JP5005970B2 - 電圧制御回路及び電圧制御回路を有する半導体集積回路 - Google Patents

電圧制御回路及び電圧制御回路を有する半導体集積回路 Download PDF

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Description

本発明は、2つの入力電圧のいずれか1つを選択して出力する電圧制御回路及び電圧制御回路を有する半導体集積回路に関し、特にMOSトランジスタを使用した低電源電圧で駆動する半導体集積回路に使用される電圧制御回路に関する。
近年、半導体集積回路の低消費電力化を図るという観点から、半導体集積回路の電源電圧は低下する傾向にある。低い電源電圧でも回路を作動させることができるように、MOSトランジスタのしきい値電圧を低下させるという手法が使用されていた。しかし、このような手法では、前記MOSトランジスタをオフさせて遮断状態になるようにした際に該MOSトランジスタからのリーク電流が増大してしまうという問題があった。
このようなリーク電流の発生を防止するために、図22のような回路を使用したものがあった(例えば、特許文献1参照。)。
図22において、例えば、一対のNMOSトランジスタ111とPMOSトランジスタ112からなる制御回路101に制御信号selectを入力することにより、通常動作時には制御対象のNMOSトランジスタ102のサブストレートゲート(基板端子)をNMOSトランジスタ102のゲートに接続し、動作を停止するスタンバイ時にはNMOSトランジスタ102のサブストレートゲートをスタンバイ状態のために別途用意された電圧Vstbに接続する。このようにすることで、NMOSトランジスタ102のしきい値電圧が、通常動作時には小さく、スタンバイ時には大きくなるように設定することができ、通常動作時には低電圧動作を実現すると共に、スタンバイ時には低リーク電流化を実現していた。
特開2001−186007号公報
しかし、図22で示したような構成では、ゲート電圧Vgと電圧Vstb以外に制御信号selectが必要になり、制御信号selectを生成する回路を別途設けなければならず、回路が増大して集積化を行う際にチップ面積が増大し、コストが増大するという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、制御信号を使用せずに簡単な回路で、2つの入力電圧の内、いずれか大きい方又は小さい方の電圧を自動的に出力することができるため、制御信号を生成する回路を別途設ける必要がなくチップ面積を低減させてコストの低減を図ることができる電圧制御回路及び電圧制御回路を有する半導体集積回路を得ることを目的とする。
この発明に係る電圧制御回路は、第1入力端及び第2入力端に対応して入力された第1入力電圧及び第2入力電圧からいずれか1つを排他的に選択して出力端から出力する電圧制御回路において、
ソースが前記第1入力端に、ゲートが前記第2入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第1MOSトランジスタと、
ソースが前記第2入力端に、ゲートが前記第1入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第2MOSトランジスタと、
を備え、
前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、いずれか一方がエンハンスメント型のMOSトランジスタであり、他方がデプレッション型のMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧から、電圧値の大小関係が所定の条件を満たしたいずれか1つを排他的に自動選択して前記出力端から出力するものである。
具体的には、前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、それぞれPMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧のいずれか大きい方を自動的に選択して前記出力端から出力するようにした。
また具体的には、前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、それぞれNMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧のいずれか小さい方を自動的に選択して前記出力端から出力するようにした。
この場合、前記デプレッション型のMOSトランジスタのドレインと前記出力端との間に接続された過電流防止用の抵抗を有するようにしてもよい。
具体的には、前記第1入力電圧は正側電源電圧であり、前記第2入力電圧は該正側電源電圧を昇圧した昇圧電圧である。
また、前記第1入力電圧は負側電源電圧であり、前記第2入力電圧は該負側電源電圧を降圧した降圧電圧であるようにしてもよい。
また、この発明に係る半導体集積回路は、第1入力端及び第2入力端に対応して入力された第1入力電圧及び第2入力電圧からいずれか1つを排他的に選択して出力端から出力する電圧制御回路と、
該電圧制御回路の出力端がサブストレートゲートに接続された第3MOSトランジスタと、
を有し、
前記電圧制御回路は、
ソースが前記第1入力端に、ゲートが前記第2入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第1MOSトランジスタと、
ソースが前記第2入力端に、ゲートが前記第1入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第2MOSトランジスタと、
を備え、
前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、いずれか一方がエンハンスメント型のMOSトランジスタであり、他方がデプレッション型のMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧から、電圧値の大小関係が所定の条件を満たしたいずれか1つを排他的に自動選択して前記出力端から出力するものである。
更に、前記第3MOSトランジスタは、前記電圧制御回路の出力端がソースに接続されるようにしてもよい。
また、この発明に係る半導体集積回路は、第1入力端及び第2入力端に対応して入力された第1入力電圧及び第2入力電圧からいずれか1つを排他的に選択して出力端から出力する電圧制御回路と、
該電圧制御回路の出力端がソースに接続された第3MOSトランジスタと、
を有し、
前記電圧制御回路は、
ソースが前記第1入力端に、ゲートが前記第2入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第1MOSトランジスタと、
ソースが前記第2入力端に、ゲートが前記第1入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第2MOSトランジスタと、
を備え、
前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、いずれか一方がエンハンスメント型のMOSトランジスタであり、他方がデプレッション型のMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧から、電圧値の大小関係が所定の条件を満たしたいずれか1つを排他的に自動選択して前記出力端から出力するものである。
具体的には、前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、それぞれPMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧のいずれか大きい方を自動的に選択して前記出力端から出力するようにした。
また具体的には、前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、それぞれNMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧のいずれか小さい方を自動的に選択して前記出力端から出力するようにした。
この場合、前記デプレッション型のMOSトランジスタのドレインと前記出力端との間に接続された過電流防止用の抵抗を有するようにしてもよい。
具体的には、前記第1入力電圧は正側電源電圧であり、前記第2入力電圧は該正側電源電圧を昇圧した昇圧電圧である。
また、前記第1入力電圧は負側電源電圧であり、前記第2入力電圧は該負側電源電圧を降圧した降圧電圧であるようにしてもよい。
本発明の電圧制御回路及び電圧制御回路を有する半導体集積回路によれば、前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、前記第1入力電圧及び第2入力電圧から、電圧値の大小関係が所定の条件を満たしたいずれか1つを排他的に自動選択して前記出力端から出力するようにした。このことから、制御信号を使用せずに簡単な回路で、2つの入力電圧の内、いずれか大きい方又は小さい方の電圧を自動的に出力することができるため、制御信号を生成する回路を別途設ける必要がなくチップ面積を低減させてコストの低減を図ることができる。
次に、図面に示す実施の形態に基づいて、本発明を詳細に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、本発明の第1の実施の形態における電圧制御回路の回路例を示した図である。
図1において、電圧制御回路1は、2つの入力端INp1及びINp2に対応して入力された入力電圧Vp1及びVp2の内、いずれか電圧の大きい方を自動的に選択して出力端OUTpから出力電圧Vopとして出力する。
電圧制御回路1は、2つのエンハンスメント型のPMOSトランジスタP1及びP2で構成されており、PMOSトランジスタP1のソースとPMOSトランジスタP2のゲートがそれぞれ入力端INp1に接続されている。また、PMOSトランジスタP1のゲートとPMOSトランジスタP2のソースがそれぞれ入力端INp2に接続され、PMOSトランジスタP1及びP2の各ドレインと各サブストレートゲートはそれぞれ出力端OUTpに接続されている。なお、PMOSトランジスタP1は第1MOSトランジスタを、PMOSトランジスタP2は第2MOSトランジスタを、入力端INp1は第1入力端を、入力端INp2は第2入力端をそれぞれなす。
このような構成において、PMOSトランジスタP1及びP2のしきい値電圧をそれぞれVthpとすると、しきい値電圧Vthpは負電圧であり、Vp1≧(Vp2−Vthp)の状態ではPMOSトランジスタP1がオンしてPMOSトランジスタP2がオフする。また、Vp2≧(Vp1−Vthp)の状態ではPMOSトランジスタP1がオフしてPMOSトランジスタP2がオンする。これを図に表すと、図2のようになり、Vp1≧(Vp2−Vthp)すなわちVp2≦(Vp1+Vthp)のときはVop=Vp1になり、Vp2≧(Vp1−Vthp)のときはVop=Vp2になる。
一方、(Vp1+Vthp)<Vp2<(Vp1−Vthp)の領域では、PMOSトランジスタP1及びP2は共にオフするが、PMOSトランジスタP1及びP2の各ゲートには、入力電圧Vp1及びVp2が対応して入力されているため、出力電圧Vopは、最低でも、
Vop=Vp1−Vthp(Vp1≧Vp2)
Vop=Vp2−Vthp(Vp2≧Vp1)
になる。
しかし厳密には、サブスレッショルド領域においてもPMOSトランジスタは完全に遮断状態にならずリーク電流が発生するため、(Vp1+Vthp)<Vp2<(Vp1−Vthp)の領域では、出力電圧Vopは、入力電圧Vp1及び入力電圧Vp2のいずれか大きい方の電圧に近くなる。したがって、出力電圧Vopは、図3の実線で示しているように入力電圧Vp1及び入力電圧Vp2のいずれか大きい方の電圧になるが、(Vp1+Vthp)<Vp2<(Vp1−Vthp)の領域では、PMOSトランジスタP1及びP2の電流駆動能力は小さい。
ここで、PMOSトランジスタP1及びP2が共にオフしてしまう状態の発生を防止するために、図4で示すように、PMOSトランジスタP1又はP2のいずれか一方にデプレッション型のMOSトランジスタを使用すればよく、図4では、PMOSトランジスタP1にデプレッション型のPMOSトランジスタを使用した場合を例にして示している。
図4において、PMOSトランジスタP1のしきい値電圧をVthdpとすると、PMOSトランジスタP1及びP2が共にオフする領域は、(Vp1+Vthdp)<Vp2<(Vp1−Vthp)になる。しかし、しきい値電圧Vthdpが正電圧であることから、(Vp1+Vthdp)の値は(Vp1−Vthp)の値に近くなる。なお、PMOSトランジスタP1及びP2が同時にオンした場合、入力電圧Vp1と入力電圧Vp2が短絡することから、図5で示すように、図4のPMOSトランジスタP1のドレインと出力端OUTpとの間に保護用の抵抗R1を挿入すればよい。なお、抵抗R1は過電流防止用の抵抗をなす。
前記説明では、PMOSトランジスタを使用した場合を例にして説明したが、NMOSトランジスタを使用してもよく、この場合、図1は図6のようになる。
図6において、電圧制御回路1aは、2つの入力端INn1及びINn2に対応して入力された入力電圧Vn1及びVn2の内、いずれか電圧の小さい方を自動的に選択して出力端OUTnから出力電圧Vonとして出力する。
電圧制御回路1aは、2つのエンハンスメント型のNMOSトランジスタN1及びN2で構成されており、NMOSトランジスタN1のソースとNMOSトランジスタN2のゲートがそれぞれ入力端INn1に接続されている。また、NMOSトランジスタN1のゲートとNMOSトランジスタN2のソースがそれぞれ入力端INn2に接続され、NMOSトランジスタN1及びN2の各ドレインと各サブストレートゲートはそれぞれ出力端OUTnに接続されている。なお、NMOSトランジスタN1は第1MOSトランジスタを、NMOSトランジスタN2は第2MOSトランジスタを、入力端INn1は第1入力端を、入力端INn2は第2入力端をそれぞれなす。
このような構成において、NMOSトランジスタN1及びN2のしきい値電圧をそれぞれVthnとすると、しきい値電圧Vthnは正電圧であり、Vn1≦(Vn2−Vthn)の状態ではNMOSトランジスタN1がオンしてNMOSトランジスタN2がオフする。また、Vn2≦(Vn1−Vthn)の状態ではNMOSトランジスタN1がオフしてNMOSトランジスタN2がオンする。これを図に表すと、図7のようになり、Vn1≦(Vn2−Vthp)すなわちVn2≧(Vn1+Vthp)のときはVon=Vn1になり、Vn2≦(Vn1−Vthn)のときはVon=Vn2になる。
また、サブスレッショルド領域においてもNMOSトランジスタは完全に遮断状態にならずリーク電流が発生するため、(Vn1−Vthn)<Vn2<(Vn1+Vthn)の領域では、出力電圧Vonは、入力電圧Vn1及び入力電圧Vn2のいずれか小さい方の電圧に近くなる。したがって、出力電圧Vonは、図8の実線で示しているように入力電圧Vn1及び入力電圧Vn2のいずれか小さい方の電圧になるが、(Vn1−Vthn)<Vn2<(Vn1+Vthn)の領域では、NMOSトランジスタN1及びN2の電流駆動能力は小さい。
なお、NMOSトランジスタN1及びN2が共にオフしてしまう状態の発生を防止するために、図4で示した場合と同様に、NMOSトランジスタN1又はN2のいずれか一方にデプレッション型のMOSトランジスタを使用するようにしてもよい。この場合、NMOSトランジスタN1及びN2が同時にオンしたときに、入力電圧Vn1と入力電圧Vn2が短絡することから、図5で示した場合と同様に、デプレッション型NMOSトランジスタのドレインと出力端OUTnとの間に保護用の抵抗を挿入すればよい。
次に、図9〜図12は、図1又は図6で示した電圧制御回路の使用例を示した図である。なお、図9〜図12では、MOSトランジスタのサブストレートゲートに図1又は図6の電圧制御回路からの出力電圧を供給する場合を例にして示しており、該MOSトランジスタはNMOSトランジスタであってもよいしPMOSトランジスタであってもよい。
図9〜図12では、MOSトランジスタの基板バイアス効果によるしきい値電圧の変動を利用していることから、まずMOSトランジスタにおける基板バイアス効果について説明する。
基板バイアス効果とは、サブストレートゲートとソースとの電圧差がMOSトランジスタのしきい値電圧に影響を及ぼす現象であり、図13に示すPMOSトランジスタにおいて、サブストレートゲートとソースとの間の電圧Vbsが0未満である場合、電圧Vbsが0のときと比較して、PMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値が小さくなる。逆に電圧Vbsが0を超えている場合、電圧Vbsが0のときよりもPMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値は大きくなる。
このことは、NMOSトランジスタについても同様であり、図14に示すNMOSトランジスタにおいて、サブストレートゲートとソースとの間の電圧Vbsが0未満である場合、電圧Vbsが0のときと比較して、NMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値が大きくなる。逆に電圧Vbsが0を超えている場合、電圧Vbsが0のときよりもNMOSトランジスタのしきい値電圧の絶対値は小さくなる。
基板バイアス効果を作り出すためには、MOSトランジスタのソース及びサブストレートゲートに印加される電圧を制御する必要がある。図9〜図12では、該電圧制御を行うために図1又は図6で示した電圧制御回路を使用している。
図9では、図1又は図6で示した電圧制御回路を使用してMOSトランジスタのサブストレートゲートに電圧供給を行う場合を示しており、図10では、図1又は図6で示した電圧制御回路を使用してMOSトランジスタのソースに電圧供給を行う場合を示している。また、図11では、図1又は図6で示した各電圧制御回路を使用してMOSトランジスタのサブストレートゲート及びソースに対応して電圧供給を行う場合を示しており、図12では、図1又は図6で示した1つの電圧制御回路からMOSトランジスタのサブストレートゲート及びソースにそれぞれ同じ電圧を供給する場合を示している。
図15は、図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の回路例を示した図である。なお、図15では、図1及び図6と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図15の回路は、入力端INに入力された入力信号の信号レベルを反転させて出力端OUTに出力するインバータをなしている。
図15において、入力電圧Vp1とVn1との間にPMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12が直列に接続され、PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12との接続部は出力端OUTに接続されている。また、PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12の各ゲートは接続され、該接続部が入力端INに接続されている。PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートには電圧制御回路1からの出力電圧Vopが、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートには電圧制御回路1aからの出力電圧Vonがそれぞれ入力されている。
このような構成において、通常動作から、動作を停止して低消費電流動作を行うスタンバイ状態に移行させるために、Vp2>Vp1及びVn1>Vn2になるように各入力電圧が設定されている。Vp2≧Vp1−VthpになるとVop=Vp2になり、Vn2≦Vn1−VthnになるとVon=Vn2になる。このため、PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートとソースとの間の電圧VbspがVbsp=Vp2−Vp1>0になり、PMOSトランジスタ11のしきい値電圧の絶対値が大きくなる。また、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートとソースとの間の電圧VbsnがVbsn=Vn2−Vn1<0になり、NMOSトランジスタ12においてもしきい値電圧の絶対値が大きくなる。したがって、スタンバイ状態では、PMOSトランジスタ11及びNMOSトランジスタ12から流れるリーク電流を抑制することができる。
図16は、図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。なお、図16では、図15と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図16の回路は、図15と同様、入力端INに入力された入力信号の信号レベルを反転させて出力端OUTに出力するインバータをなしている。図16における図15との相違点は、PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートに電圧制御回路1aの出力電圧Vonを入力し、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートに電圧制御回路1の出力電圧Vopを入力するようにしたことにある。
図16において、入力電圧Vn1とVp1との間にPMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12が直列に接続され、PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12との接続部は出力端OUTに接続されている。
また、PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12の各ゲートが接続され、該接続部が入力端INに接続されている。PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートには電圧制御回路1aからの出力電圧Vonが、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートには電圧制御回路1からの出力電圧Vopがそれぞれ入力されている。なお、このようにした場合、電圧制御回路1におけるPMOSトランジスタP1及びP2の各サブストレートゲートには、それぞれ入力電圧Vn1が入力され、電圧制御回路1aにおけるNMOSトランジスタN1及びN2の各サブストレートゲートには、それぞれ入力電圧Vp1が入力されている。
このような構成において、Vp1>Vp2及びVn2>Vn1になるように各入力電圧が設定されている。このため、PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートとソースとの間の電圧VbspがVbsp=Vp2−Vp1<0になり、PMOSトランジスタ11のしきい値電圧の絶対値が小さくなる。また、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートとソースとの間の電圧VbsnがVbsn=Vn2−Vn1>0になり、NMOSトランジスタ12においてもしきい値電圧の絶対値が小さくなる。したがって、通常動作時のPMOSトランジスタ11及びNMOSトランジスタ12の電流駆動能力を大きくすることができる。
図17は、図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。なお、図17では、図15と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図17の回路は、図15と同様、入力端INに入力された入力信号の信号レベルを反転させて出力端OUTに出力するインバータをなしている。図17における図15との相違点は、PMOSトランジスタ11のソースに電圧制御回路1の出力電圧Vopを入力し、NMOSトランジスタ12のソースに電圧制御回路1aの出力電圧Vonを入力するようにしたことにあり、更に、PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートには入力電圧Vp1が、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートには入力電圧Vn1がそれぞれ入力されるようにしたことにある。
図17において、電圧制御回路1からの出力電圧Vopと電圧制御回路1aからの出力電圧Vonとの間にPMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12が直列に接続され、PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12との接続部は出力端OUTに接続されている。また、PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12の各ゲートが接続され、該接続部が入力端INに接続されている。PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートには入力電圧Vp1が、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートには入力電圧Vn1がそれぞれ入力されている。
このような構成において、Vp2>Vp1及びVn1>Vn2になるように各入力電圧が設定されている。このため、PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートとソースとの間の電圧VbspがVbsp=Vp1−Vp2<0になり、PMOSトランジスタ11のしきい値電圧の絶対値が小さくなる。また、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートとソースとの間の電圧VbsnがVbsn=Vn1−Vn2>0になり、NMOSトランジスタ12においてもしきい値電圧の絶対値が小さくなる。したがって、通常動作時のPMOSトランジスタ11及びNMOSトランジスタ12の電流駆動能力を大きくすることができる。また、図17の回路では、PMOSトランジスタ11及びNMOSトランジスタ12からなるインバータに供給される電源電圧の絶対値を大きくすることができる。
図18は、図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。なお、図18では、図17と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図18の回路は、図17と同様、入力端INに入力された入力信号の信号レベルを反転させて出力端OUTに出力するインバータをなしている。図18における図17との相違点は、PMOSトランジスタ11のソースに電圧制御回路1aの出力電圧Vonを入力し、NMOSトランジスタ12のソースに電圧制御回路1の出力電圧Vopを入力するようにしたことにある。
図18において、電圧制御回路1aからの出力電圧Vonと電圧制御回路1からの出力電圧Vopとの間にPMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12が直列に接続され、PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12との接続部は出力端OUTに接続されている。また、PMOSトランジスタ11とNMOSトランジスタ12の各ゲートが接続され、該接続部が入力端INに接続されている。PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートには入力電圧Vn1が、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートには入力電圧Vp1がそれぞれ入力されている。なお、このようにした場合、電圧制御回路1におけるPMOSトランジスタP1及びP2の各サブストレートゲートには、それぞれ入力電圧Vn1が入力され、電圧制御回路1aにおけるNMOSトランジスタN1及びN2の各サブストレートゲートには、それぞれ入力電圧Vp1が入力されている。
このような構成において、Vp1>Vp2及びVn2>Vn1になるように各入力電圧が設定されている。このため、PMOSトランジスタ11のサブストレートゲートとソースとの間の電圧VbspがVbsp=Vp1−Vp2>0になり、PMOSトランジスタ11のしきい値電圧の絶対値が大きくなる。また、NMOSトランジスタ12のサブストレートゲートとソースとの間の電圧VbsnがVbsn=Vn1−Vn2<0になり、NMOSトランジスタ12においてもしきい値電圧の絶対値が大きくなる。更に、PMOSトランジスタ11及びNMOSトランジスタ12からなるインバータに供給される電源電圧を小さくすることができる。これらのことから、PMOSトランジスタ11及びNMOSトランジスタ12から流れるリーク電流を抑制することができる。
通常、半導体集積回路では、MOSトランジスタのソースとサブストレートゲートが接続される場合が多いことから、図15を図19のように、図16を図20のようにそれぞれしてもよい。図19及び図20の場合、基板バイアス効果の影響はなくなってしまうが、電源電圧の切り替えによるPMOSトランジスタ11及びNMOSトランジスタ12の駆動能力増加及びリーク電流低減の効果を得ることができる。
一方、内部に昇圧回路や負電圧発生回路を持たないMOS型半導体集積回路においては、内部にかかる電圧の範囲は正側電源電圧から負側電源電圧までの範囲である。このため、PMOSトランジスタのサブストレートゲートを半導体集積回路内で最も大きい電圧である正側電源電圧に接続すると共に、NMOSトランジスタのサブストレートゲートを半導体集積回路内で最も小さい電圧である負側電源電圧に接続することにより、MOSトランジスタの寄生ダイオードに逆方向のバイアスをかけて素子分離を行うと同時に、MOSトランジスタに寄生するバイポーラトランジスタをオフ状態にすることでラッチアップを防止していた。
これに対して、昇圧回路や負電圧発生回路を有するMOS型半導体集積回路においては、昇圧回路の出力電圧は正側電源電圧よりも大きい電圧であり、負電圧発生回路の出力電圧は負側電源電圧よりも小さい電圧である。このため、PMOSトランジスタのサブストレートゲートを正側電源電圧に、NMOSトランジスタのサブストレートゲートを負側電源電圧に接続したとしても、素子分離とラッチアップ防止が行えるとは限らなかった。この場合、PMOSトランジスタのサブストレートゲートを昇圧回路の出力端に、NMOSトランジスタのサブストレートゲートを負電圧発生回路の出力端に接続していた。
しかし、昇圧回路や負電圧発生回路を有するMOS型半導体集積回路において、昇圧回路は正側電源電圧を電源にして作動する回路であり、例えば、昇圧回路の動作を制御信号等によって制御する場合、昇圧回路が動作を開始してから昇圧回路の出力電圧が正側電源電圧を上回るまでに時間を要することから、昇圧回路から正側電源電圧以上の電圧が出力されない場合があった。昇圧回路の出力電圧が正側電源電圧を下回り、昇圧回路の出力端にサブストレートゲートが接続されたPMOSトランジスタにおいて、ソース及びドレインにサブストレートゲートの電圧を上回る電圧が印加されると、寄生ダイオードに順方向バイアスが加えられ、該ソース及びドレインからサブストレートゲートにリーク電流が流れるという問題があった。
このことは、NMOSトランジスタに対しても同様であり、負電圧発生回路の出力電圧が負側電源電圧を上回った場合、負電圧発生回路の出力端にサブストレートゲートが接続されたNMOSトランジスタにおいて、ソース及びドレインにサブストレートゲートの電圧を下回る電圧が印加されると、ソース及びドレインからサブストレートゲートにリーク電流が流れるという問題があった。
そこで、図21は、図1の電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。図21では、昇圧回路を有する半導体集積回路に形成されたトランスミッションゲートを構成するPMOSトランジスタのサブストレートゲートに図1の電圧制御回路1からの出力電圧Vopを入力する場合を例にして示している。なお、図21では、図1と同じもの又は同様のものは同じ符号で示している。
図21において、PMOSトランジスタ21及びNMOSトランジスタ22が並列に接続されており、NMOSトランジスタ22のサブストレートゲートは接地電圧に接続されている。PMOSトランジスタ21のサブストレートゲートには、電圧制御回路1からの出力電圧Vopが入力されている。
このような構成において、入力電圧Vp1及びVp2として、正側電源電圧及び昇圧回路の出力電圧を対応して入力することにより、PMOSトランジスタ21のサブストレートゲートには、正側電源電圧及び昇圧回路の出力電圧のいずれか大きい方の電圧が、電圧制御回路1から入力される。PMOSトランジスタ21のドレイン及びソースの各電圧は正側電源電圧と昇圧回路の出力電圧を超えることはないことから、PMOSトランジスタ21の寄生ダイオードによるリーク電流を防止することができる。
なお、図21において、NMOSトランジスタ22のサブストレートゲートを接地電圧に接続しているが、負電圧発生回路を有している場合は、NMOSトランジスタ22のサブストレートゲートに電圧制御回路1aの出力電圧Vonを入力するようにすればよい。また、負電圧発生回路を有する半導体集積回路の場合、図21のPMOSトランジスタ21のサブストレートゲートを正側電源電圧に接続すると共に、NMOSトランジスタ22のサブストレートゲートに電圧制御回路1aの出力電圧Vonを入力すればよい。これらの場合、入力電圧Vn1及びVn2として、負側電源電圧及び負電圧発生回路の出力電圧を対応して入力するようにすればよい。
また、図15から図21では、図1の電圧制御回路1及び図6の電圧制御回路1aを使用した場合を例にして示したが、図1の電圧制御回路1の代わりに図4又は図5の電圧制御回路を使用してもよく、図6の電圧制御回路1aの代わりに一方のNMOSトランジスタをデプレッション型のMOSトランジスタを使用した電圧制御回路、又は該デプレッション型のMOSトランジスタのドレインと出力端OUTpとの間に過電流保護用の抵抗を挿入した電圧制御回路を使用してもよい。
このように、本第1の実施の形態における電圧制御回路は、2つのPMOSトランジスタP1及びP2で構成され、PMOSトランジスタP1のソースとPMOSトランジスタP2のゲートがそれぞれ入力端INp1に接続されると共に、PMOSトランジスタP1のゲートとPMOSトランジスタP2のソースがそれぞれ入力端INp2に接続され、PMOSトランジスタP1及びP2の各ドレインと各サブストレートゲートがそれぞれ出力端OUTpに接続されるようにした。このことから、制御信号を使用せずに簡単な回路で、入力された2つの入力電圧の内、いずれか大きい方の電圧を自動的に出力することができる。
また、2つのNMOSトランジスタN1及びN2で構成するようにしてもよく、この場合、NMOSトランジスタN1のソースとNMOSトランジスタN2のゲートがそれぞれ入力端INn1に接続されると共に、NMOSトランジスタN1のゲートとNMOSトランジスタN2のソースがそれぞれ入力端INn2に接続され、NMOSトランジスタN1及びN2の各ドレインと各サブストレートゲートはそれぞれ出力端OUTnに接続されるようにした。このことから、制御信号を使用せずに簡単な回路で、入力された2つの入力電圧の内、いずれか小さい方の電圧を自動的に出力することができる。
本発明の第1の実施の形態における電圧制御回路の回路例を示した図である。 図1の電圧制御回路の動作特性例を示した図である。 図1の電圧制御回路の他の動作特性例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における電圧制御回路の他の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における電圧制御回路の他の回路例を示した図である。 本発明の第1の実施の形態における電圧制御回路の他の回路例を示した図である。 図6の電圧制御回路の動作特性例を示した図である。 図6の電圧制御回路の他の動作特性例を示した図である。 電圧制御回路の使用例を示した図である。 電圧制御回路の他の使用例を示した図である。 電圧制御回路の他の使用例を示した図である。 電圧制御回路の他の使用例を示した図である。 PMOSトランジスタを示した図である。 NMOSトランジスタを示した図である。 図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の回路例を示した図である。 図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。 図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。 図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。 図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。 図1及び図6の各電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。 図1の電圧制御回路を使用した半導体集積回路の他の回路例を示した図である。 従来の電圧制御回路の回路例を示した図である。
符号の説明
1,1a 電圧制御回路
P1,P2,11,21 PMOSトランジスタ
N1,N2,12,22 NMOSトランジスタ
R1 抵抗

Claims (14)

  1. 第1入力端及び第2入力端に対応して入力された第1入力電圧及び第2入力電圧からいずれか1つを排他的に選択して出力端から出力する電圧制御回路において、
    ソースが前記第1入力端に、ゲートが前記第2入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第1MOSトランジスタと、
    ソースが前記第2入力端に、ゲートが前記第1入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第2MOSトランジスタと、
    を備え、
    前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、いずれか一方がエンハンスメント型のMOSトランジスタであり、他方がデプレッション型のMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧から、電圧値の大小関係が所定の条件を満たしたいずれか1つを排他的に自動選択して前記出力端から出力することを特徴とする電圧制御回路。
  2. 前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、それぞれPMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧のいずれか大きい方を自動的に選択して前記出力端から出力することを特徴とする請求項1記載の電圧制御回路。
  3. 前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、それぞれNMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧のいずれか小さい方を自動的に選択して前記出力端から出力することを特徴とする請求項1記載の電圧制御回路。
  4. 前記デプレッション型のMOSトランジスタのドレインと前記出力端との間に接続された過電流防止用の抵抗を有することを特徴とする請求項1、2又は3記載の電圧制御回路。
  5. 前記第1入力電圧は正側電源電圧であり、前記第2入力電圧は該正側電源電圧を昇圧した昇圧電圧であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の電圧制御回路。
  6. 前記第1入力電圧は負側電源電圧であり、前記第2入力電圧は該負側電源電圧を降圧した降圧電圧であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の電圧制御回路。
  7. 第1入力端及び第2入力端に対応して入力された第1入力電圧及び第2入力電圧からいずれか1つを排他的に選択して出力端から出力する電圧制御回路と、
    該電圧制御回路の出力端がサブストレートゲートに接続された第3MOSトランジスタと、
    を有し、
    前記電圧制御回路は、
    ソースが前記第1入力端に、ゲートが前記第2入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第1MOSトランジスタと、
    ソースが前記第2入力端に、ゲートが前記第1入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第2MOSトランジスタと、
    を備え、
    前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、いずれか一方がエンハンスメント型のMOSトランジスタであり、他方がデプレッション型のMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧から、電圧値の大小関係が所定の条件を満たしたいずれか1つを排他的に自動選択して前記出力端から出力することを特徴とする半導体集積回路。
  8. 前記第3MOSトランジスタは、前記電圧制御回路の出力端がソースに接続されること特徴とする請求項7記載の半導体集積回路。
  9. 第1入力端及び第2入力端に対応して入力された第1入力電圧及び第2入力電圧からいずれか1つを排他的に選択して出力端から出力する電圧制御回路と、
    該電圧制御回路の出力端がソースに接続された第3MOSトランジスタと、
    を有し、
    前記電圧制御回路は、
    ソースが前記第1入力端に、ゲートが前記第2入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第1MOSトランジスタと、
    ソースが前記第2入力端に、ゲートが前記第1入力端に、ドレインが前記出力端にそれぞれ接続された第2MOSトランジスタと、
    を備え、
    前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、いずれか一方がエンハンスメント型のMOSトランジスタであり、他方がデプレッション型のMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧から、電圧値の大小関係が所定の条件を満たしたいずれか1つを排他的に自動選択して前記出力端から出力することを特徴とする半導体集積回路。
  10. 前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、それぞれPMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧のいずれか大きい方を自動的に選択して前記出力端から出力することを特徴とする請求項7、8又は9記載の半導体集積回路。
  11. 前記第1MOSトランジスタ及び第2MOSトランジスタは、それぞれNMOSトランジスタであり、前記第1入力電圧及び第2入力電圧のいずれか小さい方を自動的に選択して前記出力端から出力することを特徴とする請求項7、8又は9記載の半導体集積回路。
  12. 前記デプレッション型のMOSトランジスタのドレインと前記出力端との間に接続された過電流防止用の抵抗を有することを特徴とする請求項7、8、9、10又は11記載の半導体集積回路。
  13. 前記第1入力電圧は正側電源電圧であり、前記第2入力電圧は該正側電源電圧を昇圧した昇圧電圧であることを特徴とする請求項7、8、9、10、11又は12記載の半導体集積回路。
  14. 前記第1入力電圧は負側電源電圧であり、前記第2入力電圧は該負側電源電圧を降圧した降圧電圧であることを特徴とする請求項7、8、9、10、11又は12記載の半導体集積回路。
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