JP4578655B2 - 牛乳びん等の容器用キャップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、口部内側に紙栓止め用の段差部が形成された牛乳びん等の容器用キャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来公知の口部内側に紙栓止め用の段差部が形成された牛乳びん等の容器用キャップの拡大断面図である。
図において、1は合成樹脂の射出成形によって形成された牛乳びん等の容器用キャップ、2はこれに対応する牛乳びん等の口部、3は牛乳びん等の容器用キャップ1の本体外周付近に形成された嵌合部、3aはアウターリング、3bはアウターリングの下部内側に形成された係合突条で、牛乳びん等の口部2の突縁部2a下部に係合可能となっている。3cは牛乳びん等の口部2の内側の段差部4の上部内周面4aに当接可能なAインナーリング、3dはアウターリング3aとAインナーリング3bとを連結する頂壁で、これらが一体となって嵌合部3が形成されている。5は容器口部の流通を阻止する遮弊天板、6は容器用キャップ1の本体外側に突設された摘みフランジ部である。
【0003】
この公知の容器用キャップの蓋を開けるには、左手で容器本体を持ち、右手指によって摘みフランジ部6を摘み、これを押上げると梃子の原理によって容器用キャップ1に押上げる力がはたらき、嵌合が外れて開蓋される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように公知の容器用キャップは、口部2の段差部4の上部内周面4aに当接可能なAインナーリング3cによって嵌合が強化されているが、金型精度、成形歪み、熱変形などによって嵌合が緩くなり、シール性が不足したり、ちょっとした弾みで蓋が開いてしまうという問題点があった。改善策としてAインナーリング3cの高さ寸法を大きくすれば接合面積が増加し嵌合を強化することが出来るが、上記高さ寸法は段差部4によって制約されるので上記高さ寸法の変更による調節は困難であった。
【0005】
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、従来の口部内側に紙栓止め用の段差部が形成された牛乳びん等の容器にそのまま適用出来て、シール性を一層強化出来る牛乳びん等の容器用キャップを提供することを目的としている。
【0006】
この発明は上記目的を達成するためになされたものであり、請求項1記載の牛乳びん等の容器用キャップは、 係合突条を有するアウターリング、Aインナーリング及び頂壁によって形成された嵌合部と、容器口部の流通を阻止する遮弊天板とをキャップ本体として一体に備えた合成樹脂製キャップにおいて、牛乳びん等の容器口部内側に形成された紙栓止め用の段差部の下部内周面に当接するBインナーリングを、上記段差部の上部内周面に当接する上記Aインナーリングに対して同心的にキャップ本体下部に一体に垂設し、前記頂壁と遮断天板との境界部に環状凹溝を介在させ、前記Aインナーリングと前記Bインナーリングを前記段差部に接合する結合リングにより一体に連結したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の第一実施例を図1〜図2により説明する。
11は合成樹脂の射出成形によって形成された牛乳びん等の容器用キャップ,12はこれに対応する牛乳びん等の口部、13は牛乳びん等の容器用キャップ11の本体外周付近に形成された嵌合部、13aはアウターリング、13bはアウターリングの下部内側に形成された係合突条で、牛乳びん等の口部12の突縁部12a下部に係合可能となっている。14は牛乳びん等の口部12の内側の紙栓止め用の段差部、13cはこの段差部14の上部内周面14aに当接可能なAインナーリング、13dはアウターリング13aとAインナーリング13cとを連結する頂壁で、これらが一体となって嵌合部13が形成されている。15は容器口部の流通を阻止する遮弊天板で、上面が上記嵌合部13と連続して一体に形成され、キャップ本体を構成している。16はこの容器用キャップ11の本体外側に突設された摘みフランジ部、17はBインナーリングで,牛乳びん等の容器口部内側に形成された紙栓止め用の段差部14の下部内周面14bに当接する.従って、上記Aインナーリング13cと上記Bインナーリング17とは同心的位置関係にある。
【0008】
このような容器用キャップ11を牛乳びん等の容器の口部12に装着するには遮弊天板15を上方から押さえ付けるとよい。また、この摘みフランジ部16を上方に引き上げることで容器の口部12より取り外すことが出来る。このような蓋は、高齢者、女性、子供などでも容易に着脱が出来るように緩く嵌合させてもBインナーリング17が段差部14の下部内周面14bに当接するため牛乳びん等の口部の遮断効果が向上し、内外の流通を阻止することが出来る。しかもこのBインナーリング17の高さを加減して最適に調節することも出来る。
【0009】
本発明の第二実施例を図3〜4により説明する。図中第一実施例と同一部分については同一の符号を付して説明を省略する。
前記第一実施例では遮弊天板15は、上面が上記嵌合部13と連続して一体に形成されているが、第二実施例では、上面が連続することなく両者の境界部に環状凹溝20を介在させ、Aインナーリング13cと上記Bインナーリング17とは段差部14に接合する結合リング21によって一体に連結されている。
【0010】
本発明の第一実施例では摘みフランジ部16を押上げる力は嵌合部全体に伝達されるため、蓋を開く時に大きな力を必要とするが、第二実施例では、環状凹溝20を存在させたことにより、摘みフランジ部16を押上げた時、初期動作として摘みフランジ部16に近い嵌合部が上記環状凹溝20を境として回動することができるので、摘みフランジ部16を押上げる力がこの摘みフランジ部16に近い嵌合部に集中できる。従って高齢者、女性、子供などの比較的小さな力で蓋を開くことができる。
【0011】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0012】
牛乳びん等の容器口部内側に形成された紙栓止め用の段差部の下部内周面に当接するBインナーリングを、上記段差部の上部内周面に当接するAインナーリングに対して同心的にキャップ本体下部に一体に垂設したことにより、高齢者、女性、子供などでも容易に着脱が出来るように緩く嵌合させてもBインナーリングが段差部の下部内周面に当接するため牛乳びん等の口部の遮断効果が向上し、閉蓋時に内外の流通を確実に阻止することが出来る。しかもこのBインナーリングの高さを設計に際し加減して最適に調節することも出来る。又、環状凹溝20を存在させたことにより、摘みフランジ部16を押上げた時、初期動作として摘みフランジ部16に近い嵌合部が上記環状凹溝20を境として回動することができるので、摘みフランジ部16を押上げる力がこの摘みフランジ部16に近い嵌合部に集中できる。従って高齢者、女性、子供などの比較的小さな力で蓋を開くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例による容器用キャップの縦断面図である。
【図2】図1の容器用キャップの底面図である。
【図3】本発明の第二実施例による容器用キャップの縦断面図である。
【図4】図3の容器用キャップの平面図である。
【図5】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 容器用キャップ
12 容器の口部
12a 突縁部
13 嵌合部
13a アウターリング
13b 係合突条
13c Aインナーリング
13d 頂壁
14 段差部
14a 上部内周面
14b 下部内周面
15 遮弊天板
16 摘みフランジ部
17 Bインナーリング
20 環状凹溝
21 結合リング

Claims (1)

  1. 係合突条を有するアウターリング、Aインナーリング及び頂壁によって形成された嵌合部と、容器口部の流通を阻止する遮弊天板とをキャップ本体として一体に備えた合成樹脂製キャップにおいて、
    牛乳びん等の容器口部内側に形成された紙栓止め用の段差部の下部内周面に当接するBインナーリングを、上記段差部の上部内周面に当接する上記Aインナーリングに対して同心的にキャップ本体下部に一体に垂設し、
    前記頂壁と遮断天板との境界部に環状凹溝を介在させ、
    前記Aインナーリングと前記Bインナーリングを前記段差部に接合する結合リングにより一体に連結したことを特徴とする牛乳びん等の容器用キャップ。
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