JP4579963B2 - 液封入式防振装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液封入式防振装置に関するものである。
自動車エンジン等の振動源の振動を車体側に伝達しないように支承するエンジンマウント等の防振装置として、下記特許文献1には、次のような構成を持つものが開示されている。すなわち、第1取付具と第2取付具をゴム弾性体からなる防振基体で連結するとともに、仕切り体によって、防振基体が室壁の一部をなす主液室と、ダイヤフラムが室壁の一部をなす副液室とに仕切り構成したエンジンマウントにおいて、これら液室間をオリフィス流路により連通させるとともに、仕切り体にロータリバルブを設けて、アクチュエータによりロータリバルブを駆動し、バルブの回転によりオリフィス流路を開閉するようにした構成が開示されている。
上記文献2のようにこの種のロータリバルブによるオリフィス流路の開閉切替を行うものにおいて、ロータリバルブの軸方向一端部の被駆動軸をアクチュエータの駆動軸に連結する場合、ロータリバルブの軸方向他端部は、バルブ軸方向に垂直に切断された形状をなしており、その部分で仕切り体の嵌合凹部に回動可能に保持されている。
特開平11−108108号公報
上記のような垂直な端部形状を持つロータリバルブでは、当該端部を保持する仕切り体の嵌合凹部との接触面積が大きい。一般に、ロータリバルブは、振動入力時に、液圧によって仕切り体の嵌合保持部に押し付けられるため、上記構成では、バルブ回転時に、バルブ本体と該バルブ本体を保持する仕切り体部分との摺動時における摩擦抵抗が大きくなる。そのため、ロータリバルブが回転しにくくなって、アクチュエータへの負担が増大するという問題がある。
本発明は、以上の点に鑑み、ロータリバルブとこれを保持する仕切り体との摩擦抵抗を低減してアクチュエーターへの負担を低減することができる液封入式防振装置を提供することを目的とする。
本発明に係る液封入式防振装置は、振動源側と支持側の一方に取り付けられる第1取付具と、振動源側と支持側の他方に取り付けられる筒状の第2取付具と、前記第1取付具と第2取付具との間に介設されたゴム状弾性体からなる防振基体と、ゴム状弾性膜からなるダイヤフラムと、前記防振基体が室壁の一部をなす液体が封入された主液室と、前記ダイヤフラムが室壁の一部をなす液体が封入された副液室と、前記第2取付具の周壁部の内側に設けられて、前記主液室と前記副液室を仕切る仕切り体と、前記仕切り体に設けられて前記主液室と前記副液室を連通させるオリフィス流路と、前記仕切り体の内部に装着されて前記オリフィス流路の開放状態と閉塞状態を切り替えるロータリバルブと、前記ロータリバルブに回転駆動力を付与するアクチュエータと、を備えるものである。そして、前記仕切り体には前記ロータリバルブを装着するための装着穴が設けられ、前記装着穴が、前記仕切り体の軸直角方向に延びて当該軸直角方向の一方側に開口する非貫通穴であって、前記アクチュエータの駆動軸が挿入される前記開口側の駆動室と、前記装着穴の奥側のバルブ保持室と、を備える。また、前記ロータリバルブは、前記オリフィス流路の開閉を行うバルブ本体と、前記バルブ本体の軸方向一端部から軸方向に突設されて前記アクチュエータの駆動軸に連結される被駆動軸とを備える。前記ロータリバルブは、前記開口側から前記装着穴内の前記バルブ保持室に装着されて、前記バルブ本体記バルブ保持室に回動可能に嵌合保持されるとともに前記駆動室にて前記被駆動軸が前記アクチュエータの駆動軸に連結されている。そして、前記バルブ本体の軸方向他端部が球面状に形成され、該球面状の他端部が前記装着穴の最深部に相当する前記バルブ保持室の端部に設けられた球面状の嵌合凹部により回動可能に保持されている。
このようにロータリバルブの被駆動軸とは反対側のバルブ本体の軸方向端部を球面状に形成して、当該球面状の端部を仕切り体のバルブ保持室に設けた球面状の嵌合凹部により保持するようにしたので、ロータリバルブのバルブ本体とこれを保持する仕切り体との接触面積を小さくすることができる。そのため、摺動時の摩擦抵抗を低減して、ロータリバルブを回転させやすくなり、アクチュエータへの負担を低減することができる。
また、ロータリバルブを仕切り体に対して一方向から装着し、該装着した側でアクチュエータの駆動軸と連結するようにしたので、装着側と反対側の仕切り体部分は、オリフィス流路を形成するために利用することができオリフィス流路の設計自由度が向上する。
上記液封入式防振装置においては、前記第2取付具の周壁部に、前記アクチュエータの駆動軸を挿通するための挿通開口が前記仕切り体の前記装着穴に連通させて設けられるとともに、前記挿通開口の周方向両側に一対の取付受部が固設され、前記アクチュエータを前記第2取付具の周壁部に固定するためのブラケットが、前記一対の取付受部にボルト締結される左右一対の固定腕部を備え、前記固定腕部に設けられたボルト挿通孔が前記固定腕部の長手方向に沿って細長い長孔状に形成されてもよい。このようにアクチュエータ側のブラケットの固定腕部に設けたボルト挿通孔を長孔状に形成することにより、仮に第2取付具の取付受部が位置ズレして固設されても、かかる位置ズレを吸収して、アクチュエータの駆動軸とロータリバルブの被駆動軸とを正確に位置合わせして連結することができる。
上記液封入式防振装置においては、前記ロータリバルブの被駆動軸と前記アクチュエータの駆動軸との連結が、扁平な板状の突部と該突部を受け入れるスリット状の凹部との嵌合によりなされてもよい。これにより、アクチュエータの駆動軸とロータリバルブの被駆動軸とが、開閉状態が誤った位置で連結されるのを防止することができる。また、上記突部と凹部が十字状の場合に比べて、凹部が変形破損しにくく、駆動軸の回転トルクを確実にロータリバルブに伝えることができる。
本発明の液封入式防振装置であると、ロータリバルブとこれを保持する仕切り体との摩擦抵抗を低減してアクチュエーターへの負担を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、第1の実施形態に係る液封入式防振装置10の縦断面図である。この防振装置10は、自動車のエンジンを支承するエンジンマウントであり、振動源であるエンジン側に取り付けられる上側の第1取付具12と、支持側の車体に取り付けられる筒状をなす下側の第2取付具14と、これら両取付具12,14の間に介設されて両者を連結するゴム弾性体からなる防振基体16と、この防振基体16に対向して第2取付具14に取り付けられて防振基体16との間にエチレングリコール等の液体の封入された液室を形成する可撓性ゴム膜からなるダイヤフラム18とを備えてなる。
第1取付具12は、第2取付具14の軸芯部上方に配されたボス金具である。第2取付具14は、内側に上記液室を形成する周壁部である筒状胴部20と、その下端部にかしめ締結された有底筒状部22とからなる本体金具である。防振基体16は、略傘状に形成され、その上部に第1取付具12が埋設された状態に加硫接着され、下端外周部が筒状胴部20の上端開口部に加硫接着されている。防振基体16の下端部には、筒状胴部20の内周面を覆うゴム層24が連なっている。ダイヤフラム18は、その外周部に環状の補強金具18Aが埋設一体化され、この補強金具18Aが筒状胴部20と有底筒状部22とのかしめ締結部に固定されている。
筒状胴部20の内側に設けられた上記液室は、筒状胴部20の内側に嵌着された仕切り体26によって、防振基体16側、即ち防振基体16が室壁の一部をなす上側の主液室28と、ダイヤフラム18側、即ちダイヤフラム18が室壁の一部をなす下側の副液室30とに仕切られている。
仕切り体26は、図2,4に示されるように、厚肉円板状の本体部32と、該本体部32の上面を覆蓋する蓋板部34と、本体部32の下面を受ける受け板部36とからなる。そして、仕切り体26は、受け板部36を上記補強金具18Aとともに、筒状胴部20と有底筒状部22とのかしめ締結部に固定することにより、ゴム層24に設けられた段部24Aと受け板部36との間で第2取付具14の軸方向(即ち、上下方向)Xに挟まれた状態に保持されている。
仕切り体26には、主液室28と副液室30を連通させるオリフィス流路として、第1オリフィス流路38と第2オリフィス流路40が設けられており、第2オリフィス流路40に対しては、その開放状態と閉塞状態を切り替えるロータリバルブ42が設けられている。
第1オリフィス流路38は、車両走行時のシェイク振動を減衰するために、シェイク振動に対応した低周波数域(例えば10〜20Hz程度)にチューニングされている。すなわち、第1オリフィス流路38を通じて流動する液体の共振作用に基づく減衰効果がシェイク振動の入力時に有効に発揮されるように、流路の断面積及び長さが調整されている。
第2オリフィス流路40は、第1オリフィス流路38よりも高周波数域にチューニングされたオリフィス流路であり、アイドル時(車両停止時)の振動に対して低動ばね特性を得るために、アイドル振動(例えば20〜40Hz程度)にチューニングされている。すなわち、第2オリフィス流路40を通じて流動する液体の共振作用に基づく低動ばね効果がアイドル振動の入力時に有効に発揮されるように、流路の断面積及び長さが調整されている。
詳細には、第1オリフィス流路38は、本体部32の上面の外周部に設けられた周方向Cに延びる平面視円弧状の第1の溝44(図5参照)を蓋板部34で覆うことにより形成された円弧状の流路と、該流路の一端部に重なるように蓋板部34に設けられた通孔46(図5参照)と、該流路の他端部から本体部32を貫通して軸方向Xに延びる貫通孔48(図4〜6参照)と、貫通孔48の下端に重なるように受け板部36に設けられた通孔50(図4参照)とにより形成されている。
また、第2オリフィス流路40は、本体部32の上面の中央部に設けられた周方向Cに延びる平面視円弧状の第2の溝52(図5参照)を蓋板部34で覆うことにより形成された流路と、該流路の一端部に重なるように蓋板部34に設けられた通孔54(図5参照)と、該流路の他端部から本体部32の中央部を貫通して軸方向Xに延びる断面円形の貫通孔56(図4,5参照)とにより形成されている。
上記ロータリバルブ42は、図2,4に示すように、第2オリフィス流路40(詳細には貫通孔56)の開閉を行う円柱状のバルブ本体60と、バルブ本体60の軸方向一端部60Aから当該軸方向Sに突設された被駆動軸62とからなる。被駆動軸62は、後述するアクチュエータ66の駆動軸68に連結される軸部であり、バルブ本体60よりも小径であって軸方向端面の中央部から垂直に突設されている。また、ロータリバルブ42の軸方向他端部60Bは、軸方向S先端側に向かって凸の球面状(詳細には半球面状)に形成されている。
仕切り体36の本体部32には、図4,6に示すように、第2取付具14の軸方向Xに直交する方向である軸直角方向Yに延びる断面円形の装着穴58が設けられている。装着穴58は、貫通孔56を横断するように設けられており、この装着穴58にロータリバルブ42が自身の軸方向Sを前記軸直角方向Yに向けて回動自在に装着されている。
詳細には、図4,6に示すように、装着穴58は、仕切り体36の軸直角方向Yに延びて、当該軸直角方向Yの一方側に開口する非貫通穴であり、ロータリバルブ42を回転駆動させるためのアクチュエータ66の駆動軸68が挿入される開口側の駆動室70と、装着穴58の奥側に位置してバルブ本体60を回動可能に嵌合保持するバルブ保持室64と、バルブ保持室64と駆動室70の間に位置して両者をつなげるシール室72とからなる。すなわち、装着穴58は、上記駆動室70において外側に開口し、そこから軸直角方向Yに延びて、バルブ保持室64において終端している。装着穴58は、バルブ保持室64から開口側に向けて順次に大径状をなす段付き穴状に形成されている。
バルブ保持室64は、ロータリバルブ42の上記球面状の軸方向他端部60Bを保持する部分が球面状(詳細には半球凹面状)の嵌合凹部64Aにより形成されている。すなわち、装着穴58の最奥部に相当するバルブ保持室64の端部が、駆動室70側に向かって開かれた半球凹面状に形成されており、この半球凹面状の嵌合凹部64Aに、上記球面状のバルブ本体60の他端部60Bが回転可能に嵌合保持されている。球面状の嵌合凹部64Aは、図6に示す平面視で、断面円形をなす貫通孔56と同芯状に形成されている。
バルブ保持室64に保持されたロータリバルブ42には、図3,4に示すように、その軸直角方向Tに貫通して上記貫通孔56を連通させる接続流路74が形成されている。そして、ロータリバルブ42を90°ずつ回転させることにより、第2オリフィス流路40が開放状態(図2の状態)と閉塞状態(図3の状態)とが切り替わるよう構成されている。
ロータリバルブ42の被駆動軸62は、図2に示すように、シール室72を貫通して、駆動室70まで延在しており、該駆動室70にてアクチュエータ66の駆動軸68に連結されている。該被駆動軸62は、シール室72にて、外周部がシール部材76によりシールされている。この例では、シール部材76としてゴム状弾性体からなるOリングが用いられており、該シール部材76は、被駆動軸62の外周面に設けられた環状の装着溝78内に配されて、外側の環状の圧入部材80の内周面との間で圧縮された状態とされ、これにより、第2オリフィス流路40を流れる液体がバルブ本体60の外周面を通って外部に漏れ出ないようにシールしている。
上記圧入部材80は、シール室72の内周面に内嵌圧入されて、ロータリバルブ42を軸方向Sに位置決めした状態に保持する部材であり、短円筒状をなしている。
図7,8に示すように、第2取付具14の筒状胴部20には、アクチュエータ66の駆動軸68を挿通するための円形の挿通開口82が設けられている。挿通開口82は、上記装着穴58に連通するように穿設されている。
また、この挿通開口82の周方向Cの両側には、左右一対の取付受部84が固設されている。取付受部84は、アクチュエータ66を第2取付具14の筒状胴部20に固定するためのブラケット86がボルト88により固定される部位であり、筒状胴部20に溶接により固定されている。取付受部84は、図8に示すように、筒状胴部20の外周面からアクチュエータ66側に向かって傾斜した姿勢に突設されており、取付け面84Aの背後には、ボルト88と締結可能なナット90が固設されている。
図8,9に示すように、アクチュエータ66は、本体ケース92と、該本体ケース92から突出した駆動軸68と、該駆動軸68を同軸状に覆う筒状カバー93と、本体ケース92を第2取付具14に固定するためのブラケット86とからなる。
筒状カバー93は、図2に示すように、駆動軸68とともに仕切り体26の駆動室70内に挿入されて、その先端でゴム状弾性体からなるダストシール材94を上記圧入部材80に対して押圧するように構成され、これにより、駆動軸68と被駆動軸62との接続部にダストが侵入しないようにシールしている。
ブラケット86は、本体ケース92に固定される固定板部96と、上記一対の取付受部84にボルト締結される左右一対の固定腕部98とからなる。固定腕部98は、固定板部96の両側縁部から、第2取付具14側に向かって僅かに傾斜しながら左右両方向に延びる帯板状に形成されている。固定腕部98の先端部には、上記ボルト88が挿通されるボルト挿通孔99が設けられており、該ボルト挿通孔99は、固定腕部98の長手方向に沿って細長い長孔状に形成されている。
図10に示すように、アクチュエータ66の駆動軸68の先端部は、扁平な板状の突部68Aとして形成されている。また、この駆動軸68の先端部と連結されるロータリバルブ42の被駆動軸62には、上記突部68Aを受け入れるスリット状の凹部62Aが形成されている。そして、上記板状の突部68Aをスリット状の凹部62Aに挿入して嵌合させることにより、上記駆動軸68と被駆動軸62とが連結されている。
本実施形態の液封入式防振装置10を製造する際には、エチレングリコール等の液中において、図4に示すように、仕切り体26の本体部32の装着穴58に駆動室70の開口側からロータリバルブ42を挿入して、装着穴58内のバルブ保持室64に装着し、その後、圧入部材80を圧入して固定する。更に、防振基体16の加硫成形により第1取付具12と一体化した第2取付具14に対して、液中で、蓋板部34、上記本体部32及び受け板部36を組み込み、更にダイヤフラム18を組み込む。その後、大気中で、第2取付具14の有底筒状部22を被せて、筒状胴部20との間でかしめ締結する。このように防振装置本体を作製した後、図8に示すように、アクチュエータ66の駆動軸68を第2取付具14の挿通開口82から挿入して、駆動室70内でロータリバルブ42の被駆動軸62と連結させるとともに、ブラケット86を第2取付具14にボルト締結してアクチュエータ66を取り付ける。
このようにして得られた液封入式防振装置10では、第1オリフィス流路38は常時開放状態にあるのに対し、第2オリフィス流路40はロータリバルブ42の回転によって開放状態と閉塞状態とに切り替え制御される。
すなわち、停車したアイドル時には、ロータリバルブ42を回転させて第2オリフィス流路40を開放状態とする。これにより、第2オリフィス流路40を通じての液体の共振作用により、アイドル振動に対する優れた防振効果を発揮することができる。なお、この場合、第1オリフィス流路38も開放状態であるが、第1オリフィス流路38は低周波数側にチューニングされているため、液体の流動抵抗が大きく実質的に目詰まりした状態となる。
一方、車両走行時には、ロータリバルブ42を回転させて第2オリフィス流路40を閉塞状態とする。これにより、第1オリフィス流路38を流動する液体の共振作用に基づき、シェイク振動に対して減衰性能が発揮される。
以上よりなる液封入式防振装置10であると、ロータリバルブ42の被駆動軸62とは反対側のバルブ本体60の軸方向他端部60Bを球面状に形成して、当該球面状の端部60Bを仕切り体26のバルブ保持室64に設けた球面状の嵌合凹部64Aにより保持するようにしている。このように球面状とすることで、ロータリバルブ42のバルブ本体60とこれを保持するバルブ保持室64との接触面積を小さくすることができる。このように液圧を受けつつ摺動する部分の接触面積を小さくすることで、摺動時の摩擦抵抗を低減して、ロータリバルブ42を回転させやすくなり、アクチュエータ66への負担を低減することができる。
また、仕切り体26に対するロータリバルブ42の装着とアクチュエータ66への連結を同じ側から行うようにしたことで、装着穴58を非貫通穴で形成することができる。そのため、バルブ保持室64に関して駆動室70とは反対側の仕切り体部分は、オリフィス流路を形成するための部分として利用することができるので、オリフィス流路の設計自由度が向上する。
また、アクチュエータ66を固定するためのブラケット86の固定腕部98に長孔状のボルト挿通孔99を設けたので、仮に第2取付具14の取付受部84が位置ズレして溶接されても、かかる位置ズレを吸収して、アクチュエータ66の駆動軸68とロータリバルブ42の被駆動軸62とを正確に位置合わせして連結することができる。
また、ロータリバルブ42の被駆動軸62とアクチュエータ66の駆動軸68との連結が、駆動軸68側の扁平な突部68Aと被駆動軸62側のスリット状の凹部62Aとの嵌合によりなされるようにしたので、開閉状態が誤った位置で両者が連結されるのを防止することができる。すなわち、上記突部と凹部が十字状であると、90°ずつ回転することで切り替え制御される本例の場合、開閉状態が誤った位置で連結されるおそれがあるが、本実施例であるとそのような不具合を回避することができる。また、十字状に比べてスリット状の凹部62Aは変形破損しにくく、駆動軸68の回転トルクを確実にロータリバルブ42に伝えることができる。
図11は、第2実施形態に係る液封入式防振装置10Aの縦断面図である。この例は、仕切り体26の構成が上記第1実施形態とは相違する。この例では、上記ダイヤフラム18を第1ダイヤフラム18とし、該第1ダイヤフラム18が室壁の一部をなす上記副液室30を第1副液室30とする。
図示するように、仕切り体26の主液室28側部分、即ち上部には、可撓性ゴム膜からなる第2ダイヤフラム100が設けられて、該第2ダイヤフラム100によって第2副液室102が主液室28から区画形成されている。第2ダイヤフラム100は、仕切り体26の本体部32の上面を覆蓋する蓋板部34の中央部に加硫接着により設けられている。
仕切り体26には、主液室28と第1副液室30を連通させる第1オリフィス流路38及び第2オリフィス流路40に加えて、第2オリフィス流路40よりも高周波数域にチューニングされて第1副液室30と第2副液室102を連通させる第3オリフィス流路104が設けられており、ロータリバルブ42によって第2オリフィス流路40と第3オリフィス流路104の開放状態と閉塞状態が切り替えられるように構成されている。
この例では、第1オリフィス流路38は、上記と同様、シェイク振動に対応した低周波数域(例えば、5〜15Hz程度)にチューニングされている。また、第2オリフィス流路40は、第1オリフィス流路38と第3オリフィス流路104の間の中周波数域、ここでは、アイドル時(車両停止時)のアイドル振動のうち、エンジンの回転成分そのもののような低周波数域の振動を低減するために、当該低周波数域のアイドル振動(例えば、10〜15Hz程度)にチューニングされている。また、第3オリフィス流路104は、アイドル振動のうち、エンジンの爆発1次成分のような高周波数域の振動を低減するために、当該高周波数域のアイドル振動(例えば、30〜50Hz程度)にチューニングされている。
詳細には、仕切り体26の本体部32は、上側の薄肉の第1部材32Aと下側の厚肉の第2部材32Bとの上下2分割式に構成されている。図12に示すように、第1部材32Aの上面の外周部には周方向Cに延びる平面視円弧状の第1の溝106が設けられ、この第1の溝106の一端部は、本体部32を貫通して軸方向Xに延びる貫通孔108により第1副液室30に開口している。また、第1部材32Aの上面における第1の溝106よりも内周側には周方向Cに延びる平面視円弧状の第2の溝110が設けられ、この第2の溝110の一端部には第1部材32Aを貫通する貫通孔112が設けられている。更に、第1部材32Aの上面の中央部には、円形の凹所114が設けられ、この凹所114には上記第1部材32Aを貫通する貫通孔116が設けられている。
図13に示すように、本体部32の上面に重ね合わされる蓋板部34には、第1の溝106の他端部に対応する位置に通孔118が設けられ、また、第2の溝110の他端部に対応する位置に通孔120が設けられている。
図11,12に示すように、本体部32の第2部材32Bには、仕切り体26の軸方向Xに延びて第1副液室30に開口する内腔部122が仕切り体26の中央部に形成されている。第2部材32Bには、また、上記第2の溝110から延びる貫通孔112の下端と内腔部122とを接続する軸直角方向Yに延びる第1の接続溝124が設けられるとともに、上記凹所114から延びる貫通孔116の下端と内腔部122とを接続する軸直角方向Yに延びる第2の接続溝126が設けられている。貫通孔112と貫通孔116は、内腔部122を挟んで軸直角方向Yに対向する位置に設けられており、第1の接続溝124と第2の接続溝126は、図12に示すように直線状に形成されている。
以上より、第1オリフィス流路38は、蓋板部34を本体部32の上面に被せることで、上記通孔118と第1の溝106と貫通孔108とにより、常時開放に形成されている。また、第2オリフィス流路40は、上記通孔120と第2の溝110と貫通孔112と第1の接続溝124と内腔部122により形成されている。また、第3オリフィス流路104は、上記貫通孔116と第2の接続溝126と内腔部122により形成されている。
図11に示すように、ロータリバルブ42は、自身の軸方向Sを仕切り体26の軸直角方向Yに向けて内腔部122に設けられており、内腔部122におけるロータリバルブ42よりも主液室28側の部分を中間室128として、該中間室128に第2オリフィス流路40及び第3オリフィス流路104の第1副液室30側端部が接続されている。そして、ロータリバルブ42の回転により第1副液室30に対する中間室128の開放状態と閉塞状態とが切り替わるよう構成されており、これにより、第2オリフィス流路40と第3オリフィス流路104がロータリバルブ42により開閉切替される。
図11,12に示すように、この例では、中間室128には、その内部を、第2オリフィス流路40が接続された側の区画128Aと、第3オリフィス流路104が接続された側の区画128Bとに仕切る遮断壁130が軸方向Xに沿って設けられている。
その他の構成は、第1実施形態と同様であり、第2実施形態でも、第1実施形態と同様の上記作用効果が奏される。それ以外の作用効果として第2実施形態では次の作用効果が奏される。
第2実施形態の防振装置10Aでは、停車したアイドル時には、ロータリバルブ42を回転させて、第2オリフィス流路40と第3オリフィス流路104を開放状態とし、両オリフィス流路40,104を通じての液体の共振作用により、アイドル振動に対する優れた防振効果を発揮させる。なお、この場合、第1オリフィス流路38も開放状態であるが、第1オリフィス流路38は低周波数側にチューニングされているため、液体の流動抵抗が大きく実質的に目詰まりした状態となる。
一方、車両走行時には、ロータリバルブ42を回転させて、第2オリフィス流路40と第3オリフィス流路104を閉塞状態とし、第1オリフィス流路38を流動する液体の共振作用に基づき、シェイク振動(通常は振幅0.5mm程度)に対して減衰性能を発揮させる。
また、本実施形態であると、第2オリフィス流路40と第3オリフィス流路104をロータリバルブ42の直上に配置した中間室128に集合させ、一方向の流れにした上で、ロータリバルブ42の回転により両オリフィス流路40,104の開閉制御をするようにしたので、ロータリバルブ42の切り替え作動角が90°となり、そのため、切り替え作動時間を短くすることができる。
更に、中間室128の断面積を第2オリフィス流路40及び第3オリフィス流路104の断面積よりも大きくして、両第2オリフィス流路40,104の絞り流路としての流れを中間室128に入るまでとしたことにより、オリフィス流路の曲がり部を最小限に留めることができ、圧力損失を最小限に留めて、高い減衰性能を発揮することができる。
なお、上記実施形態では、シェイク振動とアイドル振動を対象としたが、これに限らず、周波数の異なる種々の振動に対して適用することができる。更に、エンジンマウント以外にも、ボディマウント、デフマウントなど、種々の防振装置に適用可能である。その他、一々列挙しないが、本発明の趣旨を逸脱しない限り、種々の変更が可能である。
第1実施形態に係る液封入式防振装置の縦断面図 同防振装置の要部拡大断面図(第2オリフィス流路の開放状態) 同防振装置の要部拡大断面図(第2オリフィス流路の閉塞状態) 同防振装置の仕切り体の分解斜視図 同仕切り体の本体部の平面図 同本体部の横断面図 第1取付具と第2取付具と防振基体とからなる加硫成形品の側面図 図7のVIII−VIII線断面図 (a)アクチュエータの平面図、(b)アクチュエータの正面図、(c)アクチュエータの側面図 アクチュエータの駆動軸とロータリバルブのバルブ軸部との連結構造を示す斜視図 第2実施形態に係る液封入式防振装置の縦断面図 同防振装置の仕切り体の本体部の平面図 同仕切り体の平面図
符号の説明
10,10A…液封入式防振装置、12…第1取付具、14…第2取付具
16…防振基体、18…ダイヤフラム(第1ダイヤフラム)
26…仕切り体、28…主液室、30…副液室(第1副液室)
38…第1オリフィス流路、40…第2オリフィス流路
42…ロータリバルブ、58…装着穴
60…バルブ本体、60A…軸方向一端部、60B…軸方向他端部
62…被駆動軸、62A…凹部
64…バルブ保持室、64A…嵌合凹部
66…アクチュエータ、68…駆動軸、68A…突部
70…駆動室、82…挿通開口、84…取付受部
86…ブラケット、98…固定腕部、99…ボルト挿通孔
100…第2ダイヤフラム、102…第2副液室、104…第3オリフィス流路
122…内腔部、128…中間室
S…バルブの軸方向、X…仕切り体の軸方向、Y…仕切り体の軸直角方向

Claims (5)

  1. 振動源側と支持側の一方に取り付けられる第1取付具と、
    振動源側と支持側の他方に取り付けられる筒状の第2取付具と、
    前記第1取付具と第2取付具との間に介設されたゴム状弾性体からなる防振基体と、
    ゴム状弾性膜からなるダイヤフラムと、
    前記防振基体が室壁の一部をなす液体が封入された主液室と、
    前記ダイヤフラムが室壁の一部をなす液体が封入された副液室と、
    前記第2取付具の周壁部の内側に設けられて、前記主液室と前記副液室を仕切る仕切り体と、
    前記仕切り体に設けられて前記主液室と前記副液室を連通させるオリフィス流路と、
    前記仕切り体の内部に装着されて前記オリフィス流路の開放状態と閉塞状態を切り替えるロータリバルブと、
    前記ロータリバルブに回転駆動力を付与するアクチュエータと、
    を備え、
    前記仕切り体には前記ロータリバルブを装着するための装着穴が設けられ、前記装着穴が、前記仕切り体の軸直角方向に延びて当該軸直角方向の一方側に開口する非貫通穴であって、前記アクチュエータの駆動軸が挿入される前記開口側の駆動室と、前記装着穴の奥側のバルブ保持室と、を備えてなり、
    前記ロータリバルブは、前記オリフィス流路の開閉を行うバルブ本体と、前記バルブ本体の軸方向一端部から軸方向に突設されて前記アクチュエータの駆動軸に連結される被駆動軸とを備え、
    前記ロータリバルブが、前記開口側から前記装着穴内の前記バルブ保持室に装着されて、前記バルブ本体記バルブ保持室に回動可能に嵌合保持されるとともに前記駆動室にて前記被駆動軸が前記アクチュエータの駆動軸に連結され、
    前記バルブ本体の軸方向他端部が球面状に形成され、該球面状の他端部が前記装着穴の最深部に相当する前記バルブ保持室の端部に設けられた球面状の嵌合凹部により回動可能に保持された、
    液封入式防振装置。
  2. 前記第2取付具の周壁部に、前記アクチュエータの駆動軸を挿通するための挿通開口が前記仕切り体の前記装着穴に連通させて設けられるとともに、前記挿通開口の周方向両側に一対の取付受部が固設され、
    前記アクチュエータを前記第2取付具の周壁部に固定するためのブラケットが、前記一対の取付受部にボルト締結される左右一対の固定腕部を備え、前記固定腕部に設けられたボルト挿通孔が前記固定腕部の長手方向に沿って細長い長孔状に形成された、
    請求項記載の液封入式防振装置。
  3. 前記ロータリバルブの被駆動軸と前記アクチュエータの駆動軸との連結が、扁平な板状の突部と該突部を受け入れるスリット状の凹部との嵌合によりなされた、請求項1記載の液封入式防振装置。
  4. 前記仕切り体には、前記主液室と前記副液室を連通させる第1オリフィス流路と、前記第1オリフィス流路よりも高周波数域にチューニングされて前記主液室と前記副液室を連通させる第2オリフィス流路が設けられ、前記第2オリフィス流路が前記ロータリバルブによって開放状態と閉塞状態とに切替可能に設けられた、請求項1記載の液封入式防振装置。
  5. 前記ダイヤフラムが前記第2取付具に取り付けられた第1ダイヤフラムであり、前記副液室が前記第1ダイヤフラムが室壁の一部をなす第1副液室であり、
    前記仕切り体の主液室側部分にゴム状弾性膜からなる第2ダイヤフラムが設けられて、該第2ダイヤフラムによって第2副液室が前記主液室から区画形成され、
    前記仕切り体には、前記主液室と前記第1副液室を連通させる第1オリフィス流路と、前記第1オリフィス流路よりも高周波数域にチューニングされて前記主液室と前記第1副液室を連通させる第2オリフィス流路と、前記第2オリフィス流路よりも高周波数域にチューニングされて前記第1副液室と前記第2副液室を連通させる第3オリフィス流路と、が設けられ、
    前記仕切り体には当該仕切り体の軸方向に延びて前記第1副液室側に開口する内腔部が設けられ、前記ロータリバルブが当該ロータリバルブの軸方向を前記仕切り体の軸直角方向に向けて前記内腔部に設けられ、前記内腔部の前記ロータリバルブよりも主液室側を中間室として、前記中間室に前記第2オリフィス流路及び前記第3オリフィス流路の第1副液室側端部が接続され、前記ロータリバルブの回転により前記第1副液室に対する前記中間室の開放状態と閉塞状態とが切り替わるよう構成された、
    請求項1記載の液封入式防振装置。
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