JP4579722B2 - 色分解方法、色分解処理プログラム及び色分解装置 - Google Patents
色分解方法、色分解処理プログラム及び色分解装置 Download PDFInfo
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Description
AmtCup=出力濃淡シアン合計色材量−入力シアン色材量 …(5)
AmtMup=出力濃淡マゼンタ合計色材量−入力マゼンタ色材量 …(6)
102 トナー色分解処理部
103 ハーフトーン処理部
104 画像形成部
105 印刷物
106 トナー色分解テーブル部
107 OPGテーブル部
108 トナーテーブル作成部
109 OPGテーブル作成部
Claims (20)
- 入力色信号を記録装置で用いる色材の色材量信号に変換する処理であって、前記入力色信号を、複数の濃い色材の色材量と、前記複数の濃い色材各々と同一色相を表すそれぞれの淡い色材の色材量とを含む複数の色材量信号に変換するための色分解方法において、
前記入力色信号を変換して得られる、前記淡い色材を含まない複数の色材の色材量を入力する工程と、
前記入力された色材量の合計と色材量制限値との差分を求める工程と、
前記入力された色材量における前記複数の濃い色材各々の色材量について、前記濃い色材と前記淡い色材との合計色材量が増加可能な色材量を求める工程と、
求めた前記増加可能な色材量の合計に対する前記複数の濃い色材各々の増加可能量の割合に応じて前記差分を前記複数の濃い色材各々の色材量に加えて合計色材量を求める工程と、
前記濃い色材の色材量と前記淡い色材の色材量との合計で表現される複数のパッチを測色して得られる濃度を入力する工程と、
前記複数のパッチのうち、前記合計色材量と前記濃度とを満たすパッチに対応する前記濃い色材および前記淡い色材それぞれの前記色材量信号を求める工程と、
を有することを特徴とする色分解方法。 - 前記色材量信号を求める工程は、前記濃い色材と前記淡い色材との色材量とを異ならせたパッチを測色して得られた値に基づいて作成されたマップを用いて、前記濃度と前記合計色材量から前記濃い色材および前記淡い色材それぞれの前記色材量信号を求めることを特徴とする請求項1に記載の色分解方法。
- 前記増加可能な色材量を求める工程は、濃度が低い領域では前記淡い色材のみを使用し、濃度が高い領域では前記濃い色材のみを使用する、テーブルに基づくことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の色分解方法。
- 前記増加可能な色材量を求める工程は、濃度が低い領域では前記淡い色材のみを使用し、濃度が高い領域では前記淡い色材に加えて前記濃い色材を使用する、テーブルに基づくことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の色分解方法。
- 前記淡い色材は、淡シアンまたは淡マゼンタの色材を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の色分解方法。
- 前記濃度を入力する工程は、
前記濃い色材と前記淡い色材それぞれの離散的な色材量がクロス状に分布されたn行×n列のパッチを測色して得られる前記パッチの濃度値を取得する取得工程と、
前記濃度値を補間手段により補間し、m行×m列のセルで構成される濃度特性マップを生成する工程と、を有し、
前記色材量信号を求める工程は、
前記パッチに対応する色材量を補間手段により補間し、m行×m列のセルで構成される色材量特性マップを生成する工程と、
前記濃度特性マップから目標濃度を含む等濃度ラインを探索する工程と、
前記色材量特性マップから目標とする色材使用量である目標色材使用量を含む等色材量ラインを探索する工程と、
前記濃度特性マップと前記色材量特性マップにおいて、前記等色材量ラインと前記等濃度ラインが交差するセルを検出する検出工程と、
前記検出工程において、検出されたセルに基づき、前記濃い色材と前記淡い色材の色材量の組合せを決定する決定工程と、
を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の色分解方法。 - 前記検出工程は、前記交差するセルが検出されない場合は、前記等色材量ラインを構成するセルと前記等濃度ラインを構成するセルとの距離が最も短いセルを検出することを特徴とする請求項6に記載の色分解方法。
- 前記等濃度ラインを探索する工程は、
前記濃い色材の色材量の0[%]、前記淡い色材の色材量の最大値[%]のセルを探索の出発点とし、前記淡い色材の色材量を最大値[%]から色材量が減る方向に探索を行い、目標濃度と探索中のセルの濃度について大小関係を比較して、目標濃度より探索中のセルの濃度が小さくなった場合、そのセルを等濃度ラインを構成するセルと規定する工程と、
第i行のラインにおいては、第i−1行のラインの等濃度のセルと同じ列から、前記淡い色材の色材量が減る方向に探索を行う工程と、
を有することを特徴とする請求項6または請求項7に記載の色分解方法。 - 前記等色材量ラインを探索する工程は、
前記濃い色材の色材量0[%]、前記淡い色材の色材量の最大値[%]のセルを探索の出発点とし、前記淡い色材の色材量を最大値[%]から色材量が減る方向に探索を行い、目標濃度と探索中のセルの濃度について大小関係を比較して、目標色材使用量より探索中のセルの色材量が小さくなった場合、そのセルを等色材量ラインを構成するセルと規定する工程と、
第i行のラインにおいては、第i−1行のラインの等色材量のセルと同じ列から、前記淡い色材の色材量が減る方向に探索を行う工程と、
を有することを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の色分解方法。 - 前記決定工程は、等濃度ラインと等色材量ラインが交差する条件として、
等濃度ラインを構成するセルと等色材量ラインを構成するセルが一致する場合、一致するセルを濃淡分解における前記濃い色材と前記淡い色材の色材量と規定する工程と、
等濃度ラインを構成するセルと等色材量ラインを構成するセルが一致しない場合、同一の水平・垂直ラインにおいて等濃度ラインを構成するセルと等色材量ラインを構成するセルの位置関係が逆転するセルを前記濃い色材と前記淡い色材との色材量と規定する工程と、
を有することを特徴とする請求項6に記載の色分解方法。 - 前記決定工程は、等濃度ラインと等色材量ラインが交差しない条件として、
同一の水平ラインにおいて、目標濃度を含む等濃度ラインを構成するセルと目標色材使用量を含む等色材量ラインを構成するセルとの距離を求め、最も近い距離にある目標色材使用量を含む等色材量ラインを構成するセルを前記濃い色材と前記淡い色材との色材量と規定する工程と、
を有することを特徴とする請求項7に記載の色分解方法。 - 前記決定工程は、等濃度ラインと等色材量ラインが交差しない条件として、
目標濃度を含む等濃度ラインを構成するセルと目標色材使用量を含む等色材量ラインを構成する全てのセルとの距離を求め、最も近い距離にある目標色材使用量を含む等色材量ラインを構成するセルを前記濃い色材と前記淡い色材との色材量と規定する工程と、
を有することを特徴とする請求項7に記載の色分解方法。 - 前記決定工程は、等濃度ラインと等色材量ラインが交差する条件として、
複数回にわたり交差する場合は、色材量および濃度の特性が記述されたm行×m列のセル上で交差する全てのセルを予め求め、且つ色材による画像の粒状度の低減、光沢の均一性の向上を考慮した上で前記濃い色材と前記淡い色材との色材量と規定する工程と、
を有することを特徴とする請求項6に記載の色分解方法。 - 前記決定工程は、等濃度ラインと等色材量ラインが交差する条件として、
複数回にわたり交差する場合は、最初に交差したセルを前記濃い色材と前記淡い色材との色材量と規定する工程と、
を有することを特徴とする請求項6に記載の色分解方法。 - 前記色材はインクであることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の色分解方法。
- 前記色材はトナーであることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の色分解方法。
- 前記濃度値は、濃度又は明度であることを特徴とする請求項6乃至16のいずれか1項に記載の色分解方法。
- 等濃度ラインを構成するセルと等色材量ラインを構成するセルが一致する場合と一致しない場合が存在する条件として、
一致するセルが1回のみの場合、その一致するセルを前記濃い色材と前記淡い色材との色材量と規定する工程と、
一致するセルが2回以上の場合、第1回目に一致したセルを前記濃い色材と前記淡い色材との色材量と規定する工程と、
を有することを特徴とする請求項10に記載の色分解方法。 - コンピュータに、入力色信号を記録装置で用いる色材の色材量信号に変換する処理であって、前記入力色信号を、複数の濃い色材の色材量と、前記複数の濃い色材各々と同一色相を表すそれぞれの淡い色材の色材量とを含む複数の色材量信号に変換するための色分解処理を実行させるプログラムであって、当該色分解処理は、
前記入力色信号を変換して得られる、前記淡い色材を含まない複数の色材の色材量を入力する工程と、
前記入力された色材量の合計と色材量制限値との差分を求める工程と、
前記入力された色材量における前記複数の濃い色材各々の色材量について、前記濃い色材と前記淡い色材との合計色材量が増加可能な色材量を求める工程と、
求めた前記増加可能な色材量の合計に対する前記複数の濃い色材各々の増加可能量の割合に応じて前記差分を前記複数の濃い色材各々の色材量に加えて合計色材量を求める工程と、
前記濃い色材の色材量と前記淡い色材の色材量との合計で表現される複数のパッチを側色して得られる濃度を入力する工程と、
前記複数のパッチのうち、前記合計色材量と前記濃度とを満たすパッチに対応する前記濃い色材および前記淡い色材それぞれの前記色材量信号を求める工程と、
を有したことを特徴とするプログラム。 - 入力色信号を記録装置で用いる色材の色材量信号に変換する装置であって、前記入力色信号を、複数の濃い色材の色材量と、前記複数の濃い色材各々と同一色相を表すそれぞれの淡い色材の色材量とを含む複数の色材量信号に変換するための色分解装置において、
前記入力色信号を変換して得られる、前記淡い色材を含まない複数の色材の色材量を入力する手段と、
前記入力された色材量の合計と色材量制限値との差分を求める手段と、
前記入力された色材量における前記複数の濃い色材各々の色材量について、前記濃い色材と前記淡い色材との合計色材量が増加可能な色材量を求める手段と、
前記求めた増加可能な色材量の合計に対する前記複数の濃い色材各々の増加可能量の割合に応じて前記差分を前記複数の濃い色材各々の色材量に加えて合計色材量を求める手段と、
前記濃い色材の色材量と前記淡い色材の色材量との合計で表現される複数のパッチを測色して得られる濃度を入力する手段と、
前記複数のパッチのうち、前記合計色材量と前記濃度とを満たすパッチに対応する前記濃い色材および前記淡い色材それぞれの前記色材量信号を求める手段と、
を有することを特徴とする色分解装置。
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JP2004058624A (ja) * | 2002-07-31 | 2004-02-26 | Canon Inc | 画像処理方法および画像処理装置 |
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JP2004148740A (ja) * | 2002-10-31 | 2004-05-27 | Canon Inc | カラー画像色分解装置及びカラー画像色分解方法 |
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