JP4578272B2 - 積層鉄心の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、帯状となった鋼板から所定形状の鉄心片を打抜き、この打抜かれた鉄心片を順次積層して互いに結合させる積層鉄心の製造方法及び製造装置に関する。
従来、積層鉄心の積層方法としては、かしめを使用した方法が広く知られている。
かしめは、積層鉄心の製造装置に設けられた押圧保持リング(スクイズリング又は側圧かしめ手段ともいう)による側圧によって行われる。具体的には、パンチとダイにより外形抜きされた鉄心片が、ダイの下方に設けられている鉄心片の外形より僅かに小形の開口部を有する押圧保持リング内に、パンチにより押し込まれて保持され、この鉄心片の上に、新たに外形抜きされた鉄心片を押圧保持リング内に押し込むことにより、鉄心片同士をかしめ部を介して結合(固着)し積層する。このかしめを行う装置には、押圧保持リングの下方に、シリンダによって昇降する受け台が配置され、この受け台が積層鉄心の下面に当接するようになっており、受け台に当接した積層鉄心は受け台を押し下げながら下降する。このため、積層鉄心には、シリンダにより上向きの圧力となる背圧が働き、この背圧により積層鉄心のかしめがより強固となる。なお、受け台を昇降させるシリンダには油圧が使用されており、設定以上の圧力を受けると、リリーフバルブが開いて油圧が開放され、シリンダの押し下げがなされる(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−197530号公報
しかしながら、受け台に油圧シリンダを用いたものでは、積層鉄心の下面に対して常に背圧を付与している状態になるため、背圧を強めてかしめ強度を上げようとする場合、背圧が押圧保持リングの側圧による積層鉄心の保持力を超え、積層鉄心を突き上げてダイの上面に飛び出させてしまう恐れがあった。一方、押圧保持リングから積層鉄心が飛び出さない範囲で背圧を設定すると、かしめ強度が不足するという問題も生じる。
特に、近年では、モータ特性の向上を狙って、鉄心の製造に0.5mm以下の薄板材料を多く採用している。このため、従来のかしめ方法では、十分なかしめ強度をもって鉄心片を積層することが困難となっており、かしめ強度の不足に起因し、例えば、平行度不良又は層間隙間の増大が生じ、積層鉄心の著しい品質低下を招いている。
また、鉄心片を積層する際に、鉄心を載置する受け台を水平に保持する保持力が小さいため、受け台の水平度が保持できず、このため、鉄心の垂直度を維持することができず、また、安定したかしめ締結力を得ることができなかった。
更に、打抜きされた鉄心片を順次かしめ積層して、積層鉄心を設定した厚みにする工程において、予め測定した板材の厚みとストローク数の積算値に基づいて積層を行っているので、板材の厚みのばらつきやかしめ深さのばらつきに起因して、設定した厚みとの差異が大きくなるという問題もあった。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたもので、例えば、薄板の鉄心片で構成される大型の鉄心であっても、十分なかしめ強度を得ることができると共に、積層鉄心の平行度不良及び層間隙間の発生を防止することが可能な積層鉄心の製造方法及び製造装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う請求項1記載の積層鉄心の製造方法は、パンチにより打抜きされた鉄心片を、該鉄心片を周囲から押圧しながら支持する押圧保持リング及び受け台を使用して、順次かしめ積層する積層鉄心の製造方法において、
前記パンチにより打抜かれた鉄心片を、予め打抜かれて前記受け台の支持プレートに積まれた鉄心片にかしめ積層する時に、前記支持プレートの下部に設けられ載置台上に配置された弾性部材によってこれらの鉄心片に、前記パンチの押圧方向とは逆方向の力を付与させ、
前記パンチが下死点に到達して鉄心片のかしめ積層が行われた後、前記パンチが上昇する前に、前記支持プレートが下降した移動量分だけ、前記載置台を下降手段により下降させる。
請求項1記載の積層鉄心の製造方法において、弾性部材としては、各鉄心片をかしめ積層する時に、鉄心片に必要十分な背圧を発生させることができるものであればよく、例えば、コイルばね、皿ばね、又はガススプリング(ガスが封入されたシリンダにピストンを摺動可能に嵌装したもの)がある。
請求項2記載の積層鉄心の製造方法は、請求項1記載の積層鉄心の製造方法において、前記支持プレートの下降量は、前記受け台又はその近傍に設けられた距離センサに基づき調整される。
請求項2記載の積層鉄心の製造方法において、距離センサとしては、例えば、リニアセンサ又はマグネセンサ(ソニー・プレシジョン・テクノロジー株式会社製)がある。
また、距離センサの設置位置としては、支持プレートの下降量を確認できる位置であれば、受け台の近傍、例えば、受け台の移動空間部であってもよい。
請求項記載の積層鉄心の製造方法は、請求項1及び2記載の積層鉄心の製造方法において、前記支持プレートに積まれる前の前記押圧保持リングに支持された複数の前記鉄心片の下降した移動量は、前記支持プレートの下降量の平均値に基づいて換算して算出され、該算出された値に前記支持プレートの下降量の合計を加えた値が、設定した厚みに達するまで前記支持プレートに積まれた前記鉄心片に鉄心片をかしめ積層する。
前記目的に沿う請求項記載の積層鉄心の製造装置は、ダイの下部にあって該ダイ上に載置された磁性鉄板からパンチにより打抜き形成された鉄心片を、周囲から押圧しながら支持して順次かしめ積層するための押圧保持リングと、該押圧保持リング内に抜き込まれた鉄心片を下方から支持する受け台とを有する積層鉄心の製造装置において、
前記受け台は、昇降可能な載置台と、該載置台の上に弾性部材を介して設けられた支持プレートと、該支持プレートが下降した移動量を検知するための距離センサと、該距離センサで検知した前記支持プレートの移動量に応じて前記載置台を下降させる制御手段とを有する。
請求項記載の積層鉄心の製造装置において、弾性部材としては、各鉄心片をかしめ積層する時に、鉄心片に必要十分な背圧を発生させることができるものであればよく、例えば、コイルばね、皿ばね、又はガススプリングがある。
また、距離センサとしては、例えば、リニアセンサ又はマグネセンサがある。
請求項記載の積層鉄心の製造装置は、請求項記載の積層鉄心の製造装置において、前記支持プレートには、前記押圧保持リングの下方に配置されたインサートプレートに対する該支持プレートの上下動をガイドする昇降ガイド部材を設けている。
請求項1〜3記載の積層鉄心の製造方法、及び請求項及び記載の積層鉄心の製造装置は、鉄心片をかしめ積層する時に、鉄心片が積まれた支持プレートの下部に設けられた弾性部材により、鉄心片にパンチの押圧方向とは逆方向の力を付与できるので、各鉄心片のかしめを確実かつ強固なものにできる。
これにより、例えば、薄板の鉄心片で構成された大型の積層鉄心であっても、十分なかしめ強度を得ることができると共に、積層鉄心の平行度不良及び層間隙間の発生を防止することができる。
また、鉄心片のかしめ積層が行われた後、しかもパンチが上昇する前に、弾性部材が配置された載置台を下降させるので、弾性部材によって支持プレートが元の状態に戻ろうとする力により、鉄心片が押圧保持リングから突出することを確実に防止できる。
そして、かしめ積層時に支持プレートが下降した移動量分だけ、かしめ積層後に載置台を下降させるので、順次かしめ積層される各鉄心片に対するパンチの背圧を略一定にでき、良好な品質の積層鉄心を提供できる。
特に、請求項2記載の積層鉄心の製造方法は、支持プレートの移動量を距離センサにより検知するので、僅かな移動量も確実に検知でき、しかも装置構成を簡単にできる。
請求項記載の積層鉄心の製造方法は、支持プレートに積まれる前の押圧保持リングに支持された複数の鉄心片の下降した移動量は、支持プレートの下降量の平均値に基づいて換算して算出され、算出された値に支持プレートの下降量の合計を加えた値が、設定した厚みに達するまで支持プレートに積まれた鉄心片に鉄心片をかしめ積層するので、従来のような予め測定した板材の厚みとストローク数の積算値により、積層鉄心の厚みを制御する場合と比較して、板材のばらつきやかしめ深さのばらつきによる実際の厚みと演算値との誤差を小さくすることができ、この結果、積層鉄心の厚みを設定した厚みに維持することができる。
請求項4及び5記載の積層鉄心の製造装置は、距離センサで検知した支持プレートの移動量に応じて載置台を下降させる制御手段を有するので、連続的に載置台の高さ位置の調整ができ、作業性が良好であると共に、より高品質の積層鉄心を製造可能な製造装置を提供できる。
特に、請求項記載の積層鉄心の製造装置は、支持プレートには、押圧保持リングの下方に配置されたインサートプレートに対する支持プレートの上下動をガイドする昇降ガイド部材を設けているので、かしめ積層される複数の鉄心片を受ける支持プレートの水平度が確実に維持でき、この結果、積層鉄心の垂直度が確保され、また、安定したかしめの締結力が得られる。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
ここで、図1は本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造装置の説明図、図2は同積層鉄心の製造装置により積層鉄心を予め設定した厚みに製造するフローチャート、図3は同積層鉄心の製造装置の変形例の説明図である。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造装置(以下、単に製造装置ともいう)10は、ダイ11の下部にあってこのダイ11上に載置された帯状の鋼板(磁性鉄板の一例)12からパンチ13により打抜き形成された鉄心片14を、周囲から押圧しながら支持して順次かしめ積層するための押圧保持リング(スクイズリング又は側圧かしめ手段ともいう)15と、この押圧保持リング15内に抜き込まれた鉄心片14を下方から支持する受け台16とを有する。なお、鋼板12は、例えば厚みが0.5mm以下程度のものである。以下、詳しく説明する。
製造装置10は、鋼板12を搬送可能に載置するための搬送台17を有している。この搬送台17の上部には、断面円形の開口部18を有するダイ11が設置され、その上方にダイ11と対となるパンチ13が上下動可能に設けられている。ダイ11の下方には、鉄心片14の外形より僅かに小形(ダイ11の開口部18より僅かに小径)となった断面円形の開口部19を有する押圧保持リング15が設置され、この押圧保持リング15の下方に受け台16が配置されている。
受け台16の下面には、この受け台16を支持する昇降手段であるボールねじ20が設けられ、モータ21を動作させることにより、受け台16を上下方向に移動させることができる。なお、ボールねじ20とモータ21が下降手段を構成する。
受け台16は、ボールねじ20の上面に取付けられた載置台22と、この載置台22上に配置されたガススプリング(弾性部材の一例)23と、ガススプリング23の上端部に設けられ打抜かれた複数の鉄心片14が積まれる支持プレート24とを有している。
ガススプリング23は、鉄心片14をパンチ13の打抜き方向に移動可能に支持できるものであり、載置台22の中央部に設置されており、載置台22の上面周縁部には、その上端が支持プレート24の下面に取付けられた複数のガイド部材25が略等ピッチで取付けられている。
ここで、ガススプリング23は、自由状態では伸張状態にあり、支持プレート24に荷重が加わった状態では圧縮状態になる。また、ガイド部材25は、載置台22の上面に対して支持プレート24の下面を略平行に維持した状態で、支持プレート24が上下動するようにガイドする役割を有するものであり、例えば、ガイドレールを使用することが可能である。
このガイド部材25には、支持プレート24が下降した移動量、即ちストロークを検知する距離センサ26が設けられている。ここで、距離センサ26としては、例えば、リニアセンサ又はマグネセンサを使用でき、移動量は、例えば、距離センサ26の設置位置に対する支持プレート24の位置を検知すること、また、ガイド部材25の移動量を検知することにより検出できる。
なお、距離センサは、受け台16の他の部分、例えば載置台22に設けることも、また受け台16の近傍、例えば支持プレート24の移動量を検知可能な搬送台17の内部側壁面に設けることも可能である。
この距離センサ26とボールねじ20を作動(回動)させるモータ21は、図示しない制御手段(例えば、コンピュータ)に接続されており、距離センサ26で検知した支持プレート24の移動量に対応した信号を制御手段に出力し、これに基づいて制御手段がモータ21に信号を送ることで、モータ21がボールねじ20を作動させて受け台16を下降させる。
これにより、打ち抜かれた各鉄心片14を、かしめ積層時において、パンチ13によってそれぞれ略同一の押圧力を受けることが可能な位置に配置できる。
なお、搬送台17の内部側壁には、受け台16が最下部まで下降したときに、支持プレート24上に載置された積層鉄心を横方向に押し出すことが可能なプッシャー27が設けられている。
受け台16が最下部まで下降したときに、略逆円錐台状に形成された載置台22のボールねじ20との接合部を除くテーパー状の底面28が当接する接触面29が内側底部に形成され、かつ、押圧保持リング15の下方に配置されたインサートプレート30が、プッシャー27の高さ位置より下方に配置されている。インサートプレート30の下端の中心部直下には、昇降するボールねじ20を摺動ガイドするブッシュ31が設けられている。かかる構成によって、ボールねじ20の倒れを防止することができ、この結果、積層時に支持プレート24の水平度を維持することができるため、積層鉄心の垂直度を維持でき、また、安定したかしめ締結力が得られる。
続いて、本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造方法について、前記した積層鉄心の製造装置10を参照しながら説明する。
まず、パンチ13とダイ11により、鋼板12から外形抜きされた鉄心片14は、ダイ11の下方に設けられている押圧保持リング15内に、パンチ13により押し込まれて保持される。この動作を複数回繰り返すことで、押圧保持リング15内に、複数枚の鉄心片14をかしめ積層した鉄心が製造される。
そして、この鉄心の最下面が押圧保持リング15の下方から突出したときに、図1に示すように、押圧保持リング15の下端より若干低い位置に上死点が設定された受け台16の支持プレート24が、鉄心の下面に当接する。
更に、パンチ13とダイ11により、鋼板12から鉄心片14を外形抜きし、予め打抜かれ受け台16の支持プレート24上に積層された鉄心上に、外形抜きされた鉄心片14をパンチ13によって押圧する。これにより、支持プレート24が下降して、載置台22上に設けられたガススプリング23が圧縮状態になり、支持プレート24上の鉄心片14に、パンチ13による押圧方向とは逆方向の力(背圧)が付与されながら、鉄心片14はかしめ積層される。かしめ積層時は、ボールねじ20を作動させないで、載置台22の高さ位置が固定されているので、鉄心には上向きの圧力となる背圧をより効果的に働かせることができ、この背圧により積層鉄心のかしめをより確実かつ強固なものにできる。
このように、本実施の形態においては、ある程度鉄心片14の枚数が積層された状態から背圧が付与されるようにしている。
そして、パンチ13が下死点に到達して鉄心片14のかしめ積層がなされると、載置台22に対する支持プレート24の下降量を検知した距離センサ26が、この下降量に対応した信号を制御手段に送信する。そして、信号を受けた制御手段は、その下降量と同一量だけ受け台16を下降させるための信号をモータ21に送信し、信号を受けたモータ21がボールネジ20を回動させて載置台22を下げる。
このように、載置台22の下降量は、載置台22に対して支持プレート24が下方に移動したストローク量となる。
ここで、載置台22の下降量は、予め鉄心片14の板厚に設定しておくことも可能であるが、帯状の鋼板からなる材料には必ず板厚偏差があり、一定の厚みになっていない。このため、予め載置台22の下降量を板厚に設定し固定してしまうと、実際に積まれた鉄心片14の板厚(支持プレート24が下がる量)に対して、載置台22の下降量が多くなったり、また少なくなったりして、鉄心片14に加える背圧に過不足が生じ、かしめ強度が安定しない。従って、支持プレート24が実際に下がった量、即ち積まれた鉄心片14の実際の板厚に応じた量だけ載置台22を下げるようにすることで、各鉄心片14に加える背圧を常に一定にできる。
このように、載置台22を下降させた後、パンチ13を元の位置まで上昇させることによって、パンチ13にてかしめが行われる際にのみ高圧の背圧を発生するため、かしめが行われる状態以外のときは、背圧が押圧保持リング15の側圧による鉄心の保持力を超えて鉄心を突き上げてしまうことがなく、安定した品質の積層鉄心を製造することができる。前記した操作を複数回繰り返すことで、予め設定した厚みの積層鉄心を製造した後、モータ21によりボールねじ20を作動させ、受け台16を最下点まで下降させて、プッシャー27により積層鉄心を支持プレート24上から除去する。
そして、モータ21によりボールねじ20を作動させ、受け台16を元の高さ位置(支持プレート24の上端部が押圧保持リング15の僅かに下方に位置する)まで上昇させた後、前記した操作を行って、次の積層鉄心を製造する。
図2を参照しながら、積層鉄心を予め設定した厚みに製造する方法について説明する。
受け台16の支持プレート24に鉄心の最下面が当接した状態で、打ち抜き及び積層を行い(ステップS1)、距離センサ26により支持プレート24の下降量(移動量)TKを検知し(ステップS2)、この下降量TKと同一量だけ、モータ21によりボールネジ20を回動させて載置台22を下方移動(下降)させる(ステップS3)。
支持プレート24の下降した移動量の平均値(移動平均値/鉄心片一枚)TAを算出すると共に、支持プレート24の下降量TKを加算する(ステップS4)。
下降量TKの加算値ΣTK(下降量の合計)と前回の払い出し動作中(即ち、前回の払い出し動作中に、今回支持プレート24に積まれる前の押圧保持リング15のみの支持による鉄心片14の打ち抜き及び積層が行われている)の鉄心片の移動平均値THの加算値ΣTH(ステップS8を参照)の合計値T(=ΣTK+ΣTH)が設定した厚みTSに達しない場合、ステップS1に戻り、合計値Tが設定した厚みTSに達すると、次のステップに進む(ステップS5)。
設定した厚みTSに達した積層鉄心の払い出しのために、支持プレート24を最下点まで下降させ、プッシャー27によりこの積層鉄心を支持プレート24上から払い出し(ステップS6)、支持プレート24を元の高さ位置まで上昇した(ステップS7)後、払い出し動作中の鉄心片の移動平均値THを加算し(ステップS8)、ステップS1に戻る。
ここで、払い出し動作中に支持プレート24を使用せずに積層された測定できない鉄心片の移動平均値THは、実際に測定する支持プレート24の移動平均値TAに基づいて、以下のように推定している。
支持プレート24の下降量TKの積算値をΣTKとし、鉄心片の処理枚数(ストローク数)をNとした場合、鉄心片一枚当たりの平均厚みtは、t=(ΣTK/N)となる。従って、払い出し動作中の移動平均値TH=t=(ΣTK/N)とする。
従って、払い出し動作中に押圧保持リング15内に積層されたn枚の鉄心片の移動平均値THの加算値ΣTHは、ΣTH=t×n=(ΣTK/N)×nとして算出する。
このようにして、払い出し動作中の測定していない移動平均値THを実際に測定した支持プレート24の移動平均値TAと同じ量と仮定することにより、従来のような予め測定した板材の厚みとストローク数の積算により、積層鉄心の厚みを制御した場合と比較して、板材のばらつきやかしめ深さのばらつきによる誤差を小さくすることができ、これによって、目標とする積層鉄心の厚みを維持することができる。
図3には本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造装置10の変形例である積層鉄心の製造装置40を示す。なお、製造装置10と同じ構成要素については、同じ符号を付し、詳しい説明を省略する。
押圧保持リング15の下方に配置された受け台41は、打抜かれた複数の鉄心片14が積まれる支持プレート42と、支持プレート42を回転支持し、かつ支持プレート42と共に昇降可能なシリンダー状に形成された昇降ガイド部材の一例である摺動ガイド43と、摺動ガイド43の内部に配置されボールねじ44の上面に取付けられた載置台22と、載置台22上に配置され摺動ガイド43を介して支持プレート42を支持するガススプリング(弾性部材の一例)23とを有している。モータ45を駆動することにより、ボールねじ44を介して載置台22を上下方向に移動させることができる。なお、ボールねじ44とモータ45が下降手段を構成する。
平面視して円形の支持プレート42の下面の中心には、鉄心片14が順次円周方向に所定ピッチで回転されながらかしめ積層されるのに対応して支持プレート42を回転させるために、摺動ガイド43の円形の天井板46の上側の中心に形成された円柱状の凹部47に嵌入し、しかも、支持プレート42の下面と天井板46の上面とが当接可能な長さを有する円柱状の凸部48が設けられている。
摺動ガイド43の天井板46の円周部の下面には、円筒状のガイド材49が取付けられており、ガイド材49の外周は、押圧保持リング15の下方に配置されたインサートプレート50の内周側に取付けられた円筒状のガイドブッシュ51の内周と上下方向に摺動するように構成されている。
かかる構成によって、かしめ積層される複数の鉄心片14を受ける支持プレート42の水平度が確実に維持できるので、積層鉄心の垂直度が確保され、また、安定したかしめの締結力が得られる。
以上、本発明を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。例えば、前記したそれぞれの実施の形態や変形例の一部又は全部を組合せて本発明の積層鉄心の製造方法及び製造装置を構成する場合も本発明の権利範囲に含まれる。
また、前記実施の形態においては、受け台の上死点が、押圧保持リングの下端より若干低い位置に設定してあり、ある程度鉄心片の枚数が積層された状態から背圧が付与されるようにしている。しかし、これに限らず、受け台が押圧保持リングの孔内を昇降できるようにして、抜き始めの鉄心片に対して背圧を付与することができる位置に、受け台の上死点を設定することも可能である。
そして、前記実施の形態においては、鉄心片が載置された支持プレートの移動量を、距離センサにより検知した場合について説明したが、鉄心片をかしめ積層する時に、支持プレートに加わる荷重を測定し、この荷重から載置台の下降量を決定することも可能である。
昇降ガイド部材としてシリンダ状の摺動ガイド43を用いたが、これに限定されず、必要に応じて、その他の構造の昇降ガイド部材を用いることもできる。
払い出し動作中の測定していない鉄心片の移動平均値THを、実際に測定した直近の(先行する)支持プレート24の移動平均値TAと同じ量と仮定したが、これに限定されず、必要に応じて、直近以外の実際に測定した支持プレートの移動平均値を用いることもできる。
本発明の一実施の形態に係る積層鉄心の製造装置の説明図である。 同積層鉄心の製造装置により積層鉄心を予め設定した厚みに製造するフローチャートである。 同積層鉄心の製造装置の変形例の説明図である。
10:積層鉄心の製造装置、11:ダイ、12:鋼板(磁性鉄板)、13:パンチ、14:鉄心片、15:押圧保持リング、16:受け台、17:搬送台、18、19:開口部、20:ボールねじ、21:モータ、22:載置台、23:ガススプリング(弾性部材)、24:支持プレート、25:ガイド部材、26:距離センサ、27:プッシャー、28:底面、29:接触面、30:インサートプレート、31:ブッシュ、40:積層鉄心の製造装置、41:受け台、42:支持プレート、43:摺動ガイド(昇降ガイド部材)、44:ボールねじ、45:モータ、46:天井板、47:凹部、48:凸部、49:ガイド材、50:インサートプレート、51:ガイドブッシュ

Claims (5)

  1. パンチにより打抜きされた鉄心片を、該鉄心片を周囲から押圧しながら支持する押圧保持リング及び受け台を使用して、順次かしめ積層する積層鉄心の製造方法において、
    前記パンチにより打抜かれた鉄心片を、予め打抜かれて前記受け台の支持プレートに積まれた鉄心片にかしめ積層する時に、前記支持プレートの下部に設けられ載置台上に配置された弾性部材によってこれらの鉄心片に、前記パンチの押圧方向とは逆方向の力を付与させ、
    前記パンチが下死点に到達して鉄心片のかしめ積層が行われた後、前記パンチが上昇する前に、前記支持プレートが下降した移動量分だけ、前記載置台を下降手段により下降させることを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  2. 請求項1記載の積層鉄心の製造方法において、前記支持プレートの下降量は、前記受け台又はその近傍に設けられた距離センサに基づき調整されることを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  3. 請求項1又は2記載の積層鉄心の製造方法において、前記支持プレートに積まれる前の前記押圧保持リングに支持された複数の前記鉄心片の下降した移動量は、前記支持プレートの下降量の平均値に基づいて換算して算出され、該算出された値に前記支持プレートの下降量の合計を加えた値が、設定した厚みに達するまで前記支持プレートに積まれた前記鉄心片に鉄心片をかしめ積層することを特徴とする積層鉄心の製造方法。
  4. ダイの下部にあって該ダイ上に載置された磁性鉄板からパンチにより打抜き形成された鉄心片を、周囲から押圧しながら支持して順次かしめ積層するための押圧保持リングと、該押圧保持リング内に抜き込まれた鉄心片を下方から支持する受け台とを有する積層鉄心の製造装置において、
    前記受け台は、昇降可能な載置台と、該載置台の上に弾性部材を介して設けられた支持プレートと、該支持プレートが下降した移動量を検知するための距離センサと、該距離センサで検知した前記支持プレートの移動量に応じて前記載置台を下降させる制御手段とを有することを特徴とする積層鉄心の製造装置。
  5. 請求項記載の積層鉄心の製造装置において、前記支持プレートには、前記押圧保持リングの下方に配置されたインサートプレートに対する該支持プレートの上下動をガイドする昇降ガイド部材を設けたことを特徴とする積層鉄心の製造装置。
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