JP2680278B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2680278B2
JP2680278B2 JP7005452A JP545295A JP2680278B2 JP 2680278 B2 JP2680278 B2 JP 2680278B2 JP 7005452 A JP7005452 A JP 7005452A JP 545295 A JP545295 A JP 545295A JP 2680278 B2 JP2680278 B2 JP 2680278B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、特に
半導体装置の少なくとも一部の回路で使用する内部電源
電圧を発生する電圧変換回路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体素子の微細化に伴う耐圧の
低下が問題になってきた。この問題は電源電圧を下げれ
ば解決できるが、これは外部インタフェースの関係で必
ずしも好ましくない。そこで、外部から印加する電源電
圧は従来のまま(たとえばTTLコンパチブルの場合は
5V)としておき、それよりも低い電圧(たとえば3
V)の内部電源を半導体装置内で作るという方法が提案
されている。外部電源から内部電源を発生するための電
圧変換回路については、たとえば特願昭57−2200
83において論じられている。図15(a)に、上記特
許出願において提案されている回路を示す。この回路
は、外部電源Vccから内部電源VLを発生する回路であ
り、Rは抵抗素子、BL0,BL1は上記特許出願におい
て「基本回路」と呼ばれている回路である。「基本回
路」はAC間の電圧が所定の電圧(以下オン電圧とい
う)以下のときはBC間が非導通、所定の電圧以上のと
きはBC間が導通するような回路である。図15(b)
は、上記特許出願に記載されている「基本回路」の実現
例である。
【0003】この回路の特性を図15(c)に示す。外
部電源電圧VccがVP0(VP0は基本回路BL0のオン電
圧)以下のときは、BL0,BL1ともに非導通状態であ
るので出力電圧VLはVccに等しい。VccがVP0を越え
るとBL0が導通状態になるので、VLは抵抗素子RとB
0のオン抵抗R0との比で定まる。したがってVLのV
cc依存性(傾きm)は図に示すように1より小さくな
る。さらにVccが上昇してVcc−VLがVP1(VP1は基
本回路BL1のオン電圧)を越えると、BL1が導通状態
になり、抵抗RにBL1のオン抵抗R1が並列に接続され
る。したがって、VLのVcc依存性(傾きm′)はmよ
りも大きくなる。
【0004】すなわち、VLのVcc依存性として、点P
およびP′において折れ曲った特性が得られる。点P,
P′におけるVccの値は、 V0=VP0 …(1) V0′=VP0+VP1/(1−m) …(2) である。また、傾きm,m′は、 m=R0/(R+R0) …(3) m′=R0/{RR1/(R+R1)+R0} …(4) である。
【0005】本回路の利点は、Vcc依存性が小さい第1
の電圧と、上記第1の電圧よりVcc依存性が大きい第2
の電圧とを発生することができることにある。その結
果、以下に説明するように、内部電源VLで動作する回
路(以下、内部回路と略す)の電圧エージングが可能と
なる。電圧エージングとは、半導体装置の出荷前に、電
源端子に通常動作時よりも高い電圧を印加して不良とな
ったものを除去することであり、出荷後の初期不良低減
に有効な手法である。内部回路の電圧エージングを可能
にするためには、通常動作時の外部電源電圧VccがV0
とV0′の間にあり、エージング時のVccがV0′より高
くなるように、V0,V0′を設計しておけばよい。こう
すれば、通常動作時にはVLのVcc依存性mが小さいの
で、Vccが変動しても内部回路の動作は安定になる。ま
た、エージング時にはVLのVcc依存性m′が大きいの
で、通常動作時よりも十分高いVLが内部回路に印加さ
れ、内部回路の電圧エージングが行われる。この時、V
CCで動作する回路にも通常動作時より十分高い電圧が印
加されるので、これらの回路の電圧エージングも同時に
行われている。尚、電圧エージングに関しては他に特開
昭62−232155号公報に記載された発明がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の問題点
は、前述したVcc依存性が小さい第1の電圧と、上記第
1の電圧よりVcc依続性が大きい第2の電圧とを独立に
設計できないことにある。すなわち、上記第2の電圧
は、上記第1の電圧を発生する回路の特性に左右され
る。その結果、内部電源の通常動作時の電圧と電圧エー
ジング時の電圧とを独立に設定できない。たとえば図1
5(a)の回路ではVcc依存性が小さい第1の電圧はB
0によって定まり、上記第1の電圧よりVcc依存性が
大きい第2の電圧はBL0およびBL1によって定まる。
そのため、上記第1の電圧を変えるためにBL0を変更
すると上記第2の電圧も同時に変わってしまう。上記第
2の電圧のVccに対する特性を決めるパラメータm′,
0′は式(1)〜(4)より、 m′=(R+R1)/(R1/m+R) …(5) V0′=V0+VP1/(1−m) …(6) である。これらの式から明らかなように、上記第2の電
圧のVccに対する特性を決めるパラメータm′,V0
が、上記第1の電圧のVccに対する特性を決めるパラメ
ータであるm,V0に依存する。したがって、上記第1
の電圧の設定値を変更するためにBL0の設定変更を行
うと、BL1も設定し直さなければならない。本発明の
目的は、上記第1の電圧と、上記第2の電圧とを独立に
設定できる電圧変換回路を有する半導体装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、電圧変換回路は外部電源電圧が第1の
所定の電圧よりも高いとき外部電源電圧依存性が小さい
第1の電圧を発生する第1の電圧発生回路と、上記第1
の電圧よりも外部電源電圧依存性の大きい第2の電圧を
発生する第2の電圧発生回路と、節点と上記外部電源電
圧との間にそのソース・ドレイン経路が設けられた第2
及び第3のMOSトランジスタと、その出力が第2のM
OSトランジスタのゲートに接続された第1の差動増幅
器と、その出力が第3のMOSトランジスタのゲートに
接続された第2の差動増幅器とを有し、上記第1の差動
増幅器の反転入力には上記第1の電圧が入力され、上記
第2の差動増幅器の反転入力には上記第2の電圧が入力
され、上記第1及び第2の差動増幅器の非反転入力は上
記節点と接続されている。
【0008】
【作用】上記電圧変換回路は、上記第1の電圧発生回路
の出力トランジスタである第2のMOSトランジスタと
上記第2の電圧発生回路の出力トランジスタである第3
のMOSトランジスタとの出力端子が共通接続されてい
るので、上記第1の及び第2の電圧発生回路の各々の出
力に応答して自動的にその出力が切り替わる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。以下の説明では、外部電源電圧Vccは正である場合
について説明するが、Vccが負である場合でもトランジ
スタの極性等を逆にすることによって本発明を適用する
ことができる。
【0010】図1(a)に、本発明の第1の実施例であ
る電圧変換回路の構成図を示す。図中、1および2は電
圧発生回路、3は選択回路である。この回路は、2個の
電圧発生回路1および2の出力V1およびV2の一方を選
択回路3で選択して出力電圧VLとする。2個の電圧発
生回路の出力のうち、V1は外部電源電圧Vccに対する
依存性が小さい、すなわちVccに対して安定化されてい
る。それに対してV2はVccに対する依存性が比較的大
きい。また選択回路3は、半導体装置が通常動作状態に
あるかテスト状態にあるかを示す信号TEによって制御
される。通常動作状態にあるときはV1が、テスト状態
にあるときはV2が選択されてVLとなる。
【0011】この回路の特徴は、内部回路の動作の内部
電源電圧依存性をテストすることができること、および
内部回路の電圧エージングを行うことができることであ
る。図1(b)にこの回路の各部の電圧のVcc依存性の
一例を示す。これは、通常動作時の外部電源電圧Vcc
5±0.5V(図中にaで示す)、内部電源電圧VL=3
V、エージング時の外部電源電圧VCC=8V(図中にb
で示す)、内部電源電圧VL=4.8Vの場合の例であ
る。V1はVcc依存性が小さく、実質的にほとんど一定
(ここでは3V、ただしVcc<3VのときはV1
cc)である。一方、V2はVccに従って単調に上昇す
る(ここではV2=0.6Vcc)。通常動作時はVL=V1
であるから、内部回路には安定化された内部電源電圧
(=3V)が印加され、内部回路の動作が安定になる。
また、テスト状態のときは、VL=V2であるから、Vcc
を変えることにより内部回路に印加される内部電源電圧
を変えることができる。従来の電圧変換回路では、常に
安定化された電圧が内部回路に印加されるため、内部回
路の動作の電源電圧依存性をテストすることが困難であ
ったが、本回路によればそれが可能になる。しかも、通
常動作時の内部電源電圧は安定化されているので、内部
電源電圧の変動にするマージンをもった設計が可能であ
る。また、本回路によって内部回路の電圧エージングを
行うには、テスト状態でVccをエージング電圧(ここで
は8V)にすればよい。テスト状態であるから、VL
2(=4.8V)となって通常動作時よりも高い内部電
源電圧が内部回路に印加される。
【0012】以上の説明から明らかなように、通常動作
用電圧発生回路1は通常動作状態での特性だけを、テス
ト用電圧発生回路2はテスト状態での特性だけをそれぞ
れ満足すれば良い。すなわち、1と2とは独立に設計で
きる。
【0013】なお、本実施例では2個の電圧発生回路の
出力を選択して内部電源電圧としているが、3個以上の
電圧発生回路の出力を選択するようにしてもよい。これ
はたとえば、複数の条件で内部回路のテストをする場合
に有効である。
【0014】図2(a)に本発明の第2の実施例である
電圧変換回路の構成図を示す。図1の実施例との相違点
は選択回路3が比較回路4の出力で制御されていること
である。比較回路4は、通常動作時用電圧発生回路の出
力V1とエージング用電圧発生回路の出力V2とを比較し
て、高い方の電圧が選択されるように選択回路3を制御
する。
【0015】この回路の特徴は、図1のTEのような制
御信号を加えることなく、内部回路の電圧エージングが
可能な特性を持つ内部電源が得られることである。図2
(b)にこの回路の各部の電圧のVcc依存性の一例を示
す。これは、通常動作時の外部電源電圧Vcc=5±0.
5V、エージング時のVcc=8V、通常動作時の内部電
源電圧VL=3V、エージング時のVL=4Vの場合の例
である。V1は図1の場合と同様に安定化された電圧で
ある。一方、V2はVccに従って単調に上昇する(ここ
ではV2=Vcc/2)。したがって、Vcc<6Vのとき
はV1>V2であり、Vcc>6VのときはV1<V2であ
る。VLはV1とV2との高い方に等しいから、Vcc<6
VのときはVL=3V,Vcc>6VのときはVL=Vcc
2となる。すなわち、Vccが通常動作電圧とエージング
電圧の間のある電圧(ここでは6V)において、折れ曲
がった特性が得られる。Vccが通常動作電圧範囲内(こ
こでは5±0.5V、図中にaで示す)にあるときは、
Lは安定化されている(ここでは3V)ので、内部回
路の動作が安定になる。また、Vccがエージング電圧
(ここでは8V、図中にbで示す)にあるときは、VL
は通常動作時よりも高くなる(ここでは4V)ので、内
部回路には通常動作時よりも高い電圧が印加され、内部
回路の電圧エージングが行われる。
【0016】以上の説明から明らかなように、通常動作
用電圧発生回路1はVccが通常動作電圧範囲内にあると
きの特性だけを、エージング用電圧発生回路2はVcc
エージング電圧にあるときの特性だけをそれぞれ満足す
れば良い。すなわち、1と2とは独立に設計できる。前
記の皆来技術において問題であった、通常動作時の特性
がエージング時の特性に影響するということがない。そ
のため、従来技術に比べて回路設計が容易である。
【0017】図3(a)に本発明の第3の実施例である
電圧変換回路の構成図を示す。図2の回路との相違点
は、出力端子が複数個(VLA,VLB,VLC)あることで
ある。また、エージング用電圧発生回路、選択回路、お
よび比較回路もそれぞれ複数個設けられている。エージ
ング用電圧発生回路2A,2B,2Cは、それぞれエー
ジング用電圧V2A,V2B,V2Cを発生する。選択回路3
A,3B,3Cは、通常動作用電圧V1とエージング用
電圧V2A,V2B,V2Cとから、それぞれVLA,VL B,V
LCを発生する。このとき、比較回路4A,4B,4Cに
よって、それぞれ通常動作用電圧とエージング用電圧と
が比較され、高い方の電圧が選択されてVLA,VLB,V
LCとなることは、図2の場合と同じである。
【0018】この回路の特徴は、回路によって異なった
条件で電圧エージングを行うことができることである。
出力電圧のVcc依存性の一例を図3(b)に示す。Vcc
が通常動作電圧範囲内(図中にaで示す)にあるとき
は、V1の方がV2A,V2B,V2Cよりも高いので、
LA,VLB,VLCはいずれもV1に等しい。また、Vcc
がエージング電圧(図中にもbで示す)にあるときは、
2A,V2B,V2Cの方がV1よりも高いので、VLA,V
LB,VLCはそれぞれV2A,V2B,V2Cに等しい。すなわ
ち、通常動作時にはVLA,VLB,VLCは同じ電圧に安定
化されているが、エージンク時にはそれぞれ異なった電
圧になる。したがって、VLA,VLB,VLCが印加されて
いる内部回路は、それぞれ異なった条件によるエージン
グが行われる。
【0019】このように、回路ごとに異なった条件でエ
ージングを行うことのできる回路を作れることが、本発
明のもう一つの特徴である。前述の従来技術で同じこと
をしようとすると、たとえば図15(a)の回路を複数
個作らなければならない。しかし、それら複数個の回路
の間に素子のばらつきがあると、通常動作時の電圧値や
そのVcc依存性を備えることが難しい。それに対して図
3(a)の回路ならば、通常動作時には一つの安定化電
圧V1をもとに複数個の内部電源が作られるので、それ
らの電圧値を揃えることは容易である。
【0020】次に、図1〜図3中の電圧変換回路を構成
する個々の回路について詳細に説明する。
【0021】まず、通常動作用電圧発生回路1について
述べる。通常動作用電圧発生回路1としては、周知の安
定化電圧発生回路、たとえばツエナーダイオードのブレ
ークダウン電圧やバイポーラトランジスタのベース・エ
ミッタ間電圧を基準電圧とする回路を用いることができ
る。回路の一例を図4(a)に示す。図中、10はNP
Nトランジスタ、11はツエナーダイオード、12およ
び13は抵抗である。出力V1とノード14との間の電
圧およびノード14と接地との間の電圧は、それぞれ1
1のブレークダウン電圧V2、10のベース・エミッタ
間電圧Vbeで、いずれも電源電圧Vccによらずほぼ一定
である。したがって、この回路の出力電圧は、V1=V2
+Vbeで一定である。また、図4(b)に示すようなバ
ンドギャップリファレンスを用いれば、Vccの変化に対
してだけでなく、温度変化に対しても安定な電圧を得る
ことができる。その他、たとえば特開昭62−1237
97号公報において提案されている回路を用いてもよ
い。
【0022】次に、電圧発生回路2について述べる。電
圧発生回路2の出力V2は、半導体装置のテスト時、も
しくはエージング時に用いられるものであるから、その
特性はテスト条件、あるいはエージング条件によって定
められるべきものである。たとえば図2の実施例に用い
られるエージング用電圧発生回路2は、電源電圧Vcc
1/2の電圧を発生する回路である。これはたとえば図
5(a)のような回路で実現できる。図中、30および
32はnチャネルMOSトランジスタ、31および33
はpチャネルMOSトランジスタ、34および35は抵
抗である。MOSトランジスタのオン抵抗はR34,R35
(R34,R35はそれぞれ34,35の抵抗値)よりも十
分小さく、R34=R35であるとすると、ノード36の電
圧は電源電圧Vccの1/2,Vcc/2になる。したがっ
て、ノード37,38の電圧は、それぞれVcc/2+V
tn,Vcc/2−|Vtp|(Vtn,Vtpはそれぞれnチャ
ネルMOSトランジスタ、pチャネルMOSトランジス
タのしきい値電圧)となり、出力電圧はV2=Vcc/2
となる。なお、R34とR35の比を変えることにより、V
ccの定数倍の電圧(たとえば図1のテスト用電圧発生回
路のように0.6Vcc)を発生することも可能である。
【0023】この回路の特徴は、消費電流はR34,R35
によって定まり、電流駆動能力は出力段のMOSトラン
ジスタ32,33によって定まることである。したがっ
て、R34,R35を十分大きく、32,33のチャネル幅
を十分大きくしておけば、消費電流が小さく、電流駆動
能力の大きい回路を作ることができる。なお、電流駆動
能力が小さくてもよい場合(たとえば、後述のように選
択回路3および比較回路4として図8の回路を用いる場
合)は、図5(b)または(c)の回路でもよい。図5
(b)の回路は単にVccを抵抗R34,R35によって分割
したものである。
【0024】図5(c)に電圧発生回路2の他の実現方
法を示す。この回路は、外部電源電圧Vccの定数倍にオ
フセット電圧がかかった電圧(ここではV2=3Vcc
4−1.5(V))を発生する回路である。図中、40〜
42はダイオードであり、3個直列に接続することによ
り、ノード43の電圧が電源電圧Vccよりも約2V低い
電圧になるようにしている。抵抗比をR34:R35=1:
3とすれば、V2=3/4(Vcc−2)=3Vcc/4−
1.5(V)なる出力電圧を得ることができる。
【0025】次に、図2および図3の実施例に用いられ
る選択回路3と比較回路4の実現方法について説明す
る。選択回路3と比較回路4の一実現方法を図6に示
す。図中、50および51は差動増幅器、52および5
3はNANDゲート、54および55はインバータ、5
6および57はpチャネルMOSトランジスタ、58お
よび59はnチャネルMOSトランジスタである。この
回路は、入力V1とV2とのうち電圧の高い方を、MOS
トランジスタ56,58もしくは57,59を通して出
力VLに接続する回路である。V1がV2よりも高いとき
は、差動増幅器50,51の出力がそれぞれ高電位、低
電位となり、NANDゲート52,53の出力がそれぞ
れ低電位,高電位となるので、pチャネルMOSトラン
ジスタ56が導通、57が非導通になる。また、インバ
ータ54,55の出力がそれぞれ高電位、低電位となる
ので、nチャネルMOSトランジスタ58が導通、59
が非導通になる。したがって、MOSトランジスタ56
と58を通して、入力V1と出力VLとが接続される。逆
に、V2がV1よりも高いときは、電位の高低が上とは逆
になり、MOSトランジスタ57と59を通して、入力
2と出力VLとが接続される。
【0026】本回路の特徴は、V1>V2のときは入力V
1がそのまま出力VLとなることである。したがって、M
OSトランジスタ56,58のオン抵抗が十分に小さく
なるように設計すれば、出力VLの電圧安定度として
は、通常動作用電圧発生回路1の出力V1の電圧安定度
と同じ値が得られる。
【0027】選択回路3と比較回路4の他の実現方法を
図7に示す。図中、60および61は差動増幅器、62
および63はpチャネルMOSトランジスタ、64は電
流源である。本回路は、60および62から成る電圧増
幅器と61および63から成る電圧増幅器とによって構
成されており、両増幅器の出力段のトランジスタ62,
63が並列に接続されている。電流源64は出力段にバ
イアス電流を与えるためのものである。V1>VLのとき
は、差動増幅器60の出力が低電位となるので、pチャ
ネルMOSトランジスタ62が導通状態になるが、V1
<VLのときは、差動増幅器60の出力が高電位となる
ので、62は非導通である。同時に、MOSトランジス
タ63は、V2>VLのときは導通、V2<VLのときは非
導通である。したがって、出力電圧VLがV1もしくはV
2の少なくとも一方よりも低いときは、MOSトランジ
スタ62,63の少なくとも一方が導通状態にあるの
で、電源VccからVLへ電流が流れ、VLの電位が上昇す
る。この電位上昇は、VLがV1とV2の高い方の電位に
等しくなってMOSトランジスタ62、63が両方とも
非導通状態になるまで続く。結局、VLはV1とV2の高
い方の電位に等しい状態で安定する。
【0028】本回路の特徴は、回路自体に増幅機能があ
ることである。そのため、図2および図3の電圧発生回
路1,2,2A,2B,2Cの電流駆動能力が小さくて
も、出力VLの電流駆動能力は大きくできる。したがっ
て、たとえば電圧発生回路2としては、図5(a)の回
路でなく、単純な図5(b)または(c)の回路を用い
ることができる。
【0029】以上の例では、出力電圧VLは入力電圧V1
もしくはV2に等しい電圧であったが、VLをV1もしく
はV2の定数倍の電圧にすることもできる。図8にこれ
を実現する一方法を示す。図7の回路との相違点は、差
動増幅器60,61の入力として、VL自体でなく、VL
を抵抗65,66で分割した電圧R65L/(R65+R
66)が入っていることである(R65,R66はそれぞれ6
5,66の抵抗値)。そのため、R65L/(R65+R
66)がV1とV2との高い方の電圧に等しくなる。すなわ
ち、出力電圧VLは、V1とV2との高い方の電圧の(R
65+R66)/R66倍になる。
【0030】この回路の利点は、抵抗R65,R66の比を
変えることによって、入力電圧の任意倍の電圧が得られ
ることである。これは特に、安定化電圧V1として特定
の電圧しか得られない場合に有効である。たとえば電圧
発生回路1として前述のバンドギャップリファレンスを
用いた場合、その出力電圧はV1=1.26Vである。こ
れからたとえば出力電圧VL=3Vを得るためには、R
65:R66=1.74:1.26とすればよい。
【0031】なお、図6〜図8の回路に用いる差動増幅
器は、たとえば図9の回路で実現できる。図中、70が
差動増幅器本体であり、pチャネルMOSトランジスタ
71,72、nチャネルMOSトランジスタ73,7
4,75から成る。入力Vin1の電圧がVin2の電圧より
も高いときは、出力Voutが高電位となり、Vin2の電圧
がVin1の電圧よりも高いときは、Voutは低電位とな
る。
【0032】80は、MOSトランジスタ75を電流源
として動作させるための回路である。81は高抵抗とし
て働くpチャネルMOSトランジスタであり、nチャネ
ルMOSトランジスタ82に流れる電流を定める。75
と82とは、カレントミラー回路を形成しているので、
75には82に流れる電流の定数倍(75と82とのコ
ンダクタンスの比)の電流が流れる。なお、図6〜図8
のように、差動増幅器を複数個用する場合、回路80は
1個だけ設けておき、複数の差動増幅器の75のゲート
を共通に接続することにより、占有面積を節約すること
ができる。
【0033】次に本発明をDRAM(ダイナミックラン
ダムアクセスメモリ)に適用した例について説明する。
図10は本発明を適用したDRAMの構成図、図11は
その動作波形である。図中、100が本発明による電圧
変換回路、200はメモリアレー、201はワードドラ
イバ、202はワード線昇圧回路、203はデータ線プ
リチャージ回路、204はセンスアンプ、205はセン
スアンプ駆動信号発生回路、206はデータ線選択回
路、207はロウデコーダ、208はロウアドレスバッ
ファ、209はカラムデコーダ、210はカラムアドレ
スバッファ、211はメインアンプ、212はDoutバッ
ファ、213は書込み回路、214Dinバッファ、21
5はタイミング発生回路である。このメモリでは、集積
度に大きく影響するメモリアレー200は、微細MOS
トランジスタを使用しており、外部電源Vcc(たとえば
5V)よりも低い内部電源VL(たとえば3.3V)で動
作する。一方、集積度にあまり影響しない回路207〜
215は、外部電源Vccで直接動作する。メモリアレー
をVLで動作させるため、ワード線昇圧回路202、デ
ータ線プリチャージ回路203、センスアンプ駆動信号
発生回路205、データ線選択回路206には、電圧変
換回路100からそれぞれ内部電源Vx,Vp,Vd,Vy
が供給される。
【0034】電圧変換回路100のうち、VLを発生す
る回路101の構成は図2(a)と同じである。すなわ
ち、通常動作用電圧発生回路1とエージング用電圧発生
回路2との高い方の電圧が選択回路3で選択されて、V
Lとなる。負荷駆動能力を大きくするために、バッファ
5〜8が設けられている。バッファ5,7,8は、それ
ぞれVLに等しい電圧Vx,Vd,Vyを発生する回路であ
る。バッファ6は、VLの1/2の電圧Vpを発生する回
路である。バッファ5,7,8としては、たとえば特願
昭62−294115で提案されている回路が使用でき
る。また、バッファ6はたとえば図12(a)の回路で
実現できる。この回路は、図5(a)の回路と同様、電
源電圧(ここではVL)の1/2の電圧を発生する回路
である。ただし、出力段のMOSトランジスタ32だけ
は、VLではなくVccに接続されている。この理由は、
出力段は負荷を直接駆動しなければならないため、電流
駆動能力の大きいVccの方が望ましいからであるが、も
ちろんVLにしても差し支えない。
【0035】メモリアレー200内には、MOSトラン
ジスタ220とキャパシタ221とから成るいわゆる1
トランジスタ・1キャパシタ形ダイナミックメモリセル
MCijが、ワード線Wiとデータ線Djの交点に配置され
ている。図にはワード線は2本(Wi,Wi+1)、データ
線は1対(Dj, ̄Dj)しか示していないが、実際には
縦横に多数配置されている。なお、キャパシタ221の
一端222(プレート)は直流電源に接続する。その電
圧値は任意であるが、キャパシタ221の耐圧の点でV
p(=VL/2)に接続することが望ましい。
【0036】ワードドライバ201は、ロウデコーダ2
07の出力を受けて、MOSトランジスタ223を通し
て、選択されたワード線にワード線駆動信号φxを供給
する回路である。φxはワード線昇圧回路202で作ら
れる。この回路はφxを電源電圧以上に昇圧する回路で
ある。ただし、この回路の電源は外部電源Vccでなく、
電圧変換回路で作られた内部電源Vxである。したがっ
てφxはVccでなくVxを基準として昇圧される。すなわ
ち、図11に示すように、φxの電圧はVxの(1+α)
倍(0<α<1)になる。
【0037】ワード線昇圧回路202の一実現方法を図
13に示す。これは、入力信号φinが高電位になってか
ら所定の時間後に信号φxを発生する回路である。この
回路の主要部は、インバータ250〜253,260〜
263、昇圧用キャパシタ270,プリチャージ回路2
80から成る。インバータ列250〜252および26
0〜262は所定の遅延時間を得るための回路である。
なお、これらのインバータは、電源としてVccを用いて
いるが、Vxでも差し支えない。φinが高電位になって
から所定の時間後に252および262の出力がそれぞ
れ高電位から低電位に変化する。したがって、253の
出力が立ち上がる。このインバータ253の電源Vx
あるので、ノード271の電圧は0VからVxに変化す
る。キャパシタ270の一端271の電位が上昇するこ
とにより、キャパシタの他端272の電位が容量結合に
よって上昇する。ノード272の電圧は、あらかじめプ
リチャージ回路280(プリチャージ信号φpはメモリ
が待機状態のとき高電位になっている)によってVx
tn(VtnはnチャネルMOSトランジスタのしきい値
電圧)に設定されているので、容量結合によって Vx−Vtn+Cbx/(Cb+Cp) …(7) まで上昇する。ここでCb,Cpは、それぞれキャパシタ
270の容量、ノード272の寄生容量である。インバ
ータ263(pチャネルMOSトランジスタ264とn
チャネルMOSトランジスタ265,266から成る)
はこの電圧を電源として動作するので、出力φxの電位
も上記の電圧まで上昇する。なお、インバータ263の
MOSトランジスタ265は、266に過大電圧がかか
らないようにするためのものである。265のゲートV
cc(Vxでもよい)に接続されているので、266のド
レイン電圧はVcc−Vtnを超えることはない。回路29
0はφxの電位が上昇しすぎないようにするためのもの
である。ダイオード接続のnチャネルMOSトランジス
タ291と292とが直列に接続されているので、φx
の電位はVcc+2Vtnを超えることはない。なお、この
MOSトランジスタ292のソースはVxに接続しても
よい。回路300は、φxが昇圧されている期間が長い
場合、リーク電流等によってその電位が低下しないよう
にするための回路である。φ1はメモリが活性状態にな
っている間高電位になる信号であり、φ2は定期的に高
電位になる信号である。φ2が高電位になったとき、キ
ャパシタ304による容量結合によってノード305の
電位がVx以上に昇圧され、φxの電位低下が補われる。
【0038】データ線プリチャージ回路203は、メモ
リセル読み出しに先立って各データ線を所定の電圧(こ
こでは内部電源電圧Vp)に設定するための回路であ
る。プリチャージ信号φpを印加することによって、M
OSトランジスタ224〜226が導通状態になり、デ
ータ線Dj, ̄Djの電圧はVpに等しくなる。なおこの
とき、後述のセンスアンプ駆動信号SAN,SAPも同
時にMOSトランジスタ233〜235によってVp
設定される。
【0039】ワード線にφxが印加されると、各メモリ
セルから各データ線に信号電荷が読出され、データ線の
電位が変化する。図11の動作波形は、メモリセルのキ
ャパシタにあらかじめ高電位(≒Vd)が蓄積されてい
た場合の例であり、データ線Djの電位がわずかに上昇
し、 ̄Djとの間に電位差を生じている。センスアンプ
203は、この微小信号を増幅するための回路であり、
nチャネルMOSトランジスタ227,228から成る
フリップフロップと、pチャネルMOSトランジスタ2
29,230から成るフリップフロップによって構成さ
れている。センスアンプはφsaを高電位、 ̄φsaを低電
位としてMOSトランジスタ231,232を導通状態
にすることによって、活性化される。SANは231を
通して接地され、SAPは232を通して内部電源Vd
に接続される。これによって、データ線Dj, ̄Dj間の
微小な電位差が増幅され、一方(図11の場合はDj
はVdに、他方(図11の場合は ̄Dj)は0Vになる。
【0040】データ線選択回路206は、カラムデコー
ダ209の出力を受けて、選択されたデータ線対をMO
Sトランジスタ236,237を通して入出力線I/
O, ̄I/Oに接続する回路である。読出しの場合は、
センスアンプにラッチされているデータが、入出力線、
メインアンプ211,Doutバッファ212を介して、デ
ータ出力端子Doutに出力される。書込みの場合は、デー
タ入力端子Dinから入力されたデータが、Dinバッファ2
14、書込み回路213を介して入出力線I/O, ̄I
/Oに設定され、さらにMOSトランジスタ236,2
37、データ線Dj, ̄Djを通してメモリセルに書込ま
れる。ここで238は、MOSトランジスタ236,2
37のゲートに印加される信号Yj′の電圧をVyに制限
するための回路であり、たとえば図12(b)に示すよ
うに、インバータを2段(240,241)接続して2
段目の電流をVyとした回路で実現できる。すなわち、
カラムデコーダの出力Yjの電圧振幅はVccであるが、
j′の電圧振幅はVyになるようにする。この理由は次
のとおりである。書込み回路213はVccで動作するた
め、書込みのときの入出力線の振幅はVccである。した
がって、Yj′の電圧を制限しておかなければ、メモリ
アレーに電圧Vcc−Vtn(VtnはMOSトランジスタ2
36,237のしきい値電圧)がかかってしまう。な
お、書込み回路213をVLで動作させれば、Yj′の電
圧はVccでよい。この場合は回路238は不要になる。
【0041】ロウアドレスバッファ208、カラムアド
レスバッファ210は、外部から入力されたアドレス信
号Anを受けて、それぞれロウアドレス信号arn,カラ
ムアドレス信号acnを発生する回路である。これらのア
ドレス信号は、それぞれロウデコーダ207、カラムデ
コーダ209によってワード線、データ線の選択に用い
られる。タイミング発生回路215は、外部から入力さ
れた制御信号(ロウアドレスストローブ信号RAS,カ
ラムアドレスストローブ信号CAS,および書込みエネ
ーブル信号WE)から、メモリの動作に必要な内部タイ
ミング信号を発生する回路である。前述のように、これ
らの回路は外部電源Vccで直接動作する。この理由は、
これらの回路はさほど集積度に影響しないため、あえて
微細MOSトランジスタを用いる必要がないこと、およ
び外部信号を受けるインタフェースの都合上であるが、
もちろんVLで動作するようにしてもよい。
【0042】図14(a),(b)に各部の電圧のVcc
依存性を示す。これは、通常動作時の外部電源電圧Vcc
=5±0.5V,エージング時のVcc=8V,通常動作
時の内部の電源電圧VL=3.3V、エージング時のVL
=4Vの場合の例である。Vccが通常動作電圧とエージ
ング電圧の間のある電圧(ここでは6.6V)におい
て、折れ曲がった特性が得られることは、図2の場合と
同じである。Vx,Va,VyはVLに等しいから、通常動
作時は3.3V、エージング時は4Vである。VpはVL
/2に等しいから、通常動作時は1.65V、エージン
グ時は2Vである。ワード線駆動信号φxの電圧は、前
述のように、(1+α)Vxに等しい。図にはα=0.6
の場合の例を示してある。この場合、通常動作時は5.
3V、エージング時は6.4Vである。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
外部電源電圧依存性の小さい第1の電圧と、上記第1の
電圧より外部電源電圧依存性の大きい第2の電圧とを独
立に設計できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の電圧変換回路の構成図とその
特性を示すグラフ。
【図2】本発明の実施例の電圧変換回路の構成図とその
特性を示すグラフ。
【図3】本発明の実施例の電圧変換回路の構成図とその
特性を示すグラフ。
【図4】図1〜図3の電圧変換回路中の要素回路の回路
図。
【図5】図1〜図3の電圧変換回路中の要素回路の回路
図。
【図6】図1〜図3の電圧変換回路中の要素回路の回路
図。
【図7】図1〜図3の電圧変換回路中の要素回路の回路
図。
【図8】図1〜図3の電圧変換回路中の要素回路の回路
図。
【図9】図1〜図3の電圧変換回路中の要素回路の回路
図。
【図10】本発明を適用したDRAMの構成図。
【図11】図10のDRAMの動作波形。
【図12】図10のDARMの要素回路の回路図。
【図13】図10のDARMの要素回路の回路図。
【図14】図10中の電圧変換回路の特性を示すグラ
フ。
【図15】従来の電圧変換回路の回路図とその特性を示
すグラフ。
【符号の説明】
1,2,2A,2B,2C…電圧発生回路、3,3A,
3B,3C…選択回路、4,4A,4B,4C…比較回
路、5〜8バッファ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 清男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 中込 儀延 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 青木 正和 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 田中 均 東京都小平市上水本町1448番地日立超エ ル・エス・アイ・エンジニアリング株式 会社内

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のMOSトランジスタと、上記第1の
    MOSトランジスタのソース又はドレインに接続された
    第1の配線と、上記第1のMOSトランジスタのゲート
    に接続された第2の配線と、外部電源電圧が供給され上
    記第1の配線に内部電源電圧を供給する電圧変換回路と
    を有する半導体装置において、上記電圧変換回路は外部
    電源電圧が第1の所定の電圧よりも高いとき外部電源電
    圧依存性が小さい第1の電圧を発生する第1の電圧発生
    回路と、上記第1の電圧よりも外部電源電圧依存性の大
    きい第2の電圧を発生する第2の電圧発生回路と、節点
    と上記外部電源電圧との間にそのソース・ドレイン経路
    が設けられた第2及び第3のMOSトランジスタと、そ
    の出力が第2のMOSトランジスタのゲートに接続され
    た第1の差動増幅器と、その出力が第3のMOSトラン
    ジスタのゲートに接続された第2の差動増幅器とを有
    し、上記第1の差動増幅器の反転入力には上記第1の電
    圧が入力され、上記第2の差動増幅器の反転入力には上
    記第2の電圧が入力され、上記第1及び第2の差動増幅
    器の非反転入力は上記節点と接続されていることを特徴
    とする半導体装置。
  2. 【請求項2】上記外部電源電圧で動作する回路を更に有
    することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】上記外部電源電圧が第2の所定の電圧より
    も低いときは上記第1の電圧は上記第2の電圧より高
    く、上記外部電源電圧が上記第2の所定の電圧よりも高
    いときは上記第1の電圧は上記第2の電圧より低いこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2の何れかに記載の半
    導体装置。
  4. 【請求項4】上記電圧変換回路は上記節点に接続された
    電流源を更に有することを特徴とする請求項1乃至請求
    項3の何れかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】上記電圧変換回路は上記節点と上記第1の
    差動増幅器との間の電圧を分圧する手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の半導
    体装置。
  6. 【請求項6】上記電圧変換回路は上記節点と上記第2の
    差動増幅器との間の電圧を分圧する手段を有することを
    特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載の半導
    体装置。
  7. 【請求項7】上記第1の配線はデータ線を構成し、上記
    第2の配線はワード線を構成し、上記第1のMOSトラ
    ンジスタはメモリセルを構成することを特徴とする請求
    項1乃至請求項6の何れかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】上記節点と上記ワード線との間に接続され
    たワード線昇圧回路を更に有し、上記ワード線昇圧回路
    は上記内部電源電圧を上記上記内部電源電圧より高い所
    定の電圧に昇圧することを特徴とする請求項7に記載の
    半導体装置。
  9. 【請求項9】上記節点と上記ワード線昇圧回路との間に
    接続されたバッファを更に有することを特徴とする請求
    項8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】上記節点と上記データ線との間に接続さ
    れたセンスアンプを更に有することを特徴とする請求項
    7乃至請求項9の何れかに記載の半導体装置。
  11. 【請求項11】上記節点と上記センスアンプとの間に接
    続されたバッファを更に有することを特徴とする請求項
    10に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】上記節点と上記データ線との間に接続さ
    れたプリチャージ回路を更に有することを特徴とする請
    求項7乃至請求項11の何れかに記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】上記節点と上記プリチャージ回路との間
    に接続されたバッファを更に有することを特徴とする請
    求項12に記載の半導体装置。
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