネルMOSトランジスタTR12についても同様であり、オフ時には、ゲートに電源電圧vddが印加されるので、オフ時のゲート・ソース間電圧VgsPoffは、VgsPoff=vdd−Vb=2−1=1Vとなる。
一方、pチャネルMOSトランジスタTR12をオンさせるときには、pチャネルMOSトランジスタTR11のゲートに接地電位が印加される。
オン時のpチャネルMOSトランジスタTR12のゲート・ソース間電圧VgsPonは、VgsPon=0−vdd=0−2=−2Vとなる。
従って、図2の回路のpチャネルMOSトランジスタTR12のオン時のゲート・ソース間電圧VgsPonと、オフ時のゲート・ソース間電圧VgsPoffとの差電圧は、−2−1=−3Vとなる。
他方、図5の回路でpチャネルMOSトランジスタを通常動作させた場合のオン時のゲート・ソース間電圧VgsPonは−2Vで、オフ時のゲート・ソース間電圧VgsPoffは0Vである。
従って、図5の回路のpチャネルMOSトランジスタのオン時とオフ時のゲート・ソース間電圧の差電圧は−2Vとなる。
図2の回路を用いることで、pチャネルMOSトランジスタTR12のゲートには、オフ時に通常より深い逆バイアス電圧(約1V)が与えられるので、pチャネルMOSトランジスタTR12は通常のカットオフ条件より高い電圧で動作する。
これは、図2の回路を用いることで、pチャネルMOSトランジスタのオン時とオフ時のゲート・ソース間電圧VgsPの差電圧が、通常動作しているPチャネルMOSトランジスタのオン時とオフ時のゲート・ソース間電圧の差電圧より絶対値で大きくなり、より大きな逆バイアス電圧がPチャネルMOSトランジスタTR12のゲート・ソース間に与えられるからである。
これにより、オフ時にpチャネルMOSトランジスタTR12のソース・ドレイン間に流れる電流は、従来の回路方式のカットオフ条件で動作している場合に比べて少なくなる。
従って、上述したような構成の電圧供給回路21を用いることで待機時に電源電圧vddから負荷回路に流れるリーク電流を減らすことができる。
ここで、従来の電圧供給回路と実施の形態の電圧供給回路のオン時の動作について説明する。
最初に、従来の電圧供給回路13のオン時の動作を図3を参照して説明する。電圧供給回路13のトランジスタをオン状態にして負荷回路に電圧を供給する場合には、電源側に接続されるpチャネルMOSトランジスタTR2のゲートに接地電位0Vを印加し、負荷側の低しきい値電圧のnチャネルMOSトランジスタTR3のゲートに電源電圧vdd=2.0Vを印加する必要がある。
オン時のpチャネルMOSトランジスタTR2のゲート・ソース間電圧VgsPonは、VgsPon=0−2=−2Vとなる。また、nチャネルMOSトランジスタTR3から負荷に供給する電圧をviiとすると、nチャネルMOSトランジスタTR3のゲート・ソース間電圧VgsNは、2.0V−Viiとなる。
オン時に、図1及び図2の回路に印加されるゲート電圧は図3と同様であり、電源側の低しきい値のnチャネルMOSトランジスタTR11のゲートに電源電圧vdd=2Vが印加され、負荷側のpチャネルMOSトランジスタTR12のゲートに接地電位が印加される。
ここで、実施の形態の電圧供給回路21と従来の電圧供給回路13のオン時の動作を比較してみると、図3の従来の電圧供給回路13は電源側にpチャネルMOSトランジスタTR2を接続しているので、オン時のpチャネルMOSトランジスタTR2のゲート・ソース間電圧VgsPonは、VgsPon=0−2=−2Vとなる。
これに対して、図1及び図2に示す電圧供給回路21のように、電源側に低しきい値電圧のnチャネルMOSトランジスタTR11を接続し、そのnチャネルMOSトランジスタTR11のソースにpチャネルMOSトランジスタTR12のソースを接続した場合には、接続点bの電圧VbはnチャネルMOSトランジスタTR11のしきい値電圧分低くなる。その結果、pチャネルMOSトランジスタTR12のゲート・ソース間に与えられる電圧VgsPonの絶対値が小さくなり、ソース電流が少なくなる。その結果、pチャネルMOSトランジスタTR12の出力電圧が低くなる。(この部分にマイナス点が出る。)
そのような理由から、従来の半導体装置の電圧供給回路の設計では、図3に示したように、電源側にpチャネルMOSトランジスタTR2を配置する回路が採用されていた。
本発明は、電源側に低しきい値電圧のnチャネルMOSトランジスタTR11を配置し、負荷側にpチャネルMOSトランジスタTR12を配置することで、pチャネルMOSトランジスタTR12とnチャネルMOSトランジスタTR11を、カットオフ条件になるpチャネルMOSトランジスタとnチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧より高い電圧または低い電圧のカットオフ条件で動作できるようにした。これにより、低電圧で駆動される半導体デバイスに利用でき、かつリーク電流の少ない電圧供給回路を実現することができる。
なお、pチャネルMOSトランジスタTR12のチャネル幅Wとチャネル長Lとの
比により決まる素子サイズを大きくして、オン時のnチャネルMOSトランジスタTR11による電圧降下を補償するようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、MOSトランジスタのゲートに接地電位を印加しているが、正の電源電圧と負の電源電圧を使用する場合には、ゲートに負の電圧を与えるようにしても良い。
本発明は、低しきい値電圧のMOSトランジスタを使用した回路に限らず、通常のしきい値電圧を有するMOSトランジスタを使用した電圧供給回路にも適用できる。
実施の形態の電圧供給回路の回路図である。 実施の形態の電圧供給回路の待機時の動作説明図である。 従来の電圧供給回路のオン時の動作説明図である。 従来の電圧供給回路の回路図(1)である。 従来の電圧供給回路の回路図(2)である。 MOSトランジスタの特性図である。
符号の説明
11、13 電圧供給回路
21 電圧供給回路
TR1 nチャネルMOSトランジスタ
TR2 pチャネルMOSトランジスタ
TR3 低しきい値電圧のnチャネルMOSトランジスタ
TR11 低しきい値電圧のnチャネルMOSトランジスタ
TR12 pチャネルMOSトランジスタ

Claims (7)

  1. 電源にドレインが接続されたnチャネルMOSトランジスタと、
    ソースが前記nチャネルMOSトランジスタのソースと接続され、ドレインが負荷に接続されpチャネルMOSトランジスタとを有し
    待機時に、前記pチャネルMOSトランジスタのゲートに前記電源線に供給される電源電位または前記電源電位以上の電が印加され、前記nチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位または負電位が印加される半導体装置の電圧供給回路。
  2. 待機時に、前記pチャネルMOSトランジスタのゲートに電源電以上の電を印加し、前記nチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位または負電位を印加し、pチャネルMOSトランジスタのオン時のゲート・ソース間電圧とオフ時のゲート・ソース間電圧の差電圧の絶対値が大きくなるようにし請求項1記載の半導体装置の電圧供給回路。
  3. 待機時に、前記pチャネルMOSトランジスタのゲートに電源電以上の電を印加し、前記nチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位または負電位を印加し、前記nチャネルMOSトランジスタのオン時のゲート・ソース間電圧とオフ時のゲート・ソース間電圧の差電圧の絶対値が大きくなるようにした請求項1または2記載の半導体装置の電圧供給回路。
  4. 前記nチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタの接続点の電位をVbとしたときに、待機時に前記pチャネルMOSトランジスタのゲートに電源電を印加し、前記pチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧が、電源電と電圧Vb分の差電圧となるようにした請求項1乃至のいずれか1項に記載の半導体装置の電圧供給回路。
  5. 前記nチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタの接続点の電位をVbとしたときに、待機時に前記nチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位を印加し、前記nチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間電圧が、0Vより電圧Vb分だけ低い電圧となるようにした請求項1乃至4のいずれか1項に記載の半導体装置の電圧供給回路。
  6. 待機時の前記nチャネルMOSトランジスタとpチャネルMOSトランジスタの接続点の電位をVbとしたときに、オン時に前記pチャネルMOSトランジスタのゲートに接地電位を印加し、オフ時に電源電vddを印加し、オン時のゲート・ソース間電圧(0−vdd)とオフ時のゲート・ソース間電圧(vdd−Vb)との差電圧の絶対値が大きくなるようにした請求項1または2記載の半導体装置の電圧供給回路。
  7. 前記pチャネルMOSトランジスタのチャネル幅Wとチャネル長Lの比W/Lを、前記nチャネルMOSトランジスタにおける電圧降下を補償するような値に設定した請求項1乃至6のいずれか1項に記載の半導体装置の電圧供給回路。
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